JP2015138143A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】押圧部材の先端を二次転写部への適正な位置に配置し、像担持ベルトのテンションや部品取り付け公差の影響を受けずに二次転写部近傍での像担持ベルトの姿勢を安定させ得る構成を備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、転写ニップ部(N2)に対する像担持ベルト(40)の回転方向上流側の内周面に当接することで、像担持ベルトを、表面側に突出させて転写ニップ部に連続するように第2回転体(10)の表面に圧接させる押圧部材(21)とを備える。画像形成装置は更に、記録材を転写ニップ部に案内するガイド部材(14)と、押圧部材とガイド部材とを所定の位置関係に位置決めする第1支持部(22)と、第1支持部を第1回転体(42)と共に一体的に保持する保持部材(23)と、装置本体に固定された状態で、第2回転体を保持すると共に第1支持部を保持部材を介して位置決め支持する第2支持部(26)とを備える。【選択図】図5
Description
本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
感光ドラム上に形成された各色トナー像を中間転写体上に一次転写した後、記録材上に一括して二次転写する中間転写方式の画像形成装置では、二次転写部の電界が強すぎると、放電によりトナーに逆極性の電荷が飛び込む現象が起きることがあった。この場合、電荷量が0近傍になったトナーは、記録材上へ転写されず画像が白く抜けてしまう。このような白抜け現象は、二次転写部にかけられる電界が強ければ強いほど起こりやすい。以降、この現象を「強抜け」と称する。
この「強抜け」は、トナーの負荷を受けた状態によってレベル差がある。トナーの外添剤は、トナーと他の物体との付着力を低下させる役割も持っているため、トナーの受ける負荷が進んで外添剤が剥がれ落ちたトナーは、中間転写体との付着力が上がり、強抜けがより顕著になる。
そこで、現像剤(トナー)を良好な状態に保つために、記録材上へ画像を形成しない非画像形成時に現像装置内の現像剤を吐き出す技術が知られている。現像装置内の負荷が蓄積されたトナーを吐き出し、新しいトナーを補給することによりトナーの状態を良好に保つことで、強抜けの発生も抑制することが可能になる。しかし、現像装置内のトナーを吐き出すことはトナー消費量を増加につながり、ランニングコストを増大させてしまう。強抜けは二次転写部の電界が強いときに発生するため、二次転写のために供給する転写高圧(バイアス)を小さくしても強抜けの発生を抑えることは可能である。しかしその場合は、転写バイアスが小さく高濃度画像領域を十分に二次転写できなくなり、記録材上に形成される高濃度画像の画質が損なわれる虞がある。
二次転写部近傍で強抜けの原因となる放電は、中間転写体のトナー像担持面と記録材表面との間に空隙(ギャップ)があると発生しやすい。検討を重ねた結果、中間転写体として中間転写ベルトを使用した場合、二次転写部近傍で中間転写ベルトが振動していると空隙が発生しやすくなり、強抜けが顕著になることが判明した。さらに、二次転写部近傍で中間転写ベルトの振動を抑えるような振動防止部材を配置すると、強抜けを抑制できることも判明している。
中間転写ベルトの振動を防止するためには、中間転写ベルトが張架手段で張架されるテンションを強くすれば良い。しかし、画質に大きく寄与する二次転写部近傍の中間転写ベルトの振動を十分に抑えるには、二次転写部近傍の中間転写ベルト裏面から接触する振動防止部材を配置して二次転写部近傍にベルト張り面を変化させる方がより効果的であることが分かっている。その達成手段として、例えば特許文献1及び2に記載されているような二次転写部近傍に、中間転写ベルトの裏面からシート状の部材(振動防止部材)を中間転写ベルトに押し付ける構成が知られている。
特許文献1には、二次転写部近傍に中間転写ベルトの裏面からシート状の部材(振動防止部材)を中間転写ベルトに押し付ける構成が記載されている。この構成では、二次転写部近傍に中間転写ベルトの張り面を変化させるような部材としてシート状の部材を配置しているが、ローラ形状のものを配置しても中間転写ベルトの振動を防止することは可能であった。
また特許文献2には、二次転写ローラの上流側でかつ中間転写ベルトへの記録材のタッキング位置の上流近傍に、中間転写ベルトの背面の幅方向全域に亘って平面性矯正部材を配置して、中間転写ベルト張り面を所定平面に矯正する構成が記載されている。
しかし、上記の従来技術では、振動防止部材等の先端が二次転写部に対して適正な位置に配置されない場合は、二次転写部の上流で記録材と、中間転写ベルト等の像担持ベルトとの間に空隙(ギャップ)が形成されてしまう。これにより、放電による白抜けが発生してしまうという課題が発生する。
また、上記中間転写方式の画像形成装置において、二次転写部近傍の中間転写ベルトの張り角度に影響を及ぼすベルト案内部材(特許文献1)や、平面矯正部材(特許文献2)を追加している構成では、以下のような虞がある。つまり、この構成では、中間転写ベルトのテンションの影響、部品取り付け公差の影響で二次転写部近傍での中間転写ベルト等の像担持ベルトの姿勢が安定しない虞がある。これにより、二次転写部近傍での中間転写ベルトと搬送されてくるシートとの空隙が安定せず、転写不良画像(トナーの飛び散り)発生の虞があった。
本発明は、振動防止部材等の押圧部材の先端を二次転写部への適正な位置に配置し、像担持ベルトのテンションや部品取り付け公差の影響を受けず二次転写部近傍での像担持ベルトの姿勢を安定させ得る構成を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置において、回転する無端状の像担持ベルトと、前記像担持ベルトに担持されたトナー像を、搬送されてくる記録材に転写するように、前記像担持ベルトの内周面に当接する第1回転体及び前記第1回転体に対向配置されて前記像担持ベルトとの間に転写ニップ部を形成する第2回転体と、前記転写ニップ部に対する前記像担持ベルトの回転方向上流側の内周面に当接することで、前記像担持ベルトを、その表面側に突出させて前記転写ニップ部に連続するように前記第2回転体の表面に圧接させる押圧部材と、搬送されてくる記録材を前記転写ニップ部に案内するガイド部材と、前記押圧部材と前記ガイド部材とを所定の位置関係に位置決めする第1支持部と、前記第1支持部を前記第1回転体と共に一体的に保持する保持部材と、装置本体に固定された状態で、前記第2回転体を保持すると共に前記第1支持部を前記保持部材を介して位置決め支持する第2支持部とを備えることを特徴とする。
本発明によると、押圧部材の先端を二次転写部への適正な位置に配置し、像担持ベルトのテンションや部品取り付け公差の影響を受けずに二次転写部近傍での像担持ベルトの姿勢を安定させ得る構成を実現することができる。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。各図面を通して同一の符号は、同一又は対応する部分を示している。なお、本実施形態では、主にトナー像(トナー画像)の形成及び転写に係る主要部について説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施可能である。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について詳細に説明する。各図面を通して同一の符号は、同一又は対応する部分を示している。なお、本実施形態では、主にトナー像(トナー画像)の形成及び転写に係る主要部について説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施可能である。
[画像形成装置の全体構成]
まず、図1を参照して、本実施形態における画像形成装置について説明する。図1は、本実施形態におけるタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタ等の画像形成装置50の概略構成を示す概略断面図である。
まず、図1を参照して、本実施形態における画像形成装置について説明する。図1は、本実施形態におけるタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタ等の画像形成装置50の概略構成を示す概略断面図である。
図1に示すように、画像形成装置50は装置本体50aを有し、この装置本体50a内には、回転する無端状の像担持ベルトとしての中間転写ベルト(ITB)40を有する中間転写ベルトユニット51が配置されている。画像形成装置50は、中間転写ベルト40の上部搬送面に沿って搬送方向上流から順に配列された画像形成部30Y,30M,30C,30Kを有している。これら画像形成部30Y〜30Kは、搬送駆動される中間転写ベルト40に対し、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色トナー画像を形成する。
画像形成部30Y〜30Kはそれぞれ、回転する像担持体としてのドラム形の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1Y,1M,1C,1Kを備えている。カラー(CL)感光ドラムである感光ドラム1Y,1M,1Cと、感光ドラム1Kはそれぞれ、図1における矢印A方向(反時計回り方向)に回転駆動されるように構成される。
中間転写ベルトユニット51は、夫々が所定の位置関係に配置されたテンションローラ41、張架ローラ16,17、駆動ローラ43、第1回転体としての二次転写内ローラ42を有している。これらローラ41、16、17、43、42により、中間転写ベルト40が周方向(矢印G方向)に回転可能となるように張架(支持)されている。この中間転写ベルト40には、テンションローラ41によって外側への張力(テンション力)が掛けられている。
中間転写ベルト40は、矢印Gの方向へ例えば250〜300[mm/sec]で回転させられる。テンションローラ41は中間転写ベルト40の張力を一定に制御し、駆動ローラ43は中間転写ベルト40を回転駆動する。そして、二次転写内ローラ42は、第2回転体としての二次転写外ローラ10に中間転写ベルト40を介して対向して二次転写ニップ部N2を形成する。つまり、中間転写ベルト40に担持されたトナー像を搬送されてくる記録材Pに転写するように、中間転写ベルト40の内周面に二次転写内ローラ(第1回転体)42が当接する。そして、二次転写外ローラ(第2回転体、転写ローラ)10が、二次転写内ローラ42に対向配置されて中間転写ベルト40との間に二次転写ニップ部(転写ニップ部)N2を形成する。
中間転写ベルト40として、ポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂又は各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させ、その体積抵抗率を例えば1E+9〜1E+14[Ω・cm]としたものを用いることが可能である。この場合、中間転写ベルト40の厚みは例えば0.07〜0.5[mm]とすることが可能である。
また、中間転写ベルト40として、以下のように構成したものを用いることも可能である。即ち、ポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂で、厚みを例えば0.07〜0.2[mm]とした基材の上に、各種ゴム等に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させた厚み例えば0.05〜0.5[mm]のゴム層を形成した構成のものである。さらに、表面層として、フッ素樹脂等を含有した材料を例えば厚み5〜30[μm]にコーティングした3層構成の中間転写ベルト40とすることができる。その際、体積抵抗率を例えば1E+9〜1E+14[Ω・cm]とすることもできる。
中間転写ベルト40の内周側におけるテンションローラ41と駆動ローラ43との間には、一次転写ローラ6Y,6M,6C,6Kが配置されている。一次転写ローラ6Y〜6Kは、現像装置5Y,5M,5C,5Kにより形成されたトナー画像を、中間転写ベルト40と感光ドラム1Y〜1Kとの間の各一次転写ニップ部N1で感光ドラム1Y〜1Kから中間転写ベルト40に一次転写する。
一次転写ローラ6Y〜6Kには、それぞれバイアス印加手段(不図示)によって転写バイアスが印加される。一次転写ローラ6Y〜6Kにそれぞれ対向する位置には、中間転写ベルト40を挟んで感光ドラム1Y〜1Kがそれぞれ配置されている。中間転写ベルト40は、一次転写ローラ6Y〜6Kによって裏面側(内面側)を押圧され、その表面が、画像形成部30Y〜30Kの夫々における感光ドラム1Y〜1Kに当接している。
感光ドラム1Y,1M,1C,1Kと中間転写ベルト40との間には、それぞれ一次転写部としての一次転写ニップ部N1が形成される。中間転写ベルト40は、駆動ローラ43の時計回り方向の回転により同方向(矢印Gの方向)に回転させられる。中間転写ベルト40の回転速度は、各感光ドラム1Y〜1Kの回転速度(プロセススピード)とほぼ同じに設定されている。
感光ドラム1Y〜1Kの各周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電手段としての帯電ローラ4Y,4M,4C,4Kと、露光手段としての露光装置2Y,2M,2C,2Kとが配設されている。露光装置2Y,2M,2C,2Kはそれぞれ、帯電された感光ドラム1Y,1M,1C,1Kを露光して静電潜像を形成する。露光装置2Y〜2Kはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号が入力され、この画像信号に応じて感光ドラム1Y,1M,1C,1Kの各表面をレーザ光で照射し、電荷を中和して静電潜像を形成する。
露光装置2Y〜2Kにより形成される静電潜像は、小さいドット画像の集合体となっており、ドット画像の密度を変化させることで感光ドラム1Y〜1K上に形成するトナー像の濃度を変化させることができる。本実施形態において、各色トナー像はそれぞれ最大濃度が例えば1.5〜1.7程度となっており、最大濃度の時のトナーの載り量は例えば0.4〜0.6[mg/cm2]程度となっている
さらに、感光ドラム1Y〜1Kの各周囲には、現像手段としての現像装置5Y,5M,5C,5Kと、感光体クリーニングブレード7Y,7M,7C,7Kとが配設されている。現像装置5Y,5M,5C,5Kはそれぞれ、感光ドラム1Y,1M,1C,1Kに形成された潜像(静電潜像)をトナー画像として現像する。
中間転写ベルト40表面における二次転写内ローラ42と対向する位置には、二次転写外ローラ10が配設されている。二次転写外ローラ10は、二次転写内ローラ42との間に中間転写ベルト40を挟持し、二次転写外ローラ10と中間転写ベルト40との間には二次転写部としての二次転写ニップ部N2が形成されている。二次転写外ローラ10は、中間転写ベルト40と当接して二次転写ニップ部(二次転写部)N2を形成し、中間転写ベルト40に一次転写されたトナー像を、二次転写ニップ部N2に搬送されてくる記録材(シート)Pに二次転写する。
二次転写ニップ部N2は、中間転写ベルト40に形成されたトナー像を、不図示の給送部から送られてきた記録材Pに二次転写する。二次転写外ローラ10には、正極性のバイアスが印加される。二次転写外ローラ10を介して正極性のバイアスが二次転写ニップ部N2に印加されることで、中間転写ベルト上の4色のトナー像が、不図示のレジストローラ対13により搬送されてきた記録材Pに二次転写される。上記給送部は、装置本体50aの下部に配設され、画像形成に供される記録材Pが積載される記録材カセット(不図示)を有している。不図示の給紙ローラ等によって給送部から記録材が順次給送されて、上記レジストローラ対13に搬送される。
二次転写ニップ部N2の記録材搬送方向(矢印Bの方向)の下流には、定着ローラ60a及び加圧ローラ60bを有する定着装置60が配設されている。この定着装置60の下流側には、不図示の排紙ローラ対及び排紙トレイが配設されている。二次転写ニップ部N2でトナー像を二次転写された記録材Pは、定着ローラ60aと加圧ローラ60b間の定着ニップ部TNに搬送され、定着ローラ60aと加圧ローラ60bとで加熱及び加圧されて、その表面にトナー像を溶融定着される。なお、張架ローラ16の上方において張架ローラ16外周の中間転写ベルト40に対向する位置には、パターン検知センサ12が配置されている。
[画像形成装置の作用]
以上の構成を備えた画像形成装置50では、画像形成部30Yにおいて、感光ドラム1Y上にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト40に転写される。画像形成部30Mでは、画像形成部30Yと同様な手順でマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト上(像担持ベルト上)のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部30C,30Kでは、画像形成部30Yと同様な手順でシアントナー像、ブラックトナー像が夫々形成されて中間転写ベルト40に順次重ねて転写される。
以上の構成を備えた画像形成装置50では、画像形成部30Yにおいて、感光ドラム1Y上にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト40に転写される。画像形成部30Mでは、画像形成部30Yと同様な手順でマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト上(像担持ベルト上)のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部30C,30Kでは、画像形成部30Yと同様な手順でシアントナー像、ブラックトナー像が夫々形成されて中間転写ベルト40に順次重ねて転写される。
中間転写ベルト40に担持された4色のトナー像は、二次転写ニップ部N2へ搬送されて記録材Pに一括して二次転写される。4色のトナー像を二次転写された記録材Pは、中間転写ベルト40から分離されて定着装置60に送り込まれる。この記録材Pは、定着装置60の定着ニップ部TNで加熱及び加圧され、トナーの融解により表面に画像が定着される。その後、この記録材Pは、不図示の排紙ローラ対を介して排紙トレイに排出される。
画像形成部30Y〜30Kは、それぞれの現像装置5Y〜5Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、ブラックの画像形成部30Kについてトナー像の形成プロセスを説明し、他の画像形成部30Y、30M、30Cに関する重複した説明を省略する。
画像形成部30Kにおける感光ドラム1Kは、帯電極性が負極性の感光層を表面に形成され、所定のプロセススピードで矢印A方向に回転する。帯電ローラ4Kは、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されて感光ドラム1Kの表面を負極性に帯電させる。露光装置2Kは、ブラックの分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザビームを回転ミラーで走査して、感光ドラム1Kの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置5Kは、帯電極性が負極性の非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を摩擦帯電させて、現像スリーブ(不図示)に担持させて感光ドラム1Kとの対向部へ搬送する。負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブに印加することで、負極性に帯電したトナーが相対的に正極性になった感光ドラム1Kの露光部分へ移転して静電像が反転現像される。
一次転写ローラ6Kは、感光ドラム1Kと中間転写ベルト40間の一次転写ニップ部N1に正極性の直流電圧が印加されることで、感光ドラム1Kに担持されたトナー像を中間転写ベルト40に一次転写する。この後、感光ドラム1Kに残った転写残トナーは、感光ドラム1Kに当接する感光体クリーニングブレード7Kにより回収される。
二次転写外ローラ10は、正極性の直流電圧が印加されることで、中間転写ベルト40の外側面との間の二次転写ニップ部N2に搬送される記録材Pに、中間転写ベルト40に担持されたフルカラートナー像を二次転写する。この後、ベルト回転方向(矢印G方向)の下流に配置されたベルトクリーニングブレード44が中間転写ベルト40に当接することで、中間転写ベルト40に残った転写残トナーが回収される。
不図示の給送部から搬送された記録材Pは、レジストローラ対13で一旦停止され、中間転写ベルト40上のトナー像が二次転写ニップ部N2に搬送されてくるのに同期して、記録材Pが二次転写ニップ部N2へ供給される。
[二次転写部及びその周辺の構成]
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置50は、記録材Pが中間転写ベルト40表面に近づく挙動を規制する二次転写上流上ガイド14を有している。さらに、記録材Pが中間転写ベルト40表面側から離れていく挙動を規制する第2ガイド部材としての二次転写上流下ガイド15を有している。二次転写上流上ガイド14は、搬送されてくる記録材Pを二次転写ニップ部N2に案内するガイド部材を構成する。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置50は、記録材Pが中間転写ベルト40表面に近づく挙動を規制する二次転写上流上ガイド14を有している。さらに、記録材Pが中間転写ベルト40表面側から離れていく挙動を規制する第2ガイド部材としての二次転写上流下ガイド15を有している。二次転写上流上ガイド14は、搬送されてくる記録材Pを二次転写ニップ部N2に案内するガイド部材を構成する。
即ち、二次転写上流上ガイド14は、二次転写ニップ部N2の上流(転写ニップ部上流)に位置する回動軸28(図5参照)で後端部19を支持され、且つ先端部21a(図3参照)が中間転写ベルト40に接近するようにトーションバネ29で付勢される。トーションバネ29は、図5に示すように、コイル部を回動軸28に巻き付けられた状態で、その一端部が、二次転写上流上ガイド14の係合部31に係合され、その他端部が、後端部19の係合部19aに係合されている。このようなトーションバネ29により、二次転写上流上ガイド14は回動軸28を支点として図5の時計回り方向に付勢される。
二次転写上流上ガイド14は、その一部である当接部14a,14bをバックアップシートホルダ(第1支持部)22の位置決め部である突き当て部22aに当接させることで、所定の位置関係にされる。突き当て部22aは、バックアップシートホルダ22の図5における手前−奥方向の2箇所に形成されている。この構成により、ITBバックアップシート21と二次転写上流上ガイド14との位置決めを簡単に且つ確実に行うことができる。バックアップシートホルダ(第1支持部)22は、二次転写内ローラ(第1回転体)42を回転自在に支持する支持ユニット20と一体的に形成されている。
二次転写上流下ガイド15は、二次転写上流上ガイド14に対向して配置され、二次転写上流上ガイド14との間で記録材Pを案内する第2ガイド部材を構成している。これらのガイド14,15により、レジストローラ対13から二次転写ニップ部N2まで記録材Pを確実に搬送案内できる搬送パスを構成することができる。
レジストローラ対13から供給された記録材Pは、二次転写上流上ガイド14と二次転写上流下ガイド15との間を通って、二次転写内ローラ42と二次転写外ローラ10とで形成される二次転写ニップ部N2を通過する。この際、二次転写外ローラ10にトナーと逆極性の二次転写電流が印加されることで、中間転写ベルト上のトナー像が記録材上に一括して転写される。本実施形態では、例えば+40〜60[μA]の電流を流している。
二次転写外ローラ10は、イオン導電系発泡ゴム(NBRゴム)の弾性層と芯金とから構成される。この二次転写外ローラ10には、外径が24[mm]、ローラ表面粗さRz=6.0〜12.0[μm]、抵抗値がN/N(23℃、50%RH)測定、2[kV]印加で1E+5〜1E+7[Ω]のローラが使用可能である。また、二次転写外ローラ10には、供給バイアスが可変の二次転写高圧電源11が接続されている。
二次転写ニップ部N2を通過して未定着トナー像を載せられた記録材Pは、定着装置60に搬送されてトナー像を定着された後、装置本体50aの外方に排出される。一方、二次転写ニップ部N2での二次転写後の中間転写ベルト40は、ベルトクリーニングブレード44により転写残トナーや紙粉等がクリーニングされ、繰り返し作像工程(画像形成工程)に入る。
本実施形態における画像形成装置50では、二次転写外ローラ10は、二次転写内ローラ42に対して中間転写ベルト40表面に沿って上流側にオフセットされている。図2(a)に示すように、このオフセット量をSとするとき、本実施形態ではオフセット量Sを、0[mm]≦S≦4[mm]の範囲に設定している。
オフセット量Sは、張架ローラ17側の中間転写ベルト40に垂直で二次転写外ローラ10の中心c1を通るラインL1と、張架ローラ17側の中間転写ベルト40に垂直で二次転写内ローラ42の中心c2を通るラインL2との間の距離である。なお、図中のNLは、二次転写外ローラ10の中心c1と二次転写内ローラ42の中心c2とを結んだ線に対して垂直な方向に延びるニップラインNLである。また、図中のBLは、張架ローラ17側の中間転写ベルト40を延長した延長線である。
ここで、レジストローラ対13によって二次転写ニップ部(転写ニップ部)N2に送り込まれてくる記録材Pは、二次転写ニップ部N2を通過する際にニップラインNLに沿って進もうとする。この際、図2(a)に示すように、二次転写内ローラ42に対して二次転写外ローラ10が中間転写ベルト40の回転方向(矢印G方向)の上流側にオフセットしていると、ニップラインNLが中間転写ベルト40に食い込むような角度になる。
記録材Pの後端が、上述の上流上ガイド14や上流下ガイド15のようなガイド機構で規制されている間は、二次転写ニップ部N2の上流側で記録材Pが中間転写ベルト40に良好に接触するため、放電の原因となる空隙Gaを無くすことが可能になる。しかし、二次転写ニップ部N2の上流で中間転写ベルト40の張り面を画像形成面側に張り出すような力が働いた場合、記録材後端が上記ガイド14や上記ガイド15のようなガイド機構を抜けた状態になったときには、以下のようになりやすい。つまり、図2(b)に示すように、記録材Pと中間転写ベルト40との間に空隙(ギャップ)Gaが形成されて、放電による画像不良(白花)が発生しやすくなる。
本実施形態では、二次転写内ローラ42の上流で中間転写ベルト40の非画像形成面側(内周面側)に、中間転写ベルト40の振動を防止するための押圧部材として、図1、図3のように、押圧部材としてのITBバックアップシート21が配置される。図3における符号18は、ITBバックアップシート21の支持部分を示している。なお、図3は、ITBバックアップシート21の二次転写ニップ部N2付近の配置を示している。
また、図5に示すように、ITBバックアップシート21は、第1支持部としてのバックアップシートホルダ22に支持されている。ITBバックアップシート21は、二次転写ニップ部N2に対する中間転写ベルト40の回転方向上流側の内周面に当接することで、中間転写ベルト40をその表面側に突出させて上記ニップ部N2に連続するように二次転写外ローラ10の表面に圧接させる。このITBバックアップシート21は、厚みが200〜600[μm]程度の樹脂性のシートからなり、中間転写ベルト40の裏面(内周面)側から画像形成面(外周面)側へ張り出すように構成される。
ITBバックアップシート21が中間転写ベルト40を張り出すように配置されることで、二次転写ニップ部N2近傍での中間転写ベルト40の振動を防止すると共に、二次転写ニップ部N2での放電による強抜けが回避されるようになっている。図3に示すように、ITBバックアップシート21の先端部21aは、中間転写ベルト40の搬送を妨げない順方向(ベルト表面から離れる方向)に撓むように構成されている。
上述のように二次転写外ローラ10が二次転写内ローラ42に対して上流側にオフセットしていると、図3に示すように、ニップラインNLが中間転写ベルト40に食い込むような角度になる。記録材Pが二次転写ニップ部N2の上流で二次転写上流上ガイド14に規制されて下向きの力が作用している間は力のバランスがとれており、記録材Pと中間転写ベルト40は二次転写ニップ部N2上流でしばらく接触した状態を維持する。
しかし、記録材後端が上記ニップ部N2の上流の上記ガイド14を抜けると、この記録材はニップラインNLに沿って進もうとする力が強くなる。そして、中間転写ベルト40との張り角の違いが、記録材Pと中間転写ベルト40との間の空隙(ギャップ)Gaを発生させるようになる。特に、ITBバックアップシート21が二次転写ニップ部N2近傍で中間転写ベルト40の張り角を変化させると、ニップラインNLと中間転写ベルト40との張り角の違いがさらに大きくなる。これにより、二次転写ニップ部N2の上流部で、放電による画像不良が発生しやすくなる。
そこで本実施形態では、二次転写ニップ部N2の上流で記録材Pと中間転写ベルト40との間の空隙Gaによる放電を防止するように、ITBバックアップシート21の配置を規定している。一般に、画像形成可能領域は、記録材の大きさよりも狭くする。
図4(a)に示すように、このような記録材Pの前後左右で画像形成を行わない部分を余白、特に記録材Pの進行方向(搬送方向E)に対して後端側の余白を後端余白Lとしている。本実施形態では、この後端余白Lを、1〜4[mm]程度に設計している。上記の記録材Pと中間転写ベルト40との間の空隙(ギャップ)Gaによる放電は、後端余白L内だけで起きていれば元々画像が無いので、放電が画像不良として顕在化することはない。
二次転写外ローラ10は、発泡ゴム製の弾性層を有していて柔らかいため、中間転写ベルト40が張られているテンションによって、表層付近は中間転写ベルト40に沿った形になるように変形する。上述のように、二次転写外ローラ10は二次転写内ローラ42に対して中間転写ベルト40表面に沿って上流側にオフセットしているため、中間転写ベルト40が二次転写内ローラ42には接触せずに二次転写外ローラ10にだけ接触する領域が存在する。この領域を以下、テンションニップT(図3参照)と称する。
図3に示すように、二次転写外ローラ(第2回転体)10の中心c1が、二次転写内ローラ(第1回転体)42の中心c2に対して中間転写ベルト40の回転方向上流側にオフセットするように構成されている。そして、二次転写外ローラ10と中間転写ベルト40とが接触する領域(T)における最上流の接触点p3と、ITBバックアップシート21の先端部21aと中間転写ベルト40との接触点p1との間の距離をDとする。更に、画像形成装置50で規定している後端余白で最も短い距離(後端余白規格)をL(図4(a))とするとき、次式(1)、
D≦L・・・(1)
を満たすように設定されている。
D≦L・・・(1)
を満たすように設定されている。
これにより、記録材Pと中間転写ベルト40との間の空隙Gaによる放電は、発生したとしても元々画像が形成されない後端余白L内だけで生じるので、放電が画像不良として顕在化することがなく、従って、良好な画像形成を行うことができる。この構成は、後述する第2の実施形態においても同様に適用することができる。
二次転写内ローラ42と中間転写ベルト40との接触点までITBバックアップシート21の先端部21aが延出すると、二次転写内ローラ42の回転駆動を損なう可能性がある。二次転写内ローラ42は中間転写ベルト40の張架ローラの役割も兼ねているため、前記の状態になると、中間転写ベルト40の回転駆動も円滑に行われなくなる可能性がある。その結果、トナー像を一次転写や二次転写する際に画像が所定位置からずれてしまうような画像弊害が起こる虞がある。
このようなトナー像の位置ずれを防ぐため、本実施形態では、ITBバックアップシート21と中間転写ベルト40とが接触する接触点p1を、二次転写内ローラ42と中間転写ベルト40とが接触する点p2よりも上流になるように設定している。
記録材Pの後端部が中間転写ベルト40を持ち上げて空隙Gaを形成する領域は、二次転写外ローラ10と中間転写ベルト40とが接触するテンションニップTの最上流の点p3から上流側に、中間転写ベルト40に接触する部材がある部分までとなる。この状態において、記録材Pの後端から上記領域で記録材Pと中間転写ベルト40との間で空隙放電が起こることになる。
本実施形態では、テンションニップTの最上流の接触点p3から上流側に中間転写ベルト40に接触する部材としてITBバックアップシート21を配置している。これにより、記録材Pの後端から放電が発生する領域(mm)は、図4(a)に示すように上記距離D(mm)に対して正比例の関係となる。
本実施形態では、上述のようにD≦Lと設定して、放電発生領域を、記録材Pに画像が形成されない余白領域に収まるようにしてあるため、画像不良として顕在化することはない。一例として、後端余白Lが2.5[mm]の装置で距離Dの値を変化させたときの白花の発生状況を検討した結果は、図4(b)のようになった。図4(b)に示すように、距離Dが後端余白の2.5[mm]以下では白花の発生が抑制されるという結果が得られた。
そして、本実施形態では、上記の配置を精度よく達成するための構成として、図5に示すような断面構成を採用している。
すなわち、図5に示すように、中間転写ベルト40の押圧部材としてのITBバックアップシート21は、第1支持部としてのバックアップシートホルダ22に固定されている。バックアップシートホルダ22は、ITBバックアップシート(押圧部材)21と二次転写上流上ガイド(ガイド部材)14とを所定の位置関係に位置決めする。
バックアップシートホルダ22には、二次転写上流上ガイド14の位置決め部14a、14bを当接して位置決めする突き当て部22a、22bが形成されている。二次転写上流上ガイド14は、突き当て部22a、22bに位置決め部14a、14b(図6(b)も参照)を当接させることで、バックアップシートホルダ22に支持されたITBバックアップシート21に対する位置決めがなされる。
バックアップシートホルダ22は、二次転写内ローラ42を回転可能に支持する内ローラホルダ23と、中間転写ベルト40の回転方向上流側の張架ローラ17と共に、支持フレーム45(図6(a))に位置決め固定されている。つまり、バックアップシートホルダ22は、支持フレーム45を介して内ローラホルダ23に対して所定の位置関係になるように保持されている。
一方、内ローラホルダ23には、二次転写ニップ部N2を形成する際に二次転写内ローラ42と二次転写外ローラ10との位置決めを行うための嵌合孔24が形成されている。二次転写外ローラ10を回転自在に支持する外ローラホルダ26に設けられた突起部25が内ローラホルダ23の嵌合孔24に嵌合することで、内ローラホルダ23は外ローラホルダ26に対して位置決めされる。第2支持部としての外ローラホルダ26は、装置本体50a(図1)に固定された状態で二次転写外ローラ(第2回転体)10及びバックアップシートホルダ(第1支持部)22と共に二次転写上流下ガイド(第2ガイド部材)15を位置決め支持する。後述するが、第1支持部としてのバックアップシートホルダ22は、第2支持部としての外ローラホルダ26に位置決めされている。
即ち、内ローラホルダ(保持部材)23は、バックアップシートホルダ(第1支持部)22を二次転写内ローラ(第1回転体)42と共に一体的に保持する。そして、外ローラホルダ(第2支持部)26は、装置本体50aに固定された状態で、二次転写外ローラ(第2回転体)10を保持すると共にバックアップシートホルダ22を内ローラホルダ23を介して位置決め支持する。これにより、二次転写内ローラ42、ITBバックアップシート21及び二次転写外ローラ10を、互いに所定の関係となるように精度良く位置決めすることができる。
中間転写ベルト40の内周側における回転方向上流側に配置された張架ローラ17は、バックアップシートホルダ(第1支持部)22と共に内ローラホルダ(保持部材)23を介して外ローラホルダ26(第2支持部)26に位置決め支持される。これにより、張架ローラ17も、二次転写内ローラ42、ITBバックアップシート21及び二次転写外ローラ10と共に、互いに所定の関係となるように精度良く位置決め支持される。
図7に示すように、外ローラホルダ26(26a、26b)には、二次転写上流下ガイド15の位置決め部としての突起部27(27a、27b)が設けられている。二次転写上流下ガイド15は位置決め孔15a、15bを有しており、これら位置決め孔15a、15bを突起部27a、27bに夫々嵌合させることで、外ローラホルダ26に対して位置決めされる。
以上の構成により、二次転写内ローラ42、ITBバックアップシート21、張架ローラ17及び二次転写外ローラ10が、互いに所定の関係となるように精度良く位置決めされる。これにより、所定の張り角度(姿勢)の中間転写ベルト40に対して搬送されてくる記録材Pの進入姿勢が精度良く二次転写上流上ガイド14で規制される。従って、中間転写ベルト40と搬送されてくる記録材Pとの、二次転写ニップ部N2の上流での空隙(ギャップ)Gaが安定する。
これにより、二次転写ニップ中の放電により起こる画像不良(強抜け)を抑えつつ、二次転写ニップ部N2上流で記録材と中間転写ベルト40との空隙部放電による画像不良(白花)を防止することができる。さらに、中間転写ベルト40と記録材Pとの相対位置のバラツキに起因する画像不良を防止することができ、高品質な画像の出力が可能となる。
即ち、本実施形態では、ITBバックアップシート(押圧部材)21の先端部21aの位置を、中間転写ベルト40を挟んで二次転写外ローラ10上に位置させるように配置する。そして、記録材搬送に係る部材のうちで記録材の表面側をガイド(規制)する部品である二次転写上流上ガイド14及びITBバックアップシート21を、共通の部材である外ローラホルダ26に位置決めしている。
このため、ITBバックアップシート21によって変えられた中間転写ベルト40の姿勢(張り角度)に合わせて記録材Pを安定してガイドすることができる。これにより、二次転写ニップ部N2近傍での中間転写ベルト40の張り角度(姿勢)及び記録材進入角度を安定させることが可能になる。さらに、二次転写ニップ部N2近傍での中間転写ベルト40と記録材Pとの相対位置を安定させて、トナーの飛び散りや擦れ等の転写不良画像の発生を防止することができる。
<第2の実施形態>
次に、図8を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。
次に、図8を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。
前述した第1の実施形態では、内ローラホルダ23とバックアップシートホルダ22は支持フレーム45に対して別々に固定されていたが、本実施形態では、内ローラホルダ23とバックアップシートホルダ22とを一体に固定した構成としている。
すなわち、図8に示すように、図5の外ローラホルダ26に対応する外ローラホルダ57a、57bに、図5の突き当て部22a、22bに対応する突き当て部58a、58bを設けることもできる。さらに、本実施形態では、外ローラホルダ57a、57bにITBバックアップシート21が直接取り付けられている。
上記構成の外ローラホルダ57a、57bを、長尺の連結ステイ56によって連結した左右の固定プレート55で結合させてユニット化して内ローラユニット46とし、中間転写ベルト40の支持フレーム45(図6(a)参照)に着脱可能な構成している。このように、ITBバックアップシート21を支持するバックアップシートホルダ(第1支持部)22が、二次転写内ローラ(第1回転体)42を保持する保持部材としての左右の固定プレート55及び連結ステイ56と一体に構成されて、ユニット化されている。このため、ユニット化されたバックアップシートホルダ22や固定プレート55及び連結ステイ56等の組み付け工程を簡略化することができる。
この構成は、前述した第1の実施形態においても適用可能である。このような本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第3の実施形態>
次に、図9を参照して、本発明に係る第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。本実施形態におけるITBバックアップシート21の支持構成は、第1の実施形態と同様である。
次に、図9を参照して、本発明に係る第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。本実施形態におけるITBバックアップシート21の支持構成は、第1の実施形態と同様である。
第1の実施形態では、二次転写内ローラ42に対向配置された転写手段が二次転写外ローラ10であったが、本実施形態では、ローラではなく転写ベルトによって転写手段を構成している。すなわち、図9に示すように、二次転写内ローラ42に対向する位置には、二次転写ベルト71を備えた二次転写ベルト装置70が配置されている。二次転写ベルト装置70は、中間転写ベルト40を介して二次転写内ローラ42に当接して二次転写ニップ部N2を形成する無端状の二次転写ベルト71を有している。
二次転写ベルト装置70は、二次転写ベルト(転写ベルト)71をその内周面で支持する駆動ローラ72、二次転写外ローラ77、分離ローラ73及びテンションローラ74によって張架されている。二次転写外ローラ77は、第1の実施形態における二次転写外ローラ10と同様の構成を備えている。これら二次転写ベルト71及び各ローラ72〜74、77は、一体的にユニット化されて、フレーム76に支持されている。フレーム76には、二次転写ベルト71の表面を清掃するクリーニングブレード75が取り付けられている。
本実施形態では、複数の支持ローラである駆動ローラ72、分離ローラ73、テンションローラ74及び二次転写外ローラ77と、これらローラ72〜74、77で内周面を回転可能に支持された無端状の二次転写ベルト71とで第2回転体が構成される。このような本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
10…第2回転体(二次転写外ローラ,転写ローラ)/14…ガイド部材(二次転写上流上ガイド)/14a,14b…ガイド部材の一部(当接部)/15…第2ガイド部材(二次転写上流下ガイド)/17…張架ローラ/19…後端部/21…押圧部材(ITBバックアップシート)/21a…先端部/22…第1支持部(バックアップシートホルダ)/22a…第1支持部の位置決め部(突き当て部)/26…第2支持部(外ローラホルダ)/28…回動軸/29…トーションバネ/40…像担持ベルト(中間転写ベルト)/42…第1回転体(二次転写内ローラ)/50…画像形成装置/50a…装置本体/55,56…保持部材(左右の固定プレート,連結ステイ)/71,72〜74,77…第2回転体(転写ベルト(二次転写ベルト)、支持ローラ(駆動ローラ,分離ローラ,テンションローラ,二次転写外ローラ))/c1…第2回転体の中心/c2…第1回転体の中心/D…距離/L…最も短い後端余白規格/N2…転写ニップ部(二次転写ニップ部)/p1…接触点/p3…接触点/P…記録材/T…領域(テンションニップ)
Claims (8)
- 回転する無端状の像担持ベルトと、
前記像担持ベルトに担持されたトナー像を、搬送されてくる記録材に転写するように、前記像担持ベルトの内周面に当接する第1回転体及び前記第1回転体に対向配置されて前記像担持ベルトとの間に転写ニップ部を形成する第2回転体と、
前記転写ニップ部に対する前記像担持ベルトの回転方向上流側の内周面に当接することで、前記像担持ベルトを、その表面側に突出させて前記転写ニップ部に連続するように前記第2回転体の表面に圧接させる押圧部材と、
搬送されてくる記録材を前記転写ニップ部に案内するガイド部材と、
前記押圧部材と前記ガイド部材とを所定の位置関係に位置決めする第1支持部と、
前記第1支持部を前記第1回転体と共に一体的に保持する保持部材と、
装置本体に固定された状態で、前記第2回転体を保持すると共に前記第1支持部を前記保持部材を介して位置決め支持する第2支持部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記像担持ベルトの内周側における回転方向上流側には、前記像担持ベルトを張架する張架ローラが配置され、
前記張架ローラは、前記第1支持部と共に前記保持部材を介して前記第2支持部に位置決め支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記押圧部材は、前記支持部に支持され、
前記ガイド部材は、前記転写ニップ部上流に位置する回動軸で後端部を支持され且つ先端部が前記像担持ベルトに接近するように付勢され、その一部を前記支持部の位置決め部に当接させることで前記所定の位置関係にされる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記ガイド部材に対向して配置され、前記ガイド部材との間で記録材を案内する第2ガイド部材を備え、
前記第2支持部は、前記第2回転体及び前記第1支持部と共に前記第2ガイド部材を位置決め支持する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2回転体の中心が、前記第1回転体の中心に対して前記像担持ベルトの回転方向上流側にオフセットしている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2回転体と前記像担持ベルトとが接触する領域における最上流の接触点と、前記押圧部材の先端部と前記像担持ベルトとの接触点との間の距離をDとし、前記転写ニップ部に搬送される記録材に関して規定された最も短い後端余白規格をLとするとき、次式、
D≦L
を満たすように設定される、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記第2回転体は、転写ローラである、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第2回転体は、複数の支持ローラと、前記複数の支持ローラで内周面を回転可能に支持された無端状の転写ベルトと、により構成される、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014009544A JP2015138143A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014009544A JP2015138143A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015138143A true JP2015138143A (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53769175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014009544A Pending JP2015138143A (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015138143A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017045016A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2019086552A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2023026990A (ja) * | 2021-08-16 | 2023-03-01 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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-
2014
- 2014-01-22 JP JP2014009544A patent/JP2015138143A/ja active Pending
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