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JP2015009884A - 包装用ケース - Google Patents

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JP2015009884A
JP2015009884A JP2013138385A JP2013138385A JP2015009884A JP 2015009884 A JP2015009884 A JP 2015009884A JP 2013138385 A JP2013138385 A JP 2013138385A JP 2013138385 A JP2013138385 A JP 2013138385A JP 2015009884 A JP2015009884 A JP 2015009884A
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泰弘 西堀
Yasuhiro Nishibori
泰弘 西堀
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】収納される商品の底面に対して緩衝効果を発揮して衝撃から保護する。
【解決手段】包装用ケースは、側壁片10を四角筒状に形成した箱本体1と、内側片20を箱本体1の内面に沿って四角筒状に形成した保持筒部2と、箱本体1の下方開口部を閉塞する底蓋3と、上方開口部を閉塞する上蓋4とを備える。底蓋3は、対向する側壁片10に連結された第一底フラップ31及び第二底フラップ32からなる。第一底フラップ31は、閉塞プレート部33と接着部34とを備え、第二底フラップ32に接着されて底蓋片30を形成している。第一底フラップ31は、対向する底蓋片30の内側に積層されるラップ部37に、箱本体1の内面側に突出する突出部38を連設して設けている。突出部38は、箱本体1の底面から側壁片10の内面に跨がって架設されて傾斜支持部5を形成しており、保持筒部2に収納される商品9の下端縁を傾斜支持部5で支持している。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品を収納可能な包装用ケースに関し、例えばガラス瓶やボトル容器のような商品の包装、搬送に適した包装用ケースに関する。
従来より、軟膏や化粧品、薬品等を収納するための蓋付きの寸胴形容器として、ガラス瓶や陶器などが利用されている。このような容器を収納する包装用のケースを紙製の箱形にする場合は、衝撃吸収作用が弱いため、エアキャップを巻く等の処置が必要であった。
これに対して本願出願人は、容器を二重にすることで衝撃吸収力を持たせた包装用ケースを開発した(特許文献1参照)。
この包装用ケースは、図12に示すように、外殻を形成する第1乃至第4片111、112、113、114および内殻の一部を形成する第5片115を互いに折り線a、b、c、dを介して連設し、続いて内殻を形成する第5乃至第8片115、116、117、118を互いに切込み折り線w、x、yを介して連設し、その第5乃至第8片115、116、117、118に、その上縁中央部に切り抜きを形成するとともにエンボスE1、E2、E3、E4を形成し、上記第1乃至第4片111、112、113、114の上縁に上蓋を形成するフラップ121、122、123、124を、第1乃至第4片111、112、113、114の下縁、又は第5乃至第8片115、116、117、118の下縁のいずれかに底蓋を形成するフラップ131、132、133、134を、折り線e,e’、f、f’、g、g’、h、h’を介して連設して展開形状の台紙110とし、この台紙110を第8片118から第1片111にむけて折り畳んで図13に示す形状に製函している。
さらに、この包装用ケースは、第5乃至第8片115、116、117、118の少なくとも向き合う二片の上縁中央にV字状の上記切り込みV1を形成し、その両サイドに平行で同一長さのスリットSを入れ、そのスリットSの下端を結ぶ線上で折り畳んで折り返し片125とし、その折り返し片125のV字状切り込みV1が、その対辺の縁に届かないようにしている。
この包装用ケースによれば、包装用ケースの構造を二重構造とすると共に、内殻を構成する部分にエンボスを形成することで、ガラス製や陶器製の容器が衝撃から保護される。また、内殻を形成する各片の上縁中央部に切り抜き部を設けることにより、収納される容器の蓋体が衝撃から保護され、説明書が入れ易くなる。
特許第4434851号公報
しかしながら、上記の包装用ケースでは、ケースの側面に対しては緩衝効果を発揮できるものの、底面においては緩衝効果を発揮できないという欠点があった。特に瓶状の容器を収納する場合は、包装用ケースを置く際に、また誤って落下させた際に、どうしても底面に衝撃を受け易く、底面に対して緩衝効果を発揮できる構造が切望されていた。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、収納される商品の底面に対して緩衝効果を発揮して衝撃から保護できる包装用ケースを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
以上の目的を達成するため、本発明は、商品9を収納するための箱状の包装用ケースであって、互いに第一折り線21を介して連設された第一片11、第二片12、第三片13、及び第四片14からなる4つの側壁片10を前記第一折り線21で折曲して四角筒状に形成された箱本体1と、前記第四片14に第一折り線21を介して連設されて、互いに第二折り線22を介して連設された第五片15、第六片16、第七片17、及び第八片18からなる4つの内側片20を、前記箱本体1の内面に沿って配置すると共に、前記第二折り線22で折曲して四角筒状に形成された保持筒部2と、前記箱本体1の下端縁に連設されて、前記箱本体1の下方開口部を閉塞する底蓋3と、前記箱本体1の上端縁に連設されて、前記箱本体1の上方開口部を閉塞する上蓋4とを備えている。前記底蓋3は、前記4つの側壁片10の下端縁に第三折り線23を介して連設された4つの底フラップで構成されており、前記4つの底フラップは、互いに対向する側壁片10に連結された二組の第一底フラップ31及び第二底フラップ32からなる。前記第一底フラップ31は、前記第三折り線23を介して前記側壁片10に連結された閉塞プレート部33と、前記閉塞プレート部33に第五折り線35を介して連設された接着部34とを備え、前記接着部34が、対向する前記第二底フラップ32に接着されて、該第一底フラップ31と該第二底フラップ32とで折り畳み可能な底蓋片30が形成されている。包装用ケースは、前記底蓋片30を、前記第五折り線35と前記第三折り線23で折り畳んで、前記箱本体1の内部に収納する状態で、前記箱本体1を筒状から平面状に折り畳み可能とすると共に、平面状に折り畳まれた前記箱本体1を筒状に組み立てる状態では、前記底蓋片30が平面状に展開されて、一対の底蓋片30で箱本体1の下方開口部を閉塞するようにしている。さらに、前記第一底フラップ31は、前記底蓋片30で前記箱本体1の下方開口部を閉塞する状態で、対向する底蓋片30の内側に積層されるラップ部37を備えており、前記ラップ部37は、前記箱本体1の内面側に突出する突出部38を連設して設けている。前記突出部38は、対向する側壁片10または内側片20の内面に当接する突出高さ(t)を有すると共に、前記箱本体1の底面から該側壁片10または該内側片20の内面に跨がって架設されて傾斜支持部5を形成しており、前記保持筒部2に収納される商品9の下端縁を、前記傾斜支持部5で支持するようにしている。
上記構成により、箱本体の内面に沿って設けた保持筒部によって商品の側面を保護しつつ、包装用ケースの底蓋を底ワンタッチ構造として製函作業を容易にし、さらに、底フラップに突出部を設けたことで、底蓋の形成時において包装用ケースの内面に突出部の先端を当接させて傾斜支持部を形成し、これでもって包装用ケースに収納された商品の底面を押し上げる方向に応力が作用させて、底面において緩衝効果を発揮することができる。
本発明の包装用ケースにおいて、前記保持筒部2は、前記内側片20の底蓋3側を切除してカット領域26を形成することができる。
上記構成により、底蓋片を折り畳んで箱本体の内部に収納する際に、底蓋片と内側片との重なりを少なくして、箱本体をスムーズに折り畳みできる。
本発明の包装用ケースは、前記カット領域26における底蓋3からの切り込み深さ(D)を、前記底フラップの最大高さ(T)よりも大きくして、前記箱本体1を筒状から平面状に折り畳む状態で、対向する側壁片10の内側に折り畳まれる底蓋片30を前記カット領域26内に配置することができる。
上記構成により、底蓋片を折り畳んで箱本体の内部に収納する際に、保持筒部を形成する内側片が底蓋片の変形や移動を妨げる事態を緩和して、箱本体をスムーズに平面状に折り畳みでき、また、平面状に折り畳まれた箱本体をスムーズに筒状に組み立てできる。
本発明の包装用ケースは、前記突出部38を、前記保持筒部2の幅方向の中央領域に対向して設けることができる。
上記構成により、突出部を保持筒部の中央領域に対向して架設して傾斜支持部を設けることで、保持筒部で保持される商品の下端縁を確実に支持することができる。とくに、収納される商品が保持筒部の内面と接する部分の下端を傾斜支持部で確実に支持できる。
本発明の包装用ケースは、前記第一底フラップ31が、前記ラップ部37の側縁に第六折り線36を介して前記突出部38を連設して、前記突出部38を前記第六折り線36で折曲して前記側壁片10または内側片20の内面に架設することができる。
上記構成により、突出部を第六折り線で折曲することで、傾斜支持部を安定して架設することができる。
本発明の包装用ケースは、前記第六折り線36を、対向する側壁片10の第三折り線23に対して略平行に設けらることができる。
上記構成により、第六折り線で折曲される突出部を、対向する側壁片または内側片に安定して架設しながら、収納される商品の下端を安定して支持できる。
本発明の包装用ケースは、前記第一片11の内側面に前記第五片15の外側面を接着して、第一片11、第二片12、第三片13、及び第四片14で四角筒状の箱本体1を形成し、前記第四片14の内側面に前記第八片18の外側面を接着して、第五片15、第六片16、第七片17、及び第八片18で四角筒状の保持筒部2を形成することができる。
上記構成により、互いに連設された第一片ないし第八片を第一折り線及び第二折り線で折曲しながら、第一片と第五片を接着して四角筒状の箱本体を形成し、第四片と第八片とを接着して四角筒状の保持筒部を形成するので、簡単かつ容易に、しかも接着箇所を少なくしながら二重筒構造の包装用ケースを形成できる。
本発明の包装用ケースは、前記内側片20の幅(H)を前記側壁片10の幅(W)よりも小さくして、前記保持筒部2の外周面と前記箱本体1との間に隙間6を設けることができる。
上記構成により、商品が収納される保持筒部と、箱本体との間に隙間を設けることで、商品の衝撃を隙間で吸収しながら保護できる。
本発明の包装用ケースは、前記保持筒部2を、前記箱本体1の側壁片10の二辺側に偏在して配置して、前記保持筒部2の外周面と前記箱本体1の内周面との間に水平断面視L字状の隙間6を設けることができる。
上記構成により、商品が収納される保持筒部の二辺と箱本体との間に隙間を設けることで、商品の縦横の両方向に対する衝撃をL字状の隙間で吸収しながら商品を理想的に保護できる。
本発明の包装用ケースは、前記保持筒部2が、前記内側片20に内部側に突出する凸部25を備えて、前記凸部25を介して保持筒部2に収納される商品9の側面を保持することができる。
上記構成により、保持筒部に収納される商品を凸部に当接させながら保持することにより優れた緩衝効果を実現しながら保持できる。
本発明の包装用ケースは、前記保持筒部2を、前記箱本体1の第一片11と第四片14の二辺側に偏在して配置し、前記第六片16と前記第七片17の外側にL字状の隙間6を設けると共に、前記第五片15と第六片16には内部側に突出する凸部25を設けて、前記凸部25を介して保持筒部2に収納される商品9の側面を保持することができる。
上記構成により、保持筒部を箱本体の第一片と第四片側に偏在させて、保持筒部の第六片と第七片の外側にL字状の隙間を設けることで、商品の縦横の両方向に対する衝撃をL字状の隙間で吸収しながら、保持筒部の第五片と第八片に設けた凸部を商品に当接させることで、包装される商品の保護効果を高めることができる。
本発明の包装用ケースは、前記凸部25を、型押しによって形成することができる。
上記構成により、エンボス加工等の型押しによって凸部を容易に形成できる。
本発明の包装用ケースは、前記内側片20の上端縁に第八折り線28を介して内蓋フラップ27を連設し、前記内蓋フラップ27を前記上蓋4の内側に配置するができる。
上記構成により、収納される商品の上面側を、内蓋フラップと上蓋の二重構造として保護できる。
本発明の包装用ケースは、前記箱本体1の底面から前記側壁片10または前記内側片20の内面に跨がって架設される傾斜支持部5の底蓋3に対する傾斜角(α)を30度ないし60度とすることができる。
上記構成により、包装用ケースに収納された商品の下端縁を、傾斜支持部の傾斜面で安定して支持でき、包装用ケースの底面における優れた緩衝効果を発揮できる。
本発明の包装用ケースは、前記第一底フラップ31に形成された前記突出部38の突出高さ(t)を、前記第一底フラップ31が連設された前記側壁片10の幅(W1)の1/10ないし1/3とすることができる。
本発明の包装用ケースは、前記第一底フラップ31が、前記ラップ部37の側縁に第六折り線36を介して前記突出部38を連設すると共に、前記第一底フラップ31に形成された前記突出部38のうち、前記L字状の隙間6に対向して配置される突出部38’の突出高さ(t2)を反対側に配置される突出部38の突出高さ(t1)よりも大きくすると共に、前記L字状の隙間6に対向して配置される突出部38’の第六折り線36と、対向する第三折り線23との間隔(k2)を、反対側に配置される突出部38の第六折り線36と、対向する第三折り線23との間隔(k1)よりも広くすることができる。
上記構成により、箱本体に内部に保持筒部を偏在して配置しながら、保持筒部に収納される商品の下端の両側を一対の傾斜支持部でバランスよく支持できる。それは、L字状の隙間によって箱本体の内面から離れて収納される商品の下端を支持する傾斜支持部を大きくすると共に、その位置を対向する側壁片から離すことで、商品の下端の両側を同一レベルで支持できるからである。
本発明の実施例1にかかる包装用ケースの斜視図である。 図1に示す包装用ケースの水平断面図である。 図2に示す包装用ケースのIII−III線断面図である。 図1に示す包装用ケースの底面図である。 図1に示す包装用ケースの展開図である。 包装用ケースを筒状に組み立てる工程を示す斜視図である。 傾斜支持部の他の一例を示す拡大断面図である。 図7に示す包装用ケースの底蓋の拡大展開図である。 本発明の実施例2にかかる包装用ケースの水平断面図である。 図9に示す包装用ケースの底面図である。 図9に示す包装用ケースの展開図である。 従来の包装用ケースの展開図である。 従来の包装用ケースの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための包装用ケースを例示するものであって、本発明は包装用ケースを以下のものに特定しない。さらに、本明細書においては、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段」の欄に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
(実施例1)
本発明の実施例1の形態に係る包装用ケースを図1ないし図6に示す。図1は包装用ケースの斜視図を、図2は包装用ケースの水平断面図を、図3は包装用ケースの垂直断面図を、図4は包装用ケースの底面図を、図5は包装用ケースの展開図を、図6は包装用ケースを組み立てる状態の斜視図をそれぞれ示している。なお、図1においては、包装用ケースの内部構造を理解しやすくするために、内部を太線で表示して透視した図としている。
図1ないし図3に示す包装用ケースは、4つの側壁片10を四角筒状に連結してなる箱本体1と、この箱本体1の内部に設けられて、4つの内側片20を四角筒状に連結してなる保持筒部2と、箱本体1の下方開口部を閉塞する底蓋3と、箱本体1の上方開口部を閉塞する上蓋4とを備えている。これ等の図に示す包装用ケースは、図2と図3の鎖線で示すように、内部にボトル状の商品9を収納して定位置に保持する。ボトル状の商品9は、例えば、ガラス瓶や陶器等の容器に、薬品や飲料、調味料等を内容物として収納したものが使用できる。ただ、本発明は、必ずしも商品の容器をガラス瓶や陶器等の割れ物に限定する必要はなく、プラスチック製や金属製の容器とすることもできる。
図1ないし図3に示す包装用ケースは、図5に示す1枚のパターンシート8を組み立てて製函される。図の包装用ケースは、パターンシート8として、紙製のシート材を裁断して製作している。紙製のシート材で製作される包装用ケースは、安価で加工しやすく、表面に簡単に印刷できる特徴がある。また、使用後に廃棄する際には、潰したり破断することによって嵩張らないようにコンパクトにし易く、可燃ゴミとして処分しやすい特徴もある。ただ、包装用ケースは、紙に代わって、プラスチックシートで製作することもできる。プラスチックシートからなるパターンシートも、展開図に示すパターンに裁断して製作される。プラスチックシートで製作される包装用ケースは、優れた強度と耐水性を実現できる。
紙製またはプラスチック製のシート材は、図5に示すように、所定のパターンに裁断された後、折り線において所定の向きに折曲され、さらに、所定の位置で互いに連結、固定されて、図1ないし図3に示す立体形状に製函される。紙製のシート材からなるパターンシート8は、ホットメルト等の接着剤で接着して所定の形状とすることができる。プラスチック製のシート材からなるパターンシートは、接着剤で接着し、あるいは溶着して所定の形状とすることができる。
さらに、図に示す包装用ケースは、底面の製函作業を容易にするために、底蓋3の構造を、底ワンタッチやオートボトムと呼ばれる構造としている。この構造の包装用ケースは、パターンシート8を折曲及び接着する工程では、箱本体1や底蓋3を平面状に折り畳まれた状態とし、箱本体1を筒状に組み立てる工程に伴って、底蓋3が形成される構造としている。図に示す包装用ケースは、底蓋3を箱本体1の内部に折り畳み自在な構造としている。この包装用ケースは、図6に示すように、箱本体1を平面状に折り畳まれた状態から筒状に組み立てる状態では、折り畳まれていた底蓋3を平面状に展開して、箱本体1の下方開口部を底蓋3で閉塞する構造としている。
(箱本体1)
箱本体1は、図1ないし図4に示すように、4つの側壁片10を側縁で連結して全体の形状を四角筒状としている。箱本体1を形成する4つの側壁片10は、図5の展開図に示すように、第一片11、第二片12、第三片13、及び第四片14からなり、これらの側壁片10を互いに第一折り線21を介して連設している。図1ないし図4に示す箱本体1は、4つの側壁片10を第一折り線21で直角に折曲して、底面の形状を方形状とする筒状としている。図の箱本体1は、4つの側壁片10の幅をほぼ等しくして、底面の形状を正方形としている。
箱本体1は、その内部に、4つの側壁片10で形成される水平断面視方形状の外装空間19を形成している。箱本体1は、この外装空間19内に商品9を収納する。したがって、箱本体1は、商品9を内部に収納できる大きさに設計される。さらに、箱本体1は、外装空間19に収納される商品9を定位置に保持する保持筒部2を外装空間19内に設けている。図に示す箱本体1は、側壁片10の内面に沿って四角筒状の保持筒部2を設けており、この保持筒部2の内側に水平断面視方形状の収納空間29を設けている。
(保持筒部2)
保持筒部2は、4つの内側片20を連結して四角筒状に形成している。保持筒部2を形成する4つの内側片20は、図5の展開図に示すように、第五片15、第六片16、第七片17、及び第八片18からなり、これらの内側片20を互いに第二折り線22を介して連設している。また、第五片15の一方の側縁は、第一折り線21を介して、箱本体1の第四片14の一方の側縁に連設している。すなわち、パターンシート8は、4つの側壁片10と4つの内側片20とを、第一折り線21と第二折り線22を介して連設して、全体を1枚のシート状としている。図の包装用ケースは、互いに連設された第一片11ないし第八片18を、第八片18を内側として第二折り線22及び第一折り線21で折曲して二重筒構造に形成している。箱本体1の内側に形成される保持筒部2は、4つの内側片20を第二折り線22で直角に折曲して、水平断面視を略方形状とする筒状としている。図の保持筒部2は、4つの内側片20の幅をほぼ等しくして、水平断面形状を略正方形としている。
さらに、包装用ケースは、筒状に折曲された第一片11ないし第八片18を部分的に接着して所定の形状に保形している。図に示す包装用ケースは、第一片11の内側面に第五片15の外側面を接着して連結し、第一片11、第二片12、第三片13、及び第四片14で四角筒状の箱本体1を形成すると共に、第四片14の内側面に第八片18の外側面を接着して連結し、第五片15、第六片16、第七片17、及び第八片18で四角筒状の保持筒部2を形成している。図5に示すパターンシート8は、図のクロスハッチングで示すように、第五片15と第八片18の外周面に糊代51を設けており、この糊代15にホットメルト等の接着剤を塗布して互いに接着している。図5に示す内側片20は、第五片15の両側縁部に、第二折り線22に沿って上下方向に伸びる糊代51を設けている。この構造は、第五片15を第一片11に確実に接着して、筒状の箱本体1を形成できる。また、図5の内側片20は、第八片18の一方の側縁部であって、第二折り線22に接近して、上下方向に伸びる糊代51を設けている。この構造は、第八片18の第二折り線22側を第四片14に接着することで、筒状の保持筒部22を確実に形成できる。
以上のように、第一片11ないし第八片18を折り線で折曲すると共に、部分的に接着して箱本体1と保持筒部2を形成するする構造は、接着箇所を少なくしながら、二重筒構造の包装用ケースを簡単に形成できる。
さらに、図2に示す包装用ケースは、図5に示すように、内側片20の幅(H)を側壁片10の幅(W)よりも小さくしており、保持筒部2の外周面と箱本体1との間に隙間6を設けている。ここで、隙間6の幅(s)は、箱本体1の大きさや収納される商品によっても変更されるが、例えば、箱本体1の1辺の幅(W)の0%〜20%、好ましくは、5%〜10%程度とすることができる。
図2に示す包装用ケースは、保持筒部2を、箱本体1の内部であって、互いに連設された側壁片10の二片側に偏在して配置している。図2に示す包装用ケースは、第五片15と第一片11を接着し、第八片18と第四片14を接着するので、保持筒部2を箱本体1の第一片11と第四片14側に偏在させており、第六片16と第七片17の外側であって、第二片12と第三片13の内側にL字状の隙間6を形成している。このように、保持筒部2と箱本体1との間に隙間6を設ける構造は、この保持筒部2に収納される商品9に作用する衝撃を隙間6で吸収して保護できる特徴がある。保持筒部の二辺の沿うL字状の隙間6を設けることで、商品の縦横の両方向に対する衝撃を吸収しながら保護できる特徴がある。ただ、本発明の包装用ケースは、必ずしも箱本体と保持筒部の間に設ける隙間をL字状には限定しない。包装用ケースは、箱本体と保持筒部の間に、保持筒部の一辺に沿う隙間を設け、あるいは、保持筒部の三辺に沿う隙間を設けることもできる。
以上のように、保持筒部2と箱本体1との間に隙間6を有する包装用ケースは、この隙間6を、取扱説明書等の収納スペースとすることもできる。この包装用ケースは、隙間に収納される取扱説明書等の収納物を、商品に作用する衝撃を吸収する緩衝材に兼用して、更に効果的に商品を保護できる特徴がある。
さらに、図1ないし図3、及び図5に示す保持筒部2は、第五片15と第六片16に、内部側に突出する凸部25を設けており、この凸部25を介して保持筒部2に収納される商品9の側面を保持している。図に示す保持筒部2は、第五片15と第六片16の幅方向の中央部であって、上下方向に帯状に延びる凸部25を設けている。このような凸部25として、例えば、エンボス加工等の型押しによって容易に形成することができる。このように、内側壁20の幅方向の中央部に凸部25を設ける構造は、保持筒部2に収納される商品9の外周面を確実に保持できる特徴がある。また、凸部25を上下方向に延長することで、より広い面積で商品9を安定して保持できる特徴がある。とくに、図2に示す包装用ケースは、L字状の隙間6によって衝撃が吸収されやすい第七片17及び第八片18と対向する第五片15及び第六片16に凸部25を設けるので、第六片16と第七片17側の衝撃をL字状の隙間6で吸収し、第五片15と第六片16側の衝撃を凸部25で吸収でき、全ての方向の衝撃を理想的に吸収できる。ただ、保持筒部は、図示しないが、他の内側片の内部にも凸部を設けることができる。保持筒部は、例えば、全ての内側片の内部に凸部を形成することもできる。
さらに、図1ないし図3、及び図5に示す保持筒部2は、内側片20の底蓋側を切除してカット領域26を形成している。このように、内側片20の底蓋側にカット領域26を形成する構造は、後述する底蓋片30を折り畳んで箱本体1の内部に収納する際に、底蓋片30と内側片20との重なりを少なくして、箱本体1をスムーズに折り畳みできる。図5に示す内側片20は、カット領域26における底蓋3からの切り込み深さ(D)を、底蓋片30を構成する第一底フラップ31の最大高さ(T)よりも大きくしている。この構造は、対向する側壁片10の内側に折り畳まれる底蓋片30を、カット領域26内に収納できるので、保持筒部2を形成する内側片20が、底蓋片30の変形や移動を妨げるのを確実に阻止して、箱本体をスムーズに平面状に折り畳みでき、また、平面状に折り畳まれた箱本体をスムーズに筒状に組み立てできる。
ただ、保持筒部は、内側片に設けるカット領域の切り込み深さ(D)を、必ずしも第一底フラップの最大高さ(T)よりも大きくする必要はなく、カット領域を小さくすることもできる。この構造の保持筒部は、内側片を広くして、商品の底部を安定して保護できる。また、保持筒部は、必ずしも内側片の底蓋側にカット領域を設ける必要はなく、カット領域を省略することもできる。この保持筒部は、底蓋片を折り畳んで箱本体の内部に収納する際には、底蓋片を対向する内側片の内側に収納する。
(底蓋3)
底蓋3は、4つの側壁片10の下端縁に第三折り線23を介して連設された4つの底フラップで構成されている。4つの底フラップは、互いに対向する側壁片10に連結された二組の第一底フラップ31及び第二底フラップ32を備えている。図に示す底蓋3は、対向する第一底フラップ31と第二底フラップ32を互いに連結して底蓋片30を形成しており、一対の底蓋片30で箱本体1の下方開口部を閉塞する構造としている。一対の底蓋片30は、箱本体1の内部に折り畳み自在な構造としている。折り畳み自在な底蓋片30は、図6に示すように、折り畳んで箱本体1の内部に収納する状態で、箱本体1を筒状から平面状に折り畳み可能とし、また、平面状に折り畳まれた箱本体1を筒状に組み立てる状態では、底蓋片30を平面状に展開して、一対の底蓋片30で箱本体1の下方開口部を閉塞できる。
第一底フラップ31は、第三折り線23を介して側壁片10に連結された閉塞プレート部33と、この閉塞プレート部33に第五折り線35を介して連設された接着部34とを備えている。図に示す閉塞プレート部33は、側壁片10との境界線を下底とする略台形状としており、一方の側縁に接着部34を連接して、第一底フラップ31全体の形状を先端をV字状に窪ませたV字状フラップとしている。接着部34、第二底フラップ32の一方の側縁と第三折り線23に沿う形状、図においては略五角形状としており、第二底フラップ32の下面に接着されるようにしている。図5に示す接着部34は、図において裏面側に糊代52を設けており、この部分に塗布される接着剤を介して第二底フラップ32の下面に積層状態で接着される。
第二底フラップ32は、側壁片10との境界線を下底とする台形状としている。台形状の第二底フラップ32は、第一底フラップ31の接着部34が下面に接着される状態で、第一底フラップ31側の側縁と上底とを、閉塞プレート部33の内側に積層させている。
以上の第一底フラップ31と第二底フラップ32は、接着部34を介して互いに接着されて、折り畳み可能な底蓋片30が形成される。第一底フラップ31と第二底フラップ32で形成される底蓋片30は、第五折り線35を介して折曲されて、互いに積層状態に折り畳まれる。図5の第一底フラップ31は、閉塞プレート部33と接着部34との境界線である第五折り線35を、側壁片10との境界線である第三折り線23に対して約45度傾斜させている。この底蓋片30は、第五折り線35の傾斜角を約45度とすることで、図6に示すように、第一底フラップ31と第二底フラップ32とを積層する状態に折り畳んで、箱本体1の内側にスムーズに収納できるようにしている。
さらに、第一底フラップ31は、底蓋片30で箱本体1の下方開口部を閉塞する状態では、対向する底蓋片30の内側に積層されるラップ部37を備えている。図に示す第一底フラップ31は、閉塞プレート部33の先端部であって、接着部34と反対側をラップ部として、対向する底蓋片の内側に挿入するようにしている。一対の底蓋片30は、一方の底蓋片30の第一底フラップ31のラップ部37を、他方の底蓋片30の第二底フラップ32の内側に挿入すると共に、一方の底蓋片30の第二底フラップ32の内側に、他方の底蓋片30の第一底フラップ31のラップ部37が挿入されることによって、互いに交差する姿勢で接合されて、箱本体1の下方開口部を閉塞する。
一対の底蓋片30は、図4に示すように、第一底フラップ31と第二底フラップ32が平面状に展開される状態では、接合部39において交差する状態で接合されて、箱本体1の下方開口部を閉塞する底蓋3を形成する。図に示す接合部39は、方形状の底面における対角線の交点に位置しており、第一底フラップ31の先端縁に設けたV字状の溝の最深部としている。ここで、図4の底面図に示す底蓋3は、底蓋片30の構造をわかりやすくするために、一対の底蓋片30のうち、一方の底蓋片のみを太線で表示している。図において太線で表示される底蓋片30は、細線で表示される底蓋片30に接合部39において交差する状態で接合されて箱本体1の下方開口部を閉塞する。
(傾斜支持部5)
さらに、包装用ケースは、箱本体1の底部であって、底蓋3との境界部分に、保持筒部2に収納される商品9の下端を支持する傾斜支持部5を備えている。図に示す第一底フラップ31は、ラップ部37の側縁に、箱本体1の内面側に突出する突出部38を連設しており、この突出部38を箱本体1の内面側に架設して傾斜支持部5を設けている。この突出部38は、対向する側壁片10の内面に当接する突出高さ(t)を有しており、図3に示すように、箱本体1の底面から側壁片10内面に跨がって架設されて傾斜支持部5を形成している。図に示す第一底フラップ31は、ラップ部37の側縁に第六折り線36を介して突出部38を連設しており、突出部38を第六折り線36で折曲して側壁片10の内面に架設させるようにしている。このように、突出部38を第六折り線36で折曲させる構造は、傾斜支持部5を安定して架設することができる。ただ、突出部は、ラップ部に対して折曲させることなく、湾曲姿勢で側壁片に架設することもできる。図に示す第一底フラップ31は、第六折り線36を、対向する側壁片20の第三折り線23に対して略平行に設けており、第六折り線36に対する突出部38の突出高さ(t)を、この第六折り線36と、対向する第三折り線23との間隔(k)よりも大きくしている。この傾斜支持部5は、第六折り線36で折曲される突出部38を、対向する側壁片10に安定して架設させて、保持筒部2に収納される商品9の下端縁を安定して支持できる。
図に示す第一底フラップ31は、突出部38の突出高さ(t)を、第一底フラップ31が連設された側壁片10の幅(W)の約1/8としている。ただ、突出部38の突出高さ(t)は、側壁片10の幅(W)の1/10ないし1/3とすることができる。また、図3に示す傾斜支持部5は、箱本体1の底面に対する傾斜角(α)を約35度としている。ただ、傾斜支持部の傾斜角(α)は、30度ないし60度とすることができる。傾斜支持部5は、突出部38の突出高さ(t)と傾斜角(α)を以上の範囲とすることで、包装用ケースに収納された商品9の下端縁を傾斜面で安定して支持でき、包装用ケースの底面における優れた緩衝効果を発揮できる。
さらに、図に示す突出部38は、保持筒部2の幅方向の中央領域に対向して設けている。この構造は、突出部38を保持筒部2の中央領域に対向して架設して傾斜支持部5を設けることができる。このため、保持筒部2で保持される商品9の下端縁を確実に支持することができる。
さらに、保持筒部2と箱本体1の間に隙間6を設ける構造の包装用ケースにおいては、図7と図8に示すように、傾斜支持部5の大きさを変更することができる。図に示す包装用ケースは、第一底フラップ31に形成された突出部38、38’のうち、隙間6に対向して配置される突出部38’の突出高さ(t2)を反対側に配置される突出部38の突出高さ(t1)よりも大きくしている。さらに、図の包装用ケースは、隙間6に対向して配置される突出部38’の第六折り線36と、対向する第三折り線23との間隔(k2)を、反対側に配置される突出部38の第六折り線36と、対向する第三折り線23との間隔(k1)よりも広くしている。この構造の包装用ケースは、隙間6によって箱本体1の内面から離れて収納される商品9の下端を支持する傾斜支持部5’を大きくすると共に、その位置を対向する側壁片10から離しているので、隙間6により箱本体1の内部に偏在して収納される商品9であっても、下端の両側を一対の傾斜支持部5でバランスよく支持できる特徴がある。
以上の包装用ケースは、第二片12及び第四片14の下端縁に第一底フラップ31を連設すると共に、第一片11及び第三片13の下端縁に第二底フラップ32を連設しており、第二片12及び第四片14に設けた第一底フラップ31の突出部38を、それぞれ第三片13及び第一片11の内面に当接させて傾斜支持部5を形成する構造としている。ただ、包装用ケースは、第一片11及び第三片13の下端縁に第一底フラップ31を連設すると共に、第二片12及び第四片14の下端縁に第二底フラップ32を連設し、第一片11及び第三片13に設けた第一底フラップ31の突出部38を、それぞれ第四片14及び第二片12の内面に当接させて傾斜支持部5を形成することもできる。
さらに、以上の包装用ケースは、保持筒部2の底蓋側にカット領域26を設けているので、突出部38の先端を箱本体1の内面である側壁片10に架設して傾斜支持部5を形成している。ただ、前述のように、保持筒部の底蓋側にカット領域を設けていない包装用ケースは、突出部の先端を保持筒部の内面である内側片に架設して傾斜支持部を形成することができる。
(上蓋4)
上蓋4は、箱本体1の上端縁に連結して設けられている。図に示す包装用ケースは、側壁片10の上端縁に上フラップを連設して設けており、この上フラップで箱本体1の上端開口部を閉塞する上蓋4を形成している。図に示す包装用ケースは、第一片11の上端縁に第一上フラップ41を、第二片12の上端縁に第二上フラップ42を、第三片13の上端縁に第三上フラッ43を、各々第四折り線24を介して連設している。第一上フラップ41と第三上フラップ43は、第四折り線24で折曲された状態で、箱本体1の上方開口部を閉塞するように、先端部を互いに積層させる状態で配置している。第二上フラップ42は、第四折り線24を介して第二片12の上端縁に連設された上蓋本体部43と、この上蓋本体部43の端縁に第七折り線47を介して連設された挿入脱着片44とを備えている。第二上フラップ42の上蓋本体部43は、箱本体1の上面とほぼ等しい外形の四角形としている。挿入脱着片44は、上蓋本体部43の先端縁に連設されており、第4片14の内面側に抜き差し自在に挿入できるようにしている。
さらに、図に示す包装ケースは 内側片20の上端縁に第八折り線28を介して内蓋フラップ27を連設している。図に示す内蓋フラップ27は、箱本体1の上方開口部に収納されるように、箱本体1の内形よりも多少小さな外形としている。この内蓋フラップ27は、上蓋4の内側に配置されており、収納される商品9の上面側を、内蓋フラップ27と上蓋4の二重構造により保護している。
なお、以上の実施例において、第二折り線22、第五折り線35、第六折り線36、及び第八折り線28のいずれか、あるいは全てをハーフカットとすることができる。この構造は、パターンシート8に各折り線を簡単に設けることができると共に、パターンシート8を各折り線において確実に折曲しながら製函できる。
以上の実施例の包装用ケースは、箱本体1と保持筒部2の水平断面形状を正方形としている。この形状の包装用ケースは、円柱状ないし正四角柱状の商品9を収納できる。ただ、本発明の包装用ケースは、箱本体と保持筒部の水平断面形状を正方形には特定しない。包装用ケースは、箱本体と保持筒部の両方の水平断面形状を長方形とすることができ、あるいは、箱本体の水平断面形状を長方形として、保持筒部の水平断面形状を正方形とすることができ、あるいはまた、箱本体の水平断面形状を正方形として、保持筒部の水平断面形状を長方形とすることができる。
(実施例2)
図9ないし図11に示す包装用ケースは、箱本体1の底面の形状を長方形とすると共に、箱本体1の内部に形成される保持筒部2の水平断面形状も長方形としている。底面を長方形とする箱本体1は、互いに対向する2組の側壁片10のうち、一方の側壁片10の幅(W1)に対して他方の側壁片10の幅(W2)を広くしている。さらに、長方形の箱本体の内部に形成される保持筒部2についても、互いに対向する2組の内側片20のうち、一方の側壁片10の幅(H1)に対して他方の内側片20の幅(H2)を広くしている。図11に示すパターンシート8は、第二片12と第四片14の幅(W2)を第一片11と第三片13の幅(W1)よりも広くすると共に、第六片16と第八片18の幅(H2)を第五片15と第七片17の幅(H1)よりも広くしている。
これ等の図に示す包装用ケースも、底蓋3を一対の底蓋片30で構成しており、各底蓋片30を折り畳んで、積層する状態で箱本体1の内部に収納できるようにしている。図に示す底蓋3は、第一底フラップ31の幅を第二底フラップ32の幅よりも広くしており、第一底フラップ31の先端部には段差部を設けて、この段差部のコーナーを接合部39としている。図に示す第一底フラップ31もラップ部37の側縁に突出部38を連設しており、この突出部38を箱本体1の内面側に架設して傾斜支持部5を形成している。この包装用ケースも、箱本体1の底部であって底蓋3の両側に設けた傾斜支持部5によって、保持筒部2に収納される商品9の下端の両側を支持するようにしている。
図に示すように保持筒部の水平断面形状を長方形とする包装用ケースは、図9に示すように、水平断面形状を長円形ないし楕円形とし、あるいは略長方形とする容器を収納することができる。
本発明に係る包装用ケースは、ガラス瓶やボトル容器のような商品の包装、搬送に適した包装用ケースとして、好適に利用できる。
1…箱本体
2…保持筒部
3…底蓋
4…上蓋
5…傾斜支持部
5’…傾斜支持部
6…隙間
8…パターンシート
9…商品
10…側壁片
11…第一片
12…第二片
13…第三片
14…第四片
15…第五片
16…第六片
17…第七片
18…第八片
19…外装空間
20…内側片
21…第一折り線
22…第二折り線
23…第三折り線
24…第四折り線
25…凸部
26…カット領域
27…内蓋フラップ
28…第八折り線
29…収納空間
30…底蓋片
31…第一底フラップ
32…第二底フラップ
33…閉塞プレート部
34…接着部
35…第五折り線
36…第六折り線
37…ラップ部
38…突出部
38’…突出部
39…接合部
41…第一上フラップ
42…第二上フラップ
43…第三上フラップ
44…上蓋本体部
45…挿入脱着部
47…第七折り線
51…糊代
52…糊代
110…台紙
111…第一片
112…第二片
113…第三片
114…第四片
115…第五片
116…第六片
117…第七片
118…第八片
121、122、123、124…フラップ
125…折り返し片
131、132、133、134…フラップ
a、b、c、d…折り線
e,e’、f、f’、g、g’、h、h’…折り線
w、x、y…切込み折り線
E1、E2、E3、E4…エンボス
V1…切り込み
S…スリット

Claims (16)

  1. 商品を収納するための箱状の包装用ケースであって、
    互いに第一折り線を介して連設された第一片、第二片、第三片、及び第四片からなる4つの側壁片を前記第一折り線で折曲して四角筒状に形成された箱本体(1)と、
    前記第四片に第一折り線を介して連設されて、互いに第二折り線を介して連設された第五片、第六片、第七片、及び第八片からなる4つの内側片を、前記箱本体の内面に沿って配置すると共に、前記第二折り線で折曲して四角筒状に形成された保持筒部と、
    前記箱本体の下端縁に連設されて、前記箱本体の下方開口部を閉塞する底蓋と、
    前記箱本体の上端縁に連設されて、前記箱本体の上方開口部を閉塞する上蓋と
    を備え、
    前記底蓋は、前記4つの側壁片の下端縁に第三折り線を介して連設された4つの底フラップで構成されており、前記4つの底フラップは、互いに対向する側壁片に連結された二組の第一底フラップ及び第二底フラップからなり、
    前記第一底フラップは、前記第三折り線を介して前記側壁片に連結された閉塞プレート部と、前記閉塞プレート部に第五折り線を介して連設された接着部とを備え、前記接着部が、対向する前記第二底フラップに接着されて、該第一底フラップと該第二底フラップとで折り畳み可能な底蓋片が形成されており、
    前記底蓋片を、前記第五折り線と前記第三折り線で折り畳んで、前記箱本体の内部に収納する状態で、前記箱本体を筒状から平面状に折り畳み可能とすると共に、
    平面状に折り畳まれた前記箱本体を筒状に組み立てる状態では、前記底蓋片が平面状に展開されて、一対の底蓋片で箱本体の下方開口部を閉塞するようにしており、
    さらに、前記第一底フラップは、前記底蓋片で前記箱本体の下方開口部を閉塞する状態で、対向する底蓋片の内側に積層されるラップ部を備えており、
    前記ラップ部は、前記箱本体の内面側に突出する突出部を連設して設けており、前記突出部は、対向する側壁片または内側片の内面に当接する突出高さ(t)を有すると共に、前記箱本体の底面から該側壁片または該内側片の内面に跨がって架設されて傾斜支持部を形成しており、前記保持筒部に収納される商品の下端縁を、前記傾斜支持部で支持するようにしてなることを特徴とする包装用ケース。
  2. 請求項1に記載の包装用ケースであって、
    前記保持筒部は、前記内側片の底蓋側が切除されてカット領域が形成されてなることを特徴とする包装用ケース。
  3. 請求項2に記載の包装用ケースであって、
    前記カット領域における底蓋からの切り込み深さ(D)を、前記底フラップの最大高さ(T)よりも大きくしており、
    前記箱本体を筒状から平面状に折り畳む状態で、対向する側壁片の内側に折り畳まれる底蓋片が前記カット領域内に配置されることを特徴とする包装用ケース。
  4. 請求項1から3のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記突出部が、前記保持筒部の幅方向の中央領域に対向して設けられてなることを特徴とする包装用ケース。
  5. 請求項1から4のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記第一底フラップは、前記ラップ部の側縁に第六折り線を介して前記突出部を連設しており、前記突出部が前記第六折り線で折曲されて前記側壁片または内側片の内面に架設されてなることを特徴とする包装用ケース。
  6. 請求項5に記載の包装用ケースであって、
    前記第六折り線が、対向する側壁片の第三折り線に対して略平行に設けられてなることを特徴とする包装用ケース。
  7. 請求項1から6のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記第一片の内側面に前記第五片の外側面を接着して、第一片、第二片、第三片、及び第四片で四角筒状の箱本体を形成すると共に、
    前記第四片の内側面に前記第八片の外側面を接着して、第五片、第六片、第七片、及び第八片で四角筒状の保持筒部を形成してなることを特徴とする包装用ケース。
  8. 請求項1ないし7のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記内側片の幅(H)を前記側壁片の幅(W)よりも小さくしており、前記保持筒部の外周面と前記箱本体との間に隙間を設けてなることを特徴とする包装用ケース。
  9. 請求項8に記載の包装用ケースであって、
    前記保持筒部を、前記箱本体の側壁片の二辺側に偏在して配置しており、前記保持筒部の外周面と前記箱本体の内周面との間に水平断面視L字状の隙間を設けてなることを特徴とする包装用ケース。
  10. 請求項1ないし9のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記保持筒部が、前記内側片に内部側に突出する凸部を設けており、前記凸部を介して保持筒部に収納される商品の側面を保持してなることを特徴とする包装用ケース。
  11. 請求項9に記載の包装用ケースであって、
    前記保持筒部を、前記箱本体の第一片と第四片の二辺側に偏在して配置しており、
    前記第六片と前記第七片の外側にL字状の隙間を設けると共に、前記第五片と第六片には内部側に突出する凸部を設けており、前記凸部を介して保持筒部に収納される商品の側面を保持してなることを特徴とする包装用ケース。
  12. 請求項10または11に記載の包装用ケースであって、
    前記凸部が、型押しによって形成されてなることを特徴とする包装用ケース。
  13. 請求項1から12のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記内側片の上端縁に第八折り線を介して内蓋フラップを連設しており、前記内蓋フラップを前記上蓋の内側に配置することを特徴とする包装用ケース。
  14. 請求項1から9のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記箱本体の底面から該側壁片または該内側片の内面に跨がって架設される傾斜支持部の底蓋に対する傾斜角(α)が30度ないし60度であることを特徴とする包装用ケース。
  15. 請求項1から14のいずれか一に記載の包装用ケースであって、
    前記第一底フラップに形成された前記突出部の突出高さ(t)が、前記第一底フラップが連設された前記側壁片の幅(W)の1/10ないし1/3であることを特徴とする包装用ケース。
  16. 請求項9または11に記載の包装用ケースであって、
    前記第一底フラップは、前記ラップ部の側縁に第六折り線を介して前記突出部を連設しており、
    前記第一底フラップに形成された前記突出部のうち、前記L字状の隙間に対向して配置される突出部の突出高さ(t2)が反対側に配置される突出部の突出高さ(t1)よりも大きく、かつ、前記L字状の隙間に対向して配置される突出部の第六折り線と、対向する第三折り線との間隔(k2)が、反対側に配置される突出部の第六折り線と、対向する第三折り線との間隔(k1)よりも広いことを特徴とする包装用ケース。
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