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JP2015163494A - 自走式車両 - Google Patents

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JP2015163494A
JP2015163494A JP2014039635A JP2014039635A JP2015163494A JP 2015163494 A JP2015163494 A JP 2015163494A JP 2014039635 A JP2014039635 A JP 2014039635A JP 2014039635 A JP2014039635 A JP 2014039635A JP 2015163494 A JP2015163494 A JP 2015163494A
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motor
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self
vehicle
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JP2014039635A
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郁弥 向井
Ikuya Mukai
郁弥 向井
彰 菅原
Akira Sugawara
彰 菅原
公祐 竹内
Kosuke Takeuchi
公祐 竹内
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】コンパクト性に優れた駆動機構を搭載する自走式車両を提供すること。【解決手段】本発明の実施形態に係る自走式車両1は、駆動輪13Rを駆動する駆動モータ121Rと駆動輪13Lを駆動する駆動モータ121Lとを備える。駆動モータ121Rのモータ軸、駆動モータ121Lのモータ軸、駆動輪13Rの駆動軸15R、及び駆動輪13Lの駆動軸15Lは平行である。また、駆動軸15Rと駆動軸15Lは同一直線上にあり、駆動モータ121Rのモータ軸と駆動モータ121Lのモータ軸はずれている。【選択図】図2

Description

本開示は、自走式車両に関する。
近年、大型の走行ロボットから小型の走行ロボットまで様々なサイズのロボットが存在する。小型の走行ロボットの場合、走行ロボットが走行する際の車幅をよりコンパクトにすることが求められている。車幅をよりコンパクトにするには、駆動モータから駆動軸までの車幅方向の距離を短くすることが重要である。
駆動モータの駆動力をプーリによるベルト伝達を介して駆動輪に伝達することによって走行する自走式のロボット(特許文献1)や駆動モータの駆動を減速機・クラッチを介して駆動輪へ伝達することによって走行する自走式のロボット(特許文献2)が知られている。これらのロボットは、左右の駆動輪を、一対の駆動モータによってそれぞれ独立して駆動することができるように構成されている。これによって、左右の駆動輪の速度をそれぞれ可変にして、ロボットは所定経路を走行できる。
特開平11−178765号公報 特開平8−215122号公報
特許文献1は、モータ軸と駆動軸とをずらしている。特許文献2は、モータ軸と駆動軸とを直交させている。特許文献1と特許文献2はこれらによって車幅方向のコンパクト性が図られているが、更なるコンパクト性が求められている。
本開示の一局面によれば、第1駆動輪を駆動する第1駆動モータと第2駆動輪を駆動する第2駆動モータとを備えた自走式車両であって、前記第1駆動モータの第1モータ軸、前記第2駆動モータの第2モータ軸、前記第1駆動輪の第1駆動軸、及び前記第2駆動輪の第2駆動軸が平行であり、前記第1駆動軸と前記第2駆動軸は同一直線上にあり、前記第1モータ軸と前記第2モータ軸はずれている自走式車両が提供される。
本開示によれば、コンパクト性に優れた駆動機構を搭載する自走式車両を提供することができる。
一実施例による自走式車両の全体構成を示す概略図である。 一実施例による自走式車両が備える駆動機構の全体斜視図である。 駆動モータ側のプーリの連結状態を説明する断面図である。 駆動機構の正面図である。 駆動機構の右側面図である。 駆動機構の底面図である。 左右の駆動モータの位置関係を説明する図である。
以下、添付図面を参照しながら実施例について詳細に説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
まず、一実施例に係る自走式車両の全体構成について、図面を参照して説明する。図1は、一実施例による自走式車両1の全体構成を示す概略図である。ここで、自走式車両1とは、左右一対の駆動輪13R、13Lを駆動させることにより走行を行う車両のことをいう。例えば、駅構内の清掃を行う自走式の清掃車両、ビル監視用の無人車両等を含む。また、2輪以上の車両を含む。以下では、一例として、3輪を備える自走式車両について説明する。なお、以下では、参照符号の末尾「R」は左右一対の部材のうちの右側の部材であることを意味し、参照符号の末尾「L」は左右一対の部材のうちの左側の部材であることを意味する。
図1に示すように、自走式車両1は、車両を構成する車両本体2を備える。そして、車両本体2の底部には、駆動輪13R、13Lと、従動輪14とを備える。さらに、車両本体2の内部には、車両全体の制御を行なう制御装置3と、車両に電力を供給するバッテリ4とが搭載されている。
自走式車両1は、制御装置3の指令信号に基づき、左右の駆動輪13R、13Lを含んで構成される駆動機構5を駆動させることによって、所定経路を走行する。
次に、駆動機構5の全体構成について、図面を参照して説明する。図2は、駆動機構5の全体斜視図である。図2において、x軸方向は車幅方向を表し、y軸方向は車両前後方向を表し、z軸方向は高さ方向を表す。なお、以下の説明では、駆動機構5を構成する右側の駆動輪13R回りの構成について説明する。左側の駆動輪13L回りの構成については、基本的に、右側の駆動輪13R回りの構成と同じであるため説明を省略する。
図2に示すように、駆動機構5は、駆動力発生部12Rと、駆動力発生部12Rによって駆動される駆動輪13Rと、平板状の支持部30Rとを備える。そして、駆動力発生部12R及び駆動輪13Rは、支持部30Rにそれぞれ取り付けられている。左側の駆動輪13L回りも同様にして支持部30Lに取り付けられる。そして、図1に示すように、支持部30R、30Lを所定の固定位置で基部10に固定する。所定の固定位置は、自走式車両1の左右の駆動輪13R、13Lの間隔が所定の距離になるように、車幅方向に所定距離隔てて基部10に形成される固定部の位置である。そして、所定距離隔てた固定位置で、支持部30R、30Lが基部10に固定される。基部10に形成される固定部は、例えば、貫通穴である。また、支持部30R、30Lには、固定部としての貫通穴に対応する位置にねじ穴が形成されている。そして、基部10の裏面(床面と対向する側)からボルト等で締め付けることによって、支持部30R、30Lは基部10に固定される。また、ボルト等を取り外すことによって、支持部30R、30Lは基部10から分離される。
駆動力発生部12Rは、駆動モータ121Rと、エンコーダ122Rと、モータドライバ(不図示)とを有する。なお、駆動機構5は、図2に示すように、駆動モータ121Rのモータ軸、駆動モータ121Lのモータ軸、駆動輪13Rの駆動軸15R、及び駆動輪13Lの駆動軸15Lは互いに平行に配置されており、駆動軸15Rと駆動軸15Lは同一直線上に配置されている。左側の駆動輪13L回りの駆動力発生部12Lも、基本的に、構成は同様であるため説明を省略する。
駆動モータ121Rは、駆動輪13Rを駆動させるために使用される。駆動輪は上述したように、左右の駆動輪13R、13Lを有する。そして、駆動輪13R、13Lは、それぞれ別の駆動モータ121R、121Lによって駆動される。また、駆動モータ121R、121Lは、異なる回転速度で回転できる。そのため、自走式車両1は、微妙な進路変更を行いながらの走行や、折り返し動作等が可能となる。さらに、駆動モータ121R、121Lの回転状態は、エンコーダ122R、122Lで検出される。駆動モータ121R、121Lには、例えば、ブラシ付きDCサーボモータが使用される。
駆動モータ121Rは、支持部30Rの+z側の端部に設けられている挿通穴(不図示)にモータ軸(不図示)を挿通させた状態で、支持部30Rに支持される。
そして、駆動モータ121Rのモータ軸はプーリ16Rと一体回転可能に連結される。より詳細には、支持部30Rを貫通したモータ軸の軸端にプーリ16Rを一体回転可能に連結する。この連結は、例えばキー結合によって行われる。
なお、支持部30Rには、モータ軸及びプーリ16Rを覆うように保護カバー20Rが設けられており、駆動モータ121R内やプーリ16R等に埃、粉塵等が侵入したり付着したりするのを効果的に防止している。保護カバー20Rは、支持部30Rにボルト等によって締結される。
さらに、図3に示すように、プーリ16Rを、駆動モータ121Rの反対側から支持する構成としてもよい。これにより、プーリ16Rが両側から支持されるため、プーリ16Rの支持強度のさらなる向上につながる。よ0り詳細には、保護カバー20Rに、軸受25Rが組み込まれているベアリングホルダ24Rを取り付けて、モータ軸とシャフト26Rを介して、駆動モータ121Rに内蔵されている軸受(不図示)と軸受25Rにより確実に支持されるような構成にしてもよい。以上のような構成にすることにより、モータ軸に過渡な負荷が生じる場合であっても、駆動モータ121Rの駆動力をプーリ16Rに円滑に伝達させることができる。
次に、駆動輪回りの構成についてより詳細に説明する。図4は、駆動機構5の正面図である。また、図5は、駆動機構5の右側面図である。また、図6は、駆動機構5の底面図である。なお、図5及び図6は、駆動輪13Rの図示を省略している。また、図6は、基部10の図示を省略している。なお、以下の説明において、駆動輪13R回りの構成について説明する。左側の駆動輪13L回りの構成については、基本的に、右側の駆動輪13R回りの構成と同じであるため説明を省略する。
図4、5に示すように、駆動軸15Rと駆動輪13Rの間には円板形状のフランジ21が備えられており、駆動軸15Rの回転に連動して駆動輪13Rが一体的に回転するように連結されている。
また、支持部30Rの−z側の端部に設けられている挿通孔(不図示)にはベアリングホルダ19Rが取り付けられている。そして、ベアリングホルダ19Rに組み込まれている軸受(不図示)によって、駆動軸15Rの−x側の端部を支持する。そのため、駆動軸15Rは、過渡な負荷を受けることなく、駆動輪13Rを円滑に回転させることができる。このようにして、駆動輪13Rは、駆動軸15Rを介して、支持部30Rに支持される。
そして、駆動軸15Rはプーリ17Rと一体回転可能に連結される。より詳細には、駆動軸15Rの+x側の端部にフランジ21Rを介して連結された駆動輪13Rと、基部10に固定された支持部30Rとの間で、プーリ17Rは、駆動軸15Rに対して一体回転可能に連結される。この連結は、例えばキー結合によって行われる。
そして、プーリ16Rとプーリ17Rには、伝達ベルト18Rが掛け渡される。
なお、駆動輪13R及び駆動軸15Rが車両走行中に抜けてしまうのを防止するため、駆動軸15Rの両端には、抜け防止ナット22R、23Rが取り付けられる。左側の駆動輪13L回りも同様にして、駆動軸15Lの両端には、抜け防止ナット22L、23Lが取り付けられる。
以上のように構成されているため、駆動軸15R、15Lに対し車幅外方に力が作用したとしても、駆動輪13R、13Lが、駆動軸15R、15Lとともに、車体から離脱することはない。
さらに、基部10に固定された支持部30R、30Lの+Z側の端部には、押さえ板40が設けられている。そのため、自走式車両1の走行時に、支持部30R、30Lが、車幅外方に対して過渡な負荷を受けることはない。これによって、駆動モータ121R、121Lによる駆動力が円滑に駆動輪13R、13Lに伝達される。押さえ板40は、左右一対の支持部30R、30Lにそれぞれボルト等によって締結される。
自走式車両1の種類によっては車幅に制限が設けられている場合がある。例えば、駅構内を清掃する自走式の清掃車両の場合、自動改札機を通過することのできる大きさの車両であることが望ましい。そのため、車両の種類や使用環境等に応じて、支持部30Rと支持部30Lとの間の距離、すなわち、車幅の間隔を柔軟に変更することができる自走式車両1が有効に利用され得る。ところが、上述のように車幅に制限のある車両の場合、左右の駆動輪13R、13Lに対応する駆動モータ121R、121Lを同一軸心上に配置すると、駆動モータ121R、121Lが互いに干渉してしまい、車幅を制限内の間隔に狭めることができない。
そこで、本実施形態に係る駆動機構5は、駆動モータ121R、121Lが、駆動軸15R、15Lに対して垂直な一平面を通るように、駆動モータ121R、121Lを配置する。具体的には、左右の駆動モータ121R、121Lが互いに干渉しない位置までモータ軸の軸心をずらして駆動モータ121R、121Lを配置する。これにより、車幅をさらに狭めることが可能になるため、自走式車両1のより一層の小型化を実現することが可能となる。
次に、図7を参照しながら、モータ軸の配置について説明する。図7は、駆動機構5の右側面図であり、駆動輪13R及び保護カバー20Rの図示を省略する。また、プーリ16L及び駆動モータ121Lを破線で示す。
図7に示すように、駆動輪13Rの駆動軸15Rと駆動モータ121Rのモータ軸との間のy軸方向距離(水平距離L1)が、駆動輪13Lの駆動軸15Lと駆動モータ121Lのモータ軸との間のy軸方向距離(水平距離L2)に等しくなるように2つのモータ軸を配置するのが好ましい。具体的には、駆動モータ121Rと駆動モータ121Lとが干渉しないようにy軸方向にずらして配置するのが好ましい。これらモータの配置は、線分A−Aに対して対称となる。より詳細には、右側の駆動モータ121Rを、線分A−Aに対して−y方向にL1ずらした位置に配置し、左側の駆動モータ121Lを、線分A−Aに対して+y方向にL2ずらした位置に配置する。重心バランスに優れ車両の安定性に優れるからである。
駆動機構5は以上のような構成をしているため、左右の駆動輪13R、13Lの車幅間隔がさらに狭い自走式車両1を製造することが可能となる。これにより、自走式車両1のより一層の小型化を実現することが可能となる。また、駆動機構5を右側面から見た場合、右側の駆動輪13R回りの駆動部分と左側の駆動輪13L回りの駆動部分が、線分A−Aに対して対称に配置されるため、小型であって且つ車両安定性に優れた自走式車両を簡易な構成で提供することができる。
続いて、車幅が互いに異なる自走式車両1を構成する駆動機構5を組み立てる方法について説明する。
車幅の異なる自走式車両1を複数台製造するに際して、組立作業者は、駆動力発生部12R(又は12L)と駆動輪13R(又は13L)とを支持する支持部30R(又は30L)を含んで構成される駆動機構5を、複数台組み立てる。駆動機構5を構成する右側の駆動輪13R回りの駆動部分の組み立て方法と、駆動機構5を構成する左側の駆動輪13L回りの駆動部分の組み立て方法は基本的に同じである。
まず、組立作業者は、ベアリングホルダ19R及び駆動モータ121Rを支持部30Rの所定位置に取り付ける。次いで、ベアリングホルダ19Rに組み込まれている軸受に駆動軸15Rが支持されるように、該駆動軸15Rを挿通する。具体的には、駆動軸15Rは、支持部30Rの中央の−z側の端部寄りに挿通される。次いで、駆動軸15Rの+x側の端部からプーリ17Rを挿入し、プーリ17Rを駆動軸15Rに対してキー結合により一体回転可能に連結する。次いで、プーリ16Rの−x側で、駆動モータ121Rのモータ軸端とプーリ16Rをキー結合により一体回転可能に連結する。次いで、プーリ16Rとプーリ17Rに伝達ベルト18Rを掛け渡す。
なお、プーリ16Rの支持強度の観点から、プーリ16の+x側で、シャフト26Rの軸端とプーリ16Rをキー結合により一体回転可能に連結してもよい。この場合において、駆動モータ121Rのモータ軸とシャフト26Rの軸は、同一直線上に配置される。これによって、プーリ16Rは該シャフト26Rを介して、ベアリングホルダ24Rに組み込まれている軸受25Rに支持されることになる。次いで、ベアリングホルダ24Rが取り付けられた保護カバー20Rを支持部30Rにボルト等によって締結する。次いで、フランジ21Rにによって駆動軸15Rと駆動輪13Rを一体回転可能に固定する。次いで、フランジ21Rによって、駆動軸15Rと駆動輪13Rを一体回転可能に連結する。該連結は、駆動輪13Rとフランジ21Rの回転中心位置に形成されている挿通穴に、駆動軸15Rを挿通することによって行う。次いで、抜け防止ナット22R、23Rを駆動軸15Rの両端に、それぞれ取り付ける。支持部30Rに形成されている駆動モータ121Rのモータ軸挿通用の挿通穴は、駆動輪13Rの駆動軸挿通用の挿通穴に対してy軸方向にずれた位置に形成されている。したがって、駆動輪13Rと駆動モータ121Rは、y軸方向にずれた位置に配置される。
右側の駆動輪13R回りの部分と、左側の駆動輪13L回りの部分の構成は、基本的に同じである。そのため、駆動モータと、駆動輪とを支持する支持部を含んで構成される駆動部分は、右側の駆動輪13R回りの駆動部分としても左側の駆動輪13L回りの駆動部分としても使用され得る。その結果、部材のコストを低減することができる。
また、部材が左右共用であるため、駆動モータ121R、駆動輪13Rが取り付けられる支持部30Rと、駆動モータ121L、駆動輪13Lが取り付けられる支持部30Lを基部10に固定した場合、図7に示すように、駆動部分は、線分A−Aに対して対称に配置される。このため、小型化に優れるとともに重心バランスにも優れた自走式車両1を提供することができる。
また、駆動機構5は、上述のように構成されているため、配置バランスに優れる。そのため、駆動機構5を搭載する自走式車両1は、重心が安定するとともに、より小型化を実現できるため、微妙な進路変更を行いながらの走行や、折り返し動作等を円滑に行うことができる。
また、駆動機構5は、駆動モータ121R、駆動輪13Rが取り付けられる支持部30Rと、駆動モータ121L、駆動輪13Lが取り付けられる支持部30Lを、基部10から容易に脱着することができる分離構造となっている。そのため、一対の支持部30R、30Lの固定位置間の距離がそれぞれ異なる基部10を用意するだけで、様々な車幅の自走式車両1に対応した駆動機構5を容易に組み立てることができる。
そして、左側の駆動輪13Lを含む駆動部分と、右側の駆動輪13Rを含む駆動部分は、基本的に、同一部品を用いているため、部材のコストを低減することができる。
また、駆動機構5は以上のような構成を有する。そのため、車幅の異なる自走式車両1の効率的な製造が可能とされ得る。
次に、自走式車両1が備える駆動機構5の動作について説明する。
自走式車両1は、予め記憶されているマップと、エンコーダ122R、122Lからの検出信号とに基づいて、所定の走行パターンで走行できるように、モータドライバ(不図示)を介して、左右一対の駆動モータ121R、121Lの駆動を制御する。そして、駆動モータ121R、121Lの回転によって、プーリ16R、16Lが回転し、プーリ16R、16Lの回転力が伝達ベルト18R、18Lを介してプーリ17R、17Lに伝達される。以上により、駆動モータ121R、121Lの回転に応じた駆動輪13R、13Lの回転駆動が行われる。なお、以下の説明において、右側の駆動輪13R回りの動作について説明する。
上述したように、駆動輪13Rには、プーリ16R、17Rに掛け渡されれた伝達ベルト18Rを介して駆動モータ121Rの動力が伝達されている。そして、プーリ16Rとプーリ17Rの径を異径にすることによって、駆動モータ121Rの回転速度を減速させている。駆動機構5は、以上のような動作機構を有するため、駆動モータ121Rは駆動輪13Rに対し、使用状況や環境等に応じて、適切なトルクや回転速度を伝達させることができる。左側の駆動輪13L回りの動作は、右側の駆動輪13R回りの動作と基本的に同じであるため説明を省略する。
また、自走式車両1の微妙な進路変更や、折り返し動作等は、左右一対の駆動輪13R、13Lの回転数に差を設けることによって行われる。また、制御装置3から駆動モータ121R、121Lを逆回転させる駆動指令信号をモータドライバに送信することによって、駆動輪13R、13Lは逆方向に回転する。そのため、自走式車両1を逆方向に走行させることもできる。
そして、駆動モータ121R、121Lを逆回転させることが可能であるため、自走式車両1は、例えば、狭い通路であっても簡単に走行することができる。さらに、駆動機構5の左右の駆動部分がバランスよく配置されるため、旋回、折り返し運転、逆走行駆動等、自走式車両1の急な方向転換にも対応することができる。そのため、自走式車両1は、車両安定性に優れ、且つ、小型化に適する。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳説したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施例においては、プーリ間を伝達ベルトで掛け渡したベルト伝達方式を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定されない。プーリの代わりにスプロケットを用いたチェーンによる伝達方式を採用してもよい。スプロケットとチェーン間にすべりが発生し難いため、一定の回転比を保持することが可能となる。
また、本実施例では、駆動モータ側のプーリ16R、16Lを両側から支持する両端支持構造について例示して説明したが、これに限定されない。プーリ16R、16Lの支持強度に問題がない場合は、駆動モータ121R、121Lに内蔵されている軸受のみで支持する片持ち支持構造であってもよい。このように、駆動モータ121R、121Lのモータ軸長やモータ軸径、プーリ16R、16Lの重量等を勘案し、プーリ16Rの支持方法を決定してもよい。これにより、駆動機構5の部品点数が削減されるとともに、自走式車両1のさらなる軽量化にもつながる。
また、本実施例においては、駆動軸側及び駆動モータ側の2つのプーリ径を異径にすることにより、駆動モータの回転速度を減速する構成を例示して説明したが、これに限定されない。例えば、駆動モータ121Rとプーリ16Rの間にギアヘッド(不図示)を配設することによって、駆動モータの回転速度の減速を行ってもよい。これにより、駆動軸側及び駆動モータ側において同径のプーリを使用した場合でも同様の減速効果を生じさせることができる。さらに、駆動軸側及び駆動モータ側において異径のプーリを用いるとともに、駆動モータとプーリとの間にギアヘッドを設けて2段階の減速を行う構成としてもよいし、2段階以上の減速を行う構成としてもよい。
また、本実施例では、自走式車両1の車幅を狭くするため、左右の駆動モータ121R、121Lは、互いの軸心がずれるようにして干渉を防止しながら、x軸方向(車幅方向)で重なるように配置される。すなわち、左右の駆動モータ121R、121Lは、y軸方向(車両前後方向)で前後に並ぶように配置される。しかしながら、本発明はこの構成に限定されない。例えば、左右の駆動モータ121R、121Lは、x軸方向(車幅方向)で重ならないように配置される場合であっても、重心バランスの改善のために互いの軸心がずれるように配置されてもよい。
また、本実施形態においては、駆動機構5を右側面から見た場合、左右の駆動部分が線分A−Aに対して対称に配置される構成を例示して説明したが、本発明はこの構成に限定されない。自走式車両1を構成する制御装置3、バッテリ4等の他の構成部品の配置を含めて重心バランスを改善できるよう、左右の駆動部分は、線分A−Aに対して非対称となるように配置されてもよい。
また、上述の本実施形態では、ブラシ付きDCサーボモータにエンコーダ122R、122Lを組み合わせたものが駆動モータ121R、121Lとして使用されるが、ステッピングモータ、ブラシレスDCサーボモータ等を使用できることはいうまでもない。
なお、本実施形態に係る自走式車両1は、個別の駆動モータによって個別に駆動される左右の駆動輪を有する車両であれば、車種に限定はない。例えば、自走式車両1は、自走式の清掃車両や無人監視車両等、でもよい。
1 自走式車両
12R、12L 駆動力発生部
13R、13L 駆動輪
15R、15L 駆動軸

Claims (3)

  1. 第1駆動輪を駆動する第1駆動モータと第2駆動輪を駆動する第2駆動モータとを備えた自走式車両であって、
    前記第1駆動モータの第1モータ軸、前記第2駆動モータの第2モータ軸、前記第1駆動輪の第1駆動軸、及び前記第2駆動輪の第2駆動軸が平行であり、
    前記第1駆動軸と前記第2駆動軸は同一直線上にあり、
    前記第1モータ軸と前記第2モータ軸はずれている、
    自走式車両。
  2. 前記第1駆動モータ及び前記第2駆動モータは、前記同一直線上に対して垂直な同一平面を通る、
    請求項1に記載の自走式車両。
  3. 前記第1駆動軸と前記第1モータ軸との距離は、前記第2駆動軸と前記第2モータ軸との距離に等しい、
    請求項1又は2に記載の自走式車両。
JP2014039635A 2014-02-28 2014-02-28 自走式車両 Pending JP2015163494A (ja)

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