JP2015023595A - 非接触給電装置用の異物検出装置と方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】異物検出用のコイルに発生する誘導電圧を低減することができ、これにより導電性異物の有無を検出する異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる非接触給電装置用の異物検出装置と方法を提供する。【解決手段】送電コイル3と受電コイル4との間に位置する検出コイル12と、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを検出し、これから送電コイル3と受電コイル4との間に位置する導電性異物の有無を検出する検出ユニット14とを備える。検出コイル12は、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなる。各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されている。【選択図】図4
Description
本発明は、非接触給電装置用の異物検出装置と方法に関する。
近年、電動モータと内燃機関を備えたハイブリッド電気自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)が実用化されている。また、電動モータのみを備えた電気自動車(EV:Electric Vehicle)も実用化されている。
電気自動車などに非接触給電を行う非接触給電装置は、給電側の1次コイルと受電側の2次コイルとを磁気結合させて給電側から受電側に非接触で電力を伝送するものである。
かかる非接触給電装置は、例えば特許文献1、2が開示されている。
かかる非接触給電装置は、例えば特許文献1、2が開示されている。
特許文献1の非接触給電装置は、1次コイルと2次コイルの軸線がそれぞれ鉛直かつ同一軸になっている。この形式の非接触給電装置を「サーキュラー型」と呼ぶ。
また特許文献2の非接触給電装置は、1次コイルと2次コイルの軸線が互いに平行に位置している。この形式の非接触給電装置を「ソレノイド型」と呼ぶ。
また特許文献2の非接触給電装置は、1次コイルと2次コイルの軸線が互いに平行に位置している。この形式の非接触給電装置を「ソレノイド型」と呼ぶ。
非接触給電は、電磁誘導方式、電波方式、磁界共鳴方式の3つの方式に大別される。
電磁誘導方式は、2つの隣接するコイルの一方に電流を流すと発生する磁束を媒体として他方のコイルに起電力が発生する電磁誘導を用いたものである。
電波方式は、電流を電磁波に変換しアンテナを介して送受信するものである。
磁界共鳴方式は、電磁誘導方式と同様に磁束を媒体とするが、電気回路の共振現象を積極的に利用し、コイルに流れる誘導電流を増幅するものである。
電磁誘導方式は、2つの隣接するコイルの一方に電流を流すと発生する磁束を媒体として他方のコイルに起電力が発生する電磁誘導を用いたものである。
電波方式は、電流を電磁波に変換しアンテナを介して送受信するものである。
磁界共鳴方式は、電磁誘導方式と同様に磁束を媒体とするが、電気回路の共振現象を積極的に利用し、コイルに流れる誘導電流を増幅するものである。
上述した非接触給電装置において、金属異物が1次コイルと2次コイルの間に混入した場合、金属異物に渦電流が発生し、ジュール熱により発熱する可能性がある。
そのため、このような異物を検出する非接触給電装置が、例えば特許文献3に開示されている。
そのため、このような異物を検出する非接触給電装置が、例えば特許文献3に開示されている。
特許文献3の非接触給電装置は、上述した電磁誘導方式の非接触給電装置であり、第1のコイルと第2のコイルとの間に第3のコイルを設け、第3のコイルに生じる誘導電圧に基づき、第1のコイルと第2のコイルとの間の異物を検出するものである。
第1のコイルと第2のコイルとの間に第3のコイルを設け、第3のコイルに生じる誘導電圧を検出する場合、第1のコイルと第2のコイルとの間に異物が存在しない状態でも誘導電圧が発生する。
そのため、異物がないときの誘導電圧の存在により、第3のコイルによる異物の検出が困難又は誤検出する可能性があった。
そのため、異物がないときの誘導電圧の存在により、第3のコイルによる異物の検出が困難又は誤検出する可能性があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、導電性異物がないときに異物検出用のコイルに発生する誘導電圧を低減することができ、これにより導電性異物の有無を検出する異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる非接触給電装置用の異物検出装置と方法を提供することにある。
本発明によれば、送電コイルと受電コイルとの間に位置する検出コイルと、
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する検出ユニットと、を備え、
前記検出コイルは、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線からなり、
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定されている、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出装置が提供される。
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する検出ユニットと、を備え、
前記検出コイルは、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線からなり、
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定されている、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出装置が提供される。
前記2つのループ部は、送電コイルと受電コイルとの間に位置する同一平面上に位置しており、かつ前記図心を結ぶ方向は、検出コイルの設置位置における磁気勾配方向に垂直になるように配置されている。
前記ループ部は、同一平面上において互いに重ならずに位置する円形、矩形、三角形、又はひし形のループである。
前記検出ユニットは、検出コイルに発生する誘導電圧を検出する検出部と、検出された誘導電圧を導電性異物が存在しないときの基準電圧と比較して導電性異物の有無を判定する判定部とを有する。
また本発明によれば、送電コイルと受電コイルとの間に位置する検出コイルを、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線で構成し、
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向を、送電コイルと受電コイルとの間に導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定し、
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出方法が提供される。
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向を、送電コイルと受電コイルとの間に導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定し、
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出方法が提供される。
前記検出コイルを前後ないし左右に並行移動、もしくは垂直軸まわりに回転させつつ、検出コイルに発生する誘導電圧を計測し、前記誘導電圧の計測値が0又は最小になる位置と回転角に位置決めする。
上記本発明の装置及び方法によれば、検出コイルが、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線からなるので、磁界による誘導電流が2つのループ部で逆向きとなり、互いに打ち消し合う。
また、各ループ部の面積、巻き数、又は2つのループ部の図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定されているので、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイルに発生する誘導電圧は0又は最小になる。
従って、導電性異物がないときに異物検出用のコイルに発生する誘導電圧を低減することができ、これにより異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる。
また、各ループ部の面積、巻き数、又は2つのループ部の図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定されているので、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイルに発生する誘導電圧は0又は最小になる。
従って、導電性異物がないときに異物検出用のコイルに発生する誘導電圧を低減することができ、これにより異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の異物検出装置10を備えた非接触給電装置2の構成図であり、(A)は使用状態図、(B)はブロック回路図である。本発明の異物検出装置10は、非接触給電装置用の異物検出装置10である。
この図において、非接触給電装置2は、送電コイル3から受電コイル4に電磁誘導によって非接触に給電を行う。
この図において、非接触給電装置2は、送電コイル3から受電コイル4に電磁誘導によって非接触に給電を行う。
図1において、1は駐車スペース、3は送電コイル、4は受電コイル、5は受電側整流器、6は車載バッテリである。
非接触給電装置2は、交流電源2a、送電側整流器2b、インバータ2c及び送電コイル3を含み、送電コイル3に高周波に変換した電力を供給する。
送電コイル3は、この電力により高周波の磁界を発生させる。この磁界により受電コイル4に高周波の電力が発生する。この電力は受電側整流器5で直流に変換され、車載バッテリ6に充電される。
非接触給電装置2は、交流電源2a、送電側整流器2b、インバータ2c及び送電コイル3を含み、送電コイル3に高周波に変換した電力を供給する。
送電コイル3は、この電力により高周波の磁界を発生させる。この磁界により受電コイル4に高周波の電力が発生する。この電力は受電側整流器5で直流に変換され、車載バッテリ6に充電される。
図1において、本発明の異物検出装置10は、検出コイル12と検出ユニット14を備える。
検出コイル12は、送電コイル3と受電コイル4との間に位置する。
図2は、検出コイル12の設置位置を示す図である。この図において、(A)は検出コイル12を送電コイル3に近接させて設置した例であり、(B)は受電コイル4に近接させて設置した例であり、(C)は2つの検出コイル12を送電コイル3と受電コイル4にそれぞれ近接させて設置した例である。
この図に示すように、検出コイル12は、送電コイル3と受電コイル4との間であれば、どちらに近接させても良く、或いは両者の中間位置に設置してもよい。
図2は、検出コイル12の設置位置を示す図である。この図において、(A)は検出コイル12を送電コイル3に近接させて設置した例であり、(B)は受電コイル4に近接させて設置した例であり、(C)は2つの検出コイル12を送電コイル3と受電コイル4にそれぞれ近接させて設置した例である。
この図に示すように、検出コイル12は、送電コイル3と受電コイル4との間であれば、どちらに近接させても良く、或いは両者の中間位置に設置してもよい。
検出ユニット14は、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを検出し、これから送電コイル3と受電コイル4との間に位置する導電性異物(図示せず)の有無を検出する。
図3は、検出ユニット14の構成図である。
検出ユニット14は、好ましくは、記憶装置と演算装置を含むコンピュータ(PC)であり、検出部14aと判定部14bを有する。
検出部14aは、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを検出する。
判定部14bは、検出された誘導電圧Vを導電性異物が存在しないときの基準電圧V0と比較して導電性異物の有無を判定する。
導電性異物が存在しないときの基準電圧V0は、記憶装置に予め記憶するのがよい。
検出ユニット14は、好ましくは、記憶装置と演算装置を含むコンピュータ(PC)であり、検出部14aと判定部14bを有する。
検出部14aは、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを検出する。
判定部14bは、検出された誘導電圧Vを導電性異物が存在しないときの基準電圧V0と比較して導電性異物の有無を判定する。
導電性異物が存在しないときの基準電圧V0は、記憶装置に予め記憶するのがよい。
図4は、送電コイル3と受電コイル4との間に位置する検出コイル12の具体例を示す図であり、(A)は側面図、(B)はB−B平面における断面図である。また、図4は、送電コイル3に高周波に変換した電力を供給したときに、送電コイル3および受電コイル4の周辺に発生する磁界の概略も示す。
図4(A)において、送電コイル3と受電コイル4の軸線は、互いに平行に位置している。すなわちこの図は、上述した「ソレノイド型」の非接触給電装置2を示している。また、図4(A)において、各破線は磁力線を示している。
なおこの図において送電コイル3と受電コイル4を円筒型で示しているが、これに限定されず、矩形断面でもその他の形状であってもよい。また、送電コイル3と受電コイル4を内部が空な空芯として示しているが、内部にフェライト等を含んでもよい。
また、本発明は「ソレノイド型」に限定されず、送電コイル3と受電コイル4の軸線がそれぞれ鉛直かつ同一軸になっている上述した「サーキュラー型」の非接触給電装置2であってもよい。
なおこの図において送電コイル3と受電コイル4を円筒型で示しているが、これに限定されず、矩形断面でもその他の形状であってもよい。また、送電コイル3と受電コイル4を内部が空な空芯として示しているが、内部にフェライト等を含んでもよい。
また、本発明は「ソレノイド型」に限定されず、送電コイル3と受電コイル4の軸線がそれぞれ鉛直かつ同一軸になっている上述した「サーキュラー型」の非接触給電装置2であってもよい。
図4(A)において、B−B平面は、送電コイル3と受電コイル4の対称平面であるが、本発明は、これに限定されず、送電コイル3と受電コイル4との間に位置する平面であればよい。
検出コイル12は、B−B平面上の任意の場所に位置する。
検出コイル12は、B−B平面上の任意の場所に位置する。
図4(B)は、B−B平面上の磁界の分布を示しており、各破線は等磁界線(磁界強度が等しい線)を示している。
この図において、検出コイル12は、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなる。連続した導電線13の両端部13a、13bは、図示しない信号線を介して検出ユニット14に接続されている。この信号線は、磁界の影響を受けないように配置する。
この図において、検出コイル12は、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなる。連続した導電線13の両端部13a、13bは、図示しない信号線を介して検出ユニット14に接続されている。この信号線は、磁界の影響を受けないように配置する。
各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向(線分C−C)は、導電性異物が存在しないときに検出ユニット14に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されている。
また、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は、検出ユニット14の記憶装置に予め記憶する。
また、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は、検出ユニット14の記憶装置に予め記憶する。
この例において、2つのループ部12aの面積と巻き数は同一であり、ループ部12aの図心を結ぶ方向(線分C−C)は、検出コイル12の設置位置における磁気勾配方向(図に破線の矢印で示す)に垂直になるように配置されている。
この構成により、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなり、かつ2つのループ部12aの面積と巻き数は同一であるので、磁気勾配のある場所でも、磁界による誘導電流i1,i2は実質的に同一となり、2つの誘導電流i1,i2が2つのループ部12aで逆向きとなり、互いに打ち消し合う。
従って、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイル12に発生する基準電圧V0は実質的に0になる。
この構成により、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなり、かつ2つのループ部12aの面積と巻き数は同一であるので、磁気勾配のある場所でも、磁界による誘導電流i1,i2は実質的に同一となり、2つの誘導電流i1,i2が2つのループ部12aで逆向きとなり、互いに打ち消し合う。
従って、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイル12に発生する基準電圧V0は実質的に0になる。
図5は、ループ部12aの別の構成例を示す図である。この図において、(A)は面積を変える例、(B)は面積と巻き数を変える例、(C)は形状が矩形である例である。
図5に示すように、各ループ部12aの面積、巻き数を変えてもよい。また、ループ部12aは、同一平面上において互いに重ならずに位置する円形、矩形、三角形、又はひし形のループであるのがよい。
図5に示すように、各ループ部12aの面積、巻き数を変えてもよい。また、ループ部12aは、同一平面上において互いに重ならずに位置する円形、矩形、三角形、又はひし形のループであるのがよい。
図6は、図5(C)の検出コイル12における異物検出の原理説明図であり、(A)は送電コイル3と受電コイル4との間に導電性異物が存在しないとき、(B)は導電性異物が存在するときを示している。
導電性異物が存在しないときは、図6(A)に示すように、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなり、かつ2つのループ部12aの面積と巻き数は同一である場合、2つのループ部12aの磁束が等しい。従ってこの場合は、発生する誘導電流i1,i2は同一であり、誘導電流i1,i2は2つのループ部12aで逆向きとなり、互いに打ち消し合うので、検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は実質的に0になる。
磁気勾配のある場所でも、図4(B)に示すように、ループ部12aの図心を結ぶ方向(線分C−C)が、検出コイル12の設置位置における磁気勾配方向(図に破線の矢印で示す)に垂直になるように配置されているので、同様に、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は0又は最小になる。
磁気勾配のある場所でも、図4(B)に示すように、ループ部12aの図心を結ぶ方向(線分C−C)が、検出コイル12の設置位置における磁気勾配方向(図に破線の矢印で示す)に垂直になるように配置されているので、同様に、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は0又は最小になる。
導電性異物が存在するとき、図6(B)に示すように、導電性異物が存在する方のループ部12aの磁束が強くなるので、一方の誘導電流i1が他方の誘導電流i2より大きくなり、検出コイル12に発生する誘導電圧Vが大きくなる。
従って、検出された誘導電圧Vを導電性異物が存在しないときの基準電圧V0と比較して導電性異物の有無を判定することができる。
従って、検出された誘導電圧Vを導電性異物が存在しないときの基準電圧V0と比較して導電性異物の有無を判定することができる。
図7は、複数の検出コイル12の配置例を示す図である。この図において、等磁界線は、図4(B)と同一である。また、検出コイル12は、矩形と三角形のループ部12aを用いている。
この図に示すように、複数の検出コイル12を用い、導電性異物が存在しないときに各検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定することにより、導電性異物が存在するときに、その位置を検出することができる。
この図に示すように、複数の検出コイル12を用い、導電性異物が存在しないときに各検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定することにより、導電性異物が存在するときに、その位置を検出することができる。
図8は、本発明の異物検出方法のフローチャートである。本発明の異物検出方法は、S1〜S4の各ステップ(工程)からなる。検出コイル12は、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13で構成されており、ステップS1を実施する以前に、各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向を、送電コイル3と受電コイル4との間に導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されている。
ステップS1では、検出コイル12を送電コイル3と受電コイル4との間に位置決めする。より詳しくは、検出コイル12を前後ないし左右に微小量の並行移動、もしくは垂直軸まわりに微小に回転させつつ、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを計測し、誘導電圧Vの計測値が0又は最小になる位置と回転角に位置決めする。以降、検出コイル12の位置と回転角は固定しておく。
なお、位置決めした位置と回転角において検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)を計測し記憶する。
なお、位置決めした位置と回転角において検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)を計測し記憶する。
検出コイル12の各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向は、検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されている。しかし、非接触給電装置2で発生する磁界が例えば周囲に存在する物質の影響で微小変化すると、検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)は厳密には0又は最小からずれてしまう。ステップS1を実施することにより、磁界の微小変化があっても、誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が厳密に0又は最小となる位置と回転角に検出コイル12を設置できる効果がある。
ステップS2では、検出コイル12に生じる誘導電圧Vを検出する。
ステップS3では、検出コイル12に発生する誘導電圧Vを検出し、これから送電コイル3と受電コイル4との間に位置する導電性異物の有無を検出する。
具体的には、例えば、ステップS2において計測した誘導電圧Vと、ステップS1において計測した基準電圧V0との差が、所定の閾値を超えた場合に、送電コイル3と受電コイル4との間に導電性異物が存在するものと判断する。
具体的には、例えば、ステップS2において計測した誘導電圧Vと、ステップS1において計測した基準電圧V0との差が、所定の閾値を超えた場合に、送電コイル3と受電コイル4との間に導電性異物が存在するものと判断する。
このステップS3において導電性異物が存在すると判断した場合には、給電を停止する(ステップS4)。
上記本発明の装置及び方法によれば、検出コイル12が、2つのループ部12aが互い逆方向に巻かれた連続した導電線13からなるので、磁界による誘導電流i1,i2が2つのループ部12aで逆向きとなり、互いに打ち消し合う。
また、各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されているので、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイル12に発生する誘導電圧Vは0又は最小になる。
従って、導電性異物がないときに異物検出用のコイルに発生する誘導電圧Vを低減することができ、これにより異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる。
また、各ループ部12aの面積、巻き数、又は2つのループ部12aの図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに検出コイル12に発生する誘導電圧V(すなわち基準電圧V0)が0又は最小になるように設定されているので、磁気勾配のある場所でも、導電性異物がないときに検出コイル12に発生する誘導電圧Vは0又は最小になる。
従って、導電性異物がないときに異物検出用のコイルに発生する誘導電圧Vを低減することができ、これにより異物検出の感度を高め、誤検出を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。もちろん、磁界共鳴方式にかぎらず、電磁誘導方式等の他の方式も含むものである。
i1 誘導電流、i2 誘導電流、V 誘導電圧、V0 基準電圧、
1 駐車スペース、2 非接触給電装置、
2a 交流電源、2b 送電側整流器、2c インバータ、
3 送電コイル、4 受電コイル、5 受電側整流器、6 車載バッテリ、
10 異物検出装置、12 検出コイル、12a ループ部、
13 導電線、13a 端部、13b 端部、
14 検出ユニット(コンピュータ)、14a 検出部、14b 判定部
1 駐車スペース、2 非接触給電装置、
2a 交流電源、2b 送電側整流器、2c インバータ、
3 送電コイル、4 受電コイル、5 受電側整流器、6 車載バッテリ、
10 異物検出装置、12 検出コイル、12a ループ部、
13 導電線、13a 端部、13b 端部、
14 検出ユニット(コンピュータ)、14a 検出部、14b 判定部
Claims (6)
- 送電コイルと受電コイルとの間に位置する検出コイルと、
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する検出ユニットと、を備え、
前記検出コイルは、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線からなり、
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向が、導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定されている、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出装置。 - 前記2つのループ部は、送電コイルと受電コイルとの間に位置する同一平面上に位置しており、かつ前記図心を結ぶ方向は、検出コイルの設置位置における磁気勾配方向に垂直になるように配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置用の異物検出装置。
- 前記ループ部は、同一平面上において互いに重ならずに位置する円形、矩形、三角形、又はひし形のループである、ことを特徴とする請求項2に記載の非接触給電装置用の異物検出装置。
- 前記検出ユニットは、検出コイルに発生する誘導電圧を検出する検出部と、検出された誘導電圧を導電性異物が存在しないときの基準電圧と比較して導電性異物の有無を判定する判定部とを有する、ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置用の異物検出装置。
- 送電コイルと受電コイルとの間に位置する検出コイルを、2つのループ部が互い逆方向に巻かれた連続した導電線で構成し、
各ループ部の面積、巻き数、又は前記2つのループ部の図心を結ぶ方向を、送電コイルと受電コイルとの間に導電性異物が存在しないときに前記検出コイルに発生する誘導電圧が0又は最小になるように設定し、
前記検出コイルに発生する誘導電圧を検出し、これから送電コイルと受電コイルとの間に位置する導電性異物の有無を検出する、ことを特徴とする非接触給電装置用の異物検出方法。 - 前記検出コイルを前後ないし左右に並行移動、もしくは垂直軸まわりに回転させつつ、検出コイルに発生する誘導電圧を計測し、前記誘導電圧の計測値が0又は最小になる位置と回転角に位置決めする、ことを特徴とする請求項5に記載の非接触給電装置用の異物検出方法。
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