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JP2015175051A - 成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板 - Google Patents

成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板 Download PDF

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JP2015175051A JP2014054124A JP2014054124A JP2015175051A JP 2015175051 A JP2015175051 A JP 2015175051A JP 2014054124 A JP2014054124 A JP 2014054124A JP 2014054124 A JP2014054124 A JP 2014054124A JP 2015175051 A JP2015175051 A JP 2015175051A
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Abstract

【課題】歪が加わらない部分でも部品加工の際に塗装焼付けにより所定の降伏強度の上昇が起き、かつ、良好な延性を有する、成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.40%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.5〜4.0%、Al:1.5%以下、N:0.02%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下、NbとTiの合計量0.005〜0.2%、及び、残部Fe及び不可避的不純物からなり、組織が、体積分率で、フェライトとベイナイトの合計量2〜60%、マルテンサイト10〜90%、フェライト分率とマルテンサイト分率の比0.03≦fF/fM≦1、残留オーステナイト15%以下、及び、残部組織からなり、フェライト内とベイナイト内の平均転位密度が、それぞれ3×1012〜1×1014m/m3であり、フェライト及びベイナイトの平均粒径が5μm以下であり、引張強度が980MPa以上で、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27であり、TS×uEl≧7000であることを特徴とする成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板。
【選択図】なし

Description

本発明は、自動車用部材の製造に好適な衝突特性に優れた高強度鋼板に関する。
従来から、自動車の燃費を高め炭酸ガスの排出量を抑制するため、自動車を軽量化することが進められていて、自動車用鋼板として、板厚の低減が可能な高強度鋼板が使用されている。また、搭乗者の安全性を確保するために、高強度鋼板が使用されている。それ故、自動車用高強度鋼板には、優れた成形性とともに、搭乗者の安全性を確保し得る優れた衝突特性が要求される(例えば、特許文献1〜3、参照)。
フェライトとマルテンサイトの二相組織を有するDP鋼板が、強度と成形性を備え、かつ、優れたエネルギー吸収特性を備えているので、自動車用鋼板として使用されている(例えば、特許文献4、参照)。また、TRIP鋼板(変態誘起塑性鋼板)は、エネルギー吸収特性がDP鋼板より優れているので、自動車用鋼板として使用されている(例えば、特許文献5、参照)。
一方で、これら鋼板には以下のような課題がある。通常、自動車ボディーは、鋼板の成形加工→溶接による組立て→塗装の工程により製造される。
したがって、自動車部材あるいはボディーとしての衝突性能は、成形・塗装後の強度特性により支配されることになるが、成形時に部品内には均一に歪が付加されるわけではないので、部品内を局所的に観た時に、歪が加わっている部分は塗装焼き付けにより歪時効硬化する一方で、歪が加わっていない部分は歪時効硬化量が小さくなる。
DP鋼の場合は、成形により歪が付加された場所とほとんど歪が加わっていない場所の塗装焼き付け処理後の降伏強度の差が大きく、歪が付加されていない軟質な部分で折れが起こったりするため、安定した反力特性が得られない場合があった。
一方、TRIP鋼についても、成形により歪が付加された場所とほとんど歪が加わっていない場所の塗装焼き付け処理後の降伏強度の差が大きい場合があり、安定した衝突特性を達成することが求められていた。
また、軟質なフェライトを含まずにマルテンサイトやベイナイトを主体とした鋼板においては、素材の降伏強度が元々高いため、成形−塗装焼き付け後の部品内の局所的強度差が小さくなるが、伸びが低いため、成形性が劣位であるという課題がある。
特開2009−185355号公報 特開2011−111672号公報 特開2012−251239号公報 特開平11−080878号公報 特開平11−080879号公報
本発明は、上記課題に鑑み、歪が加わらない部分でも部品加工の際に塗装焼き付けにより所定の降伏強度の上昇が起こり、かつ、良好な延性を有する、成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板を提供することを課題とする。
本発明者らは、はじめに、塗装焼き付け相当の熱処理により、歪が加わらない場所でも降伏強度を上昇させる方法について鋭意検討した。
その結果、鋼板内のフェライト及びベイナイト内の転位密度を高めることにより、予歪無しでも、時効による降伏強度増加が得られることを知見した。さらに、残留γを一定量含有させ、加えてフェライトとベイナイトの粒径を微細化することにより、時効による硬化量が、さらに増大することを知見した。
一方で、フェライト及びベイナイト組織の転位密度を高めると、鋼板の伸びが低下し、成形性が低下した。そこで、本発明者らは、成形性と時効硬化性を両立できる条件について検討を行った。その結果、フェライト及びベイナイト内の転位密度を適正範囲にし、さらに、フェライト及びベイナイト内の分率を適正化することで成形性と時効硬化性が両立し得ることを見いだした。
次いで、本発明者らは、フェライト及びベイナイト内の転位量を適正化させる方法について鋭意検討を行った。
γ相からマルテンサイトに変態する際の体積膨張を利用して、フェライト又はベイナイト内に転位導入する方法を検討した結果、マルテンサイト形成温度とマルテンサイト量を適正化すると、フェライト及びベイナイト中の平均転位密度も適正化できることを知見した。また、ベイナイト内の転位量の制御は、ベイナイトが形成される温度の適正化によっても達成できることを知見した。
さらに、本発明者らは、焼鈍後に行う調質圧延の条件によって、フェライト中の転位密度を制御する方法について鋭意検討を行った。その結果、調質圧延の伸び率、及び、調質圧延における線荷重/張力比を制御することにより、フェライト及びベイナイト中の転位密度を、さらに最適化し得ることを見いだした。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
(1)成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.40%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.5〜4.0%、Al:1.5%以下、N:0.02%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下、NbとTiの合計量:0.005〜0.2%、及び、残部:Fe及び不可避的不純物からなり、
組織が、体積分率で、フェライトとベイナイトの合計量:2〜60%、マルテンサイト:10〜90%、フェライト分率とマルテンサイト分率の比:0.03≦fF/fM≦1、残留オーステナイト:15%以下、及び、残部組織からなり、
フェライト内とベイナイト内の平均転位密度が、それぞれ、3×1012〜1×1014m/m3であり、
フェライト及びベイナイトの平均粒径が5μm以下であり、
引張強度が980MPa以上で、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27であり、TS×uEl≧7000である
ことを特徴とする成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板。
(2)前記成分組成が、さらに、質量%で、V及びTaの1種又は2種を合計量で0.3%以下含むことを特徴とする前記(1)に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
(3)前記成分組成が、さらに、質量%で、Cr、Mo、Ni、Cu、及び、Snの1種又は2種以上を合計量で1.0%以下含むことを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
(4)前記成分組成が、さらに、質量%で、B:0.01%以下を含むことを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
(5)前記成分組成が、さらに、質量%で、Ca:0.005%以下、Ce:0.005%以下、及び、La:0.005%以下の1種又は2種以上を含むことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
本発明によれば、優れた成形性と衝突特性を備える自動車用鋼板を提供することができる。
本発明の成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板(以下「本発明鋼板」という。)は
(a)成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.40%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.5〜4.0%、Al:1.5%以下、N:0.02%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下、NbとTiの合計量:0.005〜0.2%、及び、残部:Fe及び不可避的不純物からなり、
(b)組織が、体積分率で、フェライトとベイナイトの合計量:2〜60%、マルテンサイト:10〜90%、フェライト分率とマルテンサイト分率の比:0.03≦fF/fM≦1、残留オーステナイト:15%以下、及び、残部組織からなり、
(c)フェライト内とベイナイト内の平均転位密度が、それぞれ、3×1012〜1×1014m/m3であり、
(d)フェライト及びベイナイトの平均粒径が5μm以下であり、
(e)引張強度が980MPa以上で、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27であり、TS×uEl≧7000である、
ことを特徴とする。
ここで、YSBH5は5%の引張予歪を付加した後、170℃で20分間の時効処理を行った後の降伏強度、YSBH0は予歪を付加せずに170℃で20分間の時効処理を行った後の降伏強度である。
まず、本発明鋼板の基本となる成分組成の限定理由について説明する。なお、成分組成に係る%は質量%を意味する。
C:0.05〜0.40%
Cは、主に、鋼の金属組織制御に用いられる元素である。0.05%未満であると、980MPa以上の引張強度を維持することが困難になるため、0.05%以上とする。好ましくは0.08%以上である。
一方、0.40%を超えると、所定のマルテンサイト量と残留オーステナイト量を確保した上で、フェライト内の適正な転位密度を確保することが困難になるので、0.40%以下とする。溶接性の観点から、好ましくは0.35%以下である。
Si:0.05〜3.0%
Siは、鉄炭化物の形成に影響を及ぼす元素であり、歪時効硬化特性の制御に用い、さらに、金属組織の制御に用いる。0.05%未満では、固溶C量が減少して塗装焼き付け後の降伏強度上昇を確保できない場合があるので、0.05%以上とする。好ましくは0.10%以上である。一方、3.0%を超えると、所定の金属組織を得ることができなくなるので、3.0%以下とする。製造性の観点から、好ましくは2.0%以下である。
Mn:1.5〜4.0%
Mnは、γ→α変態を制御し、所定の金属組織を得るために用いる元素である。1.5%未満では980MPa以上の引張強度を得ることができない場合があるため、1.5%以上とする。好ましくは2.0%以上である。
一方、4.0%を超えると、鋼板の延性が低下し、所定の転位密度を有するフェライトとベイナイトを確保することが困難になるので、4.0%以下とする。好ましくは3.5%以下である。
Al:1.5%以下
Alは、γ→α変態を制御し、所定の金属組織を得るために用いる元素である。また、炭化物の生成を抑制することで、歪時効硬化性の確保に寄与する元素である。しかし、1.5%を超えるとマルテンサイト分率を適正化できないので、1.5%以下とする。好ましくは1.0%以下である。
下限は特に限定しないが、精錬工程で脱酸元素として添加すると、通常、0.002%程度は鋼中に残留するので、実用鋼板上0.002%が実質的な下限である。
N:0.02%以下
Nは、固溶Nを残留させることで、塗装焼き付け後の降伏強度上昇に寄与する元素である。しかし、0.02%を超えると、多量の窒化物が析出して鋼板の延性が低下するので、0.02%以下とする。好ましくは0.01%以下である。
下限は特に限定しないが、0.001%以下に低減することは、製造コストの増大を招くので、0.001%が実質的な下限である。
P:0.2%以下
Pは、強度の向上に寄与するとともに、歪時効硬化性に影響する元素である。しかし、0.2%を超えると、P化合物が析出し鋼板の延性が低下するので、0.2%以下とする。溶接性の観点から、好ましくは0.07%以下である。
下限は特に限定しないが、0.001%以下に低減することは、製造コストの増大を招くので、0.001%が実質的な下限である。
S:0.01%以下
Sは、不純物元素であり、0.01%を超えると硫化物が多量に析出して鋼板の延性を低下させるため、0.01%を上限とする。好ましくは0.003%以下である。下限は特に限定しないが、0.0002%以下に低減することは、製造コストの増大を招くので、0.0002%が実質的な下限である。
NbとTiの合計量:0.005〜0.2%
NbとTiは、結晶粒の制御に用いるとともに、析出強化を得るために用いる元素である。また、NbとTiは、(Ti,Nb)炭窒化物を形成して、焼鈍後の固溶C量及び固溶N量の最適化に寄与する元素である。
NbとTiの合計量が0.005%未満であると、フェライト及びベイナイトの結晶粒径微細化効果が得られず、歪なし部と歪付加部における塗装焼き付け処理後の降伏強度差を所定範囲内にすることができないので、NbとTiの合計量は0.005%以上とする。好ましくは0.010%以上である。一方、NbとTiの合計量が0.2%を超えると、多量の炭窒化物が析出して、延性が低下するので、上記合計量は0.2%以下とする。好ましくは0.1%以下である。
なお、上記成分組成において、残部は、Fe及び不可避的不純物である。
本発明鋼板は、上記成分組成に、さらに、本発明鋼板の特性を阻害しない範囲で、(a)V及びTaの1種又は2種を合計量で0.3%以下、(b)Cr、Mo、Ni、Cu、及び、Snの1種又は2種以上を合計量で1.0%以下、(c)B:0.005%以下、及び、(d)Ca:0.005%以下、Ce:0.005%以下、及び、La:0.005%以下の1種又は2種以上の、1群又は2群以上を含有しもよい。
V及びTaの1種又は2種の合計量:0.3%以下
V及びTaは、炭化物、窒化物、又は、炭窒化物を形成するとともに、フェライトやベイナイトの細粒化に寄与して、鋼板の強度向上に寄与する元素である。しかし、合計量で0.3%を超えると、多量の炭窒化物が析出し、鋼板の延性が低下するので、V及びTaは、合計量で0.3%以下とする。製造性の観点から、好ましくは0.1%以下である。下限は特に限定しないが、添加効果を得るため、0.01%以上が好ましい。
Cr、Mo、Ni、Cu、及び、Snの1種又は2種以上の合計量:1.0%以下
Cr、Mo、Ni、Cu、及び、Snは、Mnと同様に、所定の金属組織を得るために用いる元素である。しかし、1.0%を超えると所定の金属組織が得られないので、1.0%以下とする。製造性の観点から、好ましくは0.5%以下である。下限は特に限定しないが、添加効果を得るため、0.1%以上が好ましい。
B:0.01%以下
Bは、鋼板の焼入れ性を高め、金属組織の制御に用いる元素である。しかし、0.01%を超えると、多量にホウ化物が析出し、鋼板の延性が低下するので、0.01%以下とする。好ましくは0.003%以下である。下限は特に限定しないが、添加効果を得るため、0.0003%以上が好ましい。
Ca:0.005%以下、Ce:0.005%以下、及び、La:0.005%以下の1種又は2種以上
Ca、Ce、及び、Laは、酸化物や硫化物の形態を制御する作用をなす元素である。いずれも、0.005%を超えると、添加効果が飽和するとともに成形性が低下するので、0.005%以下とする。好ましくは0.003%以下である。下限は特に限定しないが、添加効果を得るため、0.001%以上が好ましい。
次に、本発明鋼板の組織の限定理由について説明する。組織に係る%は体積分率を意味する。
フェライトとベイナイトの合計量:2〜60%
フェライト及びベイナイトは、鋼板の成形性を向上させる組織である。ここで、フェライトとは、ポリゴナルフェライト(αp)、擬ポリゴナルフェライト(αq)、粒状ベイニティックフェライト(αB)の何れであっても構わない(参考文献1:「鋼のベイナイト写真集−1」日本鉄鋼協会(1992年)p.4、参照)。
また、ここで、ベイナイトとは、下部ベイナイトや上部ベイナイトを含み、さらに、ベイニティックフェライト(α°B)はベイナイトに区分する(参考文献1:「鋼のベイナイト写真集−1」日本鉄鋼協会(1992年)p.4、参照)。
フェライトとベイナイトの合計量が2%未満であると、成形性が低下するので、該合計量は2%以上とする。好ましくは5%以上である。一方、フェライトとベイナイトの合計量が60%を超えると、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27を確保することが困難になるので、上記合計量は60%以下とする。好ましくは40%以下である。
マルテンサイト:10〜90%
マルテンサイトは、980MPa以上の引張強度の確保と、フェライト中の転位密度を適正範囲内に制御するために必要な金属組織である。
マルテンサイトが10%未満であると、引張強度980MPa以上を確保することが困難になる場合があり、また、フェライト中の転位密度が適正範囲以下になり、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27を得ることが困難になるので、マルテンサイトは10%以上とする。好ましくは15%以上である。
一方、マルテンサイトが90%を超えると、フェライト中又はベイナイト中の転位密度が適正範囲を超えるとともに、鋼板の延性が低下するので、マルテンサイトは90%以下とする。好ましくは85%以下である。なお、マルテンサイトは、焼入れままマルテンサイト、焼戻しマルテンサイトのいずれでも構わないが、マルテンサイトのうち80%以上が焼戻しマルテンサイトであることが望ましい。
フェライト分率とマルテンサイト分率の比:0.03≦f F /f M ≦1.0
フェライト分率とマルテンサイト分率の比は、フェライト内の転位密度を適正範囲に制御するために重要なパラメーターである。フェライト分率とマルテンサイト分率の比:fF/fMが0.03未満であると、フェライト内の転位密度が増加して、鋼板の延性が低下するので、fF/fMは0.03以上とする。好ましくは0.05%以上である。
一方、fF/fMが1.0を超えると、フェライト中の転位密度が適正範囲以下になり、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27を得ることが困難になるので、fF/fMは1.0以下とする。好ましくは0.8%以下である。
残留オーステナイト:15%以下
残留オーステナイトは、成形加工性の向上と、衝撃エネルギー吸収特性の向上に有効な金属組織である。また、塗装焼き付け処理時にフェライト組織及びベイナイト組織の歪時効硬化量を高める効果が期待できる金属組織である。
しかし、15%を超えると、フェライト内の適正な転位密度を確保することが困難になるとともに、成形後の鋼板が脆化するので、15%以下とする。好ましくは12%以下である。下限は特に限定しないが、2%以上含有すると、歪時効硬化量を高める効果が期待できる。
上記組織以外の残部組織は特に限定しないが、パーライトは2%以内であることが好ましい。
フェライト内とベイナイト内の平均転位密度:それぞれ、3×10 12 〜1×10 14 m/m 3
フェライト内とベイナイト内の転位密度は、成形により歪がかからない部分での塗装焼付けによる降伏強度の上昇量と相関がある。それぞれの平均転位密度が3×1012m/m3未満であると、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27を確保することが困難になるので、3×1012m/m3以上とする。好ましくは6×1012m/m3以上である。
一方、それぞれの平均転位密度が1×1014m/m3を超えると、成形性が低下するとともに、(YSBH5−YSBH0)/TS≦が増加する傾向にあるので、1×1014m/m3以下とする。好ましくは8×1013m/m3以下である。
フェライト及びベイナイトの平均粒径:5μm以下
フェライト及びベイナイトの平均結晶粒径は、無歪部の170℃で20分間の時効中での降伏強度の増加量に影響を及ぼす。
平均結晶粒径が5μmを超えると、歪がかからない部分での降伏強度上昇量が小さくなり、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27を満たすことが困難になるので、フェライト及びベイナイトの平均結晶粒径は5μm以下とする。好ましくは3μm以下である。
なお、フェライト、ベイナイト、パーライト、マルテンサイトの面積率は、光学顕微鏡又は走査電子顕微鏡(SEM)によって撮影した組織写真を用いて、ポイントカウント法又は画像解析によって測定できる。粒状ベイニティックフェライト(αB)とベイニティックフェライト(α°B)の判別は、SEM及び透過電子顕微鏡(TEM)による組織観察を行い、参考文献1を参照して判別する。残留オーステナイトの分率は、X線回折法により測定する。
次に、本発明鋼板の機械特性について説明する。
引張強度:980MPa以上
引張強度が980MPa未満であると、部材の高強度化による部材軽量化メリットが得られないため、引張強度は980MPa以上とする。
(YS BH5 −YS BH0 )/TS≦0.27
このパラメーターは、最大引張強度に対する、予歪有り部の塗装焼き付け後の降伏強度と予歪なし部の塗装焼き付け後の降伏強度の差を表したものである。この値が小さいほど、成形加工・塗装後の部材内の強度差が小さいことを意味している。なお、自動車の骨格部材の場合、曲げ加工部や絞り加工部においては5%以上の成形歪が導入されるので、予歪量として引張予歪5%を用いて算出する。
(YSBH5−YSBH0)/TSが0.27を超えると、部材が衝突変形を受けた時に、局所的軟質部から座屈あるいは変形が起こり、適正な反力特性やエネルギー吸収量が得られなくなる場合がある。このため、(YSBH5−YSBH0)/TSは0.27以下とする。好ましくは0.18以下である。
TS×uEl≧7000
uElは、引張試験における均一伸び量であり、張出し成形性や、伸びフランジ成形性や絞り成形性と相関する。TSとuElの積が7000未満であると、成形又は衝突により割れが発生する場合が多くなり、自動車部材の軽量化に寄与できなくなる。このため、TS×uElは7000以上とする。好ましくは8000以上である。
次に、本発明鋼板の製造方法について説明する。
所定の成分組成を有するスラブを製造し、熱間圧延を施す。熱間圧延に供するスラブの製造方法は特に限定するものではなく、例えば、連続鋳造法、分塊法、又は、薄スラブキャスターなどで製造すればよい。また、鋳造後に直ちに熱間圧延を行う連続鋳造−直接圧延のようなプロセスも採用できる。
熱延スラブの加熱温度は、鋳造中に析出した炭窒化物を再溶解させる必要があるので、1100℃以上が好ましい。スラブ加熱後に行う、粗圧延やデスケーリングは、常法に従えばよく、特に限定するものではない。仕上げ圧延における圧下率やパス間時間、圧延温度については、特に限定するものではないが、仕上げ圧延温度は、Ar3温度以上が好ましい。
仕上げ圧延の後、鋼板を冷却し、引き続き、巻取り処理を行う。巻取り温度が680℃を超えると、焼鈍後のフェライトとベイナイトの粒径が粗大化するとともに、塗装焼付け処理後の降伏強度の上昇量が低下する傾向があるので、巻取り温度は680℃以下が好ましい。
巻取後は冷却し、続いて酸洗処理を行う。酸洗に引き続き、冷間圧延を行うが、酸洗後に焼鈍を行い、冷間圧延を行っても構わない。冷延の前に行う焼鈍は、連続焼鈍炉又はバッチ焼鈍炉のいずれでも構わないが、焼鈍温度が680℃を超えると、フェライトとベイナイトの粒径が粗大化するとともに、塗装焼付け処理後の降伏強度の上昇量が低下する傾向があるため、焼鈍温度は680℃以下が好ましい。
冷間圧延の条件について、圧延パスの回数は特に規定する必要はなく、常法に従えばよい。圧下率は特に限定するものではないが、30%未満であると、フェライトとベイナイトの粒径が粗大化するとともに、塗装焼付け処理後の降伏強度の上昇量が低下する傾向があるので、圧下率は30%以上が好ましい。
また、冷延後に行う焼鈍は、最高到達温度を(Ac3−60)℃〜900℃の範囲内で行うことが好ましい。これは、焼鈍温度が(Ac3−60)℃未満であると、所定の金属組織が得られなくなるとともに、固溶Cや固溶Nを好適な量に制御できなくなり、塗装焼付け後の降伏強度の上昇が得られない場合があるので、焼鈍温度は(Ac3−60)℃以上とする。好ましくは(Ac3−40)℃以上である。
一方、焼鈍温度が900℃を超えると、フェライトとベイナイトの結晶粒径が粗大になるので、焼鈍温度は900℃とする。好ましくは870℃以下である。
また、好適な結晶粒径を得るためには、上記焼鈍温度範囲内での保持時間を3〜200秒とすることが好ましい。より好ましくは10〜180秒である。
最高到達温度での焼鈍を行った後に冷却を行う。冷却条件については特に限定するものではなく、所定の金属組織が得られるように適宜選択すればよい。なお、ベイナイト中の転位密度を適正範囲にするために、700〜550℃間の冷却速度は4〜50℃/sが好ましい。
なお、鋼板にはめっき処理を施してもよい。めっきは、連続焼鈍・めっきラインで行っても、焼鈍ラインとは別のめっき専用の設備で行ってもよい。めっきの組成は、特に限定することはなく、また、溶融めっき、合金化溶融めっき、電気めっきのいずれでも構わない。
冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板とした後、調質圧延を行う。調質圧延は、調質圧延時の線荷重をA(N/m)、調質圧延時に鋼板に付与する張力をB(N/m2)とした時に、B/Aを2〜120を満たす条件とし、かつ、圧延率0.1〜0.8%とすることが好ましい。
ここで、B/Aは、鋼板内の転位密度の均一性に影響を及ぼすパラメーターである。このB/Aが2未満であると、鋼板の板厚中心部までフェライト中に転位が導入されず、無歪部の塗装焼き付け後の降伏強度が増加しないので、B/Aは2以上が好ましい。より好ましくは10以上である。
一方、B/Aが120を超えると、鋼板面内の転位密度の不均一性が増加し、塗装焼き付け時に降伏強度が増加しない場合があるので、B/Aは120以下が好ましい。より好ましくは100以下である。
調質圧延率が0.1%未満であると、フェライト内への転位導入量が不十分となり、無歪部の塗装焼き付け後の降伏強度が増加しないので、調質圧延率は0.1%以上が好ましい。より好ましくは0.2%以上である。一方、調質圧延率が0.8%を超えると、鋼板の成形性が劣化するおそれがあるので、0.8%以下が好ましい。より好ましくは0.6%以下である。
このように金属組織を最適化し、さらに、調質圧延の条件を設定することで、フェライト内及びベイナイト内に所定量の転位を導入することができる。その結果、無歪部と歪付加部の塗装焼付け処理後の降伏強度の差を小さくすることができる。
次に、本発明の実施例について説明するが、実施例での条件は、本発明の実施可能性及び効果を確認するために採用した一条件例であり、本発明は、この一条件例に限定されるものではない。本発明は、本発明の要旨を逸脱せず、本発明の目的を達成する限りにおいて、種々の条件を採用し得るものである。
(実施例)
表1に示す成分組成を有する鋼を溶製して鋼片を製造し、この鋼片を1200〜1250℃に加熱して、粗圧延を施し、引き続き、仕上げ圧延を施した。なお、表1の空欄は、分析値が検出限界未満であったことを意味する。
Figure 2015175051
仕上げ圧延後は冷却を行い、550〜700℃で巻取り処理を行った。熱間圧延終了後、酸洗処理を行い、スケールを除去した後、1.2mm厚さになるように、冷延率25〜70%で冷間圧延を行った。なお、一部については、酸洗後に550℃の焼鈍を行い、その後、冷間圧延を行った。
焼鈍は、焼鈍温度780〜900℃で60秒行い、その後、700〜550℃間の平均冷却速度が20℃/sとなる冷却を行った。焼鈍後に、伸び率0.3%、B/A=80の条件で調質圧延を行った。
これらの鋼板のうち、連続焼鈍中及び連続焼鈍後に溶融亜鉛めっき処理を施した場合は「GI」、合金化溶融亜鉛めっきを施した場合は「GA」、冷延焼鈍後に電気亜鉛めっきを施した場合は「EG」と、表2(後出)中に表記した。なお、「CR」は冷延鋼板である。
得られた鋼板について、以下の評価を行った。圧延直角方向を長手方向として、JIS Z 2201に準拠した引張試験片を採取し、引張試験をJIS Z 2241に準拠して行い、機械的特性を評価した。
引張試験は、(1)素材まま、(2)予歪付加無しで170℃で20分間の時効処理を施したもの、(3)引張予歪を5%付加した後に170℃で20分間の時効処理を施したもの、の3種について行い、降伏強度(YS)、最大引張強度(TS)、均一伸び(uEl)を測定した。
金属組織及びその分率、及び、結晶粒径は、鋼板の1/4厚さの部分について、SEM及びTEMによって撮影した組織写真を用いて、ポイントカウント法又は画像解析によって測定した。フェライト及びベイナイトの結晶粒径は、15°以上の傾角の粒界で囲まれる領域を一つの結晶粒とし、各々50個以上の結晶粒の平均公称粒径として測定した。
フェライト中及びベイナイト中の転位密度ρは、鋼板表層から1/4厚さの部分からそれぞれ透過電子顕微鏡(TEM)用の薄膜試料を切り出し、次いで、透過電子顕微鏡により像観察を行い、ρ=2N/(Lt)により転位密度を計算した。ここで、Lは、TEM写真上に任意に引いた線の総長で、Nは、この線が転位線と交差した数、tは、薄膜試料の厚さである。tの値は正確に求めてもよいが、一般的には、簡易的に0.1μmの値を用いて構わない。なお、像観察は、フェライト及びベイナイトを、それぞれ5箇所以上で観察を行い、その平均値を算出した。
以上の測定結果及び評価結果を表2に示す。
Figure 2015175051
表2に示す結果から明らかなとおり、本発明範囲の成分組成を有する鋼を適正な条件で製造した発明例(表1及び2の備考欄の発明例)の場合は、引張強度980MPa以上で、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27で、TS×uEl≧7000である。これにより、発明例においては、成形性と衝突特性に優れていることが明らかである。
(実施例2)
鋼No.Aについて、fF+B:30%、fM=68%、fA=2%、fF/fM=0.22の金属組織を有する鋼板について、表3に示すように、伸び率、及び、圧延時の線荷重と張力の比を変更して試験を行った。その結果を表3に示す。
Figure 2015175051
フェライト及びベイナイト内の転位密度が変化することにより、(YSBH5−YSBH0)/TS、及び、TS×uElが変化する。
前述したように、本発明によれば、優れた成形性と衝突特性を備える自動車用鋼板を提供することができる。よって、本発明は、鋼板製造及び加工産業において利用可能性が高いものである。

Claims (5)

  1. 成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.40%、Si:0.05〜3.0%、Mn:1.5〜4.0%、Al:1.5%以下、N:0.02%以下、P:0.2%以下、S:0.01%以下、NbとTiの合計量:0.005〜0.2%、及び、残部:Fe及び不可避的不純物からなり、
    組織が、体積分率で、フェライトとベイナイトの合計量:2〜60%、マルテンサイト:10〜90%、フェライト分率とマルテンサイト分率の比:0.03≦fF/fM≦1、残留オーステナイト:15%以下、及び、残部組織からなり、
    フェライト内とベイナイト内の平均転位密度が、それぞれ、3×1012〜1×1014m/m3であり、
    フェライト及びベイナイトの平均粒径が5μm以下であり、
    引張強度が980MPa以上で、(YSBH5−YSBH0)/TS≦0.27であり、TS×uEl≧7000である
    ことを特徴とする成形性と衝突特性に優れた高強度鋼板。
  2. 前記成分組成が、さらに、質量%で、V及びTaの1種又は2種を合計量で0.3%以下含むことを特徴とする請求項1に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
  3. 前記成分組成が、さらに、質量%で、Cr、Mo、Ni、Cu、及び、Snの1種又は2種以上を合計量で1.0%以下含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
  4. 前記成分組成が、さらに、質量%で、B:0.01%以下を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
  5. 前記成分組成が、さらに、質量%で、Ca:0.005%以下、Ce:0.005%以下、及び、La:0.005%以下の1種又は2種以上を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の衝突特性に優れた高強度鋼板。
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