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JP2015152871A - 光ファイバデバイス - Google Patents

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JP2014028976A
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田中 正俊
Masatoshi Tanaka
正俊 田中
谷口 浩一
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
八若 正義
Masayoshi Hachiwaka
正義 八若
洋介 藤巻
Yosuke Fujimaki
洋介 藤巻
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】マルチコア光ファイバと複数本のシングルコア光ファイバとの間に介設され、挿入損失を抑えた光ファイバデバイスを提供する。
【解決手段】光ファイバデバイスは、複数本の光ファイバ111を備え、それらの一端部が溶融延伸されて一体化することによりマルチコア光ファイバ接続部13が構成されている。複数本の光ファイバ111のそれぞれは、マルチコア光ファイバ接続部13に、コア111aの直径が漸次小さくなるように形成された部分133を含み、その部分133におけるコア111aの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコア111aの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径が存在する。
【選択図】図3

Description

本発明は光ファイバデバイスに関する。
マルチコア光ファイバを用いた光通信システムでは、光信号を入出力する箇所において、ファンイン・ファンアウト部品が必要となる。ファンイン・ファンアウト部品は、1本のマルチコア光ファイバとそのコアの数に対応した複数本のシングルコア光ファイバとの間に介設され、マルチコア光ファイバの各コアとそれに対応するシングルコア光ファイバとの間の光信号の入出力を行うための光ファイバデバイスである。そして、かかるファンイン・ファンアウト部品として、複数本の光ファイバの一端部が溶融延伸されて一体化したマルチコア光ファイバ接続部に構成された溶融延伸型のものが検討されている(例えば非特許文献1参照)。
植村仁、大道浩児、竹永勝宏、松尾昌一郎、齋藤普聖、小柴正則「12コアマルチコア光ファイバ用溶融延伸型ファンイン/ファンアウトデバイス」電子情報通信学会,信学技報, vol. 113, no. 305, OCS2013-85, pp. 19-23, 2013年11月.
本発明の課題は、マルチコア光ファイバと複数本のシングルコア光ファイバとの間に介設される光ファイバデバイスによる挿入損失を抑えることである。
本発明は、マルチコア光ファイバと複数本のシングルコア光ファイバとの間に介設される光ファイバデバイスであって、
各々、コア及びクラッドを有する複数本の光ファイバを備え、前記複数本の光ファイバの一端部が溶融延伸されて一体化することによりマルチコア光ファイバ接続部が構成されており、
前記複数本の光ファイバのそれぞれは、前記マルチコア光ファイバ接続部に、コアの直径が漸次小さくなるように形成された部分を含み、その部分におけるコアの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコアの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコアの直径が存在する。
本発明によれば、各光ファイバが、一端部のマルチコア光ファイバ接続部に、溶融延伸により外径が漸次小さくなるように形成された部分を含み、その部分におけるコアの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコアの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコアの直径が存在するので、一端側のマルチコア光ファイバとの接続部と他端側のシングルコア光ファイバとの接続部との間において、モードフィールド径の差を小さくすることができ、その結果、光ファイバデバイスによる挿入損失を抑えることができる。
実施形態に係るファンアウト部品の斜視図である。 光ファイバ心線の斜視図である。 マルチコア光ファイバ接続部の縦断面図である。 マルチコア光ファイバ接続部の変形例の縦断面図である。 コアの直径とモードフィールド径との関係を示すグラフである。 (a)及び(b)は、実施形態に係るファンアウト部品の製造方法の第1の説明図である。 実施形態に係るファンアウト部品の製造方法の第2の説明図である。 実施形態に係るファンアウト部品の製造方法の第3の説明図である。 (a)及び(b)は、モードフィールド径を測定するための試験片の作製方法の説明図である。 光ファイバ心線Aの光ファイバの端面の外径と波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径との関係を示すグラフである。 光ファイバ心線Bの光ファイバの端面の外径と波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径との関係を示すグラフである。 光ファイバ心線Cの光ファイバの端面の外径と波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径との関係を示すグラフである。 光ファイバ心線Bの光ファイバの溶融延伸前における伝送する光の波長と曲げ損失との関係を示すグラフである。 光ファイバ心線Bの光ファイバの溶融延伸後における伝送する光の波長と曲げ損失との関係を示すグラフである。
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るファンアウト部品10を示す。本実施形態に係るファンアウト部品は、例えば光通信システムにおいて、マルチコア光ファイバ20と複数本のシングルコア光ファイバ30(デリバリ光ファイバ)との間に介設される光ファイバデバイスである。
本実施形態に係るファンアウト部品10は複数本の光ファイバ心線11を備える。光ファイバ心線11の本数は、本実施形態では、1本の光ファイバ心線11の周囲に6本の光ファイバ心線11を配した7本構成の例を示すが、特にこれに限定されるものではなく、例えば7〜19本である。
図2は光ファイバ心線11を示す。
光ファイバ心線11は、断面円形の光ファイバ111とそれを被覆するように設けられた被覆層112とを有する。光ファイバ心線11の外径は例えば130〜200μmである。
光ファイバ111は、ファイバ中心の断面円形のコア111aとそれを被覆するように設けられたクラッド111bとを有し、例えば石英ガラスで形成されている。光ファイバ111の外径は、接続対象のシングルコア光ファイバ30の外径とほぼ同一であり、例えば60〜100μmである。
コア111aは、相対的に高屈折率であり、例えば、屈折率を高めるゲルマニウム(Ge)等のドーパントがドープされた石英ガラスで形成されている。コア111aの直径は例えば7〜14μmであり、好ましくは9〜12μmである。
クラッド111bは、相対的に低屈折率であり、例えば、ドーパントがドープされていない純粋な石英ガラス或いは屈折率を低くするフッ素(F)等のドーパントがドープされた石英ガラスで形成されている。
光ファイバ111の屈折率分布は、ステップ・インデックス型及びグレーデッド・インデックス型のいずれでもよいが、ステップ・インデックス型であることが好ましい。
光ファイバ111の比屈折率差Δは、好ましくは0.2%以上、より好ましくは0.3%以上であり、また、好ましくは0.7%以下、より好ましくは0.5%以下である。
光ファイバ111のカットオフ波長λcは、好ましくは1.53μm以下、より好ましくは1.50μm以下である。なお、カットオフ波長λcは、曲げ法(IEC60793−1準拠)により測定される。
被覆層112は、例えば紫外線硬化型樹脂で形成されている。被覆層112の厚さは例えば15〜70μmである。
本実施形態に係るファンアウト部品10は、複数本の光ファイバ心線11の一端部において被覆層112が所定長剥がされ、そして、それにより露出した複数本の光ファイバ111の一端部が、それぞれマルチホールキャピラリ12の各孔に挿入されたものが溶融延伸されて一体化することによりマルチコア光ファイバ接続部13が構成されている。ここで、光ファイバ111がマルチホールキャピラリ12の孔の開口端に直接接触するのを規制する観点からは、基端側において、被覆層112を有する光ファイバ心線11がマルチホールキャピラリ12に所定長挿入されていることが好ましい。このマルチコア光ファイバ接続部13は、先端面が接続対象のマルチコア光ファイバ20との接続端面13aであり、その接続端面13aにおけるコア間隔が接続対象のマルチコア光ファイバ20のコア間隔に一致するように加工されたものである。なお、本実施形態に係るファンアウト部品10は、マルチコア光ファイバ接続部13から他端側に分岐して延びる複数本の光ファイバ心線11によりシングルコア光ファイバ接続部14が構成され、それぞれの先端面が接続対象のシングルコア光ファイバ30との接続端面である。
マルチコア光ファイバ接続部13は、複数本の光ファイバ111が束ねられてそのまま溶融延伸されて構成されていてもよく、また、複数本の光ファイバ111が単孔のキャピラリに挿入されて溶融延伸されて構成されていてもよいが、接続対象のマルチコア光ファイバ20との接続端面13aにおけるコア111aの位置ずれを抑える観点から、上記のようにマルチホールキャピラリが用いられて構成されていることが好ましい。
マルチホールキャピラリ12は、例えば石英ガラスで形成されており、光ファイバ111のクラッド111bと同一材料で形成されていることが好ましい。マルチホールキャピラリ12の外径は例えば140〜1000μmである。
図3は、マルチコア光ファイバ接続部13を示す。
マルチコア光ファイバ接続部13は、基端側の大径部131と先端側の小径部132とそれらの間のテーパ部133とを有し、小径部132の先端面が接続対象のマルチコア光ファイバ20との接続端面13aである。なお、マルチコア光ファイバ接続部13は、図4に示すように、小径部132を有さず、テーパ部133の先端面が接続対象のマルチコア光ファイバ20との接続端面13aであってもよい。
大径部は、溶融延伸されていない部分であるため、外径が長さ方向に沿って均一で且つマルチホールキャピラリ12の外径と同一であり、そして、光ファイバ111とマルチホールキャピラリ12とは融着していない。従って、大径部131におけるコア111aの直径もまた、長さ方向に沿って均一であり、元々の光ファイバ111のコア111aの直径に等しい。大径部131の長さは例えば5〜50mmである。
小径部132は、溶融延伸された部分であって、外径が長さ方向に沿って均一で且つ接続対象のマルチコア光ファイバ20の外径とほぼ同一であり、そして、溶融延伸によって光ファイバ111とマルチホールキャピラリ12とが融着している。従って、小径部132におけるコア111aの直径もまた、長さ方向に沿って均一であり、元々の光ファイバ111のコア111aの直径よりも小さい。この小径部132におけるコア111aの直径は、例えば3.5〜7μmである。小径部132の長さは例えば0〜10mmである。小径部132の外径は、接続対象のマルチコア光ファイバ20の外径とほぼ同一であり、例えば150〜250μmである。
テーパ部133は、溶融延伸された部分であって、外径が長さ方向に沿って大径部131側(基端側)から小径部132側(先端側)に向かってテーパ状に漸次小さくなるように形成された円錐台形状に形成されており、そして、溶融延伸によって光ファイバ111とマルチホールキャピラリ12とが融着している。テーパ部133の長さは例えば3〜30mmである。
テーパ部133におけるコア111aの直径は、大径部131側の端においては大径部131におけるコア111aの直径、つまり、元々の光ファイバ111のコア111aの直径に等しく、一方、小径部132側の端においては小径部132におけるコア111aの直径に等しい。そのため、テーパ部133におけるコア111aの直径は、大径部131側(基端側)から小径部132側(先端側)に向かって漸次小さくなるように形成されており、大径部131側の端がコア111aの直径の最大値であり且つ小径部132側の端がコア111aの直径の最小値である。そして、これらのコア111aの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコア111aの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径が存在する。つまり、複数本の光ファイバ111のそれぞれは、マルチコア光ファイバ接続部13において、コア111aの直径が漸次小さくなるように形成された部分を含み、その部分におけるコア111aの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコア111aの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径が存在することとなる。
ここで、光ファイバ111を溶融延伸したときには、光ファイバ111が先端に向かって長さ方向に沿って外径が漸次小さくなると共に、コア111aの直径も先端に向かって長さ方向に沿って漸次小さくなる。このとき、モードフィールド径は、図5に示すように、コア111aの直径が先端に向かって長さ方向に沿って小さくなるのに伴って一旦は小さくなるものの、極小値を示し、その後は、コア111aの直径が小さくなるに伴って大きくなる。その結果、本実施形態に係るファンアウト部品10では、マルチコア光ファイバ接続部13のテーパ部133において、上記の通り、コア111aの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコア111aの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径が存在することとなる。
以上の構成により本実施形態に係るファンアウト部品10によれば、コア111aの直径が最小である一端側のマルチコア光ファイバ20との接続部とコア111aの直径が最大である他端側のシングルコア光ファイバ30との接続部との間において、モードフィールド径の差を小さくすることができ、その結果、本実施形態に係るファンアウト部品10による挿入損失を小さく抑えることができる。そのコア111aの最大値及び最小値でのモードフィールド径の差は、コア111aの直径の最大値におけるモードフィールド径を基準として、好ましくは±20%の範囲内、より好ましくは±10%の範囲内、さらに好ましくは±5%の範囲内、最も好ましくは0%である、つまり、コア111aの直径の最大値及び最小値においてモードフィールド径が一致していることである。
なお、光ファイバ111を溶融延伸した場合、コア111aの直径が、モードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径よりも小さい部分は、通常、曲げ損失が非常に大きくなるため、実用に供されることはない。しかしながら、本実施形態に係るファンアウト部品10では、コア111aの直径が、モードフィールド径が極小値を示すコア111aの直径よりも小さい部分、つまり、小径部132及びテーパ部133の一部分が使用されるものの、それらは、容器内に収容されるために曲げ変形が加えられることがなく、かかる曲げ損失を考慮する必要がない。
また、テーパ部133においては、中心の1つのコア111aは真っ直ぐに延びているが、その周囲に配設されたコア111aは先端に向かって中心のコア111aに近付くように曲がっている(図3参照)。仮に、テーパ部133の基端側の端における光ファイバ111の外径d=80μm及び光ファイバ111間のクリアランスδ=10μm、従って、コア111aの間隔Λ=90μm、テーパ部133の先端側の端におけるコア111aの間隔Λ=45μm、及びテーパ部133の長さL=10mm、コア111aの曲げ形状が2つの円弧が連なった形状である場合には、周囲のコア111aの曲げの曲率半径が約500mmと算出され、この曲げによる曲げ損失はほとんど無視し得るものである。中心のコア111aの周囲に配設されたコア111aのテーパ部133における曲げ損失を小さく抑える観点からは、光ファイバ111の外径は、好ましくは60〜150μmであり、汎用の光ファイバ111を用いることができるということを考慮すると、より好ましくは80μm及び125μm、特に好ましくは80μmである。非特許文献1に開示された技術では、比屈折率差Δの大きい光ファイバを使用するため、汎用性に難があるが、本実施形態に係るファンアウト部品10において、汎用の光ファイバ111を用いる場合には、国際標準化されているITU−T G.652の比屈折率差Δの光ファイバ111を適用でき、また、かかる光ファイバ111は、汎用の母材のものをそのまま利用して製造することができるという利点がある。同様に、中心のコア111aの周囲に配設されたコア111aのテーパ部133における曲げ損失を小さく抑える観点からは、テーパ部133の長さは、好ましくは3〜30mm、より好ましくは3〜15mmであり、また、大径部131の外径よりも大きいことが好ましい。
次に、本実施形態に係るファンアウト部品10の製造方法について説明する。
まず、複数本の光ファイバ心線11とマルチホールキャピラリ12とを準備し、各光ファイバ心線11の一端部において被覆層112を剥がして光ファイバ111を露出させる。
次いで、図6(a)及び(b)に示すように、マルチホールキャピラリ12の各孔に光ファイバ111を挿入する。このとき、光ファイバ111がマルチホールキャピラリ12の孔の開口端に直接接触するのを規制する観点からは、基端側において、被覆層112を有する光ファイバ心線11をマルチホールキャピラリ12に所定長挿入することが好ましい。
続いて、図7に示すように、複数本の光ファイバ111が挿入されたマルチホールキャピラリ12の中間部を加熱すると共に長さ方向に延伸する。このとき、複数本の光ファイバ111が挿入されたマルチホールキャピラリ12が溶融延伸されてダンベル状に形成され、その部分において複数本の光ファイバ111とマルチホールキャピラリ12とが融着して一体化する。
そして、図8に示すように、ダンベル状に溶融延伸された部分の中間部を切断し、必要に応じて切断面の研磨等を行うことにより本実施形態に係るファンアウト部品10が得られる。
なお、本実施形態では、光ファイバデバイスとしてファンアウト部品10を示したが、特にこれに限定されるものではなく、同様の構造によりファンイン部品を構成することもできる。
(光ファイバ心線)
外径が80μm、コアの直径が9.18μm、比屈折率差Δが0.36%、及びカットオフ波長λcが1.38μmであるステップ・インデックス型の屈折率分布の石英ガラス製の光ファイバを有する光ファイバ心線A、外径が80μm、コアの直径が9.6μm、比屈折率差Δが0.36%、及びカットオフ波長λcが1.48μmであるステップ・インデックス型の屈折率分布の石英ガラス製の光ファイバを有する光ファイバ心線B、並びに外径が80μm、コアの直径が10.5μm、比屈折率差Δが0.36%、及びカットオフ波長λcが1.58μmであるステップ・インデックス型の屈折率分布の石英ガラス製の光ファイバを有する光ファイバ心線Cを準備した(表1参照)。カットオフ波長λcは、曲げ法(IEC60793−1準拠)により測定したものである。
光ファイバ心線A及びBは、C帯(1.53〜1.565μm)、L帯(1.565〜1.625μm)のいずれにおいてもシングルモードである。一方、光ファイバ心線Cは、カットオフ波長λcがC帯の境界波長である1.53μmを越えている。
(試験評価方法及び結果)
<モードフィールド径の変化>
光ファイバ心線A〜Cのそれぞれについて、図9(a)に示すように、中間部において所定長の被覆層112を剥がして露出した光ファイバ111を加熱及び延伸してダンベル状に形成した。このとき、テーパ状に形成された部分の長さが約4mmとなり、また、外径が均一に延伸された部分の長さが約20mmとなるようにした。
そして、図9(b)に示すように、外径が均一に延伸された部分の中間部を切断して試験片を作製した。試験片は、光ファイバ111の端面の外径が70μm、60μm、50μm、及び40μmである4種を作製した。なお、いずれの試験片も、テーパ状に形成された部分において、コア111aの直径も先端側に向かって漸次小さくなるように形成される。
各試験片について、光ファイバ111の端面における波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径を測定した。
図10〜12は、光ファイバ心線A〜Cのそれぞれの光ファイバの端面の外径と波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径との関係を示す。なお、実線は理論値である。
図10〜12によれば、光ファイバ心線A〜Cのいずれも、光ファイバの端面の外径が40〜80μmの中間、従って、この間におけるコアの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのモードフィールド径の極小値を示す光ファイバの端面の外径、従って、コアの直径が存在することが分かる。
<溶融延伸による損失>
光ファイバ心線A及びBのそれぞれについて、図9(a)に示すように、光ファイバを加熱及び延伸してダンベル状に形成したものに、波長1.55μmの光を伝送したときの透過光量を測定して伝送損失を算出した。
測定の結果、光ファイバ心線A及びBのいずれについても、光ファイバの端面の外径が70μm、60μm、50μm、及び40μmのいずれの場合でも伝送損失が0.05dBより小さいことを確認した。
この結果によれば、光ファイバの溶融延伸による伝送損失は極めて小さいことが分かる。
<曲げ損失>
光ファイバ心線Bについて、マンドレルに10回巻き付けた状態における曲げ損失の波長依存性を、光ファイバの曲げ半径が15mmの場合及び17.5mmの場合でそれぞれ測定した。
図13は、光ファイバ心線Bの光ファイバの溶融延伸前における伝送する光の波長と曲げ損失との関係を示す。
図13によれば、光ファイバ心線Bでは、光ファイバの曲げ半径が15mmまでの曲げ変形であれば、曲げ損失が低く、許容されると考えられる。
また、光ファイバ心線Bについて、図9(a)に示すように、光ファイバを加熱及び延伸してダンベル状に形成したもののうち均一に延伸された部分の外径が40μmであるもののマンドレルに巻き付けた状態における曲げ損失の波長依存性を、光ファイバの曲げ半径が30mmの場合、60mmの場合、75mmの場合、100mmの場合、及び135mmの場合でそれぞれ測定した。
図14は、光ファイバ心線Bの光ファイバの溶融延伸後における伝送する光の波長と曲げ損失との関係を示す。
図14によれば、光ファイバ心線Bでは、曲げ半径が100mmを越えれば、C帯及びL帯において曲げ損失が大きくなるのが抑えられることが分かる。
<接続損失>
光ファイバ心線Bを用い、光ファイバの外径が40μmとなるまで溶融延伸することにより上記実施形態と同様のファンアウト部品を構成した場合について、マルチコア光ファイバ及びシングルコア光ファイバのそれぞれの接続損失を計算により算出したところ、シングルコア光ファイバとの接続損失は、伝送する光の波長によらず極めて小さく、また、マルチコア光ファイバとの接続損失は、L帯の境界波長である1.625μmの光を伝送した場合でも0.2dB以下であった。
本発明は光ファイバデバイスについて有用である。
10 ファンアウト部品(光ファイバデバイス)
11 光ファイバ心線
111 光ファイバ
111a コア
111b クラッド
112 被覆層
12 マルチホールキャピラリ
13 マルチコア光ファイバ接続部
13a 接続端面
131 大径部
132 小径部
133 テーパ部
14 シングルコア光ファイバ接続部
20 マルチコア光ファイバ
30 シングルコア光ファイバ

Claims (3)

  1. マルチコア光ファイバと複数本のシングルコア光ファイバとの間に介設される光ファイバデバイスであって、
    各々、コア及びクラッドを有する複数本の光ファイバを備え、前記複数本の光ファイバの一端部が溶融延伸されて一体化することによりマルチコア光ファイバ接続部が構成されており、
    前記複数本の光ファイバのそれぞれは、前記マルチコア光ファイバ接続部に、コアの直径が漸次小さくなるように形成された部分を含み、その部分におけるコアの直径の最大値と最小値との間の中間に、波長1.55μmの光を伝送したときのコアの直径とモードフィールド径との関係においてモードフィールド径が極小値を示すコアの直径が存在する光ファイバデバイス。
  2. 請求項1に記載された光ファイバデバイスにおいて、
    前記コアの直径の最大値及び最小値でのモードフィールド径の差が、コアの直径の最大値におけるモードフィールド径を基準として、±20%の範囲内である光ファイバデバイス。
  3. 請求項1又は2に記載された光ファイバデバイスにおいて、
    前記複数本の光ファイバの外径が80μmである光ファイバデバイス。
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