JP2015199874A - 高分子量ポリアミド成形用材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のポリアミド成形用材料は、下記(1)及び(2)の要件を満たすポリアミド樹脂を含み、粘度数[VN]が160mL/g以上である;
(1)カルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が−25〜25ミリ当量/kgであること、
(2)示差走査熱量計(DSC)の融解熱量測定において、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)と、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)との差(ΔH1−ΔH2)が10J/g以下であること。
【選択図】なし
Description
さらに、特許文献2のに開示されている技術では、ポリアミド樹脂から得られる成形体の強度や耐衝撃性のさらなる向上が求められている。
(1)カルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が−25〜25ミリ当量/kgであること。
(2)示差走査熱量計(DSC)の融解熱量測定において、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)と、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)との差(ΔH1−ΔH2)が10J/g以下であること。
[1]
下記(1)及び(2)の要件を満たすポリアミド樹脂を含み、
粘度数[VN]が160mL/g以上である、ポリアミド成形用材料;
(1)カルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が−25〜25ミリ当量/kgであること、
(2)示差走査熱量計(DSC)の融解熱量測定において、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)と、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)との差(ΔH1−ΔH2)が10J/g以下であること。
[2]
上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂を含む、[1]に記載のポリアミド成形用材料。
[3]
上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂を50質量%以上含む、[1]に記載のポリアミド成形用材料。
[4]
上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂である、[1]に記載のポリアミド成形用材料。
[5]
上記ポリアミド樹脂におけるカルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が0〜25ミリ当量/kgである、[1]〜[4]のいずれかに記載のポリアミド成形用材料。
[6]
さらに(B)リン酸化合物を含有し、
リン濃度[P]が1〜5000質量ppmである、[1]〜[5]のいずれかに記載のポリアミド成形用材料。
[7]
上記(B)リン酸化合物が、オルトリン酸、ピロリン酸及びメタリン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種である、[6]に記載のポリアミド成形用材料。
[8]
さらに(C)アミン成分を含有する、[1]〜[7]のいずれかに記載のポリアミド成形用材料。
[9]
さらに上記ポリアミド樹脂100質量部に対して(D)強化材10〜250質量部を含有する、[1]〜[8]のいずれかに記載のポリアミド成形用材料。
[10]
[1]〜[9]のいずれかに記載のポリアミド成形用材料を含む成形体。
本実施形態のポリアミド成形用材料は、下記(1)及び(2)の要件を満たすポリアミド樹脂を含み、粘度数[VN]が160mL/g以上である。
(1)カルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が−25〜25ミリ当量/kgであること。
(2)示差走査熱量計(DSC)の融解熱量測定において、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)と、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)との差(ΔH1−ΔH2)が10J/g以下であること。
なお、本実施形態において、ポリアミド成形用材料とは、成形(例えば、射出成形など)を行う際の原料を指す。ポリアミド成形用材の形状としては、特に限定されないが、例えば、ペレット状、顆粒状、粉末状、粉砕片などが挙げられ、射出成形などの機械にそのまま供給できる形状が好ましい。
本実施形態のポリアミド成形用材料は、ポリアミド樹脂を含有する。
「ポリアミド樹脂」とは、主鎖中にアミド結合(−NHCO−)を有する重合体であるポリアミド樹脂を意味する。
なお、本明細書において、ポリアミド樹脂とは、特段言及の無い限り原料段階の(A)ポリアミド樹脂ではなく、ポリアミド成形用材料中に含有されている状態のポリアミド樹脂を意味する。明細書において、ポリアミド樹脂組成物中に含有されている状態のポリアミド樹脂と、ポリアミド樹脂組成物の製造方法に用いる、原料段階の(A)ポリアミド樹脂は、分子量によって明確に区別できる。分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による分子量測定や溶液粘度等により評価することができる。
なお、原料段階の(A)ポリアミド樹脂と、ポリアミド樹脂組成物中に含有されている状態のポリアミド樹脂は、分子量以外の特性、例えば融点、高温結晶化温度のピーク温度等は同様である。原料段階の(A)ポリアミド樹脂とポリアミド樹脂組成物中に含有されている状態のポリアミド樹脂が、分子量が異なることは前記GPCや溶液粘度により分析することができ、その他の特性において同様であることも特性に応じた検証方法を選択することにより確認できる。
ポリアミド樹脂としては、以下に限定されるものではないが、例えば、ジアミン及びジカルボン酸の縮合重合で得られるポリアミド樹脂、ラクタムの開環重合で得られるポリアミド樹脂、アミノカルボン酸の自己縮合で得られるポリアミド樹脂、及びこれらのポリアミド樹脂を構成する2種類以上の単位(単量体)の共重合で得られる共重合物が挙げられる。
ポリアミド樹脂としては、上記ポリアミドの1種のみを単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記ジアミンとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、脂肪族ジアミン、脂環族ジアミン、芳香族ジアミン等が挙げられる。
脂環族カルボン酸の脂環構造の炭素数は、特に限定されないが、得られるポリアミド樹脂の吸水性と結晶化度のバランスの観点から、好ましくは炭素数:3〜10であり、より好ましくは5〜10である。前記脂環族ジカルボン酸の中でも、機械特性の観点から、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸が好ましい。
置換基としては、以下に限定されるものではないが、例えば、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数7〜20のアリールアルキル基、クロロ基及びブロモ基等のハロゲン基、炭素数3〜10のアルキルシリル基、スルホン酸基、及びナトリウム塩などのその塩である基等が挙げられる。
芳香族ジカルボン酸の具体例としては、以下に限定されるものではないが、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、2−クロロテレフタル酸、2−メチルテレフタル酸、5−メチルイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等が挙げられる。
これらの中でも、靭性の観点から、ε−カプロラクタム、ラウロラクタム等が好ましく、ε−カプロラクタムがより好ましい。
これらの中でも、低吸水性の観点から、12−アミノドデカン酸が好ましい。
これらの中でも、ポリアミド樹脂の熱安定性の観点から、モノカルボン酸及びモノアミンが好ましい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらは1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリアミド樹脂の融点を、200℃以上とすることにより、ポリアミド成形用材料の耐熱性が向上する傾向にある。
ポリアミド樹脂の融点を、340℃以下とすることにより、ポリアミド成形用材料の溶融加工中の熱分解や劣化をより効果的に抑制できる傾向にある。
例えば、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による分子量測定や溶液粘度などが挙げられる。具体的に、溶液粘度としては、ISO307(JIS−K6933)に準拠して測定される粘度数[VN]やASTM−D789に準拠して測定されるギ酸相対粘度[RV]がある。ISO307(JIS−K6933)による測定としては、一例として、25℃において96%濃度の硫酸中、ポリアミド樹脂濃度0.5質量%溶液で測定することができる。
なお、本実施形態において、ポリアミド成形用材料の粘度数[VN]は、後述の実施例に記載の方法により測定することができる。
原料の(A)ポリアミド樹脂の分子量を調整する方法としては、例えば、ペレットなど固体の状態の原料の(A)ポリアミド樹脂を融点以下の温度で加熱し高分子量化させる固相重合法や原料の(A)ポリアミド樹脂に高分子量化の触媒を加えて、溶融押出にて原料の(A)ポリアミド樹脂を高分子量化させる触媒高分子量化押出法等が挙げられる。
なかでも、触媒高分子量化押出法は、短時間で原料の(A)ポリアミド樹脂の高分子量化を実施することが可能で、工程が少なく好ましい。
ポリアミド樹脂のポリマー末端とは、ジカルボン酸とジアミン(必要に応じて、ラクタム及び/又はアミノカルボン酸を含む)とが、アミド結合により重合した重合体のポリマー鎖の末端部分を意味する。
2)カルボキシル基末端は、ポリマー末端がカルボキシル基(−COOH)であることを意味し、ポリマー鎖の末端が原料のジカルボン酸、ジアミンやラクタム、アミノカルボン酸に由来する。
3)末端封止剤による末端は、重合時に添加した末端封止剤で、ポリマー末端が封止されていることを意味し、モノカルボン酸及びモノアミンなどの末端封止剤に由来する構造を有する。
4)その他の末端は、1)から4)に分類されないポリマー末端であり、例えば、アミノ基末端が脱アンモニア反応して生成した末端及びカルボキシル基末端が脱炭酸反応して生成した末端などが挙げられる。
本実施形態のポリアミド成形用材料に含有しているポリアミド樹脂におけるカルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])は、好ましくは、−15〜25ミリ当量/kgであり、より好ましくは、−5〜25ミリ当量/kgであり、さらに好ましくは0〜25ミリ当量/kgであり、よりさらに好ましくは1〜20ミリ当量/kgであり、よりさらに一層好ましくは、1〜15ミリ当量/kgであり、特に好ましくは5〜15ミリ当量/kgである。
なお、本実施形態において、カルボキシル基末端濃度[COOH]及びアミノ基末端濃度[NH2]は、後述の実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態において、融解熱量は、JIS−K7121に準じて後述の実施例に記載の方法により測定することができる。当該測定の際、昇温や冷却は20℃/分の速度で実施できる。当該測定装置としては、例えば、PERKIN−ELMER社製、Diamond DSC等を用いることができる。
また、本実施形態のポリアミド成形用材料は、ΔH1−ΔH2が10J/g以下であることで、可塑化時間短縮と安定化とが両立でき、成形性が向上する観点で好ましい。ΔH1−ΔH2は、より好ましくは、−30〜10J/gであり、さらに好ましくは、−25〜5J/gであり、よりさらに好ましくは、−15〜0J/gであり、特に好ましくは、−10〜−1J/gである。
ΔH1−ΔH2を前記範囲に制御する方法としては、特に限定されないが、例えば、溶融したポリアミド樹脂組成物を急冷する方法が挙げられる。
原料としての(A)ポリアミド樹脂の製造方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、以下の種々の方法が挙げられる
2)ジカルボン酸及びジアミン又はその混合物の水溶液又は水の懸濁液を加熱し、析出したプレポリマーと取り出す方法(「プレポリマー法」);
3)熱溶融重合法で得られたポリアミドを融点以下の温度で固体状態を維持したまま重合度を上昇させる方法(「熱溶融重合・固相重合法」);
4)ジカルボン酸及びジアミン又はその混合物の水溶液又は水の懸濁液を加熱し、析出したプレポリマーをさらにニーダーなどの押出機で再び溶融して、その重合度を上昇させる方法(「プレポリマー・押出重合法」);
5)ジカルボン酸及びジアミン又はその混合物の水溶液又は水の懸濁液を加熱し、析出したプレポリマーをさらにポリアミドの融点以下の温度で固体状態を維持して、その重合度を上昇させる方法(「プレポリマー・固相重合法」);
6)ジカルボン酸及びジアミン又はその混合物を、固体状態を維持したまま重合させる方法(「モノマー・固相重合法」);
7)「ジカルボン酸及びジアミンの塩」又はその混合物を、固体状態を維持したまま重合させる方法(「塩・固相重合法」);
8)ジカルボン酸と等価なジカルボン酸ハライド及びジアミンを用いて重合させる方法(「溶液法」)。
重合装置としては、特に限定されず、公知の装置(例えば、オートクレーブ型反応器、タンブラー型反応器、ニーダー等の押出機型反応器等)を用いることもできる。
本実施形態のポリアミド成形用材料において、任意成分であるが、高分子量化触媒を含有させることもできる。高分子量化触媒としては、高分子量化能力があれば特に限定されないが、例えば、リン酸、亜リン酸、次亜リン酸やその誘導体(エステルや金属塩など)が挙げられる。(B)リン酸化合物は後述するが、他の詳細な例としては、フェニルホスフィン酸、2−(2’−ピリジル)エチルホスホン酸、次亜リン酸ナトリウムなどが挙げられる。
高分子量化触媒としては、高分子量化能力の観点やポリアミド樹脂の熱安定剤であるヨウ化銅及びヨウ化カリウムを混合した際に変色がない観点より、(B)リン酸化合物が好ましい。
本実施形態のポリアミド成形用材料において、任意成分ではあるが(B)リン酸化合物を含有させることもできる。(B)リン酸化合物としては、原料の(A)ポリアミド樹脂の高分子化能力を持つものであればよく、例えば、リンのオキソ酸でH3PO4で示されるオルトリン酸、H4P2O7で示されるピロリン酸(二リン酸)、(HPO3)nで示されるメタリン酸(ポリリン酸)や、それらのリン酸誘導体で高分子量化能力を持つものが挙げられる。
前記リン酸誘導体とは、H3PO4などの1つ以上のHが有機置換基(特に限定されないが、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、ラウリル基、トリデシル基、ステアリル基、及びオレイル基などの脂肪族基、フェニル基及びビフェニル基などの芳香族基が挙げられる。)によって置換されたリン酸エステルや、塩基との塩であるリン酸アミン塩(リン酸アンモニウム塩、リン酸ジアミン塩等含む)が挙げられる。上記(B)リン酸化合物は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態のポリアミド成形用材料は、(B)リン酸化合物を含有する場合、リン濃度[P]が1〜5000質量ppmであることが好ましく、50〜1000質量ppmであることがより好ましく、100〜500質量ppmであることがさらに好ましい。本実施形態のポリアミド成形用材料は、リン濃度[P]が前記範囲内であると、溶融加工したペレットや成形品の色調が好ましくなる傾向にある。
なお、本実施形態において、リン濃度[P]は、後述の実施例に記載の方法により測定することができる。
本実施形態のポリアミド成形用材料において、任意成分ではあるが(C)アミン成分を含有させることもできる。(C)アミン成分とは、アンモニア、第一級アミン又は第二級アミンから水素を除去した1価の官能基 (−NH2、−NHR、−NRR’)を持つ化合物である。ポリアミド樹脂のアミノ基末端を増やすために、例えば、ポリアミド成形用材料の製造における原料押出時に(C)アミン成分を添加する場合は、(C)アミン成分としては、−NH2を2つ以上持つ化合物が好ましい。
本実施形態のポリアミド成形用材料において、必要に応じて、失活剤も含有させることができる。失活剤とは、高分子量化触媒の高分子量化能力を失活させるものを指す。失活剤としては、特に限定されないが、例えば、金属化合物などが挙げられる。
金属化合物としては、特に限定されないが、例えば、リチウムハロゲン化物(ヨウ化リチウム、臭化リチウム、塩化リチウム、フッ化リチウム)、酸化リチウム、水酸化リチウム、炭酸リチウム、ナトリウムハロゲン化物(ヨウ化ナトリウム、臭化ナトリウム、塩化ナトリウム、フッ化ナトリウム)、酸化ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、マグネシウムハロゲン化物(ヨウ化マグネシウム、臭化マグネシウム、塩化マグネシウム、フッ化マグネシウム)、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、カリウムハロゲン化物(ヨウ化カリウム、臭化カリウム、塩化カリウム、フッ化カリウム)、酸化カリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、カルシウムハロゲン化物(ヨウ化カルシウム、臭化カルシウム、塩化カルシウム、フッ化カルシウム)、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、鉄ハロゲン化物(ヨウ化鉄、臭化鉄、塩化鉄、フッ化鉄)、酸化鉄、水酸化鉄、炭酸鉄、銅ハロゲン化物(ヨウ化銅、臭化銅、塩化銅、フッ化銅)、酸化銅、水酸化銅、炭酸銅、亜鉛ハロゲン化物(ヨウ化亜鉛、臭化亜鉛、塩化亜鉛、フッ化亜鉛)、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛などが挙げられる。上記金属化合物は、1種を用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態のポリアミド成形用材料は、任意成分であるが(D)強化材を含有するもできる。旭:修正しました。
(D)強化材とは、材料の強度及び/又は剛性を向上させるものであれば、以下に限定されるものではないが、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ケイ酸カルシウム繊維、チタン酸カリウム繊維、ホウ酸アルミニウム繊維、フレーク状ガラス、タルク、カオリン、マイカ、ハイドロタルサイト、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、酸化亜鉛、リン酸一水素カルシウム、ウォラストナイト、シリカ、ゼオライト、アルミナ、ベーマイト、水酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化マグネシウム、ケイ酸カルシウム、アルミノケイ酸ナトリウム、ケイ酸マグネシウム、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、ファーネスブラック、カーボンナノチューブ、グラファイト、黄銅、銅、銀、アルミニウム、ニッケル、鉄、フッ化カルシウム、モンモリロナイト、膨潤性フッ素雲母及びアパタイトが挙げられる。
これらの中でも、強度及び剛性を増大させる観点から、ガラス繊維、炭素繊維、フレーク状ガラス、タルク、カオリン、マイカ、炭酸カルシウム、リン酸一水素カルシウム、ウォラストナイト、シリカ、カーボンナノチューブ、グラファイト、フッ化カルシウム、モンモリロナイト、膨潤性フッ素雲母及びアパタイトが好ましい。
また、より好ましくは、ガラス繊維、炭素繊維、ウォラストナイト、タルク、マイカ、カオリン及び窒化珪素が挙げられる。上記した(D)強化材は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
前記シランカップリング剤としては、以下に限定されるものではないが、例えば、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランやN−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン等のアミノシラン類;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシランやγ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のメルカプトシラン類;エポキシシラン類;ビニルシラン類が挙げられる。
中でも、アミノシラン類が好ましい。
これらは、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
特に、ポリアミド成形用材料の機械的強度の観点から、カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体と前記カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体を除く不飽和ビニル単量体とを構成単位として含む共重合体、エポキシ化合物、ポリカルボジイミド化合物及びポリウレタン樹脂、並びにこれらの組み合わせが好ましく、カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体と前記カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体を除く不飽和ビニル単量体とを構成単位として含む共重合体、ポリカルボジイミド化合物及びポリウレタン樹脂、並びにこれらの組み合わせがより好ましい。
一方、前記カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体を除く不飽和ビニル単量体とは、カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体とは異なる不飽和ビニル単量体をいう。前記カルボン酸無水物含有不飽和ビニル単量体を除く不飽和ビニル単量体としては、以下に限定されるものではないが、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、エチレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン、2,3−ジクロロブタジエン、1,3−ペンタジエン、シクロオクタジエン、メチルメタクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレートが挙げられる。特にスチレンやブタジエンが好ましい。
ポリオールセグメントを持つことにより、ポリカルボジイミド化合物が水溶化し易くなり、ガラス繊維や炭素繊維の集束剤として一層好適に使用可能となる。
ジイソシアネート化合物としては、芳香族ジイソシアネート、脂肪族ジイソシアネート及び脂環式ジイソシアネート、並びにそれらの混合物を用いることが可能である。以下に限定されるものではないが、例えば、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4'−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネートと2,6−トリレンジイソシアネートとの混合物、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4'−ジイソシアネート、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、2,6−ジイソプロピルフェニルイソシアネート及び1,3,5−トリイソプロピルベンゼン−2,4−ジイソシアネート等が挙げられる。そして、これらのジイソシアネート系化合物をカルボジイミド化することによって、末端に2つのイソシアネート基を有するポリカルボジイミド化合物が得られる。これらのうち、反応性向上の観点からジシクロヘキシルメタンカルボジイミドが好適に使用可能である。
前記モノイソシアネート化合物としては、以下に限定されるものではないが、例えば、ヘキシルイソシアネート、フェニルイソシアネートやシクロヘキシルイソシアネート等が挙げられる。
前記ポリアルキレングリコールモノアルキルエーテルとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレングリコールモノメチルエーテルやポリエチレングリコールモノエチルエーテルが挙げられる。
アクリル酸のポリマーの塩としては、以下に限定されるものではないが、第一級、第二級又は第三級のアミン塩が挙げられる。以下に限定されるものではないが、例えば、トリエチルアミン塩、トリエタノールアミン塩やグリシン塩が挙げられる。
中和度は、他の併用薬剤(シランカップリング剤など)との混合溶液の安定性向上や、アミン臭低減の観点から、20〜90%とすることが好ましく、40〜60%とすることがより好ましい。
前記繊維ストランドをロービングとしてそのまま使用してもよく、さらに切断工程を得て、チョップドガラスストランドとして使用してもよい。
かかる集束剤は、ガラス繊維又は炭素繊維100質量%に対し、固形分率として0.2〜3質量%相当を付与(添加)することが好ましく、より好ましくは0.3〜2質量%付与(添加)する。ガラス繊維や炭素繊維の集束を維持する観点から、集束剤の添加量が、ガラス繊維または炭素繊維100質量%に対し、固形分率として0.2質量%以上であることが好ましい。一方、ポリアミド成形用材料の熱安定性向上の観点から、3質量%以下であることが好ましい。また、ストランドの乾燥は切断工程後に行ってもよく、またはストランドを乾燥した後に切断してもよい。
本実施形態のポリアミド成形用材料は、必要に応じ、本実施形態の目的を損なわない範囲で、他の成分を含有することができる。本実施形態のポリアミド成形用材料に含まれうる他の成分としては、他のポリマーや原料の(A)ポリアミド樹脂に用いられる通常の添加剤、例えば、成形性改良剤、着色剤、難燃剤、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、結晶核剤等が挙げられる。
金属塩を構成する金属元素としては、元素周期律表の第1、第2、第3族元素、亜鉛、及びアルミニウム等が好ましく、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等がより好ましい。
前記高級脂肪酸金属塩としては、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、モンタン酸カルシウム、モンタン酸ナトリウム、パルミチン酸カルシウム等が挙げられる。これらの中でも、溶融加工時のガス発生抑制や成形加工時の金型へのモールドデポジット抑制の観点から、モンタン酸の金属塩及びステアリン酸の金属塩が好ましい。
これらの中でも、溶融加工時のガス発生抑制や成形加工時の金型へのモールドデポジット抑制の観点から、炭素数8〜40の脂肪族カルボン酸と、炭素数8〜40の脂肪族アルコールとのエステルが好ましい。
ここで、高級脂肪酸としては、上述したものを使用できる。
脂肪族アルコールとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール等が挙げられる。
高級脂肪酸エステルとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリン酸ステアリル、ベヘン酸ベヘニル等が挙げられる。
高級脂肪酸アミドとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスステアリルアミド、エチレンビスオレイルアミド、N−ステアリルステアリルアミド、N−ステアリルエルカ酸アミド等が挙げられる。
これらの中でも、溶融加工時のガス発生抑制や成形加工時の金型へのモールドデポジット抑制の観点から、ステアリン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスステアリルアミド、N−ステアリルエルカ酸アミドが好ましく、エチレンビスステアリルアミド、N−ステアリルエルカ酸アミドがより好ましい。
なお、成形性改良剤として、高級脂肪酸金属塩を選択する場合、当該高級脂肪酸金属塩の添加量は、上述した失活剤成分としての金属化合物の量には含めないものとする。
着色剤として酸化鉄等を選択する場合、当該酸化鉄の添加量は、上述した失活剤成分としての金属化合物の量には含めないものとする。
前記劣化抑制剤としては、以下に限定されるものではないが、例えば、酢酸銅やヨウ化銅等の銅化合物や、ヒンダードフェノール化合物等のフェノール系安定剤;ホスファイト系安定剤:ヒンダードアミン系安定剤;トリアジン系安定剤;イオウ系安定剤等が挙げられる。
安定剤として酸化銅やヨウ化銅等の銅酸化物を選択する場合、当該銅酸化物の添加量は、上述した失活剤成分としての金属化合物の量には含めないものとする。
本実施形態のポリアミド成形用材料を製造する方法としては、特に限定されないが、例えば、一般的な分子量及び末端の原料の(A)ポリアミド樹脂([COOH]−[NH2]>30ミリ当量/kg)に高分子量化触媒、(C)アミン成分と場合によっては(D)強化材等を添加して、触媒高分子量化押出を実施することで、一段で(D)強化材添加と原料の(A)ポリアミド樹脂の末端基調整及び高分子量化とを行う方法が挙げられる。また、末端基濃度を調整した一般的な分子量の原料の(A)ポリアミド樹脂を重合して、その後、高分子量化触媒と場合によっては(D)強化材等を添加して、触媒高分子量化押出を実施する方法などが挙げられる。
上記した観点から、溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度は、より好ましくは(原料の(A)ポリアミド樹脂の融点+5)℃以上370℃以下であり、さらに好ましくは(原料の(A)ポリアミド樹脂の融点+10)℃以上360℃以下であり、さらにより好ましくは(原料の(A)ポリアミド樹脂の融点+15)℃以上355℃以下であり、よりさらに好ましくは(原料の(A)ポリアミド樹脂の融点+20)℃以上350℃以下である。
例えば、原料として融点260℃のポリアミド66を用いる場合は、溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度を、260℃以上380℃以下とすることが好ましい。溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度を260℃以上にすることで、ポリアミド66の溶融が十分になり押出機モーターへの負荷を低減できる傾向にある。また、溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度を380℃以下にすることでポリアミド66自体の分解を抑制できる傾向にある。
上記した観点から、原料として融点260℃のポリアミド66を用いる場合、溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度は、より好ましくは265℃以上370℃以下であり、さらに好ましくは270℃以上360℃以下であり、さらにより好ましくは275℃以上355℃以下であり、よりさらに好ましくは280℃以上350℃以下である。
このように溶融混練時の樹脂組成物の樹脂温度は、原料の(A)ポリアミド樹脂の融点に応じて適宜調整することができる。
本実施形態の成形体は、上記のポリアミド成形用材料を含む成形体である。このような成形体は、上記のとおりポリアミド成形用材料が成形性と物性とに優れるため、色調、表面外観、耐熱変色、耐候性、耐熱エージング性、耐光性、耐薬品性などに優れる。そのため、本実施形態の成形体は、自動車部品、電子電気部品、工業機械部品、各種ギア、押出用途などの各種部品への応用が期待される。
(A)ポリアミド(下記製造例にて製造)
PA66−1(VN:141mL/g、水分率:0.08質量%、[COOH]−[NH2]=37ミリ当量/kgであるPA66ペレット)。
PA66−2(VN:144mL/g、水分率:0.08質量%、[COOH]−[NH2]=13ミリ当量/kgである末端補正を行ったPA66ペレット)。
PA66−3(VN:142mL/g、水分率:0.08質量%、[COOH]−[NH2]=−26ミリ当量/kgである末端補正を行ったPA66ペレット)。
PA66−4(VN:141mL/g、水分率:0.08質量%、[COOH]−[NH2]=−33ミリ当量/kgであるPA66ペレット)。
PA66−5(VN:257mL/g、水分率:0.03質量%、[COOH]−[NH2]=35ミリ当量/kgである高分子量化したPA66ペレット)。
リン酸(和光純薬工業(株)製 商品名:リン酸、85%水溶液)。
PHS(下記製造例にて製造したリン酸とヘキサメチレンジアミンとの塩紛体)。
SHP(和光純薬工業(株)製 商品名:ホスフィン酸ナトリウム(別名:次亜リン酸ナトリウム))。
NH2−P(下記製造例で製造した数平均分子量(Mn):1400のアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2プレポリマー(オリゴマー)))
GF(日本電気硝子製 商品名:ECS03T275H、平均繊維径(平均粒径):10μm(真円状)、カット長:3mmのガラス繊維)。
(1)粘度数
<1−1>粘度数:VN(mL/g)
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットを用い、ISO307(JIS−K6933)に準じて、粘度数を測定した。
<1−2>ギ酸相対粘度(RV)
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットを用い、ギ酸相対粘度(RV)は、重合体をギ酸に加えた溶液の粘度とギ酸自身の粘度とを比較することによって得た。具体的な測定方法については、ASTM−D789に準拠して実施するものとした。より詳細には、90%ギ酸(10%水)にポリアミドを8.4%になるように溶解させた溶液を用いて、25℃で測定したRV値を採用した。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットを用い、ISO 15512に準拠した方法でカールフィッシャー水分計(三菱化学アナリテック社製 電量滴定方式微量水分測定装置CA−200型)を用いて、水分率(質量%)を測定した。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料中のポリアミド樹脂におけるカルボキシル基末端濃度[COOH]並びにアミノ基末端濃度[NH2]を測定装置としてJEOL−ESCA500を用いて、以下のとおり求めた。
まず、1H−NMR(硫酸−d2溶媒)より、ポリアミド樹脂1kg中に存在する各末端基量を以下のとおり算出した。
カルボキシル基末端量:末端COOHに隣接するメチレン基(−CH2−)の水素に関する2.724ppmのピーク(a’)の積分値で算出した。
アミノ基末端量:末端NH2に隣接するメチレン基(−CH2−)の水素に関する2.884ppm付近のピーク(b’)の積分値で算出した。
ポリアミド樹脂主鎖中のジカルボン酸単位量:アミド基に隣接するメチレン基(−CH2−)の水素に関する2.451ppmのピーク(a)の積分値で算出した。
ポリアミド樹脂主鎖中のジアミン酸単位量:アミド基に隣接するメチレン基(−CH2−)の水素に関する3.254ppmのピーク(b)の積分値で算出した。
次に、上記ピークの積分値を用いて、カルボキシル基末端濃度[COOH]及びアミノ基末端濃度[NH2]を下記式より算出し、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])(ミリ当量/kg)を計算により求めた。
カルボキシル基末端濃度[COOH](ミリ当量/kg)=(a’/2)/[{(b+b’)×114.2/4}+{(a+a’)×112.1/4}]
アミノ基末端濃度[NH2](ミリ当量/kg)=(b’/2)/[{(b+b’)×114.2/4}+{(a+a’)×112.1/4}]
JIS−K7121に準じて、PERKIN−ELMER社製Diamond−DSCを用いて各融解熱量を測定(以下「DSC測定」とも記す。)した。当該DSC測定は、窒素雰囲気下で行った。また、後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料約10mgを試料として用いた。具体的には、前記DSC測定において、まず、試料を、昇温速度20℃/分で25℃からポリアミド樹脂の融点+約30℃(例えば、PA66では300℃)まで昇温したときに現れる吸熱ピーク(融解ピーク)でのピーク面積より、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)を求めた。次に、1回目の昇温時の最高温度で3分間保ってポリアミド樹脂を一度完全に溶融状態とした後、試料を降温速度20℃/分で25℃まで降温し、25℃で3分間保持した。その後、再度、試料を昇温速度20℃/分で同様に昇温したときに現れる吸熱ピーク(融解ピーク)でのピーク面積より、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)を求めた。
ポリアミド成形用材料中にポリアミド樹脂以外の成分(例えば、(D)強化材等)を含有している場合には、まず、上記と同様の方法でポリアミド成形用材料1g当たりの各融解熱量ΔH1及びΔH2を求めた。このポリアミド成形用材料1g当たりのΔH1及びΔH2から、ポリアミド樹脂1g当たりの各融解熱量ΔH1及びΔH2を以下のとおり換算して求めた。具体的には、ポリアミド成形用材料中のポリアミド樹脂以外の成分(例えば、(D)強化材等)の含有量を「Y質量%」とした場合、ポリアミド樹脂の含有量は「(100−Y)質量%」となるので、例えば、ポリアミド樹脂1g当たりのΔH1=ポリアミド成形用材料1g当たりのΔH1×(100/100−Y)として換算を実施した。なお、ポリアミド樹脂1g当たりのΔH2も同様にして算出した。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料0.5gを秤量し濃硫酸を20ml加え、ヒーター上で湿式分解した。該分解後の溶液について、冷却後、過酸化水素5mlを加え、ヒーター上で加熱し、全量が2〜3mlになるまで濃縮した。該濃縮後の溶液について、再び冷却し、純水を加えて500mlとした。得られた水溶液について、測定装置としてThermo Jarrell Ash製IRIS/IPを用いて、高周波誘導結合プラズマ(ICP)発光分析を行うことにより、波長213.618(nm)にてリン濃度[P]を定量した。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットを日本電色工業(株)製の色差計ND−300Aで測定し、該測定で得られたb値でペレット色調を判定した。b値は、−(負)で絶対値が大きいほど、色調が黄色く着色せずに良好であり、+(正)で絶対値が大きいほど、黄色く着色が起こっており、色調としては好ましくないことを示す。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットから、射出成形装置を用いて、JIS−K7139に準拠し、小型引張試験片(タイプCP13)(3mm厚)を作製した。射出成形装置として日精樹脂工業(株)社製PS40Eを用い、該射出成形装置に上記試験片2個取りの金型を取り付けた。なお、シリンダー温度はポリアミド樹脂の融点+約10℃(例えば、PA66では275℃)に設定し、金型温度は80℃に設定した。さらに、射出:10秒、冷却:7秒、可塑化量:30mm(クッション量約10mm)の射出成形条件とした。
この射出成形において、最初の20ショットの成形は成形サイクルを安定化させるための成形として評価から除外し、21ショットから50ショットまでの合計30ショットの成形について、ポリアミド成形用材料の可塑化時間を記録した。この30ショットの可塑化時間の平均を可塑化平均時間(秒)とし、また可塑化時間の最大値と最小値との差を可塑化最大−最小差とした。可塑化平均時間が小さいほど、ポリアミド成形用材料の可塑化が容易であることを示し、成形時間を短縮するうえで良好といえる。また、可塑化最大−最小差が小さいほど、1ショットごとのポリアミド成形用材料の可塑化が安定しており、品質上のバラつきも小さくなる傾向があり良好であることを示す。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットから、射出成形装置を用いて、JIS−K7139に準拠し、小型引張試験片(タイプCP13)(3mm厚)を作製した。射出成形装置として日精樹脂工業(株)社製PS40Eを用い、該射出成形装置に上記試験片2個取りの金型を取り付けた。なお、シリンダー温度はポリアミド樹脂の融点+約15℃(例えば、PA66では280℃)に設定し、金型温度は80℃に設定した。さらに、射出:10秒、冷却:7秒、可塑化量:30mm(クッション量約10mm)の射出成形条件とした。
ここで得られた成形体(小型引張試験片(タイプCP13)(3mm厚))の引張強度及び引張伸度を測定した。ここで、チャック間距離30mm、引張速度50mm/分(非強化)又は5mm/分(強化)の条件とした。なお、引張伸度については、チャック間の距離に対しての破断時の伸度(変位)の割合で算出した。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットから、射出成形機を用いて、ISO 3167に準拠し、ダンベル状の多目的試験片(4mm厚)を作製した。射出成形装置として日精樹脂工業(株)社製PS40Eを用い、該射出成形装置に上記試験片2個取りの金型を取り付けた。なお、シリンダー温度はポリアミド樹脂の融点+約25℃(例えば、PA66では290℃)に設定し、金型温度は80℃に設定した。さらに、射出:25秒、冷却:15秒、可塑化量:90mm(クッション量約10mm)の射出成形条件とした。
ここで得られたダンベル状の多目的試験片について、ISO527に準じて、引張強度及び引張伸度を測定した。ここで、チャック間距離115mm、引張速度50mm/分(非強化)の条件とした。なお、引張伸度については、チャック間の距離に対しての破断時の伸度(変位)の割合で算出して表記した。
上記(9)で得られた成形体(ダンベル状の多目的試験片)を用いて、ISO−179に準じて、ノッチ付シャルピー衝撃強度を測定した。
エチレングリコールが主成分である不凍液(トヨタ純正ロングライフクーラント)の50%水溶液を130℃に加熱した中に、上記(8)で作製した小型引張試験片(タイプCP13)(3mm厚)をオートクレーブ内で500時間浸せきした。浸せき後、小型引張試験片の引張強度(MPa)を上記(8)と同様にして測定した。当該測定値が高いほど耐加水分解性に優れると評価した。
ヨウ化カリウム(KI):85重量%、ヨウ化銅(CuI):5重量%、モンタン酸カルシウム:10重量%を撹拌混合した後、顆粒状造粒物を作成した。ペレット状のポリアミド樹脂66(下記PA66−1):70重量%とヨウ化カリウム/ヨウ化銅/モンタン酸カルシウムの顆粒状造粒物:30重量%とをタンブラー型ブレンダーにて混合した。得られた混合物を二軸押出機により溶融混練し、ポリアミド樹脂マスターバッチペレットを得た。
後述する実施例及び比較例で製造したポリアミド成形用材料のペレットとこのマスターバッチペレットとを質量比(各例で得られたペレット:マスターバッチペレット)で98:2でブレンドして、得られた混合物を用いて上記(6)と同じように成形を実施した。
この時に、成形体について紫色の変色(着色)の有無を確認した。
○:紫色への変色は確認されなかった。
×:紫色への変色が確認された。
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との当量塩の50%水溶液30kgを40Lのオートクレーブの中に仕込み、モノマーが析出しないように50℃に保温して、よく撹拌した。充分オートクレーブ内を窒素置換した後、オートクレーブ内の温度を約50℃から約160℃まで昇温した。この際オートクレーブ内の圧力をゲージ圧にして約0.25MPaに保つため水を系外に除去しながら水溶液の加熱を続け水溶液を約75%まで濃縮した。その後、一旦水の除去を止め、オートクレーブ内の温度を約220℃に昇温し、そして、オートクレーブ内の圧力が約1.8MPaなったところで、再度オートクレーブ内の圧力を一定に保つように水を除去しながら水溶液の加熱を続けた。その後、オートクレーブ内の温度が260℃まで上昇してから、水溶液の加熱は続けながら最後に60分ほどかけながらオートクレーブ内の圧力を大気圧(ゲージ圧は0kg/cm2)までゆっくり降圧した。オートクレーブ内の圧力を大気圧の状態で30分保持し、オートクレーブ内の温度を最終的に約273℃まで昇温してポリアミド樹脂(PA66−1)を得た。その後、オートクレーブ内を窒素で加圧し下部ノズルからストランド状のポリアミド樹脂(PA66−1)を排出し、水冷、カッティングを行いペレット状のポリアミド樹脂(PA66−1)を得た。
このペレット状のポリアミド樹脂(PA66−1)における水分率は0.08質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA66−1)において、粘度数(VN)は141であり、カルボキシル基末端濃度[COOH]は84ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は47ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は37ミリ当量/kgであった。
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との当量塩の50%水溶液30kgに末端補正の為にヘキサメチレンジアミン22.3gを添加した以外は上記PA66−1の製造と同様にしてペレット状のポリアミド樹脂(PA66−2)を得た。
このペレット状のポリアミド樹脂(PA66−2)における水分率は0.08質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA66−2)において、粘度数(VN)は144であり、カルボキシル基末端濃度[COOH]は72ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は59ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は13ミリ当量/kgであった。
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との当量塩の50%水溶液30kgに末端補正の為にヘキサメチレンジアミン55.8gを添加した以外は上記PA66−1の製造と同様にしてペレット状のポリアミド樹脂(PA66−3)を得た。
このペレット状のポリアミド樹脂(PA66−3)における水分率は0.08質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA66−3)において、粘度数(VN)は142であり、カルボキシル基末端濃度[COOH]は52ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は78ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は−26ミリ当量/kgであった。
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との当量塩の50%水溶液30kgに末端補正の為にヘキサメチレンジアミン67.0gを添加した以外は上記PA66−1の製造と同様にしてペレット状のポリアミド樹脂(PA66−4)を得た。
このペレット状のポリアミド樹脂(PA66−4)における水分率は0.08質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA66−4)において、粘度数(VN)は141であり、カルボキシル基末端濃度[COOH]は49ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は82ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は−33ミリ当量/kgであった。
上記PA66−1のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に前記真空乾燥機内の窒素置換を行った。前記真空乾燥機内に1L/分で窒素を流したまま、PA66−1のペレットを攪拌しながら温度204℃で6時間加熱した。その後、前記真空乾燥機内に窒素を流通したまま、温度を下げていき約50℃になったところでペレットを前記真空乾燥機から取り出し、高分子量化したポリアミド樹脂(PA66−5)を得た。
この高分子量化したポリアミド樹脂(PA66−5)のペレットにおける水分率は0.03質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA66−5)において、粘度数(VN)は257であり、カルボキシル基末端濃度[COOH]は53ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は18ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は35ミリ当量/kgであった。
ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との当量塩の50%水溶液2000gにヘキサメチレンジアミン30gを添加し、混合溶液を得た。得られた混合溶液を5Lのオートクレーブの中に仕込み、モノマーが析出しないように50℃に保温して、よく撹拌した。充分オートクレーブ内を窒素置換した後、オートクレーブ内の温度を約50℃から約160℃まで昇温した。この際オートクレーブ内の圧力をゲージ圧にして約0.25MPaに保つため水を系外に除去しながら混合溶液の加熱を続け混合溶液を約75%まで濃縮した。その後、一旦水の除去を止め、オートクレーブ内の温度を約220℃に昇温した。そして、オートクレーブ内の圧力が約1.8MPaなったところで混合溶液の加熱を止め、その後、約8時間かけてオートクレーブ内の温度を室温まで冷却した。冷却後オートクレーブを開け、約880gのプレポリマー(オリゴマー)の塊を取りだし、ペレット大の大きさ(約3〜5mm)に粉砕した。得られたポリアミド樹脂(PA)のプレポリマーから、水分を乾燥で取り除いた。この粉砕品(ポリアミド樹脂(PA)のプレポリマー)における水分率は0.04質量%であった。
また、得られたポリアミド樹脂(PA)のプレポリマーについて、GPCによる分子量測定を行った。得られたポリアミド樹脂(PA)のプレポリマーにおいて、数平均分子量(Mn)は1400であり、重量平均分子量(Mw)は2900であった。また、得られたポリアミド樹脂(PA)のプレポリマーにおいて、カルボキシル基末端濃度[COOH]は460ミリ当量/kgであり、アミノ基末端濃度[NH2]は970ミリ当量/kgであり、各末端濃度の差([COOH]−[NH2])は−510ミリ当量/kgであった。
10L反応容器に、メタノール5Lとヘキサメチレンジアミン502gとを入れ撹拌し均一溶液にした。前記溶液に、リン酸498gを滴下して反応させた。その後、前記溶液から濾過で溶媒メタノールを除去し、濾物を取り出した。得られた濾物を、乾燥、粉砕して、リン酸とヘキサメチレンジアミンとの塩(モル比1:1)の紛体(PHS)を得た。
ポリアミド成形用材料の製造装置として、図1に示す二軸押出機(COPERION社製ZSK25)を用いた。当該二軸押出機は、押出機上流側から1番目のバレル上面(トップの位置)に1ヶ所トップ供給口(以下top−Fと略記)を有し、6番目のバレル側面に下流第一供給口(以下side1と略記)と、9番目のバレル側面に下流第二供給口(以下side2と略記)との2カ所の下流供給口を有し、さらに5番目のバレル上面に第一減圧口(以下vent1と略記)、8番目のバレル上面に第二減圧口(以下vent2と略記)、及び11番目のバレル上面に第三減圧口(以下vent3と略記)の3か所の減圧口を備えていた。当該二軸押出機において、vent1、side2はプラグで栓をし使用しなかった。また、当該二軸押出機において、vent2に対応する7番目及び8番目のバレル、並びにvent3に対応する10番目、11番目及び12番目のバレルを脱揮領域とするように、逆回転ニーディングディスクなどを組み込んだスクリューで各脱揮領域の前後を樹脂シールできるようにした。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、リン酸85%水溶液0.115質量部を加えたブレンド物、即ちリン酸:0.098質量部(10mmol/kg)をあらかじめPA66−1のペレット:100質量部に添着したブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、上記調製したPA66−1とリン酸とのブレンド物を供給し、side1からGFをPA66−1:100質量部に対して、33質量部になるように供給して、スクリュー回転数:300rpm、シリンダー温度:300℃、押出レート:20kg/hr、vent2及びvent3の減圧度:0.085MPaで溶融混練を行った。この際、先端ノズル付近の樹脂温度は345℃、平均滞留時間は55秒であった。以上の条件下、先端ノズルからストランド状で溶融状態のポリアミド樹脂組成物を排出し、水冷及びカッティングを行って、ポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを80℃の窒素乾燥機で12時間乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、リン酸85%水溶液0.115質量部を加えたブレンド物、即ちリン酸:0.098質量部(10mmol/kg)をあらかじめPA66−1のペレット:100質量部に添着し、さらに、PA66−1:100質量部に対して、上記製造例で得られたアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P):0.28質量部(2mmol/kg)も加えたブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記調製されたPA66−1、リン酸、及びアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)のブレンド物を供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
アミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P)の量を0.70質量部(5mmol/kg)に変更した以外は、比較例2と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
アミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P)の量を1.40質量部(10mmol/kg)に変更した以外は、比較例2と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
アミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P)の量を2.80質量部(20mmol/kg)に変更した以外は、比較例2と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、上記製造例で得られたPHS:0.214質量部(10mmol/kg)をあらかじめ加えて、PA66−1のペレットとPHSとのブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記調製されたPA66−1とPHSとのブレンド物を供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記製造例で得られたPA66−2のみを供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。
次に、得られたポリアミド成形用材料のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、ポリアミド成形用材料のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で2時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料を得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記製造例で得られたPA66−3のみを供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
次に、得られたポリアミド成形用材料のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、ポリアミド成形用材料のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で2時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料を得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記製造例で得られたPA66−4のみを供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
次に、得られたポリアミド成形用材料のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、ポリアミド成形用材料のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で2時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料を得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、SHP:0.106質量部(10mmol/kg)及び上記製造例で得られたアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P):1.40質量部(10mmol/kg)をあらかじめ加えて、PA66−1のペレットとSHPとアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)とのブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記調製されたPA66−1、SHP、及びアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)のブレンド物を供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、SHP:0.106質量部(10mmol/kg)をあらかじめ加えて、PA66ペレット−1とSHPとのブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記調製されたPA66−1とSHPとのブレンド物を供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記製造例で得られたPA66−1のみを供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。
次に、得られたポリアミド成形用材料のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、ポリアミド成形用材料のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で2.5時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料を得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記製造例で得られたPA66−5のみを供給した以外は、比較例1と同様の方法でポリアミド成形用材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度、ペレット色調(b値)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、JIS引張強度及びJIS引張伸度、シャルピー衝撃強度、耐加水分解性、CuI/KIとの混合による着色有無を評価した。評価結果を表1に示す。
ポリアミド成形用材料の製造装置として、図1に示す二軸押出機(COPERION社製ZSK25)を用いた。当該二軸押出機は、押出機上流側から1番目のバレル上面(トップの位置)に1ヶ所トップ供給口(以下top−Fと略記)を有し、6番目のバレル側面に下流第一供給口(以下side1と略記)と、9番目のバレル側面に下流第二供給口(以下side2と略記)との2カ所の下流供給口を有し、さらに5番目のバレル上面に第一減圧口(以下vent1と略記)、8番目のバレル上面に第二減圧口(以下vent2と略記)、及び11番目のバレル上面に第三減圧口(以下vent3と略記)の3か所の減圧口を備ていた。当該二軸押出機において、side1、side2、vent1はプラグで栓をし使用しなかった。また、当該二軸押出機において、vent2に対応する7番目及び8番目のバレルで最初の脱揮領域とし、vent3に対応する10番目、11番目、12番目のバレルで二回目の脱揮領域とするように、逆回転ニーディングディスクなどを組み込んだスクリューで各脱揮領域の前後を樹脂シールできるようにした。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、リン酸85%水溶液0.115質量部を加えたブレンド物、、即ちリン酸:0.098質量部(10mmol/kg)をあらかじめPA66−1のペレット:100質量部に添着したブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、上記調製したPA66−1とリン酸とのブレンド物を供給して、スクリュー回転数:300rpm、シリンダー温度:300℃、押出レート:20kg/hr、vent2及びvent3の減圧度:0.085MPaで溶融混練を行った。この際、先端ノズル付近の樹脂温度は318℃、平均滞留時間は55秒であった。以上の条件下、先端ノズルからストランド状で溶融状態のポリアミド樹脂組成物を排出し、水冷及びカッティングを行って、ポリアミド成形材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを80℃窒素雰囲気下で12時間乾燥しペレット中の水分率を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度(ppm)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、ISO引張強度及びISO引張伸度、並びにシャルピー衝撃強度を評価した。評価結果を表2に示す。
上記製造例で得られたPA66−1:100質量部に対して、リン酸85%水溶液0.115質量部を加えたブレンド物、即ちリン酸:0.098質量部(10mmol/kg)をあらかじめPA66−1のペレット:100質量部に添着し、さらに、PA66−1:100質量部に対して、上記製造例で得られたアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)(NH2−P):1.40質量部(10mmol/kg)も加えたブレンド物を調製した。
前記二軸押出機において、top−Fから、PA66−1とリン酸とのブレンド物に代えて、上記調製されたPA66−1、リン酸、及びアミノ基末端リッチPAプレポリマー(オリゴマー)のブレンド物を供給した以外は、比較例10と同様の方法でポリアミド成形材料のペレットを得た。その後、得られたペレットを乾燥し水分を調整した。
得られたポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度(ppm)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、ISO引張強度及びISO引張伸度、並びにシャルピー衝撃強度を評価した。評価結果を表2に示す。
上記製造例で得られたPA66−2のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、PA66−2のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で4時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料のペレットを得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度(ppm)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、ISO引張強度及びISO引張伸度、並びにシャルピー衝撃強度を評価した。評価結果を表2に示す。
上記製造例で得られたPA66−1のペレット10kgを円錐型リボン真空乾燥機(株式会社大川原製作所製、商品名リボコーンRM−10V)に入れ、充分に真空乾燥機内の窒素置換を行った。真空乾燥機において、1L/分で窒素を流したまま、PA66−1のペレットを、攪拌しながら、温度210℃で4時間、加熱してポリアミド樹脂の固相重合を行った。その後、真空乾燥機において、窒素を流通したまま温度を下げていき約50℃になったところでペレットをそのまま真空乾燥機から取り出し、固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料のペレットを得た。
固相重合によりポリアミド樹脂を高分子量化したポリアミド成形用材料について、粘度数(VN)、水分測定、末端基定量[COOH]−[NH2]、融解熱量(ΔH1(J/g)、ΔH2(J/g)、ΔH1−ΔH2(J/g))、リン濃度(ppm)、可塑化平均時間(秒)、可塑化最大−最小差(秒)、ISO引張強度及びISO引張伸度、並びにシャルピー衝撃強度を評価した。評価結果を表2に示す。
Claims (10)
- 下記(1)及び(2)の要件を満たすポリアミド樹脂を含み、
粘度数[VN]が160mL/g以上である、ポリアミド成形用材料;
(1)カルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が−25〜25ミリ当量/kgであること、
(2)示差走査熱量計(DSC)の融解熱量測定において、1回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH1(J/g)と、2回目の昇温時のポリアミド樹脂1g当たりの融解熱量ΔH2(J/g)との差(ΔH1−ΔH2)が10J/g以下であること。 - 上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂を含む、請求項1に記載のポリアミド成形用材料。
- 上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂を50質量%以上含む、請求項1に記載のポリアミド成形用材料。
- 上記ポリアミド樹脂が、ジアミン及びジカルボン酸の縮重合で得られるポリアミド樹脂である、請求項1に記載のポリアミド成形用材料。
- 上記ポリアミド樹脂におけるカルボキシル基末端濃度[COOH]とアミノ基末端濃度[NH2]との差([COOH]−[NH2])が0〜25ミリ当量/kgである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポリアミド成形用材料。
- さらに(B)リン酸化合物を含有し、
リン濃度[P]が1〜5000質量ppmである、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポリアミド成形用材料。 - 上記(B)リン酸化合物が、オルトリン酸、ピロリン酸及びメタリン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項6に記載のポリアミド成形用材料。
- さらに(C)アミン成分を含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のポリアミド成形用材料。
- さらに上記ポリアミド樹脂100質量部に対して(D)強化材10〜250質量部を含有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のポリアミド成形用材料。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のポリアミド成形用材料を含む成形体。
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