JP2015161661A - 計器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回転軸や磁石の上下動による異音が聞こえることを抑制することが可能な計器装置を提供する。
【解決手段】 車両1の速度を表示する指針式計器10と、この指針式計器10と電気的に接続する回路基板12と、車両1の速度に伴う回転が伝達される回転軸28とともに回転する被検出体14と、被検出体14の回転を検出する検出部15と、を備えた計器装置8において、被検出体14の周囲を囲み回転軸28の回転とともに回転する磁性材料からなる磁気遮蔽カバー14aと、被検出体14と磁気遮蔽カバー14aとの間に異音抑制部材36を設けたものである。
【選択図】 図2
【解決手段】 車両1の速度を表示する指針式計器10と、この指針式計器10と電気的に接続する回路基板12と、車両1の速度に伴う回転が伝達される回転軸28とともに回転する被検出体14と、被検出体14の回転を検出する検出部15と、を備えた計器装置8において、被検出体14の周囲を囲み回転軸28の回転とともに回転する磁性材料からなる磁気遮蔽カバー14aと、被検出体14と磁気遮蔽カバー14aとの間に異音抑制部材36を設けたものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、移動体の速度を表示する計器装置に関し、特に、二輪車などの速度を表示する計器装置に関する。
従来の計器装置は、車両の速度を表示する表示手段である速度計と、この速度計と電気的に接続する回路基板と、速度計と回路基板とを収納するケースと、車両の速度の回転を伝達する回転ケーブルとともに回転する回転軸に装着された被検出体である磁石と、磁石の回転を検出するホールICなどからなる検出部とを備え、検出部を回路基板に実装するとともに、ケース内に検出部を収納するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の計器装置は、回転軸が、回転可能に支持されるために、回転軸方向に隙間が必要であり、この隙間によって生じる回転軸や磁石の回転軸方向の上下動により異音が発生し、この異音が聞こえてしまうといった問題があった。特に、速度計との磁気干渉を抑制するために、前記磁石の周囲を覆う磁性材料からなるカップ形状の磁気遮蔽カバーを備える構成では、異音が、磁気遮蔽カバーにより反響し、さらに、異音が聞こえてしまうといった問題があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解消し、回転軸や磁石の上下動による異音が聞こえることを抑制することが可能な計器装置を提供することを目的とするものである。
本発明の回転角度検出装置は、車両の速度を表示する指針式計器と、この指針式計器と電気的に接続する回路基板と、前記車両の速度に伴う回転が伝達される回転軸とともに回転する被検出体と、前記被検出体の回転を検出する検出部と、を備えた計器装置において、前記被検出体の周囲を囲み前記回転軸の回転とともに回転する磁性材料からなる磁気遮蔽カバーと、前記被検出体と前記磁気遮蔽カバーとの間に異音抑制部材を設けたものである。
以上の構成によって、本発明は、所期の目的を達成することができ、回転軸や磁石の上下動による異音が聞こえることを抑制することが可能な計器装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の基本的構成を示すもので、移動体である二輪車の計器装置を例にとって説明する。
二輪車1は、車両であり、アルミなどの金属からなるフレーム2と、ガソリンを燃料とする内燃機関(エンジン)3と、ガソリンを蓄えておく燃料タンク4と、二輪車1の運転者が座るシート5と、前輪6と、この前輪6を回転自在に保持する2本のフロントフォーク7と、計器装置8と、前輪6の回転を計器装置8に伝達する回転ケーブル9とを少なくとも備えている。なお、エンジン3、燃料タンク4、シート5はフレーム2に取り付けられており、2本のフロントフォーク7は、左右へ操舵可能な状態となるようにフレーム2に取り付けられている。
次に、図2を用いて計器装置8を説明する。計器装置8は、二輪車1の速度を表示する指針式計器である速度計10と、二輪車1の走行距離などを表示する液晶表示器11と、速度計10と液晶表示器11と電気的に接続する回路基板12と、速度計10と液晶表示器11及び回路基板12とを収納するケース13と、二輪車1の速度の回転である前輪6の回転を伝達する回転ケーブル9とともに回転する速度計10に併設される被検出体である磁石14と、この磁石14の回転を検出し磁石14の直上に位置するように配置される検出部であるホールIC15とを備えている。
速度計10は、指針18や、指針18が指示する図示しない目盛や文字などを備えた文字板16と、指針18を回転駆動する計器本体19とを備えている。なお、17は、速度計10と液晶表示器11とを制御する制御部である。
文字板16は、貫通孔20と窓部21とを備えている。貫通孔20は、指針18と計器本体19とを連結する指針軸22が貫通する。
計器本体19は、図示しない磁石を内蔵した交差コイル式計器本体やステッピングモータなどからなり、制御部17の駆動処理によって駆動されるものである。
液晶表示器11は、前述した走行距離の他に燃料残量やエンジン冷却水温及び時刻などを表示しても良い。液晶表示器11は、液晶表示素子23と、液晶表示素子23を保持するハウジング24と、液晶表示素子23と回路基板12とを電気的に接続する配線部材25とを備えている。なお、26は液晶表示素子23を背後から照明する光源であり、例えば、発光ダイオードなどが好適である。
ハウジング24は、白色の合成樹脂製で、液晶表示素子23を支持するとともに、発光ダイオード26の光を均一にするための空間を形成するために箱状となっている。
配線部材25は、ポリイミドなどの柔軟性と絶縁性を有する基板に、銅などの導電性を有する配線パターンを設けたものである。配線部材25は、回路基板12からの電気信号を液晶表示素子23に供給するものである。なお、27は配線部材25を回路基板12に接続するためのコネクタである。
回路基板12は、本実施形態では、硬質の絶縁基板からなり、例えば、ガラスエポキシ樹脂などの絶縁材の表面に銅などの図示しない配線パターンを設けたものである。この回路基板12に、速度計10の計器本体19、液晶表示器11、検出部15が固定されている。
ケース13は、背面ケース13aと前面カバー13bとからなり、背面ケース13aと前面カバー13bとは、二輪車用に防水、防塵の機能を果たすように組み付けられている。なお、完全な密封構造ではなく、水は透過しないが、気体は透過する図示しないフィルターを設けることで、ケース13の内外の空気を換気することが可能である。背面ケース13aは、光が透過しない、例えば、黒色の合成樹脂製であり、計器装置8の背面側を形成するものである。前面カバー13bは、光を透過する合成樹脂製であり、本実施例においては無色である。前面カバー13bは、計器装置8の前面側を形成するものである。
磁石14は、円板形状であり、その中央に回転軸28が貫通している。磁石14は、二輪車1の速度(前輪6の回転)が伝達される回転軸28とともに回転するものである。本実施形態における磁石14は、8極設けられている。なお、磁石14に着磁される磁極数は、4極、あるいは12極としてもよい。
14aは、磁気遮蔽カバーであり、冷間圧延鋼板やパーマロイ等の磁性材料からなる。本実施形態では、円筒形のカップ形状であり、磁石14の周囲を囲み回転軸28の回転とともに回転するものである。
14bは、座金である。磁石14、磁気遮蔽カバー14a、座金14bは、回転軸28の回転軸方向に挟むように固定されており、磁石14、磁気遮蔽カバー14a、座金14bは、回転軸28とともに回転する。
被検出体である磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間に、非磁性の弾性部材からなる異音抑制部材36が設けられている。異音抑制部材36は、図3に示すように、磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間の全周にわたって設けられている。図3の斜線部で示す部分が、異音抑制部材36である。この異音抑制部材36は、弾性部材、例えば、硬化型の流動性を有する合成樹脂からなる樹脂充填材であり、磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間に充填後、硬化させたものである。本実施形態では、異音抑制部材36は、磁気遮蔽カバー14aを満たすように、充填されている。
以上のように、磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間に、弾性部材からなる異音抑制部材36が設けたことによって、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
回転軸28は、金属製であり、軸受部29で背面ケース13aに回転可能に支持されている。なお、軸受部29は、円筒形状の支持体30に保持されている。
回転軸28の磁石14を設けた側とは反対側には、凹部28aが設けられている。この凹部28aには、回転ケーブル9の端部9aが挿入される。凹部28aは、その長手方向に対して垂直方向の断面形状が四角形状であり、この凹部28aに挿入する端部9aも凹部28aに合致する形状である。回転ケーブル9の回転が回転軸28に伝達され、回転軸28が回転する。
軸受部29は、金属製であり、筒状体であり、支持体30から抜けないように保持されている。なお、31、32は、金属製の座金であり、33は、ドーナツ形状に形成された回転軸抑えである。回転軸28は、座金31、軸受部29、座金32、回転軸抑え33を挟み込みこんで、軸受部29に回転可能に支持されている。
支持体30は、金属製であり、筒状体である。この支持体30には、ベース板34が、支持体30によって挟み込まれて固定されている。ベース板34は、板体であり、冷間圧延鋼板やパーマロイ等の磁性材料からなり、本実施形態では、鉄を含んだ金属からなる。ベース板34は、支持体30を介して、軸受部29をケース13に固定するものである。ベース板34は、ねじ35によって、ケース13に固定されている。
検出部であるホールIC15は、回路基板12に実装されており、回路基板12に設けた図示しない配線パターンと電気的に接続されている。検出部15は、ホール素子15aと合成樹脂からなる保護部15bとで構成されている。保護部15bは、ホール素子15aを保護するためにホール素子15aを覆っている。ホール素子15aは、半導体を用いたセンサの一種であり、磁気を検出するものである。本実施例では、磁石14の回転にともなう磁界の変化を検出することで、磁石14の回転を検出するものである。
制御部17は、ICなどの集積回路であり、回路基板12に実装されており、回路基板12に設けた前記配線パターンと電気的に接続されている。制御部17は、主要部である回路部17aと回路部17aを保護する保護部17bとで構成されている。保護部17bは、回路部17aを保護するために回路部17aを覆っている。
次に、本発明の第2実施形態を図4を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、異音抑制部材36は、磁気遮蔽カバー14aを満たすように、充填されていたが、本実施形態の異音抑制部材37は、磁気遮蔽カバー14aの中間部分までを満たすように充填したものであっても、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
次に、本発明の第3実施形態を図5を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施形態では、異音抑制部材36、37は、磁気遮蔽カバー14aと磁石14とに接していたが、前記実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、異音抑制部材38は、環状のゴム材からなり、磁気遮蔽カバー14aにのみ接するように設けられている。具体的には、カップ状の磁気遮蔽カバー14aの内壁に接するように設けられている。特に、ゴムなどのかなりの弾性を有する部材の場合、より有効である。このような構成でも、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
次に、本発明の第4実施形態を図6を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、異音抑制部材39は、環状の樹脂材からなり、磁気遮蔽カバー14aと磁石14に接するように設けられている。カップ状の磁気遮蔽カバー14aの内壁と磁石14の外周に接するように設けられている。このような構成でも、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
次に、本発明の第5実施形態を図7を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、異音抑制部材40は、環状の樹脂材からなり、磁気遮蔽カバー14aと磁石14の間の開口部分を塞ぐように設けられている。このような構成でも、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
次に、本発明の第6実施形態を図8を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、異音抑制部材41は、環状で、板状のゴム材からなり、磁気遮蔽カバー14aの底部分と磁石14の底面との間に設けられている。本実施形態では、異音抑制部材41は、磁石14、磁気遮蔽カバー14a、座金14bとともに、回転軸28にて挟んで固定されており、磁気遮蔽カバー14aに、異音抑制部材41、磁石14、座金14bの順番で重ね、回転軸28を可締めることで、磁石14、座金14bを固定する際に、合わせて組み付けることができる。なお、異音抑制部材41の厚みは、磁気遮蔽カバー14aの底部分と磁石14の底面との間の長さより大きく設定することで、磁気遮蔽カバー14aの底部分と磁石14の底面とで、異音抑制部材41を圧縮した状態で固定される。このような構成でも、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。
次に、本発明の第7実施形態を図9を用いて説明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
前記実施形態では、異音抑制部材は、磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間の全周にわたって設けたものであったが、前記実施形態に限定されるものではなく、本実施形態では、異音抑制部材42は、弾性を有する板状体、例えば、ゴム材を磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間の全周ではなく、部分的に設けたものである。図9の斜線部で示す部分が、異音抑制部材42である。本実施形態では、3箇所設けたものである。複数の異音抑制部材42は、磁石14と磁気遮蔽カバー14aとの間の全周に等間隔に設けられている。等間隔に設けたことによって、磁石14の回転バランスに悪影響を与えることを防止できる。このような構成でも、磁気遮蔽カバー14aによる反響を抑え、回転軸28や磁石14の上下動による異音が聞こえることを抑制することができる。なお、本実施形態では、異音抑制部材42は、3つであったが、本実施形態の個数に限定されるものではなく、任意の個数であってもよい。例えば、磁石14の回転バランスに影響を与えるものでなければ、異音抑制部材42は、一つであってもよい。
本発明は、前記実施形態においては車両の速度の回転として、二輪車1の前輪6から取り出していたが、前述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、内燃機関のトランスミッションなどから取り出すものであってもよい。
本発明は、計器装置に利用可能であり、特に、車両の速度の回転を伝達する回転ケーブルとともに回転する回転軸に装着された被検出体である磁石と、計器本体を近接配置した計器装置に利用可能である。
1 二輪車
8 計器装置
10 速度計(指針式計器)
12 回路基板
14 磁石(被検出体)
14a 磁気遮蔽カバー
15 検出部(ホールIC)
28 回転軸
36、37、38、39、40 異音抑制部材
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28 回転軸
36、37、38、39、40 異音抑制部材
Claims (5)
- 車両の速度を表示する指針式計器と、この指針式計器と電気的に接続する回路基板と、前記車両の速度に伴う回転が伝達される回転軸とともに回転する被検出体と、前記被検出体の回転を検出する検出部と、を備えた計器装置において、前記被検出体の周囲を囲み前記回転軸の回転とともに回転する磁性材料からなる磁気遮蔽カバーと、前記被検出体と前記磁気遮蔽カバーとの間に異音抑制部材を設けたことを特徴とする計器装置。
- 前記異音抑制部材が、弾性部材からなることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
- 前記異音抑制部材が、樹脂充填材からなることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
- 前記異音抑制部材が、環状のゴム材からなることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
- 前記異音抑制部材が、環状の樹脂材からなることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014038705A JP2015161661A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 計器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014038705A JP2015161661A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 計器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015161661A true JP2015161661A (ja) | 2015-09-07 |
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ID=54184829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014038705A Pending JP2015161661A (ja) | 2014-02-28 | 2014-02-28 | 計器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015161661A (ja) |
-
2014
- 2014-02-28 JP JP2014038705A patent/JP2015161661A/ja active Pending
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