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JP2015192365A - 通信制御装置、通信制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法、およびプログラム Download PDF

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JP2015192365A JP2014069160A JP2014069160A JP2015192365A JP 2015192365 A JP2015192365 A JP 2015192365A JP 2014069160 A JP2014069160 A JP 2014069160A JP 2014069160 A JP2014069160 A JP 2014069160A JP 2015192365 A JP2015192365 A JP 2015192365A
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Tomohiro Katori
知浩 香取
暢宏 金子
Nobuhiro Kaneko
暢宏 金子
輝 彭
Teru Ho
輝 彭
聖 岩崎
Sei Iwasaki
聖 岩崎
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Abstract

【課題】外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることが可能な、通信制御装置、通信制御方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されているアプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる先読み制御部を備える、通信制御装置が提供される。【選択図】図12

Description

本開示は、通信制御装置、通信制御方法、およびプログラムに関する。
外部装置との通信によりデータを先読みする技術が開発されている。上記データを先読みする技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2009−153078号公報
通信が行われる場合には、消費電力を低減させることが望まれている。
本開示では、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることが可能な、新規かつ改良された通信制御装置、通信制御方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている上記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる先読み制御部を備える、通信制御装置が提供される。
また、本開示によれば、外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている上記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップを有する、通信制御装置により実行される、通信制御方法が提供される。
また、本開示によれば、外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている上記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップをコンピュータに実行させるための、プログラムが提供される。
本開示によれば、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握されうる他の効果が奏されてもよい。
本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図である。 本実施形態に係るデータの先読みに関する情報の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る通信制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る通信制御装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る通信制御方法
2.本実施形態に係る通信制御装置
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る通信制御方法)
本実施形態に係る通信制御装置の構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る通信制御方法について説明する。以下では、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を、本実施形態に係る通信制御装置が行う場合を例に挙げて、本実施形態に係る通信制御方法について説明する。
[1]本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の概要
例えば、パケット通信などの通信を行う通信装置(例えば、スマートフォンなど)では、パケットなどのデータを送受信していないときにも電力が消費されている。上記電力は一定ではなく、基地局などの外部装置との間でいつでもデータの送受信を行える状態のときは、消費電力は高くなり、逆に、データの送受信を始める前に当該外部装置と接続するための接続処理を必要とする状態、いわゆるアイドル状態のときは、消費電力が低くなる。
図1は、本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図であり、LTE(Long Term Evolution)が用いられる場合における、通信装置の状態の一例を示している。図1に示す“RRC Connected”が、基地局などの外部装置との間でいつでもデータの送受信を行える状態に該当し、図1に示す“RRC Idle”が、データの送受信を始める前に接続処理を必要とする状態、いわゆるアイドル状態に該当する。
ここで、データの送受信が発生した場合には、当該データの送受信に引き続いて、他のデータの送受信が発生する可能性が高い。そのため、LTEが用いられる場合には、一旦“RRC Connected”状態となると、データの送受信が行われなくても設定されている一定時間(例えば数十秒)の間、“RRC Connected”状態が維持される。また、設定されている一定時間が経過するまでにデータの送受信が行われない場合には、“RRC Idle”状態に遷移する。
上記では、LTEが用いられる場合を例に挙げたが、3G(3rd Generation)が用いられる場合も、状態変化は異なるが、接続状態で消費電力が高くなりアイドル状態に相当する切断状態で低くなる点、および、接続を一定時間維持する点は、変わらない。
図2は、本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図であり、図1を参照して示した特性を有する通信装置が、ある1パケット(データの一例)を送信したときの消費電力を模式的に示している。
図2のTに示すように、通信装置ではデータ送受信に続いて接続維持のための電力が消費される。“データ送受信に続いて発生する接続維持のための電力”は、「テイルエナジー」と呼ばれる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えばテイルエナジーの低減を図ることによって、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させる。
本実施形態に係る接続状態とは、例えば、外部装置と接続するための接続処理などの通信を行うための事前処理を行わずに、外部装置との通信を行うことが可能な状態をいう。本実施形態に係る接続状態としては、例えば、図1に示す“RRC Connected”状態が挙げられる。
また、以下では、本実施形態に係る接続状態ではない状態を、「非接続状態」と示す場合がある。本実施形態に係る非接続状態としては、例えば、図1に示す“RRC Idle”状態が挙げられる。
本実施形態に係る通信制御装置は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、接続状態において実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、処理対象に対応するデータを通信により先読みさせる。以下では、実行されているアプリケーションを「使用中アプリケーション」と示す場合がある。
ここで、本実施形態に係る使用中アプリケーションとしては、例えば、ユーザ操作に基づき手動で実行されたアプリケーションや、ユーザ操作によらずに実行されたアプリケーションなどが挙げられる。
また、本実施形態に係る処理対象とは、例えば、データの先読みを行わせる対象のアプリケーションや、当該アプリケーションにおいてデータの先読みを行わせる対象となる処理である。本実施形態に係る処理対象となるアプリケーションや、アプリケーションにおける処理は、使用中アプリケーションや使用中アプリケーションの処理とは異なる。
図3は、本実施形態に係る通信制御方法を説明するための説明図である。図3のAは、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われない場合における通信と消費電力との一例を模式的に示している。また、図3のBは、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われる場合における通信と消費電力との一例を模式的に示している。
図3のA、および図3のBに示す“T”は、テイルエナジーを示している。また、図3のBにおいて、アプリケーションAは使用中アプリケーションに該当し、アプリケーションBは、処理対象に該当する。
図3のBに示すように、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われることによって、使用中アプリケーションであるアプリケーションAの通信の合間に、処理対象であるアプリケーションBのデータが先読みされている。
上記先読みによって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われることによって、図3のAに示す例においてアプリケーションAの通信とは別途に行われていた、アプリケーションBの通信は、行われない。そのため、図3のAおよび図3のBに示すように、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われる場合には、消費されるテイルエナジーTの総量が低減される。
したがって、本実施形態に係る通信制御装置が、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を行うことによって、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
なお、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理により実現されるデータの先読みの例は、図3のBに示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信と、処理対象の先読みに係る通信とを、同じタイミングで並行して行うことも可能である。
[2]本実施形態に係る通信制御方法に係る処理
次に、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理について、より具体的に説明する。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、下記に示す先読み制御処理を行うことによって、図3のBに示すようなデータの先読みを実現させ、接続状態を維持するために消費される電力を低減させる。
(1)先読み制御処理
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、接続状態において使用中アプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、本実施形態に係る通信制御装置が備えている通信部(後述する)、または、本実施形態に係る通信制御装置に接続されている外部の通信デバイスに、データ送信要求を、処理対象に対応する外部装置に対して送信させることによって、処理対象に対応するデータを先読みさせる。ここで、本実施形態に係るデータ送信要求には、例えば、データの送信命令と、送信させるデータを示す情報(例えば、送信させるデータのデータ名を示すデータなど)が含まれる。
本実施形態に係るデータの先読みに関する情報とは、本実施形態に係る通信制御装置がデータを先読みさせる際に参照するデータである。本実施形態に係るデータの先読みに関する情報を用いた処理の一例については、後述する。
図4は、本実施形態に係るデータの先読みに関する情報の一例を示す説明図である。本実施形態に係るデータの先読みに関する情報には、例えば、処理対象の候補(以下、「処理対象候補」と示す。)ごとに、各種値が設定される。
図4に示すAは、本実施形態に係る処理対象候補の一例である。本実施形態に係る処理対象候補としては、例えば図4のAに示すように、アプリケーションにおける先読み対象の処理が挙げられる。
なお、本実施形態に係る処理対象候補は、図4のAに示す例に限られない。例えば、本実施形態に係る処理対象候補は、アプリケーションであってもよい。また、本実施形態に係る処理対象候補が、アプリケーションにおける先読み対象の処理である場合、同一のアプリケーションにおける異なる処理が、処理対象候補であってもよい。
また、図4に示すB〜Eは、データの先読みに関する情報に設定される値の一例である。データの先読みに関する情報には、例えば、データの先読みに要する通信の帯域使用量(図4のB)と、先読みの有効性を示す有効度(図4のC)と、先読みの優先性を示す優先度(図4のD)と、先読みを繰り返し行うかを示す再実行要求値(図4のE)とが設定される。
ここで、データの先読みに関する情報への処理対象候補の設定は、例えば、アプリケーションがインストールされた際に行われる。また、データの先読みに関する情報への処理対象候補の設定は、例えば、データの先読みに関する情報へと設定するためのユーザ操作などに基づき行われてもよい。
図4のBに示す帯域使用量とは、例えば、処理対象候補(アプリケーションや、当該アプリケーションにおける処理)が通信において使用すると推定される帯域使用量である。データの先読みに関する情報への、図4のBに示す帯域使用量の設定は、例えば、先読みに関する情報へ処理対象候補が設定される際に設定される。また、データの先読みに関する情報に設定される処理対象候補ごとの帯域使用量は、下記のように更新されてもよい。
・過去に先読みを行ったときの帯域使用量から学習した結果に基づき、更新する。
・ある処理対象の先読みが終了した場合に推定される、当該処理対象のデータの先読みが再度行われた際の帯域使用量の推定値に、更新する。
(例えば、今回先読みされたデータに、画像データへのリンクが含まれており、次回の先読み処理で当該画像データが取得される場合には、推測される当該画像データサイズを取得される際に要する使用帯域量が、帯域使用量の推定値とされる。)
本実施形態に係る有効度とは、例えば、先読みにより電力を低減できる効果(先読みの有効性)を示す指標である。データの先読みに関する情報への、図4のCに示す有効度の設定は、例えば、先読みに関する情報へ処理対象候補が設定される際に設定される。また、データの先読みに関する情報に設定される処理対象候補ごとの有効度は、例えば、データの先読みにより削減された電力の学習結果に基づき更新されてもよい。
本実施形態に係る優先度とは、例えば、先読みを行う優先順位を示す指標である。データの先読みに関する情報への、図4のDに示す優先度の設定は、例えば、先読みに関する情報へ処理対象候補が設定される際に設定される。また、データの先読みに関する情報に設定される処理対象候補ごとの優先度は、例えば、優先度を設定するユーザ操作などに基づき設定されてもよい。
使用中アプリケーションの通信への影響を小さくするため、先読み処理は一回の処理時間が短時間に終わるように実装されることが想定される。上記のような実装を想定すると、一度の先読み処理では、先読み処理が完了しないことが考えられる(例えばニュースフィードの要素を10個先読みして一旦処理を終えたが、まだ20個先読み可能な要素がある場合など)。再実行要求値は、例えば、一度の先読み処理で先読み処理が完了しているか否かを示す値である。図4のEに示す再実行要求値は、例えば、処理対象に対して先読み処理が行われた場合にデータの先読みに関する情報に設定される。また、データの先読みに関する情報への、図4のEに示す再実行要求値の設定は、例えば、先読みに関する情報へ処理対象候補が設定される際に設定されてもよい。
なお、データの先読みに関する情報に設定される値は、図4に示す例に限られない。例えば、本実施形態に係るデータの先読みに関する情報には、データの先読みに要する通信の帯域使用量(図4のB)、先読みの有効性を示す有効度(図4のC)、先読みの優先性を示す優先度(図4のD)、および先読みを繰り返し行うかを示す再実行要求値(図4のE)のうちの、1または2以上が設定されていてもよい。
データの先読みに関する情報は、例えば、本実施形態に係る通信制御装置が後述する管理処理を行うことによって管理される。なお、データの先読みに関する情報は、本実施形態に係る通信制御装置の外部装置により管理されてもよい。
また、本実施形態に係るデータの先読みに関する情報には、外部装置を示す情報が、処理対象ごとに対応付けられていてもよい。本実施形態に係るデータの先読みに関する情報としては、例えば、外部装置のIPアドレス(Internet Protocol address)や、MACアドレス(Media Access Control
address)など、処理対象候補に対応する外部装置を特定することが可能な、任意のデータが挙げられる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、図4に示すような先読みに関する情報に基づいて、処理対象候補の中から処理対象を決定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された処理対象に対応するデータを先読みさせる。
具体的には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、先読みに関する情報に基づいて、下記の(i)〜(v)の処理を行う。
(i)先読み制御処理の第1の例:先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの帯域使用量が設定されている場合における処理
上述したように、本実施形態に係る通信制御装置が、処理対象のデータを先読みさせる場合には、使用中アプリケーションに係る通信と、処理対象の先読みに係る通信とを、同じタイミングで並行して行うことが可能である。使用中アプリケーションに係る通信と処理対象の先読みに係る通信とが並行して行われる場合には、通信の帯域使用率を高めて、通信をより短時間に完了させることが可能であり、また、接続維持のための電力を減らすことができる。
しかしながら、通信部(後述する)または外部の通信デバイスにおける通信の帯域には制限があるため、処理対象の先読みに係る通信における帯域使用率が高すぎると、使用中アプリケーションに係る通信が阻害される可能性がある。また、使用中アプリケーションに係る通信が阻害された場合には、使用中アプリケーションに係る通信に遅延が生じ、ユーザの待ち時間が増えるなどユーザによる使用感(User Experience)に悪影響を及ぼしてしまう恐れがある。
図5は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。図5のAは、本実施形態に係る先読み制御処理による先読み(以下、「先読み処理」と示す場合がある。)が行われない場合における、使用中アプリケーションに係る通信による帯域使用率の一例を示している。また、図5のBは、図5のAと同様に使用中アプリケーションに係る通信が行われる場合において、データの先読みが行われる場合の一例を示しており、図5のCは、データの先読みが行われる場合の他の例を示している。
例えば図5のBに示すように、処理対象の先読みに係る通信が行われても帯域使用率が100[%]に満たない場合、すなわち、使用中アプリケーションに係る通信が阻害されない場合には、通信をより短時間に完了させることができる効果と、接続維持のための電力を減らすことができる効果とが奏される。しかしながら、例えば図5のCに示すように、処理対象の先読みに係る通信によって帯域が占有されることが生じる場合、すなわち、使用中アプリケーションに係る通信が阻害される場合には、使用中アプリケーションに係る通信に遅延が生じ、ユーザによる使用感に悪影響を及ぼす可能性が高い。
そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みに関する情報に設定されている処理対象候補ごとの帯域使用量を用いて、図5のCに示すような状況が生じることを防止しつつ、処理対象に対応するデータを先読みさせる。
具体的には、本実施形態に係る通信制御装置は、データの先読みが可能であるかを判定し、データの先読みが可能であると判定された場合に、データの先読みに利用可能な帯域の値である先読み帯域値を決定する。本実施形態に係る先読み帯域値は、データの先読みに利用可能な帯域使用量を示す値に該当する。以下では、先読み帯域値を「推奨帯域使用量」と示す場合がある。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補を、処理対象として決定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された処理対象に対応するデータを先読みさせる。
図6は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図であり、第1の例に係る先読み制御処理の一例を示している。
本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信を監視する(S100)。ステップS100の処理によって、例えば、使用中アプリケーションに係る通信によって接続状態であることが検出される。なお、ステップS100の処理は、例えば、本実施形態に係る通信制御装置が行ってもよいし、本実施形態に係る通信制御装置に接続されている外部の通信デバイスなどの外部装置において行われてもよい。また、ステップS100の処理は、例えば、定期的にまたは非定期的に行われる。
本実施形態に係る通信制御装置は、先読み処理が実行可能であるか否かを判定する(S102)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば下記の(A)〜(C)に示す判定処理のうちの1または2以上の処理を行うことによって、先読み処理が実行可能であるか否かを判定する。
(A)判定処理の第1の例
本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する。
ここで、本実施形態に係る帯域に関する値としては、例えば、帯域使用率や、帯域使用量が挙げられる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションの通信の直近の帯域使用率が、設定されている閾値より小さい場合(または、当該直近の帯域使用率が当該閾値以下の場合)に、データの先読みが可能であると判定する。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションの通信の直近の帯域使用量のデータを取得し、取得されたデータが示す帯域使用量と帯域の最大値とに基づき帯域使用率を算出して、上記判定を行う。なお、本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションの通信における直近の帯域使用量と、設定されている閾値とを用いた閾値処理によって、上記帯域使用率を用いる場合と同様に、データの先読みが可能であるかを判定することも可能である。
本実施形態に係る閾値は、予め設定されている固定値であってもよいし、ユーザ操作などに基づいて変更可能な可変値であってもよい。以下に示す他の閾値についても同様である。
(B)判定処理の第2の例
本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信の帯域に関する値の履歴に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションの通信の帯域使用量のデータを、定期的または非定期的に取得し、使用中アプリケーションの通信状況を学習する。本実施形態に係る通信制御装置は、帯域使用量のデータを用いて学習を行うことが可能な任意の方法を用いて、使用中アプリケーションの通信状況を学習する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションが通信によって送受信するデータによる帯域使用量(または、帯域使用量に基づく帯域使用率)が、設定されている閾値より小さいと判定された場合(または、当該帯域使用量が当該閾値以下であると判定された場合)には、使用中アプリケーションが通信を介したタイミングでデータの先読みが可能であると判定する。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションの通信の帯域使用率のデータに基づいて学習を行い、上記と同様に、データの先読みが可能であるかを判定することも可能である。
(C)判定処理の第3の例
本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信が終了した場合に、データの先読みが可能であると判定する。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションにおける一連の通信(トランザクション)の終了を検知し、当該一連の通信が終了したタイミングでデータの先読みが可能であると判定する。本実施形態に係る通信の終了を検知するタイミングとしては、例えば下記に示す例が挙げられる。
・httpリクエストを処理するライブラリが、アプリケーションのリクエストに対する応答データを全て受信したタイミング
・アプリケーションのソケットがクローズされたタイミング
ステップS102において先読み処理が実行可能であると判定されない場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、ステップS100からの処理を繰り返す。
また、ステップS102において先読み処理が実行可能であると判定された場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、先読み帯域値を決定する(S104)。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションを示す情報(例えばアプリケーションを示すIDなど)と、先読み帯域値とが対応付けられているテーブル(またはデータベース)を用いて、使用中アプリケーションに対応する先読み帯域値を特定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、特定された先読み帯域値を、先読み帯域値として決定する。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションを示す情報(例えばアプリケーションを示すIDなど)と、使用中アプリケーションの通信における帯域使用量の最大値とが対応付けられているテーブル(またはデータベース)を用いて、使用中アプリケーションに対応する帯域使用量の最大値を特定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、帯域の最大値から特定された帯域使用量の最大値を減算した値以下の値(または当該減算した値より小さい値)を、先読み帯域値として決定してもよい。
なお、ステップS104の処理は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、段階的により値が大きな先読み帯域値を決定してもよい。
図7は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図であり、図6における先読み帯域値の決定に係る処理(ステップS104の処理)の一例を示している。
本実施形態に係る通信制御装置は、まず、数[kB/s]や10[kB/s]などの使用中アプリケーションに影響を与えないような小さな先読み帯域値を決定する。本実施形態に係る通信制御装置は、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた場合における帯域に関する値が、設定された閾値以下であるか(または、帯域に関する値が当該閾値より小さいか)を判定する。以下では、本実施形態に係る帯域に関する値が、帯域使用率である場合を例に挙げる。
図7のAでは、本実施形態に係る通信制御装置が10[kB/s]を先読み帯域値として決定した例を示している。また、図7では、帯域使用率の閾値が、85[%]である例を示している。例えば図7のAに示すように、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた結果、帯域使用率が設定された閾値以下である場合(または、帯域使用率が当該閾値より小さい場合)には、本実施形態に係る通信制御装置は、前回決定した先読み帯域値よりもより大きな先読み帯域値を、決定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた場合における帯域使用率が、設定された閾値以下であるか(または、帯域使用率が当該閾値より小さいか)を判定する。
図7のBでは、本実施形態に係る通信制御装置が100[kB/s]を先読み帯域値として決定した例を示している。例えば図7のBに示すように、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた結果、帯域使用率が設定された閾値以下である場合(または、帯域使用率が当該閾値より小さい場合)には、本実施形態に係る通信制御装置は、前回決定した先読み帯域値よりもより大きな先読み帯域値を決定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた場合における帯域使用率が設定された閾値以下であるか(または、帯域使用率が当該閾値より小さいか)を判定する。
図7のCでは、本実施形態に係る通信制御装置が500[kB/s]を先読み帯域値として決定した例を示している。例えば図7のCに示すように、決定された先読み帯域値によるデータの先読みが行われた結果、帯域使用率が設定された閾値より大きい場合(または、帯域使用率が当該閾値以上である場合)には、本実施形態に係る通信制御装置は、より値が大きな先読み帯域値を決定しない。
例えば図7に示すように、本実施形態に係る通信制御装置が、段階的により値が大きな先読み帯域値を決定する場合、帯域に関する値が設定されている閾値より大きいとき(または、帯域に関する値が閾値以上であるとき)には、より値が大きな先読み帯域値を決定しない。上記の処理によって、本実施形態に係る通信制御装置は、使用中アプリケーションに係る通信が阻害されることを防止しつつ、通信の帯域使用率を段階的に高めることができる。
再度図6を参照して、第1の例に係る先読み制御処理の一例について説明する。ステップS104において先読み帯域値が決定されると、本実施形態に係る通信制御装置は、先読み処理の対象となる処理対象を決定する(S106)。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、図4に示すような先読みに関する情報を用いて、処理対象候補の中から、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補を、処理対象として決定する。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、処理対象候補の中から、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている1つの処理対象候補を、処理対象として決定する。
1つの処理対象候補を処理対象として決定する場合、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば最も大きな帯域使用量が設定されている処理対象候補を、処理対象として決定する。なお、1つの処理対象候補を処理対象として決定する場合の処理は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補の中からランダムに選択された処理対象候補を、処理対象として決定してもよい。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、処理対象候補の中から、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている複数の処理対象候補を、処理対象として決定することも可能である。
複数の処理対象候補を処理対象として決定する場合、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、各処理対象候補に設定された帯域使用量を加算した値が、決定された先読み帯域値以下の処理対象候補の組み合わせ(または、当該加算した値が、決定された先読み帯域値より小さい処理対象候補の組み合わせ)を特定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、特定された処理対象候補の組み合わせの中から、最も上記加算した値が大きな組み合わせに対応する処理対象候補を、処理対象として決定する。なお、複数の処理対象候補を処理対象として決定する場合の処理は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、特定された処理対象候補の組み合わせの中から、ランダムに選択された組み合わせに対応する処理対象候補を、処理対象として決定してもよい。
図4に示す先読みに関する情報を例に挙げると、先読み帯域値が1[MB/s]である場合、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、“アプリケーションAのfuncA、およびアプリケーションBのfuncB”や、“アプリケーションAのfuncA、アプリケーションBのfuncB、およびアプリケーションCのfuncC”を、処理対象として決定する。
複数の処理対象候補が処理対象として決定される場合、決定された処理対象に対する先読み処理が、並行して行われることによって、帯域をより効率的に用いることが可能となる。
また、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補が、複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みに関する情報に設定されている他の指標(例えば、図4のCに示す有効度や、図4のDに示す優先度、図4のEに示す再実行要求値)を利用して、例えば下記のように処理対象を決定する。
・有効度の高い処理対象候補を、処理対象として決定する。
・優先度の高い処理対象候補を、処理対象として決定する。
・再実行要求値が、再実行を要求する値である処理対象候補を、処理対象として決定する。
本実施形態に係る通信制御装置は、先読みに関する情報に設定されている複数の他の指標の組み合わせを利用して、処理対象を決定することも可能である。
具体例を挙げると、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補のうち、優先度が高い処理対象候補を特定する。特定された処理対象候補が複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、再実行要求値が再実行を要求する値である処理対象候補を、処理対象として決定する。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象候補のうち、再実行要求値が再実行を要求する値である処理対象候補を特定する。特定された処理対象候補が複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、優先度がより高い処理対象候補を、処理対象として決定する。
なお、上記では、優先度と再実行要求値との組み合わせの例を示したが、有効度を組み合わせた処理を行うことも可能である。
ステップS106において先読み処理の対象となる処理対象が決定されると、本実施形態に係る通信制御装置は、先読み処理を実行させて、決定された処理対象に対応するデータを先読みさせる(S108)。
本実施形態に係る通信制御装置は、処理対象に対する先読み処理が終了したか否かを判定する(S110)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、処理対象のアプリケーションから通知される、先読み処理が終了したことを示すデータに基づいて、処理対象に対する先読み処理が終了したか否かを判定する。
ステップS110において処理対象に対する先読み処理が終了したと判定されない場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、処理対象に対する先読み処理が終了したと判定されるまで処理を進めない。また、ステップS110において処理対象に対する先読み処理が終了したと判定された場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、ステップS100からの処理を繰り返す。
先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの帯域使用量が設定されている場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図6に示す処理を行うことによって、先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている処理対象を決定し、決定された処理対象に対応するデータを先読みさせる。なお、第1の例に係る先読み制御処理の一例が、図6に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(ii)先読み制御処理の第2の例:先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの有効度が設定されている場合における処理
先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの有効度が設定されている場合、本実施形態に係る通信制御装置は、有効度が示す先読みの有効性が高い処理対象候補を、処理対象として決定する。
先読みの有効性が高い処理対象候補が処理対象として決定されることによって、先読みにより電力を低減できる効果(先読みの有効性)がより高い処理対象候補が、処理対象として決定される。よって、先読みの有効性が高い処理対象候補が処理対象として決定されることによって、接続状態を維持するために消費される電力をより低減させることができる。
また、先読みの有効性が高い処理対象候補が複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば上記(i)に示す第1の例に係る先読み制御処理と同様に、先読みに関する情報に設定されている1または2以上の他の指標を利用して、処理対象を決定することが可能である。
(iii)先読み制御処理の第3の例:先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの優先度が設定されている場合における処理
先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの優先度が設定されている場合、本実施形態に係る通信制御装置は、優先度が示す先読みの優先性が高い処理対象候補を、処理対象として決定する。
先読みの優先性が高い処理対象候補が処理対象として決定されることによって、先読みを行う優先順位がより高い処理対象候補が、処理対象として決定される。
また、先読みの優先性が高い処理対象候補が複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば上記(i)に示す第1の例に係る先読み制御処理と同様に、先読みに関する情報に設定されている1または2以上の他の指標を利用して、処理対象を決定することが可能である。
(iv)先読み制御処理の第4の例:先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの再実行要求値が設定されている場合における処理
先読みに関する情報に、処理対象候補ごとの再実行要求値が設定されている場合、本実施形態に係る通信制御装置は、データの先読みが既に行われた処理対象候補のうち、先読みを繰り返し行うことを示さない再実行要求値が設定されている処理対象候補を、処理対象として決定しない。
再実行要求値が先読みを繰り返し行うことを示さない場合とは、例えば、処理対象候補が、再度のデータの先読みを必要としないことに該当する。つまり、先読みを繰り返し行うことを示さない再実行要求値が設定されている処理対象候補が、処理対象として決定されたとしても、データを先読みする意味がないことから、有意義なデータの先読みは望めない。よって、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みを繰り返し行うことを示さない再実行要求値が設定されている処理対象候補を、処理対象として決定せず、再実行要求値が再実行を要求する値である処理対象候補を、処理対象として決定する。
また、再実行要求値が再実行を要求する値である処理対象候補が複数存在する場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば上記(i)に示す第1の例に係る先読み制御処理と同様に、先読みに関する情報に設定されている1または2以上の他の指標を利用して、処理対象を決定することが可能である。
(v)先読み制御処理の他の例
上述したように、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みに関する情報に設定されている複数の指標を利用して、処理対象を決定することが可能である。よって、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば上記(i)に示す第1の例に係る先読み制御処理〜上記(iv)に示す第4の例に係る先読み制御処理を組み合わせた処理を行ってもよい。
本実施形態に係る通信制御装置は、先読み制御処理として例えば上記のような処理を行う。
なお、本実施形態に係る先読み制御処理は、上記に示す処理に限られない。
例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みを停止させることも可能である。
先読み制御処理によって、使用中アプリケーションに影響を与えないような先読みが行われた場合であっても、例えば下記のような原因により、帯域が枯渇する可能性は、ゼロではない。
・使用中アプリケーションが、想定外の帯域使用量の通信を行った。
・先読み処理の対象となる処理対象が、先読みに関する情報に設定されている帯域使用量(推定帯域使用量)を超える通信を行った。
・使用中アプリケーションおよび先読み処理の対象となる処理対象以外の、アプリケーションなどによって通信が行われた
上記のような何らかの原因によって帯域が枯渇した場合には、使用中アプリケーションに係る通信が遅延することによりユーザによる使用感に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、上記のような何らかの原因によって帯域が枯渇した場合には、ユーザによる使用感への影響を小さくするためにデータの先読みを停止させる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、帯域使用量や帯域使用率などの帯域に関する値が、設定されている閾値より大きい場合(または、帯域に関する値が当該閾値以上である場合)に、処理対象によるデータの先読みを停止させる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、処理対象であるアプリケーション、または、処理対象であるアプリケーションの処理に対応するアプリケーションに対して、通信の停止命令を伝達することによって、処理対象によるデータの先読みを停止させる。また、上記停止命令が伝達された処理対象に係るアプリケーションは、サーバなどの外部装置に対してデータ送信要求などの各種要求を行わないことや、外部装置との接続を切断することなどによって、外部装置との間におけるデータ通信を停止する。
本実施形態に係る通信制御装置は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、上記(1)の処理(先読み制御処理)を行う。
上記(1)の処理(先読み制御処理)により、例えば図3のBに示すような、データの先読みが実現される。したがって、本実施形態に係る通信制御装置が、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として上記(1)の処理(先読み制御処理)を行うことによって、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
なお、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理は、上記(1)の処理(先読み制御処理)に限られない。例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、(2)状態判定処理と(3)管理処理との一方または双方をさらに行うことも可能である。
(2)状態判定処理
接続状態を維持するために消費される電力(アイドル状態において消費される電力よりも高い電力)を低減させる効果をより得る方法としては、接続状態にある場合に上記(1)の処理(先読み制御処理)を行うことが考えられる。しかしながら、接続状態にあることを上記(1)の処理(先読み制御処理)を行う条件とすると、上記(1)の処理(先読み制御処理)による処理対象の先読みに係る通信によって接続状態が延長されることから、上記(1)の処理(先読み制御処理)が継続され、アイドル状態への遷移が行われなくなる可能性がある。
そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、状態判定処理として、例えば、実行されているアプリケーションにおける通信の状態に基づいて、先読みを行う状態であるかを判定する。
具体的には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションが通信を行う場合に、先読みを行う状態であると判定する。また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、使用中アプリケーションが通信を行わず、使用中アプリケーション以外のアプリケーション(以下、「他アプリケーション」と示す場合がある。)が行う場合には、新たな先読みを行う状態であるとは判定しない。
状態判定処理が行われる場合、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みを行う状態であると判定されたときに、選択的に、上記(1)の処理(先読み制御処理)によって先読みに関する情報に基づきデータを先読みさせる。
図8は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。図8は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、本実施形態に係る状態判定処理および本実施形態に係る先読み制御処理が行われる場合における状態遷移の一例を示している。
図8に示すように、本実施形態に係る状態判定処理および本実施形態に係る先読み制御処理が行われる場合における状態としては、例えば、アイドル状態ST1と、使用中アプリケーションが通信を行っている状態ST2と、他アプリケーションが通信を行っている状態ST3とが挙げられる。
本実施形態に係る通信制御装置は、状態ST2にあるときに先読みを行う状態であると判定し、上記(1)の処理(先読み制御処理)によって処理対象にデータを先読みさせる。データの先読みが行われることにより、状態ST2から状態ST3へと遷移させる。また、状態ST3において、使用中アプリケーションが通信を行うと、本実施形態に係る通信制御装置は、状態ST3から状態ST2へと遷移させる。
行われていたデータの先読みが終了したときに、状態ST2である場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、再度先読みを行う状態であると判定して、上記(1)の処理(先読み制御処理)によって処理対象にデータを先読みさせる。
また、行われていたデータの先読みが終了したときに、状態ST3である場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みを行う状態であるとは判定せず、待機する。そして、待機しているときに、設定されている一定時間が経過した場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、状態ST3から状態ST1へと遷移させる。また、待機しているときに、設定されている一定時間が経過する前に、使用中アプリケーションによる通信が行われた場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、状態ST3から状態ST2へと遷移させ、再度先読みを行う状態であると判定して、上記(1)の処理(先読み制御処理)によって処理対象にデータを先読みさせる。
例えば図8に示すように、本実施形態に係る通信制御装置が、先読みを行う状態であるかを判定して、選択的に処理対象にデータを先読みさせることによって、消費電力がより低いアイドル状態(非接続状態)への遷移が行われなくなる可能性を低減しつつ、接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
(3)管理処理
本実施形態に係る通信制御装置は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、例えば図4に示すような先読みに関する情報を管理する処理を行うことも可能である。
先読みに関する情報の管理としては、例えば、処理対象候補の設定(新規登録)や、各種情報の更新などが挙げられる。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図4を参照して示したように、アプリケーションがインストールされた際に処理対象候補を設定する。また、本実施形態に係る通信制御装置は、データの先読みに関する情報へと設定するためのユーザ操作などに基づき処理対象候補の設定を行ってもよい。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図4を参照して示したように、帯域使用量や、有効度、優先度、再実行要求値を更新する。
以下、先読みにより電力を低減できる効果(先読みの有効性)を示す指標である有効度(例えば、図4のCに示す有効度)を例に挙げて、本実施形態に係る管理処理の一例について説明する。
上記(1)の処理(先読み制御処理)によるデータの先読みは、データの投機的な取得であるので、取得されたデータが処理対象において使用されるとは限られない。そのため、必要のないデータが先読みされると、無駄な通信が発生することとなり、結果として無駄な電力が消費されることとなる。つまり、処理対象によってなるべく使用されそうなデータを先読みすることによって、上記のような無駄な電力の消費を抑えることが可能である。
また、データの中には、例えばアプリケーションがデータにアクセスするタイミングによって、先読みされることにより効果的に電力を削減することが可能なデータと、先読みしてもそれほど電力を削減することができないデータがある。つまり、より効果的に電力を削減することが可能なデータを優先的に先読みする処理対象に、先読みを行わせることによって、消費電力の削減効果をより大きくすることが可能である。
そこで、例えば図4に示すように、先読みに関する情報に、処理対象候補ごとに有効度が設定されている場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、先読みに関する情報に設定されている有効度を更新する。本実施形態に係る通信制御装置は、電力削減効果が高い処理対象の有効度が高くなるように、例えば下記の(3−1)〜(3−3)に示す処理によって、先読みに関する情報に設定されている有効度を更新する。
(3−1)有効度の更新に係る管理処理の第1の例
本実施形態に係る通信制御装置は、先読みされたデータの使用履歴に基づいて、先読みに関する情報に設定されている有効度を更新する。
上述したように、必要のないデータなど無駄なデータが先読みされないようにすることによって、無駄な電力の消費を抑えることが可能である。そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、使用する可能性が高いデータを先読みする処理対象に優先して先読みを行わせるために、先読みにより取得されたデータ(以下、「先読みデータ」と示す場合がある。)へのデータアクセスに基づいて、有効度をより高い値に更新する。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、処理対象から先読みデータへのデータアクセスを監視し、先読みデータへのデータアクセスが発生した場合に、有効度の更新に係る処理を行う。先読みデータへのデータアクセスが、先読みされたデータの使用履歴に該当する。
図9は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。図9は、先読みデータへのデータアクセスの監視に係る先読みデータの一例を示している。
先読みデータは、例えば図9に示すようなクラスとして提供され、本実施形態に係る通信制御装置は、図9に示すデータ取得処理の読み出しを監視することによって、先読みデータへのデータアクセスを監視する。なお、本実施形態に係る先読みデータへのデータアクセスの監視方法が、上記に限られないことは、言うまでもない。
図10は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図であり、有効度の更新に係る管理処理の第1の例を示している。
本実施形態に係る通信制御装置は、アプリケーションが先読みデータに対するアクセス要求が行われたか否かを判定する(S200)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、図9に示すデータ取得処理の読み出しが行われた場合に、アクセス要求が行われたと判定する。
ステップS200においてアクセス要求が行われたと判定されない場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、アクセス要求が行われたと判定されるまで処理を進めない。
また、ステップS200においてアクセス要求が行われたと判定された場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、アクセス要求に対応するデータが先読みにより取得されているか否かを判定する(S202)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、記憶部(後述する)や、接続されている外部の記録媒体など、先読みされたデータが記憶される記録媒体に、アクセス要求に対応するデータが記憶されている場合に、アクセス要求に対応するデータが先読みにより取得されていると判定する。
ステップS202において取得されていると判定された場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、後述するステップS206の処理を行う。
また、ステップS202において取得されていると判定されない場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば上記(1)の処理(先読み制御処理)によって、アクセス要求に対応するデータを取得する(S204)。また、本実施形態に係る通信制御装置は、上記(1)の処理(先読み制御処理)および上記(2)の処理(状態判定処理)によって、アクセス要求に対応するデータを取得してもよい。
ステップS204においてデータが取得された場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図9に示す先読みデータの“受信したデータ量”を更新する。
ステップS202において取得されていると判定された場合、または、ステップS204によってアクセス要求に対応するデータが取得されると、本実施形態に係る通信制御装置は、データアクセス量を更新する(S206)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図9に示す先読みデータの“アクセスされたデータ量”に、アクセス要求があったデータ量を加えることによって、データアクセス量を更新する。
本実施形態に係る通信制御装置は、有効度を更新する(S208)。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、“アクセスされたデータ量/受信したデータ量”を算出し、算出結果に基づき有効度を更新する。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、算出された“アクセスされたデータ量/受信したデータ量”を有効度の値として、有効度を更新する。また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、“アクセスされたデータ量/受信したデータ量”と有効度の値とが対応付けられているテーブルなどを用いて、算出された“アクセスされたデータ量/受信したデータ量”に対応する有効度の値を特定して、有効度を更新してもよい。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば図10に示す処理によって、先読みされたデータの使用履歴に基づいて、先読みに関する情報に設定されている有効度を更新する。なお、先読みされたデータの使用履歴に基づいて有効度を更新する処理の例が、図10に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(3−2)有効度の更新に係る管理処理の第2の例
本実施形態に係る通信制御装置は、処理対象候補のデータへのアクセスに係る通信頻度に基づいて、先読みに関する情報に設定されている有効度を、重み付けがされた有効度に更新する。
上述したように、より効果的に電力を削減することが可能なデータを優先的に先読みする処理対象に、先読みを行わせることによって、消費電力の削減効果をより大きくすることが可能である。そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、“先読みされることにより効果的に電力を削減できるデータ”を用いる処理対象候補の有効度が高くなるように、有効度の重み付けを行う。
図11は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の一例を説明するための説明図である。図11は、先読みされるデータによる消費電力の削減効果の違いの一例を示している。
図11のAに示すように、あるデータにアクセスするとき、常に他の目的の通信が同時に発生するのであれば、当該データを先読みしても電力削減効果は小さい。一方、図11のBに示すように、先読みデータにアクセスするとき他の目的の通信が発生しないのであれば、上記(1)の処理(先読み制御処理)によって、効果的に電力を削減することができる。
例えば、ゲームアプリケーションにおいて、ゲームの結果をサーバなどの外部装置に送信して当該結果に関連する関連情報(データ)の内容が表示画面に表示される場合、当該関連情報を先読みしてもゲームの結果送信のための通信は発生するので、電力削減効果は小さい。一方、ニュースアプリケーションの場合には、記事を示すデータを先読みしたとしても他の通信は発生しないので、より効果的に電力を削減することができる。つまり、処理対象候補である、アプリケーションやアプリケーションの処理によって、データ先読みによる電力の削減効果が変わりうる。
そこで、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、“処理対象候補であるアプリケーション”または“処理対象候補であるアプリケーションの処理に対応するアプリケーション”が、接続状態でデータにアクセスした回数と、通信が行われない切断状態でデータにアクセスした回数とを、記憶する。ここで、上記接続状態でデータにアクセスした回数、および上記切断状態でデータにアクセスした回数は、処理対象候補のデータへのアクセスに係る通信頻度に係るデータに該当する。
そして、本実施形態に係る通信制御装置は、処理対象候補それぞれに対して、上記接続状態でデータにアクセスした回数と上記切断状態でデータにアクセスした回数とを比較し、切断状態でデータにアクセスした回数の頻度がより高い処理対象候補ほど、より高い有効度を設定させる。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、有効度を更新するときに、切断状態でデータにアクセスした回数の頻度がより高い処理対象候補ほどより大きな重み付けをして、有効度を更新する。
本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、切断状態でデータにアクセスした回数の頻度と、重み付けに係る値(例えば、重み付け係数や、重み付けの加算値など)とが対応付けられたテーブルなどを用いて、切断状態でデータにアクセスした回数の頻度に対応する重み付けに係る値を特定する。そして、本実施形態に係る通信制御装置は、特定された重み付けに係る値を用いて重み付けがされた有効度の値によって、先読みに関する情報に設定されている有効度を更新する。一例を挙げると、切断状態でデータにアクセスした回数の頻度が50[%]以上の割合を占める処理対象候補に対しては、有効度の更新の際に、有効度の値を1.5倍とする。
(3−3)有効度の更新に係る管理処理の他の例
有効度の更新に係る管理処理の例は、上記(3−1)に示す第1の例に係る処理と、上記(3−2)に示す第2の例に係る処理に限られない。
例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、上記(3−1)に示す第1の例に係る処理と、上記(3−2)に示す第2の例に係る処理とを組み合わせた処理を行ってもよい。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば下記の(a)、(b)に示すように、有効度を更新することも可能である。
(a)
本実施形態に係る通信制御装置は、ユーザが使用しそうなアプリケーションを判別し、使用しそうなアプリケーションほど有効度を高くする。本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、ユーザのアプリケーションの使用傾向を学習することによる有効度の重み付けや、アプリケーションの使用順序の履歴に基づく有効度の重み付けなどによって、使用しそうなアプリケーションほど有効度を高くする。
(b)
本実施形態に係る通信制御装置は、有効度を能動的に判断するアプリケーションから伝達される、有効度の更新要求に基づいて、有効度を更新する。
ここで、アプリケーションは、例えば、データ更新タイミングを予測することによって、有効度を能動的に判断する。データ更新タイミングの予測の例としては、例えば、更新通知に基づく予測や、毎日12時にニュースが配信されるなどの定期的なデータの取得に関する情報に基づき予測することなどが挙げられる。
また、アプリケーションは、例えば、前回の先読みの結果から、次回先読みが行われる際の有効度を判断する。アプリケーションは、例えば、前回の先読みが行われたときにおける、他にも先読みしたいデータの数によって、有効度を判断する。また、アプリケーションは、例えば、先読みが行われたことによって、他の処理が行われなさそうである場合には、有効度が低いと判断する。
本実施形態に係る通信制御装置は、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として、例えば、(I)“上記(1)の処理(先読み制御処理)”や、(II)“上記(1)の処理(先読み制御処理)および上記(2)の処理(状態判定処理)”、(III)“上記(1)の処理(先読み制御処理)および上記(3)の処理(管理処理)”、および(IV)“上記(1)の処理(先読み制御処理)〜上記(3)の処理(管理処理)”を行う。
本実施形態に係る通信制御装置が、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理として上記(I)の処理〜上記(IV)の処理のいずれかの処理を行う場合であっても、本実施形態に係る通信制御装置は、上記(1)の処理(先読み制御処理)によってデータを先読みさせることができる。よって、上記(I)の処理〜上記(IV)の処理のいずれかの処理を行う場合であっても、本実施形態に係る通信制御装置は、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
なお、上記(1)の処理(先読み制御処理)、上記(2)の処理(状態判定処理)、および上記(3)の処理(管理処理)は、便宜上、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を切り分けたものである。よって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理は、上記(I)の処理〜上記(IV)の処理それぞれを1つの処理と捉えることもでき、または、上記(I)の処理〜上記(IV)の処理それぞれを、(任意の切り分け方によって)2以上の処理と捉えることも可能である。
(本実施形態に係る通信制御装置)
次に、上述した本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を行うことが可能な、本実施形態に係る通信制御装置の構成の一例について説明する。以下では、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が、上記(1)の処理(先読み制御処理)、上記(2)の処理(状態判定処理)、および上記(3)の処理(管理処理)に切り分けられる場合における、本実施形態に係る通信制御装置の構成を例に挙げる。
図12は、本実施形態に係る通信制御装置100の構成の一例を示すブロック図である。通信制御装置100は、例えば、通信部102と、制御部104とを備える。
また、通信制御装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。通信制御装置100は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、通信制御装置100が備える記憶手段であり、例えば、先読みに関する情報などの本実施形態に係る通信制御方法に係るデータや、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、通信制御装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられる。また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[通信制御装置100のハードウェア構成例]
図13は、本実施形態に係る通信制御装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。通信制御装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、通信制御装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)などの演算回路で構成される、1または2以上のプロセッサや、各種処理回路などで構成され、通信制御装置100全体を制御する制御部104として機能する。また、MPU150は、通信制御装置100において、例えば、後述する状態判定部110、先読み制御部112、および管理部114の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、先読みに関する情報などの本実施形態に係る通信制御方法に係るデータや、各種アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体156は、通信制御装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)端子、各種処理回路などが挙げられる。
また、操作入力デバイス160は、例えば、通信制御装置100上に備えられ、通信制御装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。
また、表示デバイス162は、例えば、通信制御装置100上に備えられ、通信制御装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence Display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode Display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、通信制御装置100の外部装置としての外部操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や外部表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することも可能であることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、通信制御装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、外部装置と無線または有線で通信を行うための通信部102として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN:Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
通信制御装置100は、例えば図13に示す構成によって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を行う。なお、本実施形態に係る通信制御装置100のハードウェア構成は、図13に示す構成に限られない。
例えば、通信制御装置100は、接続されている外部通信デバイスを介して、外部装置と通信を行う場合には、通信インタフェース164を備えていなくてもよい。また、通信制御装置100は、記憶媒体156や、操作デバイス160、表示デバイス162を備えない構成をとることも可能である。
再度図12を参照して、通信制御装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、通信制御装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、外部装置と無線または有線で通信を行う。また、通信部102は、例えば制御部104により通信が制御される。
ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部102の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。
制御部104は、例えばMPUなどで構成され、通信制御装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば、状態判定部110と、先読み制御部112と、管理部114とを備え、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。また、制御部104は、例えば、通信部102における通信を制御する通信制御部(図示せず)をさらに備えていてもよい。なお、制御部104では、例えば先読み制御部112が、通信制御部(図示せず)の役目を果たしてもよい。
状態判定部110は、上記(2)の処理(状態判定処理)を主導的に行う役目を果たす。状態判定部110は、使用中アプリケーション(実行されているアプリケーション)における通信の状態に基づいて、先読みを行う状態であるかを判定する。
先読み制御部112は、上記(1)の処理(先読み制御処理)を主導的に行う役目を果たし、接続状態において、使用中アプリケーション(実行されているアプリケーション)よる通信が行われる場合に、先読みに関する情報に基づいて、処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる。先読み制御部112は、例えば、先読みに関する情報に基づいて上記(i)の処理〜(v)の処理のいずれかの処理を行う。
また、先読み制御部112は、例えば、状態判定部110から伝達される判定結果に基づいて、状態判定部110において先読みを行う状態であると判定された場合に、選択的に、先読みに関する情報に基づきデータを先読みさせる。
管理部114は、上記(3)の処理(管理処理)を主導的に行う役目を果たし、先読みに関する情報を管理する。
制御部104は、例えば、状態判定部110、先読み制御部112、および管理部114を備えることによって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を主導的に行う。
通信制御装置100は、例えば図12に示す構成によって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理(例えば、上記(1)の処理(先読み制御処理)〜上記(3)の処理(管理処理))を行う。
したがって、通信制御装置100は、例えば図12に示す構成によって、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
また、例えば図12に示す構成によって、通信制御装置100は、例えば上述したような、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理が行われることにより奏される効果を、奏することができる。
なお、本実施形態に係る通信制御装置の構成は、図12に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係る通信制御装置は、図12に示す状態判定部110と管理部114とのうちの一方または双方を備えない構成をとることが可能である。
状態判定部110と管理部114とのうちの一方または双方を備えない構成をとる場合であっても、本実施形態に係る通信制御装置は、上記(1)の処理(先読み制御処理)によってデータを先読みさせることができる。よって、状態判定部110と管理部114とのうちの一方または双方を備えない構成をとる場合であっても、本実施形態に係る通信制御装置は、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
また、本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、図12に示す状態判定部110、先読み制御部112、および管理部114のうちの1または2以上を、制御部104とは個別に備える(例えば、別の処理回路で実現する)ことができる。
また、上述したように、上記(1)の処理(先読み制御処理)、上記(2)の処理(状態判定処理)、および上記(3)の処理(管理処理)は、便宜上、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を切り分けたものである。よって、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を実現するための構成は、図12に示す状態判定部110、先読み制御部112、および管理部114に限られず、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理の切り分け方に応じた構成をとることが可能である。
また、例えば、通信部102と同様の機能、構成を有する外部の通信デバイスにを介して、先読みに係る通信を行わせる場合には、本実施形態に係る通信制御装置は、通信部102を備えていなくてもよい。
以上、本実施形態として、通信制御装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、タブレット型の装置、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータ、表示装置、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機など、通信によるデータの先読みを制御することが可能な、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理IC(Integrated Circuit)に適用することもできる。
また、本実施形態は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置からなるシステムにより実現されてもよい。つまり、上述した本実施形態に係る通信制御装置は、例えば、複数の装置からなる通信制御システムとして実現することも可能である。
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る通信制御装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(I)の処理、上記(II)の処理、上記(III)の処理、上記(IV)の処理など、本実施形態に係る通信制御方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、外部装置と接続されている接続状態を維持するために消費される電力を低減させることができる。
また、コンピュータを、本実施形態に係る通信制御装置として機能させるためのプログラムが、コンピュータにおいてプロセッサなどにより実行されることによって、上述した本実施形態に係る通信制御方法に係る処理によって奏される効果を、奏することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る通信制御装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムを記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる先読み制御部を備える、通信制御装置。
(2)
前記先読みに関する情報には、前記処理対象の候補である処理対象候補ごとに、データの先読みに要する通信の帯域使用量、先読みの有効性を示す有効度、先読みの優先性を示す優先度、先読みを繰り返し行うかを示す再実行要求値のうちの、1または2以上が設定され、
前記先読み制御部は、前記先読みに関する情報に基づいて、前記処理対象候補の中から前記処理対象を決定し、決定された前記処理対象に対応するデータを先読みさせる、(1)に記載の通信制御装置。
(3)
前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記帯域使用量が設定されている場合、
前記先読み制御部は、
データの先読みが可能であるかを判定し、
データの先読みが可能であると判定された場合に、データの先読みに利用可能な帯域の値である先読み帯域値を決定し、
決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、(2)に記載の通信制御装置。
(4)
前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する、(3)に記載の通信制御装置。
(5)
前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信の帯域に関する値の履歴に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する、(3)、または(4)に記載の通信制御装置。
(6)
前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信が終了した場合に、データの先読みが可能であると判定する、(3)〜(5)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(7)
前記先読み制御部は、段階的により値が大きな前記先読み帯域値を決定する、(3)〜(6)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(8)
前記先読み制御部は、通信の帯域使用量が設定されている閾値を超えた場合には、より値が大きな前記先読み帯域値を決定しない、(7)に記載の通信制御装置。
(9)
前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記有効度が設定されている場合、
前記先読み制御部は、前記有効度が示す先読みの有効性が高い前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、(2)〜(8)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(10)
前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記優先度が設定されている場合、
前記先読み制御部は、前記優先度が示す先読みの優先性が高い前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、(2)〜(9)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(11)
前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記再実行要求値が設定されている場合、
前記先読み制御部は、
データの先読みが既に行われた前記処理対象候補のうち、先読みを繰り返し行うことを示さない前記再実行要求値が設定されている前記処理対象候補を、前記処理対象として決定しない、(2)〜(10)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(12)
前記先読み制御部は、通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みを停止させる、(1)〜(11)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(13)
実行されている前記アプリケーションにおける通信の状態に基づいて、先読みを行う状態であるかを判定する状態判定部をさらに備え、
前記先読み制御部は、前記先読みを行う状態であると判定された場合に、選択的に、前記先読みに関する情報に基づきデータを先読みさせる、(1)〜(12)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(14)
前記先読みに関する情報を管理する管理部をさらに備える、(1)〜(13)のいずれか1つに記載の通信制御装置。
(15)
前記先読みに関する情報には、データの先読みを行わせる候補である処理対象候補ごとに、先読みの有効性を示す有効度が設定され、
前記管理部は、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を更新する、(14)に記載の通信制御装置。
(16)
前記管理部は、先読みされたデータの使用履歴に基づいて、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を更新する、(15)に記載の通信制御装置。
(17)
前記管理部は、前記処理対象候補のデータへのアクセスに係る通信頻度に基づいて、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を、重み付けがされた前記有効度に更新する、(15)、または(16)に記載の通信制御装置。
(18)
外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップを有する、通信制御装置により実行される、通信制御方法。
(19)
外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップをコンピュータに実行させるための、プログラム。
100 通信制御装置
102 通信部
104 制御部
110 状態判定部
112 先読み制御部
114 管理部

Claims (19)

  1. 外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせる先読み制御部を備える、通信制御装置。
  2. 前記先読みに関する情報には、前記処理対象の候補である処理対象候補ごとに、データの先読みに要する通信の帯域使用量、先読みの有効性を示す有効度、先読みの優先性を示す優先度、先読みを繰り返し行うかを示す再実行要求値のうちの、1または2以上が設定され、
    前記先読み制御部は、前記先読みに関する情報に基づいて、前記処理対象候補の中から前記処理対象を決定し、決定された前記処理対象に対応するデータを先読みさせる、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記帯域使用量が設定されている場合、
    前記先読み制御部は、
    データの先読みが可能であるかを判定し、
    データの先読みが可能であると判定された場合に、データの先読みに利用可能な帯域の値である先読み帯域値を決定し、
    決定された先読み帯域値を超えない帯域使用量が設定されている前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する、請求項3に記載の通信制御装置。
  5. 前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信の帯域に関する値の履歴に基づいて、データの先読みが可能であるかを判定する、請求項3に記載の通信制御装置。
  6. 前記先読み制御部は、実行されているアプリケーションに係る通信が終了した場合に、データの先読みが可能であると判定する、請求項3に記載の通信制御装置。
  7. 前記先読み制御部は、段階的により値が大きな前記先読み帯域値を決定する、請求項3に記載の通信制御装置。
  8. 前記先読み制御部は、通信の帯域使用量が設定されている閾値を超えた場合には、より値が大きな前記先読み帯域値を決定しない、請求項7に記載の通信制御装置。
  9. 前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記有効度が設定されている場合、
    前記先読み制御部は、前記有効度が示す先読みの有効性が高い前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、請求項2に記載の通信制御装置。
  10. 前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記優先度が設定されている場合、
    前記先読み制御部は、前記優先度が示す先読みの優先性が高い前記処理対象候補を、前記処理対象として決定する、請求項2に記載の通信制御装置。
  11. 前記先読みに関する情報に、前記処理対象候補ごとの前記再実行要求値が設定されている場合、
    前記先読み制御部は、
    データの先読みが既に行われた前記処理対象候補のうち、先読みを繰り返し行うことを示さない前記再実行要求値が設定されている前記処理対象候補を、前記処理対象として決定しない、請求項2に記載の通信制御装置。
  12. 前記先読み制御部は、通信の帯域に関する値に基づいて、データの先読みを停止させる、請求項1に記載の通信制御装置。
  13. 実行されている前記アプリケーションにおける通信の状態に基づいて、先読みを行う状態であるかを判定する状態判定部をさらに備え、
    前記先読み制御部は、前記先読みを行う状態であると判定された場合に、選択的に、前記先読みに関する情報に基づきデータを先読みさせる、請求項1に記載の通信制御装置。
  14. 前記先読みに関する情報を管理する管理部をさらに備える、請求項1に記載の通信制御装置。
  15. 前記先読みに関する情報には、データの先読みを行わせる候補である処理対象候補ごとに、先読みの有効性を示す有効度が設定され、
    前記管理部は、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を更新する、請求項14に記載の通信制御装置。
  16. 前記管理部は、先読みされたデータの使用履歴に基づいて、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を更新する、請求項15に記載の通信制御装置。
  17. 前記管理部は、前記処理対象候補のデータへのアクセスに係る通信頻度に基づいて、前記先読みに関する情報に設定されている前記有効度を、重み付けがされた前記有効度に更新する、請求項15に記載の通信制御装置。
  18. 外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップを有する、通信制御装置により実行される、通信制御方法。
  19. 外部装置と接続されている接続状態において、実行されているアプリケーションによる通信が行われる場合に、データの先読みに関する情報に基づいて、実行されている前記アプリケーションとは異なる処理対象に対応するデータを、通信により先読みさせるステップをコンピュータに実行させるための、プログラム。
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