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JP2015218961A - 換気レジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】中央にある調整軸で翼板の開閉を手動で調節でき、通気量を微調整でき、容易にフィルタを交換でき、製造費用を抑えて、容易に製造できる換気レジスタを提供する。
【解決手段】両端が開口し壁面Aに垂直に延びる円筒面をもつ中空のフレーム30と、フレームの中心を壁面に垂直に延びる垂直軸Xに沿って延び回転可能にフレームに軸止されるカム軸31と、間にカム軸を挟んでフレームに軸止されその中空を遮断可能な2つの翼板32と、フレームの前方開口30aを脱着可能に覆うフェイス部50と、フェイス部の垂直軸上に軸止され脱着可能にカム軸に連結する調整軸51とを有する。カム軸は、垂直軸Xを中心とする円筒面31aに2つのらせん溝31bをもつ。翼板は、らせん溝に嵌まりカム軸の回転によりらせん溝に沿って移動可能な誘導突起32aをもち、誘導突起の移動によりフレームの中空を遮断する閉鎖位置と中空を開放する開放位置との間で回転する。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の壁面に換気口もしくは給気口として設けられ手動で開閉する換気レジスタに関する。
換気レジスタは、室内温度の調整や外気を室内に取り込むために、換気口もしくは給気口として室内の壁面に取り付けられるものである。内部に取り付けられたバタフライ式の翼板を手動で開閉できる換気レジスタとして、例えば特許文献1や2が知られている。
特開2001−263783号公報 特開平7−260243号公報
換気レジスタの通気量を調節する調節具が換気レジスタの中央にあると、調節具の回転が安定し使いやすいことから、利用者には、換気レジスタの中央に調節具があるものが好まれる傾向がある。
しかし、特許文献1と2に開示されたようなバタフライ式の翼板を手動で開閉できる換気レジスタは、いずれも調節具が換気レジスタの下端に設けられていた。
従来、調整具が中央に設けられた手動式の換気レジスタで、翼板と調整具の間に設けられたフィルタを容易に交換できるものは無かった。しかし室内に綺麗な空気を取り込むためには、換気レジスタにフィルタは必要である。またその機能を維持するためには、利用者がフィルタを容易に交換できる必要がある。そのため、手動式の換気レジスタで、翼板と調整具の間に設けられたフィルタを容易に交換できるものが求められていた。
特許文献2に開示された換気レジスタでは、係合レバーに係合した開閉操作部材が弾性のある部材で形成されており、その開閉操作部材が弾性によりわずかに曲がりながら係合レバーの位置をずらすことで、翼板が開閉する。この構成により開閉操作部材は、曲がった位置で停止することができないため、翼板を開放か閉鎖のどちらかの位置でしか止めることができなかった。そのため特許文献2の換気レジスタは、翼板の開閉を微調整することができず、通気量を微調整することができなかった。
また、特許文献1と2の換気レジスタに使用された左右の翼板は、互いに異なる形状をしていた。そのため特許文献1と2の換気レジスタでは、左側と右側の翼板用の2つの金型が必要であり、その金型の分、製造費用が高くなっていた。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、中央にある調整軸で翼板の開閉を手動で調節でき、通気量を微調整でき、フィルタを備える場合に容易にフィルタを交換でき、製造費用を抑えて、容易に製造できる換気レジスタを提供することにある。
本発明によれば、壁面に垂直に前後に延びる垂直軸を中心とする中空円筒形であり両端が開口し該壁面の中空貫通穴に嵌め込まれたフレームと、
前記垂直軸に沿って延び前記フレームに回転可能に軸止されたカム軸と、
前記カム軸を間に挟み前記フレームに回転可能に軸止され前記フレームの中空を遮断可能な2つの翼板と、を有するレジスタ本体と、
前記フレームの前方側の前方開口を脱着可能に覆うフェイス部と、
前記フェイス部の前記垂直軸上に回転可能に軸止され垂直軸に沿って後方に延びる調整軸と、を有するルーバ部と、を備え、
前記調整軸は、その後端部が前記カム軸の前端部に脱着可能に連結し回転動力を伝達し、
前記カム軸は、前記垂直軸を中心とする円筒面にらせん状に設けられた2つのらせん溝をもち、
前記翼板は、前記らせん溝に嵌まり前記カム軸の回転により該らせん溝に沿って前後に移動可能な誘導突起をもち、前記誘導突起の前記移動により、前記フレームの前記中空を遮断する閉鎖位置と該中空を開放する開放位置との間で回転する、ことを特徴とする換気レジスタが提供される。
また前記翼板は、前記壁面に平行に一端から他端に向けて延びる仮想軸を有し、
前記2つの翼板は、互いに同じ形状であり、互いに平行に延びる2つの前記仮想軸間に前記カム軸を挟み、前記垂直軸を中心に互いに180度回転した状態で前記仮想軸を中心として回転可能に前記フレームに軸止され、
前記誘導突起は、前記垂直軸より前記一端側の前記仮想軸上から突出する。
また前記翼板は、前記仮想軸から前記フレームの内周面までの前記中空を遮断可能な半円形状の主翼板と、
2つの前記仮想軸間の前記中空を遮断し前記カム軸を通す半円形状の切欠きを有する副翼板と、を有し、
前記主翼板と前記副翼板は、前記仮想軸上で連結し、
前記副翼板は、前記仮想軸に平行であり前記垂直軸側にオフセットした内縁を有し、
前記内縁は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに前記2つの副翼板が互いに重なるための辺縁段差を有し、
前記主翼板は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記仮想軸から前記フレームの内周面までの前記中空を遮断し、前記翼板が前記開放位置にあるときに、前記垂直軸に近接した位置に位置する。
また前記辺縁段差は、前記垂直軸より前記仮想軸の前記一端側と他端側とで互い違いになっている。
また前記カム軸の前記前端部と前記調整軸の後端部とは、脱着可能な軸継手を構成し、
前記フェイス部は、フィルタを介して前記フレームの前方側の前記前方開口を覆い、
前記調整軸は、前記フィルタの中央穴を貫通して前記カム軸と連結する。
また前記副翼板は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記仮想軸から前記垂直軸に平行に延びる軸側副翼板と、
前記軸側副翼板の反仮想軸側の端部から前記壁面に平行に前記垂直軸に向けて延びる縁側副翼板と、を含み、
前記内縁は、前記縁側副翼板の端部である。
また前記らせん溝は、その端部に、前記翼板が閉鎖位置もしくは開放位置に位置するときに前記誘導突起が脱着可能に嵌り係止される係止窪みを有する。
また前記誘導突起は、可撓性もしくは弾性のある合成樹脂からなる。
また前記フレームは、前方の内径がそれより後方の該内径より小さく形成されたフレーム内段差を前記内周面に含み、
前記主翼板の外縁は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記フレーム内段差に当接する。
上述した本発明の換気レジスタによれば、フェイス部に取り付けられた調整軸と、フレームに取り付けられたカム軸とを嵌合させることにより、翼板を開閉する1本の軸を構成する。言い換えると、本発明の換気レジスタは、調整軸が脱着可能にカム軸に嵌合して、調整軸とカム軸とが1本の軸として機能する。そしてルーバ部をレジスタ本体から外すことにより、調整軸とカム軸との結合が外れ、ルーバ部をレジスタ本体に再度取り付けることにより、調整軸とカム軸が噛み合い、再び1本の軸として機能するように構成されている。
この構成により、例えば本発明の換気レジスタにフィルタを取り付けて使用する場合であっても、フレームから外したフェイス部の裏側(後方側)から古くなったフィルタを外し、新しいフィルタの中央穴に調整軸を通してフィルタをフェイス部の裏側に取り付け、ルーバ部を再度レジスタ本体に取り付けるだけで、容易に利用者がフィルタを交換することができる。
また誘導突起は、らせん溝内を移動する間、絶えずらせん溝の内面に接している。そのため誘導突起とらせん溝との間で生じる摩擦抵抗によりらせん溝の途中(らせん溝の両端の間)で誘導突起を止めることができるため、翼板の開閉の具合を微調整することができる。
これにより本発明の換気レジスタは、その中空を通る風量を微調整することができる。
その上、本発明の調整軸とカム軸は、互いに嵌合して1本の軸として機能するときには、フェイス部とフレームとの2点で回転可能に軸止されるため、調整軸とカム軸は、ぶれずに安定して回転することができる。
さらに本発明の換気レジスタは、カム軸の円筒面に設けられたらせん溝内に翼板から突出した誘導突起が移動可能に嵌合するので、カム軸が垂直軸を中心に回転することにより、誘導突起がらせん溝に沿って移動する。翼板はフレームに軸止されている。それにより翼板は、フレームの中空を遮断する閉鎖位置と中空を開放する開放位置との間で回転することができる。
それに加えて本発明の換気レジスタは、調整軸とカム軸がレジスタ本体の中央(垂直軸上)に設けられているので、2つの翼板を互いに同じ形状に形成することができる。それにより、1つの金型で2つの翼板の両方を成形できる。すなわち、1つの金型で翼板を複数成形し、それを、垂直軸を中心に互いに180度回転させた状態でフレームに取り付けるだけで、本発明の換気レジスタを製造することができる。
そのため、本発明の換気レジスタは金型が少ない分、従来の換気レジスタより製造費用を抑えることができる。
またカム軸の円筒面に設けられた誘導突起を誘導するための溝(らせん溝)はらせん状である。そのため、カム軸を金型で形成した場合、らせん溝の形状に合わせて捩じりながら垂直軸の軸方向に引き出すことにより、金型からカム軸を容易に引き出すことができる。そのため、本発明のカム軸は、らせん溝を有する形状により、金型で容易に製造することができる。
本発明の換気レジスタの斜視図である。 図1のA−A矢視図である。 図2の部分拡大図である。 本発明の換気レジスタの分解図である。 本発明のルーバ部とフィルタの説明図である。 本発明のレジスタ本体の説明図である。 本発明のカム軸の説明図である。 図6(A)のD−D矢視図である。 本発明の翼板の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の換気レジスタの斜視図である。図2は、図1のA−A矢視図である。図3は、図2の部分拡大図である。図4は、本発明の換気レジスタの分解図である。
本発明の換気レジスタ1は、壁面Aに嵌め込むレジスタ本体3と、レジスタ本体3の開口を脱着可能に覆うルーバ部5とを備える。図2と図4に示すようにレジスタ本体3は、フレーム30、カム軸31、及び2つの翼板32を有する。
なお以下の説明において、壁面Aに平行な面によるフレーム30の断面の中心を通り壁面Aに垂直に前後に延びる軸線を、垂直軸Xとする。また以下の説明で、垂直軸Xの軸方向における壁面A側(室内側)を前方とし、その反対側を後方とする。
はじめに、ルーバ部5について説明する。
図5は、本発明のルーバ部とフィルタの説明図である。図5(A)は側面図であり、図5(B)は、垂直軸Xを含む平面による矢視図である。
図5(B)に示すようにルーバ部5は、フェイス部50と調整軸51を有する。また図4に示すようにルーバ部5は、フィルタ7を介してレジスタ本体3の開口(すなわち後述するフレーム30の前方開口30a)を覆う。
フェイス部50は、壁面Aの内部に嵌め込まれた後述するフレーム30(図2と図4を参照)の前方側の前方開口30aを脱着可能に覆うカバーであり、利用者が室内から換気レジスタ1を見たときに、壁面Aの表面に露出して見える部分である。フェイス部50の裏側(後方)には、中心に中央穴7aをもつフィルタ7が取り付けられている。フィルタ7は、その中央穴7aに調整軸51を通した状態で、フェイス部50とレジスタ本体3との間に脱着可能に設けられる。
なお、本発明の換気レジスタ1を使用する際には、フィルタ7を取り付けなくてもよい。
フェイス部50には、図1と図4に示すように複数の羽板50aが互いに間隔を隔てて設けられている。その羽板50aの間には、レジスタ本体3の内部と外部を連通させるスリット50bが設けられている。フェイス部50は、羽板50aとスリット50bを有する構成により、レジスタ本体3の内部が見えないように室内から壁面Aをみたときの景観を保ちつつ、レジスタ本体3の内外(フレーム30の中空30bと室内)の通気性を保っている。
図1に示す実施例のフェイス部50は、調整軸51を中心とした円形に設けられている。この形状により、フェイス部50の裏側(後方)には、中心に中央穴をもつ市販の円形のフィルタを取り付けることができる。そのため図1に示す実施例の換気レジスタ1は、市販のフィルタを使用できる分、製造費用を抑えることができる。
なお、本発明のフェイス部50の形状はこれに限らず、他の形状でもよく、例えば、矩形でもよい。
また図1に示す実施例の羽板50aとスリット50bは、調整軸51を中心として同心円状に設けられているが、本発明の羽板50aとスリット50bの形状はこれに限らない。例えば本発明の換気レジスタ1は、直線状に延びる羽板50aとスリット50bが並列に複数並べられた形状のフェイス部50を有していてもよい。
また図2、図3に示すようにフェイス部50は、調整軸51を貫通させる第1軸受穴50cを垂直軸X上に有する。第1軸受穴50cは、その内周面として、垂直軸Xを中心とする円筒面を有する穴である。第1軸受穴50cは、この内周面が調整軸51の外周面に摺動自在に接することにより、調整軸51を、壁面Aに垂直に回転可能に軸止する。
調整軸51は、垂直軸Xを中心として回転可能にフェイス部50の第1軸受穴50cに軸止された、垂直軸Xに沿って延びる軸である。
例えば本発明の調整軸51は、ツマミ部52と継手部53を有する。
ツマミ部52は、垂直軸Xを中心に人が手で回せるように、前方の端部が、第1軸受穴50cから室内側に突出している。ツマミ部52は、垂直軸Xに沿って後方に向けて延び、後方側の端部が継手部53と結合する。
継手部53は、その前方端部が、ツマミ部52の後方側(レジスタ本体3側)の端部に結合され、ツマミ部52の回転に同期して垂直軸Xを中心に回転する。
ツマミ部52と継手部53との結合は、例えば図2、図3や図5(B)に示すようにキー54とキー溝55との嵌合により、垂直軸Xを中心とするツマミ部52の回転動力が継手部53へ伝達されるものであってよい。キー54は、継手部53に設けられていてもツマミ部52に設けられていてもよい。同様にキー溝55は、キー54に嵌合する位置であれば、ツマミ部52に設けられていても、継手部53に設けられていてもよい。またツマミ部52の回転動力を継手部53へ伝達できれば、ツマミ部52と継手部53がその他の方法で結合されていてもよい。
なお、図2、図3や図5(B)に示した実施例では、ツマミ部52と継手部53とが結合することにより調整軸51を構成するが、本発明の調整軸51は、ツマミ部52と継手部53が一体に成形されていてもよい。
図2、図3、図5(A)に示すように、継手部53の後方側の端部(すなわち後述するカム軸31側の端部、以下単に後端部53aとする)は、フェイス部50の第1軸受穴50cから後方へ突出している。そして継手部53の後端部53aには、後述するカム軸31の前方側の端部(以下、前端部31c)に設けられた軸継手と脱着可能に噛み合う軸継手が構成されている。この構成により継手部53の後端部53aは、カム軸31の前端部31cに脱着可能に連結し、垂直軸Xを中心とした継手部53の回転動力をカム軸31に伝達する。
また継手部53の後端部53aには、カム軸31の前端部31cに設けられた円筒形状の円筒孔31gに嵌合する円筒突起53bが設けられている。円筒突起53bは、垂直軸Xを中心とする円筒面をその外周面として有する。
次に、レジスタ本体3について説明する。
図6は、本発明のレジスタ本体の説明図である。図6(A)は、前方から見たときの平面図であり、図6(B)は図6(A)のB−B矢視図である。
レジスタ本体3は、フレーム30、カム軸31、及び2つの翼板32を有する。
本発明のフレーム30は、壁面Aに垂直に延び垂直軸Xを中心とする円筒面をもつ中空円筒形の枠部30eを有する。フレーム30は、枠部30eの内部に中空30bを有し、その両端は開口する。
フレーム30は、垂直軸Xから離れる半径方向に延びる鍔部30fを前方の開口(以下、単に前方開口30a)に有する。図2に示したようにフレーム30は、枠部30eが壁面Aの中空貫通穴に嵌め込まれた状態で、その鍔部30fが壁面Aの表面に露出し、壁面Aに固定される。なお、フェイス部50を取り付けた状態では、フェイス部50が鍔部30fを覆い隠す。
図6(B)に示すようにフレーム30の内周面30dには、翼板32を回転可能に軸止するための係止部30gが、後述する仮想軸M上に設けられている。図6(B)に示した実施例の換気レジスタ1は、係止部30gに嵌る押え具38を有する。係止部30gは、フレーム30の内周面30dから突出した仮想軸Mに平行に延びる円筒面を有する。図6(B)に示した実施例の換気レジスタ1は、翼板32から垂直軸Xに垂直に突出する軸突起32bを係止部30gと押え具38で挟むことにより、翼板32を回転可能にフレーム30に軸止する。
なお、フレーム30に対する翼板32の軸止の方法は、翼板32が回転可能に軸止されるのであれば、これに限らない。例えばフレーム30が翼板32を軸止する方法として、フレーム30の内周面30dに、軸突起32bの先端を嵌める窪みが設けられていてもよい。もしくは、翼板32に向けて突出する突起がフレーム30の内周面30dに設けられ、その突起が翼板32に設けられた窪みに嵌められていてもよい。または、仮想軸M上の枠部30eと翼板32に、仮想軸Mに沿って穴が設けられ、枠部30eと翼板32のその穴にワイヤ等の軸を通すことで、枠部30eに翼板32を回転可能に軸止させてもよい。
またフレーム30は、カム軸31を回転可能に軸止するための第2軸受穴30hを垂直軸X上に有する。図2と図6に示した実施例の第2軸受穴30hは、図2に示すように枠部30e内の中空30bを横切り垂直軸Xに直交する支持棒30iに設けられた穴であり、その内周面として、垂直軸Xを中心とする円筒面を有する。支持棒30iは、仮想軸Mに平行に設けられていることが好ましい。これにより、支持棒30iがフレーム30内の通気を妨げずに済む。しかし支持棒30iは、仮想軸Mと平行に設けられていなくてもよい。また支持棒30iの形状は、フレーム30の両端の開口の通気を妨げずに垂直軸X上に第2軸受穴30hを設けられる形状であれば、その他の形状でもよい。
またフレーム30は、垂直軸Xの軸方向において、前方の内径が、それより後方の内径より小さく形成されたフレーム内段差30cをその内周面30dに有することが好ましい。
カム軸31は、図3に示すように、フレーム30の第2軸受穴30hに回転可能に軸止され、垂直軸Xに沿って前方(フェイス部50側)に向けて延びる軸である。
カム軸31は、垂直軸Xを中心とする円筒面31aを有し、その円筒面31aより前方に、調整軸51の後端部53aに連結可能な前端部31cを有する。
カム軸31の前端部31cは、脱着可能に調整軸51の後端部53aに噛み合う軸継手を構成する。すなわち調整軸51を垂直軸Xの軸方向における後方に移動させることにより、調整軸51の後端部53aをカム軸31の前端部31cに嵌合させることができる。同様に、調整軸51を垂直軸Xの軸方向における前方に移動させることにより、カム軸31の前端部31cから調整軸51の後端部53aを外すことができる。
図7は、本発明のカム軸の説明図である。図7(A)は側面図であり、図7(B)は図7(A)のC−C矢視図である。
カム軸31の前端部31cと調整軸51の後端部53aとは、例えば、図5や図7に示すような互いに噛み合う凹凸を、それぞれが有していることが好ましい。もしくは、例えばカム軸31の前端部31cと調整軸51の後端部53aのいずれか一方に凸部を設け、他方に、その凸部が嵌る凹部を設けてもよい。
なお、カム軸31の前端部31cと調整軸51の後端部53aの形状は、カム軸31と調整軸51とを脱着でき、かつ調整軸51の回転動力をカム軸31に伝達できる形状であれば、その他のものでもよい。
またカム軸31の前端部31cには、垂直軸Xを中心とする円筒面を内周面として有する円筒形状の円筒孔31gが設けられている。円筒孔31gは、調整軸51の円筒突起53bに嵌合する。
それにより、調整軸51とカム軸31が一体に嵌合し、1本の軸として機能する。また調整軸51とカム軸31が結合した軸は、フェイス部50の第1軸受穴50cと、フレーム30の第2軸受穴30hとの2箇所で軸止される。そのため、一体となった調整軸51とカム軸31は、ぶれることなく安定して垂直軸Xを中心に回転することができる。
またカム軸31は、垂直軸Xを中心として半径方向に円筒面31aから突出する当接突起31hを有することが好ましい。当接突起31hは、翼板32と接する位置に設けられる。
本発明の換気レジスタ1は、翼板32が閉鎖位置Pにあるときに当接突起31hの前方側の面と翼板32の一部とが密着するので、高い密閉性(フレーム30の中空30bの遮断性)を得ることができる。
カム軸31は、その円筒面31aに、らせん状に設けられた2つのらせん溝31bを有する。
図8は、図6(A)のD−D矢視図である。図8(A)は、翼板32が閉鎖位置Pにあるときの図であり、図8(B)は翼板32が開放位置Qにあるときの図である。なお、説明のため図8では、フレーム30の断面の描写を省略している。
後述する翼板32の誘導突起32aは、その先端32e(後述の図9を参照)が、これらのらせん溝31bに移動可能に嵌まる。そしてカム軸31が垂直軸Xを中心に回転することにより、翼板32の誘導突起32aがらせん溝31bに沿って前後方向に移動する。
なお、翼板32の誘導突起32aが垂直軸Xに直交する方向の移動することにより生じる撓みを吸収できるように、らせん溝31bの幅は、誘導突起32aの太さよりも大きく成形されている。
以下の説明において、図7(A)に示すように、らせん溝31bの両端部のうち一方の端部を起点31eとし、他方の端部を終点31fとする。また図8に示すように翼板32は、その誘導突起32aが起点31eもしくは終点31fに位置するときに、後述する閉鎖位置Pもしくは開放位置Qに位置する。
2つのらせん溝31bは、互いに同じ形状をしており、垂直軸Xを中心として互いに180度回転した状態で円筒面31aに設けられている。すなわち図7(B)に示すように、2つのらせん溝31bのうち一方のらせん溝31bの起点31eは、他方のらせん溝31bの起点31eの垂直軸Xを挟んだ反対側に位置する。同様に、2つのらせん溝31bのうち一方のらせん溝31bの終点31fは、他方のらせん溝31bの終点31fの垂直軸Xを挟んだ反対側に位置する。言い換えると、壁面Aに平行な面による起点31eを通るカム軸31の断面図(図7(B)の矢視図を参照)において、2つのらせん溝31bの2つの起点31eと垂直軸Xは、垂直軸Xを中に挟んで一直線上に並ぶ。同様に、壁面Aに平行な面による終点31fを通るカム軸31の断面図において、2つのらせん溝31bの2つの終点31fと垂直軸Xは、垂直軸Xを中に挟んで一直線上に並ぶ。
らせん溝31bの起点31eもしくは終点31fには、窪み(以下、係止窪み31dとする)が設けられている。翼板32の誘導突起32aは、らせん溝31bの係止窪み31dに脱着可能に嵌り、係止される。
本発明の換気レジスタ1は、らせん溝31bの起点31eもしくは終点31fに係止窪み31dを有するので、誘導突起32aが係止窪み31dに嵌ったときに調整軸51から伝わる手の感触から、翼板32が閉鎖位置Pもしくは開放位置Qにあることを利用者が確認できる。
本発明の翼板32は、フレーム30に回転可能に軸止され、フレーム30の中空30bを遮断できる板である。図8(A)に示すように翼板32は、閉鎖位置Pに位置するときに、フレーム30の中空30bを遮断する。
図9は、本発明の翼板の説明図である。図9(A)は、閉鎖位置Pにある翼板32を後方から見たときの平面図である。図9(B)は、図9(A)のE−E矢視図であり、図9(C)は、図9(A)のF−F矢視図である。
翼板32は、壁面Aに平行に、一端m1から他端m2に向けて延びる仮想軸Mを有し、その仮想軸Mを中心として回転する。例えば、翼板32の軸止の方法は、図9に示す実施例のように、翼板32が、仮想軸Mに沿って翼板32の両端から互いに反対方向に突出する2つの軸突起32bを有しており、その軸突起32bの前後を、図8に示すようにフレーム30の内周面30dの仮想軸M上に設けられた係止部30gと押え具38とで回転可能に挟むものであってよい。しかしこれに限らず、上述したような、その他の方法で翼板32がフレーム30に軸止されていてもよい。
図8に示すように本発明の換気レジスタ1は、フレーム30の中空30b内に翼板32を2つ有する。2つの翼板32が有する2つの仮想軸Mは、互いの間にカム軸31を挟み、互いに平行に延びる。2つの翼板32は、各仮想軸Mを中心としてそれぞれが回転する。
図9に示すように翼板32は、主翼板33、副翼板34、及び誘導突起32aを有する。主翼板33、副翼板34及び誘導突起32aは、仮想軸M上で連結する。主翼板33、副翼板34及び誘導突起32aは、一体に成形されていることが好ましい。しかしこれに限らず翼板32は、主翼板33、副翼板34及び誘導突起32aのそれぞれの部品を組み合わせて形成されてもよい。
本発明の主翼板33は、図9(A)に示すように、仮想軸Mからフレーム30の内周面30dまでの中空30bを遮断可能であり、その外縁33aがフレーム30の円筒形状の内周面30dに合う、半円形状の板である。翼板32をフレーム30に取り付けたときに、主翼板33は、フレーム30のフレーム内段差30cより後方に位置する。そして主翼板33は、フレーム内段差30cより後方の範囲で仮想軸Mを中心として回転する。
図8(A)に示すように翼板32が閉鎖位置Pにあるときに、主翼板33の外縁33aの前方側の面は、フレーム内段差30cの後方側の面(以下、後面)に当接する。
通常、換気レジスタ1の内部を通る風は、後方(室外側)から前方(室内側)に向けて通る。本発明の換気レジスタ1は、主翼板33がフレーム内段差30cより後方に設けられている構成により、主翼板33が後方から前方に向かう風に押され、フレーム内段差30cの後面に押し付けられる。それにより主翼板33の外縁33aの前方側の面とフレーム内段差30cの後面とが密着し、翼板32を閉鎖したときのフレーム30の中空30bの密閉性(翼板32の遮断性)を高めている。
一方、翼板32が開放位置Qにあるときには、主翼板33の外縁33aは、図8(B)に示すように垂直軸Xに近接した位置に位置する。それにより主翼板33が垂直軸Xにほぼ平行になり、フレーム30の中空30bを開放することができる。
図8(A)に示すように副翼板34は、2つの仮想軸M間の中空30bを遮断する板である。副翼板34には、図9(A)に示すようにカム軸31を通す半円形状の切欠き34aが設けられている。図8(A)に示す実施例の副翼板34は、翼板32が閉鎖位置Pにあるときに、仮想軸Mから垂直軸Xに平行に延びる軸側副翼板36と、軸側副翼板36の反仮想軸側の端部36aから壁面Aに平行に垂直軸Xに向けて延びる縁側副翼板37と、を有する。つまり、軸側副翼板36と縁側副翼板37は、互いにほぼ直交している。
しかし本発明の副翼板34の形状は、2つの仮想軸M間の中空30bを遮断できる形状であれば、その他の形状でもよい。
また翼板32が閉鎖位置Pにあるときに、副翼板34の切欠き34a周囲の後方側の面である当接部34b(図9(A)を参照)が、カム軸31の当接突起31hの前方に当接し、密着する。それにより本発明の換気レジスタ1は、翼板32が閉鎖位置Pにあるときの密閉性(フレーム30の中空30bの遮断性)を高めることができる。
また図6(A)に示すように副翼板34は、仮想軸Mに平行であり、垂直軸X側にオフセットした内縁35を有する。図8と図9に示す実施例では、内縁35は、縁側副翼板37の端部に位置する辺縁である。
垂直軸Xと交差し、仮想軸Mに平行な仮想線を仮想線Nとした場合、図6(A)に示すように、本発明の換気レジスタ1が有する2つの翼板32のうち、一方の翼板32の副翼板34が、一方の仮想軸Mから仮想線Nまでのフレーム30の中空30bの通気性を遮断し、他方の翼板32の副翼板34が、他方の仮想軸Mから仮想線Nまでのフレーム30の中空30bの通気性を遮断する。
内縁35には、図9に示すように、副翼板34の厚さ方向における辺縁段差35aが設けられている。2つの翼板32の辺縁段差35aは、翼板32が閉鎖位置Pにあるときに、互いに重なり、前後方向の通気を妨げる。それにより本発明の換気レジスタ1は、2つの副翼板34で、フレーム30の中空30bを隙間なく遮断できる。
これらの構成により本発明の翼板32は、主翼板33と副翼板34とでフレーム30の中空30bを隙間なく遮断できる。
誘導突起32aは、その先端32eがらせん溝31b内に嵌められた突起であり、翼板32の垂直軸Xより一端m1側の仮想軸M上から突出する。誘導突起32aは、カム軸31に向けて仮想軸Mと平行な方向に延びる棒状の嵌入突起部32dと、その嵌入突起部32dと仮想軸Mを連結する連結軸部32cとを有する。例えば図9に示す実施例では、連結軸部32cが仮想軸Mに直交して設けられているが、本発明の誘導突起32aの形状は、これに限らない。誘導突起32aの形状は、仮想軸Mから間隔を隔てた位置であって、らせん溝31bに嵌る位置に誘導突起32aの先端32e(すなわち図9に示す実施例では、嵌入突起部32dの先端32e)を固定できる形状であれば、その他の形状でもよい。
この構成により、誘導突起32aは、カム軸31が垂直軸Xを中心として回転することにより、らせん溝31bに沿って前後方向に移動する。誘導突起32aの先端32e(すなわち嵌入突起部32dの先端32e)と仮想軸Mとの距離は変化せず、仮想軸Mの位置は固定されているため、誘導突起32aがらせん溝31bに沿って前後に移動するにつれて、誘導突起32aが仮想軸Mを中心として回転する。それにより仮想軸Mに対する連結軸部32cの向き(角度)が変化する。その結果、翼板32は、仮想軸Mを中心として回転する。
この構成により本発明の換気レジスタ1は、カム軸31の回転による誘導突起32aの移動により、フレーム30の中空30bを遮断する閉鎖位置Pと中空30bを開放する開放位置Qとの間で、翼板32が仮想軸Mを中心に回転できる。
嵌入突起部32dの先端32eは、らせん溝31b内で回転する際に引っかからないように、円筒形状であることが好ましい。また誘導突起32aの垂直軸Xに直交する方向の移動により生じる撓みを吸収できるように、誘導突起32aは、例えば合成樹脂等の可撓性もしくは弾性のある素材により成形されていることが好ましい。
誘導突起32aは、垂直軸Xに直交する方向の移動により生じる撓みを誘導突起32aの素材(例えば合成樹脂)の可撓性もしくは弾性で吸収する。そのため誘導突起32aは、らせん溝31b内を移動する間、絶えずらせん溝31bの内面に接している。この構成により誘導突起32aとらせん溝31bとの間で生じる摩擦抵抗によりらせん溝31bの途中(らせん溝31bの両端の間)で誘導突起32aを止めることができるため、翼板32の開閉の具合を微調整することができる。
これにより本発明の換気レジスタ1は、その中空30bを通る風量を微調整することができる。
また本発明の換気レジスタ1の2つの翼板32は、互いに同じ形状に成形されていることが好ましい。この場合、一方の翼板32は、他方の翼板32が軸止される位置から、垂直軸Xを中心に互いに180度回転した位置に軸止される。言い換えると、例えば図6(A)に示す実施例では、一方の翼板32(図6(A)の右側の翼板32)が、仮想軸Mの一端m1を上方に、他端m2を下方にした状態でフレーム30に軸止されている場合、他方の翼板32(図6(A)の左側の翼板32)は、仮想軸Mの一端m1を下方に、他端m2を上方にした状態でフレーム30に軸止される。さらに言い換えると、フレーム30に取り付けられた一方の翼板32と他方の翼板32とは、互いに垂直軸Xを中心とした点対称の関係になっている。
また副翼板34の辺縁段差35aは、垂直軸Xより仮想軸Mの一端m1側と他端m2側とで互い違いになっていることが好ましい。つまり、例えば図9(A)に示す仮想軸Mの一端m1側の辺縁段差35aは、前方側の面が後方側の面より長く設けられており、他端m2側の辺縁段差35aは、前方側の面が後方側の面より短く設けられている。言い換えると、例えば、図6(A)に示す実施例では、閉鎖位置Pにある2つの翼板32を前方(室内側)から見たときに、副翼板34の辺縁段差35aは、カム軸31より上方が右側の翼板32の副翼板34が前方側に位置しており、カム軸31より下方は、左側の翼板32の副翼板34が前方側に位置している。
本発明の換気レジスタ1は、調整軸51とカム軸31がレジスタ本体3の中央(垂直軸X上)にあり、カム軸31の2つのらせん溝31bを、垂直軸Xを中心として互いに180度回転した位置に設けているので、2つの翼板32を互いに同じ形状に形成することができる。それにより、1つの金型で、両方の翼板32を成形することができる。すなわち1つの金型で翼板32を複数成形し、それを垂直軸Xを中心に互いに180度回転させた状態でフレーム30に取り付けるだけで、本発明の換気レジスタ1を製造することができる。
そのため、本発明の換気レジスタ1は金型が少ない分、従来の換気レジスタより製造費用を抑えることができる。
また上述した特許文献1と2の換気レジスタは、閉じた2つの翼板の間に、隙間が生じるおそれがあった。それに対し本発明の換気レジスタ1は、副翼板34の内縁35に辺縁段差35aが設けられており、翼板32が閉鎖位置Pにあるときに、2つの辺縁段差35aが互いに重なるため、2つの翼板32の間に隙間が生じにくい。
そのため本発明の換気レジスタ1は、従来の換気レジスタより、密閉性(フレーム30の中空30bの遮断性)を高めることができる。
上述した本発明の換気レジスタ1によれば、フェイス部50に取り付けられた調整軸51と、フレーム30に取り付けられたカム軸31とを嵌合させることにより、翼板32を開閉する1本の軸を構成する。言い換えると、本発明の換気レジスタ1は、調整軸51が脱着可能にカム軸31に嵌合して、調整軸51とカム軸31とが1本の軸として機能する。そしてルーバ部5をレジスタ本体3から外すことにより、調整軸51とカム軸31との結合が外れ、ルーバ部5をレジスタ本体3に再度取り付けることにより、調整軸51とカム軸31が噛み合い、再び1本の軸として機能するように構成されている。
この構成により、例えば本発明の換気レジスタ1にフィルタ7を取り付けて使用する場合であっても、フレーム30から外したフェイス部50の裏側(後方側)から古くなったフィルタ7を外し、新しいフィルタ7の中央穴7aに調整軸51を通してフィルタ7をフェイス部50の裏側に取り付け、ルーバ部5を再度レジスタ本体3に取り付けるだけで、容易に利用者がフィルタ7を交換することができる。
また誘導突起32aは、らせん溝31b内を移動する間、絶えずらせん溝31bの内面に接している。そのため誘導突起32aとらせん溝31bとの間で生じる摩擦抵抗によりらせん溝31bの途中(らせん溝31bの両端の間)で誘導突起32aを止めることができるため、翼板32の開閉の具合を微調整することができる。
これにより本発明の換気レジスタ1は、その中空30bを通る風量を微調整することができる。
また本発明の調整軸51とカム軸31は、互いに嵌合して1本の軸として機能するときには、フェイス部50とフレーム30との2点で回転可能に軸止されるため、調整軸51とカム軸31は、ぶれずに安定して回転することができる。
また本発明の換気レジスタ1は、カム軸31の円筒面31aに設けられたらせん溝31b内に翼板32から突出した誘導突起32aが移動可能に嵌合するので、カム軸31が垂直軸Xを中心に回転することにより、誘導突起32aがらせん溝31bに沿って前後に移動する。翼板32はフレーム30に軸止されている。それにより翼板32は、フレーム30の中空30bを遮断する閉鎖位置Pと中空30bを開放する開放位置Qとの間で回転することができる。
また本発明の換気レジスタ1は、調整軸51とカム軸31がレジスタ本体3の中央(垂直軸X上)に設けられているので、2つの翼板32を互いに同じ形状に形成することができる。それにより、1つの金型で、2つの翼板32の両方を成形できる。すなわち1つの金型で翼板32を複数成形し、それを、垂直軸Xを中心に互いに180度回転させた状態でフレーム30に取り付けるだけで、本発明の換気レジスタ1を製造することができる。
そのため、本発明の換気レジスタ1は金型が少ない分、従来の換気レジスタより製造費用を抑えることができる。
またカム軸31の円筒面31aに設けられた、誘導突起32aを誘導するための溝(らせん溝31b)はらせん状である。そのため、カム軸31を金型で形成した場合、らせん溝31bの形状に合わせて捩じりながら垂直軸Xの軸方向に引き出すことにより、金型からカム軸31を容易に引き出すことができる。そのため、本発明のカム軸31は、らせん溝31bを有する形状により、金型で容易に製造することができる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 換気レジスタ、3 レジスタ本体、5 ルーバ部、
7 フィルタ、7a 中央穴、
30 フレーム、30a 前方開口、30b 中空、30c フレーム内段差、
30d 内周面、30e 枠部、30f 鍔部、30g 係止部、
30h 第2軸受穴、30i 支持棒、
31 カム軸、31a 円筒面、31b らせん溝、31c 前端部、
31d 係止窪み、31e 起点、31f 終点、
31g 円筒孔、31h 当接突起、
32 翼板、32a 誘導突起、32b 軸突起、
32c 連結軸部、32d 嵌入突起部、32e 先端、
33 主翼板、33a 外縁、
34 副翼板、34a 切欠き、34b 当接部、
35 内縁、35a 辺縁段差、
36 軸側副翼板、36a 反仮想軸側の端部、
37 縁側副翼板、38 押え具、
50 フェイス部、50a 羽板、50b スリット、50c 第1軸受穴、
51 調整軸、52 ツマミ部、
53 継手部、53a 後端部、53b 円筒突起、
54 キー、55 キー溝、
A 壁面、X 垂直軸、M 仮想軸、m1 一端、m2 他端、
N 仮想線、P 閉鎖位置、Q 開放位置

Claims (9)

  1. 壁面に垂直に前後に延びる垂直軸を中心とする中空円筒形であり両端が開口し該壁面の中空貫通穴に嵌め込まれたフレームと、
    前記垂直軸に沿って延び前記フレームに回転可能に軸止されたカム軸と、
    前記カム軸を間に挟み前記フレームに回転可能に軸止され前記フレームの中空を遮断可能な2つの翼板と、を有するレジスタ本体と、
    前記フレームの前方側の前方開口を脱着可能に覆うフェイス部と、
    前記フェイス部の前記垂直軸上に回転可能に軸止され垂直軸に沿って後方に延びる調整軸と、を有するルーバ部と、を備え、
    前記調整軸は、その後端部が前記カム軸の前端部に脱着可能に連結し回転動力を伝達し、
    前記カム軸は、前記垂直軸を中心とする円筒面にらせん状に設けられた2つのらせん溝をもち、
    前記翼板は、前記らせん溝に嵌まり前記カム軸の回転により該らせん溝に沿って前後に移動可能な誘導突起をもち、前記誘導突起の前記移動により、前記フレームの前記中空を遮断する閉鎖位置と該中空を開放する開放位置との間で回転する、ことを特徴とする換気レジスタ。
  2. 前記翼板は、前記壁面に平行に一端から他端に向けて延びる仮想軸を有し、
    前記2つの翼板は、互いに同じ形状であり、互いに平行に延びる2つの前記仮想軸間に前記カム軸を挟み、前記垂直軸を中心に互いに180度回転した状態で前記仮想軸を中心として回転可能に前記フレームに軸止され、
    前記誘導突起は、前記垂直軸より前記一端側の前記仮想軸上から突出する、ことを特徴とする請求項1に記載の換気レジスタ。
  3. 前記翼板は、前記仮想軸から前記フレームの内周面までの前記中空を遮断可能な半円形状の主翼板と、
    2つの前記仮想軸間の前記中空を遮断し前記カム軸を通す半円形状の切欠きを有する副翼板と、を有し、
    前記主翼板と前記副翼板は、前記仮想軸上で連結し、
    前記副翼板は、前記仮想軸に平行であり前記垂直軸側にオフセットした内縁を有し、
    前記内縁は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに前記2つの副翼板が互いに重なるための辺縁段差を有し、
    前記主翼板は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記仮想軸から前記フレームの内周面までの前記中空を遮断し、前記翼板が前記開放位置にあるときに、前記垂直軸に近接した位置に位置する、ことを特徴とする請求項2に記載の換気レジスタ。
  4. 前記辺縁段差は、前記垂直軸より前記仮想軸の前記一端側と他端側とで互い違いになっている、ことを特徴とする請求項3に記載の換気レジスタ。
  5. 前記カム軸の前記前端部と前記調整軸の後端部とは、脱着可能な軸継手を構成し、
    前記フェイス部は、フィルタを介して前記フレームの前方側の前記前方開口を覆い、
    前記調整軸は、前記フィルタの中央穴を貫通して前記カム軸と連結する、ことを特徴とする請求項1に記載の換気レジスタ。
  6. 前記副翼板は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記仮想軸から前記垂直軸に平行に延びる軸側副翼板と、
    前記軸側副翼板の反仮想軸側の端部から前記壁面に平行に前記垂直軸に向けて延びる縁側副翼板と、を含み、
    前記内縁は、前記縁側副翼板の端部である、ことを特徴とする請求項3または4に記載の換気レジスタ。
  7. 前記らせん溝は、その端部に、前記翼板が閉鎖位置もしくは開放位置に位置するときに前記誘導突起が脱着可能に嵌り係止される係止窪みを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の換気レジスタ。
  8. 前記誘導突起は、可撓性もしくは弾性のある合成樹脂からなる、ことを特徴とする請求項1に記載の換気レジスタ。
  9. 前記フレームは、前方の内径がそれより後方の該内径より小さく形成されたフレーム内段差を前記内周面に含み、
    前記主翼板の外縁は、前記翼板が前記閉鎖位置にあるときに、前記フレーム内段差に当接する、ことを特徴とする請求項3に記載の換気レジスタ。
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