JP2015169034A - 浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 - Google Patents
浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015169034A JP2015169034A JP2014046166A JP2014046166A JP2015169034A JP 2015169034 A JP2015169034 A JP 2015169034A JP 2014046166 A JP2014046166 A JP 2014046166A JP 2014046166 A JP2014046166 A JP 2014046166A JP 2015169034 A JP2015169034 A JP 2015169034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor pan
- floor
- bathtub
- pan
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
【課題】一体成形の床パンと同様に成形可能で分割可能でありながらも、分割された床パンの連結部における防水性を向上し得る浴室床パン並びにこれを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造を提供する。
【解決手段】浴槽側の床部10と洗場側の床部20とを一体成形した浴室床パン1であって、前記浴槽側の床部と前記洗場側の床部との境界部4には、この境界部の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部6が設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】浴槽側の床部10と洗場側の床部20とを一体成形した浴室床パン1であって、前記浴槽側の床部と前記洗場側の床部との境界部4には、この境界部の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部6が設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、浴室の床部を構成する浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造に関する。
従来より、浴室の床部を構成し、浴槽側の床部と洗場側の床部とを有した浴室床パンが知られている。このような浴室床パンは、防水性や成形性等の観点からは、浴槽側の床部と洗場側の床部とを一体成形した構造とすることが好ましいが、施工現場等によっては、搬入等がし難くなるという問題があった。
例えば、下記特許文献1では、浴槽載置場と洗場とを区画する隔壁の上面に、上方に突出する突条体を設けた構成とされた防水パンが提案されている。また、この特許文献1には、切断して2分割された突条体の切断口を突き合わせて形成された下向き開口の凹溝にパッキン材を充填し、突条体の突き合わせ部位にシリコーンコーキング材を施した構造の開示がある。
例えば、下記特許文献1では、浴槽載置場と洗場とを区画する隔壁の上面に、上方に突出する突条体を設けた構成とされた防水パンが提案されている。また、この特許文献1には、切断して2分割された突条体の切断口を突き合わせて形成された下向き開口の凹溝にパッキン材を充填し、突条体の突き合わせ部位にシリコーンコーキング材を施した構造の開示がある。
しかしながら、上記特許文献1に記載された防水パンでは、突条体の上面を構成する部位がその両側の部位と同厚さで比較的に薄く、シリコーンコーキング材を充填する部位の深さが浅くなり、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、一体成形の床パンと同様に成形可能で分割可能でありながらも、分割された床パンの連結部における防水性を向上し得る浴室床パン並びにこれを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る浴室床パンは、浴槽側の床部と洗場側の床部とを一体成形した浴室床パンであって、前記浴槽側の床部と前記洗場側の床部との境界部には、この境界部の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、前記突部を、前記境界部の上面側及び下面側のうちの一方側のみに突出するように設け、他方側に、前記突部を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パンを切断する際の目印を設けてもよい。
本発明においては、前記突部を、前記境界部の上面側及び下面側のうちの一方側のみに突出するように設け、他方側に、前記突部を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パンを切断する際の目印を設けてもよい。
また、本発明に係る分割床パンの製造方法は、本発明に係る浴室床パンを、前記突部を浴槽側と洗場側とに分断するように切断して浴槽床パンと洗場床パンとに分割することを特徴とする。
また、本発明に係る分割床パンの防水構造は、本発明に係る分割床パンの製造方法によって分割された浴槽床パンと洗場床パンとの連結部における防水構造であって、前記浴槽床パン及び前記洗場床パンの互いに対向する連結側面間に防水パッキンを介在させ、この防水パッキン上にシーリング材を充填した構造とされていることを特徴とする。
また、本発明に係る分割床パンの防水構造は、本発明に係る分割床パンの製造方法によって分割された浴槽床パンと洗場床パンとの連結部における防水構造であって、前記浴槽床パン及び前記洗場床パンの互いに対向する連結側面間に防水パッキンを介在させ、この防水パッキン上にシーリング材を充填した構造とされていることを特徴とする。
本発明に係る浴室床パンは、上述のような構成としたことで、一体成形の床パンと同様に成形可能で分割可能でありながらも、分割された床パンの連結部における防水性を向上させることができる。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本実施形態に係る浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造の一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る浴室床パン(これを分割した分割床パン)を設置した状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
図1〜図4は、本実施形態に係る浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造の一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る浴室床パン(これを分割した分割床パン)を設置した状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係る浴室床パン1は、図1(a)及び図4に示すように、浴槽側の床部10と洗場側の床部20とを一体成形した構成とされている。また、浴室床パン1は、浴槽側の床部10と洗場側の床部20との境界部4に、この境界部4の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部6を設けた構成とされている。この浴室床パン1は、分割することなく一体化された状態及び後記するように浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割された分割床パン1Aの状態のいずれの状態でも設置可能とされている。
この浴室床パン1の浴槽側の床部10には、図示は省略しているが、浴槽が設置される。また、浴室床パン1は、当該浴室床パン1の四周端部に沿って立設される壁パネルや天井パネルを備えた、いわゆるユニットバス(システムバス)等の浴室ユニットを構成し、戸建住宅や集合住宅等の建物内の浴室部分に設置される。
この浴室床パン1の浴槽側の床部10には、図示は省略しているが、浴槽が設置される。また、浴室床パン1は、当該浴室床パン1の四周端部に沿って立設される壁パネルや天井パネルを備えた、いわゆるユニットバス(システムバス)等の浴室ユニットを構成し、戸建住宅や集合住宅等の建物内の浴室部分に設置される。
この浴室床パン1は、図4に示すように、平面視して略方形状とされている。本実施形態では、平面視して、浴槽側の床部10と洗場側の床部20との並設方向を長辺とした略長方形状とされた浴室床パン1を例示している。この浴室床パン1の平面視における外周寸法(浴槽側の床部10と洗場側の床部20との並設方向に沿う方向の寸法(幅寸法)及びこれに直交する方向の寸法(奥行寸法))は、建物内の浴室部分の躯体スペースに応じた寸法とされている。この浴室床パン1の外周寸法は、数種類にモジュール化(規格化)された浴室ユニットの寸法に応じた寸法としてもよい。また、平面視して略正方形状とされた浴室床パン1としてもよい。
浴槽側の床部10及び洗場側の床部20は、平面視して略方形状とされており、互いに奥行寸法(上記並設方向に直交する方向の寸法)が略同寸法とされている。また、図例では、浴槽側の床部10の幅寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)を、洗場側の床部20の幅寸法よりも小さくした例を示しているが、これらの幅寸法を互いに略同寸法としてもよい。
また、これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20は、それぞれの底部11,21の四周端部に、四周端部から上方に向けて立ち上がるように一体的に形成された立上部12,13,22,23を設けた構成とされている(図3も参照)。
これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20の底部11,21は、浴槽が設置される床部となる浴槽側の床部10の底部11が、洗場側の床部20の底部21よりも下方側に位置する構成とされている(図1(a)も参照)。また、これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20の立上部12,13,22,23は、それぞれの上端が略同高さに位置される。つまり、洗場側の床部20よりも浴槽側の床部10の深さ(高さ)が大きく形成されている。
また、これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20は、それぞれの底部11,21の四周端部に、四周端部から上方に向けて立ち上がるように一体的に形成された立上部12,13,22,23を設けた構成とされている(図3も参照)。
これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20の底部11,21は、浴槽が設置される床部となる浴槽側の床部10の底部11が、洗場側の床部20の底部21よりも下方側に位置する構成とされている(図1(a)も参照)。また、これら浴槽側の床部10及び洗場側の床部20の立上部12,13,22,23は、それぞれの上端が略同高さに位置される。つまり、洗場側の床部20よりも浴槽側の床部10の深さ(高さ)が大きく形成されている。
また、浴室床パン1の四周端部に位置する立上部12,22は、浴室ユニットの四周の壁パネルが設置される壁立上部12,22を構成する。これら壁立上部12,22は、浴室床パン1の四周端部に沿って略一連状となるように形成されている。
また、これら壁立上部12,22の上下方向途中部位には、上方に向き、壁パネルが載置される壁載置部12a,22aが設けられている。これら壁立上部12,22の壁載置部12a,22aは、それぞれの壁載置部12a,22aの上面(壁載置部上面)が浴室床パン1の四周端部に沿って略一連状に略同高さに位置するように形成されている。
なお、図3及び図4に示すように、洗場側の床部20の建具の設置箇所となる部位には、壁立上部22が設けられておらず、建具の設置部22bとされている。この建具の設置部22bは、建具の設置箇所に応じた位置に設けられる。
また、これら壁立上部12,22の上下方向途中部位には、上方に向き、壁パネルが載置される壁載置部12a,22aが設けられている。これら壁立上部12,22の壁載置部12a,22aは、それぞれの壁載置部12a,22aの上面(壁載置部上面)が浴室床パン1の四周端部に沿って略一連状に略同高さに位置するように形成されている。
なお、図3及び図4に示すように、洗場側の床部20の建具の設置箇所となる部位には、壁立上部22が設けられておらず、建具の設置部22bとされている。この建具の設置部22bは、建具の設置箇所に応じた位置に設けられる。
また、これら床部10,20の互いの境界側に位置する立上部13,23は、境界部を構成する堰部3を構成する。
この堰部3は、図1(a)に示すように、各床部10,20の境界側の立上部13,23と、これらの上端を接続するように略水平に形成され境界部を構成する天部4と、を一体的に形成した構成とされている。
また、この堰部3は、これら立上部13,23及び天部4によってその裏面側に下方に向けて開口する凹溝(凹所)を設けた形状とされている。また、堰部3は、浴槽側の床部10と洗場側の床部20との境界部に沿うように、浴室床パン1の奥行方向の略全長に亘って延びるように設けられている。なお、この堰部3の天部4は、その長手方向(床パン奥行方向)両端部が長手方向外方側に向かうに従い下方側に傾斜し、上記した壁載置部12a,22aに連なり、その両端が壁立上部12,22の上側部位に連なるように形成されている(図3参照)。
この堰部3は、図1(a)に示すように、各床部10,20の境界側の立上部13,23と、これらの上端を接続するように略水平に形成され境界部を構成する天部4と、を一体的に形成した構成とされている。
また、この堰部3は、これら立上部13,23及び天部4によってその裏面側に下方に向けて開口する凹溝(凹所)を設けた形状とされている。また、堰部3は、浴槽側の床部10と洗場側の床部20との境界部に沿うように、浴室床パン1の奥行方向の略全長に亘って延びるように設けられている。なお、この堰部3の天部4は、その長手方向(床パン奥行方向)両端部が長手方向外方側に向かうに従い下方側に傾斜し、上記した壁載置部12a,22aに連なり、その両端が壁立上部12,22の上側部位に連なるように形成されている(図3参照)。
また、本実施形態では、各床部10,20の境界側の立上部13,23の互いに対向するように形成された外側面(裏面)は、天部4に向かうに従い互いに近接する側に傾斜する傾斜面とされている。つまり、上記凹溝の両側壁を構成する立上部13,23の外側面が下方に向かうに従い拡開するような傾斜面とされている。
また、本実施形態では、これら立上部13,23自体を傾斜状に形成し、それぞれの外側面を上記のような傾斜面としている。つまり、これら立上部13,23の内側面(表面)側も同様の傾斜面とされている。
また、本実施形態では、これら立上部13,23自体を傾斜状に形成し、それぞれの外側面を上記のような傾斜面としている。つまり、これら立上部13,23の内側面(表面)側も同様の傾斜面とされている。
また、この堰部3の裏面には、堰部3の長手方向に厚さ方向を沿わせた複数の縦リブ5が堰部3の長手方向に沿って間隔を空けて設けられている。これら縦リブ5は、堰部3の天部4の下面及び立上部13,23の外側面に沿うように一連状に形成されている。また、これら縦リブ5は、堰部3の天部4の下面から下方に向けて突出するように、また、立上部13,23の互いに対向するように形成された外側面から対向方向に向けて突出するように形成されている。つまり、これら複数の縦リブ5は、堰部3の裏面側の凹溝を横断するようにそれぞれ設けられている。
また、図例では、これら縦リブ5を、各床部10,20の底部11,21の下面(裏面)側にも至るように一連状に設けた例を示している。また、この浴室床パン1の裏面には、これら縦リブ5を含み、幅方向及び奥行方向に間隔を空けて複数のリブが略格子状に設けられている(図3参照)。これらリブは、各床部10,20の裏面から下方に向けて突出するように設けられている。
また、図例では、これら縦リブ5を、各床部10,20の底部11,21の下面(裏面)側にも至るように一連状に設けた例を示している。また、この浴室床パン1の裏面には、これら縦リブ5を含み、幅方向及び奥行方向に間隔を空けて複数のリブが略格子状に設けられている(図3参照)。これらリブは、各床部10,20の裏面から下方に向けて突出するように設けられている。
また、本実施形態では、この堰部3の天部4の上面側及び下面側のうちの一方側のみに突出するように突部6を設け、他方側に、突部6を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パン1を切断する際の目印4aを設けた構成としている。本実施形態では、突部6を、天部4の下面側のみに設け、目印4aを、天部4の上面側に設けた構成としている。
目印4aは、突部6の幅方向(上記並設方向に沿う方向)略中央に位置するように設けられている。本実施形態では、この目印4aを、堰部3の長手方向に沿ってライン状に延びる目印溝4aとしている。図例では、溝長手方向に見て略V字溝形状とされた目印溝4aを例示している。この目印溝4aは、堰部3(浴室床パン1の奥行方向)の全長に亘って設けるようにしてもよい。なお、目印4aとしては、目印溝4aに限られず、マーカー等によってライン状にまたは点在状に設けられたものとしてもよく、その他、種々の構成とされたものとしてもよい。
目印4aは、突部6の幅方向(上記並設方向に沿う方向)略中央に位置するように設けられている。本実施形態では、この目印4aを、堰部3の長手方向に沿ってライン状に延びる目印溝4aとしている。図例では、溝長手方向に見て略V字溝形状とされた目印溝4aを例示している。この目印溝4aは、堰部3(浴室床パン1の奥行方向)の全長に亘って設けるようにしてもよい。なお、目印4aとしては、目印溝4aに限られず、マーカー等によってライン状にまたは点在状に設けられたものとしてもよく、その他、種々の構成とされたものとしてもよい。
突部6は、当該突部6が設けられた堰部3の天部4の幅方向両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように、天部4に一体的に形成されており、天部4の下面から下方に向けて突出するように設けられている。また、この突部6は、堰部3の天部4の長手方向に延びるようにリブ状に設けられている。本実施形態では、上記のように、複数の縦リブ5を堰部3の裏面側に設けた構成としており、突部6の一部がこれら縦リブ5によって構成されるように、これら縦リブ5を貫通するように突部6を設けた構成としている。換言すれば、突部6を横断するように、複数の縦リブ5を設けた構成としている。
この突部6の長手方向両端部は、浴室床パン1の奥行方向両側の壁立上部12,22に連なるように形成されている。
この突部6の長手方向両端部は、浴室床パン1の奥行方向両側の壁立上部12,22に連なるように形成されている。
また、突部6の天部4の厚さ方向(上下方向)に沿う突出寸法は、分割された床パン10A,20A同士の連結側面17,27間に種々の防水部材を効果的に設ける観点等から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、この突部6の天部4の下面からの突出寸法を、天部4の厚さ寸法以上としてもよい。図例では、この突部6の突出寸法を、天部4の厚さ寸法の3倍程度とし、縦リブ5の突出寸法よりも小さい寸法とした例を示している。
また、突部6の幅寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)は、浴槽側と洗場側とに分断された状態における強度や、当該浴室床パン1を分割する際の丸鋸等の切断機2の刃幅等に応じて適宜、設定するようにしてもよい。例えば、突部6の幅寸法を、当該突部6が分断されて形成された浴槽側突部16及び洗場側突部26の幅寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)が、天部4の厚さ寸法と概ね同寸法となるような寸法としてもよい。図例では、突部6の幅寸法を、切断機2の刃幅の3倍程度の寸法とした例を示している。
また、突部6の幅寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)は、浴槽側と洗場側とに分断された状態における強度や、当該浴室床パン1を分割する際の丸鋸等の切断機2の刃幅等に応じて適宜、設定するようにしてもよい。例えば、突部6の幅寸法を、当該突部6が分断されて形成された浴槽側突部16及び洗場側突部26の幅寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)が、天部4の厚さ寸法と概ね同寸法となるような寸法としてもよい。図例では、突部6の幅寸法を、切断機2の刃幅の3倍程度の寸法とした例を示している。
なお、浴室床パン1には、排水トラップ等と連通される排水口や、アジャスターボルト(支持脚)が固定される固定部等が設けられている。
また、浴室床パン1は、合成樹脂系材料や金属系材料等から形成されたものとしてもよい。また、合成樹脂系材料としては、ガラス繊維や炭素繊維、鉱物繊維等の強化繊維を含有した繊維強化合成樹脂系材料(いわゆるFRP)としてもよい。
また、浴室床パン1は、合成樹脂系材料や金属系材料等から形成されたものとしてもよい。また、合成樹脂系材料としては、ガラス繊維や炭素繊維、鉱物繊維等の強化繊維を含有した繊維強化合成樹脂系材料(いわゆるFRP)としてもよい。
本実施形態に係る分割床パンの製造方法は、上記構成とされた本実施形態に係る浴室床パン1を、突部6を浴槽側と洗場側とに分断するように切断して浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割する構成とされている。本実施形態では、突部6を、幅方向に略二等分するように、浴槽側と洗場側とに分断するように切断して浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割する構成としている。また、本実施形態では、上記のように、目印としての目印溝4aを、天部4の反突部側となる上面側に設けているので、この目印溝4aに沿って切断するようにしている。
また、このように天部4及び突部6を切断する際に、上記した縦リブ5も切断するようにしている。本実施形態では、図1に示すように、天部4、縦リブ5及び突部6を、浴槽側と洗場側とに分断するように、略垂直状(堰部3の天部4の厚さ方向に沿う方向)に切断する構成としている。
この浴室床パン1の切断は、図1(a)に示すように、丸鋸等の適宜の切断機2によって切断するようにしてもよい。また、この浴室床パン1の切断は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
なお、図例では、堰部3の天部4の幅方向略中央よりも洗場側に寄った部位に沿って切断したような図となっているが、堰部3の幅が狭くなっている排水口周囲の部位においては、堰部3の天部4の幅方向略中央において切断されている(図4参照)。
この浴室床パン1の切断は、図1(a)に示すように、丸鋸等の適宜の切断機2によって切断するようにしてもよい。また、この浴室床パン1の切断は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
なお、図例では、堰部3の天部4の幅方向略中央よりも洗場側に寄った部位に沿って切断したような図となっているが、堰部3の幅が狭くなっている排水口周囲の部位においては、堰部3の天部4の幅方向略中央において切断されている(図4参照)。
このように分割された浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各立上部13,23の上端部には、堰部3の天部4が切断されて連結側(切断側)の端部となる連結側端部14,24が形成される。これら連結側端部14,24は、各立上部13,23の上端部から互いに対向する方向に突出するように設けられており、互いに略同厚さ寸法とされている。
また、このように分割された浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各立上部13,23には、縦リブ5が切断されて、互いに対向する方向に向けて突出し、かつ上下に延びる複数の凸片部15,25が形成される。また、これら凸片部15,25は、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各連結側端部14,24の下面及び各立上部13,23の外側面から一連状に突出する構成とされている。また、これら凸片部15,25は、それぞれの連結側端部14,24の先端面(対向する端面)からは対向方向に突出しないような構成とされている。
また、このように分割された浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各立上部13,23には、縦リブ5が切断されて、互いに対向する方向に向けて突出し、かつ上下に延びる複数の凸片部15,25が形成される。また、これら凸片部15,25は、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各連結側端部14,24の下面及び各立上部13,23の外側面から一連状に突出する構成とされている。また、これら凸片部15,25は、それぞれの連結側端部14,24の先端面(対向する端面)からは対向方向に突出しないような構成とされている。
また、このように分割された浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの連結側端部14,24の互いに向き合う端部(先端部)には、突部6が切断されて、下方に向けて垂れ下がるように浴槽側突部16及び洗場側突部26が形成される。これら浴槽側突部16及び洗場側突部26は、それぞれの連結側端部14,24の先端部の下面から一連状に下方に向けて突出する構成とされている。また、これら浴槽側突部16及び洗場側突部26は、それぞれの連結側端部14,24の先端面からは対向方向に突出しないような構成とされている。
つまり、これら浴槽側突部16及び洗場側突部26の互いに対向する側面と、それぞれの凸片部15,25の先端面と、それぞれの連結側端部14,24の先端面とは、略同一平面状とされ、また、互いに略平行状で、それぞれが水平面に対して略垂直面とされている。
また、これら浴槽側突部16及び洗場側突部26の互いに対向する側面及び連結側端部14,24の先端面が、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27となる。なお、凸片部15,25の先端面の一部も浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27として把握するようにしてもよい。
つまり、これら浴槽側突部16及び洗場側突部26の互いに対向する側面と、それぞれの凸片部15,25の先端面と、それぞれの連結側端部14,24の先端面とは、略同一平面状とされ、また、互いに略平行状で、それぞれが水平面に対して略垂直面とされている。
また、これら浴槽側突部16及び洗場側突部26の互いに対向する側面及び連結側端部14,24の先端面が、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27となる。なお、凸片部15,25の先端面の一部も浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27として把握するようにしてもよい。
本実施形態に係る分割床パンの防水構造は、上記のように分割された浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの連結部における防水構造である。また、この分割床パンの防水構造は、図2に示すように、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27間に防水パッキン7を介在させ、この防水パッキン7上にシーリング材8を充填した構造とされている。
防水パッキン7は、天然ゴムや合成ゴム、独立気泡型の発泡系材料等から形成され、圧縮変形可能とされたものとしてもよい。また、このような基材の裏面に粘着剤が塗布されたものとしてもよい。また、粘着剤を保護する剥離紙(剥離フィルム)等が添着されたテープ状のものとしてもよい。
この防水パッキン7は、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの連結部の全長に亘って設けるようにしてもよい。
防水パッキン7は、天然ゴムや合成ゴム、独立気泡型の発泡系材料等から形成され、圧縮変形可能とされたものとしてもよい。また、このような基材の裏面に粘着剤が塗布されたものとしてもよい。また、粘着剤を保護する剥離紙(剥離フィルム)等が添着されたテープ状のものとしてもよい。
この防水パッキン7は、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの連結部の全長に亘って設けるようにしてもよい。
また、この防水パッキン7の上下寸法は、防水性等の観点から適宜の寸法としてもよい。図例では、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面から各突部16,26の下面までの上下寸法の1/2程度の寸法とした例を示している。また、この防水パッキン7の厚さ寸法(上記並設方向に沿う方向の寸法)は、防水性等の観点から適宜の寸法としてもよい。この防水パッキン7の厚さ寸法は、後記するように床パン10A,20A同士が連結された状態で形成される、連結側面17,27間の隙間よりも大きい寸法としてもよい。つまりは、この防水パッキン7の厚さ寸法を、床パン10A,20A同士が連結された状態で、厚さ方向への圧縮変形を伴い当該防水パッキン7が連結側面17,27に弾性的に接触するような寸法としてもよい。
なお、この防水パッキン7は、上記のように浴室床パン1を分割した後で、床パン10A,20A同士を連結する前に、浴槽床パン10Aの連結側面17及び洗場床パン20Aの連結側面27のうちの一方に沿って固定(貼着)しておくようにしてもよい。また、この防水パッキン7の固定(貼着)は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
なお、この防水パッキン7は、上記のように浴室床パン1を分割した後で、床パン10A,20A同士を連結する前に、浴槽床パン10Aの連結側面17及び洗場床パン20Aの連結側面27のうちの一方に沿って固定(貼着)しておくようにしてもよい。また、この防水パッキン7の固定(貼着)は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
シーリング材8は、ペースト状とされたシリコーン系シーラント等の樹脂系シーラントとしてもよい。
このシーリング材8は、後記するように床パン10A,20A同士が連結された状態で形成される、連結側面17,27間の隙間の略全長に亘って充填するようにしてもよい。また、シーリング材8は、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各連結側端部14,24の上面から上方に突出しないように充填するようにしてもよい。例えば、シーリング材8を、その上面が各連結側端部14,24の上面と略同一平面状または各連結側端部14,24の上面よりも僅かに下側位置となるように充填するようにしてもよい。図例では、上記のように設けられた防水パッキン7の上面から各連結側端部14,24の上面と略同一平面状となるようにシーリング材8を充填した例を示している。つまり、防水パッキン7は、このシーリング材8のバックアップ材として機能する構成とされている。
このシーリング材8は、後記するように床パン10A,20A同士が連結された状態で形成される、連結側面17,27間の隙間の略全長に亘って充填するようにしてもよい。また、シーリング材8は、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各連結側端部14,24の上面から上方に突出しないように充填するようにしてもよい。例えば、シーリング材8を、その上面が各連結側端部14,24の上面と略同一平面状または各連結側端部14,24の上面よりも僅かに下側位置となるように充填するようにしてもよい。図例では、上記のように設けられた防水パッキン7の上面から各連結側端部14,24の上面と略同一平面状となるようにシーリング材8を充填した例を示している。つまり、防水パッキン7は、このシーリング材8のバックアップ材として機能する構成とされている。
また、本実施形態では、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを、連結部材9を介して互いに連結する構造としている。図例では、図2に示すように、洗場床パン20Aに連結部材9の取付部を固定し、この連結部材9の固定部に対して、浴槽床パン10Aの連結側部としての立上部13を止具19によって締結し、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としている。
また、連結部材9は、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結した状態で、各床パン10A,20Aの連結側面17,27間にシーリング材充填用の所定の隙間が形成されるように構成されたものとしてもよい。例えば、連結部材9及び各床パン10A,20Aに、床パン10A,20A同士が連結された状態でこれら床パン10A,20A同士の連結側端部14,24間に所定の隙間が形成されるように、各床パン10A,20Aの幅方向に略沿う方向とされた止具19の締結方向と略同方向に沿って互いに当接する当接部をそれぞれに設けた構成としてもよい。このような連結部材9としては、適宜の形状とされた金具等としてもよく、どのようなものとしてもよい。
図例では、連結部材9の取付部を、洗場床パン20Aの立上部23、連結側端部24及び洗場側突部26によって形成された下向き開口の凹所に嵌め込むように取り付けた構成としている。また、この取付部を、連結側端部24の下面及び洗場側突部26の反連結側面に沿うような略L字状とした例を示している。この取付部は、洗場床パン20Aに対して、嵌め込みや、ねじ等の止具、接着剤等によって固定するようにしてもよい。また、この取付部の下端部に、浴槽床パン10Aに向けて延びるように、かつ各突部26,16の下面に沿うように連結片部を連なるように設け、この連結片部の浴槽側端部に、固定部を設けた構成としている。また、この固定部を、浴槽床パン10Aの立上部13の厚さ方向に厚さ方向を沿わせた板状とし、立上部13の外側面に沿わせるように設けた例を示している。
また、連結部材9の固定部に、止具19の止着部9aを設けている。図例では、止着部9aを、固定部を厚さ方向に貫通する止具孔9aとした例を示している。この止具孔9aは、浴槽床パン10Aの立上部13に厚さ方向に貫通して設けられた止具19の挿通孔13aに一致するように設けられている。このような構成により、浴槽床パン10Aの立上部13の内側面側から挿通孔13aを介して連結部材9の止具孔9aに止着した止具19によって浴槽床パン10Aが連結部材9に固定される。
また、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの連結部(継目部)に沿って複数箇所に止具19が締結され、これら浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとが連結される構造とされている(図4参照)。
また、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの連結部(継目部)に沿って複数箇所に止具19が締結され、これら浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとが連結される構造とされている(図4参照)。
なお、連結部材9は、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとの継目部に沿うように全長に亘って配される構成とされたものとしてもよいが、継目部に沿って間隔を空けて複数箇所に設けられる構成とされたものとしてもよい。
また、連結部材9としては、上記構成とされたものに限られない。例えば、洗場床パン20Aに取り付けられる取付部を、厚さ方向を、凸片部25の厚さ方向に沿わせた板状とし、この凸片部25にねじ等の止具によって固定されるものとしてもよい。その他、種々の構成とされた連結部材9の採用が可能である。
また、この連結部材9の洗場床パン20Aへの固定は、浴室床パン1を分割する前に固定するようにしてもよく、または、分割した後に固定するようにしてもよい。また、この連結部材9の洗場床パン20Aへの固定は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
また、連結部材9としては、上記構成とされたものに限られない。例えば、洗場床パン20Aに取り付けられる取付部を、厚さ方向を、凸片部25の厚さ方向に沿わせた板状とし、この凸片部25にねじ等の止具によって固定されるものとしてもよい。その他、種々の構成とされた連結部材9の採用が可能である。
また、この連結部材9の洗場床パン20Aへの固定は、浴室床パン1を分割する前に固定するようにしてもよく、または、分割した後に固定するようにしてもよい。また、この連結部材9の洗場床パン20Aへの固定は、施工現場への搬送前の工場内等においてなされるものとしてもよく、または、施工現場等においてなされるものとしてもよい。
上記構成とされた分割床パン1Aは、以下のように施工するようにしてもよい。
まず、連結部材9が固定された洗場床パン20Aを設置する。この際、洗場床パン20Aのアジャスターボルトを調整し、洗場床パン20Aの上下のレベル調整を行うようにしてもよい。
次いで、浴槽床パン10Aを設置する。この際、各床パン10A,20Aの奥行方向両側面(壁立上部12,22の外側面)が略同一平面状となるように、適宜、位置調整するようにしてもよい。また、この際、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面が略同一平面状となるように、適宜、位置調整するようにしてもよい。例えば、浴槽床パン10Aのアジャスターボルトを調整し、浴槽床パン10Aの上下のレベル調整を行うようにしてもよい。
まず、連結部材9が固定された洗場床パン20Aを設置する。この際、洗場床パン20Aのアジャスターボルトを調整し、洗場床パン20Aの上下のレベル調整を行うようにしてもよい。
次いで、浴槽床パン10Aを設置する。この際、各床パン10A,20Aの奥行方向両側面(壁立上部12,22の外側面)が略同一平面状となるように、適宜、位置調整するようにしてもよい。また、この際、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面が略同一平面状となるように、適宜、位置調整するようにしてもよい。例えば、浴槽床パン10Aのアジャスターボルトを調整し、浴槽床パン10Aの上下のレベル調整を行うようにしてもよい。
そして、浴槽床パン10Aの立上部13を、上記のように、止具19によって連結部材9に締結して固定する。上記構成とされた連結部材9を用いた場合には、この止具19の締め付けに伴い、各床パン10A,20Aの連結側面17,27間にシーリング材充填用の所定の隙間が形成される。また、これにより、洗場床パン20Aに対する浴槽床パン10Aの幅方向の位置決めがなされる。
このように床パン10A,20A同士を連結した状態では、上記した防水パッキン7が、連結側面17,27間に床パン奥行方向の略全長に亘って形成された隙間の底部を形成するように隙間の略全長に亘って配される。
このように床パン10A,20A同士を連結した状態では、上記した防水パッキン7が、連結側面17,27間に床パン奥行方向の略全長に亘って形成された隙間の底部を形成するように隙間の略全長に亘って配される。
そして、この防水パッキン7上に、上記のようにシーリング材8を充填するようにしてもよい。この際、シーリング材8を、隙間の幅方向両側の各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面に、適宜、マスキングテープ(養生テープ)を隙間の全長に亘って貼着した状態で充填するようにしてもよい。
また、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の隙間長手方向に沿う両端部に連なるように設けられた壁載置部12a,22aから上方に突出する壁立上部12,22の上側部位間の隙間にも一連状にシーリング材8を充填するようにしてもよい。この場合は、壁立上部12,22の上側部位の裏面(外側に向く面)に、これらの間の隙間を塞ぐように、アルミテープ等のテープを貼着するようにしてもよい。
また、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の隙間長手方向に沿う両端部に連なるように設けられた壁載置部12a,22aから上方に突出する壁立上部12,22の上側部位間の隙間にも一連状にシーリング材8を充填するようにしてもよい。この場合は、壁立上部12,22の上側部位の裏面(外側に向く面)に、これらの間の隙間を塞ぐように、アルミテープ等のテープを貼着するようにしてもよい。
なお、上記のように、シーリング材8を連結側面17,27間に充填し、さらに、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの各連結側端部14,24の上面に跨るようにシーリング材8を覆う防水テープを隙間の略全長に亘って貼着した構造としてもよい。このような防水テープとしては、薄いシート状(フィルム状)とされ、ポリエチレンやEVA(エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂)等の合成樹脂系材料からなる基材の裏面に粘着剤が塗布された粘着テープ等としてもよい。
また、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面及びシーリング材8の上面、並びに堰部の幅方向両側部となる各床パン10A,20Aの立上部13,23の少なくとも上側部位の内側面(表面)を覆うカバーを設けた構造としてもよい。
また、各床パン10A,20Aの連結側端部14,24の上面及びシーリング材8の上面、並びに堰部の幅方向両側部となる各床パン10A,20Aの立上部13,23の少なくとも上側部位の内側面(表面)を覆うカバーを設けた構造としてもよい。
また、上記施工手順は、一例に過ぎず、適宜の手順で施工するようにしてもよい。
また、上記した例では、洗場床パン20Aに固定された連結部材9に対して、浴槽床パン10Aの立上部13を止具19によって締結し、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としたが、このような態様に限られない。例えば、このような態様に代えて、浴槽床パン10Aに固定された連結部材9に対して、洗場床パン20Aの連結側部としての立上部23を止具19によって締結し、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としてもよい。分割された浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としては、その他、種々の連結構造の採用が可能である。
また、上記した例では、洗場床パン20Aに固定された連結部材9に対して、浴槽床パン10Aの立上部13を止具19によって締結し、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としたが、このような態様に限られない。例えば、このような態様に代えて、浴槽床パン10Aに固定された連結部材9に対して、洗場床パン20Aの連結側部としての立上部23を止具19によって締結し、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としてもよい。分割された浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとを連結する構造としては、その他、種々の連結構造の採用が可能である。
本実施形態に係る浴室床パン1は、上述のような構成としたことで、一体成形の床パンと同様に成形可能で分割可能でありながらも、分割された床パン10A,20Aの連結部における防水性を向上させることができる。
つまり、上記のように、一体成形された浴室床パン1を、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割することで、一体化された床パンと比べて小型化を図ることができ、取り扱い性を向上させることができる。これにより、特に搬入口が狭小となる傾向のある集合住宅等のリフォーム用としても好適なものとなる。
つまり、上記のように、一体成形された浴室床パン1を、浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割することで、一体化された床パンと比べて小型化を図ることができ、取り扱い性を向上させることができる。これにより、特に搬入口が狭小となる傾向のある集合住宅等のリフォーム用としても好適なものとなる。
また、一体成形された浴槽側の床部10と洗場側の床部20との境界部(天部)4に、この境界部4の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部6を設けた構成としている。従って、突部6を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パン1を切断して浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割することができる。これにより、一体の浴室床パン1とこれを分割した浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aを備えた分割床パン1Aとを、共通の金型を用いて成形することができ、例えば、各床パンを個別に成形するようなものと比べて、成形性を向上させることができる。
また、突部6の部位で浴槽側と洗場側とに分割することで、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27の上下寸法を効果的に大きくすることができる。これにより、これら連結側面17,27間に、防水パッキン7やシーリング材8等の種々の防水部材を設け易くなり、防水性を向上させることができる。また、突部6をその両側部位よりも厚さ寸法を大きくすることで設けているので、例えば、境界部近傍部位の全体の厚さ寸法を大きくしたようなものと比べて、軽量化を図ることができる。
また、突部6の部位で浴槽側と洗場側とに分割することで、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27の上下寸法を効果的に大きくすることができる。これにより、これら連結側面17,27間に、防水パッキン7やシーリング材8等の種々の防水部材を設け易くなり、防水性を向上させることができる。また、突部6をその両側部位よりも厚さ寸法を大きくすることで設けているので、例えば、境界部近傍部位の全体の厚さ寸法を大きくしたようなものと比べて、軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、突部6を、境界部(天部)4の上面側及び下面側のうちの一方側のみに突出するように設け、他方側に、突部6を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パン1を切断する際の目印4aを設けた構成としている。従って、切断する際における作業性を向上させることができる。なお、このような目印4aを設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、浴室床パン1を、各床部10,20の底部11,21から立ち上がる境界部としての堰部3の天部4において分割される構成としている。従って、分割された床パン10A,20A同士の継目部が各床パン10A,20Aの底部11,21から立ち上がった部位に形成されることとなり、継目部における防水性をより向上させることができる。なお、このような態様に代えて、他の部位において分割される構成としてもよい。
また、本実施形態では、浴室床パン1を、各床部10,20の底部11,21から立ち上がる境界部としての堰部3の天部4において分割される構成としている。従って、分割された床パン10A,20A同士の継目部が各床パン10A,20Aの底部11,21から立ち上がった部位に形成されることとなり、継目部における防水性をより向上させることができる。なお、このような態様に代えて、他の部位において分割される構成としてもよい。
また、本実施形態では、突部6を境界部4の下面側のみに設けた構成としている。従って、例えば、突部6を上面側に設けたようなものと比べて、境界部4の平坦な上面を幅広にすることができる。これにより、分割された床パン10A,20A同士の連結側面17,27間にシーリング材8を充填した後に、例えば、防水テープを貼着する際における貼着性を向上させることができ、防水性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、突部6を横断するように、境界部としての天部4の長手方向に厚さ方向を沿わせた複数の縦リブ5を設けた構成としている。従って、切断されて分割された各床パン10A,20Aの突部16,26を、これら縦リブ5が分割されて形成された各床パン10A,20Aの凸片部15,25によって補強することができる。なお、このような縦リブ5を設けないようにしてもよい。また、突部6を、境界部4の下面側のみに設けた態様に代えて、境界部4の上面側のみに設けた態様としてもよく、または、境界部4の上下両側に設けた態様としてもよい。
また、本実施形態では、突部6を横断するように、境界部としての天部4の長手方向に厚さ方向を沿わせた複数の縦リブ5を設けた構成としている。従って、切断されて分割された各床パン10A,20Aの突部16,26を、これら縦リブ5が分割されて形成された各床パン10A,20Aの凸片部15,25によって補強することができる。なお、このような縦リブ5を設けないようにしてもよい。また、突部6を、境界部4の下面側のみに設けた態様に代えて、境界部4の上面側のみに設けた態様としてもよく、または、境界部4の上下両側に設けた態様としてもよい。
また、本実施形態に係る分割床パンの製造方法は、上記構成とされた浴室床パン1の突部6を浴槽側と洗場側とに分断するように切断して浴槽床パン10Aと洗場床パン20Aとに分割する構成としている。従って、上記同様、これら分割された床パン10A,20A同士の連結側面17,27の上下寸法を比較的に大きくすることが可能で防水性の向上が可能な分割床パン1Aを、一体成形の浴室床パン1と共通の金型を用いて製造することができる。これにより、製造効率を向上させることができる。
また、本実施形態に係る分割床パンの防水構造は、浴槽床パン10A及び洗場床パン20Aの互いに対向する連結側面17,27間に防水パッキン7を介在させ、この防水パッキン7上にシーリング材8を充填した構造としている。従って、上記のように、上下に比較的に大きくなる、床パン10A,20A同士の連結側面17,27間に防水パッキン7とシーリング材8とを効果的に設けることができ、防水性を向上させることができる。なお、本実施形態に係る浴室床パン1を分割した分割床パン1Aの防水構造としては、このような構造に限られず、その他、種々の複数構造の防水構造を構築することが可能である。
1 浴室床パン
1A 分割床パン
4 堰部の天部(境界部)
4a 目印溝(目印)
6 突部
7 防水パッキン
8 シーリング材
10 浴槽側の床部
10A 浴槽床パン
17 連結側面
20 洗場側の床部
20A 洗場床パン
27 連結側面
1A 分割床パン
4 堰部の天部(境界部)
4a 目印溝(目印)
6 突部
7 防水パッキン
8 シーリング材
10 浴槽側の床部
10A 浴槽床パン
17 連結側面
20 洗場側の床部
20A 洗場床パン
27 連結側面
Claims (4)
- 浴槽側の床部と洗場側の床部とを一体成形した浴室床パンであって、
前記浴槽側の床部と前記洗場側の床部との境界部には、この境界部の全長に亘って延び、かつ両側部位よりも厚さ寸法を大きくするように上下方向に沿って突出する突部が設けられていることを特徴とする浴室床パン。 - 請求項1において、
前記突部は、前記境界部の上面側及び下面側のうちの一方側のみに突出するように設けられ、他方側には、前記突部を浴槽側と洗場側とに分断するように当該浴室床パンを切断する際の目印が設けられていることを特徴とする浴室床パン。 - 請求項1または2に記載の浴室床パンを、前記突部を浴槽側と洗場側とに分断するように切断して浴槽床パンと洗場床パンとに分割することを特徴とする分割床パンの製造方法。
- 請求項3に記載の分割床パンの製造方法によって分割された浴槽床パンと洗場床パンとの連結部における防水構造であって、
前記浴槽床パン及び前記洗場床パンの互いに対向する連結側面間に防水パッキンを介在させ、この防水パッキン上にシーリング材を充填した構造とされていることを特徴とする分割床パンの防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014046166A JP2015169034A (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014046166A JP2015169034A (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015169034A true JP2015169034A (ja) | 2015-09-28 |
Family
ID=54202028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014046166A Pending JP2015169034A (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015169034A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021179151A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
| JP2023024033A (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-16 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
-
2014
- 2014-03-10 JP JP2014046166A patent/JP2015169034A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021179151A (ja) * | 2020-05-15 | 2021-11-18 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
| JP7425667B2 (ja) | 2020-05-15 | 2024-01-31 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
| JP2023024033A (ja) * | 2021-08-06 | 2023-02-16 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
| JP7692758B2 (ja) | 2021-08-06 | 2025-06-16 | 株式会社ハウステック | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2015169035A (ja) | 分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 | |
| JP2015169034A (ja) | 浴室床パン、これを用いた分割床パンの製造方法及びこの分割床パンの防水構造 | |
| CN104074333B (zh) | 浴室地板盘、具备其的浴室单元以及浴室地板盘的防水结构 | |
| JP3173837U (ja) | 構造断熱材 | |
| JP6099017B2 (ja) | 分割床パンの防水構造 | |
| JP7425667B2 (ja) | 防水パン及びこれを備えた浴室ユニット | |
| CN209377409U (zh) | 淋浴隔板、套件以及卫浴安装系统 | |
| JP2017002461A (ja) | 外壁材の連結構造と外壁材用留め金具 | |
| KR101084404B1 (ko) | 방수 처리용 건축 내외장 판넬 및 그 시공 방법 | |
| JP6393605B2 (ja) | 目地構造 | |
| JP2011052499A (ja) | 浴室ユニットの床構造及び床施工方法 | |
| JP6099012B2 (ja) | 浴室床パン及びこれを備えた浴室ユニット | |
| JP6008324B2 (ja) | 浴室床パン及びこれを備えた浴室ユニット | |
| JP6022500B2 (ja) | 外壁上部の防水構造、および、防水ユニット | |
| JP2016169480A (ja) | サッシの排水構造 | |
| JP2013248153A (ja) | 浴室ユニット | |
| JP5877176B2 (ja) | 建物の防水構造 | |
| JP2012207506A (ja) | 浴室天井の設置構造 | |
| JP6099011B2 (ja) | 浴室床パン及びこれを備えた浴室ユニット | |
| JP2003003595A (ja) | カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造 | |
| JP2014196603A (ja) | 浴室床パン及びこれを備えた浴室ユニット | |
| JP2004143665A (ja) | 外壁の防水構造 | |
| JP6661350B2 (ja) | サッシの取付構造 | |
| JP4313737B2 (ja) | 外壁材の取付構造及び外壁材の取付方法 | |
| JP2018087463A (ja) | 防水パンの目地部の防水構造及び防水床構造及びバルコニーの防水床構造 |