[go: up one dir, main page]

JP2016042034A - 燃料ホルダ - Google Patents

燃料ホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP2016042034A
JP2016042034A JP2014165230A JP2014165230A JP2016042034A JP 2016042034 A JP2016042034 A JP 2016042034A JP 2014165230 A JP2014165230 A JP 2014165230A JP 2014165230 A JP2014165230 A JP 2014165230A JP 2016042034 A JP2016042034 A JP 2016042034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
holder
wall surface
adjustment
rod support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014165230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016042034A5 (ja
JP6440993B2 (ja
Inventor
川 啓 朗 早
Hiroaki Hayakawa
川 啓 朗 早
本 優 二 岩
Yuji Iwamoto
本 優 二 岩
口 喜 彦 田
Yoshihiko Taguchi
口 喜 彦 田
ヶ 智 章 樋
Tomoaki Hinoke
ヶ 智 章 樋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Original Assignee
Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd filed Critical Global Nuclear Fuel Japan Co Ltd
Priority to JP2014165230A priority Critical patent/JP6440993B2/ja
Publication of JP2016042034A publication Critical patent/JP2016042034A/ja
Publication of JP2016042034A5 publication Critical patent/JP2016042034A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6440993B2 publication Critical patent/JP6440993B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】異なる規格の燃料体の切り替えが容易であり、いずれの設計タイプの燃料体を収納した場合でも、燃料輸送時や燃料取扱い時における燃料体の健全性を確保する燃料ホルダを提供する。
【解決手段】燃料棒支持部品の幅方向の外形寸法が異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダ1であって、燃料体を収納するための燃料収納空間Fが内部に設けられた筒状部材2と、筒状部材2の内壁面2aに設けられ、燃料体が燃料収納空間Fに収納された状態において燃料棒支持部品の外側面と接し燃料体を幅方向に支持する支持部材3と、内壁面2aに対向する筒状部材2の内壁面2bに、支持部材3に相対するように設けられた対向部材4と、支持部材3と内壁面2aとの間、および/または対向部材4と内壁面2bとの間に介装され、複数種類の燃料体間における燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する調整部材5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ホルダ、より詳しくは、軽水炉等の原子炉用の燃料体を収納し、燃料体の輸送に用いられる燃料ホルダに関する。
従来、軽水炉等の原子炉用の燃料体を輸送する際(例えば燃料加工工場から原子力発電所に輸送する際)に燃料ホルダが使用される。燃料体は燃料ホルダに収納され、さらにこの燃料ホルダが燃料輸送容器に装荷され、需要地に輸送される。なお、本明細書では、燃料棒をスペーサ、上部タイプレートおよび下部タイプレートで束ねたものを燃料体と呼ぶ。これに対し、燃料集合体は、燃料体にチャンネルボックスを被せ、チャンネルファスナを用いて上部タイプレートとチャンネルボックスとを固定したものである。
ところで、燃料体には様々な規格(以下、「設計タイプ」ともいう。)のものが開発されており、規格によって燃料体の幅方向の外形寸法が異なる。このような規格の異なる燃料体について共用化可能な燃料ホルダ、即ち、規格の異なる燃料体を選択的に収納可能な燃料ホルダが特許文献1,2に記載されている。
特許文献1には、スペーサの側面に対向する受板の表面に所定厚さの燃料固定用カバーを装着し、この燃料固定用カバーをスペーサの側面に当接させることにより、規格の異なる燃料体を収納可能とした燃料ホルダが記載されている。
特許文献2には、凹部と凸部を有する受板を並進移動させることで、燃料体の幅方向の外形寸法が凹部の深さ分だけ異なる2種類の燃料体を収納可能とした燃料ホルダが記載されている。別の実施形態では、受板を第1受板および第2受板の2つの部材で構成し、第1受板と第2受板とが重なる重畳状態と、重なり合わない非重畳状態との間で受板の高さが変化することを利用して、規格の異なる燃料体を収納可能としている。さらに別の実施形態では、受板に段差を設け、この受板を回転移動させることで受板の厚さを調整可能としている。
特開2012−127729号公報 特開2013−64654号公報
特許文献1には、燃料固定カバーを受板に固定する手法として、係合、接着または溶着が記載されているが、接着や溶着の場合、受板に燃料固定カバーを一旦取り付けると、その後取り外すことが困難である。このため、収納する燃料体の設計タイプを切り替える際のメンテナンス作業が多大となってしまう。
これに対し、係合によって燃料固定カバーを受板に固定する場合には、収納する燃料体の規格に応じて燃料固定カバーを交換することが比較的容易である。しかしながら、この場合、燃料体の支持精度を確保するとともに燃料棒の振動に影響を与えないようにガタつきを十分に抑制することは以下に説明するように容易ではない。
即ち、係合によって燃料固定カバーを受板に固定する場合には、燃料体を収納する際に燃料体が燃料固定カバーに引っ掛かって燃料固定カバーが受板から外れてしまったり、燃料輸送時に振動により燃料固定カバーが受板から外れてしまうおそれがある。特に輸送時に燃料固定カバーが受板から外れてしまった場合、ガタつきが生じて燃料ホルダ内に収納された燃料体の固縛状態に影響するおそれがある。また、受板から離脱した燃料固定カバーが燃料体内に入り込んだ場合、輸送時や原子炉での使用時における燃料体の健全性に重大な影響を与えてしまう。
さらに、複雑な形状を有する燃料固定カバーと受板との係合を確実に行うためには、燃料固定カバーと受板の加工、および取り付け作業に高い精度が要求される。その結果、燃料ホルダの製造コストが上昇したり、燃料固定カバーを受板に取り付ける際の作業性が悪化するおそれがある。
上記のように、燃料固定カバー等の交換部品を取り付けた後のガタつきを防止するとともに、交換部品の形状や構造を複雑化させないようにするために、燃料ホルダの更なる改良が求められていた。
また、特許文献2に記載された燃料ホルダについては、燃料固定カバーのような交換部品は不要になるものの、規格の異なる燃料体間の互換性を持たせるために受板の形状や構造が複雑化するために、燃料ホルダの部品点数が増加したり、受板の動作不良や故障に起因して燃料体の健全性に影響を与えるおそれがある。
燃料ホルダを共用化するために必要な部品もしくは部品ユニットの形状や構造を複雑化させたり構成部品の数を増大させたりすることなく、しかも、収納する燃料体の設計タイプを切り替えるために用意する必要のある部品の員数や種類を増大させないように、燃料ホルダの更なる改良が求められていた。
本願発明は、上記の技術的課題に基づいてなされたものであり、その目的は、異なる規格の燃料体の切り替えが容易であり、いずれの設計タイプの燃料体を収納した場合でも、燃料輸送時や燃料取扱い時における燃料体の健全性を確保することが可能な燃料ホルダを提供することである。
本発明に係る燃料ホルダは、複数本の燃料棒を支持する燃料棒支持部品の、前記燃料棒の軸方向と直交する幅方向の外形寸法が異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダであって、
燃料体を収納するための燃料収納空間が内部に設けられた筒状部材と、
前記筒状部材の第1の内壁面に設けられた支持部材であって、燃料体が前記燃料収納空間に収納された状態において前記燃料棒支持部品の外側面と接し前記燃料体を前記幅方向に支持する、支持部材と、
前記第1の内壁面に対向する前記筒状部材の第2の内壁面に、前記支持部材に相対するように設けられた対向部材と、
前記支持部材と前記第1の内壁面との間、および/または前記対向部材と前記第2の内壁面との間に介装され、前記複数種類の燃料体間における前記燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する調整部材と、
を備えることを特徴とする。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記調整部材の厚さは、前記複数種類の燃料体のうちいずれの燃料体が収納される場合にも、前記厚さと、前記調整部材に対応する前記支持部材に支持される燃料棒支持部品の外形寸法との合計値が一定になるように設定されるようにしてもよい。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記調整部材は、厚さの総和が前記調整部材の厚さにほぼ等しくなるように各々の厚さが設定された複数枚の調整板を重ね合わせたものとして構成されてもよい。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記複数種類の燃料体のうち前記燃料棒支持部品の外形寸法が最も大きい燃料体を収納する場合には前記調整部材が設けられないようにしてもよい。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記対向部材は、前記筒状部材の長手方向に沿って複数設けられており、
前記複数の対向部材のうち少なくとも1つは、前記燃料棒支持部品に前記幅方向の押付け力を印加する固縛機構部品であり、
前記複数の対向部材のうち前記固縛機構を有しない対向部材は、燃料体が前記燃料収納空間に収納され前記支持部材により支持された状態において、当該対向部材に相対する前記燃料棒支持部品との間に隙間が空くように設けられた変位制限機構部品であるようにしてもよい。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記変位制限機構部品は、スペーサに隣り合う対向部材であるようにしてもよい。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記対向部材または前記支持部材を前記筒状部材に締結するための締結部材が前記調整部材に設けられた貫通孔に挿通され、前記調整部材は前記締結部材により前記対向部材または前記支持部材とともに前記筒状部材に締結されるようにしてもよい。
本発明に係る燃料ホルダは、
複数本の燃料棒を支持する燃料棒支持部品の、前記燃料棒の軸方向と直交する幅方向の外形寸法が異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダであって、
燃料体を収納するための燃料収納空間が内部に設けられた筒状部材と、
前記筒状部材の第1の内壁面に設けられた支持部材であって、燃料体が前記燃料収納空間に収納された状態において前記燃料棒支持部品の外側面と接し前記燃料体を前記幅方向に支持する、支持部材と、
前記第1の内壁面に対向する前記筒状部材の第2の内壁面に、前記支持部材に相対するように設けられた対向部材と、
前記支持部材の支持面、および/または前記対向部材の対向面にネジにより固定され、前記複数種類の燃料体間における前記燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する調整部材と、
を備えることを特徴とする。
また、前記燃料ホルダにおいて、
前記調整部材と隣り合う燃料棒支持部品は、上部タイプレート、変位制限機構部品と相対するスペーサ、または下部タイプレートであってもよい。
本発明によれば、異なる規格の燃料体の切り替えが容易であり、いずれの設計タイプの燃料体を収納した場合でも、燃料輸送時や燃料取扱い時における燃料体の健全性を確保することが可能な燃料ホルダを提供することができる。
(a)は燃料体50Mが収納された第1の実施形態に係る燃料ホルダ1の縦断面図であり、(b)は燃料ホルダ1を45度傾斜させた状態における、(a)のA1−A1線に沿う断面図である。 固縛機構部品としての対向部材4、および調整部材5を含む領域を拡大した図1(a)の一部拡大図である。 (a)は燃料体50Lが収納された燃料ホルダ1の縦断面図であり、(b)は燃料ホルダ1を45度傾斜させた状態における、(a)のA2−A2線に沿う断面図である。 支持部材3側に調整部材5を設けた場合における燃料ホルダ1の縦断面図である。 スペーサ53Mを支持する支持部材3、および調整部材5を含む領域を拡大した図4の一部拡大図である。 燃料棒支持部品の外形寸法が最も小さい燃料体50Sが収納された燃料ホルダ1の縦断面図である。 (a)は燃料体50Mが収納された第2の実施形態に係る燃料ホルダ1Aの縦断面図であり、(b)は燃料ホルダ1Aを45度傾斜させた状態における、(a)のB1−B1線に沿う断面図である。 変位制限機構部品としての対向部材11、および調整部材5を含む領域を拡大した図7の一部拡大図である。 (a)は燃料体50Lが収納された燃料ホルダ1Aの縦断面図であり、(b)は燃料ホルダ1Aを45度傾斜させた状態における、(a)のB2−B2線に沿う断面図である。 (a)は燃料体50Mが収納された第3の実施形態に係る燃料ホルダ1Bの、上部タイプレート52Mの軸方向位置における横断面図であり、(b)は燃料ホルダ1Bの、変位制限機構部品と相対するスペーサ53Mの軸方向位置における横断面図である。 第3の実施形態に係る燃料ホルダ1Bの、下部タイプレート54Mにおける縦断面図である。 下部タイプレート用の支持部材3(対向部材4)と、その支持部材3(対向部材4)にネジ固定された調整部材5とを示す縦断面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る燃料ホルダ1について説明する。本実施形態に係る燃料ホルダ1は、燃料ホルダ1内に燃料体を保護した状態で収納する。燃料体を収納した燃料ホルダは、燃料輸送容器に装荷され、燃料体の輸送に供される。
燃料ホルダ1は、設計タイプの異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダである。ここで、設計タイプの異なる燃料体とは、規格の異なる燃料体のことであり、より詳しくは、燃料棒支持部品の幅方向の外形寸法が異なる燃料体をいう。燃料棒支持部品とは、複数本の燃料棒を支持する燃料体の部品のことであり、具体的には、スペーサ、上部タイプレートおよび下部タイプレートを指す。また、幅方向とは、燃料棒の軸方向と直交する方向をいう。なお、外形寸法は規格値ないし仕様値を意味する。
燃料ホルダ1は、設計タイプの異なる燃料体50M,50Lを選択的に収納することが可能である。燃料体50Lは燃料棒支持部品の幅方向の外形寸法(WL)が設計タイプの中で最も大きく、燃料体50Mは燃料棒支持部品の幅方向の外形寸法(WM)が燃料体50Lの外形寸法(WL)よりも小さい。
燃料体50M(50L)においては、複数本の燃料棒51が8×8または9×9などの正方格子状に配列され、これらの燃料棒51の上端部および下端部は、それぞれ上部タイプレート52M(52L)および下部タイプレート54M(54L)により支持されている。また、上部タイプレート52M(52L)と下部タイプレート54M(54L)の間の領域には、軸方向に所定の間隔で複数個のスペーサ53M(53L)が配置され、これらのスペーサにより複数本の燃料棒51が所定の間隔を維持するように支持されている。
図1を参照して燃料ホルダ1の概略的な構成について説明する。図1(a)は、燃料体50Mが収納された燃料ホルダ1の縦断面図を示し、図1(b)は、燃料ホルダ1を45度傾斜させた状態における、図1(a)のA1−A1線に沿う断面図を示している。なお、図1(a)ではスペーサ53Mは一つしか示されていないが、実際には複数個存在する。
燃料ホルダ1は、図1(a)および図1(b)に示すように、筒状部材2と、支持部材3と、対向部材4と、調整部材5とを備えている。燃料ホルダ1は、図1(b)に示すように、燃料輸送時には、45度傾斜させた状態とされる。ただし、本発明に係る燃料ホルダは輸送時の傾斜角度により限定されるものではない。
以下、燃料ホルダ1の各構成要素の詳細について説明する。
筒状部材2は、燃料体を収納するための燃料収納空間Fが内部に設けられている。燃料収納空間Fは、いずれの設計タイプの燃料体も収納可能な大きさに形成されている。
筒状部材2は、横断面が略正方形の四角柱状であり、燃料収納空間Fは筒状部材2の4つの内壁面により画成される。図1(b)に示すように、2つの内壁面2aは輸送状態において下側に位置し、2つの内壁面2bは筒状部材2の内壁面2aに対向する壁面であり、輸送状態において上側に位置する。なお、燃料ホルダ1が燃料輸送時に傾斜角度を付けずに用いられる場合、鉛直下方側の内壁面(底面)が内壁面2aとなり、それ以外の3つの内壁面が内壁面2bとなる。
筒状部材2の両端は、図1(a)に示すように、側板13,14により閉塞されている。この側板13,14は、例えばステンレス材料からなる。
なお、筒状部材2の横断面形状は図1示すものに限られない。また、筒状部材2は、1つの筒状の部材から構成されてもよいし、あるいは複数の部材を組み合わせて構成されてもよい。この場合、筒状部材2は、例えば、横断面がL字状の2つの構成部材を、ヒンジを介して開閉可能に組み合わせたものとして構成される。
支持部材3は、筒状部材2の内壁面2a(下側の壁面)に長手方向に沿って複数設けられている。この支持部材3の厚さ(高さ)は、燃料ホルダ1に収納された燃料体の中心軸がほぼ水平になるように調整される。上部タイプレート52M、スペーサ53Mおよび下部タイプレート54M間で燃料体の幅が異なる場合は、各燃料棒支持部品に対して設けられる支持部材3の厚さは各々異なる。
支持部材3は、燃料体50Mが燃料収納空間Fに収納された状態において、燃料棒支持部品(上部タイプレート52M、スペーサ53M、下部タイプレート54M)の外側面と接し、燃料体50Mをその幅方向に支持する。
支持部材3は、例えば、所定の厚さを有する金属製(ステンレス等)の板状の部材であり、ネジまたはボルト/ナット等の固定手段により筒状部材2に固定されている。
対向部材4は、図1(a)に示すように、筒状部材2の内壁面2bに、支持部材3に相対するように筒状部材2の長手方向に沿って複数設けられている。
対向部材4は、例えば、燃料棒支持部品に燃料体の幅方向に押付け力を印加して、燃料収納空間Fに収納された燃料体を固縛する固縛機構部品である。複数個のスペーサ53Mのうち少なくとも一つに対して固縛機構部品が設けられていることが好ましい。
図2は、固縛機構部品としての対向部材4、および調整部材5を含む領域を拡大した図1(a)の一部拡大図を示している。図2に示すように、対向部材4は、基部4aと、押し付け部4bと、付勢部4cとを有する。基部4aは、ボルト6とナット7により、調整部材5を介して筒状部材2に固定されている。押し付け部4bは、両端部の幅方向の可動域が基部4aにより制限されるとともに、付勢部4cの付勢力を受けて燃料棒支持部品(図2ではスペーサ53M)に押し付け力を印加する。付勢部4cのばねの変位に応じた押し付け力が燃料棒支持部品に印加される。なお、付勢部4は、弦巻ばねに限らず、板ばね等、押し付け部4bに付勢力を与えるものであればよい。また、固縛機構部品は、燃料棒支持部品に対して所定の押し付け力を加える機構を有していればよく、例えば、締結手段等によって、燃料棒支持部品に対する締め付け板(図示せず)の締め付け変位あるいは締め付けトルクを調整する機構を有するものであってもよい。
なお、上記の支持部材3および対向部材4については、燃料ホルダ1にいずれの設計タイプの燃料体を収納する場合にも同一の形状のものが使用される。即ち、収納する燃料体の設計タイプを切り替える際、支持部材3および対向部材4は変更されずそのまま使用される。
調整部材5は、設計タイプの異なる燃料体の燃料棒支持部品の外形寸法の差を調整するための部材であり、図1(a)および図1(b)に示すように、対向部材4と、筒状部材2の内壁面2bとの間に介装されている。この調整部材5は、例えば、所定の厚さを有する金属製(ステンレス等)の平板である。
調整部材5は、図2に示すように、筒状部材2の内壁面2bに圧着されているため、対向部材4および調整部材5間のガタつきを防止することができる。また、調整部材5が接着や溶着に固定されるのではなく筒状部材2に圧着されるため、調整部材5の交換や取り外し等のメンテナンス性を向上させることができる。
図2に示すように、調整部材5には厚さ方向に貫通する貫通孔15が設けられている。そして、対向部材4を筒状部材2の内壁面2bに固定するためのボルト6が貫通孔15に挿通される。このボルト6は、対向部材4の基部4aおよび押し付け部4bに設けられた貫通孔にも挿通され、ナット7と螺合することにより、筒状部材2と調整部材5と対向部材4とを締結する。このように調整部材5は、締結部材(ボルト6およびナット7)により、対向部材4とともに筒状部材2に締結されている。このように、対向部材4を筒状部材2に固定するための締結部材により調整部材5を筒状部材2に固定することで、燃料ホルダの部品点数の増加を回避することができる。
なお、調整部材5は、上部タイプレート52M、スペーサ53Mおよび下部タイプレート54Mの全てまたは一部の間で、同一の外形寸法および形状のものを使用してもよい。
次に、燃料棒支持部品の外形寸法が最も大きい燃料体50Lを燃料ホルダ1に収納する場合について図3を参照して説明する。この場合、図3(a)および図3(b)に示すように、調整部材5は設けられない。これにより、設計タイプの異なる燃料体に対する互換性を持たせるために必要となる調整部材5の員数を大幅に減少させることができる。例えば、設計タイプが2種類存在する場合、設計タイプを切り替えるために用意する必要のある調整部材5の員数は、設計タイプごとに専用の調整部材5を用意しておく従来の燃料ホルダに比べて半分に減らすことができる。
次に、調整部材5の厚さについては説明する。調整部材5は、燃料体50Mおよび燃料体50L間における燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する。より詳しくは、調整部材5の厚さWは、いずれの設計タイプの燃料体が収納される場合にも、厚さWと、当該調整部材5に対応する支持部材3に支持される燃料棒支持部品の外形寸法との合計値が一定になるように設定される。ここで、「調整部材5に対応する支持部材3」とは、その調整部材5を固定する対向部材4と相対する支持部材3のことである。また、調整部材5が後述のように支持部材3側に設けられる場合は、その調整部材5を固定する支持部材3のことである。
即ち、調整部材5の厚さWは、下記の式(1)を満たすように設定される。
W+WM=WL ・・・・(1)
ここで、W:調整部材5の厚さ、WM:燃料体50Mの燃料棒支持部品の外形寸法、WL:燃料体50Lの燃料棒支持部品の外形寸法である。
調整部材5は対向部材4側に設けられる場合に限られない。即ち、調整部材5は、図4および図5に示すように、支持部材3と、筒状部材2の内壁面2aとの間に介装されてもよい。図4は、支持部材3側に調整部材5を設けた場合における燃料ホルダ1の縦断面図を示し、図5は、スペーサ53Mを支持する支持部材3、および調整部材5を含む領域を拡大した図4の一部拡大図を示している。図5に示すように、支持部材3はネジ10により調整部材5を介して筒状部材2に締結され、調整部材5は筒状部材2の内壁面2aに圧着されている。
より詳しくは、図5に示すように、調整部材5には貫通孔15が設けられている。そして、支持部材3を内壁面2aに固定するためのネジ10が貫通孔15に挿通される。このネジ10は、支持部材3のネジ穴と螺合することにより、筒状部材2と調整部材5と対向部材3とを締結する。このように調整部材5は、締結部材(ネジ10)により、支持部材3とともに筒状部材2に締結されている。支持部材3を筒状部材2に固定するための締結部材により調整部材5を筒状部材2に固定することで、燃料ホルダの部品点数の増加を回避することができる。
燃料ホルダ1は、燃料棒支持部品の幅方向の外形寸法が燃料体50Mよりも小さい燃料体50Sを収納することも可能である。この場合、例えば、調整部材5は複数枚の調整板から構成される。図6は、燃料体50Sが収納された燃料ホルダ1の縦断面図である。この場合、調整部材5は、厚さの総和が調整部材5の厚さにほぼ等しくなるように各々の厚さが設定された2枚の調整板5a,5bを重ね合わせたものとして構成されている。即ち、調整板5a,5bの厚さは、下記の式(2)および式(3)を満たすように設定される。
Wa+Wb=W’ ・・・・(2)
W’+WS=WL ・・・・(3)
ここで、Wa:調整板5aの厚さ、Wb:調整板5bの厚さ、W’:調整部材5の厚さ、WS:燃料体50Sの燃料棒支持部品の外形寸法、WL:燃料体50Lの燃料棒支持部品の外形寸法である。
例えば、燃料体50Sを収納する際には、式(1)を満たす厚さの調整板5a(即ち、Wa+WM=WL)に、厚さWb(=WM−WS)の調整板5bを追加すればよい。
また、調整部材5を3枚以上の調整板から構成することにより、4種類以上の異なる設計タイプの燃料体にも対応することができる。
このように調整部材5を複数枚の調整板を重ね合わせて構成することで、設計タイプの異なる燃料体ごとに専用の調整板を1枚ずつ用意する場合に比べて、用意しておくべき調整板の枚数を減らすことができる。
なお、上記の例では、調整部材5を複数枚の調整板から構成したが、厚さがWa+Wbの1枚の調整板を用いてもよい。
なお、上記の実施形態の説明では、調整部材5は支持部材3側または対向部材4側のどちらか一方にのみ設けられたが、本発明はこれに限らず、支持部材3との内壁面2aとの間、および対向部材4と内壁面2bとの間の両方に調整部材5を設けてもよい。
上記のように第1の実施形態では、収納する燃料体の設計タイプに応じて調整部材5を着脱(調整板の増減も含む)することにより、設計タイプの異なる複数種類の燃料体を選択的に収納する。よって、第1の実施形態によれば、燃料ホルダ1に収納する燃料体の設計タイプを容易に切り替えることができる。
また、燃料棒支持部品の外形寸法が最も大きい燃料体50Lを燃料ホルダ1に収納する場合は調整部材5を設けないことにより、必要となる調整部材5の員数を大幅に減少させることができる。
また、調整部材5の厚さは高い精度で調整可能であるため、燃料収納空間Fの幅寸法(筒状部材2の内幅)を燃料体の設計タイプに応じて高精度に調整することができる。
また、調整部材5により燃料収納空間Fの幅寸法を調整するため、収納する燃料体の設計タイプが変更されても、支持部材3および対向部材4については同じ物を使用することが可能である。また、同じ支持部材3および対向部材4を使用しても、燃料棒支持部品を支持ないし固縛する条件、および筒状部材2の内幅と燃料体の外形寸法との間の関係は燃料体の設計タイプによって変わらない。このため、輸送時における燃料体の振動特性に対して影響を与える特性(例えば変位制限機構部品による押し付け力)を一定にすることができる。
さらに、調整部材5が対向部材4(または支持部材3)および筒状部材2との間に圧着されて確実に脱落が防止されるため、輸送時に燃料体の固縛が解除されたり、緩みやガタつきが発生することを防止できる。
よって、第1の実施形態によれば、いずれの設計タイプの燃料体を燃料ホルダ1に収納した場合でも、燃料輸送時や燃料取扱い時における燃料体の健全性を確保することができる。即ち、設計タイプごとに専用に設計・製造された燃料ホルダと同等の燃料健全性を確保することができる。
また、第1の実施形態によれば、単純な形状・構造の部材(平板等)を調整部材5として用いるため、調整部材5の加工および調達が容易であり、燃料ホルダ1の製造コストの上昇を招かない。さらに、調整部材5の着脱が容易であるため、収納する燃料体の設計タイプを変更する際の作業性を向上させることができる。
また、第1の実施形態によれば、支持部材3および対向部材4は従来通りとすることが可能であることから、支持部材3および対向部材4が燃料棒支持部品の側面と対向する面は段差のない平坦な面である。このため、燃料ホルダ1に燃料体を収納したり、燃料ホルダ1から燃料体を取り出したりする際に、燃料体と燃料ホルダ1との間の干渉を防止することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る燃料ホルダ1Aについて説明する。第2の実施形態と第1の実施形態との間の相違点の一つは、筒状部材2の内壁面2bに設けられた複数の対向部材のうち少なくとも一つが変位制限機構部品である点である。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係る燃料ホルダ1Aは、筒状部材2と、支持部材3と、対向部材4,11と、調整部材5とを備えており、燃料ホルダ1と同様に、設計タイプの異なる複数種類の燃料体を選択的に収納することが可能である。
内壁面2bに複数設けられた対向部材のうち、上部タイプレート52Mに対応する対向部材、図7(a)において左側のスペーサ53Mに対応する対向部材、および下部タイプレート54Mに対応する対向部材は、第1の実施形態で説明した固縛機構部品である。
これに対し、図7(a)において右側のスペーサ53Mに対応する対向部材11は、変位制限機構部品である。この対向部材11は、図7(a)、図7(b)および図8に示すように、燃料体が燃料収納空間Fに収納され支持部材3により支持された状態において、対向部材11に相対する燃料棒支持部品(スペーサ53M)との間に隙間が空くように設けられる。これにより、対向部材11は、燃料ホルダ1Aに収納された燃料体が幅方向に当該隙間以上に変位することを制限する変位制限機構部品として機能する。この変位制限機構部品は、通常状態においてスペーサ等の燃料棒支持部品を固縛しないが、燃料輸送時に燃料棒支持部品(燃料体)が支持部材3によって支持されない状態になるほどの異常な加速度や衝撃が生じた場合に燃料棒支持部品(燃料体)を支持する。
なお、スペーサに隣り合う対向部材を変位制限機構部品とすることが好ましいが、上部タイプレートまたは下部タイプレートに対応する対向部材を変位制限機構部品としてもよい。
次に、燃料棒支持部品の外形寸法が最も大きい燃料体50Lを燃料ホルダ1Aに収納する場合について図9を参照して説明する。この場合、図9(a)および図9(b)に示すように、調整部材5は設けられない。これにより、設計タイプの異なる燃料体に対する互換性を持たせるために必要となる調整部材5の員数を大幅に減少させることができる。
調整部材5の厚さが、第1の実施形態と同様に、いずれの設計タイプの燃料体が収納される場合にも、その厚さと、当該調整部材5に対応する支持部材3に支持される燃料棒支持部品の外形寸法との合計値が一定になるように設定されている。このため、燃料体50Lを収納した場合における変位制限機構部品と燃料棒支持部品との間の隙間の大きさは燃料体50Mを収納した場合と変わらない。
上記の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、第2の実施形態では、前述のように、変位制限機構部品と燃料棒支持部品との間の隙間の大きさが、収納される燃料体の設計タイプによらず一定である。これにより、燃料体の設計タイプを切り替える前と同じ条件で変位制限機構部品を機能させることができる。
よって、第2の実施形態によれば、燃料ホルダ1A内に収納する燃料体の設計タイプによらず、輸送時における燃料体の健全性を確保することができる。即ち、設計タイプごとに専用に設計・製造された燃料ホルダと同等の燃料健全性を確保することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る燃料ホルダ1Bについて説明する。第3の実施形態と第1の実施形態との間の相違点の一つは、所定の燃料棒支持部品と接触する支持部材3については、当該支持部材3の支持面に調整部材5が設けられる点である。
以下、第1の実施形態との相違点を中心に第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係る燃料ホルダ1Bは、図10(a),(b)に示すように、筒状部材2と、支持部材3と、対向部材4,11と、調整部材5とを備えており、第1および第2の実施形態に係る燃料ホルダ1,1Aと同様に、設計タイプの異なる複数種類の燃料体を選択的に収納することが可能である。
図10(a),(b)に示すように、調整部材5は支持部材3の支持面にネジ16により固定されている。ここで、支持部材3の「支持面」とは、燃料ホルダ1Bに燃料体が収納されたときに燃料棒支持部品と接触し燃料体を支持する面のことである。
より詳しくは、調整部材5にはネジ16の頭が収まる座ぐり穴が形成されている。ネジ16が支持部材3上に載置された調整部材5の座ぐり穴に挿通され、支持部材3のネジ穴と螺合することにより、調整部材5は支持部材3上に固定される。
また、図10(a),(b)に示すように、調整部材5の座ぐり穴は、上部タイプレート52Mの突起52Maや、スペーサ53Mの突起53Maを避けるように設けられている。これにより、燃料体が収納されたときのガタつきを防止し、燃料体の支持精度を確保することができる。
なお、調整部材5は、対向部材4の対向面に設けてもよい。ここで、対向部材4の「対向面」とは、燃料ホルダ1Bに燃料体が収納されたときに燃料棒支持部品の外側面と対向する面のことである。この場合も、調整部材5は対向部材4にネジ固定される。
図11は、燃料ホルダ1Bの、下部タイプレート54Mにおける縦断面図を示している。また、図12(a),(b)は、下部タイプレート用の支持部材3(対向部材4)と、その支持部材3(対向部材4)にネジ固定された調整部材5とを示す縦断面図を示している。
図11に示すように、下部タイプレート54Mの外側面には、所定の角度(例えば45°)の傾斜を有する傾斜部54Maが存在する。調整部材5は、この傾斜部54Maとほぼ同じ角度の傾斜の第1の側部を有し、ネジ16により支持部材3の支持面および対向部材4の対向面に固定されている。調整部材5の軸方向長さL1および厚さL2(図12(a)参照)は、下部タイプレートの規格に応じて決められる。即ち、調整部材5の軸方向長さL1は、燃料体の収納時に所定の規格の下部タイプレートの側面部が調整部材5の第1の側部に当接するように決めてもよい。あるいは、軸方向長さL1は、燃料体の収納時に所定の規格の下部タイプレートの側面部と調整部材5の第1の側部との間に、下部タイプレートおよび燃料ホルダの製造寸法誤差に基づく大きさの隙間が空くように決めてもよい。
上記のようにして設定された軸方向長さL1を有する調整部材5を下部タイプレートの規格ごとに用意する。そして、下部タイプレートの規格に応じた調整部材5を支持部材3や対向部材4に設けるようにする。これにより、いずれの規格の下部タイプレートについても、下部タイプレートの側面部と、調整部材5の第1の側部との間の距離をほぼ一定にすることができる。その結果、燃料輸送時や燃料取扱い時に燃料体に軸方向の加速度が加わる場合に、燃料ホルダに収納された燃料体の軸方向の移動量をいずれの規格の下部タイプレートに対してもほぼ同じ移動量に抑制することができる。
図11および図12(a)に示すように、支持部材3(対向部材4)には、調整部材5の第2の側部(第1の側部と反対側の側部)と当接する軸方向移動防止部3s(4s)が設けられている。これにより、燃料ホルダ1Bに収納された燃料体が軸方向上側(図11において左側)に移動しようとして、調整部材5が下部タイプレート54Mの傾斜部54Maにより軸方向上側に押された場合でも、軸方向移動防止部3s(4s)により調整部材5が軸方向上側に移動することが防止される。したがって、調整部材5を固定するネジ16に大きなせん断荷重が加わって、ネジ16が破断等することを防止することができる。
なお、調整部材5のネジによる固定方法は、燃料ホルダの外側からネジを挿入して支持部材3(対向部材4)と調整部材5を共締めするようにしてもよい。この場合、例えば、図12(b)に示すように、筒状部材2に座ぐり穴が設けられ、ネジ16が筒状部材2の外側から挿入され、支持部材3(対向部材4)および調整部材5のネジ穴と螺合することにより、調整部材5が固定される。
調整部材5の厚さについては、第1の実施形態と同様であるため、詳しい説明を省略する。また、燃料体50Lを収納する場合には、第1の実施形態と同様、調整部材5は支持部材3から取り外される。また、ネジ固定される調整部材5は、燃料体が燃料ホルダに収納された状態において、複数ある燃料棒支持部品のうち、上部タイプレート、変位制限機構部品と相対するスペーサ、または下部タイプレートと隣り合うように設けられている。
上記の第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
第3の実施形態では、調整部材5が対向部材4(または支持部材3)および筒状部材2との間に圧着されないものの、対向部材4(または支持部材3)にネジ16により固定されることで確実に脱落が防止されるため、輸送時に燃料体の固縛が解除されたり、緩みやガタつきが発生することを防止できる。
なお、必要に応じて、ネジ16とネジ16用の座ぐり穴との間に点溶接を行ってもよい。これにより、ネジ16が緩んで燃料体の固縛が解除されたり、緩みやガタつきが発生することを確実に防止することができる。
さらに、第3の実施形態では、調整部材5を固定するネジ16の頭は調整部材5の座ぐり穴に収まるため、調整部材5からネジ16が突出しない。加えて、座ぐり穴は燃料棒支持部品の突起(52Ma,53Ma)を避けるように設けられている。このため、燃料ホルダ1Bに燃料体を収納したり、燃料ホルダ1Bから燃料体を取り出したりする際に、燃料体と燃料ホルダ1Bとの間の干渉を防止することができる。
さらに、図11および図12を参照して説明したように、下部タイプレートに第3の実施形態に係る調整部材5を適用する場合、下部タイプレートの傾斜部の規格に応じて設定された軸方向長さL1を有する調整部材5が用いられる。これにより、燃料輸送時や燃料取扱い時に燃料体に軸方向の加速度が加わる場合に、燃料ホルダに収納された燃料体の軸方向の移動量をいずれの規格の下部タイプレートに対してもほぼ同じ移動量に抑制することができる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1,1A,1B 燃料ホルダ
2 筒状部材
2a,2b 内壁面
3 支持部材
3s 軸方向移動防止部
4 対向部材(固縛機構部品)
4a 基部
4b 押し付け部
4c 付勢部
4s 軸方向移動防止部
5 調整部材
5a,5b 調整板
6 ボルト
7 ナット
10,12,16 ネジ
11 対向部材(変位制限機構部品)
13,14 側板
15 (調整部材5の)貫通孔
50S,50M,50L 燃料体
51 燃料棒
52S,52M,52L 上部タイプレート
52Ma (上部タイプレートの)突起
53S,53M,53L スペーサ
53Ma (スペーサの)突起
54S,54M,54L 下部タイプレート
54Ma (下部タイプレートの)傾斜部
F 燃料収納空間

Claims (9)

  1. 複数本の燃料棒を支持する燃料棒支持部品の、前記燃料棒の軸方向と直交する幅方向の外形寸法が異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダであって、
    燃料体を収納するための燃料収納空間が内部に設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材の第1の内壁面に設けられた支持部材であって、燃料体が前記燃料収納空間に収納された状態において前記燃料棒支持部品の外側面と接し前記燃料体を前記幅方向に支持する、支持部材と、
    前記第1の内壁面に対向する前記筒状部材の第2の内壁面に、前記支持部材に相対するように設けられた対向部材と、
    前記支持部材と前記第1の内壁面との間、および/または前記対向部材と前記第2の内壁面との間に介装され、前記複数種類の燃料体間における前記燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する調整部材と、
    を備えることを特徴とする燃料ホルダ。
  2. 前記調整部材の厚さは、前記複数種類の燃料体のうちいずれの燃料体が収納される場合にも、前記厚さと、前記調整部材に対応する前記支持部材に支持される燃料棒支持部品の外形寸法との合計値が一定になるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の燃料ホルダ。
  3. 前記調整部材は、厚さの総和が前記調整部材の厚さにほぼ等しくなるように各々の厚さが設定された複数枚の調整板を重ね合わせたものとして構成されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料ホルダ。
  4. 前記複数種類の燃料体のうち前記燃料棒支持部品の外形寸法が最も大きい燃料体を収納する場合には前記調整部材が設けられないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の燃料ホルダ。
  5. 前記対向部材は、前記筒状部材の長手方向に沿って複数設けられており、
    前記複数の対向部材のうち少なくとも1つは、前記燃料棒支持部品に前記幅方向の押付け力を印加する固縛機構部品であり、
    前記複数の対向部材のうち前記固縛機構を有しない対向部材は、燃料体が前記燃料収納空間に収納され前記支持部材により支持された状態において、当該対向部材に相対する前記燃料棒支持部品との間に隙間が空くように設けられた変位制限機構部品であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の燃料ホルダ。
  6. 前記変位制限機構部品は、スペーサに隣り合う対向部材であることを特徴とする請求項5に記載の燃料ホルダ。
  7. 前記対向部材または前記支持部材を前記筒状部材に締結するための締結部材が前記調整部材に設けられた貫通孔に挿通され、前記調整部材は前記締結部材により前記対向部材または前記支持部材とともに前記筒状部材に締結されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の燃料ホルダ。
  8. 複数本の燃料棒を支持する燃料棒支持部品の、前記燃料棒の軸方向と直交する幅方向の外形寸法が異なる複数種類の燃料体について共用化可能な燃料ホルダであって、
    燃料体を収納するための燃料収納空間が内部に設けられた筒状部材と、
    前記筒状部材の第1の内壁面に設けられた支持部材であって、燃料体が前記燃料収納空間に収納された状態において前記燃料棒支持部品の外側面と接し前記燃料体を前記幅方向に支持する、支持部材と、
    前記第1の内壁面に対向する前記筒状部材の第2の内壁面に、前記支持部材に相対するように設けられた対向部材と、
    前記支持部材の支持面、および/または前記対向部材の対向面にネジにより固定され、前記複数種類の燃料体間における前記燃料棒支持部品の外形寸法の差に基づく厚さを有する調整部材と、
    を備えることを特徴とする燃料ホルダ。
  9. 前記調整部材と隣り合う燃料棒支持部品は、上部タイプレート、変位制限機構部品と相対するスペーサ、または下部タイプレートであることを特徴とする請求項8に記載の燃料ホルダ。
JP2014165230A 2014-08-14 2014-08-14 燃料ホルダ Active JP6440993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165230A JP6440993B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 燃料ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165230A JP6440993B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 燃料ホルダ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016042034A true JP2016042034A (ja) 2016-03-31
JP2016042034A5 JP2016042034A5 (ja) 2017-05-25
JP6440993B2 JP6440993B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=55591851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014165230A Active JP6440993B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 燃料ホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6440993B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117326226A (zh) * 2023-10-31 2024-01-02 三门核电有限公司 燃料骨架的贮存运输容器

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5263064A (en) * 1991-03-25 1993-11-16 Framatome Device for locking a fuel assembly in a transport container
JPH09113687A (ja) * 1995-08-04 1997-05-02 Reel Sa 核燃料集合体を輸送および貯蔵するための装置
JPH10268081A (ja) * 1997-01-21 1998-10-09 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉燃料体の輸送方法
JPH10293199A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉用混合酸化物燃料体の燃料保護容器および燃料輸送法
JPH1123789A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Toshiba Corp 原子炉燃料の輸送容器およびその輸送方法
JP2010507777A (ja) * 2006-08-21 2010-03-11 アレヴァ エヌペ 核燃料集合体の輸送容器及びその容器の使用
JP2012127729A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Nuclear Fuel Ind Ltd 燃料ホルダ、燃料固定用カバー、燃料固定用カバーの使用方法、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の待機時間解消方法
JP2013064654A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Nuclear Fuel Ind Ltd 燃料ホルダ、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の輸送方法
JP2014109470A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料貯蔵セルの補強方法および燃料貯蔵セルならびに燃料貯蔵ラック

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5263064A (en) * 1991-03-25 1993-11-16 Framatome Device for locking a fuel assembly in a transport container
JPH09113687A (ja) * 1995-08-04 1997-05-02 Reel Sa 核燃料集合体を輸送および貯蔵するための装置
JPH10268081A (ja) * 1997-01-21 1998-10-09 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉燃料体の輸送方法
JPH10293199A (ja) * 1997-04-21 1998-11-04 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉用混合酸化物燃料体の燃料保護容器および燃料輸送法
JPH1123789A (ja) * 1997-07-04 1999-01-29 Toshiba Corp 原子炉燃料の輸送容器およびその輸送方法
JP2010507777A (ja) * 2006-08-21 2010-03-11 アレヴァ エヌペ 核燃料集合体の輸送容器及びその容器の使用
JP2012127729A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Nuclear Fuel Ind Ltd 燃料ホルダ、燃料固定用カバー、燃料固定用カバーの使用方法、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の待機時間解消方法
JP2013064654A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Nuclear Fuel Ind Ltd 燃料ホルダ、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の輸送方法
JP2014109470A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料貯蔵セルの補強方法および燃料貯蔵セルならびに燃料貯蔵ラック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117326226A (zh) * 2023-10-31 2024-01-02 三门核电有限公司 燃料骨架的贮存运输容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6440993B2 (ja) 2018-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8811564B2 (en) Lid frame for nuclear fuel assembly shipping container and shipping container for nuclear fuel assemblies
US8995605B2 (en) Lid frame for nuclear fuel assembly shipping container and shipping container for nuclear fuel assemblies
WO2009096369A1 (ja) リサイクル燃料集合体収納用バスケット及びリサイクル燃料集合体収納容器
US9679668B2 (en) Spent fuel storage rack
JP6440993B2 (ja) 燃料ホルダ
JP6860587B2 (ja) ロータ固定治具及びロータ収容ユニット
JP2008134247A (ja) 核燃料集合体の貯蔵用及び/又は運搬用の貯蔵装置及び容器
US20160264296A1 (en) Shaft packaging body
WO2012105119A1 (ja) 核燃料貯蔵用ラック
JP5994446B2 (ja) パレット
JP2020126084A (ja) キャスクの製造方法
CA2507332C (en) Metal support column shipping assembly
JP5460755B2 (ja) 燃料ホルダ、燃料ホルダの使用方法、及び燃料集合体の輸送方法
JP2014154504A (ja) 電池パック
JP2023170869A (ja) 電池モジュール収納構造体
US10271453B1 (en) Chassis rail stabilizer
US10935000B2 (en) Tool for transporting a wind turbine power train subset
KR101567252B1 (ko) 벤드관의 곤포 구조 및 곤포 방법
JP7423141B2 (ja) ロードセル
KR101236848B1 (ko) 연료전지 스택 고정 장치
US20200350089A1 (en) Storage basket for radioactive materials, having an optimised space requirement and housings with more accurate geometry
JP6603852B2 (ja) 産業用マガジンラック
JP2016042038A (ja) 燃料ホルダとその使用方法ならびに燃料体の輸送方法
JP5940841B2 (ja) 薄板収納容器
KR20140003204A (ko) 셀가이드 간격 조절장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170405

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6440993

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250