JP2015118191A - 情報表示システム、情報表示装置及びメガネ - Google Patents
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Abstract
【課題】情報表示装置と専用のメガネの各色ごとの偏光方向の設定が一致した場合にのみ、情報表示装置に表示されている所望の画像を視認できるようにすること。
【解決手段】情報表示システムにおいて、情報表示装置1は、表示部3及び制御部4を有する。表示部3は、視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を表示する。制御部4は、表示部3に、左目用画像及び右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示させる。メガネ2は、偏光制御部5及び偏光部6を有する。偏光制御部5は、各色ごとに偏光方向を制御する。偏光部6は、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向を直交もしくは円偏光の場合には回転方向を逆にする。
【選択図】図1
【解決手段】情報表示システムにおいて、情報表示装置1は、表示部3及び制御部4を有する。表示部3は、視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を表示する。制御部4は、表示部3に、左目用画像及び右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示させる。メガネ2は、偏光制御部5及び偏光部6を有する。偏光制御部5は、各色ごとに偏光方向を制御する。偏光部6は、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向を直交もしくは円偏光の場合には回転方向を逆にする。
【選択図】図1
Description
この発明は、情報表示システム、情報表示装置及びメガネに関する。
従来、液晶セルの表示画像を人体に装着可能な偏光板を通して見る画面秘匿機能を具えた液晶表示装置がある。この液晶表示装置の液晶表示装置本体では、液晶セルの画像表示面に偏光板が取り付けられていない。そして、液晶表示装置本体の前面に1/4波長板が取り付けられているとともに、人体に装着可能な偏光板の液晶表示装置本体と対向する面に1/4波長板が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の画面秘匿機能を具えた液晶表示装置では、1/4波長板と偏光板とを有するメガネやプレートを装着すれば、誰でも液晶セルの画像表示面に表示されている画像を見ることができるという問題点があった。
情報表示装置と専用のメガネの各色ごとの偏光方向の設定が一致した場合にのみ、情報表示装置に表示されている所望の画像を視認することができる情報表示システム、情報表示装置及びメガネを提供することを目的とする。
この情報表示システムは、情報表示装置とメガネとを備える。情報表示装置は、視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示する。メガネは、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆であり、かつ、各色ごとに偏光方向を制御する。
この情報表示システム、情報表示装置及びメガネによれば、情報表示装置と専用のメガネの各色ごとの偏光方向の設定が一致した場合にのみ、情報表示装置に表示されている所望の画像を視認することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この情報表示システム、情報表示装置及びメガネの好適な実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
・情報表示システムの一例、情報表示装置の第1の例及びメガネの第1の例
図1は、実施の形態にかかる情報表示システムの一例、情報表示装置の第1の例及びメガネの第1の例を示す図である。図2は、図1に示す情報表示システムにおける画像データ及び光の流れを示す図である。
図1は、実施の形態にかかる情報表示システムの一例、情報表示装置の第1の例及びメガネの第1の例を示す図である。図2は、図1に示す情報表示システムにおける画像データ及び光の流れを示す図である。
図1及び図2に示すように、情報表示システムは、情報表示装置1及びメガネ2を有する。情報表示装置1は、視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示する。
メガネ2は、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆であり、かつ、各色ごとに偏光方向を制御する。メガネ2には、情報表示装置1から出射された光が入射する。情報表示装置1の使用者は、このメガネ2を通して、情報表示装置1に表示された画像を視認する。
例えば、情報表示装置1は、表示部3及び制御部4を有していてもよい。表示部3は、左目用画像及び右目用画像を表示する。液晶パネルは、表示部3の一例である。制御部4は、表示部3に、左目用画像及び右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示させる。CPUやDSPなどのプロセッサ及びこれらのプロセッサで実行されるプログラムは、制御部4の一例である。
例えば、メガネ2は、偏光制御部5及び偏光部6を有していてもよい。偏光制御部5は、各色ごとに偏光方向を制御する。液晶パネルは、偏光制御部5の一例である。偏光部6は、例えば、偏光制御部5前段に設けられる1/4波長板と、偏光制御部5後段に設けられる偏光板を用いることができる。これら偏向制御部5と偏光部6により、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向を直交もしくは円偏光の場合には回転方向を逆にする。
偏光制御部5、および偏光部6を用いることにより、メガネ2に入射した光は、各色ごとに偏光方向が制御され、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるようにされてもよい。あるいは、メガネ2に入射した光は、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるようにされてから、各色ごとに偏光方向を制御されてもよい。
図3は、輝度反転の関係を説明する図である。図3には、TN液晶(Twisted Nematic liquid crystal、ねじれネマティック液晶)の透過特性が示されている。図3において、縦軸は光の透過率であり、横軸は液晶分子のねじれ角である。実線で示す曲線は、TN液晶の光入力側の偏光板と光出力側の偏光板との偏光方向が直交する場合の特性であり、破線で示す曲線は、TN液晶の光入力側の偏光板と光出力側の偏光板との偏光方向が平行である場合の特性である。
図3に示すように、本実施例における「輝度を反転した関係」とは、液晶分子のあるねじれ角における実線で示す曲線上の透過率と、液晶分子の同じねじれ角における破線で示す曲線上の透過率との関係のことである。これは、ある輝度を実現するよう偏光方向の回転角度を変化させることと同じである。つまり、ある輝度を実現する偏光方向の回転角度とすることによって、そのある輝度に対して反転した関係にある輝度を得ることができる。
また、図3において、点線で示す直線は、TN液晶の光入力側にのみ偏光板があり、光出力側に偏光板がない場合の特性である。光出力側に偏光板がない場合には、液晶分子のねじれ角にかかわらず、一定の透過率となる。例えば、液晶の光出力側に偏光板がない場合には、液晶の光出力側で透過する偏光方向が制限されないため、全光が透過する状態となる。
図1に示す情報表示システム、情報表示装置1及びメガネ2によれば、情報表示装置1に左目用画像及び右目用画像が、輝度が反転した関係になるように表示されるか、または直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示される。そのため、メガネ2で各色ごとに偏光方向を制御することによって、情報表示装置1とメガネ2の各色ごとの偏光方向の設定が一致した場合にのみ、メガネ2を通して、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができる。
一方、左右の目で、直線偏光の場合には偏光方向が同じもしくは円偏光の場合には回転方向が同じであるメガネを通して見ると、左右の目で輝度が反転されて見えるため、打ち消しあって全面が単一色に見える。つまり、左右の目で、直線偏光の場合には偏光方向が同じもしくは円偏光の場合には回転方向が同じであるメガネを通して見ても、情報表示装置1に表示されている画像を視認することができない。
・情報表示装置の第2の例
図4は、実施の形態にかかる情報表示装置の第2の例における表示部の構成を示す図である。図4に示すように、表示部3は、視差バリア11、1/4波長板12、カラーフィルタ13、第1の透明電極アレイ14、第1の液晶パネル15、透明電極16、第1の偏光板17、第2の液晶パネル18、第2の透明電極アレイ19、第2の偏光板20及びバックライト21を有する。
図4は、実施の形態にかかる情報表示装置の第2の例における表示部の構成を示す図である。図4に示すように、表示部3は、視差バリア11、1/4波長板12、カラーフィルタ13、第1の透明電極アレイ14、第1の液晶パネル15、透明電極16、第1の偏光板17、第2の液晶パネル18、第2の透明電極アレイ19、第2の偏光板20及びバックライト21を有する。
バックライト21は、表示部3の背面に設けられている。バックライト21は、例えば非偏光を表示部3の前面に向けて出射し、表示部3を背面側から照明する。
第2の偏光板20は、例えばバックライト21の前面に設けられている。第2の偏光板20は、バックライト21から出射された光のうち、ある偏光方向の直線偏光を透過させる。第2の偏光板20が透過させる直線偏光の偏光方向を第2の偏光方向とする。第2の偏光板20は、第2の偏光部の一例である。
第2の透明電極アレイ19は、例えば第2の偏光板20の前面に設けられている。第2の透明電極アレイ19は、第2の液晶パネル18の例えば赤色、緑色及び青色の各サブ画素ごとに電極を有する。
第2の液晶パネル18は、例えば第2の透明電極アレイ19の前面に設けられている。第2の液晶パネル18は、各サブ画素ごとに、印加される電圧に応じて液晶分子のねじれ角が変化する。それによって、第2の偏光板20を透過した光の偏光方向が液晶分子のねじれ角に応じてサブ画素ごとに回転し、第2の偏光板20を透過した光の輝度がサブ画素ごとに変化する。
第1の偏光板17は、例えば第2の液晶パネル18の前面に設けられている。第1の偏光板17は、第2の液晶パネル18を透過した光のうち、第2の偏光方向に直交する第1の偏光方向の直線偏光を透過させる。図4に示す例では、第1の偏光方向が水平方向であり、第2の偏光方向が垂直方向であるが、この逆であってもよいし、第1の偏光方向と第2の偏光方向とが直交する関係にあれば、水平方向と垂直方向との組み合わせに限らない。第1の偏光板17は、第1の偏光部の一例である。
透明電極16は、例えば第1の偏光板17の前面に設けられている。透明電極16は、例えばグランド電位にされる。透明電極16と第2の透明電極アレイ19の各電極との間の電位差によって、第2の液晶パネル18の各サブ画素の液晶分子に電圧が印加され、その印加電圧に応じて第2の液晶パネル18の液晶分子のねじれ角が変化する。透明電極16、第2の液晶パネル18及び第2の透明電極アレイ19は、第2の画像表示部27の一例である。
第1の液晶パネル15は、例えば透明電極16の前面に設けられている。第1の液晶パネル15は、各サブ画素ごとに、印加される電圧に応じて各サブ画素の液晶分子のねじれ角が変化する。それによって、第1の偏光板17を透過した光の偏光方向が液晶分子のねじれ角に応じてサブ画素ごとに回転し、第1の偏光板17を透過した光の輝度がサブ画素ごとに変化する。
第1の液晶パネル15及び第2の液晶パネル18は、例えば電圧が印加されていないときに光を透過し、電圧が印加されているときに光を遮断するノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであってもよい。なお、ノーマリーホワイトのTN型液晶パネルに代えて、電圧が印加されていないときに光を遮断し、電圧が印加されているときに光を透過するノーマリーブラックのIPS(In−Plane−Switching)型またはVA(Vertical Alignment)型の液晶パネルを用いることもできる。本実施例では、第1の液晶パネル15及び第2の液晶パネル18がノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであるとする。
第1の透明電極アレイ14は、例えば第1の液晶パネル15の前面に設けられている。第1の透明電極アレイ14は、第1の液晶パネル15の例えば赤色、緑色及び青色の各サブ画素ごとに電極を有する。第1の透明電極アレイ14の各電極と透明電極16との間の電位差によって、第1の液晶パネル15の各サブ画素の液晶分子に電圧が印加され、その印加電圧に応じて第1の液晶パネル15の液晶分子のねじれ角が変化する。第1の透明電極アレイ14、第1の液晶パネル15及び透明電極16は、第1の画像表示部26の一例である。
カラーフィルタ13は、例えば第1の透明電極アレイ14の前面に設けられている。カラーフィルタ13は、第1の液晶パネル15及び第2の液晶パネル18の各サブ画素に対応した例えば赤色、緑色及び青色の着色部を有し、各着色部に対応する色のみを透過する。
1/4波長板12は、例えばカラーフィルタ13の前面に設けられている。1/4波長板12は、カラーフィルタ13を透過した直線偏光を円偏光に変換する。
視差バリア11は、例えば1/4波長板12の前面で、表示部3の最も前面に設けられている。表示部3は、視差バリア方式で画像を表示するため、左目用画像と右目用画像とをそれぞれ細かく短冊状に分割して、短冊状の左目用画像と短冊状の右目用画像とを交互に並べて表示する。視差バリア11は、表示部3に表示される画像を見ている人の左目に左目用画像のみが見え、右目に右目用画像のみが見えるように、左目に対しては右目用画像を遮り、右目に対しては左目用画像を遮る。なお、表示部3に含まれる各要素11〜21の順序は、適宜変更可能である。
図5は、実施の形態にかかる情報表示装置の第2の例におけるハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、情報表示装置1は、例えばCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)32、DSP(Digital Signal Processor、ディジタルシグナルプロセッサ)37及びメモリ38がバス39に接続された構成を有していてもよい。
CPU32には、インタフェース31が接続されていてもよい。DSP37には、第1の駆動回路34及び第2の駆動回路36が接続されていてもよい。第1の駆動回路34には、第1の液晶ディスプレイ33が接続されていてもよい。第2の駆動回路36には、第2の液晶ディスプレイ35が接続されていてもよい。図5では、第1の駆動回路34、第2の駆動回路36、第1の液晶ディスプレイ33及び第2の液晶ディスプレイ35は、それぞれ、駆動回路#1、駆動回路#2、液晶ディスプレイ#1及び液晶ディスプレイ#2と表記されている。
インタフェース31は、例えばタッチパネルを備えた表示パネル、スイッチ、ボタン、キーボード、マウスなどのポインティングデバイスまたは音声入力用のマイクであってもよい。インタフェース31を介して、情報表示装置1の使用者からCPU32に表示モードや、輝度を反転させるサブ画素の色の設定が入力される。CPU32は、インタフェース31からの入力に基づいて、表示モードや、輝度を反転させるサブ画素の色を制御する。
メモリ38は、CPU32で実行されるプログラムを記憶している。また、メモリ38は、CPU32の作業領域として用いられる。また、メモリ38は、DSP37で実行されるプログラムを格納していてもよい。なお、CPU32及びDSP37は、それぞれ内部のメモリに自身が実行するプログラムを記憶していてもよい。
DSP37は、第1の液晶ディスプレイ33及び第2の液晶ディスプレイ35に表示する画像の画像データを生成する。DSP37は、生成した画像データに基づいて、第1の駆動回路34及び第2の駆動回路36に画像データを出力する。
第1の駆動回路34は、DSP37から出力された画像データに基づいて、第1の液晶ディスプレイ33を駆動する。第1の液晶ディスプレイ33は、第1の駆動回路34から出力された駆動信号によって画像を表示する。第1の液晶ディスプレイ33は、第1の画像表示部26である。
第2の駆動回路36は、DSP37から出力された画像データに基づいて、第2の液晶ディスプレイ35を駆動する。第2の液晶ディスプレイ35は、第2の駆動回路36から出力された駆動信号によって画像を表示する。第2の液晶ディスプレイ35は、第2の画像表示部27である。
図6は、実施の形態にかかる情報表示装置の第2の例における機能的構成を示す図である。図6に示すように、情報表示装置1は、表示部3に第1の画像表示部26及び第2の画像表示部27を有し、第1のディスプレイ駆動部42及び第2のディスプレイ駆動部41を有する。また、情報表示装置1は、制御部4に例えばディスプレイ駆動信号切替部43、右目用/左目用画像データ生成部44及び画像データ生成部45を有していてもよい。
また、情報表示装置1は、例えば入力インタフェース部46、表示モード設定信号生成部47及び反転サブ画素色設定信号生成部48を有していてもよい。図6では、第1のディスプレイ駆動部42、第2のディスプレイ駆動部41、第1の画像表示部26、第2の画像表示部27及び入力インタフェース部46は、それぞれ、ディスプレイ駆動部#1、ディスプレイ駆動部#2、画像表示部#1、画像表示部#2及び入力I/F部と表記されている。
入力インタフェース部46は、情報表示装置1の使用者からの表示モードの設定や、輝度を反転させるサブ画素の色の設定の入力を司る。入力インタフェース部46は、インタフェース31によって実現されてもよい。例えば、タッチパネル式の表示部3に、表示モードを設定するメニュー画面や、輝度を反転させるサブ画素の色を設定するメニュー画面が表示され、情報表示装置1の使用者が、表示モードを選択したり、輝度を反転させるサブ画素の色を選択するようになっていてもよい。あるいは、情報表示装置1にスイッチやボタンが設けられており、情報表示装置1の使用者がそのスイッチやボタンを操作することによって、表示モードを設定したり、輝度を反転させるサブ画素の色を設定するようになっていてもよい。
表示モード設定信号生成部47は、入力インタフェース部46からの表示モードの設定内容に基づいて、表示モード設定信号を生成する。例えば、表示モード設定信号は、表示モードの設定が通常表示モードである場合には、第1のレベルの信号であり、表示モードの設定がセキュリティ表示モードである場合には、第2のレベルの信号であってもよい。第1のレベルの信号及び第2のレベルの信号は、例えば一方が「0」であり、他方が「1」であってもよい。表示モード設定信号生成部47は、CPU32によって実現されてもよい。
反転サブ画素色設定信号生成部48は、入力インタフェース部46からの輝度を反転させるサブ画素の色の設定内容に基づいて、反転サブ画素色設定信号を生成する。例えば、反転サブ画素色設定信号は、例えば赤色、緑色及び青色のそれぞれについて、輝度を反転させない場合には、第1のレベルの信号であり、輝度を反転させる場合には、第2のレベルの信号であってもよい。第1のレベルの信号及び第2のレベルの信号は、例えば一方が「0」であり、他方が「1」であってもよい。反転サブ画素色設定信号生成部48は、CPU32によって実現されてもよい。
画像データ生成部45は、例えば表示部3に表示する画像の画像データを生成する。画像データ生成部45によって生成された画像データを第2の画像表示部27に表示させると、右目用画像及び左目用画像が同じ画像になる。画像データ生成部45は、DSP37によって実現されてもよい。
ディスプレイ駆動信号切替部43は、表示モード設定信号に基づいて、第2のディスプレイ駆動部41へ出力する信号を切り替える。例えば、表示モード設定信号が通常表示モードを示す信号である場合には、ディスプレイ駆動信号切替部43は、画像データ生成部45によって生成された画像データを出力する。一方、表示モード設定信号がセキュリティ表示モードを示す信号である場合には、ディスプレイ駆動信号切替部43は、全画素について全光を透過させて白色を表示する信号を出力する。ディスプレイ駆動信号切替部43は、DSP37によって実現されてもよい。
右目用/左目用画像データ生成部44は、表示モード設定信号に基づいて、第1のディスプレイ駆動部42へ出力する信号を切り替える。例えば、表示モード設定信号が通常表示モードを示す信号である場合には、右目用/左目用画像データ生成部44は、全画素について全光を透過させて白色を表示する信号を出力する。一方、表示モード設定信号がセキュリティ表示モードを示す信号である場合には、右目用/左目用画像データ生成部44は、反転サブ画素色設定信号に基づいて、画像データ生成部45によって生成された画像データから、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転するように右目用の画像データと左目用の画像データとを生成して出力する。
例えば、右目用画像において、赤色のサブ画素の輝度が反転し、緑色及び青色のサブ画素の輝度は反転しないようにし、左目用画像において、緑色及び青色のサブ画素の輝度が反転し、赤色のサブ画素の輝度は反転しないようにすれば、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転した関係となる。左右の目の画像において輝度を反転させる組み合わせは、上述した赤色と、緑色及び青色との組み合わせに限らず、緑色と、赤色及び青色との組み合わせや、青色と、赤色及び緑色との組み合わせであってもよい。右目用/左目用画像データ生成部44は、DSP37によって実現されてもよい。
第1のディスプレイ駆動部42は、右目用/左目用画像データ生成部44から出力された右目用の画像データ及び左目用の画像データ、または白色を表示する信号に基づいて、第1の画像表示部26に駆動信号を出力する。第1の画像表示部26は、第1のディスプレイ駆動部42から出力された駆動信号に基づいて、右目用画像及び左目用画像、または白色を表示する。第1のディスプレイ駆動部42は、第1の駆動回路34によって実現されてもよい。
第2のディスプレイ駆動部41は、ディスプレイ駆動信号切替部43から出力された画像データ、または白色を表示する信号に基づいて、第2の画像表示部27に駆動信号を出力する。第2の画像表示部27は、第2のディスプレイ駆動部41から出力された駆動信号に基づいて、右目用画像と左目用画像とが同じ画像、または白色を表示する。第2のディスプレイ駆動部41は、第2の駆動回路36によって実現されてもよい。
図7は、実施の形態にかかる情報表示装置の第2の例における動作を示す図である。図7に示すように、例えば情報表示装置1の使用者が情報表示装置1の電源をオンにするか、情報表示装置1をリセットするか、情報表示装置1の使用中に再設定を開始すると、使用者は、入力インタフェース部46から表示モードを選択する。
また、使用者は、セキュリティ表示モードを選択した場合、入力インタフェース部46から輝度を反転させるサブ画素の色を選択する。本実施例では、セキュリティ表示モードである場合の説明において、輝度を反転させるサブ画素の色として例えば赤色が選択されたとして説明する。
使用者によって選択された表示モードが通常表示モードである場合(ステップS1:通常表示モード)、表示モード設定信号生成部47は、通常表示モードを示す表示モード設定信号を生成する。それによって、ディスプレイ駆動信号切替部43及び右目用/左目用画像データ生成部44が通常表示モードに設定される(ステップS2)。
そして、ディスプレイ駆動信号切替部43は、画像データ生成部45によって生成された画像データを第2のディスプレイ駆動部41へ出力する(ステップS3)。また、右目用/左目用画像データ生成部44は、全画素について全光を透過させて白色を表示する信号を第1のディスプレイ駆動部42へ出力する(ステップS4)。
それによって、第2の画像表示部27に表示された右目用画像と左目用画像とが同じであり、その右目用画像と左目用画像とが第1の画像表示部26を透過するため、図4に示す表示部3は、視差バリア11を通して右目用画像と左目用画像とで同じ画像を表示する。なお、ステップS3とステップS4とは、並行して行われてもよい。
そして、情報表示装置1は、一連の動作を終了する。これ以降、表示モードがセキュリティ表示モードに切り替えられるまで、情報表示装置1は通常表示モードを維持してもよい。通常表示モードでは、右目用画像と左目用画像とが同じ画像であるため、情報表示装置1の使用者は、裸眼で視差バリア11を通して表示部3に表示されている所望の画像を視認することができる。
一方、セキュリティ表示モードが選択された場合(ステップS1:セキュリティ表示モード)、表示モード設定信号生成部47は、セキュリティ表示モードを示す表示モード設定信号を生成する。それによって、ディスプレイ駆動信号切替部43及び右目用/左目用画像データ生成部44がセキュリティ表示モードに設定される(ステップS5)。
そして、ディスプレイ駆動信号切替部43は、全画素について全光を透過させて白色を表示する信号を第2のディスプレイ駆動部41へ出力する(ステップS6)。また、右目用/左目用画像データ生成部44は、反転サブ画素色設定信号に基づいて、画像データ生成部45によって生成された画像データから、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転するように右目用の画像データと左目用の画像データとを生成する(ステップS7)。
例えば、輝度を反転させるサブ画素の色として赤色が選択された場合、右目用の画像データでは、赤色のサブ画素の輝度が反転し、緑色及び青色のサブ画素の輝度は反転しない。また、左目用の画像データでは、緑色及び青色のサブ画素の輝度が反転し、赤色のサブ画素の輝度は反転しない。
次いで、右目用/左目用画像データ生成部44は、生成した右目用の画像データと左目用の画像データとを第1のディスプレイ駆動部42へ出力する(ステップS8)。それによって、図4に示す表示部3において、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転した関係となる。なお、ステップS6とステップS7及びステップS8とは、並行して行われてもよい。
そして、情報表示装置1は、一連の動作を終了する。これ以降、表示モードが通常表示モードに切り替えられるまで、情報表示装置1はセキュリティ表示モードを維持してもよい。
セキュリティ表示モードにおいて、輝度を反転させるサブ画素の色として例えば赤色が選択された場合、カラーフィルタ13を透過した各色の光の偏光方向は、次の(1)式で表される。なお、α(t)、β(t)及びγ(t)は、それぞれ、画像データ生成部45によって生成された画像データにおける時刻tのときの赤色、緑色及び青色の偏光方向である。
左目用画像
赤色:α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(1)
赤色:α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(1)
図4に示すように、表示部3には、第1の液晶パネル15よりも前面側に偏光板が設けられていない。そのため、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1の表示部3を見る者が裸眼で見ると、第1の液晶パネル15を透過した全ての方向の偏光が裸眼で見る者の目に到達する。従って、表示部3が全面、白色に見える。つまり、裸眼で見る者は、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができない。
また、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1の表示部3を見る者が、左目と右目とで同じ偏光方向の偏光板を有するメガネをかけて見ると、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで輝度が反転した画像となるため、打ち消しあう。それによって、上述した(1)式に基づいて次の(2)式で導かれるように、赤色、緑色及び青色の透過光強度が一定となる。従って、表示部3が全面、単一色に見える。つまり、左目と右目とで同じ偏光方向の偏光板を有するメガネをかけて見る者は、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができない。
赤色の透過光強度R=sin2(α(t))+sin2(α(t)−π/2)
=sin2(α(t))+cos2(α(t))
=一定
緑色の透過光強度G=sin2(β(t)−π/2)+sin2(β(t))
=cos2(β(t))+sin2(β(t))
=一定
青色の透過光強度B=sin2(γ(t)−π/2)+sin2(γ(t))
=cos2(γ(t))+sin2(γ(t))
=一定 ・・・(2)
=sin2(α(t))+cos2(α(t))
=一定
緑色の透過光強度G=sin2(β(t)−π/2)+sin2(β(t))
=cos2(β(t))+sin2(β(t))
=一定
青色の透過光強度B=sin2(γ(t)−π/2)+sin2(γ(t))
=cos2(γ(t))+sin2(γ(t))
=一定 ・・・(2)
・メガネの第2の例
図8は、実施の形態にかかるメガネの第2の例の外観を示す図である。図8に示すように、メガネ2は、右目用のレンズ部51と左目用のレンズ部52とで偏光方向が直交するようになっている。例えば、図8に示すように、右目用のレンズ部51の偏光方向が垂直方向であり、左目用のレンズ部52の偏光方向が水平方向であってもよいし、この逆であってもよい。また、右目用のレンズ部51と左目用のレンズ部52とで偏光方向が直交する関係にあれば、水平方向と垂直方向との組み合わせに限らない。
図8は、実施の形態にかかるメガネの第2の例の外観を示す図である。図8に示すように、メガネ2は、右目用のレンズ部51と左目用のレンズ部52とで偏光方向が直交するようになっている。例えば、図8に示すように、右目用のレンズ部51の偏光方向が垂直方向であり、左目用のレンズ部52の偏光方向が水平方向であってもよいし、この逆であってもよい。また、右目用のレンズ部51と左目用のレンズ部52とで偏光方向が直交する関係にあれば、水平方向と垂直方向との組み合わせに限らない。
また、メガネ2は、例えばスイッチ53を有していてもよい。スイッチ53は、メガネ2の使用者が偏光方向を切り換える色を設定する際に使用される。スイッチ53は、例えば赤色、緑色及び青色のそれぞれについて、偏光方向を切り換える色に設定するかしないかを切り替えることができるディップスイッチであってもよい。
なお、スイッチ53の代わりに、例えばUSB(Universal Serial Bus、ユニバーサルシリアルバス)やブルートゥース(登録商標)などによって情報表示装置1にメガネ2を有線または無線によって接続させることができるようになっていてもよい。情報表示装置1にメガネ2を接続した状態で使用者が情報表示装置1を操作することによって、メガネ2の偏光方向を切り換える色を設定できるようになっていてもよい。
また、メガネ2は、図示しないバッテリを有しており、メガネ2の後述する液晶パネルがバッテリの電力によって駆動されてもよい。あるいは、情報表示装置1及びメガネ2の使用中に、情報表示装置1からメガネ2へ例えば共鳴方式などのワイヤレス送電技術によって電力が供給されてもよい。
図9は、実施の形態にかかるメガネの第2の例におけるレンズ部の構成を示す図である。図9に示すように、右目用のレンズ部51は、1/4波長板61、透明電極アレイ62、液晶パネル63、透明電極64、カラーフィルタ65及び偏光板66を有する。
1/4波長板61は、例えばメガネ2の前面、すなわち情報表示装置1に相対峙する側の面に設けられている。1/4波長板61は、情報表示装置1から右目用のレンズ部51に入射する円偏光を直線偏光に変換する。
透明電極アレイ62は、例えば1/4波長板61の背面、すなわち目の側に設けられている。透明電極アレイ62は、液晶パネル63の例えば赤色、緑色及び青色の各サブ画素ごとに電極を有する。
液晶パネル63は、例えば透明電極アレイ62の背面に設けられている。液晶パネル63は、各サブ画素ごとに、印加される電圧に応じて各サブ画素の液晶分子のねじれ角が変化する。それによって、1/4波長板61を透過した光の偏光方向が液晶分子のねじれ角に応じてサブ画素ごとに回転し、1/4波長板61を透過した光の輝度がサブ画素ごとに変化する。
液晶パネル63は、例えばノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであってもよいし、ノーマリーブラックのIPS型またはVA型の液晶パネルであってもよい。本実施例では、液晶パネル63がノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであるとする。
透明電極64は、例えば液晶パネル63の背面に設けられている。透明電極64は、例えばグランド電位にされる。透明電極64と透明電極アレイ62の各電極との間の電位差によって、液晶パネル63の各サブ画素の液晶分子に電圧が印加される。透明電極アレイ62、液晶パネル63及び透明電極64は、偏光制御部5の一例である。
カラーフィルタ65は、例えば透明電極64の背面に設けられている。カラーフィルタ65は、液晶パネル63の各サブ画素に対応した例えば赤色、緑色及び青色の着色部を有し、各着色部に対応する色のみを透過する。
偏光板66は、例えばカラーフィルタ65の背面に設けられている。偏光板66は、カラーフィルタ65を透過した光のうち、ある偏光方向の直線偏光を透過させる。偏光板66が透過させる直線偏光の偏光方向は、後述する左目用のレンズ部52における偏光板76が透過させる直線偏光の偏光方向に対して直交している。例えば、偏光板66は、垂直方向の直線偏光を透過させてもよい。偏光板66は、偏光部6の一例である。なお、右目用のレンズ部51に含まれる各要素61〜66の順序は、適宜変更可能である。
左目用のレンズ部52は、1/4波長板71、透明電極アレイ72、液晶パネル73、透明電極74、カラーフィルタ75及び偏光板76を有する。1/4波長板71、透明電極アレイ72、液晶パネル73、透明電極74及びカラーフィルタ75については、それぞれ、右目用のレンズ部51の1/4波長板61、透明電極アレイ62、液晶パネル63、透明電極64及びカラーフィルタ65と同様である。従って、重複する説明を省略する。透明電極アレイ72、液晶パネル73及び透明電極74は、偏光制御部5の一例である。
偏光板76は、例えばカラーフィルタ75の背面に設けられている。偏光板76は、カラーフィルタ75を透過した光のうち、右目用のレンズ部51における偏光板66の偏光方向と直交する偏光方向の直線偏光を透過させる。例えば、左目用のレンズ部52においては、偏光板76は、水平方向の直線偏光を透過させてもよい。偏光板76は、偏光部6の一例である。なお、左目用のレンズ部52に含まれる各要素71〜76の順序は、適宜変更可能である。
図10は、実施の形態にかかるメガネの第2の例におけるハードウェア構成を示す図である。図10に示すように、メガネ2は、上述したスイッチ53、駆動回路81及び液晶装置82を有していてもよい。
駆動回路81は、スイッチ53に接続されている。駆動回路81は、スイッチ53から出力された設定信号に基づいて、液晶装置82を駆動する。液晶装置82は、駆動回路81に接続されている。液晶装置82は、駆動回路81から出力された駆動信号によって各色のサブ画素に印加される電圧がオンまたはオフにされることによって、各色ごとに偏光方向を制御する。液晶装置82は、上述した透明電極アレイ62,72、液晶パネル63,73及び透明電極64,74を含み、偏光制御部5の一例である。
例えば、液晶装置82において、駆動回路81によって電圧が印加されない色のサブ画素では、液晶分子が90°回転し、電圧が印加された色のサブ画素では、液晶分子が回転しないようになっていてもよい。なお、電圧が印加された色のサブ画素では、液晶分子が90°回転し、電圧が印加されない色のサブ画素では、液晶分子が回転しないようになっていてもよい。
図11は、実施の形態にかかるメガネの第2の例における機能的構成を示す図である。図11に示すように、メガネ2は、上述した偏光制御部5、液晶駆動部91及び偏光方向切換色設定部92を有していてもよい。
偏光方向切換色設定部92は、メガネ2の使用者からの偏光方向切換色の設定の入力に基づいて、偏光方向を切り換える色を設定する。偏光方向切換色設定部92は、スイッチ53によって実現されてもよい。液晶駆動部91は、偏光方向切換色設定部92の設定に基づいて、偏光制御部5の各透明電極アレイ62,72の各電極に印加する電圧をオンまたはオフに制御する。液晶駆動部91は、駆動回路81によって実現されてもよい。偏光制御部5は、各透明電極アレイ62,72の各電極に印加される電圧に応じて液晶装置82の液晶分子が回転することによって、各色の偏光方向を制御する。
図12は、実施の形態にかかるメガネの第2の例における動作を示す図である。図12に示すように、メガネ2の使用者が例えばスイッチ53を操作して偏光方向を切り換える色を選択すると、偏光方向切換色設定部92は、偏光方向切換色の選択に基づいて、偏光方向を切り換える色を設定する。液晶駆動部91は、偏光方向切換色設定部92の設定に基づいて、偏光制御部5の各透明電極アレイ62,72の各電極に電圧を印加する(ステップS11)。
それによって、印加された電圧に応じて液晶装置82の液晶分子が回転し、各色の偏光方向が制御される。そして、メガネ2の動作が終了するが、これ以降、偏光方向を切り換える色が変更されるまで、メガネ2は、各透明電極アレイ62,72の各電極に印加する電圧を維持してもよい。
例えば、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1のカラーフィルタ13を透過した各色の光の偏光方向が上記(1)式で表される場合、メガネ2の偏光方向を切り換える色として赤色が選択されたとする。つまり、情報表示装置1で選択された輝度を反転させるサブ画素の色と、メガネ2で選択された偏光方向を切り換える色とが、同じであるとする。
この場合、情報表示装置1から出射してメガネ2に入射した円偏光は、メガネ2の1/4波長板61,71を透過すると直線偏光に変換される。それによって、1/4波長板61,71を透過した各色の光の偏光方向は、元の偏光方向に戻る。つまり、1/4波長板61,71を透過した各色の光の偏光方向は、上記(1)式で表される。
偏光方向を切り換える色として赤色が選択されているため、メガネ2の液晶パネル63,73において、例えば赤色のサブ画素では液晶分子が90°回転し、緑色及び青色のサブ画素では液晶分子が回転しない。従って、メガネ2の液晶パネル63,73を透過し、カラーフィルタ65,75を透過した各色の光の偏光方向は、次の(3)式で表される。
左目用画像
赤色:α(t)+π/2
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像
赤色:π−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(3)
赤色:α(t)+π/2
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像
赤色:π−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(3)
そして、メガネ2において、左目側の偏光板76は水平方向の直線偏光を透過させ、右目側の偏光板66は垂直方向の直線偏光を透過させる。そのため、偏光板66,76を透過した各色の光の透過光強度は、次の(4)式で表される。
左目
赤色の透過光強度R=cos2(α(t)+π/2)
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度G=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度B=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t))
右目
赤色の透過光強度R=sin2(π−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度G=sin2(β(t))
青色の透過光強度B=sin2(γ(t)) ・・・(4)
赤色の透過光強度R=cos2(α(t)+π/2)
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度G=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度B=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t))
右目
赤色の透過光強度R=sin2(π−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度G=sin2(β(t))
青色の透過光強度B=sin2(γ(t)) ・・・(4)
上記(4)式より明らかなように、右目と左目とで同じ透過光強度であり、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データ通りの透過光強度となる。そのため、情報表示装置1の使用者は、メガネ2を通して、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができる。
・表示の見え方の第1の例
図13は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第1の例を示す図である。図13に示す表は、上述した情報表示装置の第2の例とメガネの第2の例とを組み合わせた情報表示システムにおいて、情報表示装置1がセキュリティ表示モード時で、輝度を反転させるサブ画素の色及び偏光方向を切り換える色として赤色が選択された場合の表示の見え方をまとめたものである。
図13は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第1の例を示す図である。図13に示す表は、上述した情報表示装置の第2の例とメガネの第2の例とを組み合わせた情報表示システムにおいて、情報表示装置1がセキュリティ表示モード時で、輝度を反転させるサブ画素の色及び偏光方向を切り換える色として赤色が選択された場合の表示の見え方をまとめたものである。
ただし、メガネ2において、左右の目で偏光板66,76の偏光方向が上述したメガネの第2の例とは逆になっている。すなわち、右目用のレンズ部51の偏光板66の偏光方向は水平方向であり、左目用のレンズ部52の偏光板76の偏光方向は垂直方向である。
図13に示す表において、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データ通りの表示である場合は、「正規」と表記されている。一方、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データの輝度を反転させた表示である場合は、「輝度反転」と表記されている。
図13に示すように、情報表示装置1の右目用/左目用画像データ生成部44によって生成された左目用の画像データでは、赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示であるとする。また、右目用の画像データでは、赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示であるとする。
裸眼で見た場合には、上述したように右目及び左目の両方とも赤色、緑色及び青色の全色で全ての偏光方向の偏光が見える。図13に示す表では、全ての偏光方向の偏光が見える状態は「全透過」と表記されている。従って、この場合には、情報表示装置1の表示部3が全面、白色の単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて見た場合には、左目に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。また、右目に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。従って、この場合には、情報表示装置1の表示部3が全面、例えばグレーの単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合には、左目に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。また、右目に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。従って、この場合には、情報表示装置1の表示部3が全面、例えばグレーの単一色表示に見える。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合には、左目に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。また、右目に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。従って、この場合には、情報表示装置1の表示部3は、例えば赤色のみが正規の表示に見え、緑色及び青色は輝度反転の表示に見える。つまり、情報表示装置1に表示されている所望の画像は見えない。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であり、かつ液晶パネル63,73で緑色及び青色の偏光方向を90°回転させたメガネをかけて見た場合には、右目及び左目の両方とも、例えば赤色、緑色及び青色の全色で正規の表示となる。すなわち、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データ通りの表示が見えるため、情報表示装置1に表示されている所望の画像が見える。
・表示の見え方の第2の例
図14は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第2の例を示す図である。図14には、図13に示す表の見え方を、日本国の国旗である日章旗、いわゆる日の丸で示した様子が示されている。図14において、「赤」、「緑」及び「青」の表記の横に記されている上向きまたは横向きの矢印は、それぞれ偏光方向を表している。また、偏光方向を表す矢印に「×」印が付されているのは、情報表示装置1またはメガネ2によって光が遮られて、情報表示装置1及びメガネ2を透過してこないことを表している。
図14は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第2の例を示す図である。図14には、図13に示す表の見え方を、日本国の国旗である日章旗、いわゆる日の丸で示した様子が示されている。図14において、「赤」、「緑」及び「青」の表記の横に記されている上向きまたは横向きの矢印は、それぞれ偏光方向を表している。また、偏光方向を表す矢印に「×」印が付されているのは、情報表示装置1またはメガネ2によって光が遮られて、情報表示装置1及びメガネ2を透過してこないことを表している。
図14に示すように、日の丸の所望の表示状態101においては、丸の外側部分は、赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が垂直方向であり、全色とも情報表示装置1上で白色に見える。また、丸の部分は、赤色の偏光方向が垂直方向であり、緑色及び青色の偏光方向が水平方向であるため、赤色のみが情報表示装置1上で赤色に見える。
裸眼で見た場合の左目の表示状態102では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が垂直方向であり、緑色及び青色の偏光方向が水平方向であるが、全ての偏光方向の偏光が情報表示装置1を透過して左目に到達するため、白色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が垂直方向であるが、全ての偏光方向の偏光が情報表示装置1を透過して左目に到達するため、白色に見える。
裸眼で見た場合の右目の表示状態103では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が水平方向であり、緑色及び青色の偏光方向が垂直方向であるが、全ての偏光方向の偏光が情報表示装置1を透過して右目に到達するため、白色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が水平方向であるが、全ての偏光方向の偏光が情報表示装置1を透過して左目に到達するため、白色に見える。従って、裸眼で両目で見た表示状態104では、全面が白色の単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて見た場合の左目の表示状態105では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が垂直方向であり、緑色及び青色の偏光方向が水平方向である。そのため、赤色のみがメガネを透過して左目に到達し、緑色及び青色はメガネで遮られてしまうため、赤色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が垂直方向である。そのため、全色ともメガネを透過して左目に到達するため、白色に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて見た場合の右目の表示状態106では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が水平方向であり、緑色及び青色の偏光方向が垂直方向である。そのため、赤色はメガネで遮られ、緑色及び青色はメガネを透過して右目に到達するため、緑色と青色との混色であるシアン色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が水平方向である。そのため、全色ともメガネで遮られるため、黒色に見える。
従って、右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて両目で見た表示状態107では、左右の目で補い合って丸の外側部分も丸の部分も全色が見える。しかし、丸の外側部分も丸の部分も偏光方向が垂直方向の偏光しか見えないため、全面がグレーのような暗い単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合の左目の表示状態108では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が垂直方向であり、緑色及び青色の偏光方向が水平方向である。そのため、赤色はメガネで遮られてしまい、緑色及び青色はメガネを透過して左目に到達するため、緑色と青色との混色であるシアン色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が垂直方向である。そのため、全色ともメガネで遮られるため、黒色に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合の右目の表示状態109では、丸の外側部分は、例えば赤色の偏光方向が水平方向であり、緑色及び青色の偏光方向が垂直方向である。そのため、赤色のみがメガネを透過して右目に到達し、緑色及び青色はメガネで遮られてしまうため、赤色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が水平方向である。そのため、全色ともメガネを透過して右目に到達するため、白色に見える。
従って、右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて両目で見た表示状態110では、左右の目で補い合って丸の外側部分も丸の部分も全色が見える。しかし、丸の外側部分も丸の部分も偏光方向が水平方向の偏光しか見えないため、全面がグレーのような暗い単一色表示に見える。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合の左目の表示状態111では、右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて見た場合の左目の表示状態105と同じように見える。左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合の右目の表示状態112では、右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合の右目の表示状態109と同じように見える。
従って、左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合には、左右の目で同じ画像が見える。ただし、両目で見た表示状態113では、丸の外側部分と丸の部分とで、所望の画像の日の丸の色を逆にした表示に見える。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であり、かつ液晶パネル63,73で緑色及び青色の偏光方向を90°回転させたメガネをかけて見た場合の左目の表示状態114では、丸の外側部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が垂直方向である。そのため、全色ともメガネを透過して左目に到達するため、白色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色の偏光方向が垂直方向であり、緑色及び青色の偏光方向が水平方向である。そのため、赤色のみがメガネを透過して左目に到達し、緑色及び青色はメガネで遮られてしまうため、赤色に見える。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であり、かつ液晶パネル63,73で緑色及び青色の偏光方向を90°回転させたメガネをかけて見た場合の右目の表示状態115では、丸の外側部分は、例えば赤色、緑色及び青色の全色とも偏光方向が水平方向である。そのため、全色ともメガネを透過して右目に到達するため、白色に見える。また、丸の部分は、例えば赤色の偏光方向が水平方向であり、緑色及び青色の偏光方向が垂直方向である。そのため、赤色のみがメガネを透過して右目に到達し、緑色及び青色はメガネで遮られてしまうため、赤色に見える。
従って、左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であり、かつ液晶パネル63,73で緑色及び青色の偏光方向を90°回転させたメガネをかけて見た場合には、左右の目で同じ所望の画像が見える。従って、両目で見た表示状態116では、日の丸が正しく見える。
図4〜図7に示す情報表示装置1、図8〜図12に示すメガネ2、及びこれらの情報表示装置1及びメガネ2を有する情報表示システムによれば、情報表示装置1で輝度を反転させるサブ画素の色と、メガネ2で偏光方向を切り換える色とが一致した場合に、メガネ2を通して左右の目で同じ画像が見える。従って、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができる。
また、図4〜図7に示す情報表示装置1、図8〜図12に示すメガネ2、及びこれらの情報表示装置1及びメガネ2を有する情報表示システムによれば、情報表示装置1で輝度を反転させるサブ画素の色の組み合わせは複数あり、また、メガネ2で偏光方向を切り換える色の組み合わせも複数ある。そのため、情報表示装置1の使用者以外の者が、メガネ2で偏光方向を切り換える色の組み合わせを、情報表示装置1で輝度を反転させるサブ画素の色の組み合わせに一致させるのは、困難である。従って、情報表示装置1がセキュリティ表示モードで動作しているときに、情報表示装置1の使用者以外の者がメガネ2をかけて情報表示装置1を見ても、情報表示装置1に表示されている画像を盗み見ることは困難である。つまり、秘匿性の高い情報表示システムが得られる。
一方、図4〜図7に示す情報表示装置1によれば、通常表示モードでは、第2の画像表示部27によって表示された画像が第1の画像表示部26を透過することによって、誰でも裸眼で、情報表示装置1に表示されている画像を視認することができる。
・情報表示装置の第3の例
図15は、実施の形態にかかる情報表示装置の第3の例における表示部の構成を示す図である。図15に示すように、表示部3は、視差バリア11、1/4波長板12、第2の偏光板121、カラーフィルタ13、透明電極アレイ122、液晶パネル123、透明電極16、第1の偏光板124、バックライト21を有する。
図15は、実施の形態にかかる情報表示装置の第3の例における表示部の構成を示す図である。図15に示すように、表示部3は、視差バリア11、1/4波長板12、第2の偏光板121、カラーフィルタ13、透明電極アレイ122、液晶パネル123、透明電極16、第1の偏光板124、バックライト21を有する。
バックライト21は、表示部3の背面に設けられている。バックライト21は、例えば非偏光を表示部3の前面に向けて出射し、表示部3を背面側から照明する。
第1の偏光板124は、例えばバックライト21の前面に設けられている。第1の偏光板124は、バックライト21から出射された光のうち、ある偏光方向の直線偏光を透過させる。第1の偏光板124が透過させる直線偏光の偏光方向を第1の偏光方向とする。第1の偏光板124は、第1の偏光部の一例である。
透明電極16は、例えば第1の偏光板124の前面に設けられている。透明電極16は、例えばグランド電位にされる。
液晶パネル123は、例えば透明電極16の前面に設けられている。液晶パネル123は、各サブ画素ごとに、印加される電圧に応じて各サブ画素の液晶分子のねじれ角が変化する。それによって、第1の偏光板124を透過した光の偏光方向が液晶分子のねじれ角に応じてサブ画素ごとに回転し、第1の偏光板124を透過した光の輝度がサブ画素ごとに変化する。
液晶パネル123は、例えばノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであってもよいし、ノーマリーブラックのIPS型液晶パネルであってもよいし、ノーマリーブラックのVA型液晶パネルであってもよい。本実施例では、液晶パネル123がノーマリーホワイトのTN型液晶パネルであるとする。
透明電極アレイ122は、例えば液晶パネル123の前面に設けられている。透明電極アレイ122は、液晶パネル123の例えば赤色、緑色及び青色の各サブ画素ごとに電極を有する。透明電極アレイ122の各電極と透明電極16との間の電位差によって、液晶パネル123の各サブ画素の液晶分子に電圧が印加され、その印加電圧に応じて液晶パネル123の液晶分子のねじれ角が変化する。透明電極アレイ122、液晶パネル123及び透明電極16は、画像表示部126の一例である。
カラーフィルタ13は、例えば透明電極アレイ122の前面に設けられている。カラーフィルタ13は、液晶パネル123の各サブ画素に対応した例えば赤色、緑色及び青色の着色部を有し、各着色部に対応する色のみを透過する。
第2の偏光板121は、例えばカラーフィルタ13の前面に設けられている。第2の偏光板121は、第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部分127と、第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部分128とが、走査線ごとに交互に配置された構成を有する。従って、第2の偏光板121は、液晶パネル123を透過した光のうち、第1の偏光部分127において第1の偏光方向の直線偏光を透過させ、第2の偏光部分128において第2の偏光方向の直線偏光を透過させる。
図15に示す例では、第1の偏光方向が水平方向であり、第2の偏光方向が垂直方向であるが、この逆であってもよいし、第1の偏光方向と第2の偏光方向とが直交する関係にあれば、水平方向と垂直方向との組み合わせに限らない。第2の偏光板121は、第2の偏光部の一例である。
1/4波長板12は、例えば第2の偏光板121の前面に設けられている。1/4波長板12は、第2の偏光板121を透過した各偏光方向の直線偏光を円偏光に変換する。
視差バリア11は、例えば1/4波長板12の前面で、表示部3の最も前面に設けられている。視差バリア11については、情報表示装置の第2の例において説明した通りであるため、重複する説明を省略する。なお、表示部3に含まれる各要素11〜13,16,21,121〜124の順序は、適宜変更可能である。
図16は、実施の形態にかかる情報表示装置の第3の例におけるハードウェア構成を示す図である。図16に示すように、情報表示装置1は、例えばCPU32、DSP37及びメモリ38がバス39に接続された構成を有していてもよい。
CPU32には、インタフェース31が接続されていてもよい。DSP37には、駆動回路132が接続されていてもよい。駆動回路132には、液晶ディスプレイ131が接続されていてもよい。
インタフェース31、CPU32及びメモリ38については、それぞれ、情報表示装置の第2の例において説明した通りであるため、重複する説明を省略する。DSP37は、液晶ディスプレイ131に表示する画像の画像データを生成する。DSP37は、生成した画像データに基づいて、駆動回路132に画像データを出力する。
駆動回路132は、DSP37から出力された画像データに基づいて、液晶ディスプレイ131を駆動する。液晶ディスプレイ131は、駆動回路132から出力された駆動信号によって画像を表示する。液晶ディスプレイ131は、画像表示部126である。
図17は、実施の形態にかかる情報表示装置の第3の例における機能的構成を示す図である。図17に示すように、情報表示装置1は、表示部3に画像表示部126を有し、ディスプレイ駆動部142を有する。また、情報表示装置1は、制御部4に例えば右目用/左目用画像データ生成部44、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141及び画像データ生成部45を有していてもよい。
また、情報表示装置1は、例えば入力インタフェース部46、表示モード設定信号生成部47及び反転サブ画素色設定信号生成部48を有していてもよい。入力インタフェース部46、表示モード設定信号生成部47及び反転サブ画素色設定信号生成部48については、それぞれ、情報表示装置の第2の例において説明した通りであるため、重複する説明を省略する。
画像データ生成部45は、例えば表示部3に表示する画像の元になる画像データを生成する。画像データ生成部45は、DSP37によって実現されてもよい。
水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、表示モード設定信号に基づいて、右目用/左目用画像データ生成部44へ出力する画像データを切り替える。例えば、表示モード設定信号が通常表示モードを示す信号である場合には、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、画像データ生成部45によって生成された画像データの輝度を反転させた画像データを生成する。
そして、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、元の画像データ及びその輝度を反転させた画像データを、一方を垂直偏光用の画像データに割り当て、他方を水平偏光用の画像データに割り当てて、右目用/左目用画像データ生成部44へ出力する。垂直偏光用の画像データによって、第2の偏光板121の第2の偏光部分128を透過する光によって第2の偏光部分128に対応する画像が表示される。水平偏光用の画像データによって、第2の偏光板121の第1の偏光部分127を透過する光によって第1の偏光部分127に対応する画像が表示される。
一方、表示モード設定信号がセキュリティ表示モードを示す信号である場合には、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、画像データ生成部45によって生成された画像データを右目用/左目用画像データ生成部44へ出力する。水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、DSP37によって実現されてもよい。
右目用/左目用画像データ生成部44は、表示モード設定信号に基づいて、ディスプレイ駆動部142へ出力する画像データを切り替える。例えば、表示モード設定信号が通常表示モードを示す信号である場合には、右目用/左目用画像データ生成部44は、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141から出力された垂直偏光用の画像データ及び水平偏光用の画像データをディスプレイ駆動部142へ出力する。
一方、表示モード設定信号がセキュリティ表示モードを示す信号である場合には、右目用/左目用画像データ生成部44は、反転サブ画素色設定信号に基づいて、画像データ生成部45によって生成された画像データから、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転するように右目用の画像データと左目用の画像データとを生成する。そして、右目用/左目用画像データ生成部44は、右目用の画像データ及び左目用の画像データをディスプレイ駆動部142へ出力する。右目用/左目用画像データ生成部44は、DSP37によって実現されてもよい。
ディスプレイ駆動部142は、右目用/左目用画像データ生成部44から出力された垂直偏光用の画像データ及び水平偏光用の画像データ、または右目用の画像データ及び左目用の画像データに基づいて、画像表示部126に駆動信号を出力する。画像表示部126は、ディスプレイ駆動部142から出力された駆動信号に基づいて、垂直偏光用画像及び水平偏光用画像、または右目用画像及び左目用画像を表示する。
垂直偏光用画像は、第2の偏光板121の第2の偏光部分128を透過した光によって表示される。水平偏光用画像は、第2の偏光板121の第1の偏光部分127を透過した光によって表示される。ディスプレイ駆動部142は、駆動回路132によって実現されてもよい。
図18は、実施の形態にかかる情報表示装置の第3の例における動作を示す図である。図18に示すように、例えば情報表示装置1の使用者が情報表示装置1の電源をオンにするか、情報表示装置1をリセットするか、情報表示装置1の使用中に再設定を開始すると、使用者は、入力インタフェース部46から表示モードを選択する。
また、使用者は、セキュリティ表示モードを選択した場合、入力インタフェース部46から輝度を反転させるサブ画素の色を選択する。本実施例では、セキュリティ表示モードである場合の説明において、輝度を反転させるサブ画素の色として例えば赤色が選択されたとして説明する。
使用者によって選択された表示モードが通常表示モードである場合(ステップS21:通常表示モード)、表示モード設定信号生成部47は、通常表示モードを示す表示モード設定信号を生成する。それによって、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141及び右目用/左目用画像データ生成部44が通常表示モードに設定される(ステップS22)。
そして、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、画像データ生成部45によって生成された画像データの輝度を反転させた画像データを生成する(ステップS23)。図18では、画像データ生成部45によって生成された画像データの輝度を反転させた画像データは、「反転画像データ」と表記されている。
次いで、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、画像データ生成部45によって生成された元の画像データ及びその輝度を反転させた反転画像データを、一方を垂直偏光用の画像データに割り当て、他方を水平偏光用の画像データに割り当てる(ステップS24)。
例えば、元の画像データが垂直偏光用の画像データに割り当てられ、反転画像データが水平偏光用の画像データに割り当てられてもよい。そして、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、垂直偏光用の画像データ及び水平偏光用の画像データを右目用/左目用画像データ生成部44へ出力する。
次いで、右目用/左目用画像データ生成部44は、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141から出力された垂直偏光用の画像データ及び水平偏光用の画像データを、そのまま、右目用の画像データ及び左目用の画像データとして、ディスプレイ駆動部142へ出力する(ステップS25)。
後述するように、右目用の画像データと左目用の画像データとが同じであるため、第2の偏光板121を透過した右目用画像と左目用画像とで光の透過光強度が同じになる。また、第2の偏光板121の第2の偏光部分128を透過した光の透過光強度と、第1の偏光部分127を透過した光の透過光強度とが同じになる。
そして、情報表示装置1は、一連の動作を終了する。これ以降、表示モードがセキュリティ表示モードに切り替えられるまで、情報表示装置1は通常表示モードを維持してもよい。通常表示モードでは、右目用画像と左目用画像とで光の透過光強度が同じであり、かつ、偏光方向が垂直方向の直線偏光と偏光方向が水平方向の直線偏光とで光の透過光強度が同じであるため、情報表示装置1の使用者は、裸眼で視差バリア11を通して表示部3に表示されている所望の画像を視認することができる。
一方、セキュリティ表示モードが選択された場合(ステップS21:セキュリティ表示モード)、表示モード設定信号生成部47は、セキュリティ表示モードを示す表示モード設定信号を生成する。それによって、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141及び右目用/左目用画像データ生成部44がセキュリティ表示モードに設定される(ステップS26)。
そして、水平偏光用/垂直偏光用画像データ生成部141は、画像データ生成部45によって生成された画像データを、そのまま、垂直偏光用の画像データ及び水平偏光用の画像データとして、右目用/左目用画像データ生成部44へ出力する(ステップS27)。
次いで、右目用/左目用画像データ生成部44は、反転サブ画素色設定信号に基づいて、画像データ生成部45によって生成された画像データから、右目用画像と左目用画像とで輝度が反転するように右目用の画像データと左目用の画像データとを生成する(ステップS28)。
例えば、輝度を反転させるサブ画素の色として赤色が選択された場合、右目用の画像データでは、赤色のサブ画素の輝度が反転し、緑色及び青色のサブ画素の輝度は反転しない。また、左目用の画像データでは、緑色及び青色のサブ画素の輝度が反転し、赤色のサブ画素の輝度は反転しない。
次いで、右目用/左目用画像データ生成部44は、生成した右目用の画像データと左目用の画像データとをディスプレイ駆動部142へ出力する(ステップS29)。それによって、第2の偏光板121の第2の偏光部分128を透過した光と、第1の偏光部分127を透過した光とで輝度が反転した関係になるため、打ち消しあう。
そして、情報表示装置1は、一連の動作を終了する。これ以降、表示モードが通常表示モードに切り替えられるまで、情報表示装置1はセキュリティ表示モードを維持してもよい。
通常表示モードにおいて、画像データ生成部45によって生成された画像データが垂直偏光用の画像データに割り当てられ、反転画像データが水平偏光用の画像データに割り当てられるとする。この場合、カラーフィルタ13を透過した各色の光の偏光方向は、次の(5)式で表される。
左目用画像及び右目用画像の垂直偏光用画像
赤色:α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t)
左目用画像及び右目用画像の水平偏光用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t) ・・・(5)
赤色:α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t)
左目用画像及び右目用画像の水平偏光用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t) ・・・(5)
通常表示モードにおいて、上記(5)式で表される偏光方向を有する各光が第2の偏光板121を透過した場合の透過光強度は、次の(6)式で表される。
左目用画像及び右目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
左目用画像及び右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(π/2−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t)) ・・・(6)
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
左目用画像及び右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(π/2−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t)) ・・・(6)
(6)式から明らかなように、右目用画像と左目用画像とが元の画像データ通りの同じ透過光強度であり、かつ、垂直偏光用画像と水平偏光用画像とが元の画像データ通りの同じ透過光強度である。従って、情報表示装置1の使用者は、裸眼で視差バリア11を通して表示部3に表示されている所望の画像を視認することができる。
セキュリティ表示モードにおいて、輝度を反転させるサブ画素の色として例えば赤色が選択された場合、カラーフィルタ13を透過した各色の光の偏光方向は、次の(7)式で表される。
左目用画像の垂直偏光用画像及び水平偏光用画像
赤色:α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像の垂直偏光用画像及び水平偏光用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(7)
赤色:α(t)
緑色:π/2−β(t)
青色:π/2−γ(t)
右目用画像の垂直偏光用画像及び水平偏光用画像
赤色:π/2−α(t)
緑色:β(t)
青色:γ(t) ・・・(7)
セキュリティ表示モードにおいて、上記(7)式で表される偏光方向を有する各光が第2の偏光板121を透過した場合の透過光強度は、次の(8)式で表される。
左目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(π/2−β(t))
=cos2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(π/2−γ(t))
=cos2(γ(t))
左目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t))
右目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=sin2(π/2−α(t))
=cos2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(π/2−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(γ(t)) ・・・(8)
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(π/2−β(t))
=cos2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(π/2−γ(t))
=cos2(γ(t))
左目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(π/2−β(t))
=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(π/2−γ(t))
=sin2(γ(t))
右目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=sin2(π/2−α(t))
=cos2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=cos2(π/2−α(t))
=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=cos2(β(t))
青色の透過光強度Bh=cos2(γ(t)) ・・・(8)
(8)式から明らかなように、第2の偏光板121の第2の偏光部分128を透過した垂直偏光用画像の光と、第1の偏光部分127を透過した水平偏光用画像の光とで輝度が反転した関係になるため、打ち消しあう。それによって、表示部3が全面、単一色に見える。裸眼で見る者は、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができない。
また、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1の表示部3を見る者が、左目と右目とで同じ偏光方向の偏光板を有するメガネをかけて見ると、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで輝度が反転した画像となるため、打ち消しあう。それによって、上述した(8)式に基づいて次の(9)式で導かれるように、赤色、緑色及び青色の透過光強度が一定となる。従って、表示部3が全面、単一色に見える。つまり、左目と右目とで同じ偏光方向の偏光板を有するメガネをかけて見る者は、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができない。
赤色の透過光強度R=sin2(α(t))+cos2(α(t))
=一定
緑色の透過光強度G=cos2(β(t))+sin2(β(t))
=一定
青色の透過光強度B=cos2(γ(t))+sin2(γ(t))
=一定 ・・・(9)
=一定
緑色の透過光強度G=cos2(β(t))+sin2(β(t))
=一定
青色の透過光強度B=cos2(γ(t))+sin2(γ(t))
=一定 ・・・(9)
例えば、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1のカラーフィルタ13を透過した各色の光の偏光方向が上記(7)式で表される場合、メガネ2の偏光方向を切り換える色として、情報表示装置1で選択された輝度を反転させるサブ画素の色と同じ赤色が選択されたとする。
この場合、情報表示装置1から出射してメガネ2に入射した円偏光は、メガネ2の1/4波長板61,71を透過すると直線偏光に変換される。それによって、1/4波長板61,71を透過した各色の光の偏光方向は、元の偏光方向に戻る。つまり、1/4波長板61,71を透過した各色の光の偏光方向は、上記(7)式で表される。また、1/4波長板61,71を透過した各色の光の透過光強度は、上記(8)式で表される。
偏光方向を切り換える色として赤色が選択されているため、メガネ2の液晶パネル63,73において、例えば赤色のサブ画素では液晶分子が90°回転し、緑色及び青色のサブ画素では液晶分子が回転しない。従って、メガネ2の液晶パネル63,73を透過し、カラーフィルタ65,75を透過した各色の光の偏光方向は、それぞれ次のようになる。
左目用画像及び右目用画像のそれぞれにおいて、垂直偏光用画像の赤色の光の偏光方向は水平方向となり、垂直偏光用画像の緑色及び青色の光の偏光方向は垂直方向のままである。左目用画像及び右目用画像のそれぞれにおいて、水平偏光用画像の赤色の光の偏光方向は垂直方向となり、水平偏光用画像の緑色及び青色の光の偏光方向は水平方向のままである。
そして、メガネ2において、左目側の偏光板76は水平方向の直線偏光を透過させる。そのため、左目用画像において、偏光方向が水平方向である赤色の光は、左目側の偏光板76を透過するが、偏光方向が垂直方向である緑色及び青色の光は、左目側の偏光板76で遮られる。従って、左目側については、左目側の偏光板76を透過した光の透過光強度は、上記(8)式で表される各色の光の透過光強度のうち、垂直偏光用画像の赤色の透過光強度Rvと水平偏光用画像の緑色の透過光強度Ghと水平偏光用画像の青色の透過光強度Bhとなる。
また、メガネ2において、右目側の偏光板66は垂直方向の直線偏光を透過させる。そのため、右目用画像において、偏光方向が垂直方向である緑色及び青色の光は、右目側の偏光板66を透過するが、偏光方向が水平方向である赤色の光は、右目側の偏光板66で遮られる。従って、右目側については、右目側の偏光板66を透過した光の透過光強度は、上記(8)式で表される各色の光の透過光強度のうち、水平偏光用画像の赤色の透過光強度Rhと垂直偏光用画像の緑色の透過光強度Gvと水平偏光用画像の青色の透過光強度Bvとなる。つまり、偏光板66,76を透過した各色の光の透過光強度は、次の(10)式で表される。
左目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=0
青色の透過光強度Bv=0
左目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=0
緑色の透過光強度Gh=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=sin2(γ(t))
右目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=0
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=0
青色の透過光強度Bh=0 ・・・(10)
赤色の透過光強度Rv=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gv=0
青色の透過光強度Bv=0
左目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=0
緑色の透過光強度Gh=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bh=sin2(γ(t))
右目用画像の垂直偏光用画像
赤色の透過光強度Rv=0
緑色の透過光強度Gv=sin2(β(t))
青色の透過光強度Bv=sin2(γ(t))
右目用画像の水平偏光用画像
赤色の透過光強度Rh=sin2(α(t))
緑色の透過光強度Gh=0
青色の透過光強度Bh=0 ・・・(10)
上記(10)式より明らかなように、右目と左目とで輝度が反転された画像がメガネ2によって遮断され、所望の画像のみがメガネ2を透過して使用者の目に達する。そのため、情報表示装置1の使用者は、メガネ2を通して、情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができる。
・表示の見え方の第3の例
図19は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第3の例を示す図である。図19に示す表は、上述した情報表示装置の第3の例とメガネの第2の例とを組み合わせた情報表示システムにおいて、情報表示装置1がセキュリティ表示モード時で、輝度を反転させるサブ画素の色及び偏光方向を切り換える色として赤色が選択された場合の表示の見え方をまとめたものである。
図19は、実施の形態にかかる情報表示システムにおける表示の見え方の第3の例を示す図である。図19に示す表は、上述した情報表示装置の第3の例とメガネの第2の例とを組み合わせた情報表示システムにおいて、情報表示装置1がセキュリティ表示モード時で、輝度を反転させるサブ画素の色及び偏光方向を切り換える色として赤色が選択された場合の表示の見え方をまとめたものである。
ただし、メガネ2において、左右の目で偏光板66,76の偏光方向が上述したメガネの第2の例とは逆になっている。すなわち、右目用のレンズ部51の偏光板66の偏光方向は水平方向であり、左目用のレンズ部52の偏光板76の偏光方向は垂直方向である。
図19に示す表において、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データ通りの表示である場合は、「正規」と表記されている。一方、情報表示装置1の画像データ生成部45によって生成された画像データの輝度を反転させた表示である場合は、「輝度反転」と表記されている。
図19に示すように、情報表示装置1の右目用/左目用画像データ生成部44によって生成された左目用の画像データでは、赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示であるとする。また、右目用の画像データでは、赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示であるとする。
裸眼で見た場合には、上記(8)式から明らかなように、左目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。左目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。
また、右目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。右目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。従って、この場合には、左目用画像と右目用画像とで輝度が反転した関係となり、かつ、垂直偏光用画像と水平偏光用画像とで輝度が反転した関係となるため、情報表示装置1の表示部3が全面、例えばグレーの単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が垂直方向であるメガネをかけて見た場合には、左目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。右目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。
左目及び右目のいずれも、水平偏光用画像に関しては、偏光方向が垂直方向である偏光板によって光が遮られるため、赤色、緑色及び青色のいずれも黒色の表示となる。従って、この場合には、左目用画像と右目用画像とで、垂直偏光用画像は、輝度が反転した関係となり、かつ、水平偏光用画像が黒色の表示となるため、情報表示装置1の表示部3が全面、例えばグレーの単一色表示に見える。
右目及び左目の両方とも偏光板66,76の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合には、左目及び右目のいずれも、垂直偏光用画像に関しては、偏光方向が水平方向である偏光板によって光が遮られるため、赤色、緑色及び青色のいずれも黒色の表示となる。左目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は輝度反転の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。
右目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。従って、この場合には、左目用画像と右目用画像とで、水平偏光用画像は、輝度が反転した関係となり、かつ、垂直偏光用画像が黒色の表示となるため、情報表示装置1の表示部3が全面、例えばグレーの単一色表示に見える。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であるメガネをかけて見た場合には、左目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。左目の水平偏光用画像に関しては、偏光方向が垂直方向である偏光板によって光が遮られるため、赤色、緑色及び青色のいずれも黒色の表示となる。
また、右目の垂直偏光用画像に関しては、偏光方向が水平方向である偏光板によって光が遮られるため、赤色、緑色及び青色のいずれも黒色の表示となる。右目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は輝度反転の表示となる。従って、この場合には、情報表示装置1の表示部3は、例えば赤色のみが正規の表示に見え、緑色及び青色は輝度反転の表示に見える。つまり、情報表示装置1に表示されている所望の画像は見えない。
左目の偏光板76の偏光方向が垂直方向であり、右目の偏光板66の偏光方向が水平方向であり、かつ液晶パネル63,73で緑色及び青色の偏光方向を90°回転させたメガネをかけて見た場合には、左目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は黒色の表示となる。左目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は黒色の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。
また、右目の垂直偏光用画像に関しては、例えば赤色は黒色の表示であり、緑色及び青色は正規の表示となる。右目の水平偏光用画像に関しては、例えば赤色は正規の表示であり、緑色及び青色は黒色の表示となる。従って、この場合には、右目及び左目において輝度が反転された画像がメガネ2によって遮断され、所望の画像のみがメガネ2を透過して使用者の目に達するため、情報表示装置1に表示されている所望の画像が見える。
図15〜図18に示す情報表示装置1、図8〜図12に示すメガネ2、及びこれらの情報表示装置1及びメガネ2を有する情報表示システムによれば、情報表示装置1で輝度を反転させるサブ画素の色と、メガネ2で偏光方向を切り換える色とが一致した場合に、輝度が反転された画像がメガネ2によって遮断される。そして、所望の画像のみがメガネ2を透過して使用者の目に達する。従って、セキュリティ表示モードで動作している情報表示装置1に表示されている所望の画像を視認することができる。
また、図15〜図18に示す情報表示装置1、図8〜図12に示すメガネ2、及びこれらの情報表示装置1及びメガネ2を有する情報表示システムによれば、図4〜図7に示す情報表示装置1及び図8〜図12に示すメガネ2を有する情報表示システムと同様に、秘匿性の高い情報表示システムが得られる。
一方、図15〜図18に示す情報表示装置1によれば、通常表示モードでは、右目用画像と左目用画像とが元の画像データ通りの同じ透過光強度となり、かつ、垂直偏光用画像と水平偏光用画像とが元の画像データ通りの同じ透過光強度となる。そのため、誰でも裸眼で、情報表示装置1に表示されている画像を視認することができる。
なお、情報表示装置1及びメガネ2において1/4波長板がなくてもよい。
上述した各実施例を含む実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示する情報表示装置と、左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆であり、かつ、各色ごとに偏光方向を制御するメガネと、を備えることを特徴とする情報表示システム。
(付記2)前記情報表示装置は、第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第1の画像表示部と、前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させる制御部と、を備えることを特徴とする付記1に記載の情報表示システム。
(付記3)前記情報表示装置は、前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部と、前記第2の偏光部と前記第1の偏光部との間に配置され、かつ、前記第2の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第2の画像表示部と、をさらに備え、前記制御部は、第1の表示モード時には、前記第1の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第2の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になるように表示させ、第2の表示モード時には、前記第2の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させることを特徴とする付記2に記載の情報表示システム。
(付記4)前記情報表示装置は、第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、前記第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部分と前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部分とが走査線ごとに交互に配置された第2の偏光部と、前記第1の偏光部と前記第2の偏光部との間に配置され、かつ、前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な画像表示部と、前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光を輝度が反転した関係になるように表示させる制御部と、を備えることを特徴とする付記1に記載の情報表示システム。
(付記5)前記制御部は、前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光の強度が同じになるように表示させることを特徴とする付記4に記載の情報表示システム。
(付記6)視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を表示する表示部と、前記表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示させる制御部と、を備えることを特徴とする情報表示装置。
(付記7)前記表示部は、第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第1の画像表示部と、を備え、前記制御部は、前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させることを特徴とする付記6に記載の情報表示装置。
(付記8)前記表示部は、前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部と、前記第2の偏光部と前記第1の偏光部との間に配置され、かつ、前記第2の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第2の画像表示部と、をさらに備え、前記制御部は、第1の表示モード時には、前記第1の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第2の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になるように表示させ、第2の表示モード時には、前記第2の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させることを特徴とする付記7に記載の情報表示装置。
(付記9)前記表示部は、第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、前記第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部分と前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部分とが走査線ごとに交互に配置された第2の偏光部と、前記第1の偏光部と前記第2の偏光部との間に配置され、かつ、前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な画像表示部と、前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光を輝度が反転した関係になるように表示させる制御部と、を備えることを特徴とする付記6に記載の情報表示装置。
(付記10)前記制御部は、前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光の強度が同じになるように表示させることを特徴とする付記9に記載の情報表示装置。
(付記11)左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向を直交もしくは円偏光の場合には回転方向を逆にする偏光部と、各色ごとに偏光方向を制御する偏光制御部と、を備えることを特徴とするメガネ。
1 情報表示装置
2 メガネ
3 表示部
4 制御部
5 偏光制御部
6 偏光部
17 第1の偏光板
20 第2の偏光板
26 第1の画像表示部
27 第2の画像表示部
121 第2の偏光板
124 第1の偏光板
126 画像表示部
127 第1の偏光部分
128 第2の偏光部分
2 メガネ
3 表示部
4 制御部
5 偏光制御部
6 偏光部
17 第1の偏光板
20 第2の偏光板
26 第1の画像表示部
27 第2の画像表示部
121 第2の偏光板
124 第1の偏光板
126 画像表示部
127 第1の偏光部分
128 第2の偏光部分
Claims (7)
- 視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示する情報表示装置と、
左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆であり、かつ、各色ごとに偏光方向を制御するメガネと、
を備えることを特徴とする情報表示システム。 - 前記情報表示装置は、
第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、
前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第1の画像表示部と、
前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させる制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記情報表示装置は、
前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部と、
前記第2の偏光部と前記第1の偏光部との間に配置され、かつ、前記第2の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な第2の画像表示部と、をさらに備え、
前記制御部は、第1の表示モード時には、前記第1の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第2の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になるように表示させ、第2の表示モード時には、前記第2の画像表示部に全光を透過させ、かつ、前記第1の画像表示部に前記左目用画像及び前記右目用画像を輝度が反転した関係になるように表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。 - 前記情報表示装置は、
第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部と、
前記第1の偏光方向の直線偏光が透過する第1の偏光部分と前記第1の偏光方向に直交する第2の偏光方向の直線偏光が透過する第2の偏光部分とが走査線ごとに交互に配置された第2の偏光部と、
前記第1の偏光部と前記第2の偏光部との間に配置され、かつ、前記第1の偏光部を透過した光の輝度を各色ごとに調整可能な画像表示部と、
前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光を輝度が反転した関係になるように表示させる制御部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記制御部は、前記画像表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を同じ画像になり、かつ、前記左目用画像及び前記右目用画像のそれぞれにおいて前記第1の偏光部分を透過した光及び前記第2の偏光部分を透過した光の強度が同じになるように表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報表示システム。
- 視差バリア方式によって左目が視認する左目用画像及び右目が視認する右目用画像を表示する表示部と、
前記表示部に、前記左目用画像及び前記右目用画像を、輝度が反転した関係、または、直線偏光の場合には偏光方向が直交もしくは円偏光の場合には回転方向が逆になるように表示させる制御部と、
を備えることを特徴とする情報表示装置。 - 左目が視認する画像と右目が視認する画像とで、直線偏光の場合には偏光方向を直交もしくは円偏光の場合には回転方向を逆にする偏光部と、
各色ごとに偏光方向を制御する偏光制御部と、
を備えることを特徴とするメガネ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013260620A JP2015118191A (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 情報表示システム、情報表示装置及びメガネ |
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Family Applications (1)
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