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JP2015170764A - 収差量算出方法および位置ずれ量算出方法 - Google Patents

収差量算出方法および位置ずれ量算出方法 Download PDF

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JP2015170764A
JP2015170764A JP2014045224A JP2014045224A JP2015170764A JP 2015170764 A JP2015170764 A JP 2015170764A JP 2014045224 A JP2014045224 A JP 2014045224A JP 2014045224 A JP2014045224 A JP 2014045224A JP 2015170764 A JP2015170764 A JP 2015170764A
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一史 塩澤
Kazunori Shiozawa
一史 塩澤
紗矢加 玉置
Sayaka Tamaki
紗矢加 玉置
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Toshiba Corp
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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/70591Testing optical components
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)

Abstract

【課題】収差量を容易かつ正確に求めることができる収差量算出方法を提供すること。【解決手段】実施形態の収差量算出方法では、マスクパターンが形成されたマスクを用いて露光装置が基板に露光処理を行った際に、前記基板上で発生する収差の収差敏感度を、ゼルニケ項毎にシミュレーションによって算出する。また、前記基板上に前記マスクパターンに対応する基板上パターンを、前記露光装置を用いて形成する。さらに、前記基板上パターンの位置ずれ量を測定する。そして、前記収差敏感度と前記位置ずれ量とに基づいて、前記ゼルニケ項毎の収差量を算出する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、収差量算出方法および位置ずれ量算出方法に関する。
半導体装置を製造する際には、ウエハ上の上層側の本体パターン(回路パターン)と、下層側の本体パターンとの間の位置合わせが行われる。この位置合わせは、ウエハ上の上層側に形成された位置合わせマークと、下層側に形成された位置合わせマークと、の間の位置ずれ量を測定することによって行われる。
しかしながら、リソグラフィ工程では、収差が発生するので、位置合わせマークと、本体パターンとでは、パターンの位置ずれ感度が異なる。このため、従来の位置合わせマークを用いた位置ずれ測定では、正確な位置ずれ量を測定することができなかった。そこで、収差量を容易かつ正確に求めることが望まれている。
特開2005−302777号公報 特開2010−109017号公報
本発明が解決しようとする課題は、収差量を容易かつ正確に求めることができる収差量算出方法および位置ずれ量算出方法を提供することである。
実施形態によれば、収差量算出方法が提供される。前記収差量算出方法には、敏感度算出ステップと、形成ステップと、測定ステップと、収差量算出ステップと、が含まれている。前記敏感度算出ステップでは、マスクパターンが形成されたマスクを用いて露光装置が基板に露光処理を行った際に、前記基板上で発生する収差の収差敏感度を、ゼルニケ項毎にシミュレーションによって算出する。前記形成ステップでは、前記基板上に前記マスクパターンに対応する基板上パターンを、前記露光装置を用いて形成する。前記測定ステップでは、前記基板上パターンの位置ずれ量を測定する。そして、前記収差量算出ステップでは、前記収差敏感度と前記位置ずれ量とに基づいて、前記ゼルニケ項毎の収差量を算出する。
図1は、露光装置の構成を示す図である。 図2は、マスクパターンの配置位置を説明するための図である。 図3は、本体パターンを示す図である。 図4は、収差モニタパターンの第1の構成例を示す図である。 図5は、位置合わせマークの構成例を示す図である。 図6は、ゼルニケ多項式を説明するための図である。 図7は、位置ずれ量の算出処理手順を示すフローチャートである。 図8は、収差モニタパターンの別の構成例を示す図である。 図9は、露光装置が備える照明の形状を示す図である。 図10は、収差モニタパターンの寸法例を示す図である。 図11は、パターン毎の収差敏感度を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る収差量算出方法および位置ずれ量算出方法を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、露光装置の構成を示す図である。図1では、露光装置1を模式的に示している。露光装置1は、DUVレーザ光50などを露光光として用いる装置である。なお、露光装置1は、DUVレーザ光50以外の露光光を用いてもよいが、本実施形態では、露光装置1がDUVレーザ光50を用いる場合について説明する。
露光装置1は、フライアイレンズ51、コンデンサレンズ52、投影レンズ系54を有している。フライアイレンズ51は、DUVレーザ光50の明るさを均一にして、コンデンサレンズ52に送る。コンデンサレンズ52は、DUVレーザ光50を集光してマスク4に送る。
マスク4は、透過型のマスクであり、マスクパターンが形成されている。本実施形態では、マスク4を用いて、本体パターン(回路パターン)と、位置合わせマークと、後述する収差モニタパターンとが基板(ウエハWなど)上に形成される。このため、マスク4には、本体パターン(回路パターン)に対応するマスクパターンと、位置合わせマークに対応するマスクパターンと、収差モニタパターンに対応するマスクパターンとが形成されている。マスク4に照射されたDUVレーザ光50は、投影レンズ系54に送られる。
投影レンズ系54は、レンズなどを用いて構成されている。投影レンズ系54は、マスク4で回折されたDUVレーザ光50をウエハWに投影する。ウエハWには、レジスト55が塗布されている。ウエハWでは、マスク4を介して送られてくるDUVレーザ光50がレジスト55に照射される。
露光装置1では、光源(図示せず)から出力されたDUVレーザ光50が、フライアイレンズ51およびコンデンサレンズ52を介してマスク4に照射される。マスク4に照射されたDUVレーザ光50は、投影レンズ系54を介してウエハWに照射され、レジスト55が露光される。これにより、レジスト55には、マスクパターンに応じた光学像が形成される。
露光装置1においては、フライアイレンズ51から送出されるDUVレーザ光50が2次光源であり、マスク4のマスクパターン面が物体面61である。そして、投影光学系54内に瞳面62が形成され、レジスト55が像面63となる。
フライアイレンズ51から送出されたDUVレーザ光50は、光輝度分布と偏光特性とを有している。また、瞳面62におけるDUVレーザ光50は、V偏光特性の瞳透過率分布とH偏光特性の瞳透過率分布とを有している。
このため、ウエハW上には、収差の影響が原因のウエハWパターンの位置ずれが発生する。この結果、ウエハWでは、位置合わせマークと本体パターンとで位置ずれ感度が異なることとなる。本実施形態では、マスク4上の収差モニタパターン(マスクパターン)と、ウエハW上の収差モニタパターン(ウエハ上パターン)とを用いて、収差量が算出される。そして、収差量を用いてウエハ上の本体パターンの位置ずれ量が算出される。
なお、以下では、ウエハWに対してDUVレーザ光50が照射される方向(ウエハWの上面に垂直な方向)がZ方向であり、ウエハWがXY平面に平行な方向に配置されて露光される場合について説明する。
図2は、マスクパターンの配置位置を説明するための図である。半導体装置の形成に用いられるマスク4には、マスクパターンが形成されている。このマスクパターンは、本体パターンのマスクパターン、位置合わせマークのマスクパターン、収差モニタパターンのマスクパターンなどを含んでいる。
例えば、上層側のウエハ上パターンを形成する際に用いられるマスク4には、マスクパターンとして、上層用の本体パターン、位置合わせマーク、収差モニタパターンなどが形成されている。また、下層側のウエハパターンを形成する際に用いられるマスク4には、マスクパターンとして、下層用の本体パターン、位置合わせマーク、収差モニタパターンなどが形成されている。
露光装置1がマスク4を用いてウエハWを露光することによって、マスクパターンに対応するウエハ上パターンがウエハW上に形成される。以下では、マスクパターンとしての本体パターン、位置合わせマーク、収差モニタパターンを、それぞれマスク4の本体パターン、マスク4の位置合わせマーク、マスク4の収差モニタパターンという。また、本体パターン、位置合わせマーク、収差モニタパターンを、それぞれウエハ上パターンとして説明する。
位置合わせマークは、下層側のパターン(エッチング後のウエハ上パターンなど)と上層側のパターン(レジストパターンなど)との間の位置合わせを行う際に用いられるウエハ上パターンである。露光装置1を用いて上層側のパターンが形成される際には、下層側のパターンに対して位置ずれが生じないよう上層側のパターンの露光が行われる。
収差モニタパターンは、露光装置1が露光を実行した場合にウエハW上に発生する収差を求める際に用いられるウエハ上パターンである。収差は、露光装置1の状態、マスク4に形成されているマスクパターン(配置や密度など)、DUVレーザ光50を照射する光源の照明形状などに応じて変化する。
マスクパターンとしての本体パターンは、マスク4の本体パターン領域41内に配置される。また、マスクパターンとしての位置合わせマークは、マスク4の位置合わせマーク領域42内に配置され、マスクパターンとしての収差モニタパターンは、マスク4の収差モニタパターン領域43内に配置される。
本体パターン領域41は、例えば、マスク4の中央部に配置されている。また、位置合わせマーク領域42および収差モニタパターン領域43は、例えば、マスク4の外周部(本体パターン領域41よりも外側)に配置されている。
このように、マスク4上では、位置合わせマークと本体パターンとが、異なる位置に配置されている。また、マスク4上では、位置合わせマークと本体パターンとは、異なる形状のパターンである。さらに、マスク4上では、位置合わせマークと本体パターンとで、それぞれの周辺に配置されているパターンが異なっている。このため、ウエハW上の位置合わせマークと本体パターンとは、収差の影響を受けている。この結果、位置合わせマークで測定されたウエハW上の位置ずれ量と、実際の本体パターンの位置ずれ量とでは、ずれ量の大きさが異なっている。
本実施形態では、位置ずれ量の大きさに影響を与える収差量を算出する。また、算出した収差量を用いて、位置合わせマークと本体パターンとの間の位置ずれ量を算出する。そして、算出した位置ずれ量に基づいて、露光装置1が上層側のパターンの露光処理を行う。
具体的には、下層側における位置合わせマークと本体パターンとの間の位置ずれ量と、上層側における位置合わせマークと本体パターンとの間の位置ずれ量とが算出される。そして、これらの位置ずれ量に基づいて、上層側の本体パターンと下層側の本体パターンとの間の位置ずれが算出される。さらに、算出された、上層側の本体パターンと下層側の本体パターンとの間の位置ずれに基づいて、上層側の本体パターンと下層側の本体パターンとの間の位置ずれが発生しないよう、上層側のパターンが形成される。
図3は、本体パターンを示す図である。図3の(a)では、セルパターン11Aの上面図を示し、図3の(b)では、ラインパターン12Bの上面図を示している。例えば、セルパターン11Aが下層側の本体パターンであり、ラインパターン12Bが上層側の本体パターンである。この場合、ウエハW上にセルパターン11Aが形成された後、このセルパターン11A上にホール形状(凹形状)のラインパターン12Bが形成される。
図4は、収差モニタパターンの第1の構成例を示す図である。収差モニタパターン3は、例えば、ラインパターンLp1〜Lp9およびスペースパターンSp0〜Sp9よりも太いラインパターン100,101の間に配置しておく。
ゼルニケ多項式Z1〜Z81のうち、パターンの位置ずれに影響を与えるのは、19個のゼルニケ項である。このため、本実施形態では、19種類のパターンの位置ずれ量または寸法ずれ量を測定できるよう、収差モニタパターン3を構成しておく。
ここでの収差モニタパターン3は、9本のラインパターンLp1〜Lp9と、10本のスペースパターンSp0〜Sp9とを有している。この19種類のパターンの位置ずれ量に基づいて、19個のゼルニケ項が算出される。
例えば、ラインパターンLp1の位置ずれ量は、19個のゼルニケ項の影響を受けている。このため、ラインパターンLp1の実際の位置ずれ量と19個のゼルニケ項との関係を示す方程式が成立する。同様にラインパターンLp2〜Lp9およびスペースパターンSp0〜Sp9に対しても、実際の位置ずれ量と19個のゼルニケ項との関係を示す方程式が成立する。このように、19個の方程式が成立するので、19個の連立方程式(19元連立1次方程式)に基づいて、19個の各ゼルニケ項を算出することができる。
図5は、位置合わせマークの構成例を示す図である。位置合わせマーク5は、例えば、X方向に並ぶパターンと、Y方向に並ぶパターンとを有している。半導体装置が製造される際には、予め下層側のパターンを用いて位置合わせマークが形成される。
本実施形態では、下層側の本体パターンと下層側の位置合わせマークとの間の位置ずれ量と、上層側の本体パターンと上層側の位置合わせマークとの間の位置ずれ量とに基づいて、上層側のパターンが形成される。
図6は、ゼルニケ多項式を説明するための図である。ゼルニケ多項式(円形多項式)のゼルニケ項Z1〜Z81のうち、パターンの位置ずれに影響を与えるゼルニケ項は、Z7,Z10,Z14,Z19,Z23,Z26,Z30,Z34,Z39,Z43,Z47,Z50,Z54,Z58,Z62,Z67,Z71,Z75,Z79の19種類である。図6では、このうちのZ7,Z10,Z14,Z19,Z23,Z26,Z30,Z34を図示しており、他のゼルニケ項の図示は省略している。
本実施形態では、収差モニタパターン3の収差敏感度がコンピュータなどを用いたシミュレーションによって算出される。収差敏感度は、収差量に対するウエハ上パターンの位置ずれ量(1ミリラムダ当たりの位置ずれ量)である。換言すると、収差敏感度は、19種類の各ゼルニケ項が、収差モニタパターンの19箇所の各位置に与える影響度である。
例えば、収差モニタパターンのうちのラインパターンLp1は、19種類の各ゼルニケ項から種々の収差敏感度で影響を受ける。例えば、Z7のラインパターンLp1への収差敏感度がB1である場合、ラインパターンLp1は、Z7からB1×Z7の分だけ位置ずれ量の影響を受けることとなる。
さらに、本実施形態では、マスク4の収差モニタパターン3が実際のウエハWに転写され、収差モニタパターン3のウエハ上での寸法(位置ずれ量)が測定される。そして、測定された位置ずれ量と、算出された収差敏感度とに基づいて、19種類の各ゼルニケ項の収差量が算出される。なお、以下の説明では、パターンの位置ずれに影響を与える19種類のゼルニケ項の収差量を、収差量Zという場合がある。
図7は、位置ずれ量の算出処理手順を示すフローチャートである。本実施形態では、コンピュータなどを用いて、下層側の位置合わせマークと下層側の本体パターンとの間の位置ずれ量が算出される。また、コンピュータなどを用いて、上層側の位置合わせマークと上層側の本体パターンとの間の位置ずれ量とが算出される。そして、コンピュータなどが、上層側の位置ずれ量と下層側の位置ずれ量とに基づいて、上層側の本体パターンと下層側の本体パターンとの間の位置ずれ量を算出する。
なお、上層側の位置ずれ量の算出処理と下層側の位置ずれ量の算出処理とは、同様の処理手順なので、図7では、上層側の位置ずれ量を算出する処理手順について説明する。上層側の位置ずれ量が算出される際には、露光装置1の上層側のマスク4に対する収差量が算出される。その後、算出された収差量を用いて上層側の本体パターンと上層側の位置合わせマーク5との間の位置ずれ量が算出される。
上層側を露光する際の収差量が算出される際には、収差モニタパターン3の収差敏感度Bx〜Tx(x=1〜19)がシミュレーションによって算出される(ステップST10)。例えば、ラインパターンLp1〜Lp9およびスペースパターンSp0〜Sp9に対しては、それぞれ、以下の式(1)〜式(19)が成立する。
なお、以下の式では、ラインパターンLp1〜Lp9の各寸法をLd1〜Ld9で示し、スペースパターンSp0〜Sp9の各寸法をSd0〜Sd9で示している。以下の式における、(B1〜B19),(C1〜C19),・・・(T1〜T19)が、収差敏感度である。また、(B1×Z7)などの収差敏感度とゼルニケ項(収差量)とを乗算したものが、このゼルニケ項に対するウエハ上パターンの位置ずれ量である。
Ld1=(B1×Z7)+(B2×Z10)+(B3×Z14)+(B4×Z19)+(B5×Z23)+(B6×Z26)+(B7×Z30)+(B8×Z34)+(B9×Z39)+(B10×Z43)+(B11×Z47)+(B12×Z50)+(B13×Z54)+(B14×Z58)+(B15×Z62)+(B16×Z67)+(B17×Z71)+(B18×Z75)+(B19×Z79)・・・(1)
Ld2=(C1×Z7)+(C2×Z10)+(C3×Z14)+(C4×Z19)+(C5×Z23)+(C6×Z26)+(C7×Z30)+(C8×Z34)+(C9×Z39)+(C10×Z43)+(C11×Z47)+(C12×Z50)+(C13×Z54)+(C14×Z58)+(C15×Z62)+(C16×Z67)+(C17×Z71)+(C18×Z75)+(C19×Z79)・・・(2)
Ld3=(D1×Z7)+(D2×Z10)+(D3×Z14)+(D4×Z19)+(D5×Z23)+(D6×Z26)+(D7×Z30)+(D8×Z34)+(D9×Z39)+(D10×Z43)+(D11×Z47)+(D12×Z50)+(D13×Z54)+(D14×Z58)+(D15×Z62)+(D16×Z67)+(D17×Z71)+(D18×Z75)+(D19×Z79)・・・(3)
Ld4=(E1×Z7)+(E2×Z10)+(E3×Z14)+(E4×Z19)+(E5×Z23)+(E6×Z26)+(E7×Z30)+(E8×Z34)+(E9×Z39)+(E10×Z43)+(E11×Z47)+(E12×Z50)+(E13×Z54)+(E14×Z58)+(E15×Z62)+(E16×Z67)+(E17×Z71)+(E18×Z75)+(E19×Z79)・・・(4)
Ld5=(F1×Z7)+(F2×Z10)+(F3×Z14)+(F4×Z19)+(F5×Z23)+(F6×Z26)+(F7×Z30)+(F8×Z34)+(F9×Z39)+(F10×Z43)+(F11×Z47)+(F12×Z50)+(F13×Z54)+(F14×Z58)+(F15×Z62)+(F16×Z67)+(F17×Z71)+(F18×Z75)+(F19×Z79)・・・(5)
Ld6=(G1×Z7)+(G2×Z10)+(G3×Z14)+(G4×Z19)+(G5×Z23)+(G6×Z26)+(G7×Z30)+(G8×Z34)+(G9×Z39)+(G10×Z43)+(G11×Z47)+(G12×Z50)+(G13×Z54)+(G14×Z58)+(G15×Z62)+(G16×Z67)+(G17×Z71)+(G18×Z75)+(G19×Z79)・・・(6)
Ld7=(H1×Z7)+(H2×Z10)+(H3×Z14)+(H4×Z19)+(H5×Z23)+(H6×Z26)+(H7×Z30)+(H8×Z34)+(H9×Z39)+(H10×Z43)+(H11×Z47)+(H12×Z50)+(H13×Z54)+(H14×Z58)+(H15×Z62)+(H16×Z67)+(H17×Z71)+(H18×Z75)+(H19×Z79)・・・(7)
Ld8=(I1×Z7)+(I2×Z10)+(I3×Z14)+(I4×Z19)+(I5×Z23)+(I6×Z26)+(I7×Z30)+(I8×Z34)+(I9×Z39)+(I10×Z43)+(I11×Z47)+(I12×Z50)+(I13×Z54)+(I14×Z58)+(I15×Z62)+(I16×Z67)+(I17×Z71)+(I18×Z75)+(I19×Z79)・・・(8)
Ld9=(J1×Z7)+(J2×Z10)+(J3×Z14)+(J4×Z19)+(J5×Z23)+(J6×Z26)+(J7×Z30)+(J8×Z34)+(J9×Z39)+(J10×Z43)+(J11×Z47)+(J12×Z50)+(J13×Z54)+(J14×Z58)+(J15×Z62)+(J16×Z67)+(J17×Z71)+(J18×Z75)+(J19×Z79)・・・(9)
Sd0=(K1×Z7)+(K2×Z10)+(K3×Z14)+(K4×Z19)+(K5×Z23)+(K6×Z26)+(K7×Z30)+(K8×Z34)+(K9×Z39)+(K10×Z43)+(K11×Z47)+(K12×Z50)+(K13×Z54)+(K14×Z58)+(K15×Z62)+(K16×Z67)+(K17×Z71)+(K18×Z75)+(K19×Z79)・・・(10)
Sd1=(L1×Z7)+(L2×Z10)+(L3×Z14)+(L4×Z19)+(L5×Z23)+(L6×Z26)+(L7×Z30)+(L8×Z34)+(L9×Z39)+(L10×Z43)+(L11×Z47)+(L12×Z50)+(L13×Z54)+(L14×Z58)+(L15×Z62)+(L16×Z67)+(L17×Z71)+(L18×Z75)+(L19×Z79)・・・(11)
Sd2=(M1×Z7)+(M2×Z10)+(M3×Z14)+(M4×Z19)+(M5×Z23)+(M6×Z26)+(M7×Z30)+(M8×Z34)+(M9×Z39)+(M10×Z43)+(M11×Z47)+(M12×Z50)+(M13×Z54)+(M14×Z58)+(M15×Z62)+(M16×Z67)+(M17×Z71)+(M18×Z75)+(M19×Z79)・・・(12)
Sd3=(N1×Z7)+(N2×Z10)+(N3×Z14)+(N4×Z19)+(N5×Z23)+(N6×Z26)+(N7×Z30)+(N8×Z34)+(N9×Z39)+(N10×Z43)+(N11×Z47)+(N12×Z50)+(N13×Z54)+(N14×Z58)+(N15×Z62)+(N16×Z67)+(N17×Z71)+(N18×Z75)+(N19×Z79)・・・(13)
Sd4=(O1×Z7)+(O2×Z10)+(O3×Z14)+(O4×Z19)+(O5×Z23)+(O6×Z26)+(O7×Z30)+(O8×Z34)+(O9×Z39)+(O10×Z43)+(O11×Z47)+(O12×Z50)+(O13×Z54)+(O14×Z58)+(O15×Z62)+(O16×Z67)+(O17×Z71)+(O18×Z75)+(O19×Z79)・・・(14)
Sd5=(P1×Z7)+(P2×Z10)+(P3×Z14)+(P4×Z19)+(P5×Z23)+(P6×Z26)+(P7×Z30)+(P8×Z34)+(P9×Z39)+(P10×Z43)+(P11×Z47)+(P12×Z50)+(P13×Z54)+(P14×Z58)+(P15×Z62)+(P16×Z67)+(P17×Z71)+(P18×Z75)+(P19×Z79)・・・(15)
Sd6=(Q1×Z7)+(Q2×Z10)+(Q3×Z14)+(Q4×Z19)+(Q5×Z23)+(Q6×Z26)+(Q7×Z30)+(Q8×Z34)+(Q9×Z39)+(Q10×Z43)+(Q11×Z47)+(Q12×Z50)+(Q13×Z54)+(Q14×Z58)+(Q15×Z62)+(Q16×Z67)+(Q17×Z71)+(Q18×Z75)+(Q19×Z79)・・・(16)
Sd7=(R1×Z7)+(R2×Z10)+(R3×Z14)+(R4×Z19)+(R5×Z23)+(R6×Z26)+(R7×Z30)+(R8×Z34)+(R9×Z39)+(R10×Z43)+(R11×Z47)+(R12×Z50)+(R13×Z54)+(R14×Z58)+(R15×Z62)+(R16×Z67)+(R17×Z71)+(R18×Z75)+(R19×Z79)・・・(17)
Sd8=(S1×Z7)+(S2×Z10)+(S3×Z14)+(S4×Z19)+(S5×Z23)+(S6×Z26)+(S7×Z30)+(S8×Z34)+(S9×Z39)+(S10×Z43)+(S11×Z47)+(S12×Z50)+(S13×Z54)+(S14×Z58)+(S15×Z62)+(S16×Z67)+(S17×Z71)+(S18×Z75)+(S19×Z79)・・・(18)
Sd9=(T1×Z7)+(T2×Z10)+(T3×Z14)+(T4×Z19)+(T5×Z23)+(T6×Z26)+(T7×Z30)+(T8×Z34)+(T9×Z39)+(T10×Z43)+(T11×Z47)+(T12×Z50)+(T13×Z54)+(T14×Z58)+(T15×Z62)+(T16×Z67)+(T17×Z71)+(T18×Z75)+(T19×Z79)・・・(19)
ここで、収差敏感度の算出処理手順について説明する。例えば、ラインパターンLp1に対する収差敏感度を求める際には、露光装置1において収差の影響が無いと仮定した場合の第1の位置ずれ量が算出される。この第1の位置ずれ量は、収差の影響が無いと仮定した場合の、ラインパターンLp1(ウエハ上パターン)の位置ずれ量である。
さらに、露光装置1においてZ7のみによる収差の影響があり、他のゼルニケ項の影響が無い(他のゼルニケ項=0)と仮定した場合の第2の位置ずれ量が算出される。この第2の位置ずれ量は、Z7のみによる収差の影響があると仮定した場合の、ラインパターンLp1の位置ずれ量である。第2の位置ずれ量が算出される際には、瞳面62の瞳関数にZ7のゼルニケ項の値(Xミリラムダ)(Xは任意の値)が入力される。
第1および第2の位置ずれ量が算出された後、第1の位置ずれ量と第2の位置ずれ量との差分(S1)が算出される。この差分が、ラインパターンLp1のZ7(Xミリラムダ)に対する収差敏感度(B1)と、Z7とを乗算したもの(Z7に起因する位置ずれ量)に対応している。
したがって、算出した差分と入力したミリラムダの値とに基づいて、収差敏感度(S1/Z7=B1)の値を算出することができる。同様の方法によって、収差敏感度B2〜B19が算出される。このように、収差モニタパターン3に対し、収差敏感度Bx(x=1〜19)が算出される。また、同様の方法によって収差敏感度Cx,Dx,・・・Txが算出される。
また、マスク4を用いて、ウエハW上に実際のウエハ上パターンが形成される。このとき、露光装置1を用いてレジストの塗布されたウエハWへの露光が行われる。このウエハWの現像が行われることによって、レジストパターンであるウエハ上パターンが形成される。形成されたウエハ上パターンのうち、収差モニタパターン3の位置ずれ量Sd1〜Sd19が測定される(ステップST20)。
具体的には、ラインパターンLp1〜Lp9およびスペースパターンSp0〜Sp9の位置ずれ量が、SEM(Scanning Electron Microscope)などを用いて測定される。なお、マスク4では、ラインパターン100に対して、左右対称に収差モニタパターン3を配置しておいてもよい。この場合、左側の収差モニタパターン3の寸法と、右側の収差モニタパターン3の寸法との、寸法差(寸法ずれ量)に基づいて、収差モニタパターン3の位置ずれ量Sd1〜Sd19が算出されてもよい。
収差敏感度Bx〜Txの算出と、位置ずれ量Sd1〜Sd19の測定とが、完了した後、19個の連立方程式(前述の式(1)〜(19))が立てられる。そして、この連立方程式が解かれることによって、各ゼルニケ項の収差量Zが算出される(ステップST30)。本実施形態では、19種類のゼルニケ項の各収差量Zが算出される。
また、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれに関する収差敏感度Axがシミュレーションによって算出される(ステップST40)。この位置ずれに関する収差敏感度Axは、収差敏感度Bxと同様の処理によって算出される。
この後、各収差量Zと、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれに関する収差敏感度Axとに基づいて、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量が算出される(ステップST50)。この場合において、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量をDとした場合、以下の式(20)が成立する。
D=(A1×Z7)+(A2×Z10)+(A3×Z14)+(A4×Z19)+(A5×Z23)+(A6×Z26)+(A7×Z30)+(A8×Z34)+(A9×Z39)+(A10×Z43)+(A11×Z47)+(A12×Z50)+(A13×Z54)+(A14×Z58)+(A15×Z62)+(A16×Z67)+(A17×Z71)+(A18×Z75)+(A19×Z79)・・・(20)
したがって、式(20)の収差敏感度Ax(A1〜A19)と各収差量Zとに算出済みの値が代入されることによって、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量Dが算出される。
なお、収差量Zと位置ずれ量Dは、X方向の収差量Zおよび位置ずれ量Dと、Y方向の収差量Zおよび位置ずれ量Dとが、それぞれ図7のフローチャートに従って算出される。
また、ステップST10,ST20の処理は、何れが先に行なわれてもよい。また、ステップST40の処理は、ステップST10〜ST30の処理よりも先に行なわれてもよいし、ステップST10〜ST30の処理と並行して行なわれてもよい。また、収差モニタパターン3の構成は、図4に示した構成に限らない。
図8は、収差モニタパターンの別の構成例を示す図である。図8の(a)では、収差モニタパターン10aの構成を示し、図8の(b)では、収差モニタパターン10bの構成を示している。
収差モニタパターン10aは、ラインパターンLp1〜Lp9の代わりに、ラインパターンL1a〜L4a,Ca,L4a〜L1aを有している。また、収差モニタパターン10aは、スペースパターンSp0〜Sp9の代わりに、スペースパターンS1a〜S5a,S5a〜S1aを有している。
収差モニタパターン10aは、ラインパターンおよびスペースパターンの組の配置周期が中央部に向かって小さくなるよう配置されたパターンである。具体的には、収差モニタパターン10aは、ラインパターンCaを対称軸として、左右対称にパターンが並ぶよう配置されている。収差モニタパターン10aのうち、ラインパターンCaより左側には、ラインパターンL1a〜L4aが配置され、ラインパターンCaより右側には、ラインパターンL4a〜L1aが配置されている。
そして、ラインパターンL1a〜L4a,Caは、ラインパターンL1a、ラインパターンL2a、ラインパターンL3a、ラインパターンL4a、ラインパターンCaの順番でパターンが細くなっている。
また、ラインパターンCa,L4a〜L1aは、ラインパターンCa、ラインパターンL4a、ラインパターンL3a、ラインパターンL2a、ラインパターンL1aの順番でパターンが太くなっている。
また、収差モニタパターン10aのうち、ラインパターンCaより左側には、スペースパターンS1a〜S5aが配置され、ラインパターンCaより右側には、スペースパターンS5a〜S1aが配置されている。
そして、スペースパターンS1a〜S5aは、スペースパターンS1a、スペースパターンS2a、スペースパターンS3a、スペースパターンS4a、スペースパターンS5aの順番でパターンが細くなっている。
また、スペースパターンS5a〜S1aは、スペースパターンS5a、スペースパターンS4a、スペースパターンS3a、スペースパターンS2a、スペースパターンS1aの順番でパターンが太くなっている。
また、収差モニタパターン10bは、ラインパターンおよびスペースパターンの組の配置周期が中央部に向かって大きくなるよう配置されたパターンである。具体的には、収差モニタパターン10bは、ラインパターンLp1〜Lp9の代わりに、ラインパターンL1b〜L4b,Cb,L4b〜L1bを有している。また、収差モニタパターン10bは、スペースパターンSp0〜Sp9の代わりに、スペースパターンS1b〜S5b,S5b〜S1bを有している。
収差モニタパターン10bは、ラインパターンCbを対称軸として、左右対称にパターンが並ぶよう配置されている。収差モニタパターン10bのうち、ラインパターンCbより左側には、ラインパターンL1b〜L4bが配置され、ラインパターンCbより右側には、ラインパターンL4b〜L1bが配置されている。
そして、ラインパターンL1b〜L4b,Cbは、ラインパターンL1b、ラインパターンL2b、ラインパターンL3b、ラインパターンL4b、ラインパターンCbの順番でパターンが太くなっている。
また、ラインパターンCb,L4b〜L1bは、ラインパターンCb、ラインパターンL4b、ラインパターンL3b、ラインパターンL2b、ラインパターンL1bの順番でパターンが細くなっている。
また、収差モニタパターン10bのうち、ラインパターンCbより左側には、スペースパターンS1b〜S5bが配置され、ラインパターンCbより右側には、スペースパターンS5b〜S1bが配置されている。
そして、スペースパターンS1b〜S5bは、スペースパターンS1b、スペースパターンS2b、スペースパターンS3b、スペースパターンS4b、スペースパターンS5bの順番でパターンが太くなっている。
また、スペースパターンS5b〜S1bは、スペースパターンS5b、スペースパターンS4b、スペースパターンS3b、スペースパターンS2b、スペースパターンS1bの順番でパターンが細くなっている。
図4の収差モニタパターン3は、ラインパターンおよびスペースパターンの組が所定の周期で配置されている。この収差モニタパターン3のように、同じ周期(パターン配置周期)でラインパターンLp1〜Lp9およびスペースパターンSp0〜Sp9が配置される場合、周期が小さいほど、収差検出感度(位置ずれ感度)が大きくなる。また、収差モニタパターン3のうち、外側の領域に配置されたパターンは、低次のゼルニケ項の収差検出感度が大きくなり、内側の領域に配置されたパターンは、高次のゼルニケ項の収差検出感度が大きくなる。
図8の(a)に示した収差モニタパターン10aでは、内側(ラインパターンCa)に向かって周期が小さくなるようラインパターンL1a〜L9aおよびスペースパターンS1a〜S9aが配置されている。この場合、収差モニタパターン10aのうち、外側の領域に配置されたパターンは、低次のゼルニケ項が中程度の収差検出感度であり、内側の領域に配置されたパターンは、高次のゼルニケ項の収差検出感度が極めて大きくなる。
換言すると、収差モニタパターン10aのうち所定位置よりも内側の領域に配置されたパターンは、収差モニタパターン3のパターンが有するゼルニケ項の収差検出感度よりも、収差検出感度が大きい。
また、図8の(b)に示した収差モニタパターン10bでは、外側(ラインパターン100,101)に向かって周期が小さくなるようラインパターンL1b〜L9bおよびスペースパターンS1b〜S9bが配置されている。この場合、収差モニタパターン10bのうち、内側の領域に配置されたパターンは、高次のゼルニケ項が中程度の収差検出感度であり、外側の領域に配置されたパターンは、低次のゼルニケ項の収差検出感度が極めて大きくなる。
換言すると、収差モニタパターン10bのうち所定位置よりも外側の領域に配置されたパターンは、収差モニタパターン3のパターンが有するゼルニケ項の収差検出感度よりも、収差検出感度が大きい。
つぎに、露光装置1の照明について説明する。図9は、露光装置が備える照明の形状を示す図である。露光装置1が備える照明7は、例えば、ダイポール照明73,74である。ダイポール照明73,74は、例えば、Y方向に平行となるよう配置された円環形の一部からなる光源である。
本実施形態では、例えば、照明7に対して、図4に示した収差モニタパターン3や図8に示した収差モニタパターン10a,10bが用いられる。露光装置1によってウエハW上に露光光を照射した場合にウエハW上に結像される光学像I(x)は、例えば、以下の式(20)によって表される。
この式(20)は、光源面積分表示を行うAbbe Formulationである。式(20)のうち、r(s)の部分が照明7(光源)に起因する箇所である。なお、照明7の形状は、図9に示した形状に限らない。また、収差モニタパターンの構成は、収差モニタパターン3,10a,10bの構成に限らない。
図10は、収差モニタパターンの寸法例を示す図である。図10では、収差モニタパターン10a,10bなどの収差モニタパターンの寸法例を示している。Ptn1〜Ptn4の各収差モニタパターンは、それぞれ第1〜第4の寸法例である。
S1xは、スペースパターンS1a、S1bなどの寸法である。同様に、S2xは、スペースパターンS2a、S2bなどの寸法であり、S3xは、スペースパターンS3a、S3bなどの寸法である。また、S4xは、スペースパターンS4a、S4bなどの寸法であり、S5xは、スペースパターンS5a、S5bなどの寸法である。
また、L1xは、ラインパターンL1a、L1bなどの寸法であり、L2xは、ラインパターンL2a、L2bなどの寸法である。また、L3xは、ラインパターンL3a、L3bなどの寸法であり、L4xは、ラインパターンL4a、L4bなどの寸法である。また、Cxは、ラインパターンCa、Cbなどの寸法である。
例えば、Ptn1の収差モニタパターンは、S1x、S2x、S3x、S4x、S5xが、それぞれ100nm、90nm、80nm、70nm、60nmである。また、Ptn1の収差モニタパターンは、L1x、L2x、L3x、L4x、Cxが、それぞれ140nm、130nm、120nm、110nm、100nmである。
図11は、パターン毎の収差敏感度を示す図である。図11では、図10に示した収差モニタパターン(Ptn1〜Ptn4)のパターン毎の収差敏感度を示している。なお、図11では、19種類の収差敏感度(ゼルニケ項)のうち、Z7,Z14,Z23,Z34の収差敏感度を示している。
図11の(a)では、Ptn1の収差モニタパターンのうち、Ptn1のS1x〜S4xであるS1(1)〜S5(1)の収差敏感度を示している。また、図11の(b)では、Ptn2の収差モニタパターンのうち、Ptn2のS1x〜S4xであるS1(2)〜S5(2)の収差敏感度を示している。また、図11の(c)では、Ptn3の収差モニタパターンのうち、Ptn3のS1x〜S4xであるS1(3)〜S5(3)の収差敏感度を示している。また、図11の(d)では、Ptn4の収差モニタパターンのうち、Ptn4のS1x〜S4xであるS1(4)〜S5(4)の収差敏感度を示している。この図11に示すように、各S1x〜S4xは、Ptn1〜Ptn4の何れにおいても収差敏感度がばらばらであり、良好な収差敏感度を得ることができる。
各ゼルニケ項の収差量Zは、照明7の種類ごと、マスク4(マスクパターン)の種類ごと、露光装置1毎に算出される。半導体装置が製造される際には、例えば、各ゼルニケ項の収差量Zが、ウエハプロセスのレイヤ毎に算出される。
そして、各ゼルニケ項の収差量Zを用いて、下層側のパターンにおける本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量と、上層側のパターンにおける本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量とが算出される。そして、露光装置1を用いて、下層側のパターン上に上層側のパターンが形成される際に、算出された位置ずれ量を用いて上層側と下層側との本体パターンの位置合わせが行われる。
半導体装置が製造される際には上層側と下層側との本体パターンの位置合わせが行われたうえで、露光装置1が、レジストの塗布されたウエハ(製品マスクなど)にマスク4を用いて露光を行なう。その後、ウエハが現像されてウエハ上にレジストパターンが形成される。そして、レジストパターンをマスクとしてレジストパターンの下層膜がエッチングされる。これにより、レジストパターンに対応する実パターンがウエハ上に形成される。半導体装置が製造される際には、収差量Zの算出、位置ずれ量の算出、位置ずれ量を用いた位置合わせを行ったうえでの露光処理、現像処理、エッチング処理などがレイヤ毎に繰り返される。
なお、本実施形態では、収差量Zを用いて上層側と下層側との本体パターンの位置合わせが行われる場合について説明したが、収差量Zを用いて露光装置1の収差補正が行われてもよい。この場合、所定のタイミングで収差量Zが算出され、算出された収差量Zを用いて露光装置1の収差補正が行われる。
また、収差量Zの算出に用いるマスク4には、マスクパターンとしての本体パターンや位置合わせマークが形成されていなくてもよい。換言すると、マスクパターンとしての収差モニタパターンが形成されているマスクであれば、何れのマスクを用いて収差量Zを算出してもよい。
また、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量は、マスク4とは異なる別のマスクのマスクパターン(設計データ)を用いて算出されてもよい。換言すると、マスクの種類毎に、収差量Zを用いて本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量が算出されてもよい。このように、収差量Zを算出する際に用いるマスクと、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量を算出する際に用いるマスクとは、異なるマスクであってもよい。
また、本実施形態では、19種類のゼルニケ項の全てに対する収差量と収差敏感度を算出する場合について説明したが、18種類以下のゼルニケ項に対する収差量と収差敏感度を算出してもよい。換言すると、ゼルニケ項は、ゼルニケ多項式のうちのパターンの位置ずれに影響を与えるゼルニケ項の少なくとも1つを含んでいればよい。
このように実施形態によれば、シミュレーションで求めた収差モニタパターンの収差敏感度と、実際のウエハW上に形成した収差モニタパターン3の位置ずれ量とに基づいて、収差量Zを算出するので、収差量Zを容易かつ正確に求めることが可能となる。
また、正確に求めた収差量Zを用いて、本体パターンと位置合わせマーク5との間の位置ずれ量を算出するので、位置ずれ量を容易かつ正確に求めることが可能となる。また、正確に求めた、下層側での位置ずれ量と、上層側での位置ずれ量と、に基づいて、上層側における本体パターンと下層側における本体パターンとの位置ずれ量が算出されるので、
上下層間の位置ずれ量を容易かつ正確に求めることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…露光装置、3,10a,10b…収差モニタパターン、4…マスク、5…位置合わせマーク、L1a〜L4a,L1b〜L4b,Ca,Cb,Lp1〜Lp9…ラインパターン、S1a〜S5a,S1b〜S5b,Sp0〜Sp9…スペースパターン、W…ウエハ。

Claims (5)

  1. マスクパターンが形成されたマスクを用いて露光装置が基板に露光処理を行った際に、前記基板上で発生する収差の収差敏感度を、ゼルニケ項毎にシミュレーションによって算出する敏感度算出ステップと、
    前記基板上に前記マスクパターンに対応する基板上パターンを、前記露光装置を用いて形成する形成ステップと、
    前記基板上パターンの位置ずれ量を測定する測定ステップと、
    前記収差敏感度と前記位置ずれ量とに基づいて、前記ゼルニケ項毎の収差量を算出する収差量算出ステップと、
    を含むことを特徴とする収差量算出方法。
  2. 前記マスクパターンは、ラインパターンおよびスペースパターンの組が所定の周期で配置されたパターンであることを特徴とする請求項1に記載の収差量算出方法。
  3. 前記収差量の算出対象となるゼルニケ項の項数と同数の収差敏感度および位置ずれ量を用いて、前記項数と同数の式からなる連立方程式を生成し、
    前記連立方程式を解くことによって前記ゼルニケ項毎の収差量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の収差量算出方法。
  4. 第1のマスクパターンが形成された第1のマスクを用いて露光装置が第1の基板に露光処理を行った際に、前記第1の基板上で発生する収差の第1の収差敏感度を、ゼルニケ項毎に第1のシミュレーションによって算出する第1の敏感度算出ステップと、
    前記第1の基板上に前記第1のマスクパターンに対応する第1の基板上パターンを、前記露光装置を用いて形成する形成ステップと、
    前記第1の基板上パターンの位置ずれ量を測定する測定ステップと、
    前記第1の収差敏感度と前記位置ずれ量とに基づいて、前記ゼルニケ項毎の収差量を算出する収差量算出ステップと、
    レイヤ間の位置合わせに用いられる第2のマスクパターンとしての位置合わせマークと、第3のマスクパターンである本体パターンと、が形成された第2のマスクを用いて前記露光装置が第2の基板に露光処理を行った場合に、前記第2の基板上の位置合わせマークと、前記第2の基板上の本体パターンと、の間に発生する位置ずれ量に関する第2の収差敏感度を、第2のシミュレーションによって算出する第2の敏感度算出ステップと、
    前記第2の収差敏感度および前記収差量に基づいて、前記第2の基板上に転写される前記位置合わせマークと前記本体パターンとの間の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出ステップと、
    を含むことを特徴とする位置ずれ量算出方法。
  5. 前記位置ずれ量は、前記第2の基板上に形成された第1の層に対する第1の位置ずれ量と、前記第2の基板上に形成される予定の第2の層に対する第2の位置ずれ量と、であり、
    前記第1および第2の位置ずれ量に基づいて、前記第1の層の本体パターンと、前記第2の層の本体パターンとの位置ずれ量が算出されることを特徴とする請求項4に記載の位置ずれ量算出方法。
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