JP2015118179A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 帯電方式が固定である場合よりも帯電回転体の汚れを抑制することが可能な画像形成装置を提供すること。【解決手段】 感光体の表面に接触して帯電を行う帯電ローラを有する画像形成装置であって、感光体の表面に形成されたトナー像を転写する際に印加する転写電圧を設定する転写設定手段を有し、転写電圧が1000V未満である場合には直流電圧を帯電電圧として設定し、転写電圧が1000V以上である場合には直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定する。【選択図】 図8
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の電子写真プロセスを利用した画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを利用した画像形成装置における感光体を帯電させる方法として、接触帯電方式が実用化されている。この方式では、帯電部材として、導電性支持体(芯金)の外周に導電性弾性体層を設け、該導電性弾性体層の外周に抵抗層を被覆して設けた帯電ローラを用いる。そして、この帯電ローラを感光体の表面に接触させて回転可能に配設し、芯金に帯電電圧を印加し、帯電ローラと感光体の当接ニップの近傍で微小な放電を発生させて感光体の表面を帯電させる。
芯金に印加する帯電電圧を、直流電圧のみにしたDC帯電方式と、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧にしたAC帯電方式がある。AC帯電方式の場合、帯電の均一性を得るために重畳する交流電圧には、帯電ローラに直流電圧を印加した時に帯電ローラと感光体との間での放電が開始される電圧値である放電開始電圧の絶対値の2倍以上のピーク間電圧Vppを持つ交流電圧が使用されている。
近年、画像形成装置の長寿命化や高速化に伴い、帯電ローラの長寿命化が望まれている。帯電ローラの寿命に影響する要因として、転写後に感光体に残留したトナーや外添剤などの異物の帯電ローラへの付着による汚れが挙げられる。転写後に感光体の表面に残留したトナーや外添剤などの異物を除去するためのクリーニングブレードなどの清掃部材が設けられているが、清掃部材をすり抜けたトナーや外添剤などの異物が発生するため、帯電ローラの汚れが発生する。帯電ローラは感光体に接触して回転する部材であるため、感光体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト又は記録材等の転写媒体に転写した後に、感光体の表面に残留している上記のような異物が帯電ローラに転移して汚れやすい。このように帯電ローラが汚れることによって、帯電能力の低下及び帯電ムラが発生する。この帯電ローラの汚れによる帯電能力の低下や帯電ムラが帯電ローラの長寿命化を妨げる要因の一つとなる。
そこで、帯電ローラの外周面に帯電清掃部材としてのスポンジローラを当接させて、帯電ローラ表面に付着した異物をスポンジローラに転写させて帯電ローラ表面から異物を除去することによって、帯電ローラの帯電不均一性を改善することが特許文献1に開示されている。
しかしながら、特許文献1のように帯電回転体としての帯電ローラにスポンジローラを当接する方法についても、スポンジローラ自体の汚れによる清掃能力の低下等の限界があり、さらなる長寿命化が求められている。
ところで、上述したDC帯電方式とAC帯電方式とで帯電ローラの汚れの進行度合いには違いがある。
例えば、ネガ帯電方式を用いた系においては、DC帯電方式とAC帯電方式ともに、転写後に感光体上に残留してクリーニングブレード等の清掃部材をすり抜けて帯電ローラに到達するトナー等の異物の帯電極性が帯電ローラの帯電極性と同じネガ極性を持つ場合の方が、電界の影響で帯電ローラに付着しにくく汚れ難い。
しかしながらAC帯電方式においては、交流電圧の振幅によってトナー等の異物の帯電極性が反転する場合があり、帯電ローラに到達する異物の帯電極性の分布によらず、比較的一定の異物が帯電ローラに付着する。
一方、DC帯電方式においては、帯電極性がポジ極性である異物が付着し易く、帯電極性がネガ極性の異物は付着し難いという傾向があり、帯電ローラに到達する異物の帯電極性の分布がポジ極性に帯電した異物が多い分布である場合には帯電ローラの汚れレベルが著しく悪化し、ネガ極性に帯電した異物が多い分布である場合には帯電ローラの汚れレベルがAC帯電方式の場合と比較して良い場合もある。
従って、異物の帯電極性の分布によって帯電ローラの汚れレベルが良い帯電方式は異なっており、従来のように帯電方式がDC帯電方式やAC帯電方式に固定された構成のままではこれ以上帯電ローラの汚れを抑制することは困難であった。
そこで、本発明は、帯電方式が固定である場合よりも帯電回転体の汚れを抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明に関る画像形成装置は、回転可能な感光体と、前記感光体の表面に接触して前記感光体を帯電する帯電回転体と、前記帯電回転体に帯電電圧を印加する帯電印加手段と、前記帯電回転体によって帯電された前記感光体の表面を露光して前記感光体に静電像を形成する露光手段と、前記露光手段によって前記感光体に形成された静電像をトナーで現像して前記感光体の表面にトナー像を形成する現像手段と、前記現像手段によって前記感光体の表面に形成されたトナー像を転写部で転写媒体に転写する転写手段と、前記転写手段がトナー像を転写する際に、前記転写手段に転写電圧を印加する転写印加手段と、前記感光体の回転方向における前記転写部の下流かつ前記帯電回転体の上流に配置され、前記感光体に接触して清掃を行う清掃手段と、前記転写電圧の電圧値を設定する転写設定手段と、前記転写設定手段が設定した前記転写電圧の絶対値が所定値未満である場合には直流電圧を前記帯電電圧として設定し、前記転写電圧の絶対値が前記所定値以上である場合には直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定する帯電設定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、帯電方式が固定である場合よりも帯電回転体の汚れを抑制することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同一の符号を付したものは、同一の構成又は作用をなすものであり、これらについての重複説明は適宜省略する。なお、構成部品の寸法、材質、形状、及びその相対位置等は、特に特定的な記載がない限りは、この技術思想の適応範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[画像形成装置の全体構成及び動作]
先ず、図1を参照して、本実施例の画像形成装置100の全体構成及び動作について説明する。
先ず、図1を参照して、本実施例の画像形成装置100の全体構成及び動作について説明する。
本実施例の画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応して設けられ4つの画像形成部(第1、第2、第3、第4の画像形成部)1Y、1M、1C、1Bkを有するタンデム方式のカラープリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置本体に接続された以下の機器からの画像信号に応じて、カラー画像を記録材(記録用紙、プラスチックフィルム、布等)に形成することができる。その機器とは、原稿読み取り装置(図示せず)、パーソナルコンピュータ等のホスト機器、或いはデジタルカメラなどの外部機器である。
画像形成装置100は、第1〜第4の画像形成部1Y、1M、1C、1Bkにおいて像担持体としての円筒型の感光体、即ち、感光ドラム2Y、2M、2C、2Bk上に形成されたトナー像を、転写媒体である中間転写体としての中間転写ベルト8上へ転写する。そして、中間転写ベルト8上のトナー像を記録材P上に転写することで記録画像を形成する。
尚、以下の説明において4つの画像形成部1Y、1M、1C、1Bkのそれぞれにおいて共通に設けられる要素には、Y、M、C、Bkの添え字を与えた同一符号を付す。それらを特に区別して説明する必要が場合には、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に付した添え字Y、M、C、Bkは省略し、総括的に説明する。
画像形成部1には、像担持体として円筒型の感光体、即ち、感光ドラム2が配設されている。感光ドラム2は、図中矢印方向に回転駆動される。
感光体としての感光ドラム2の周囲には、感光ドラム2に接触して帯電する帯電回転体としての帯電ローラ3、感光ドラム2に形成された静電像をトナーで現像してトナー像を形成する現像手段としての現像器4、感光ドラム2の表面に形成されたトナー像を転写部で転写媒体に転写する転写手段としての一次転写ローラ5、感光ドラム2の回転方向における転写部の下流かつ帯電ローラ3の上流に清掃手段としてのクリーニング装置6が配置されている。又、感光ドラム2の図中上方には、露光手段としてのレーザースキャナ(露光装置)7が配置されている。又、各画像形成部1の感光ドラム2と対向して中間転写体としての中間転写ベルト8が配置されている。転写媒体である中間転写ベルト8は、駆動ローラ9、二次転写対向ローラ10、従動ローラ11に掛け回されており、駆動ローラ9に伝達される駆動力により図中矢印方向に周回移動する。一次転写ローラ5と感光ドラム2とが対向する位置で中間転写ベルト8と感光ドラム2が接触して転写部としての一次転写部(一次転写ニップ)N1が形成される。又、中間転写ベルト8を介して二次転写対向ローラ10に対向する位置に二次転写手段としての二次転写ローラ12が設けられている。二次転写対向ローラ10と対向する位置で二次転写ローラ15が中間転写ベルト8に接触して二次転写部(二次転写ニップ)N2が形成される。
本実施例では、画像形成装置100は、第1〜第4の画像形成部1Y、1M、1C、1Bkの全てを用いてカラー画像を形成することができるカラー画像形成モードと、第4の画像形成部1Bkのみを用いてブラック単色の画像を形成する単色画像形成モードとを備えている。
先ず、カラー画像形成モードでの画像形成動作を説明する。画像形成動作が開始されると、各画像形成部1Y、1M、1C、1Bkにおいて回転する感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkの表面が帯電ローラ3Y、3M、3C、3Bkによって一様に帯電される。このとき、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Bkには、帯電印加手段としての帯電バイアス電源より帯電電圧としての帯電バイアスが印加される。
次いで、露光装置7Y、7M、7C、7Bkから、それぞれの画像形成部に対応する分解色の画像信号に従ってレーザー光が発される。これにより、各感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkは、対応する分解色の画像情報に応じて露光され、その上にその画像信号に応じた静電像(潜像)が形成される。
各感光ドラム2Y、2M、2C、2Bk上に形成された静電像は、各現像器4Y、4M、4C、4Bk内に収容されたトナーによってトナー像として現像される。本実施例では、現像方式として反転現像方式が採用されており、感光ドラム2上の露光部(明部電位部)に現像器4からトナーが付着する。
各感光ドラム2Y、2M、2C、2Bk上に形成されたトナー像は、転写媒体としての中間転写ベルト8上で重なり合うようにして、各一次転写部N1において順次に中間転写ベルト8上に転写(一次転写)される。トナー像を中間転写ベルト8上に転写する時、転写手段としての一次転写ローラ5Y、5M、5C、5Bkには、転写印加手段としての一次転写バイアス電源よりトナーの正規の帯電極性とは逆極性の転写電圧としての一次転写バイアスが印加される。こうして、中間転写ベルト8上に、4色のトナー像が重ね合わされた多重トナー像が形成される。尚、一次転写後に感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkの表面に残ったトナー(一次転写残トナー)や外添剤は、クリーニング装置6Y、6M、6C、6Bkによって感光ドラム2Y、2M、2C、2Bkの表面から除去されて回収される。
一方、中間転写ベルト8上のトナー像の移動とタイミングに合わせて、記録材収納カセット(図示せず)に収容された記録材Pが、供給ローラ13などにより二次転写部N2に搬送される。
そして、中間転写ベルト8上の多重トナー像は、二次転写部N2において記録材P上に一括して転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ12には、二次転写バイアス電源よりトナーの正規の帯電極性とは逆極性の二次転写バイアスが印加される。
次いで、記録材Pは定着手段としての定着装置14へと搬送部材等により搬送される。定着装置14によって加熱、加圧されることで、記録材P上のトナーは溶融、混合されて、記録材Pに定着され、カラーの定着画像となる。その後、記録材Pは機外に排出される。尚、二次転写部N2で記録材Pに転写されずに中間転写ベルト8に残留したトナー(二次転写残トナー)は、中間転写ベルトクリーナー13により回収される。
次に、単色画像形成モードにおける画像形成動作について説明する。単色画像形成モードにおいては、第4の画像形成部1Bkにおいてのみ、感光ドラム2Bk上にトナー像が形成される。そして、このトナー像が中間転写ベルト8に一次転写された後、記録材Pに二次転写される。第4の画像形成部1Bkにおけるトナー像の形成動作、一次転写動作、二次転写動作自体は上述のカラー画像形成モード時と同じである。
[現像器]
次に、図10を参照して、現像手段としての現像器4及びこれにトナーを補給するトナー補給装置49について説明する。本実施例では、現像器4は図10に示す構成を有する。本実施例では、各現像器4Y、4M、4C、4Bkの構成は同一である。又、本実施例では、トナー補給装置49の構成は、全ての現像器用のもので同一である。図10において、現像器4は図1における上方から見た平面図として示し、トナー補給装置49は感光ドラム2の軸線方向(表面移動方向と直交する方向)に沿う断面図として示す。
次に、図10を参照して、現像手段としての現像器4及びこれにトナーを補給するトナー補給装置49について説明する。本実施例では、現像器4は図10に示す構成を有する。本実施例では、各現像器4Y、4M、4C、4Bkの構成は同一である。又、本実施例では、トナー補給装置49の構成は、全ての現像器用のもので同一である。図10において、現像器4は図1における上方から見た平面図として示し、トナー補給装置49は感光ドラム2の軸線方向(表面移動方向と直交する方向)に沿う断面図として示す。
現像器4は、非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを主成分として備える二成分現像剤(現像剤)が収納された現像容器(現像器本体)44を有する。現像容器44内には、現像剤攪拌搬送部材として第1の攪拌搬送スクリュー43aと第2の攪拌搬送スクリュー43bとの2本のスクリューが配置されている。現像容器44の感光ドラム2と対向する部分は一部開口しており、この開口部から一部露出するように現像剤担持体としての現像スリーブ41が回転可能に配置されている。現像スリーブ41の内部には、磁界発生手段としてのマグネットロール(図示せず)が固定配置されている。マグネットロールは周方向に複数の磁極を有し、現像容器44内の現像剤を磁気力により引きつけて現像スリーブ41上に担持させると共に、感光ドラム2と対向する現像位置では現像剤の穂立ち(磁気ブラシ)を形成する。
現像スリーブ41、第1、第2の攪拌搬送スクリュー43a、43bは相互に平行に配設されている。又、これら現像スリーブ41、第1、第2の攪拌搬送スクリュー43a、43bは、感光ドラム2の軸線方向と平行に配設されている。現像容器44の内部は、隔壁44dによって第1室(現像室)44aと第2室(攪拌室)44bに分割されている。現像室44aと攪拌室44bは、現像容器44の長手方向両端部(図10中の左端及び右端)において連通している。
第1の攪拌搬送スクリュー43aは現像室44a内に、又第2の攪拌搬送スクリュー43bは攪拌室44b内に配設されている。これら第1、第2の攪拌搬送スクリュー43a、43bは、モータ52の回転によってギヤ列54を介して同じ方向に回転駆動される。この回転により、攪拌室44b内の現像剤は、第2の攪拌搬送スクリュー43bによって攪拌されながら図10中左方に移動して、連通部を介して現像室44a内へと移動する。又、現像室44a内の現像剤は第1の攪拌搬送スクリュー43aによって攪拌されながら図10中右方に移動して、連通部を介して攪拌室44b内に移動する。つまり、現像剤は、第1、第2の攪拌搬送スクリュー43a、43bの2本のスクリューによって攪拌されながら現像容器44内を循環して搬送される。 現像剤中のトナーは、上述のような攪拌搬送によって電荷が付与される。
現像スリーブ41は、モータ51によって図1中の矢示方向(反時計回り)に回転駆動される。現像スリーブ41は、その回転により、規制ブレード(不図示)によって表面に層状に塗布された現像剤を感光ドラム2に対向する現像位置に搬送する。現像位置にて、現像スリーブ41上の現像剤はマグネットロールの磁気力により穂立ちして、感光ドラム2の表面に接触又は近接する磁気ブラシを形成する。こうして現像位置に搬送された現像剤(二成分現像剤)から、感光ドラム2上の静電像にトナーが供給される。これにより、静電像の画像部にトナーが選択的に付着し、静電像はトナー像として現像される。更に説明すると、感光ドラム2上の静電像が現像位置に達するときに、現像バイアス電源(図示せず)によりAC電圧とDC電圧とが重畳された現像電圧としての現像バイアスが現像スリーブ41に印加される。このとき、現像スリーブ41はモータ51により図1中の矢示方向に回転駆動され、上述の現像バイアスによって現像剤中のトナーが、感光ドラム2の表面の静電像に応じて感光ドラム2上に転移する。
ここで、トナーは、結着樹脂、着色剤、そして必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子と、コロイダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている着色粒子とを有している。トナーは、重合法により製造した負帯電性のポリエステル系樹脂であり、体積平均粒径は5μm以上8μm以下が好ましい。本実施例では、トナーの体積平均粒径は6.2μmであった。
又、キャリアは、例えば、表面酸化或いは未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類等の金属、及びそれらの合金、又は酸化物フェライトなどが好適に使用可能である。これらの磁性粒子の製造法は特に制限されない。そして、キャリアは、重量平均粒径が20〜50μm、好ましくは30〜40μmであり、抵抗率が107Ω・cm以上、好ましくは108Ω・cm以上である。本実施例では、キャリアとして抵抗率が108Ω・cmのものを用いた。本実施例では、低比重磁性キャリアとして、フェノール系のバインダー樹脂に磁性金属酸化物及び非磁性金属酸化物を所定の比で混合し、重合法により製造した、樹脂磁性キャリアを使用した。本実施例で用いたキャリアの体積平均粒径は35μm、真密度は3.6〜3.7g/cm3、磁化量は53A・m2/kgである。
[帯電装置]
次に、帯電装置について詳しく説明する。
次に、帯電装置について詳しく説明する。
帯電装置は、感光体に接触して感光体に従動で回転可能なゴムローラ(以下帯電ローラと称す)を用いている。
帯電回転体としての帯電ローラ3の長手方向長さは320mmであり、図2に示すように、芯金(支持部材)3aの外回りに、下層3bと、中間層3cと、表層3dを下から順次に積層した3層構成である。下層3bは帯電音を低減するための発泡スポンジ層であり、表層3dは、感光ドラム2上にピンホール等の欠陥があってもリークが発生するのを防止するために設けている保護層である。
より具体的には、本実施の形態における帯電ローラ3の仕様は下記の通りである。
芯金3a;直径6mmのステンレス丸棒
下層3b;カーボン分散の発泡EPDM、比重0.5g/cm3、体積抵抗値102〜109Ωcm、層厚3.0mm
中間層3c;カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵抗値102〜105Ωcm、層厚700μm
表層3d;フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化錫とカーボンを分散、体積抵抗値107〜1010Ωcm、表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRa)1.5μm、層厚10μm
図4は帯電ローラ3に対する帯電バイアス印加系のブロック回路図である。
芯金3a;直径6mmのステンレス丸棒
下層3b;カーボン分散の発泡EPDM、比重0.5g/cm3、体積抵抗値102〜109Ωcm、層厚3.0mm
中間層3c;カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵抗値102〜105Ωcm、層厚700μm
表層3d;フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化錫とカーボンを分散、体積抵抗値107〜1010Ωcm、表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRa)1.5μm、層厚10μm
図4は帯電ローラ3に対する帯電バイアス印加系のブロック回路図である。
電源S1から直流電圧に周波数fの交流電圧を重畳した所定の振動電圧(バイアス電圧Vdc+Vac)が芯金3aを介して帯電ローラ3に印加されることで、回転する感光体感光体1の周面が所定の電位に帯電処理される。
帯電ローラ3に対して帯電電圧を印加する帯電印加手段である電源S1は、直流(DC)電源11と交流(AC)電源12を有している。
60は帯電設定手段としての制御回路であり、上記電源S1のDC電源11とAC電源12をオン・オフ制御して帯電ローラ3に直流電圧と交流電圧のどちらか、若しくはその両方の重畳電圧を印加するように制御する機能と、DC電源11から帯電ローラ3に印加する直流電圧値と、AC電源12から帯電ローラ3に印加する交流電圧のピーク間電圧値、もしくは交流電流値を制御する機能を有する。
また、本実施の形態における帯電装置は、帯電ローラ3に弾性的に圧縮して当接し帯電ローラ3(相手部材)表面に付着した転写残トナー及び外添剤を取り込む回転自在な連泡性発泡体ローラとしてのスポンジローラ20を備えている。帯電清掃手段としてのスポンジローラ20の最頂点は、帯電ローラ3の回転中心より下方で、帯電ローラ3が感光ドラム2に当接する帯電ニップに対して帯電ローラ3の回転方向下流側に位置しており、帯電ローラ3の回転駆動に伴って従動回転する。スポンジローラ20の詳細については後述する。
感光ドラム2と帯電装置(帯電バイアス電源を除く帯電ローラ3とスポンジローラ20)は、図3に示すように、プロセスカートリッジ21として一体にユニット化されて、画像形成装置に対して着脱可能に構成されており、規定枚数の画像形成により感光ドラム2が寿命に達した場合などによる交換等を容易に行なうことができる。なお、プロセスカートリッジに現像器4を含む構成としても良い。
そして、本実施の形態においても、上述した従来例の画像形成装置と同様にして画像形成動作が行なわれる。本実施の形態では画像形成動作の説明は省略する。
次に、上記した帯電装置の帯電清掃手段としてのスポンジローラ20について説明する。
スポンジローラ20は、図5(a)、(b)に示すように支持軸としての金属製の芯金22と、その周面に気泡部の壁面が連通している導電材分散のウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴム、アクリルゴム等からなるローラ状の発泡体層23とで構成されている。
スポンジローラ20は、例えば以下のようにして製造することができる。先ず、発泡剤やカーボンブラック等の導電材の配合剤を一様に分散させた未加硫・未発泡のウレタンゴム層を金属製の芯金22上に形成する。これらを円筒状の金型の成型キャビネット(不図示)内にセットして加熱することにより、未加硫・未発泡のゴム層を加硫・発泡させ、成型キャビネット内で金型どおりの導電性スポンジ(連泡スポンジ)として成型される。そして、この連泡スポンジの表面を研磨してスキン層を破ることにより、芯金22周面に発泡体層23を備えた所望する外径のスポンジローラ20が得られる。
また、図6(a)、(b)に示すように、芯金22周面に複数(図では2層)の発泡体層23a、23bを有するスポンジローラの場合は、上記した単層構成の発泡体層23の製造工程を繰り返すことで形成することができる。
本発明におけるスポンジローラ20の発泡体層23(23a、23b)を形成する材料としては、ウレタンゴム、シリコンゴム、EPDMゴム、アクリルゴム、ニトリルゴム、ヒドリンゴム、フッ素ゴムなどが挙げられるが、特に指定はしない。発泡剤としては、一般的に炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムなどの無機発泡剤や、ニトロソ化合物、アゾ化合物、スルホニルヒドラジド化合物などの有機発泡剤が挙げられるが、特に指定はしない。
また、導電剤は、電子導電剤とイオン導電剤に大別でき、電子導電剤としてはカーボンブラック、金属酸化物などが挙げられ、イオン導電剤としては第4級アンモニウム塩、脂肪族アルコールサルフェート塩などが挙げられるが、特に指定はしない。
また、弾性体としては、特に単層構造に限定する必要はなく、必要で有れば図6(a)、(b)に示したような2層以上の複数層でもよい。また、気泡径を芯金22からローラ表面に向かうに従い小さくするような層構成にする。これにより、帯電ローラ3との当接部近傍で剥ぎ取った転写残トナーをよりスムーズにローラ中心部に移動させることができる。
上記した連泡スポンジの平均セル径はトナーの粒径・形状にもよるが、気泡内にトナーを十分に取り込むためには粉体平均粒径の10倍以上が好ましい。また、帯電ローラ3に対する侵入量は発泡体層23の層厚未満であり、発泡体層23の層厚にもよるがその層厚の半分以下がより好ましい。
スポンジローラ20の帯電ローラ3との当接圧(線圧)は0.049〜0.98N/cmが好ましい。帯電ローラ3との当接圧が0.049N/cm以下であると、帯電ローラ3との当接部において剥ぎ取り不良が生じ、剥ぎ取れなかったトナーが帯電ローラ3表面に残っていると帯電不良を起こしてしまう場合がある。逆に帯電ローラ3との当接圧が0.98N/cm以上であると、回転トルクが増大したり、摺擦力が大きくなるため、スポンジローラ20内に取り込まれたトナーが摺擦により軟化して帯電ローラ3表面に融着してしまう危険性がある。
ちなみに当接圧(線圧)の測定は次のような方法で行なった。引き抜き板として長さ100mm×幅15mm×厚さ30μmのSUS薄板を、挟み板として長さ180mm×幅30mm×厚さ30μmのSUS薄板を長さが半分になるように折ったものを用意し、その折った挟み板の間に引き抜き板を挿入する。その状態で挟み板を帯電ローラ3とスポンジローラ20との間に挿入する。そして、引き抜き板に取り付けたばねばかりを引っ張って、引き抜き板を一定速度で引き抜き、そのときのばねばかりの示す値を読み取る。このばねばかりの値を引き抜き板の幅である1.5cmで除することにより、帯電ローラ3とスポンジローラ20の当接圧(線圧)を測定することができる。
発泡体層23の連泡度の目安として、発泡体層23の1000cm3当たりの1分間の通気量は500〜5000ml/(min・1000cm3)であり、さらに好ましくは1000〜4000ml(min・1000cm3)である。
500ml/(min・1000cm3)以下であると、硬度が高くなっていき帯電ローラ3との当接圧が高くなってしまうだけでなく、含有できるトナー量も少ないため、頻繁に交換しなければならなくなってしまう。また、5000ml/(min・1000cm3)以上であると、気泡が連通しすぎて所望の平均セル径を維持できず、回収したトナーを気泡内に保持しきれなくなるからである。
そして、本実施の形態では、直径4mmの金属製の芯金22上に導電材としてカーボンブラックを分散配合した層厚4mmの連泡性ウレタンスポンジゴムからなる単層の発泡体層23を有するスポンジローラ20を用いた。このスポンジローラ20は、発泡体層23内中に吸引できるトナーtの量は約30g程度である。
また、本実施の形態のスポンジローラ20の条件は、以下のように設定した。
抵抗値は105Ω程度、ゴム硬度はアスカーCSC2硬度で15°程度、発泡体層23の表層における平均気泡径は200μm、帯電ローラ3との当接圧(線圧)は0.196N/cm、発泡体層23の連泡度を表す通気量は1800(min・1000cm3)である。
[帯電電圧条件]
次に、本実施例で用いた帯電ローラに印加する帯電電圧の切り替え動作について詳細に説明する。
次に、本実施例で用いた帯電ローラに印加する帯電電圧の切り替え動作について詳細に説明する。
転写残トナーの帯電量分布は、負極性に帯電されたトナーが感光体上に現像され、正極性の転写バイアスにより転写体に転写される工程において、転写されずに感光体上に残留するものであり、正極性寄りに分布する。これは、正規極性の負帯電トナーは転写されやすく、逆に反対極性トナーは転写されにくいことと、転写電圧としての一次転写バイアスにより正極性の放電が発生してもともと正規負極性であったものが転写の放電により逆極性に転じたものが感光体上に残留することがあるためである。一次転写電圧は、転写電流が所定の値になるようにATVC(Auto Transfer Voltage control)と呼ばれている制御によって決定されることが知られている。ATVCでは複数種類の転写電圧を1次転写ローラ5に印加し、その時に1次転写ローラに流れる転写電流を検出して転写電圧と転写電流との関係を求め、転写電流が所定の値になる電圧を転写電圧として設定する制御が行われる。本実施例においては、転写設定手段としての制御回路がATVCによる制御を実行させる。上記のATVCによって設定された転写電圧が高く、放電量が多い場合には転写残トナーも正規極性とは逆の正帯電極性のトナー分布が多くなる傾向にある。転写残トナーは感光ドラム2の回転方向における転写部の下流かつ帯電ローラ3の上流に配置されて感光ドラム2に接触して清掃を行う清掃手段としてのクリーニングブレードによって除去されるが、完全に除去できずにクリーニングブレードをすり抜けた転写残トナーが帯電ローラに到達する。
図7は、転写残トナーの帯電量分布と、それに応じて帯電ローラに付着するトナーの分布を模式的に示している。図7Aは、転写電圧が小さく、転写残トナーの分布が比較的正規帯電極性側である負極性に偏った場合を示している。AC帯電方式の場合には、帯電電圧に重畳する交流電圧の振幅により正放電と負放電が交互に繰り返され、転写残トナーはその放電を交互に受けることにより、もともと正帯電極性を帯びている場合であっても負帯電極性を帯びている場合であっても一定の比率で帯電ローラに付着されることになる。
一方DC帯電方式の場合には、負帯電側のDC放電のみが行われるため、帯電ニップにおいて、負帯電極性を帯びた転写残トナーが電界的に帯電ローラに引きつけられることはなく、正帯電極性を帯びた転写残トナーの一部のみが帯電ローラに付着する。したがってこの場合、AC帯電方式に比べ、DC帯電方式の方が帯電ローラに対する汚れ量は少なくなる傾向にある。
逆に図7Bは、転写電圧が大きく、転写残トナーの分布が比較的正極性側に偏っている状態を示している。この場合においても、AC帯電方式における帯電ローラへの転写残トナーの付着量は大きく変わることはないが、DC帯電方式においては、正帯電極性の転写残トナーを多く帯電ローラに付着させるため、AC帯電方式よりもむしろ転写残トナーの付着量が多くなる。したがって、転写残トナーの極性分布に応じて適宜、AC帯電方式とDC帯電方式を切り替えることにより、帯電ローラへの転写残トナーの付着量を帯電方式が固定である場合よりも抑えることが可能となる。
そこで、本実施例においては、転写設定手段としての制御回路が設定した転写手段としての1次転写ローラに印加する転写電圧の絶対値に基づいて、帯電設定手段としての制御回路60によって直流電圧と交流電圧とを重畳した帯電電圧と、直流電圧のみの帯電電圧とを切り替えて帯電電圧として設定する構成としており、転写電圧の絶対値が所定値未満である場合には直流電圧を帯電電圧として設定し、転写電圧の絶対値が所定値以上である場合には直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定する。具体的には、転写電圧の絶対値が1000V以上の環境においては直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定してAC帯電方式による帯電を実行し、転写電圧の絶対値が1000V未満の環境においては直流電圧のみを帯電電圧として設定してDC帯電方式による帯電を実行するように制御した。ここで、帯電ローラに直流電圧を印加した場合に帯電ローラと感光体との間で放電が開始される電圧である放電開始電圧Vthが−600Vである場合において、AC帯電方式で、例えば−600Vの直流電圧と1.5kVの振幅の交流電圧を重畳して帯電を実行した後に、DC帯電方式に切り替えた場合には、同一の感光体表面の帯電電位を得ることができるように−1200Vの直流電圧を帯電電圧として印加するように切り替える。この帯電電圧の値はあらかじめROM18に記憶された環境、耐久テーブルに基づく。
次に本制御の効果について説明する。図8は、帯電ローラの汚染レベルの耐久推移及び汚染による画像ムラの許容レベルを模式的に示している。一般的に、AC帯電方式と、DC帯電方式では同じ汚れ量である場合に汚染部の帯電不良による画像ムラのレベルが異なる。すなわち、AC帯電方式の方が帯電電位収束性に優れ、形成された画像の画質がNGレベルになる汚れ量が、DC帯電方式に対して2倍以上となる。AC帯電方式は、清掃手段としてのクリーニング装置から抜けて帯電ローラに到達する転写残トナーの量が一定であれば、環境によらず一定の汚染推移を示すが、DC帯電方式の場合には、転写電圧の絶対値が比較的高い場合には汚染推移が著しく早くなり、且つ耐久枚数がaの時点でNGとなる。逆に転写電圧の絶対値が比較的低い場合においては、DC帯電方式の方が汚れ量が抑えられ、cの時点まで使用することができる。したがって、転写高圧の絶対値が高い時はAC帯電、低い時はDC帯電と適宜変更することにより、汚れ量を最小限に抑えられ、b〜cまでの寿命が保証されることになる。
図11に本実施例における制御のフローチャート図を示す。
画像形成装置の電源投入時や、スリープモードからの復帰時などの定着温度の立ち上げなどのための所定の準備動作が実行される初期回転動作時(前多回転工程)や、画像形成信号が入力されてから実際に画像情報に応じた画像を書き出すまでに所定の準備動作が実行される印字準備回転動作時(前回転工程)や、所定枚数の画像形成実施毎例えば20枚の画像形成毎等の非画像形成時における所定のタイミングで、制御が開始される。本実施例における制御は帯電設定手段としての制御回路60によって実行される。
本制御が開始されると、まず、転写設定手段によって設定された転写電圧の絶対値が1000V未満であるか否かを判断する(S1)。そして、転写電圧の絶対値が1000V未満である場合には、直流電圧のみを帯電ローラに印加する帯電電圧として設定する(S2)。転写電圧の絶対値が1000V以上である場合、直流電圧と交流電圧とを重畳した電圧を帯電ローラに印加する帯電電圧として設定する(S3)。上記のS2やS3における帯電電圧の設定工程では、公知の方法による直流電圧の電圧値や交流電圧のピーク間電圧や周波数の設定が共になされるようにしても良い。
また、本実施例においては、複数の画像形成部と転写媒体としての中間転写ベルトを備えたタンデム方式の画像形成装置における例を説明したが、中間転写ベルトを有しておらず、感光体から搬送ベルトに担持されて搬送される記録材に直接転写する方式でも良く、この場合、1つの画像形成部を備えた構成としても良い。この場合には記録材が転写媒体に相当する。
以上説明したように、本実施例によれば、転写電圧の絶対値に基づいて帯電方式をDC帯電方式とAC帯電方式とで切り替えて画像形成を行うことにより、帯電方式が固定である場合よりも帯電回転体の汚れを抑制することが可能となった。
本実施例においては、図8に示すように例えば絶対値が比較的低い転写電圧が設定されている場合において、DC帯電方式によりcで寿命に到達するが、この時、AC帯電方式に切り替えることによって汚れ量の推移の傾きは増加するものの、dまで寿命を延ばすことを可能とした点が実施例1とは異なっている。
本実施例においては、帯電ローラによる累積帯電時間に対応する情報に基づいて帯電ローラの汚れ量を求めることによって汚れ量を検知する汚れ量検知手段が備えられている。
この汚れ量検知手段によって検知された汚れ量が所定量を超えた場合、帯電設定手段は直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定する。
この累積帯電時間に対応する情報を取得する手段としての使用履歴検知手段として、例えば画像形成の累積枚数である使用枚数をカウントする通紙枚数カウンターを用いることができる。汚れ量検知手段によって、帯電ローラの汚れ量がDC帯電許容限界の汚れ量に到達したと判断した場合には、帯電設定手段としての制御回路60によりAC帯電方式に強制的に切り替えられることで帯電ローラの寿命を延ばすことができる。
汚れ量検知手段としての制御回路60は、累積帯電時間に対応する情報を取得する手段としての通紙枚数カウンターによって取得されたDC帯電方式、AC帯電方式でのそれぞれの使用枚数(累積枚数)に、図8に示すような予め求められている両帯電方式における耐久枚数(使用枚数)に対する汚れ量推移の傾き、すなわち転写電圧の絶対値に応じた所定の係数をかけたものを加算してトータルの汚れ量を求める。
図9は、転写電圧ごとの、汚れ量推移を模式的に示す図である。転写電圧が500Vから1000VまでのDC帯電方式における汚れ量推移及び1000V以上のときのAC帯電における汚れ量推移を示している。
b、cはそれぞれ150k枚、200k枚であり、AC帯電方式における汚れ量の許容値を100、DC帯電方式における汚れ量の許容値を50とした場合に、AC帯電方式を通産X枚、DC帯電を通産Y枚通紙した時点における帯電ローラの汚れ量Kは以下の式で表される。
K=100/150000×X+50/(100+0.2×(1000−T))×Y
・・・(1)
上記の式(1)を用いて汚れ量に相当する値Kが汚れ量検知手段としての制御回路60により計算され、汚れ量Kが50を超えた場合に、帯電設定手段としての制御回路60によって強制的にAC帯電方式に設定される。ここで、式(1)におけるTは転写設定手段によって設定された転写電圧(V)であり、転写設定に応じてYに乗じる係数(耐久枚数(使用枚数)に対する汚れ量推移の傾き)を異ならせている。転写電圧設定における汚れ量推移は必ずしもこれに一致するものではなく、帯電ローラの表面形状等に起因する帯電ローラの汚れ易さ等の特性に応じて上記式(1)を適宜修正することは可能である。なお、上記の式(1)におけるXにかける係数は100/150000であり、Yにかける係数は(100+0.2×(1000−T))である。
K=100/150000×X+50/(100+0.2×(1000−T))×Y
・・・(1)
上記の式(1)を用いて汚れ量に相当する値Kが汚れ量検知手段としての制御回路60により計算され、汚れ量Kが50を超えた場合に、帯電設定手段としての制御回路60によって強制的にAC帯電方式に設定される。ここで、式(1)におけるTは転写設定手段によって設定された転写電圧(V)であり、転写設定に応じてYに乗じる係数(耐久枚数(使用枚数)に対する汚れ量推移の傾き)を異ならせている。転写電圧設定における汚れ量推移は必ずしもこれに一致するものではなく、帯電ローラの表面形状等に起因する帯電ローラの汚れ易さ等の特性に応じて上記式(1)を適宜修正することは可能である。なお、上記の式(1)におけるXにかける係数は100/150000であり、Yにかける係数は(100+0.2×(1000−T))である。
図12は、本実施例における制御のフローチャート図を示す。
本実施例においても、画像形成装置の電源投入時や、スリープモードからの復帰時などの定着温度の立ち上げなどのための所定の準備動作が実行される初期回転動作時(前多回転工程)や、画像形成信号が入力されてから実際に画像情報に応じた画像を書き出すまでに所定の準備動作が実行される印字準備回転動作時(前回転工程)や、所定枚数の画像形成実施毎例えば20枚の画像形成毎等の非画像形成時における所定のタイミングで、制御が開始される。本実施例における制御も実施例1と同様に帯電設定手段としての制御回路60によって実行される。
本制御が開始されると、まず、汚れ量検知手段によって上述した方法により帯電ローラの汚れ量Kが求められる。そして、求められた汚れ量Kが50以上である場合は、帯電設定手段としての制御回路60によって強制的にAC帯電方式に切り替えられる(S0)。汚れ量Kが50未満である場合には、実施例1と同様の制御が行われる(S1〜S4)。
以上のような構成により、AC帯電方式固定の場合に100kであった帯電ローラの寿命を200kを超える寿命まで延ばすことが可能となった。
本発明によれば、実施例1の効果に加え、更に帯電ローラの寿命を延ばすことが可能とすることができる。
尚、実施例1において、転写電圧の設定をATVCによる制御によって設定する例を説明したが、それに限らない。
また、実施例1において、累積帯電時間に対応する情報を取得する手段として通紙枚数カウンターを用いた例を説明したがそれに限らず、実際にそれぞれの帯電方式で帯電を行った累積時間を求める構成でも良く、また、感光ドラム2の累積回転数を求めるようにしても良い。
1 画像形成部
2 感光ドラム(像担持体)
3 帯電ローラ
4 現像器
5 一次転写ローラ
6 クリーニング装置
7 露光装置
8 中間体転写ベルト
14 定着装置
15 2次転写ローラ
20 スポンジローラ(帯電ローラ清掃部材)
44 現像容器
46 トナー容器
49 トナー補給装置
60 制御回路
2 感光ドラム(像担持体)
3 帯電ローラ
4 現像器
5 一次転写ローラ
6 クリーニング装置
7 露光装置
8 中間体転写ベルト
14 定着装置
15 2次転写ローラ
20 スポンジローラ(帯電ローラ清掃部材)
44 現像容器
46 トナー容器
49 トナー補給装置
60 制御回路
Claims (7)
- 回転可能な感光体と、
前記感光体の表面に接触して前記感光体を帯電する帯電回転体と、
前記帯電回転体に帯電電圧を印加する帯電印加手段と、
前記帯電回転体によって帯電された前記感光体の表面を露光して前記感光体に静電像を形成する露光手段と、
前記露光手段によって前記感光体に形成された静電像をトナーで現像して前記感光体の表面にトナー像を形成する現像手段と、
前記現像手段によって前記感光体の表面に形成されたトナー像を転写部で転写媒体に転写する転写手段と、
前記転写手段がトナー像を転写する際に、前記転写手段に転写電圧を印加する転写印加手段と、
前記感光体の回転方向における前記転写部の下流かつ前記帯電回転体の上流に配置され、前記感光体に接触して清掃を行う清掃手段と、
前記転写電圧の電圧値を設定する転写設定手段と、
前記転写設定手段が設定した前記転写電圧の絶対値が所定値未満である場合には直流電圧を前記帯電電圧として設定し、前記転写電圧の絶対値が前記所定値以上である場合には直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定する帯電設定手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電回転体の汚れ量を検知する汚れ量検知手段を備え、
前記帯電設定手段は、前記汚れ量検知手段が検知した汚れ量が所定量を超えた場合には直流電圧と交流電圧を重畳した電圧を帯電電圧として設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記汚れ量検知手段は、前記帯電回転体による累積帯電時間に対応する情報に基づいて前記帯電回転体の汚れ量を求めることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記累積帯電時間に対応する情報とは、画像形成の累積枚数であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記転写媒体は前記感光体から転写されたトナー像を搬送して第2の転写部で記録材に転写するための中間転写体であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記転写媒体は記録材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記帯電回転体に接触して前記帯電回転体の清掃を行う帯電清掃手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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| JP2013260385A JP2015118179A (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 画像形成装置 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017142302A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2020152732A (ja) * | 2006-06-16 | 2020-09-24 | ハー・ルンドベック・アクチエゼルスカベット | 認識機能障害(cognitive impairment)を治療するための、組み合わされたセロトニン再取り込み、5−HT3および5−HT1A活性を有する化合物としての1−[2−(2,4−ジメチルフェニルスルファニル)−フェニル]ピペラジン |
-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013260385A patent/JP2015118179A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2020152732A (ja) * | 2006-06-16 | 2020-09-24 | ハー・ルンドベック・アクチエゼルスカベット | 認識機能障害(cognitive impairment)を治療するための、組み合わされたセロトニン再取り込み、5−HT3および5−HT1A活性を有する化合物としての1−[2−(2,4−ジメチルフェニルスルファニル)−フェニル]ピペラジン |
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