JP2015011018A - 試料分析方法、プログラムおよび試料分析装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高精度の試料分析を可能にする。
【解決手段】実施形態の試料分析方法は、複数種類の元素で構成される試料に電子線を照射する電子線源と、第1および第2の検出手段と、第1および第2の信号処理手段と、X線行路算出手段と、X線検出強度算出手段と、データ補正手段とを持つ。前記第1の検出手段は、前記試料から発生する特性X線を検出して第1の信号を出力する。前記第1の信号処理手段は、前記第1の信号を処理してEDXマッピングデータを取得する。前記第2の検出手段は、前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する。前記第2の信号処理手段は、前記HAADF信号を処理してZコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する。前記X線検出強度算出手段は、前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態の試料分析方法は、複数種類の元素で構成される試料に電子線を照射する電子線源と、第1および第2の検出手段と、第1および第2の信号処理手段と、X線行路算出手段と、X線検出強度算出手段と、データ補正手段とを持つ。前記第1の検出手段は、前記試料から発生する特性X線を検出して第1の信号を出力する。前記第1の信号処理手段は、前記第1の信号を処理してEDXマッピングデータを取得する。前記第2の検出手段は、前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する。前記第2の信号処理手段は、前記HAADF信号を処理してZコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する。前記X線検出強度算出手段は、前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、試料分析方法、プログラムおよび試料分析装置に関する。
試料を構成する元素を同定する方法として、試料に電子線を照射して試料から発生する特性X線をエネルギで分光して検出するX線分光法が知られている(例えばEDX(Energy Dispersive X−ray Spectroscopy)マッピング)。X線分光法を実現するための装置としては、集束された電子線で試料の観察領域を走査する走査形電子顕微鏡(SEM: Scanning Electron Microscope)が知られている。
また、試料を構成する元素を同定する他の方法として、STEMが知られている。STEM(Scanning Transmission Electron Microscope)では、電子が透過可能な程度に試料を薄片化して試料台に設置し、透過した電子や散乱された電子を検出することにより試料像が取得される。STEM装置で取得可能な信号のうち入射プローブの収束角より大きい取り込み角範囲の透過電子を取り込んで取得した像をHAADF(High−angle Annular Dark Field)像と呼ぶ。HAADF信号は単原子あたり原子番号Zの約2乗に比例するため、得られた像コントラストはZコントラストと呼ばれ、このZコントラストを分析することにより試料を構成する元素を特定することができる。最近は、EDXマッピングとHAADF信号取得の双方が可能な電子顕微鏡も開発されている。
しかしながら、X線分光法では、電子線の照射により試料中で発生した特性X線の一部が試料を通過する行路中で吸収されるという現象が発生し、試料分析の精度が低下するという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、高精度の試料分析を可能にする試料分析方法、このような試料分析方法をコンピュータに実行させるプログラム、および試料分析装置を提供することである。
実施形態の試料分析方法は、電子線源と、第1および第2の検出手段と、第1および第2の信号処理手段と、X線行路算出手段と、X線検出強度算出手段と、データ補正手段と・を持つ。前記電子線源は、電子線を生成して複数種類の元素で構成される試料に照射する。前記第1の検出手段は、前記電子線の照射により前記試料から発生する特性X線を検出して第1の信号を出力する。前記第1の信号処理手段は、前記第1の信号を処理してEDXマッピングデータを取得する。前記第2の検出手段は、前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する。前記第2の信号処理手段は、前記HAADF信号を処理してZコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する。前記X線検出強度算出手段は、前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する。前記データ補正手段は、前記算出されたX線検出強度を用いて前記EDXマッピングデータを補正する。
以下、実施形態のいくつかについて図面を参照しながら説明する。図面において、同一の部分には同一の参照番号を付し、その重複説明は適宜省略する。
(1)試料分析方法
図1は、実施の一形態による試料分析方法の概略手順を示すフローチャートである。
図1は、実施の一形態による試料分析方法の概略手順を示すフローチャートである。
先ず、測定対象の構造物から試料を取り出し、電子線が透過可能な厚さに薄片化して電子顕微鏡の試料台(図2の符号Tを参照)にセットする。電子顕微鏡は、EDXマッピングとSTEM−HAADF信号取得の双方が可能なものを使用する。次いで、電子線を生成して集束プローブ化して試料の検査領域を走査し、EDXマッピングデータとSTEM−HAADF信号とを同時に取得する(ステップS1)。
STEM−HAADF信号は、単原子あたり原子番号Zの約2乗に比例する。このため、STEM−HAADF信号からは、Zコントラスト像と呼ばれる得られる像コントラストが得られる。
続いて、得られたZコントラスト像から各ピクセルにおける元素の質量を算出する(ステップS2)。
電子顕微鏡の試料台の位置と、特性X線を検出する検出面の位置とは、電子顕微鏡毎に既知の値であり、また、センサなどを用いて検査の都度毎に検知することができる。そこで、これらの位置データを用いることにより、電子線の入射により試料内で発生した特性X線の試料S内での行路をピクセル毎に計算する(ステップS3)。
次に、ステップS2で算出した試料中の元素の質量と、ステップS3で算出した特性X線の行路とを参照しながら、特性X線の行路中に存在する元素間の質量の相違に起因して発生する特性X線の吸収を考慮した検出X線強度を算出し、得られた検出X線強度に組み込まれた特性X線の吸収量に応じて、ステップS1で取得したEDXマッピングデータを修正することにより、吸収量が考慮されたスペクトルデータをピクセル毎に算出する(ステップS4)。このための具体的な算出式等は後に詳述する。
その後は、算出されたスペクトルデータに対し、各ピクセルでトップハットフィルター法などによりBG(Back Ground)の除去を行い(ステップS5)、ガウシアンフィッティングなどによるピーク分離、および、多変量解析などによる波形分離を実行し(ステップS6)、さらに、クリフロリマー補正などにより、定量計算を出力する(ステップS7)。
元素間の質量の相違に起因して発生する特性X線の吸収量は、重元素と軽元素との組み合わせ、例えばタングステン(W)等の金属と窒素(N)や炭素(C)等との組み合わせにおいて特に大きい。このため、このような組成を含む試料の分析において本実施形態の試料分析方法は特に顕著な効果を奏する。
以上述べた少なくとも一つの実施形態による試料分析方法によれば、試料に電子線を透過して得られたHAADF信号から試料を構成する複数元素の質量を求め、これらの質量と特性X線の行路とを参照しながら、元素間の質量の相違に起因する特性X線の吸収量を考慮したスペクトルデータを算出するので、高い精度で試料を分析することが可能となる。
(2)試料分析装置
(a)装置構成
図2は、実施の一形態による試料分析装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の試料分析装置は、主要な構成部分として、制御部40、電子ビーム鏡筒10、偏向制御部46、特性X線信号処理部24、HAADF信号処理部32、X線検出強度算出部34、行路算出部36、およびEDX補正部26を含む。
(a)装置構成
図2は、実施の一形態による試料分析装置の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の試料分析装置は、主要な構成部分として、制御部40、電子ビーム鏡筒10、偏向制御部46、特性X線信号処理部24、HAADF信号処理部32、X線検出強度算出部34、行路算出部36、およびEDX補正部26を含む。
電子ビーム鏡筒10は、電子線源12、コンデンサレンズ14、偏向器16、対物レンズ18、試料台T、特性X線検出器22、ADF検出器30、およびセンサ20を有する。
試料台Tは、薄片化された試料Sを保持する。電子線源12は、電子ビームEBを生成して試料Sに向けて照射する。
試料台Tは、薄片化された試料Sを保持する。電子線源12は、電子ビームEBを生成して試料Sに向けて照射する。
制御部40は、電子線源12および偏向制御部46に接続され、制御信号を生成してこれらの構成部材に送ることにより、電子ビームのオン・オフや入射電子線の強度などを制御し、偏向制御部46を介して偏向器16を制御する。制御部40はまた、メモリMR1、行路算出部36、HAADF信号処理部32およびEDX補正部26にも接続される。メモリMR1には、上述した実施形態の試料分析方法の具体的手順を記述したレシピファイルが記述され、このレシピファイルを制御部40がメモリMR1から読み出し、検査レシピに従って制御信号を生成して行路算出部36、HAADF信号処理部32およびEDX補正部26に供給することにより、試料分析を行う。
特性X線検出器22は、特性X線信号処理部24に接続され、電子ビームEBの照射により試料Sから発生する特性X線を検出し、検出信号を特性X線信号処理部24へ出力する。特性X線検出器22は本実施形態において例えば第1の検出手段に対応する。
特性X線信号処理部24は、EDX補正部26へ接続される。センサ20は、特性X線検出器22と試料台Sとの間に設けられる。センサ20は行路算出部36に接続され、行路算出部36はX線検出強度算出部34に接続される。X線検出強度算出部34はEDX補正部26に接続される。
特性X線信号処理部24は、EDX補正部26へ接続される。センサ20は、特性X線検出器22と試料台Sとの間に設けられる。センサ20は行路算出部36に接続され、行路算出部36はX線検出強度算出部34に接続される。X線検出強度算出部34はEDX補正部26に接続される。
ADF検出器30は、試料台Tの下方に設けられた円環状の検出器であり、HAADF信号処理部32に接続され、電子ビームEBの透過により試料Sから発生する散乱電子SEおよび透過電子TEを検出する。ADF検出器30は、本実施形態において例えば第2の検出手段に対応する。HAADF信号処理部32は、X線検出強度算出部34に接続される。
特性X線信号処理部24、行路算出部36、EDX補正部26およびHAADF信号処理部32については以下の試料分析装置の動作において詳述する。
(b)動作
図2に示す試料分析装置の動作について説明する。
図2に示す試料分析装置の動作について説明する。
まず、制御部40からの指令信号に従って電子線源12から電子ビームEBを試料Sに向けて照射する。電子ビームEBは、コンデンサレンズ14でそのビーム束を集束させられた後、対物レンズ18で焦点位置を制御されてジュストフォーカスで試料Sに入射する。電子ビームEBは、検査中、偏向制御部46からの制御信号に従って偏向器16が生成する電界または磁界により偏向させられ、これにより、試料Sが電子ビームEBで走査される。
電子ビームEBの照射により試料Sからは特性X線XCが発生し、特性X線検出器22に検出される。
図3は、試料S内で発生した特性X線XCの行路を説明するための模式図である。図3に示す例では、水平に設置された試料Sに電子線EBが入射し、これにより発生した特性X線XCは水平面に対し所定の角度αxをなす方向に向けて出発して試料S内を進行し、試料Sから放出した後に特性X線検出器22で検出される。角度αxは試料Sと特性X線検出器22とのなす角度に相当する。
特性X線検出器22は検出信号を特性X線信号処理部24に送る。特性X線信号処理部24は、特性X線検出器22からの検出信号を処理してEDXマッピングデータを生成し、EDX補正部26へ送る。本実施形態において、特性X線信号処理部24は例えば第1の信号処理手段に対応する。
電子ビームEBは試料Sを透過するため、特性X線XCの検出と同時に、ADF検出器30により散乱電子SEおよび透過電子TEが検出される。ADF検出器30は、これらの信号を処理してHAADF信号としてHAADF信号処理部32へ送る。HAADF信号処理部32は、送られたHAADF信号を処理してZコントラスト像を生成し、このZコントラスト像から試料Sを構成する元素の質量を算出し、X線検出強度算出部34へ送る。本実施形態において、HAADF信号処理部32は、例えば第2の信号処理手段に対応する。
一方、試料Sの電子ビームEBの照射位置と、特性X線検出器22の検出面の位置は、センサ20により検知され、検知信号が行路算出部36へ送られる。行路算出部36は、センサ20からの検知信号を処理して試料S中における特性X線XCの行路を算出し、X線検出強度算出部34へ送る。本実施形態において、センサ20は例えば位置センサに対応し、センサ20および行路算出部36は例えばX線行路算出手段に対応する。
X線検出強度算出部34は、HAADF信号処理部32から送られた試料S中の元素の質量と、行路算出部36から送られた特性X線XCの行路とを参照しながら、特性X線XCの行路中に存在する元素間の質量の相違に起因して発生する元素間での特性X線XCの吸収量を考慮した検出X線強度を算出し、算出結果をEDX補正部26へ送る。EDX補正部26は、X線検出強度算出部34から送られた検出X線強度に組み込まれた特性X線XCの吸収量に応じて、特性X線信号処理部24から送られたEDXマッピングデータを修正する。これにより、元素間での特性X線XCの吸収が補正されたスペクトルデータがピクセル毎に算出される。
EDX補正部26はまた、トップハットフィルター法などによりピクセル毎にスペクトルデータからBG(Back Ground)除去を実行し、ガウシアンフィッティングなどによるピーク分離、および、多変量解析などによる波形分離を実行する。EDX補正部26はさらに、クリフロリマー補正などにより定量計算を実行し、計算結果を出力する。本実施形態において、EDX補正部26は例えばデータ補正手段に対応する。
以上のように修正されたスペクトルデータは、メモリMR2に格納して記録される他、モニタ28によりオペレータに視認可能な態様で表示される。
ここで、X線検出強度算出部34によって得られるEDXマッピングデータを、元素間の吸収量を反映させた態様で表現する。
理想的な、すなわち元素間の質量差に起因する吸収が無い場合の検出X線強度Nは、入射電子線強度をI、イオン化断面積をσ、傾向収率をω、注目する特性X線XCの発生割合をp、アボガドロ数をN0、密度をρ、濃度(wt%)をC、試料の厚さをt、検出立体角をΩ、特性X線検出器22の検出効率をε、および原子量をMとすると、以下の(1)式で表現することができる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態による試料分析装置によれば、試料に電子線を透過して得られたHAADF信号から試料を構成する複数元素の質量を算出するHAADF信号処理部32と、これらの質量と特性X線XCの行路とを参照しながら、元素間の質量の相違に起因する特性X線XCの吸収量を考慮したX線検出強度を算出するX線検出強度算出部34と、得られたX線検出強度を用いてEDXマッピングデータを補正するEDX補正部26とを含むので、高い精度で試料を分析することが可能となる。
(3)プログラム
上述した試料分析における一連の手順は、プログラムに組み込んでコンピュータに読込ませて実行させてもよい。これにより、EDXマッピングとHAADF信号取得との双方が可能な電子顕微鏡に接続される汎用のコンピュータを用いて上述した高精度の試料分析を実現することができる。
上述した試料分析における一連の手順は、プログラムに組み込んでコンピュータに読込ませて実行させてもよい。これにより、EDXマッピングとHAADF信号取得との双方が可能な電子顕微鏡に接続される汎用のコンピュータを用いて上述した高精度の試料分析を実現することができる。
また、上述した試料分析の一連の手順を、EDXマッピングとHAADF信号取得との双方が可能な電子顕微鏡に接続されるコンピュータに実行させるプログラムとしてフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読込ませて実行させても良い。
記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも良い。また、上述した試料分析の一連の手順を組込んだプログラムをインターネット等の通信回線(無線通信を含む)を介して頒布しても良い。
さらに、上述した試料分析の一連の手順を組込んだプログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、または記録媒体に収納して頒布しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…電子ビーム鏡筒、12…電子線源、16…偏向器、20…センサ、22…特性X線検出器、24…特性X線信号処理部、26…EDX補正部、30…ADF検出器、34…特性X線吸収量算出部、36…行路算出部、40…制御部、EB…電子ビーム、S…試料、SE…散乱電子、TE…透過電子、XC…特性X線。
Claims (6)
- 電子線を生成して複数種類の元素で構成される試料に照射する工程と、
前記電子線の照射により前記試料から発生する特性X線を検出してEDXマッピングデータを取得する工程と、
前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する工程と、
前記HAADF信号を処理してZコントラスト像を生成する工程と、
前記Zコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する工程と、
前記試料の位置と前記特性X線の検出位置から前記特性X線の行路を算出する工程と、
前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する工程と、
前記算出されるX線検出強度を用いて前記EDXマッピングデータを補正する工程と、
を備え、
前記算出されるX線検出強度は、次式
で表されることを特徴とする試料分析方法。 - 電子線を生成して複数種類の元素で構成される試料に照射する工程と、
前記電子線の照射により前記試料から発生する特性X線を検出してEDXマッピングデータを取得する工程と、
前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する工程と、
前記HAADF信号を処理してZコントラスト像を生成する工程と、
前記Zコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する工程と、
前記試料の位置と前記特性X線の検出位置から前記特性X線の行路を算出する工程と、
前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する工程と、
を備える試料分析方法。 - 前記算出されるX線検出強度を用いて前記EDXマッピングデータを補正する工程をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の試料分析方法。
- 電子線を生成して複数種類の元素で構成される試料に照射する電子線源と、
前記電子線の照射により前記試料から発生する特性X線を検出して第1の信号を出力する第1の検出手段と、
前記第1の信号を処理してEDXマッピングデータを取得する第1の信号処理手段と、
前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する第2の検出手段と、
前記HAADF信号を処理してZコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する第2の信号処理手段と、
前記試料の位置と前記特性X線の検出位置から前記特性X線の行路を算出するX線行路算出手段と、
前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出するX線検出強度算出手段と、
前記算出されたX線検出強度を用いて前記EDXマッピングデータを補正するデータ補正手段と、
を備える試料分析装置。 - 電子線を生成して複数種類の元素で構成される試料に照射する電子線源と、前記電子線の照射により前記試料から発生する特性X線を検出して第1の信号を出力する第1の検出手段と、前記電子線が前記試料を透過することにより発生するHAADF信号を検出する第2の検出手段と、前記試料の位置と前記特性X線の検出位置とを検出する位置センサと、を備える電子顕微鏡に接続されるコンピュータに前記試料の分析を実行させるためのプログラムであって、
前記第1の信号を処理してEDXマッピングデータを取得する手順と、
前記HAADF信号を処理してZコントラスト像を生成する手順と、
前記位置センサの出力信号から前記特性X線の行路を算出する手順と、
前記Zコントラスト像から前記試料を構成する元素の質量を算出する手順と、
前記算出された行路中の前記元素の質量から前記試料中における前記特性X線の吸収量を考慮したX線検出強度を算出する手順と、
前記算出されたX線検出強度を用いて前記EDXマッピングデータを補正する手順と、
を備えるプログラム。
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