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JP2015191260A - 車両用運転評価装置 - Google Patents

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JP2015191260A
JP2015191260A JP2014065849A JP2014065849A JP2015191260A JP 2015191260 A JP2015191260 A JP 2015191260A JP 2014065849 A JP2014065849 A JP 2014065849A JP 2014065849 A JP2014065849 A JP 2014065849A JP 2015191260 A JP2015191260 A JP 2015191260A
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Abstract

【課題】運転者が、自分自身の運転操作の癖を認識することが可能な車両用運転評価装置の提供。
【解決手段】画像処理部6aは、車載カメラ4による検出値に対して画像処理を施し、走行画像データを形成する。車両位置検出部6bは、形成された走行画像データに基づき、車両13の走行レーン上における左右方向位置を検出する。運転操作評価部6dは、検出された車両13の走行レーンの中央からの偏差量および所定時間中において偏差した回数に基づいて、車両13の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する。ディスプレイ11は、運転者に対して運転評価情報を通知する評価通知画像SCを表示し、スピーカー装置12は、運転者に対して運転評価情報を通知する評価通知メッセージを発生させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、運転者による運転操作を評価し、運転者に対して評価結果を通知する車両用運転評価装置に関する。
車両が走行レーンから逸脱する傾向にあることを検出して、走行レーンの中心に戻るように操舵装置を作動制御する車線逸脱防止装置に関する従来技術は数多くあった(例えば、特許文献1参照)。当該従来技術による車線逸脱防止装置においては、各々の運転者の特性に拘わらず、走行レーンに対する車両位置の修正を行うことができ、運転者の車両操作に対する身体的および精神的負担を低減できるとともに、車両走行の安全性を向上させることができる。
特開2011−255817号公報
しかしながら、上記したような車線逸脱防止装置を使用しても、車両の走行レーン上における左右への変位(以下、偏りという)は完全にはなくならない。また、車両に発生した左右への偏りを車線逸脱防止装置等によって修正することにより、却って、車両は走行レーン上において左右への蛇行を繰り返すことになる。このような車両の走行上の不安定性を除去するためには、そもそも車両が左右方向に偏る根本的な原因を無くす必要があった。
ところで、車両が走行レーンにおいて、左右のいずれかの方向に偏る要因として、車両によるものとそれぞれの運転者による運転操作の癖によるものとが考えられる。車両の要因としては、一般的に、ホイールベースの短い車両は直進安定性に劣っており、運転者が頻繁にハンドル操作を行って車両の走行位置を維持する必要がある。したがって、このような特性を備えた車両においては、上述したような車線逸脱防止装置を使用せずに、常に走行レーンの左右方向の中心に維持することは困難であった。
一方、車両が走行レーン上において左右に偏る要因が、運転者の癖による場合には、運転者自身に対して運転操作上の癖を認識させることにより、改善する余地があるのは言うまでもない。しかしながら、上述した車線逸脱防止装置等を使用した場合、運転者のハンドル操作に拘わらず、自動的に車両の走行位置が修正されるため、運転者が車両の走行位置に関する自らの癖を認識することは難しかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者が、自分自身の運転操作の癖を認識することが可能な車両用運転評価装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る車両用運転評価装置(1)の発明は、走行レーン(DP)に対する車両(13)の左右方向位置を検出する車両位置検出手段(4、6b)と、車両位置検出手段によって検出された走行レーンに対する車両の左右方向位置に基づき、車両の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する運転評価手段(6d)と、運転評価手段によって形成された運転評価情報を運転者に対して通知する評価通知手段(11、12)と、を備えている。
この構成によれば、車両位置検出手段によって検出された走行レーンに対する車両の左右方向位置に基づき、車両の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する運転評価手段と、運転評価手段によって形成された運転評価情報を運転者に対して通知する評価通知手段とを備えていることにより、運転者が走行レーン上の車両の走行位置に関する自分自身の癖を認識することができる。このため、運転者が自らの癖を意識的に矯正することにより、車両が走行レーン上において左右方向に偏る根本的な原因を無くすことができ、車両走行の安全性を向上させることができる。
本発明の実施形態1による車両用運転評価装置の構成を示したブロック図 車載カメラにより車両の前方を撮影している状態を模式的に示した平面図 運転操作を評価するために走行レーンを区分けして形成した各領域を示した図 評価点数を算出する一例を説明するための表を示した図 ディスプレイに表示された評価通知画像を示した図 実施形態1による運転評価制御のフローチャートを示した図 実施形態2による運転評価制御のフローチャートを示した図 実施形態2においてディスプレイに表示された評価通知画像を示した図
<実施形態1>
図1乃至図6に基づき、本発明の実施形態1による車両用運転評価装置1について説明する。尚、以下、車両13が左側通行である場合を想定して説明する。
図1に示すように、本実施形態による車両用運転評価装置1は、操舵角センサ2を備えている。操舵角センサ2は、例えばホール素子を使用して形成されており、車両13の操舵輪9の操舵角度を検出している。
また、車両用運転評価装置1は、車両速度センサ3を備えている。車両速度センサ3は、図示しないトランスミッションの出力軸の回転速度から車両13の速度を検出している。
また、車両用運転評価装置1は、車載カメラ4(車両位置検出手段およびカメラ装置に該当する)を備えている。図2に示すように、車載カメラ4は、車室13a内に取り付けられており、車外を撮影するように車両13の前方に向けられている。車載カメラ4は、車両13が走行している走行レーンDPを撮影し、走行レーンDPの形態を検出している。また、車載カメラ4は、車両13の前方に位置する電柱、歩行者WP、自転車等の障害物体および行き違う対向車両14を撮影し、障害物体および対向車両14の有無を検出している。車載カメラ4はCCDカメラによって形成されているが、これに限られるものではなく、CMOSカメラ、MOSカメラ、赤外線カメラ等であってもよい。また、車載カメラ4は、車両13に常置されるものに限られず、車外から持ち込むタイプのものであってもよい。
図1に戻って、車両用運転評価装置1は、イグニッションスイッチ5を備えている。イグニッションスイッチ5は車両13に設けられ、エンジンのイグニッション装置(図示せず)を作動させるための装置である。
上述した操舵角センサ2、車両速度センサ3、車載カメラ4およびイグニッションスイッチ5は、走行位置コントローラー6に接続されている。走行位置コントローラー6は、図示しない入出力装置、CPU、RAM等により形成された制御装置である。走行位置コントローラー6は、例えば、ステアリングコントローラー等と兼用されていてもよい。走行位置コントローラー6については、後述する。
走行位置コントローラー6には、操舵ドライバー7を介して操舵装置8が接続されている。操舵装置8は、運転者のステアリング操作に拘らず、操舵輪9を操舵(操向)させる装置である。操舵ドライバー7は、操舵装置8の作動量を制御している。
また、走行位置コントローラー6には、オーディオECU10を介して、ディスプレイ11(評価通知手段およびディスプレイ装置に該当する)およびスピーカー装置12(評価通知手段に該当する)が接続されている。車室13a内に設けられたディスプレイ11は、オーディオECU10によって作動制御され、テレビジョン画像等を表示する。また、ディスプレイ11には、後述するように走行位置コントローラー6からの通知画像データによって、評価通知画像SC(後述)が表示される。ディスプレイ11は、車両13のインスツルメントパネルに設けられたメーター(図示せず)に形成されていてもよい。また、ディスプレイ11は、携帯電話のディスプレイのような、運転者が車外から持ち込むタイプの表示装置であってもよい。
一方、スピーカー装置12は、オーディオECU10によって作動制御され、車室13a内において音声を発生させる。また、スピーカー装置12は、走行位置コントローラー6からの通知音声データによって、評価通知メッセージを発生する。
走行位置コントローラー6は、画像処理部6a、車両位置検出部6b、操舵量演算部6c、運転操作評価部6dおよび画像音声形成部6eを備えている。
画像処理部6aは、車載カメラ4による検出値に対して画像処理を施し、走行画像データを形成する。
車両位置検出部6b(車両位置検出手段に該当する)は、画像処理部6aによって形成された走行画像データに基づき、公知の方法によって、車両13の走行レーンDP上における左右方向位置を検出し、車両位置データを形成する。具体的には、上述した従来技術が記載された公開特許公報である特開2011−255817号に記載された方法によって、車両13の位置が検出可能である。すなわち、車両位置検出部6bは、画像処理部6aによる走行画像データに基づき、走行レーンDP上の左右方向の輝度変化によって、右方の白線WRおよび左方の白線WL(図2示、以下、双方を包括して白線WR、WLという)を認識する(特開平11−147481号に記載)。次に、認識された双方の白線WR、WLから等しい位置に直線または曲線を引くことにより、走行レーンDPの中心線であるレーン中央線CLが形成される。車載カメラ4は車両13に取り付けられているため、車両13の左右方向の中心は、走行画像データ中において予め認識されている。したがって、レーン中央線CLと車両13の左右方向の中心とを比較することにより、走行レーンDP上における車両13の左右方向の位置を推定することができる。車両位置検出部6bは、検出された車両13の左右方向の位置によって、車両13のレーン中央線CLからの位置ずれ量(以下、位置ずれを偏差といい、位置ずれ量を偏差量という)を算出する。
図3に示したように、車両位置検出部6bは、走行レーンDPをその左右方向の位置により、5つの領域に区分けしている。レーン中央線CLを含む走行レーンDP上の左右方向の中央には、中央領域NSが設定されている。また、走行レーンDP上の右端部には、右端領域R1が設定されている。また、走行レーンDP上の左端部には、左端領域L1が設定されている。また、中央領域NSと右端領域R1および左端領域L1との間には、それぞれ右接続領域R2および左接続領域L2が設定されている。以下、これらを包括的に、領域NS、R1、R2、L1、L2という。車両位置検出部6bは、推定された車両13のレーン中央線CLからの偏差量に基づいて、車両13が上述したいずれの領域NS、R1、R2、L1、L2に位置しているかを検出する。車両位置検出部6bは、操舵装置8を作動させるために、常時、車両13の位置を検出している。
操舵量演算部6c(操舵量演算手段に該当する)は、車両位置検出部6bによって検出された車両13の走行レーンDP上における左右方向位置に基づき、車両13の位置が、レーン中央線CLから偏差した場合に、操舵装置8の作動量を演算する。前述した操舵ドライバー7は、操舵量演算部6cによって算出された作動量、操舵角センサ2および車両速度センサ3による検出値に基づき操舵装置8を作動させ、車両13の走行位置を修正する。操舵量演算部6cは、上述した検出値に加えて、車両13のシフト位置、ステアリング操作角、アクセル開度、ヨーレート、操舵トルク等に基づいて、操舵装置8の作動量を演算するようにしてもよい。
運転操作評価部6d(運転評価手段に該当する)は、車両位置検出部6bによって検出された、車両13の走行レーンDPの中央からの偏差量および所定時間中において偏差した回数に基づいて、車両13の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する。運転操作評価部6dは、所定の時間が経過するごとに(サンプリング時間は、例えば20秒周期で)、車両13の運転者による運転操作を評価している。具体的には、運転操作評価部6dは、走行レーンDP上において車両13が、領域NS、R1、R2、L1、L2のうちのどの領域に何回位置していたかに基づいて、減点方式によって点数化して運転評価情報を形成している。
図4に示したように、例えば、所定時間中において、車両13が右端領域R1に4回、左端領域L1に4回、右接続領域R2に4回、左接続領域L2に4回位置していた場合を例に説明する。車両13が、右端領域R1または左端領域L1に位置していた場合、各々減点係数は−2と設定され、それぞれ1回位置するごとに2点が減点される。また、車両13が、右接続領域R2または左接続領域L2に位置していた場合、各々減点係数は−1と設定され、それぞれ1回位置するごとに1点が減点される。また、車両13が、中央領域NSに位置していた場合、減点は行わない。したがって、上記した場合には、減点の総計は24点となる。
上述した走行レーンDP上における車両13の偏差に基づく減点は、当該偏差が検出された時間に応じて増減される。すなわち、上記減点はすべての偏差が検出された時間が60分間である場合を基準とし、偏差が検出された各時間に応じて、それぞれ60分間の場合に換算される。したがって、すべての偏差が20分間において検出された場合、3倍されて減点の総計は72点となる。また、すべての偏差が120分間および240分間において検出された場合、それぞれ(1/2)倍および(1/4)倍されて、各々減点の総計は12点および6点となる。偏差が60分間において検出された場合は、減点の総計はそのまま24点となる。
運転操作評価部6dによって算出される最終的な評価点数PTは、各々の場合の減点の総計を100点から減算することにより算出される。したがって、上述の偏差が検出された時間が、20分間、60分間、120分間、240分間である場合、それぞれこの順に評価点数PTは、28点、76点、88点、94点となる。
運転操作評価部6dによって形成される運転評価情報は、上述した評価点数PTのみではなく、後述するように、走行軌跡TR、平均走行位置SA、運転傾向TE等を含んでいる。尚、運転操作評価部6dは、車両13のレーン中央線CLからの偏差を修正するために、操舵装置8が作動した回数に基づいて、運転評価情報を形成するようにしてもよい。
画像音声形成部6eは、運転操作評価部6dによって形成された運転評価情報を、ディスプレイ11およびスピーカー装置12が運転者に対して通知するための通知画像データおよび通知音声データを形成している。
ディスプレイ11は、画像音声形成部6eによって形成された通知画像データにより、図5に示した評価通知画像SCを表示する。評価通知画像SCは、色分けされたアニメーション画像によって形成されており、走行レーンDP上に左右の白線WR、WL、レーン中央線CL、各領域NS、R1、R2、L1、L2が表されている。
また、評価通知画像SCには、走行レーンDP上における車両13の平均走行位置SAが、車両の形状を模したシンボルによって表示されている。また、評価通知画像SCには、走行レーンDP上における車両13の走行軌跡TRが、直線または曲線によって表示されている。走行軌跡TRは、30秒程度の間に、図5において下方から上方に向かって延びていくアニメーションによって表示される。走行軌跡TRは、車両13の20秒ごとの位置をつないだ形状に形成される。
また、評価通知画像SCの下端部には、上述した評価点数PTと運転傾向TEが表示されている。本実施形態において、運転傾向TEは、車両13の平均走行位置SAによって示されており、右寄り、やや右寄り、中央、左寄り、やや左寄りの5段階表示によって行う。図5においては、やや左寄りと表されている。
上述した平均走行位置SAおよびそれに基づく運転傾向TEの代わりに、それぞれ走行レーンDP上において、車両13が最も多く走行している位置に基づいて表示してもよい。また、上述した評価通知画像SCの表示内容に加えて、操舵ドライバー7によって作動される操舵装置8の作動回数を表示してもよい。
一方、スピーカー装置12は、画像音声形成部6eによって形成された通知音声データにより、評価通知メッセージを発生する。評価通知メッセージは、例えば、運転傾向TEに関するメッセージとして、「左寄りを走行していました。」というようなものが考えられる。また、評価通知メッセージは、例えば、評価点数PTに関するメッセージとして、「今日の点数は76点です。」というようなものが考えられる。さらに、例えば、車両13が左寄りまたはやや左寄りを走行している場合に、「次回は右寄りの運転を意識しましょう。」というメッセージを発生させたり、走行レーンDPの中央を走行している場合に、「この調子で運転してください。」というメッセージを発生させたりしてもよい。
評価通知画像SCおよび評価通知メッセージは、運転者の注意を喚起するため、操舵装置8の作動時に形成される表示画像および警告音とは異なったものによって形成することが望ましい。
次に、図6に基づいて、本実施形態の走行位置コントローラー6による運転評価制御方法について説明する。尚、操舵装置8による車両13の操舵輪9を操向させる制御は、図6に示した運転評価制御フローとは別の制御フローによって、運転評価制御と並行して実行されている。また、図6に示した運転評価制御フローにおいて、ステップS101乃至ステップS105のルーチンは20秒周期で実施されているが、この周期に限られるわけではない。
最初に、車両位置検出部6bが、画像処理部6aにより形成された走行画像データを取得する(ステップS101)。車両位置検出部6bは、走行画像データに基づいて車両位置データを形成し、走行レーンDP上において車両13に偏差があるか否か、すなわち、車両13が領域R1、R2、L1、L2のうちのいずれかに位置しているか否かが判定される(ステップS102)。車両13が領域NSに位置している場合、ステップS105へと進む。
車両13が領域R1、R2、L1、L2のうちのいずれかに位置している場合、走行レーンDPがカーブ状の形態を呈している、または、車両13の前方に電柱、歩行者WP、自転車等の障害物体がある、あるいは車両13の前方に行き違う対向車両14があるというような周辺要因が無いか否かが判定される(ステップS103)。上述したような周辺要因のうち、少なくとも1つがある場合、車両13が偏差することが当然であって、運転者による運転操作の評価点数を減点する必要はないため、ステップS105へと進む。周辺要因が全く無い場合、前述した方法によって運転操作の評価点数の減点がカウントされる(ステップS104)。運転操作評価部6dは、ルーチンごとにカウントした減点を記憶する。このように、運転操作評価部6dは、走行レーンDPの形態、車両13の前方に位置する障害物体の有無および対向車両14の有無を考慮して、車両13の運転者による運転操作を評価している。また、運転操作評価部6dは、車両13の走行速度を考慮して、運転者による運転操作を評価してもよい。
ステップS105においては、車両13のイグニッションスイッチ5がオン状態からオフ状態へと操作されたか否かが判定される。イグニッションスイッチ5がオフ状態へ操作されていない場合、ステップS101へと戻る。イグニッションスイッチ5がオフ状態へ操作された場合、運転操作評価部6dによって運転評価情報が形成される(ステップS106)。運転評価情報の形成においては、上述したように、車両13の偏差が発生した時間に基づき、運転操作評価部6dに記憶されている、それまでの減点を集計して評価点数の算出が実行される。また、走行軌跡TR、平均走行位置SA、運転傾向TE等が形成される。
その後、ディスプレイ11およびスピーカー装置12により、運転者に対し運転評価情報が通知される(ステップS107)。前述した運転評価情報の形成および運転評価情報の通知は、イグニッションスイッチ5がオフ状態に操作された後、タイマーにより所定時間だけ走行位置コントローラー6、オーディオECU10、ディスプレイ11およびスピーカー装置12が作動するため、当該所定時間内に実行される。
本実施形態によれば、車載カメラ4によって検出された走行レーンDPに対する車両13の左右方向位置に基づき、車両13の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する運転操作評価部6dと、運転操作評価部6dによって形成された運転評価情報を運転者に対して通知するディスプレイ11およびスピーカー装置12とを備えていることにより、運転者が走行レーンDP上の車両13の走行位置に関する自分自身の癖を認識することができる。このため、運転者が自らの癖を意識的に矯正することにより、車両13が走行レーンDP上において左右方向に偏る根本的な原因を無くすことができ、車両走行の安全性を向上させることができる。
また、運転操作評価部6dは、車両13について、走行レーンDPのレーン中央線CLからの偏差量および所定時間中において偏差した回数に基づいて、車両13の運転者による運転操作を評価することにより、運転者による運転操作を正確に評価し、適正な運転評価情報を形成することができる。
また、車両位置検出部6bは、車両13に設けられ、走行レーンDPを撮影する車載カメラ4を含んでいることにより、走行レーンDP上における車両13の位置を正確に検出することができる。
また、車載カメラ4は走行レーンDPの形態を検出し、運転操作評価部6dは、車載カメラ4によって検出された走行レーンDPの形態を考慮して、車両13の運転者による運転操作を評価する。これにより、例えば、走行レーンDPがカーブ状の形態を呈している場合には、車両13がカーブの外側に張り出して走行することもやむを得ないため、この場合には、運転操作の評価点数を減点することなく、運転者による運転操作を正確に評価することができる。
また、車載カメラ4は、走行レーンDP上において、車両13の前方に位置する電柱、歩行者WP等の障害物体の有無を検出し、運転操作評価部6dは、車載カメラ4によって検出された障害物体の有無を考慮して、車両13の運転者による運転操作を評価する。これにより、車両13の前方に障害物体がある場合、車両13が障害物体を避けて走行することにより、走行レーンDPの右方に偏差することもやむを得ないため、この場合には、運転操作の評価点数を減点することなく、運転者による運転操作を正確に評価することができる。
また、車載カメラ4は、車両13と行き違う対向車両14の有無を検出し、運転操作評価部6dは、車載カメラ4によって検出された対向車両14の有無を考慮して、車両13の運転者による運転操作を評価する。これにより、車両13と行き違う大型トラック等のような対向車両14がある場合、車両13が対向車両14を避けて走行することにより、走行レーンDPの左方に偏差することもやむを得ないため、この場合には、運転操作の評価点数を減点することなく、運転者による運転操作を正確に評価することができる。
また、運転評価通知装置1は、車室13a内に設けられたディスプレイ11を含んでおり、ディスプレイ11は、走行レーンDP上における車両13の走行軌跡TRを表示することにより、ディスプレイ11に表示された評価通知画像SCを見た運転者が、自身の運転する車両13の走行レーンDP上における走行位置を正確に知ることができる。
また、ディスプレイ11は、走行レーンDP上における車両13の平均走行位置SAを表示することにより、ディスプレイ11に表示された評価通知画像SCを見た運転者が、自身の運転操作の癖の傾向を正確に認識することができる。
また、ディスプレイ11は、走行レーンDPに対する車両13の左右方向位置に基づき算出された評価点数PTを表示することにより、ディスプレイ11に表示された評価通知画像SCを見た運転者が、自身の運転操作に対する客観的な評価を知ることができる。
<実施形態2>
図7および図8に基づき、実施形態2による車両用運転評価装置1に関して、実施形態1と異なる点について説明する。尚、本実施形態による車両用運転評価装置1の構成は、図1に示したものと同様の構成を備えている。また、図7に示した運転評価制御フローにおいて、ステップS201乃至ステップS206のルーチンは、実施形態1と同様に20秒周期で実施されている。
最初に、図7によって、本実施形態による運転評価制御方法について説明する。本実施形態においても、操舵装置8による車両13の操舵輪9を操向させる制御は、図7に示した運転評価制御フローとは別の制御フローにより、運転評価制御と並行して実行されている。
まず、ステップS201において、操舵装置8が非作動状態であるか否かが判定される。操舵装置8が非作動状態である場合、画像処理部6aにより形成された走行画像データを取得する(ステップS202)。車両位置検出部6bは、走行画像データに基づいて車両位置データを形成し、車両13が領域R1、R2、L1、L2のうちのいずれかに位置しているか否かが判定される(ステップS203)。車両13が領域NSに位置している場合、ステップS206へと進む。
車両13が領域R1、R2、L1、L2のうちのいずれかに位置している場合、実施形態1において説明したような周辺要因が無いか否かが判定される(ステップS204)。周辺要因のうち、少なくとも1つがある場合、ステップS206へと進む。周辺要因が全く無い場合、実施形態1と同様に運転操作の評価点数の減点がカウントされる(ステップS205)。
ステップS206においては、車両13のイグニッションスイッチ5がオン状態からオフ状態へと操作されたか否かが判定される。イグニッションスイッチ5がオフ状態へ操作されていない場合、ステップS201へと戻る。イグニッションスイッチ5がオフ状態へ操作された場合、運転操作評価部6dによって運転評価情報が形成される(ステップS207)。その後、ディスプレイ11およびスピーカー装置12により、運転者に対し運転評価情報が通知される(ステップS208)。
一方、ステップS201において、操舵装置8が作動状態であると判定された場合、車両位置検出部6bにより形成される車両位置データについて、前回のルーチン(20秒前)において検出されたデータがそのまま継続された(ステップS209)後、ステップS206へと進む。このように、本実施形態においては、運転操作評価部6dは、操舵装置8が作動している時の走行レーンDPに対する車両13の左右方向位置は、運転操作の評価の対象としてしない。
図8に示すように、本実施形態による評価通知画像SCにおいては、実施形態1の場合と同様に、走行レーンDP上における車両13の平均走行位置SA、走行レーンDP上における車両13の走行軌跡TRおよび運転傾向TEが表示されている。上述したように、本実施形態においては、操舵装置8が作動している場合の走行レーンDPに対する車両13の左右方向位置は、運転操作の評価の対象とされず、車両位置データは前回のルーチンにおいて検出されたデータがそのまま継続されているため、車両13の走行軌跡TRは操舵装置8による走行位置の修正を含まないものとなる。また、本実施形態においては、操舵装置8の作動時に評価点数の算出を行っていないため、評価点数PTの表示はしていない。
本実施形態による車両用運転評価装置1のその他の構成および機能については、実施形態1の場合と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
本実施形態によれば、運転操作評価部6dは、操舵装置8が作動している場合の走行レーンDPに対する車両13の左右方向位置は、運転操作の評価の対象としないことにより、車両13の走行軌跡TRは操舵装置8による走行位置の修正を含まないものとなるため、ディスプレイ11に表示された評価通知画像SCを見た運転者が、自身の走行位置の傾向をよりいっそう正確に認識することができる。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明において、運転者による操舵操作に拘らず操舵輪9を操向させる操舵装置8は必ずしも必要ではなく、本発明は、操舵装置8を含まない車両13にも適用可能である。
また、車両位置検出手段として、車載カメラ4の代わりにまたは車載カメラ4とともに、GPS(Global Positioning System)受信装置を使用してもよい。
また、運転者への運転評価情報の通知は、ディスプレイ11およびスピーカー装置12の双方を用いて行ってもよいし、いずれか一方のみで実行してもよい。
また、ディスプレイ11およびスピーカー装置12による運転者に対する運転評価情報の通知は、イグニッションスイッチ5がオフ状態からオン状態になった後の所定時間内に実行してもよい。
図面中、1は運転評価通知装置、4は車載カメラ(車両位置検出手段、カメラ装置)、6bは車両位置検出部(車両位置検出手段)、6cは操舵量演算部(操舵量演算手段)、6dは運転操作評価部(運転評価手段)、7は操舵ドライバー、8は操舵装置、9は操舵輪、11はディスプレイ(評価通知手段、ディスプレイ装置)、12はスピーカー装置(評価通知手段)、13は車両、13aは車室、14は対向車両、DPは走行レーン、PTは評価点数、SAは平均走行位置、TRは走行軌跡、WPは歩行者(障害物体)を示している。

Claims (10)

  1. 走行レーン(DP)に対する車両(13)の左右方向位置を検出する車両位置検出手段(4、6b)と、
    前記車両位置検出手段によって検出された前記走行レーンに対する前記車両の左右方向位置に基づき、前記車両の運転者による運転操作を評価して運転評価情報を形成する運転評価手段(6d)と、
    前記運転評価手段によって形成された前記運転評価情報を運転者に対して通知する評価通知手段(11、12)と、
    を備えた車両用運転評価装置(1)。
  2. 前記運転評価手段は、
    前記車両について、前記走行レーンの左右方向の中央からの偏差量および所定時間中において偏差した回数に基づいて、前記車両の運転者による運転操作を評価する請求項1記載の車両用運転評価装置。
  3. 前記車両位置検出手段は、前記車両に設けられ、前記走行レーンを撮影するカメラ装置(4)を含む請求項1または2に記載の車両用運転評価装置。
  4. 前記カメラ装置は、
    前記走行レーンの形態を検出し、
    前記運転評価手段は、
    前記カメラ装置によって検出された前記走行レーンの形態を考慮して、前記車両の運転者による運転操作を評価する請求項3記載の車両用運転評価装置。
  5. 前記カメラ装置は、
    前記走行レーン上において、前記車両の前方に位置する障害物体(WP)の有無を検出し、
    前記運転評価手段は、
    前記カメラ装置によって検出された前記障害物体の有無を考慮して、前記車両の運転者による運転操作を評価する請求項3または4に記載の車両用運転評価装置。
  6. 前記カメラ装置は、
    前記車両と行き違う対向車両(14)の有無を検出し、
    前記運転評価手段は、
    前記カメラ装置によって検出された前記対向車両の有無を考慮して、前記車両の運転者による運転操作を評価する請求項3乃至5のうちのいずれか一項に記載の車両用運転評価装置。
  7. 前記評価通知手段は、
    車室(13a)内に設けられたディスプレイ装置(11)を含んでおり、
    前記ディスプレイ装置は、
    前記走行レーン上における前記車両の走行軌跡(TR)を表示する請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の車両用運転評価装置。
  8. 前記ディスプレイ装置は、
    前記走行レーン上における前記車両の平均走行位置(SA)を表示する請求項7記載の車両用運転評価装置。
  9. 前記運転評価手段は、
    前記車両位置検出手段によって検出された前記走行レーンに対する前記車両の左右方向位置に基づき、運転者による運転操作に関する評価点数(PT)を算出し、
    前記ディスプレイ装置は、
    前記評価点数を表示する請求項7または8に記載の車両用運転評価装置。
  10. 運転者の操作に拘わらず、前記車両の操舵輪(9)を操向させる操舵装置(8)と、
    前記車両位置検出手段によって検出された前記走行レーンに対する前記車両の左右方向位置に基づき、前記操舵装置の作動量を演算する操舵量演算手段(6c)と、
    前記操舵量演算手段によって算出された前記作動量に基づき、前記操舵装置を作動させる操舵ドライバー(7)と、
    を備え、
    前記運転評価手段は、
    前記操舵装置が作動している場合の前記走行レーンに対する前記車両の左右方向位置は、運転操作の評価の対象としない請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の車両用運転評価装置。
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