JP2015171850A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】導電性を損なうことなく小さな転がり抵抗が達成された空気入りタイヤの提供。【解決手段】この空気入りタイヤ22のクリンチ28は、軸方向内向きに面する内側面28bと外向きに面する外側面28aとを備えている。このクリンチ28が本体54と内側面28bから外側面28aまでを貫通するクリンチ貫通部56とを備えている。この本体54は、シリカを含む非導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部56は、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部56は、その外側面28aが正規リムのフランジに当接する位置に形成されている。タイヤ22は、トレッド面44からクリンチ貫通部56に至る導電経路を備えている。【選択図】図3
Description
本発明は、空気入りタイヤに関する。
図8は、従来タイヤ2のビード4とその周辺部分が例示されている。このタイヤ2は、ビード4の軸方向外側にクリンチ6を備えている。このタイヤ2は、ビード4の半径方向内側にチェーファー8を備えている。このタイヤ2では、チェーファー8は、クリンチ6と一体である。このビード4とその周辺部分は、リムに嵌め合わされる。このビード4と、ビード4の周辺部分とを合わせて、嵌合部10と称されている。
図9には、この嵌合部10がリム12に嵌め合わされた状態が示されている。このリム12は、タイヤ2の正規リムである。この状態では、その半径方向内側面である底面14は、リム12のシート面16と当接する。この嵌合部10の軸方向外側面18は、リム12のフランジ20と当接する。この底面14及び外側面18の形状は、通常、このリム12の形状に合わせられる。
タイヤ2のクリンチ6は、架橋ゴムからなる。通常クリンチ6は、補強剤としてカーボンブラックを含んでいる。カーボンブラックは、導電性物質である。カーボンブラックを含むクリンチ6は、導電性に優れる。クリンチ6は、リム12と当接する。クリンチ16は、車輌で発生した静電気の、路面への放電に寄与しうる。
近年、環境への配慮から、低燃費に寄与するタイヤ2が求められている。この観点から、カーボンブラックに代えて、又はカーボンブラックと共に、シリカを補強剤として用いることがある。シリカの配合により、転がり抵抗の小さなタイヤ2が得られる。特開2008−303295公報には、シリカを含むゴム組成物をクリンチ6に適用したタイヤが、開示されている。
シリカを含む組成物をクリンチ6に適用したタイヤは、転がり抵抗を小さくできる。このシリカは、非導電性物質である。クリンチ6がシリカを含むタイヤ2は、導電性に劣る。このタイヤ2が装着された車輌には、静電気が帯電しやすい。静電気は、ラジオノイズを招来する。さらに静電気は、スパークによりドライバーに不快感を与える。
本発明の目的は、導電性を損なうことなく小さな転がり抵抗が達成された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの端から半径方向略内向きに延びる一対のクリンチと、それぞれがクリンチよりも軸方向内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えている。
このクリンチは、軸方向内向きに面する内側面と外向きに面する外側面とを備えている。このクリンチは、本体と、この本体を内側面から外側面まで貫通するクリンチ貫通部とを備えている。この本体は、シリカを含む非導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部は、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部は、その外側面が正規リムのフランジに当接する位置に形成されている。このタイヤは、このトレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路を備えている。
このクリンチは、軸方向内向きに面する内側面と外向きに面する外側面とを備えている。このクリンチは、本体と、この本体を内側面から外側面まで貫通するクリンチ貫通部とを備えている。この本体は、シリカを含む非導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部は、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ貫通部は、その外側面が正規リムのフランジに当接する位置に形成されている。このタイヤは、このトレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路を備えている。
好ましくは、このタイヤは、正規リムに嵌合する嵌合部を備えている。この嵌合部は、半径方向内向きに面する底面と軸方向外向きに面するサイド面とを備えている。上記クリンチの外側面は、この嵌合部のサイド面を構成している。この嵌合部の底面は、正規リムのシート面に当接している。この底面は、その軸方向外側にヒールを備えている。このクリンチの外側面は、周方向に延在する凹みを備えている。このタイヤの周方向に対して垂直な断面において、この底面の軸方向外側端を第一基準点P1とし、この第一基準点P1を通り軸方向に延びる仮想直線を第一基準線X1とし、この第一基準点P1を通り半径方向に延びる仮想直線を第二基準線X2としたとき、この凹みは、第二基準線X2よりも軸方向内向きに窪んでいる。この凹みの底は、半径方向においてヒールとクリンチ貫通部との間に位置している。
好ましくは、上記ビードは、コアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えている。上記凹みの底は、このコアの中心よりも半径方向外側に位置している。
好ましくは、ビードベースラインから上記クリンチ貫通部までの半径方向高さHaは、15mm以上20mm以下である。
好ましくは、上記凹みの底までの半径方向高さHbは、5mm以上15mm未満である。
好ましくは、上記凹みは、軸方向内向きに円弧状に窪んでいる。この円弧状の曲率半径Rcは、5mm以上10mm以下である。
上記クリンチの外側面の点であって、ビードベースラインからの半径方向高さHfが20mmとなる点を点Pfとし、第一基準点P1から地点Pfまでの軸方向距離hとする。このとき、好ましくは、この距離hは、3.5mm以上5.0mm以下である。
好ましくは、上記カーカスは、一枚のカーカスプライからなっている。このカーカスプライは、コードとトッピングゴムとからなっている。このトッピングゴムは、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。
このタイヤは、インスレーション層を備えている。このインスレーション層は、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。このインスレーション層は、カーカスプライに積層されている。このインスレーション層の上端部は、トレッドの半径方向内側に位置している。このインスレーション層の下端部は、クリンチ貫通部と接合されている。このカーカスプライとインスレーション層とは、トレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路の一部を形成している。
このタイヤは、インスレーション層を備えている。このインスレーション層は、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっている。このインスレーション層は、カーカスプライに積層されている。このインスレーション層の上端部は、トレッドの半径方向内側に位置している。このインスレーション層の下端部は、クリンチ貫通部と接合されている。このカーカスプライとインスレーション層とは、トレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路の一部を形成している。
好ましくは、ビードベースラインから上記クリンチ貫通部までの半径方向高さHaが2mm以上20mm以下である。
好ましくは、上記クリンチ貫通部の幅Wcは、1mm以上2mm以下である。
好ましくは、上記クリンチ貫通部の体積固有抵抗が1×108Ω・cm以下である。
好ましくは、上記クリンチ貫通部の永久歪みCsが80%以下である。
このタイヤでは、クリンチは、本体を備えており、この本体がシリカを含む非導電性の架橋ゴムからなるので、転がり抵抗が小さくされている。このクリンチはクリンチ貫通部を備えており、このクリンチ貫通部がカーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなる。クリンチ貫通部を備えるので、このトレッド面からリムのフランジまで、電気抵抗が小さくされている。また、クリンチ貫通部のボリュームは小さい。このタイヤでは、クリンチ貫通部による転がり抵抗への影響が効果的に抑えられている。本発明によれば、導電性を損なうことなく小さな転がり抵抗が達成された空気入りタイヤが得られうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ22が示されている。この図1には、このタイヤ22の、周方向に対して垂直な断面の一部が示されている。図1において、上下方向がタイヤ22の半径方向であり、左右方向がタイヤ22の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ22の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ22の赤道面を表わす。このタイヤ22の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ22は、トレッド24、サイドウォール26、クリンチ28、ビード30、カーカス32、ベルト34、バンド36、インナーライナー38、クッション層40及びチェーファー42を備えている。このタイヤ22は、チューブレスタイプである。このタイヤ22は、四輪自動車、より詳細には、乗用車に装着される。
トレッド24は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド24は、路面と接触するトレッド面44を形成する。トレッド面44には、溝46が刻まれている。この溝46により、トレッドパターンが形成されている。トレッド24は、キャップ層48とベース層50とを有している。キャップ層48は、ベース層50の半径方向外側に位置している。キャップ層48は、ベース層50に積層されている。
このキャップ層48は非導電性の架橋ゴムからなる。本発明において非導電性とは、当該部材の体積固有抵抗が1.0×108Ω・cmを超えていることを意味する。更に好ましくは、非導電性の部材の体積固有抵抗は、1.0×1010Ω・cm以上である。
このベース層50は導電性の架橋ゴムからなる。本発明において導電性とは、当該部材の体積固有抵抗が1.0×108Ω・cm以下であることを意味する。更に好ましくは、導電性の部材の体積固有抵抗は、1.0×107Ω・cm以下である。
本発明において体積固有抵抗は、試験片を用いて測定される。この試験片は、体積固有抵抗が測定される部材を用いて15cm四方かつ厚さ2mmで、作製される。電圧500V、温度25℃及び湿度50%の条件下で電気抵抗測定装置(ADVANTEST社製の商品名「R8340A」)を用いて、この試験片の体積固有抵抗が測定される。この様にして測定された値が、当該部材の体積固有抵抗である。
このタイヤ22のトレッド24は、トレッド貫通部52をさらに備えている。トレッド貫通部52は、キャップ層48及びベース層50を貫通している。トレッド貫通部52の端は、トレッド面44に露出している。トレッド貫通部52は、バンド36に接合している。トレッド貫通部52は、周方向に延在している。換言すれば、トレッド貫通部52は環状である。トレッド貫通部52は、環状でなく、周方向に互いに離間した複数で、構成されてもよい。トレッド貫通部52は、導電性の架橋ゴムからなる。
サイドウォール26は、トレッド24の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール26の半径方向外側端は、トレッド24と接合されている。このサイドウォール26の半径方向内側端は、クリンチ28と接合されている。このサイドウォール26は、カーカス32の損傷を防止する。このタイヤ22では、サイドウォール26は、非導電性の架橋ゴムからなる。
クリンチ28は、サイドウォール26の半径方向内端から半径方向略内向きに延びている。このクリンチ28は、サイドウォール26の半径方向略内側に位置している。クリンチ28は、ビード30及びカーカス32よりも軸方向外側に位置している。クリンチ28は、リムのフランジと当接する。クリンチ28は、軸方向外側に面する外側面28aと、軸方向内側に面する内側面28bとを備えている。
このクリンチ28は、本体54及びクリンチ貫通部56を備えている。このタイヤ22では、本体54の半径方向外端は、サイドウォール26に接合されている。本体54の半径方向内端は、チェーファー42に連続している。この本体54は、非導電性の架橋ゴムからなる。耐摩耗性の観点から、本体54に特に適したポリマーは、天然ゴム及びポリブタジエンである。
クリンチ貫通部56は、クリンチ28の内側面28bから外側面28aまで貫通している。クリンチ貫通部56は、本体54の半径方向内側部分と半径方向外側部分とに挟まれている。換言すれば、クリンチ貫通部56は半径方向において本体54の間に位置している。クリンチ貫通部56は、周方向に延在している。換言すれば、クリンチ貫通部56は、環状である。このクリンチ貫通部56は、環状でなく、周方向に互いに離間した複数で、構成されてもよい。このタイヤ22では、クリンチ貫通部56は、導電性の架橋ゴムからなっている。クリンチ貫通部56に特に適したポリマーは、天然ゴム及びポリブタジエンである。
ビード30は、クリンチ28の軸方向内側に位置している。ビード30は、コア62と、このコア62から半径方向外向きに延びるエイペックス64とを備えている。コア62はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス64は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス64は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス32は、第一カーカスプライ66及び第二カーカスプライ68からなる。第一カーカスプライ66及び第二カーカスプライ68は、両側のビード30の間に架け渡されており、トレッド24及びサイドウォール26の内側に沿っている。第一カーカスプライ66は、コア62の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一カーカスプライ66には、主部66aと折り返し部66bとが形成されている。第二カーカスプライ68は、コア62の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二カーカスプライ68には、主部68aと折り返し部68bとが形成されている。第一カーカスプライ66の折り返し部66bの端66eは、半径方向において、第二カーカスプライ68の折り返し部68bの端68eよりも外側に位置している。この折り返し部66bの端66eは、半径方向において、エイペックス64の半径方向外側端64eよりも外側に位置している。
このタイヤ22では、第二カーカスプライ68の主部68aは第一カーカスプライ66の主部66aと積層されている。第二カーカスプライ68の折り返し部68bは、第一カーカスプライ66の折り返し部66bと積層されている。折り返し部66bは、クリンチ28の内側面28bと積層されている。折り返し部66bは、クリンチ貫通部56と接合されている。
第一カーカスプライ66及び第二カーカスプライ68のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。このトッピングゴムは、導電性である。カーカス32のトッピングゴムに特に適したポリマーは、天然ゴムである。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス32はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス32が、1枚のカーカスプライから形成されてもよい。
ベルト34は、トレッド24の半径方向内側に位置している。ベルト34は、カーカス32と積層されている。ベルト34は、カーカス32を補強する。ベルト34は、内側層70及び外側層72からなる。図1から明らかなように、軸方向において、内側層70の幅は外側層72の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層70及び外側層72のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。このトッピングゴムは、導電性である。ベルト34のトッピングゴムに特に適したポリマーは、天然ゴムである。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層70のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層72のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードは、導電性である。コードが導電性の金属からなるので、ベルト34の電気抵抗は、導電性の架橋ゴムからなる他の部材の電気抵抗に比べて極めて小さい。ベルト34の軸方向幅は、タイヤ22の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト34が、3以上の層を備えてもよい。
バンド36は、ベルト34の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド36の幅はベルト34の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド36は、コードとトッピングゴムとからなる。このトッピングゴムは、導電性である。バンド36のトッピングゴムに特に適したポリマーは、天然ゴムである。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド36は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト34が拘束されるので、ベルト34のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト34及びバンド36は、補強層を構成している。この補強層は導電性である。ベルト34のみから、補強層が構成されてもよい。バンド36のみから、補強層が構成されてもよい。
インナーライナー38は、カーカス32の内側に位置している。インナーライナー38は、カーカス32の内面に接合されている。インナーライナー38は、架橋ゴムからなる。この架橋ゴムは、ゴム組成物が架橋されて得られている。この架橋ゴムは、非導電性である。インナーライナー38は、空気遮蔽性に優れた基材ゴムを含む。インナーライナー38の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー38は、タイヤ22の内圧を保持する。
クッション層40は、ベルト34の端の近傍において、カーカス32と積層されている。クッション層40は、軟質な架橋ゴムからなる。クッション層40に特に適したポリマーは、天然ゴムである。クッション層40は、ベルト34の端の応力を吸収する。このクッション層40により、ベルト34のリフティングが抑制される。このタイヤ22では、クッション層40の架橋ゴムは、非導電性である。
チェーファー42は、ビード30の近傍に位置している。タイヤ22がリムに組み込まれると、このチェーファー42がリムと当接する。この当接により、ビード30の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー42は、クリンチ28の本体54と一体である。このタイヤ22では、チェーファー42の材質は本体54の材質と同じである。このチェーファー42はシリカを含む非導電性の架橋ゴムからなる。なお、チェーファー42が布とこの布に含浸したゴムとからなってもよい。
このタイヤ22では、ビード30とその周辺部分とは周方向に延在している。このタイヤ22がリムに組み込まれると、このビード30とその周辺部とがこのリムに嵌め合わされる。このタイヤ22では、ビード30とその周辺部とは、リムに嵌め合わされる嵌合部74を構成している。この嵌合部74の外面76は、リムに嵌め合わされたときにこのリムと対向する。この外面76は、タイヤ22の外面の一部である。この嵌合部74の内面78は、タイヤ22の内面の一部である。
この嵌合部74の外面76は、底面80と、サイド面82とを備えている。底面80は、半径方向において内側に位置している。底面80は、半径方向内向きに面している。サイド面82は、軸方向において、この嵌合部74の外側に位置している。サイド面82は、底面80よりも半径方向外側に位置している。サイド面82は、軸方向外向きに面している。
本発明において、非導電性の架橋ゴムとは、ゴム組成物が架橋されて得られている。このゴム組成物の好ましい基材ゴムは、ジエン系ゴムである。このジエン系ゴムの具体例としては、天然ゴム(NR)、ポリイソプレン(IR)、ポリブタジエン(BR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体(NBR)及びポリクロロプレン(CR)が挙げられる。ジエン系ゴムには、共役ジエン系モノマーと芳香族ビニル系モノマーとの共重合が含まれる。この共重合体の具体例としては、溶液重合スチレン−ブタジエン共重合体(S−SBR)及び乳化重合スチレン−ブタジエン共重合体(E−SBR)が挙げられる。
非導電性の架橋ゴムのゴム組成物は、主たる補強剤として、シリカを含んでいる。このタイヤ22では、キャップ層48、サイドウォール26、クリンチ28の本体54及びインナーライナー38の架橋ゴムは、シリカを含むゴム組成物が架橋されて得られている。この架橋ゴムを備えたタイヤ22の転がり抵抗は、小さい。この架橋ゴムは、低燃費に寄与する。小さな転がり抵抗と強度との観点から、キャップ層48では、シリカの量は、基材ゴム100質量部に対して40質量部以上が好ましく、50質量部以上がより好ましく、60質量部以上が特に好ましい。サイドウォール26、本体54及びインナーライナー38では、シリカの量は、基材ゴム100質量部に対して35質量部以上が好ましく、45質量部以上がより好ましい。これらのシリカの量は、100質量部以下が好ましい。
このゴム組成物は、乾式シリカ、湿式シリカ、合成ケイ酸塩シリカ及びコロイダルシリカを含みうる。シリカの窒素吸着比表面積(BET)は150m2/g以上が好ましく、175m2/g以上が特に好ましい。入手容易なシリカの窒素吸着比表面積は、250m2/g以下である。
このゴム組成物は、シリカと共に、シランカップリング剤を含んでいる。このカップリング剤により、ゴム分子とシリカとの間の堅固な結合が達成されると推測される。このカップリング剤により、シリカと他のシリカとの間の堅固な結合が達成されると推測される。
このゴム組成物が、他の補強剤として、少量のカーボンブラックを含んでもよい。カーボンブラックは、架橋ゴムの耐摩耗性及び強度に寄与する。少量のカーボンブラックは、シリカによる低燃費性能を大幅には阻害しない。カーボンブラックの量は、基材ゴム100質量部に対して20質量部以下が好ましく、10質量部以下がより好ましく、5質量部以下が特に好ましい。
このゴム組成物は、硫黄及び加硫促進剤を含んでいる。このゴム組成物が、軟化剤、可塑剤、老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛等を含んでもよい。
本発明において、導電性の架橋ゴムとは、ゴム組成物が架橋されて得られている。このゴム組成物の好ましい基材ゴムは、ジエン系ゴムである。導電性の架橋ゴムのゴム組成物に関しても、非導電性の架橋ゴムのゴム組成物と同様に、ジエン系ゴムが用いられうる。
このゴム組成物は、主たる補強剤として、カーボンブラックを含んでいる。カーボンブラックは、導電性物質である。このタイヤ22では、ベース層50、トレッド貫通部52、クリンチ貫通部56、カーカス32のトッピングゴム、ベルト34のトッピングゴム及びバンド36のトッピングゴムは、カーボンブラックを含むゴム組成物が架橋されて得られている。このタイヤ22では、トレッド貫通部52及びベース層50からクリンチ貫通部56までの導電経路を備えている。この導電経路の導電性の観点から、ベース層50、トレッド貫通部52及びクリンチ貫通部56では、カーボンブラックの量は、基材ゴム100質量部に対して45質量部以上が好ましく、55質量部以上がより好ましく、65質量部以上が特に好ましい。この量は、100質量部以下が好ましい。また、カーカス32のトッピングゴム、ベルト34のトッピングゴム及びバンド36のトッピングゴムでは、カーボンブラックの量は、基材ゴム100質量部に対して35質量部以上が好ましく、45質量部以上がより好ましい。この量は、100質量部以下が好ましい。
このゴム組成物は、カーボンブラックとして、チャンネルブラック、ファーネスブラック、アセチレンブラック及びサーマルブラックを含みうる。カーボンブラックの吸油量は5cm3/100g以上300cm3/100g以下が好ましい。
このゴム組成物は、硫黄及び加硫促進剤を含んでいる。このゴム組成物が、軟化剤、可塑剤、老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛等を含んでもよい。
図1の両矢印Wtは、タイヤ22のトレッド貫通部52の露出面の幅である。この幅Wtは、図1の断面において、トレッド面44に沿って測定される。十分に放電がなされるとの観点から、トレッド貫通部52の幅Wtは、好ましくは1mm以上である。転がり抵抗の観点から、この幅Wtは、好ましくは2mm以下である。
図2には、このタイヤ22がリム84に嵌め合わされた様子が示されている。このリム84は、正規リムである。タイヤ22の嵌合部74がリム84に嵌め合わされている。図2において、上下方向がタイヤ22の半径方向であり、左右方向がタイヤ22の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ22の周方向である。本明細書において、正規リムとは、タイヤ22が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
リム84は、軸方向に延びるシート86と、このシート86から半径方向外向きに延びるフランジ88とを備えている。このシート86は、半径方向外向きに面するシート面86aを備えている。フランジ88は、軸方向内向きに面するフランジ面88aを備えている。図示されているように、タイヤ22がリム84に組み込まれると、嵌合部74の底面80はシート面86aと接触する。この嵌合部74のサイド面82(クリンチ28の外側面28a)は、フランジ面88aと接触する。
このタイヤ22の製造方法は、成形工程及び加硫工程を備えている。この成形工程では、フォーマーのドラム上で、トレッド24、サイドウォール26等の部材が組み合わされる。これにより、ローカバーが得られる。ローカバーは、未架橋のタイヤ22である。
加硫工程では、ローカバーは、モールドに投入される。このとき、ブラダーはローカバーの内側に位置する。ブラダーにガスが充填されると、ブラダーは膨張する。これにより、ローカバーは変形する。モールドが締められ、ブラダーの内圧が高められる。なお、ブラダーに代えて中子が用いられてもよい。中子は、トロイダル状の外面を備える。この外面は、空気が充填されその内圧が正規内圧の5%に保持された状態にあるタイヤ22の内面の形状に近似される。
図3には、図1のタイヤ22の断面の一部とともに、モールド90及びブラダー92が示されている。この図3に示されているのは、モールド90とブラダー92との間に形成されたキャビティ94に、ローカバー96が投入されている様子である。この図3において、上下方向がタイヤ22の半径方向であり、左右方向がタイヤ22の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ22の周方向である。
この加硫工程では、モールド90が締められると、ローカバー96はモールド90とブラダー92とに挟まれて加圧される。ローカバー96は、モールド90及びブラダー92からの熱伝導により、加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバー96のゴム組成物が流動する。加熱によりゴム組成物が架橋反応を起こし、図1に示されたタイヤ22が得られる。
加硫工程では、モールド90のキャビティ面98にローカバー96は押し付けられる。ゴムは、流動し、キャビティ面98の形状に、タイヤ22の外面が形成される。この外面には、前述のトレッド面44の溝46が含まれる。サイドウォール26に文字、記号等の装飾物が設けられている場合は、この装飾物もこの外面に含まれる。
本発明では、特に言及がない限り、タイヤ22の外面の輪郭は、モールド90のキャビティ面98に基づいて決められる。この外面の一部をなすトレッド面44に溝46がある場合は、この溝46がないと仮定して得られる仮想トレッド面を用いて輪郭は表される。サイドウォール26に装飾物が設けられている場合は、この装飾物がないと仮定して得られる、サイドウォール26の仮想外面を用いて、この輪郭は表される。嵌合部74に装飾物が設けられている場合は、この装飾物がないと仮定して得られる、嵌合部74の仮想外面を用いて、この輪郭は表される。
このタイヤ22では、底面80は、その軸方向外側にヒール100を備えている。後述するが、このヒール100は円弧で表される。図3において、符号P1はヒール100の軸方向外側端である。このタイヤ22では、ヒール100の軸方向外側端P1が底面80の軸方向外側端である。この底面80は、ヒール100の軸方向外端P1から嵌合部74のトゥ104まで延びている。底面80のうち、ヒール100からトゥ104に至る面は、半径方向内向きに面している。この面は、軸方向外側から内側に向かって半径方向外側から内側向きに傾斜して延在している。
このタイヤ22では、サイド面82は凹み106を備えている。凹み106は、軸方向内向きに窪んだ形状を呈している。言い換えると、凹み106は、軸方向内向きに凸な形状を呈している。凹み106は、周方向に延在している。このタイヤ22では、凹み106はビード30の軸方向外側に位置している。
図3の軸方向外側端P1は、本発明においては、第一基準点とも称される。実線X1は、第一基準点P1を通り軸方向に延びる仮想直線である。本発明においては、仮想直線X1は第一基準線とも称される。実線X2は、第一基準点P1を通り半径方向に延びる仮想直線である。本発明においては、仮想直線X2は第二基準線とも称される。
図3の矢印Rcは、凹み106の曲率半径を示している。このタイヤ22では、この凹み106は軸方向内向きに円弧状に窪んでいる。このタイヤ22では、凹み106は軸方向内向きに窪んでいいればよく、その形状に特に制限はない。したがって、この凹み106の輪郭が、複数の円弧を用いて表されてもよい。この凹み106の輪郭が、1又は2以上の直線及び円弧を用いて表されてもよい。この凹み106は、第二基準線X2から軸方向内向きに窪んでいる。
図2に示された様に、このタイヤ22がリム84に嵌め合わされたとき、この凹み106はリム84のフランジ88と対向する。このタイヤ22がリム84に嵌め合わされたとき、この嵌合部74は、凹み106より半径方向外側の部分が軸方向外向きに拡がるように、この凹み106を起点に折れ曲がる。これにより、この嵌合部74は、主に、この凹み106よりも半径方向外側の部分とこの凹み106よりも半径方向内側の部分とでリム84に支持される。このタイヤ22では、凹み106よりも半径方向外側の部分とこの凹み106よりも半径方向内側の部分とがリム84を挟み込むようにして、この嵌合部74はリム84に固定される。このタイヤ22では、嵌合部74はリム84に対して動きにくい。しかも前述したように、クリンチ28の一部をなす、本体54はシリカを含む非導電性の架橋ゴムからなる。このタイヤ22では、小さな転がり抵抗が達成される。さらにこの嵌合部74は、リム84に対して動きにくいので、ダメージも受けにくい。このタイヤ22は、耐久性に優れる。車体から路面、又は、路面から車体へ、力が効果的に伝達されるので、このタイヤ22は、操縦安定性にも優れる。
このタイヤ22では、嵌合部74のヒール100は、第一基準線X1上に中心を有し第一基準点P1を始点とする円弧で表される。ヒール100が円弧で表されているので、このタイヤ22がリム84に嵌め合わされたとき、この嵌合部74はリム84と十分に密着する。なお、このヒール100を表す円弧は第一円弧とも称される。
図3の符号Pdは、凹み106の半径方向内側端を表している。このタイヤ22では、この内側端Pdがサイド面82の半径方向内側端である。このタイヤ22では、サイド面82がこの内側端Pdと底面80の軸方向外側端P1とを結ぶ平面(直線)をさらに含んでもよい。この場合、この平面の半径方向内側端がサイド面82の半径方向内側端となる。嵌合部74がリム84と接触する圧力は、嵌合部74のリム84に対する動きに影響する。小さな接触面積は、大きな接触圧力を招来する。大きな接触圧力は、嵌合部74のリム84に対する動きを抑えうる。小さな接触面積の観点から、このタイヤ22のように、凹み106の半径方向内側端Pdがサイド面82の半径方向内側端となるように、このサイド面82の輪郭が構成されるのが好ましい。つまり、半径方向において、内側端Pdは外側端P1と一致しているのが好ましい。
このタイヤ22では、凹み106の半径方向内側部分、すなわち、この凹み106の裾108は、サイド面82よりも軸方向内側に中心を有する円弧で表されている。この裾108が、サイド面82よりも軸方向外側に中心を有する円弧で表されてもよい。この裾108が、半径方向に対して傾斜して延在する直線で表されてもよい。欠けの原因となりうるようなエッジの形成を避けるとの観点から、この裾108はサイド面82よりも軸方向内側に中心を有する円弧で表されるのが好ましい。この裾108が円弧で表されている場合、この裾108を表す円弧は第二円弧と称される。
このタイヤ22では、第一基準点P1において、ヒール100とサイド面82とは接している。このため、このタイヤ22がリム84に嵌め合わされたとき、この嵌合部74はリム84と十分に密着する。特に、このタイヤ22では、欠けの原因となりうるようなエッジの形成を避けつつ、嵌合部74のリム84に対する動きが効果的に抑制されうるとの観点から、凹み106の半径方向内側端Pdがサイド面82の半径方向内側端となるようにこのサイド面82の輪郭が構成され、この凹み106の裾108がサイド面82よりも軸方向内側に中心を有する円弧で表されるのが好ましい。言い換えれば、このサイド面82の凹み106が、第一基準点P1において、上記ヒール100と接し、サイド面82よりも内側に中心を有する円弧を含むことが好ましい。
図3の符号Pbは、凹み106の、軸方向において最も内側の地点を表している。本発明においては、この地点Pbが凹み106の底である。この底Pbの輪郭が半径方向に延在する直線で表される場合は、この直線の半径方向内側端が底Pbとされる。実線X3は、凹み106の底Pbを通り半径方向に延びる仮想直線である。本発明においては、仮想直線X3は第三基準線とも称される。両矢印dは、第二基準線X2から第三基準線X3までの軸方向距離を表している。この距離dは、第一基準点P1から凹み106の底Pbまでの軸方向距離である。この距離dは、凹み106の深さに相当する。
このタイヤ22では、距離dは1.0mm以上2.0mm以下である。この距離dが1.0mm以上に設定されることにより、凹み106が嵌合部74の折れ曲がりに効果的に寄与しうる。これにより、嵌合部74のリム84に対する動きが抑えられる。リム84に対する動きが抑えられた嵌合部74は、転がり抵抗の低減に寄与しうる。このタイヤ22は、燃費性能に優れる。しかも嵌合部74のリム84に対する動きが抑えられるので、この嵌合部74はダメージを受けにくい。このタイヤ22は、耐久性に優れる。車体から路面、又は、路面から車体へ、力が効果的に伝達されるので、このタイヤ22は、操縦安定性に優れる。この観点から、この距離dは1.2mm以上が好ましい。この距離dが2.0mm以下に設定されることにより、凹み106の底Pbにおけるクリンチ28の厚みが適切に維持される。このタイヤ22の凹み106の部分では、カーカス32に含まれるコードの外側に位置するゴムが十分な厚みを有しているので、コードの露出が防止される。この観点から、この距離dは1.5mm以下が好ましい。
図3の実線BBLはビードベースラインを表している。このビードベースラインは、タイヤ22が装着されるリム84のリム径(JATMA参照)を規定する線に相当する。このビードベースラインは、軸方向に延びる。両矢印Hbは、ビードベースラインから凹み106の底Pbまでの半径方向高さを表している。この図3の符号Pcはビード30のコア62の中心を表している。符号Psは、このコア62の半径方向外側端を表している。
このタイヤ22では、高さHbは15mm未満が好ましい。これにより、凹み106よりも半径方向外側の部分とこの凹み106よりも半径方向内側の部分とがリム84を挟み込むようにして嵌合部74がリム84に固定される。この嵌合部74は、リム84に対して動きにくい。この嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。この観点から、この高さHbは、12mm以下がより好ましく、10mm以下が更に好ましい。
このタイヤ22では、高さHbは5mm以上が好ましい。これにより、凹み106が嵌合部74の折れ曲がりに効果的に寄与しうる。この場合においても、嵌合部74のリム84に対する動きが抑えられるので、この嵌合部74は小さな転がり抵抗に寄与しうる。この観点から、この高さHbは6mm以上がより好ましく、8mm以上がさらに好ましい。
このタイヤ22のコア62は巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。このコア62は、硬い。硬質なコア62は、嵌合部74の折れ曲がりに影響する。この凹み106が嵌合部74の折れ曲がりに効果的に寄与する観点から、凹み106の底Pbは、半径方向においてコア62の中心Pcよりも外側に位置しているのが好ましい。この底Pbは、半径方向においてコア62の半径方向外側端Psよりも外側に位置しているのがより好ましい。このタイヤ22は、燃費性能、耐久性及び操縦安定性に優れる。
図3の符号P2は第三基準線X3と嵌合部74の底面80との交点を表している。本発明においては、この交点P2は第二基準点とも称される。両矢印Dは、この第二基準点P2から凹み106の底Pbまでの半径方向距離を表している。
凹み106の深さ及びこの凹み106の底Pbの位置は、嵌合部74の折れ曲がりの容易及びその程度に影響する。凹み106が嵌合部74の折れ曲がりに効果的に寄与しうるとの観点から、距離Dに対する、前述した距離dの比d/Dは、0.1以上が好ましく、0.5以下が好ましい。これにより、このタイヤ22では、嵌合部74のリム84に対する動きが効果的に抑えられる。この嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。
このタイヤ22では、距離Dは15mm以下が好ましい。これにより、凹み106よりも半径方向外側の部分とこの凹み106よりも半径方向内側の部分とがリム84を挟み込むようにして嵌合部74がリム84に固定される。この嵌合部74は、リム84に対して動きにくい。リム84に対する動きが抑えられた嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。このタイヤ22では、この距離Dは5mm以上が好ましい。これにより、凹み106が嵌合部74の折れ曲がりの起点として効果的に機能しうる。この場合においても、嵌合部74はリム84に対して動きにくい。この嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。このタイヤ22は、燃費性能に優れる。
図4には、図3に示されたモールド90の一部が示されている。この図4に示されたモールド90のキャビティ面98は、このタイヤ22の嵌合部74の外面76に対応する。図4において、上下方向がタイヤ22の半径方向に相当し、左右方向がタイヤ22の軸方向に相当し、紙面との垂直方向がタイヤ22の周方向に相当する。
図4の符号R1はヒール100を表す第一円弧の曲率半径を表している。符号R2は、凹み106の裾108を表す第二円弧の曲率半径を表している。円弧で表されたヒール100は嵌合部74のリム84との密着に寄与しうる。リム84との十分な密着の観点から、曲率半径R1は、6mm以上が好ましく、10mm以下が好ましい。
このタイヤ22では、第二円弧の曲率半径R2は11mm以下が好ましい。これにより、凹み106の裾108が大きな接触圧力に寄与しうる。このタイヤ22では、嵌合部74は、リム84に対して動きにくい。リム84に対する動きが抑えられた嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。この観点から、この曲率半径R2は8mm以下がより好ましく、4mm以下がさらに好ましく、3mm以下が特に好ましい。欠けの原因となりうるようなエッジの形成を防止するとの観点から、この曲率半径R2は、1mm以上が好ましく、2mm以上がより好ましい。
図4の符号Pfは、ビードベースラインからの半径方向高さHfが20mmとなる点であって、このタイヤ22の外面上の地点に相当するキャビティ面98上の地点を表している。この点Pfは、タイヤ22のクリンチ28の外側面28aの点であって、ビードベースラインからの半径方向高さHfが20mmとなる点に相当する。両矢印hは、第一基準点P1から地点Pfまでの軸方向距離を表している。この距離hは、モールド90のキャビティ面98に基づいて計測される。
このタイヤ22では、距離hは3.5mm以上5.0mm以下が好ましい。この距離hが3.5mm以上に設定されることにより、凹み106よりも半径方向外側の部分とこの凹み106よりも半径方向内側の部分とがリム84を挟み込むようにして嵌合部74がリム84に固定される。この嵌合部74は、リム84に対して動きにくい。この嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。この嵌合部74は、タイヤ22の耐久性及び操縦安定性にも寄与しうる。また、クリンチ貫通部56とフランジ88aとが密着して、導電性にも寄与しうる。これらの観点から、この距離hは4.0mm以上がより好ましい。この距離hが5.0mm以下に設定されることにより、嵌合部74の剛性が適切に維持される。このタイヤ22は、乗り心地に優れる。この観点から、この距離hは4.7mm以下がより好ましい。
図1において、両矢印Fは、カーカス32から地点Pfまでの厚みを表している。両矢印Gは、カーカス32から凹み106の底Pbまでの厚みを表している。厚みF及び厚みGは、タイヤ22をリム84に組み込むことなく、図1に示された断面においてカーカス32の外面に対する法線に沿って計測される。高さHfは、モールド90のキャビティ面98に基づいて計測される。
このタイヤ22では、厚みFの厚みGに対する比F/Gは2.3以上3.3以下が好ましい。この比F/Gが2.3以上に設定されることにより、嵌合部74の過大な倒れが抑えられる。これにより、リム84に対する嵌合部74の動きが効果的に抑えられる。この嵌合部74は、小さな転がり抵抗に寄与しうる。この嵌合部74は、タイヤ22の耐久性及び操縦安定性にも寄与しうる。この比F/Gが3.3以下に設定されることにより、嵌合部74の剛性が適切に維持される。このタイヤ22は、乗り心地に優れる。
このタイヤ22では、リム84、クリンチ28のクリンチ貫通部56、カーカス32、補強層(ベルト34及びバンド36)、ベース層50及びトレッド貫通部52を通じて、静電気が放電される。このタイヤ22は、トレッド面44からカーカス32までの導電経路を備えている。このカーカス32がクリンチ貫通部56と接合されている。このタイヤ22は、トレッド面44からクリンチ貫通部56に至る導電経路を備えている。このタイヤ22では、リム84とカーカス32との間の導電を担うのは、クリンチ貫通部56である。このクリンチ貫通部56は、車輌で発生した静電気の、路面への放電に寄与しうる。このタイヤ22では、クリンチ28のボリュームの大きくを、本体54が占めている。この本体54が非導電性の架橋ゴムからなるにもかかわらず、導電性が確保されている。一方で、本体54がシリカを含む非導電性の架橋ゴムからなるので、転がり抵抗が小さくされている。
図5には、タイヤ22と共に、リム84及び電気抵抗測定装置110が示されている。この装置110は、絶縁板112、金属板114、軸116及び抵抗計118を備えている。絶縁板112の電気抵抗は、1.0×1012Ω以上である。金属板114の表面は、研磨されている。この金属板114の電気抵抗は、10Ω以下である。この装置110が用いられ、ISO16392規格に準拠して、タイヤ22の電気抵抗Rtが測定される。測定前に、タイヤ22の表面に付着した汚れ及び離型剤が除去される。このタイヤ22は、十分に乾燥させられる。このタイヤ22が、アルミニウム合金製のリム84に組み込まれる。組み込みのとき、タイヤ22とリム84との接触部に、潤滑剤として石けん水が塗布される。このタイヤ22に、内圧が200kPaとなるように、空気が充填される。このタイヤ22及びリム84が、試験室で2時間保持される。試験室の、温度は25℃であり、湿度は50%である。このタイヤ22及びリム84が、軸116に取り付けられる。このタイヤ22及びリム84に、5.3kNの荷重が0.5分間負荷されてから、この荷重が開放される。このタイヤ22及びリム84に、再度5.3kNの荷重が0.5分間負荷されてから、この荷重が開放される。さらに、このタイヤ22及びリム84に、5.3kNの荷重が2.0分間負荷されてから、この荷重が開放される。その後、軸116と金属板114との間に、1000Vの電圧が印加される。印加が開始されてから5分経過後の、軸116と金属板114との間の電気抵抗が、抵抗計118で測定される。測定は、タイヤ22の周方向に沿って90°刻みの4カ所で行われる。得られた4つの電気抵抗のうちの最大値が、このタイヤ22の電気抵抗Rtである。
このタイヤ22の電気抵抗Rtは、1.0×108Ω以下である。電気抵抗Rtが1.0×108Ω以下であるタイヤ22では、静電気が帯電しにくい。この観点から、電気抵抗Rtは8.8×107Ω以下がより好ましく、7.1×107Ω以下が特に好ましい。
サイド面82のうち、クリンチ貫通部56の外側面28aがリム84のフランジ面88aに当接する位置に形成されている。クリンチ貫通部56とフランジ88の導電が十分に確保されている。好ましくは、このクリンチ貫通部56の体積固有抵抗は、1×108Ω・cm以下である。
このタイヤ22では、クリンチ貫通部56は、小さいボリュームで、安定的に導電しうる。このタイヤ22では、クリンチ貫通部56による転がり抵抗への影響が効果的に抑えられている。本発明によれば、導電性を損なうことなく小さな転がり抵抗の達成された空気入りタイヤ22が得られうる。
クリンチ貫通部56は、凹み106の半径方向外側に位置している。言い換えると、凹み106の底は、半径方向においてヒール100とクリンチ貫通部56との間に位置している。これにより、サイド面82のうち、クリンチ貫通部56により形成される外側面28aが、リム84のフランジ88に当接する。クリンチ貫通部56とフランジ88との導電がより安定的に確保されている。
このクリンチ貫通部56の圧縮永久歪の値Cs(%)が小さいタイヤ22では、長期間、タイヤ22とリム84との位置ずれが生じ難い。このタイヤ2では、長期間、クリンチ貫通部56とフランジ88との導電が十分に確保される。この観点から、クリンチ貫通部56の圧縮永久歪みの値Cs(%)は、好ましくは80%以下である。
図3の一点鎖線L1は、この断面において、クリンチ貫通部56の軸線を示している。符号点P3は、クリンチ28の外側面28aと軸線L1との交点を示している。両矢印Haは、ビードベースラインから点P3までの高さを示している。この高さHaは、クリンチ貫通部56の高さを示している。この高さHaは、半径方向の直線距離として測定される。
このタイヤ22では、クリンチ貫通部56とフランジ88とを接触させる観点から、この高さHaは、好ましくは20mm以下であり、更に好ましくは19mm以下であり、特に好ましくは18mm以下である。同様の観点から、この高さHaは、好ましくは15mm以上であり、更に好ましくは16mm以上であり、特に好ましくは17mm以上である。
図3の両矢印Wcは、クリンチ貫通部56の幅を示している。この幅Wcは、図1の断面において、外側面28aに沿って測定される。安定的に通電させる観点から、幅Wcは1mm以上が好ましい。転がり抵抗の低減の観点から、幅Wcは、2mm以下が好ましい。
図3の曲率半径Rcを適切な大きさに形成することで、嵌合部74のリム84に対する動きが効果的に抑えられる。クリンチ貫通部56とフランジ88とが安定的に接触する。この観点から、この曲率半径Rcは、好ましくは5mm以上である。また、曲率半径Rcは、好ましくは10mm以下である。
本発明では、圧縮永久歪の値Cs(%)は、「JIS−K 6262」の規定に準拠して、23°Cの条件下で測定される。直径29mm、厚み12.5mmの試験片が準備される。この試験片を、圧縮装置で元の厚みに対して25%圧縮する。この試験片を圧縮した状態で、温度23℃の恒温槽に24時間保持する。圧縮永久歪の値Cs(%)は、試験片の元の厚み12.5mmをT0(mm)とし、圧縮装置で圧縮されたときの厚み(スペーサーの厚み)9.375mmをT1(mm)とし、圧縮装置から取り外した30分後の厚みT2(mm)とすると、以下の式で求められる。
Cs =((T0−T2)/(T0−T1))× 100
Cs =((T0−T2)/(T0−T1))× 100
本発明では、特に言及された場合を除き、タイヤ22の各部材の寸法及び角度は、タイヤ22が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ22に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ22には荷重がかけられない。前述したように、本明細書において正規リムとは、タイヤ22が依拠する規格において定められたリムを意味する。本明細書において正規内圧とは、タイヤ22が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。乗用車用の場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。なお、本明細書において正規荷重とは、タイヤ22が依拠する規格において定められた荷重を意味する。JATMA規格における「最高負荷能力」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「LOAD CAPACITY」は、正規荷重である。
本発明に係るトレッド面44からクリンチ貫通部54に至る導電経路は、タイヤ22で例示した経路に限られない。トレッド面44からクリンチ貫通部54まで、導電性の部材が接合されて、導電経路が形成されればよい。
図6には、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤ122が示されている。ここでは、タイヤ22と同様の構成について、その説明が省略される。タイヤ22と同様の構成について、同じ符号を用いて説明がされる。このタイヤ122は、嵌合部124を備えている。このタイヤ122は、サイドウォール126、ビード128、カーカス130及びクリンチ132を備えている。
サイドウォール126は、トレッド24の端から半径方向略内向きに延びている。図示されないが、このサイドウォール26の半径方向外側端は、トレッド24及びベルト34と接合されている。このサイドウォール26の半径方向内側端は、クリンチ132及びビード128と接合されている。このサイドウォール126は、導電性の架橋ゴムからなる。
ビード128は、コア62と、このコア62から半径方向外向きに延びるエイペックス134とを備えている。このエイペックス134は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス134は、高硬度な架橋ゴムからなる。エイペックス134は、導電性の架橋ゴムからなる。
カーカス130は、カーカスプライ136からなる。カーカスプライ136は、両側のビード128の間に架け渡されている。カーカスプライ136は、コア62の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ136には、主部136aと折り返し部136bとが形成されている。カーカスプライ136の折り返し部136bの端136eは、クリンチ貫通部56より半径方向内側に位置している。折り返し部136bは、エイペックス134とクリンチ132との間に位置している。カーカス130の構成部材としてのトッピングゴムは、導電性である。
クリンチ132は、本体138とクリンチ貫通部56とを備えている。本体138は、クリンチ28の本体54と同様に、非導電性の架橋ゴムからなっている。このクリンチ132は、クリンチ28と同様に、凹み106を備えている。
図6の両矢印Hpは、ビードベースラインから折り返し部136bの端136eまでの高さを示している。両矢印Hcは、ビードベースラインからチェーファー42の半径方向外端42eまでの高さを示している。この高さHcは、例えば25mmである。この高さHp及び高さHcは、図6に示される断面において、半径方向の直線距離として測定される。
このタイヤ122では、カーカス130は、カーカスプライ136の1枚からなり、トッピングゴムが薄い。このタイヤ122では、サイドウォール126が導電性の架橋ゴムからなる。このサイドウォール126がベルト34と接合されている。更に、エイペックス134が導電性の架橋ゴムからなり、サイドウォール126と接合されている。サイドウォール126は、クリンチ貫通部56に接合されている。このタイヤ122では、カーカス130のトッピングゴムのボリュームが小さくても、十分な導電性を得られうる。
このタイヤ122では、エイペックス134とクリンチ貫通部56とが接合されて、十分な導電性が得られている。カーカスプライ136の端136eの高さHpが小さいタイヤ122では、クリンチ貫通部56のその軸線に沿った長さを短くできる。クリンチ貫通部56のボリュームを小さくできる。クリンチ貫通部56のボリュームの小さいクリンチ132は、転がり抵抗が増大することを抑制する。この観点から、高さHpは、好ましくは24mm以下であり、更に好ましくは20mm以下であり、特に好ましくは、18mm以下である。
一方で、カーカスプライ136の端136eの高さHpが大きいタイヤ122は、耐久性に優れている。この観点から、高さHpは、好ましくは18mm以上であり、更に好ましくは17mm以上であり、特に好ましくは、16mm以上である。
このタイヤ122では、リム84、クリンチ138のクリンチ貫通部56、エイペックス134、サイドウォール126、補強層(ベルト34及びバンド36)、ベース層50及びトレッド貫通部52を通じて、静電気が放電される。このタイヤ122は、トレッド面44からエイペックス134までの導電経路を備えている。このエイペックス134がクリンチ貫通部56と接合されている。このタイヤ22は、トレッド面44からクリンチ貫通部56に至る導電経路を備えている。このタイヤ22では、リム84とカーカス32との間の導電を担うのは、クリンチ貫通部56である。このクリンチ貫通部56は、車輌で発生した静電気の、路面への放電に寄与しうる。このタイヤ22では、クリンチ28のボリュームの大きくを、本体54が占めている。この本体54が非導電性の架橋ゴムからなるにもかかわらず、導電性が確保されている。更に、このタイヤ122では、カーカス130が一枚のカーカスプライ136からなって、そのトッピングゴムのボリュームが小さくても、十分な導電性を得られうる。
図7には、本発明の更に他の実施形態に係る空気入りタイヤ142が示されている。ここでは、タイヤ22と同様の構成について、その説明が省略される。タイヤ22と同様の構成について、同じ符号を用いて説明がされる。このタイヤ142は、嵌合部144を備えている。このタイヤ142は、カーカス146、クッション層148及びインスレーション層150を備えている。
カーカス146は、カーカスプライ152からなる。カーカスプライ152は、両側のビード30の間に架け渡されている。カーカスプライ152は、コア62の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ152には、主部152aと折り返し部152bとが形成されている。カーカスプライ152の折り返し部152bの端152eは、クリンチ貫通部56より半径方向内側に位置している。折り返し部152bは、エイペックス64とクリンチ28との間に位置している。カーカス146の構成部材としてのトッピングゴムは、カーカス32と同様に導電性である。
クッション層148は、ベルト34の端の近傍において、カーカス146と積層されている。クッション層142は、クッション層40と異なり、導電性の架橋ゴムからなる。このクッション層142は、軟質である。クッション層142は、ベルト34の端の応力を吸収する。このクッション層142により、ベルト34のリフティングが抑制される。
インスレーション層150は、軸方向においてカーカス146とサイドウォール26との間に積層されている。インスレーション層150の半径方向外端は、トレッド44の半径方向内側に位置している。このインスレーション層150の半径方向外端は、クッション層148と接合されている。インスレーション層150の半径方向内端は、エイペックス64とクリンチ28との間に位置している。インスレーション層150の半径方向内端部は、クリンチ貫通部56と接合されている。インスレーション層150は、導電性の架橋ゴムからなる。
このタイヤ142では、リム84、クリンチ28のクリンチ貫通部56、インスレーション層150、クッション層148、補強層(ベルト34及びバンド36)、ベース層50及びトレッド貫通部52を通じて、静電気が放電される。このタイヤ142は、トレッド面44からインスレーション層150までの導電経路を備えている。このインスレーション層150がクリンチ貫通部56と接合されている。このタイヤ142は、トレッド面44からクリンチ貫通部56に至る導電経路を備えている。
このタイヤ142では、リム84とインスレーション層150との間の導電を担うのは、クリンチ貫通部56である。このクリンチ貫通部56は、車輌で発生した静電気の、路面への放電に寄与しうる。このタイヤ142では、クリンチ28のボリュームの大きくを、本体54が占めている。この本体54が非導電性の架橋ゴムからなるにもかかわらず、導電性が確保されている。
更に、このタイヤ142では、カーカス130が一枚のカーカスプライ136からなっている。インスレーション層150を備えるので、カーカスプライ136のトッピングゴムのボリュームが小さくても、十分な導電性を得られうる。このインスレーション層150の半径方向外端は、トレッド24のショルダー領域の半径方向内側に位置している。インスレーション層150は、トレッド24のセンター領域の内側まで至っていない。このカーカスプライ136とインスレーション層150とを組み合わせることで、カーカスプライを2枚重ね合わされるものに比べ、このタイヤ142は軽量化されている。このインスレーション層150を備えることで、軽量化されるとともに十分な導電性を確保しうる。
このタイヤ142では、インスレーション層150の半径方向外端は、トレッド面44からこの外端に至る導電経路が形成されるように配置されればよい。インスレーション層150の半径方向外端は、導電性のベース層50と接合されてもよく、ベルト34と接合されてもよい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[テスト1]
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「225/40R18」であった。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「225/40R18」であった。
このタイヤでは、キャップ層、サイドウォール及びクリンチの本体は、シリカを含む非導電性の架橋ゴムから構成された。ベース層と、トレッド貫通部と、ベルト、バンド及びカーカスのトッピングゴムと、クリンチ貫通部とは、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムから構成された。
このタイヤの凹みの曲率半径Rcは、7.5mmであった。第一基準点P1から地点Pfまでの軸方向距離hは、4mmであった。圧縮永久歪の値Cs(%)は、80%であった。クリンチ貫通部までの半径方向高さHaは、17.5mmであった。
[比較例1]
比較例1は、従来のタイヤである。この比較例1には、クリンチに凹みは設けられていない。このタイヤは、クリンチ貫通部が設けられていない。この比較例1のクリンチは、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっていた。その他の構成は、実施例1のタイヤと同様であった。
比較例1は、従来のタイヤである。この比較例1には、クリンチに凹みは設けられていない。このタイヤは、クリンチ貫通部が設けられていない。この比較例1のクリンチは、カーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっていた。その他の構成は、実施例1のタイヤと同様であった。
[実施例2]
クリンチに凹みが設けられてない。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
クリンチに凹みが設けられてない。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[実施例3]
クリンチに凹みが設けられておらず、クリンチ貫通部の架橋ゴムの圧縮永久歪が変更された。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
クリンチに凹みが設けられておらず、クリンチ貫通部の架橋ゴムの圧縮永久歪が変更された。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[実施例4−5]
クリンチの凹みの曲率半径Rcが表1に示される様にされた。その他は実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
クリンチの凹みの曲率半径Rcが表1に示される様にされた。その他は実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[実施例6−7]
距離hが表2に示される様にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
距離hが表2に示される様にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[実施例8−9]
高さHaが表2に示される様にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
高さHaが表2に示される様にされた。その他は、実施例1と同様にしてタイヤが得られた。
[転がり抵抗]
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
使用リム:18×8.0J
内圧:210kPa
荷重:4.39kN
速度:80km/h
この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど転がり抵抗が小さい。
転がり抵抗試験機を用い、下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
使用リム:18×8.0J
内圧:210kPa
荷重:4.39kN
速度:80km/h
この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど転がり抵抗が小さい。
[電気抵抗]
図5に示された方法にて、タイヤの電気抵抗Rtを測定した。この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど導電性に優れる。なお、この数値が100未満である場合は、電気抵抗Rtが1.0×108Ωを超えていることを表している。
図5に示された方法にて、タイヤの電気抵抗Rtを測定した。この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど導電性に優れる。なお、この数値が100未満である場合は、電気抵抗Rtが1.0×108Ωを超えていることを表している。
[リムずれ性]
タイヤを正規リムに組み込み、車両の前輪に装着した。速度50km/hから0km/hの急制動を20回繰り返した。2回、10回、15回及び20回の急制動の後にリムずれ量が測定された。この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほどリムずれが小さい。
タイヤを正規リムに組み込み、車両の前輪に装着した。速度50km/hから0km/hの急制動を20回繰り返した。2回、10回、15回及び20回の急制動の後にリムずれ量が測定された。この結果が、比較例1が基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほどリムずれが小さい。
[テスト2]
[実施例10]
クリンチに凹みが形成されない他は、図6に示された基本構成を備えた空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「155/65R14」であった。
[実施例10]
クリンチに凹みが形成されない他は、図6に示された基本構成を備えた空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「155/65R14」であった。
[比較例2]
クリンチ貫通部を備えない他は、実施例10と同様にしてタイヤが得られた。
クリンチ貫通部を備えない他は、実施例10と同様にしてタイヤが得られた。
実施例10及び比較例2のタイヤについて、転がり抵抗と電気抵抗とが評価された。その結果が表3に示されている。
[テスト3]
[実施例11]
クリンチに凹みが形成されない他は、図7に示された基本構造を備えた空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「175/65R15」であった。
[実施例11]
クリンチに凹みが形成されない他は、図7に示された基本構造を備えた空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、「175/65R15」であった。
[実施例12−13及び比較例3−4]
クリンチ貫通部の有無と、高さHaを下記の表4の通りとした他は実施例11と同様にして、タイヤを得た。
クリンチ貫通部の有無と、高さHaを下記の表4の通りとした他は実施例11と同様にして、タイヤを得た。
実施例11−13及び比較例3−4のタイヤについて、正規リム(15×5.5J)に組み込まれて、転がり抵抗と電気抵抗とが評価された。転がり抵抗の測定条件は、内圧230kPa、荷重3.43、速度80km/hであった。更に、それぞれの質量が測定された。その結果が表4に示されている。
表1−4に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の車両にも適用されうる。
22、122、142・・・タイヤ
24・・・トレッド
26、126・・・サイドウォール
28、132・・・クリンチ
30、128・・・ビード
32、130、146・・・カーカス
34・・・ベルト
36・・・バンド
44・・・トレッド面
48・・・キャップ層
50・・・ベース層
52・・・トレッド貫通部
54・・・本体
56・・・クリンチ貫通部
62・・・コア
64、134・・・エイペックス
66・・・第一カーカスプライ
68・・・第二カーカスプライ
70・・・内側層
72・・・外側層
74、124、144・・・嵌合部
76・・・外面
78・・・内面
80・・・底面
82・・・サイド面
84・・・リム
86・・・シート
88・・・フランジ
90・・・モールド
92・・・ブラダー
94・・・キャビティ
96・・・ローカバー
98・・・キャビティ面
106・・・凹み
136、152・・・カーカスプライ
150・・・インスレーション層
24・・・トレッド
26、126・・・サイドウォール
28、132・・・クリンチ
30、128・・・ビード
32、130、146・・・カーカス
34・・・ベルト
36・・・バンド
44・・・トレッド面
48・・・キャップ層
50・・・ベース層
52・・・トレッド貫通部
54・・・本体
56・・・クリンチ貫通部
62・・・コア
64、134・・・エイペックス
66・・・第一カーカスプライ
68・・・第二カーカスプライ
70・・・内側層
72・・・外側層
74、124、144・・・嵌合部
76・・・外面
78・・・内面
80・・・底面
82・・・サイド面
84・・・リム
86・・・シート
88・・・フランジ
90・・・モールド
92・・・ブラダー
94・・・キャビティ
96・・・ローカバー
98・・・キャビティ面
106・・・凹み
136、152・・・カーカスプライ
150・・・インスレーション層
Claims (12)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの端から半径方向略内向きに延びる一対のクリンチと、それぞれがクリンチよりも軸方向内側に位置する一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えており、
このクリンチが軸方向内向きに面する内側面と外向きに面する外側面とを備えており、 このクリンチが本体とこの本体を内側面から外側面まで貫通するクリンチ貫通部とを備えており、この本体がシリカを含む非導電性の架橋ゴムからなっており、このクリンチ貫通部がカーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっており、
このクリンチ貫通部が、その外側面が正規リムのフランジに当接する位置に形成されており、
このトレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路を備えている空気入りタイヤ。 - 正規リムに嵌合する嵌合部を備えており、
この嵌合部が半径方向内向きに面する底面と軸方向外向きに面するサイド面とを備えており、
上記クリンチの外側面が、この嵌合部のサイド面を構成しており、
この底面が正規リムのシート面に当接しており、
この底面がその軸方向外側にヒールを備えており、
このクリンチの外側面が周方向に延在する凹みを備えており、
このタイヤの周方向に対して垂直な断面において、この底面の軸方向外側端を第一基準点P1とし、この第一基準点P1を通り軸方向に延びる仮想直線を第一基準線X1とし、この第一基準点P1を通り半径方向に延びる仮想直線を第二基準線X2としたとき、
この凹みが、第二基準線X2よりも軸方向内向きに窪んでおり、
この凹みの底が半径方向においてヒールとクリンチ貫通部との間に位置している請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 上記ビードが、コアと、このコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
上記凹みの底が、このコアの中心よりも半径方向外側に位置している請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - ビードベースラインから上記クリンチ貫通部までの半径方向高さHaが15mm以上20mm以下である請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
- 上記凹みの底までの半径方向高さHbが5mm以上15mm未満である請求項2から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 上記凹みが軸方向内向きに円弧状に窪んでおり、
この円弧状の曲率半径Rcが5mm以上10mm以下である請求項2から5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 上記クリンチの外側面の点であって、ビードベースラインからの半径方向高さHfが20mmとなる点を点Pfとし、第一基準点P1から地点Pfまでの軸方向距離hとしたとき、
この距離hが3.5mm以上5.0mm以下である請求項2から6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 上記カーカスが一枚のカーカスプライからなっており、このカーカスプライがコードとトッピングゴムとからなっており、このトッピングゴムがカーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっており、
インスレーション層を備えており、このインスレーション層がカーボンブラックを含む導電性の架橋ゴムからなっており、
このインスレーション層がカーカスプライに積層されており、
このインスレーション層の上端部がトレッドの半径方向内側に位置しており、
このインスレーション層の下端部がクリンチ貫通部と接合されており、
このカーカスプライとインスレーション層とがトレッド面からクリンチ貫通部に至る導電経路の一部を形成している請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - ビードベースラインから上記クリンチ貫通部までの半径方向高さHaが2mm以上20mm以下である請求項1又は8に記載の空気入りタイヤ。
- 上記クリンチ貫通部の幅Wcが1mm以上2mm以下である請求項1から9のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記クリンチ貫通部の体積固有抵抗が1×108Ω・cm以下である請求項1から10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 上記クリンチ貫通部の永久歪みCsが80%以下である請求項1から11のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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-
2014
- 2014-03-12 JP JP2014048619A patent/JP2015171850A/ja active Pending
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