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JP2015008700A - コンバイン - Google Patents

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JP2015008700A
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rotation
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裕史 玉木
Yuji Tamaki
裕史 玉木
宮本 宗徳
Munenori Miyamoto
宗徳 宮本
一輝 金谷
Kazuki Kanaya
一輝 金谷
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Co Ltd
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Abstract

【課題】回転軸の回転周期を検出するセンサにて検出された検出値から、安定した単一の出力波形を得ることができるコンバインを提供する。【解決手段】コンバインは、穀粒を貯留部へ投入する回転式の投入部を回転させる回転軸23cと、貯留部に投入された穀粒による衝撃力を検出する検出手段にて検出した衝撃力に基づいて、穀粒量を算出する算出手段と、投入部の回転周期を検出するピックアップセンサ51(回転周期検出手段)とを備え、回転軸23cの周面の一部は切欠状に形成してあり、回転軸23cの周面に対向し、回転軸23cの軸心上に位置し、軸心に平行な一の面L1からの距離が等しく、回転軸の軸心上で一の面に直交する他の面L2を間にして並設され、回転軸23cの周面との距離を検出する二つの距離センサ51a、51bを備え、両距離センサ51a、51bそれぞれと他の面との間の距離は異なる。【選択図】図5

Description

本発明は、タンクに貯留された穀粒の量を検出することができるコンバインに関する。
圃場での収穫作業を行う場合には、穀稈の刈取り及び脱穀並びに穀粒の回収を行うコンバインを使用することが多い。コンバインは、クローラにより圃場を走行し、この走行中に刈刃にて穀稈を刈取り、刈取った穀稈を扱胴へ搬送して脱穀する。そして扱胴の下方に配置してあるチャフシーブ及び唐箕によって、穀稈から分離した稈及び穀粒の選別を行い、選別された穀粒をスクリューコンベアを介して穀粒タンクに回収する(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載のコンバインは、スクリューコンベアの先端部に穀粒を穀粒タンク内に投入するための羽根板を備え、穀粒タンク内に、穀粒量を検出するための投口センサ、例えば圧力センサを備える。またスクリューコンベアの回転周期を検出するピックアップセンサを備える。ピックアップセンサにて、羽根板が穀粒を穀粒タンク内に投入する期間を算出し、この期間に投口センサにて検出された検出値を、穀粒が投口センサに当接していることによる検出値と判断し、前記期間外に投口センサにて検出された検出値を外乱による検出値と判断している。前記期間に検出された値を積算した上で、期間外に検出された値に基づいて、積算した値を補正し、穀粒量を精度良く求めている。
一般にスクリューコンベアは磁性体、例えば金属部材にて構成された回転軸を有し、ピックアップセンサは、例えば二つの磁気センサ(距離センサ)を有する。スクリューコンベアの回転軸の先端部において、回転軸の周面の一部に軸方向に平行な平面を形成し、両磁気抵抗素子を前記周面に対向させてある。二つの磁気抵抗素子は、回転軸の径方向に沿って並設されている。また回転軸の軸心に直交する線の両側に配置され、両磁気抵抗素子それぞれと前記線との間の距離は等しくなるようにしてある。磁気抵抗素子は、回転軸の周面との距離を検出し、例えば一方及び他方の磁気抵抗素子それぞれによって、長短の距離が検出された場合にピックアップセンサはH信号を出力し、短長の距離が検出された場合にピックアップセンサはL信号を出力する。H/L信号に基づく信号波形によって、回転軸の周期が算出される。
特開2011−223959号公報
両磁気抵抗素子それぞれと前記線との間の距離が等しい場合、両磁気抵抗素子の検出値に基づく信号波形は単一のパターンとなる。しかし、ピックアップセンサの製造誤差、ピックアップセンサをスクリューコンベアに組み付ける場合に生じる組付誤差又はピックアップセンサのガタツキ等によって、両磁気抵抗素子それぞれと前記線との間の距離は等しくならず、信号波形のパターンは、コンバイン毎に異なることが多い。そのため、コンバイン毎に、ピックアップセンサの信号波形のパターンを確認し、制御部に設定する必要があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、回転軸の回転周期を検出するセンサにて検出された検出値から、安定した単一の出力波形を得ることができるコンバインを提供することを目的とする。
第1発明に係るコンバインは、刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置と、該脱穀装置にて脱穀された穀粒を貯留する貯留部と、前記脱穀装置から供給された穀粒を前記貯留部へ投入する回転式の投入部と、該投入部を回転させる回転軸と、前記貯留部に投入された穀粒による衝撃力を検出する検出手段と、該検出手段にて検出した衝撃力に基づいて、穀粒量を算出する算出手段と、前記投入部の回転周期を検出する回転周期検出手段とを備えるコンバインにおいて、前記回転軸の周面の一部を切欠状に形成してあり、前記回転軸の周面に対向し、前記回転軸の軸心上に位置し、前記軸心に平行な一の面からの距離が等しく、前記回転軸の軸心上で前記一の面に直交する他の面を間にして並設され、前記回転軸の周面との距離を検出する二つの距離センサを備え、両距離センサそれぞれと前記他の面との間の距離は異なり、前記回転周期検出手段は、両距離センサの出力信号に基づいて、前記投入部の回転周期を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、回転軸の周面の一部を切欠状に形成する。回転軸の軸心上に位置し、前記軸長方向に平行な一の面から等距離の位置に二つの距離センサを配置して、回転軸の周面に対向させる。また前記軸心上で前記一の面に直交する他の面を間にして並設させる。また前記他の面と両距離センサそれぞれとの間の距離が異なるように、両距離センサをコンバインに取り付ける。製造誤差、組付誤差又はガタツキ等を考慮して、予め、前記他の面と両距離センサそれぞれとの間の距離が異なるように、前記他の面に対して両距離センサを偏倚させて配置することによって、所望する単一の出力波形を得る。
第2発明に係るコンバインは、前記回転軸における前記一部は軸長方向に平行な平面状に形成してあることを特徴とする。
本発明においては、前記回転軸における前記一部を平面状に切り欠くことによって、単一の出力波形の取得を実現する。
第3発明に係るコンバインは、前記回転周期検出手段は、前記回転軸における前記一部に両距離センサが対向し、両距離センサそれぞれにて検出された距離が等しい場合を基準にして、前記投入部の回転周期を検出するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、平面状をなす周面に両距離センサが対向した時点を、回転軸の回転周期の開始又は終了時点とすることによって、両距離センサを一方向又は他方向のいずれに偏倚させても、回転周期を容易に略同一にすることができる。
第4発明に係るコンバインは、前記回転軸における軸長方向に直交する面に平行な切断面での断面形状がD状をなすことを特徴とする。
本発明においては、回転軸を断面D状に形成することによって、検出手段は、両距離センサそれぞれと回転軸の周面との各距離が、相対的に長く又は短くなることを検出することができる。
第5発明に係るコンバインは、前記投入部は、前記回転軸回りに回転する羽根板又はバケットであることを特徴とする。
本発明においては、回転軸に設けた羽根板の回転周期を検出し、穀粒の穀粒タンクへの投入期間及び非投入期間を求める。これにより、検出手段にて検出された検出値から外乱を除去して、穀粒タンクに貯留した穀粒量を精度良く算出することができる。
本発明にあっては、回転軸の周面に軸長方向に略平行な平面を形成する。回転軸の軸心上に位置し、前記軸長方向に平行な一の面から等距離の位置に二つの距離センサを配置して、回転軸の周面に対向させる。また前記軸心上で前記一の面に直交する他の面を間にして並設させる。また前記他の面と両距離センサそれぞれとの間の距離が異なるように、両距離センサをコンバインに取り付ける。製造誤差、組付誤差又はガタツキ等を考慮して、予め、前記他の面と両距離センサそれぞれとの間の距離が異なるように、前記他の面に対して両距離センサを偏倚させて配置することによって、所望する単一の出力波形を得て、回転軸の周期を算出することができる。
実施の形態1に係るコンバインの外観斜視図である。 脱穀装置の内部構成を略示する側面断面図である。 穀粒タンクを略示する縦断面図である。 回転軸の上端部付近の構成を略示する拡大縦断面図である。 図4に示すV−V線を切断線とした断面図である。 一方の磁気抵抗素子側に偏倚させてピックアップセンサをケーシングに設けた場合における二つの磁気抵抗素子と回転軸の周面との位置関係を説明する説明図である。 一方の磁気抵抗素子側に偏倚させてピックアップセンサをケーシングに設けた場合における二つの磁気抵抗素子と回転軸の周面との位置関係を説明する説明図である。 他方の磁気抵抗素子側に偏倚させてピックアップセンサをケーシングに設けた場合における二つの磁気抵抗素子と回転軸の周面との位置関係を説明する説明図である。 他方の磁気抵抗素子側に偏倚させてピックアップセンサをケーシングに設けた場合における二つの磁気抵抗素子と回転軸の周面との位置関係を説明する説明図である。 時間とピックアップセンサの検出値との関係を示すグラフである。 エンジンの駆動力の伝達経路を略示する伝動機構図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 投口センサの検出値とピックアップセンサの検出値との関係を示すグラフの一例である。 実施の形態2に係るコンバインのバケット式昇降機及び穀粒タンクを拡大して略示する内部側面構成図である。 実施の形態3に係るコンバインのバケット式昇降機及び投口センサを内部に有する穀粒タンクを拡大して略示する内部側面構成図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係るコンバインを示す図面に基づいて説明する。図1はコンバインの外観斜視図である。
図において1は走行クローラであり、該走行クローラ1の上側に機体9が設けてある。該機体9の上には脱穀装置2が設けてある。該脱穀装置2の前側に、刈取り穀稈と非刈取り穀稈とを区別する分草板3a、穀稈を刈取る刈刃3b、及び穀稈を引き起こす引起し装置3cを備える刈取部3が設けてある。前記脱穀装置2の右側には穀粒を収容する穀粒タンク4が設けてあり、前記脱穀装置2の左部には、穀稈を搬送する前後に長いフィードチェン5が設けてある。該フィードチェン5の上側に、穀稈を挟持する挟持部材6が設けてあり、該挟持部材6とフィードチェン5とが対向している。前記フィードチェン5の前端部付近には上部搬送装置7を配設してある。また前記穀粒タンク4には、穀粒タンク4から穀粒を排出する筒状の排出オーガ4aを取り付けてあり、穀粒タンク4の前側にはキャビン8を設けてある。
走行クローラ1の駆動によって機体9は走行する。機体9の走行によって刈取部3に穀稈が取り込まれ、刈り取られる。刈り取られた穀稈は上部搬送装置7、フィードチェン5及び挟持部材6を介して脱穀装置2に搬送され、脱穀装置2内にて脱穀される。
図2は脱穀装置2の内部構成を略示する側面断面図である。図2に示すように、脱穀装置2の前側上部に穀稈を脱穀するための扱室10が設けてある。該扱室10内に、前後方向を軸長方向とした円筒形の扱胴11が軸架してあり、該扱胴11は軸回りに回動可能となっている。扱胴11の周面には多数の扱歯12、12、・・・12が螺旋状に並んでいる。前記扱胴11の下側に、前記扱歯12、12、・・・12と協働して稈を揉みほぐすクリンプ網15が配置してある。前記扱胴11は後述するエンジン40の駆動力によって回動し、穀稈を脱穀する。
前記扱室10の上壁に四つの送塵弁10a、10a、10a、10aが前後方向に並設してあり、該送塵弁10aは扱室10の後部へ送出する稈及び穀粒の量を調節する。
扱室10の後部には処理室13が連設してある。該処理室13内に、前後方向を軸長方向とした円筒形の処理胴13bが軸架してあり、該処理胴13bは軸回りに回動可能となっている。処理胴13bの周面には多数の扱歯13c、13c、・・・、13cが螺旋状に並んでいる。前記処理胴13bの下側には扱歯13c、13c、・・・、13cと協働して稈を揉みほぐす処理網13dを配置してある。前記処理胴13bはエンジン40の駆動力によって回動し、扱室10から送出された稈及び穀粒から穀粒を分離する処理を行う。処理室13の下側には排出口13eを開設してある。
前記処理室13の上壁に四つの処理胴弁13a、13a、13a、13aが前後方向に沿って並設してあり、該処理胴弁13a、13a、13a、13aは処理室13の後部へ送出する稈及び穀粒の量を調節する。
前記クリンプ網15の下側には、穀粒及び稈の選別を行う揺動選別装置16を設けてある。該揺動選別装置16は、穀粒及び稈を均一化すると共に比重選別を行う揺動選別盤17と、該揺動選別盤17の後側に設けてあり、穀粒及び稈の粗選別を行うチャフシーブ18と、該チャフシーブ18の後側に設けてあり、稈に混入した穀粒を落下させるためのストローラック19とを備える。該ストローラック19は図示しない複数の透孔を有している。また前記揺動選別盤17の前部には揺動アーム21が連結してある。該揺動アーム21は前後に揺動するように構成されている。この揺動アーム21の揺動によって揺動選別装置16は揺動し、稈及び穀粒の選別が行われる。
揺動選別装置16は、前記チャフシーブ18の下側に設けてあり、穀粒及び稈の精選別を行うグレンシーブ20を更に備える。該グレンシーブ20の下方に、前方を下として傾斜した一番穀粒板22が設けてあり、該一番穀粒板22の前側に、一番スクリューコンベア23が設けてある。
該一番スクリューコンベア23は、一番穀粒板22を滑落した穀粒を取り込み、穀粒タンク4へ送給する。穀粒タンク4の側面に投口4bが設けてあり、該投口4bから穀粒が穀粒タンク4内に投入される。
前記一番穀粒板22の後部に、後方に向けて下降傾斜した傾斜板24が連設してある。該傾斜板24の後端部に、前方に向けて下降傾斜した二番穀粒板25が連設してある。該二番穀粒板25と前記傾斜板24との連結部分の上側に稈及び穀粒を搬送する二番スクリューコンベア26が設けてある。
前記ストローラック19の透孔から傾斜板24又は二番穀粒板25に落下した落下物は前記二番スクリューコンベア26に向けて滑落する。滑落した落下物は、二番スクリューコンベア26によって前記扱胴11の左側に設けてある処理ロータ14に搬送され、処理ロータ14にて脱穀処理される。
前記一番スクリューコンベア23よりも前方であって、前記揺動選別盤17よりも下方に、起風動作を行う唐箕27が設けてある。前記唐箕27の起風動作によって発生した風は、後方へ進行する。唐箕27と前記一番スクリューコンベア23との間に、風を上向きに送り出す整流板28を配設してある。
前記二番穀粒板25の後端部に通路板36が連ねてある。該通路板36の上方には下部吸引カバー30が設けてある。該下部吸引カバー30及び通路板36の間は塵埃が排出される排出通路37になっている。
下部吸引カバー30の上方に上部吸引カバー31が設けてある。該上部吸引カバー31及び下部吸引カバー30の間に、稈を吸引排出する軸流ファン32を配設してある。該軸流ファン32の後方には排塵口33を設けてある。前記唐箕27の動作によって発生した気流は、前記整流板28によって整流された後に、前記揺動選別装置16を通過して、前記排塵口33及び排出通路37に至る。排塵口33及び排出通路37から、穀粒が排出される。
前記上部吸引カバー31の上側であって、前記処理室13の下方に、前方を下向きとして傾斜した流下樋35が設けてある。処理室13の処理網13dにて揉みほぐされ、処理網13dから落下した処理物(穀粒、稈等)はチャフシーブ18又はストローラック19に落下する。処理網13dの後端部から排出された排出物は流下樋35を滑落してストローラック19に落下する。
排出通路37とストローラック19との間には、排出される穀粒量を検出するロスセンサ34が設けてある。ストローラック19上を通過した穀粒はロスセンサ34に衝突する。ロスセンサ34は圧電素子を備えており、穀粒の衝突によってロスセンサ34から電圧信号が出力され、排塵口33及び排出通路37から排出される穀粒量が検出される。
図3は穀粒タンク4を略示する縦断面図、図4は回転軸の上端部付近の構成を略示する拡大縦断面図である。一番スクリューコンベア23は、金属部材等の磁性体から構成された回転軸23cを備える。該回転軸23cの上端部に矩形の羽根板23bが設けてある。該羽根板23bは、回転軸23cを中心として径方向外向きに突出している。該羽根板23bは、一番スクリューコンベア23に同期して回転する。回転軸23c及び羽根板23bは、ケーシング140に収容されている。
回転軸23cは、ケーシング140の上面を貫通し、その先端部が前記上面から突出している。図4に示すように、突出した回転軸23cの上端部における周面の一部は切欠状に形成してある。前記一部は軸長方向に略平行な平面部23dを備える。回転軸23cの上端部の周面に対向させて、ピックアップセンサ51(距離センサ)がケーシング140の上面に設けてある。該ピックアップセンサ51は、二つの磁気抵抗素子51a、51bを有する。なお磁気抵抗素子に代えて、ホール素子その他の磁界を検出する素子を使用してもよい。二つの磁気抵抗素子51a、51bは、回転軸23cの周面に接近して対向している。
図5は図4に示すV−V線を切断線とした断面図である。図5に示すように、回転軸23cの上端部にあっては、軸長方向に直交する面に平行な切断面での断面形状がD状をなす。二つの磁気抵抗素子51a、51bは、回転軸23cの軸心上に位置し、回転軸23cの軸長方向に平行な一の面L1からの距離が等しい。また二つの磁気抵抗素子51a、51bは、回転軸23cの軸心で前記一の面に直交する面を間にして並設されている。二つの磁気抵抗素子51a、51bの並設方向において、面L2に対して二つの磁気抵抗素子51a、51bのいずれか一方寄りに偏倚するように、ピックアップセンサ51はケーシング140に設けてある。
図5Aは、一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた状態を示し、図5Bは、他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた状態を示す。図5A及び図5Bに示すように、二つの磁気抵抗素子51a、51bは面L2を間にして並設されている。前記並設方向(面L1に平行な方向)において、面L2と磁気抵抗素子51aとの距離をd1とし、面L2と磁気抵抗素子51bとの距離をd2とした場合、一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けているときには、d1<d2となる。他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けているときには、d1>d2となる。
図5の矢印にて示すように、回転軸23cは軸回りに一方向に回転する。図5では時計回りに回転している。ピックアップセンサ51は、回転軸23cが二つの磁気抵抗素子51a、51bの前を通過することによって、一番スクリューコンベア23の回転周期を検出することができる。
図3に示すように、穀粒タンク4の天面から支持部材310が垂下しており、該支持部材310に投口センサ300が固定してある。投口センサ300は穀粒タンク4へ投入される穀粒の衝撃値を検出する。
穀粒タンク4内においては、投口4bの近傍であって投口4bの下側に、押圧式スイッチ4cが設けてある。穀粒タンク4が満杯になった場合に、押圧式スイッチ4cは貯留した穀粒に押圧され、後述する制御部100(図12参照)に信号を出力する。なお図3において、一点鎖線は満杯時における穀粒の上面位置を示し、破線は投口4bの下縁部の上下位置を示す。
図6及び図7は一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合における二つの磁気抵抗素子51a、51bと回転軸23cの周面との位置関係を説明する説明図、図8及び図9は他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合における二つの磁気抵抗素子51a、51bと回転軸23cの周面との位置関係を説明する説明図、図10は時間とピックアップセンサ51の検出値との関係を示すグラフである。図10Aは一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合における時間とピックアップセンサ51の検出値との関係を示し、図10Bは他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合における時間とピックアップセンサ51の検出値との関係を示す。また図10Aにおける時点A〜Gは、図6及び図7のA〜Gにそれぞれ対応し、図10Bにおける時点A〜Gは、図8及び図9のA〜Gにそれぞれ対応する。
ピックアップセンサ51は、一方の磁気抵抗素子51a及び回転軸23cの間の距離x1が他方の磁気抵抗素子51b及び回転軸23cの間の距離x2よりも短い場合に、高電圧信号(H信号)を出力し、x1がx2よりも長い場合に、低電圧信号(L信号)を出力する。
一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合、図5Aに示すように、d1<d2となる。図6Aに示すように、二つの磁気抵抗素子51a、51bが回転軸23cの周面における円弧部に対向している場合、x1<x2となり、ピックアップセンサ51はH信号を出力する(図10Aの時点A参照)。
図6Bに示すように、回転軸23cが更に回転し、磁気抵抗素子51aが平面部23dの端部に対向し、磁気抵抗素子51bが前記円弧部に対向し、x1=x2となった場合、ピックアップセンサ51の出力はH信号からL信号に反転する(図10Aの時点B参照)。
図6Cに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に対して、磁気抵抗素子51a、51bの反対側に倒れるように傾斜している場合、x1>x2となり、ピックアップセンサ51はL信号を出力する(図10Aの時点C参照)。
図6Dに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に略直交している場合、x1=x2となり、ピックアップセンサ51の出力はL信号からH信号に反転する(図10Aの時点D参照)。
図7Eに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に対して、磁気抵抗素子51a、51b側に倒れるように傾斜している場合、x1<x2となり、ピックアップセンサ51はH信号を出力する(図10Aの時点E参照)。
図7Fに示すように、回転軸23cが更に回転し、磁気抵抗素子51aが前記円弧部に対向し、磁気抵抗素子51bが平面部23dの端部に対向している場合、x1<x2となり、ピックアップセンサ51の出力はH信号を出力する(図10Aの時点F参照)。
図7Gに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが回転軸23cの周面における円弧部に対向している場合、x1<x2となり、ピックアップセンサ51はH信号を出力する(図10Aの時点G参照)。ピックアップセンサ51は上述した出力を繰り返し、図10Aに示す周期Pの出力波形が形成される。
他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合、図5Bに示すように、d1>d2となる。図8Aに示すように、二つの磁気抵抗素子51a、51bが回転軸23cの周面における円弧部に対向している場合、x1>x2となり、ピックアップセンサ51はL信号を出力する(図10Bの時点A参照)。
図8Bに示すように、回転軸23cが更に回転し、磁気抵抗素子51aが平面部23dに対向し、磁気抵抗素子51bが前記円弧部に対向している場合、x1>x2となり、ピックアップセンサ51の出力はL信号を出力する(図10Bの時点B参照)。
図8Cに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に対して、磁気抵抗素子51a、51bの反対側に倒れるように傾斜している場合、x1>x2となり、ピックアップセンサ51はL信号を出力する(図10Bの時点C参照)。
図8Dに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に略直交している場合、x1=x2となり、ピックアップセンサ51の出力はL信号からH信号に反転する(図10Bの時点D参照)。
図9Eに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが平面部23dに対向し、平面部23dが面L2に対して、磁気抵抗素子51a、51b側に倒れるように傾斜している場合、x1<x2となり、ピックアップセンサ51はH信号を出力する(図10Bの時点E参照)。
図9Fに示すように、回転軸23cが更に回転し、磁気抵抗素子51aが前記円弧部に対向し、磁気抵抗素子51bが平面部23dの端部に対向し、x1=x2となっている場合、ピックアップセンサ51の出力はH信号からL信号に反転する(図10Bの時点F参照)。
図9Gに示すように、回転軸23cが更に回転し、二つの磁気抵抗素子51a、51bが回転軸23cの周面における円弧部に対向している場合、x1>x2となり、ピックアップセンサ51はL信号を出力する(図10Bの時点G参照)。ピックアップセンサ51は上述した出力を繰り返し、図10Bに示す周期Pの出力波形が形成される。
なお図10Aに示す時点A〜G及び図10Bに示す時点A〜Gは、それぞれ同じ時点を示す。従って一方の磁気抵抗素子51a側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合及び他方の磁気抵抗素子51b側に偏倚させてピックアップセンサ51をケーシング140に設けた場合のいずれの場合においても、時点Dにおいて、ピックアップセンサ51の出力はL信号からH信号に反転する。そのため時点Dを、羽根板23bの一回転における回転開始時点及び回転終了時点とすると、いずれの場合においても、共通して周期Pを求めることができる。
前述した走行クローラ1の駆動、刈取部3の刈取動作、扱胴11の回動、処理胴13bの回動、揺動選別装置16の揺動及び一番スクリューコンベア23の回転動作などはエンジン40の駆動力によって行われる。
図11は、エンジン40の駆動力の伝達経路を略示する伝動機構図である。図11に示すように、エンジン40はHST(Hydro Static Transmission)41を介して走行ミッション42に連結してある。エンジン40の出力軸の近傍には、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ40aが設けてある。エンジン回転数センサ40aはホール素子などを有する磁気センサであり、出力軸が有する磁性体の通過によって回転数を検出する。
HST41は油圧ポンプ(図示せず)と、該油圧ポンプに供給される作動油の流量及び油圧ポンプの圧力を調整する機構(図示せず)と、該機構を制御する変速回路41aとを有している。
走行ミッション42は、前記走行クローラ1に駆動力を伝達するギヤ(図示せず)を有している。走行ミッション42には、ホール素子を有する車速センサ43を設けてある。該車速センサ43は前記ギヤの回転数を検出して、ギヤの回転数に対応する機体の車速を示す信号を出力するようにしてある。
前記エンジン40は電磁式の脱穀クラッチ44を介して、前記扱胴11及び処理胴13bに連結してあり、また伝動機構50に連結してある。伝動機構50は前記一番スクリューコンベア23に連結してある。
またエンジン40は脱穀クラッチ44を介して偏心クランク45に連結してある。該偏心クランク45は揺動アーム21に連結してある。偏心クランク45の駆動により揺動選別装置16が揺動する。またエンジン40は脱穀クラッチ44を介して唐箕27に連結してある。またエンジン40は脱穀クラッチ44及び電磁式の刈取クラッチ46を介して前記刈取部3に連結してある。
走行ミッション42を介してエンジン40の駆動力が走行クローラ1に伝達され、機体が走行する。また刈取クラッチ46を介して刈取部3にエンジン40の駆動力が伝達し、刈取部3にて穀稈が刈取られる。
脱穀クラッチ44を介して扱胴11にエンジン40の駆動力が伝達し、扱胴11にて穀稈は脱穀される。また脱穀クラッチ44を介して処理胴13bにエンジン40の駆動力が伝達する。処理胴13bは、扱胴11にて脱穀処理された処理物から穀粒を分離する。
また揺動選別装置16には、脱穀クラッチ44及び偏心クランク45を介してエンジン40の駆動力が伝達し、扱胴11から漏下した稈及び穀粒並びに処理室13の排出口13eから排出された稈及び穀粒の選別が行われる。また脱穀クラッチ44を介して唐箕27にエンジン40の駆動力が伝達し、揺動選別装置16にて選別された稈が唐箕27の起風作用によって排塵口33及び排気通路37から排出される。
前記投口センサ300、エンジン回転数センサ40a及びピックアップセンサ51からの出力に基づいて、穀粒タンク4に貯留する穀粒量を演算する制御部100がコンバインに搭載されている。図12は制御部100の構成を示すブロック図である。
制御部100は内部バス100gにより相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)100a、ROM(Read Only Memory)100b、RAM(Random Access Memory)100c及びEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)100dを備えている。CPU100aはROM100bに記憶された制御プログラムをRAM100cに読み込み、該制御プログラムに従って、送塵弁10a及び処理胴弁13aの動作制御など必要な制御を実行する。なおCPU100aはタイマを内蔵している。
またEEPROM100dには、補正変数Xが設定してあり、該補正変数Xには必要に応じて値が格納される。また、投口センサ300の検出値を穀粒量の算出対象に含めるか否かを判定するための閾値αが設定してある。
制御部100は出力インタフェース100fを介して、刈取クラッチ46及び脱穀クラッチ44に継断信号を出力する。また制御部100は出力インタフェース100fを介して、表示部83に所定の映像を表示することを示す表示信号を出力する。
刈取スイッチ80、投口センサ300、押圧式スイッチ4c、ピックアップセンサ51及びエンジン回転数センサ40aの各出力信号は入力インタフェース100eを介して制御部100に入力されている。
なお前記キャビン8内には図示しないダッシュボードパネルが設けてあり、該ダッシュボードパネルに、刈取スイッチ80及び脱穀スイッチ85が設けてあり、また液晶パネルを有する表示部83が設けてある。なお刈取スイッチ80のオンオフに対応して、刈取クラッチ46及び脱穀クラッチ44が継断される。また脱穀スイッチ85のオンオフに対応して、脱穀クラッチ44が継断される。
CPU100aは、投口センサ300の出力信号に係る検出値を積算し、閾値αと比較して積算対象に含めるか否かを判定する。そして積算対象に含める検出値をピックアップセンサ51の出力信号に係る検出値に同期させてEEPROM100dに記憶する。
図13は投口センサ300の検出値とピックアップセンサ51の検出値との関係を示すグラフの一例である。図13Aは、時間と投口センサ300の検出値との関係を示すグラフである。投口センサ300の検出値は穀粒の衝突による歪み量を示しており、所定のサンプリング数における移動平均値である。図13Bは、時間とピックアップセンサ51の検出値との関係を示すグラフである。ピックアップセンサ51の検出値は、羽根板23bの一回転における回転開始時点及び回転終了時点を示している。なお以下の説明において図13の周期Pの添字は適宜省略する。
ピックアップセンサ51の検出値は、パルス波として検出され、パルス波の間隔が一番スクリューコンベア23(回転軸23c)の一回転の周期、すなわち羽根板23bの一回転の周期Pに相当する。なお周期Pの逆数は回転速度に対応し、周期Pを回転速度として捉えることもできる。CPU100aは、所定のサンプリング周期(例えば100[ms])で投口センサ300の検出値を取り込み、EEPROM100dに記憶する。またCPU100aは、ピックアップセンサ51からパルス波が入力される都度、タイムスタンプを作成し、該タイムスタンプを、パルス波が入力された時に投口センサ300から入力された検出値に紐付けて、EEPROM100dに記憶する。
図13において、穀粒が羽根板23bによって穀粒タンク4に投入されている場合、P/4〜3P/4の間に、投口センサ300からCPU100aに穀粒の衝突による検出値が入力される。0〜P/4及び3P/4〜Pの間に投口センサ300からCPU100aに入力された検出値は、穀粒が投口センサ300に衝突していない場合の検出値である。
図13Aにおいて、閾値αは、投口センサ300の温度特性、羽根板23bによる風圧及び機体9の傾きなどの外乱によって、投口センサ300にて検出される検出値に相当する。穀粒が羽根板23bによって穀粒タンク4に投入されていない場合、理想的には、P/4〜3P/4の間に、投口センサ300からCPU100aに穀粒の衝突による検出値は入力されない。しかし実際は、投口センサ300からCPU100aに外乱(例えば羽根板23bによる風圧)による検出値(閾値α)が入力される。
CPU100aは、P/4〜3P/4の間に投口センサ300から入力された検出値と閾値αとを比較する。該検出値に、閾値αを超過する値が含まれている場合、CPU100aは、P/4〜3P/4の間に入力された検出値を積算すべき対象に決定する(図13Aの周期P1、P2及びP5における破線ハッチング部分の面積)。積算すべき値は、投口センサ300への穀粒の衝突による力積に相当する。
検出値に、閾値αを超過する値が含まれていない場合、CPU100aは、P/4〜3P/4の間に入力された検出値を積算すべき対象から除外する(図13Aにおいて、周期P3及びP4部分)。
一方0〜P/4及び3P/4〜Pの間における投口センサ300の検出値を積算した値(図13Aの実線ハッチング部分の面積)は定常偏差に相当する。該定常偏差は、エンジン40の振動、凹凸のある圃場を走行中に投口センサ300に伝播した振動及び投口センサ300の特性などに起因する。
CPU100aは、所定の周期(例えば1[s])で、0〜P/4及び3P/4〜Pの間における投口センサ300の検出値を積算した値に必要な処理を行い、EEPROM100dにアクセスして、補正変数Xに格納する。
CPU100aは、EEPROM100dにアクセスしてタイムスタンプを参照し、P/4〜3P/4の間における投口センサ300の検出値を積算する。そして積算した値に含まれる定常偏差を補正変数Xに格納された値を用いて除去する。例えば積算した値から、補正変数Xに格納された値を減算する。
CPU100aは、定常偏差を除去した補正値DをRAM100cに記憶する。そして補正値Dに基づいて、穀粒タンク4に貯留した穀粒量を求める。
実施の形態1に係るコンバインにあっては、回転軸23cの周面の一部に切欠を設ける。例えば回転軸23cの周面の一部に軸長方向に略平行な平面部23dを形成する。二つの距離センサ51a、51bは、回転軸23cの軸心上に位置し、前記軸長方向に平行な一の面L1から等距離の位置に配置され、回転軸23cの周面に対向している。二つの距離センサ51a、51bは、前記軸心上にて一の面L1に直交する他の面L2を間にして並設されている。また面L2と両距離センサ51a、51bそれぞれとの間の距離が異なるように、両距離センサ51a、51bをコンバインに取り付けられている。製造誤差、組付誤差又はガタツキ等を考慮して、予め、面L2と両距離センサ51a、51bそれぞれとの間の距離が異なるように、ピックアップセンサ51を面L2に対して、いずれかの距離センサ51a又は51b側に偏倚させて配置することによって、所望する単一の出力波形を得て、回転軸23cの周期を算出することができる。
なお単一の出力波形を得ることができるように、回転軸23cの周面の一部に切欠を設ければよく、切欠の形状は限定されない。例えば、単一の出力波形を得ることができる限り、回転軸23cの周面の一部を曲面状に切り欠いてもよい。
また平面部23dに両距離センサ51a、51bが対向した時点を、回転軸23cの回転周期の開始又は終了時点とすることによって、両距離センサ51a、51bをいずれかの距離センサ51a又は51b側に偏倚させても、回転周期を容易に略同一にすることができる。
また回転軸23cを断面D状に形成することによって、制御部100は、両距離センサ51a、51bそれぞれと回転軸の周面との各距離が、相対的に長く又は短くなることを検出することができる。また回転軸23cに設けた羽根板23bの回転周期を検出し、穀粒の穀粒タンク4への投入期間及び非投入期間を求める。これにより、ピックアップセンサ51にて検出された検出値から外乱を除去して、穀粒タンク4に貯留した穀粒量を精度良く算出することができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係るコンバインを示す図面に基づいて詳述する。実施の形態2に係るコンバインは、スクリューコンベアに代えて、バケット式昇降機144を穀粒の搬送に使用する。その他の構成は実施の形態1と同様な構成である。図14はバケット式昇降機144及び穀粒タンク4を拡大して略示する内部側面構成図である。図14において、破線矢印は穀粒の移動方向を示し、丸形は穀粒を示す。
バケット式昇降機144は、後板500と前板501、左右側板502及び天面板144aにより形成される。なお天面板144aに対向する前板501は非案内面となる。
バケット式昇降機144内部の上部と下部には軸心が左右方向のスプロケット503、504がそれぞれ設けられ、このスプロケット503と504に無端状のチェーン505が巻装される。このチェーン505には適宜間隔を開けて複数の上開き側面視略U字型などのバケット506が取り付けられる。
駆動力が、バケット式昇降機144の下部に有するスプロケット504に伝達され、このスプロケット504の回転とともにチェーン505が駆動し、バケット式昇降機144の上部に有するスプロケット503が回転する。バケット式昇降機144の下部に備えられた穀粒供給口(不図示)とバケット式昇降機144の上部に備えられた穀粒排出口507との間をチェーン505に沿ってバケット506が上下に周回される。
投口センサ300は、穀粒タンク4内において、天面板144aと穀粒排出口507との間に配置してある。また投口センサ300は天面板144aから離隔している。
穀粒タンク4内にて、穀粒排出口507の近傍に穀粒を弾き飛ばすレベリングディスク150が設けてある。レベリングディスク150は、支持部材154を介して穀粒タンク4に支持されている。
支持部材154には、上下方向を軸方向とした回転可能な回転軸153が立設している。レベリングディスク150は、上下方向を回転軸方向としたディスク部151と、該ディスク部151の上面に立設し、回転中心の周囲に放射状に配された複数の羽根板152、152、・・・、152とを備える。回転軸153は、ディスク部151の中心部に連結している。支持部材154の下側にモータ155が設けてあり、該モータ155の出力軸は回転軸153に連結している。
バケット506から投入された穀粒は、穀粒排出口507を通って、レベリングディスク150に至る。モータ155の駆動によってディスク部151は回転し、羽根板152は穀粒を弾き飛ばし、穀粒タンク4内に平均的に堆積させる。
図14に示すように、天面板144a付近の破線矢印及び円形にて示すように、押し出された穀粒の大部分は天面板144aに沿って移動し、穀粒タンク4内に連続した状態で投入される。図14において、スプロケット503付近の破線矢印及び円形にて示すように、残りの穀粒は穀粒タンク4内に離散して投入される。投口センサ300には、離散した穀粒が瞬間的に衝突する。
天面板144aから投口センサ300を離隔させることによって、少量の穀粒が投口センサ300に衝突し、穀粒は穀粒タンク4内に平均的に堆積する。
またスプロケット503を支持する支持板(不図示)には、ピックアップセンサ51が設けてあり、スプロケット503の回転軸503aの周面に対向している。回転軸503aは、実施の形態1に係る回転軸23cと同様に、その周面の一部に平面部を有し、ピックアップセンサ51によってバケット506がスプロケット503の周囲を回転する周期を検出するようにしてある。そしてピックアップセンサ51及び投口センサ300の検出値に基づいて、実施の形態1と同様に穀粒量の演算及びピーク値の検出等を行う。また製造誤差、組付誤差又はガタツキ等を考慮して、予め、面L2と両距離センサ51a、51bそれぞれとの間の距離が異なるように、ピックアップセンサ51を面L2に対して、いずれかの距離センサ51a又は51b側に偏倚させて配置することによって、所望する単一の出力波形を得て、回転軸23cの周期を算出することができる。
実施の形態2の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
以下本発明を実施の形態3に係るコンバインを示す図面に基づいて説明する。実施の形態3に係るコンバインは、投口センサ300を穀粒タンク4内に備える。図15はバケット式昇降機144及び投口センサ300を内部に有する穀粒タンク4を拡大して略示する内部側面構成図である。
図15に示すように、投口センサ300は穀粒タンク4の天面部から垂下した支持部(不図示)によって支持されている。支持部材154に、ピックアップセンサ51が設けてあり、レベリングディスク150の回転軸153の周面に対向している。回転軸153は、実施の形態1に係る回転軸23cと同様に、その周面の一部に軸長方向に平行な平面部(図示略)を有し、ピックアップセンサ51によって羽根板152が回転軸153の周囲を回転する周期を検出するようにしてある。
この場合においても、ピックアップセンサ51及び投口センサ300の検出値に基づいて、実施の形態1又は2と同様に穀粒量の演算及びピーク値の検出等を行う。また製造誤差、組付誤差又はガタツキ等を考慮して、予め、面L2と両距離センサ51a、51bそれぞれとの間の距離が異なるように、ピックアップセンサ51を面L2に対して、いずれかの距離センサ51a又は51b側に偏倚させて配置することによって、所望する単一の出力波形を得て、回転軸23cの周期を算出することができる。
実施の形態3の構成の内、実施の形態1又は2と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
2 脱穀装置
4 穀粒タンク(貯留部)
23c、153、503a 回転軸
300 投口センサ(検出手段)
100 制御部(算出手段、回転周期検出手段)
51 ピックアップセンサ(回転周期検出手段)
51a、51b 距離センサ
23b、152 羽根板(投入部)
506 バケット(投入部)

Claims (5)

  1. 刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置と、該脱穀装置にて脱穀された穀粒を貯留する貯留部と、前記脱穀装置から供給された穀粒を前記貯留部へ投入する回転式の投入部と、該投入部を回転させる回転軸と、前記貯留部に投入された穀粒による衝撃力を検出する検出手段と、該検出手段にて検出した衝撃力に基づいて、穀粒量を算出する算出手段と、前記投入部の回転周期を検出する回転周期検出手段とを備えるコンバインにおいて、
    前記回転軸の周面の一部を切欠状に形成してあり、
    前記回転軸の周面に対向し、前記回転軸の軸心上に位置し、前記軸心に平行な一の面からの距離が等しく、前記回転軸の軸心上で前記一の面に直交する他の面を間にして並設され、前記回転軸の周面との距離を検出する二つの距離センサを備え、
    両距離センサそれぞれと前記他の面との間の距離は異なり、
    前記回転周期検出手段は、両距離センサの出力信号に基づいて、前記投入部の回転周期を検出するようにしてあること
    を特徴とするコンバイン。
  2. 前記回転軸における前記一部は軸長方向に平行な平面状に形成してあること
    を特徴とするコンバイン。
  3. 前記回転周期検出手段は、前記回転軸における前記一部に両距離センサが対向し、両距離センサそれぞれにて検出された距離が等しい場合を基準にして、前記投入部の回転周期を検出するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記回転軸における軸長方向に直交する面に平行な切断面での断面形状がD状をなすこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のコンバイン。
  5. 前記投入部は、前記回転軸回りに回転する羽根板又はバケットであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のコンバイン。
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