JP2015002044A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】システム天井に設置される照明装置において、ベースプレートとカバーの組み付け工数を削減する。【解決手段】照明装置10は、建造物の天井に固設されている天井バー80に設置される。照明装置10は、平面基板18上に二次元配列される複数の発光素子20と、平面基板18が搭載されるベースプレート16と、発光素子20の発光面側を覆うように配置される透明または半透明のカバー14と、を備える。ベースプレート16のうち少なくとも対向する二辺に、内側に凹部を有する折り返し部16cが形成されており、カバー14の外縁に形成されたフランジ部14cが凹部に受け入れられるようにカバー14をベースプレート16に対してスライドさせることによって、カバー14が取り付けられる。【選択図】図4
Description
本発明は、システム天井に設置される薄型の照明装置に関する。
最近のオフィスビルなどでは、天井材の寸法や取り付けを規格化したシステム天井が普及している。システム天井では間取りや照明配置の変更が容易であるため、天井工事を簡素化することができる。
従来のシステム天井用の照明装置はランプを用いて構成されていたため、照明装置の厚みや重量が大きくなるという問題があった。そのため、ランプの代わりに発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を使用する照明装置が開発されている。例えば、特許文献1には、LEDパネルや有機ELパネル等の光源パネルを用いたシステム天井用の照明装置が開示されている。
システム天井用の照明装置では、光源パネルが搭載されたベースプレートの外縁に多数のカシメ部を設け、これらをランプカバーのフランジにかしめることによって両者を固定しているものが多い。しかしながら、この構造では組み付け工数が多くなり、カシメ用の治具が必要になる。加えて、大型の照明装置の場合、カシメだけではベースプレートとカバーの間の平面度を確保できず隙間ができてしまい、防塵性が低下するという問題がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、システム天井に設置される照明装置において、ベースプレートとカバーの組み付け工数を削減する技術を提供することにある。
本発明のある態様の照明装置は、建造物の天井に固設されている天井バーに設置される照明装置であって、平面基板上に二次元配列される複数の発光素子と、平面基板が搭載されるベースプレートと、発光素子の発光面側を覆うように配置される透明または半透明のカバーと、を備える。ベースプレートのうち少なくとも対向する二辺に、内側に凹部を有する折り返し部が形成されており、カバーの外縁に形成されたフランジ部が凹部に受け入れられるようにカバーをベースプレートに対してスライドさせることによって、カバーが取り付けられる。
この態様によると、ベースプレートとカバーとをスライド構造で組み付けるようにしたことで、カシメ等により両者を固定する場合と比べて組み付け作業が非常に容易になり、組み付け工数を削減することができる。
ベースプレートは、平面基板が搭載される底面と折り返し部との間に、底面から立ち上がる立壁を有してもよい。立壁の高さが平面基板上の発光素子の高さよりも高くてもよい。立壁を設けることで、ベースプレートに対してカバーをスライドさせやすくなる。
カバーがベースプレートに取り付けられた状態で、ベースプレートのうち折り返し部が形成されていない辺におけるベースプレートとカバーとが、照明装置を天井バーに取り付けるブラケットに一体的に設けられた挟持部により固定されてもよい。これによると、スライド構造でない部分でも、ベースプレートとカバーの間に隙間が生じないように固定することができる。
ベースプレートの外縁に配置される、両面に白色レジストが施された細長基板をさらに備えてもよい。細長基板は、外側面が天井を向くように傾斜させて配置され、外側面上に複数の第2発光素子が配列されていてもよい。これによると、カバーの隅部を暗くすることなく、カバーの側方からも天井面を照射することができる。
本発明によれば、システム天井に設置される照明装置において、ベースプレートとカバーの組み付け工数を削減することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明装置10の全体斜視図であり、図2は照明装置10の側面図である。照明装置10は、四角板状のベースプレート16と、発光素子が配置される平面基板18と、平面基板18の発光面側を覆うように取り付けられるカバー14と、を備える。カバー14は例えばアクリル樹脂製であり、透明、半透明、乳白色のいずれであってもよいし、樹脂内に光の拡散剤が含まれていてもよい。ベースプレート16には、発光素子に電力を供給する電源ユニット19が取り付けられる。
照明装置10はシステム天井に設置される。システム天井では、略正方形の升目を形成するように天井バー(図4参照)が予め建造物の天井に固設されている。照明装置10は、ベースプレート16の4個所に取り付けられたブラケット40を使用して天井バーに固定され、升目に嵌め込まれる形で設置される。
図3は、カバー14を取り外したときの平面基板18の発光面側を示す平面図である。ベースプレート16に固定された平面基板18上には、LED等の発光素子20が格子状または千鳥状に二次元配列され、各発光素子の上には、発光面を覆うようにそれぞれレンズ22が取り付けられている。
レンズ22は、発光素子から発せられた光を水平方向に拡散するとともに、発光素子の真下に光が向かわないようにする光学設計がなされている。これにより、指向性の強い発光素子を使用しても、点光感の少ない均一な面発光とすることができる。
平面基板18の上には白色反射シート24が配置されている(図4参照)。この白色反射シート24は、例えば帝人デュポンフィルム製のPETシート(型番UXJP−175)である。白色反射シート24は、ベースプレート16にねじやリベットで固定されるが、平面基板18と複数のレンズ22との間に挟まれて固定されてもよい。平面基板とレンズとで白色反射シートを挟み込んで固定することで、シート固定用のねじや接着剤等が不要になる。また、平面基板に白色レジストを塗布する必要がないため、平面基板の製作コストが低下する。
図4は、図2中のA部を、ブラケット40のうちの一つを横切るように切断したときの拡大断面図である。図4を参照して、照明装置10を天井バー80に設置する様子を説明する。
天井バー80は、例えば一枚の鉄板の折り曲げにより形成されており、断面がロの字形の上部80aと、断面がコの字形の下部80bとを有する。照明装置10は、ベースプレート16の4個所に取り付けられたブラケット40を使用して天井バー80に固定される。
本実施形態では、ベースプレート16とカバー14とはスライド構造によって組み付けられている。図4に示すように、ベースプレート16の周縁には、平面基板18が搭載された底面16aから傾斜して床側に立ち上がる立壁部16bが形成されている。さらに、四角板状のベースプレート16のうちの三辺の立壁部16bの先端には、内向きの凹部を有する折り返し部16cが形成されている。
カバー14は、下面14aと、下面からほぼ垂直に延びる側面14bとを有している。さらに、側面14bには、外向きに延びるフランジ部14cが形成されている。
カバー14とベースプレート16を組み付けるには、カバー14のフランジ部14cがベースプレート16の折り返し部16c内に受け入れられるようにカバー14をベースプレート16に対してスライドさせながら挿入する。このようなスライド構造によって、カバーとベースプレートの組み付けが非常に容易になる。例えば、ベースプレートの外縁に多数のカシメ部を設け、これらをカバー14のフランジ部14cにかしめて取り付ける場合と比べて、組み付け工数を大幅に削減することができる。また、カバー14のフランジ部14cがベースプレート16の折り返し部16c内に受け入れられるため、カバー14とベースプレート16の間に隙間が存在しなくなる。したがって、照明装置の防塵性が向上する。
上記のように、ベースプレート16に立壁部16bを形成することによって、折り返し部16cが基板上のレンズ22からある程度離れた位置に来るため、カバー14のスライド時にフランジ部14cがレンズと干渉しにくくなる。さらに、立壁部16bによりベースプレート16のねじり強度が高まり、補強材が不要になる。
カバー14とベースプレート16とは、四角形の四辺のうち折り返し部16cが形成されている三辺が上記のスライド構造によりスライドされた後、その三辺が、ブラケット40に一体に形成された傾斜部56から延びる挟持部52によって挟持され、固定される。なお、ベースプレート16における挟持部52によって挟持される部位には、折り返し部16cは形成されておらず、フランジ部14cとベースプレート16の延在部16dのみを挟み込んで固定する。また、残りの一辺、すなわち四角形状のベースプレート16のうち折り返し部16cが形成されていない辺も、上記と同様に、挟持部52によってフランジ部14cとベースプレート16の延在部16dのみを挟み込んで固定する。
図5(a)、(b)は、ブラケット40をそれぞれ異なる方向から見た斜視図である。ブラケット40は、ベースプレート16の天井側の面に固定される固定部54と、固定部54から天井側に延びる垂直部50と、垂直部50から曲折して水平に延びる水平部42と、水平部42から曲折して下向きに延びる第2垂直部46と、固定部54から斜め下方に垂れ下がる傾斜部56と、傾斜部56の端部にあり断面がコの字形に形成された挟持部52と、で構成される金属片である。
図4に示したように、ブラケット40の水平部42が天井バー80の上部80aに載置されることで、照明装置10が天井バー80に支持される。
図6は、ブラケット40を使用してベースプレート16とカバー14とを固定する様子を示す斜視図であり、図7は、図6中のブラケット40の傾斜部56の一つを横切る垂直面で照明装置10を切断したときの断面図である。
図7に示すように、ブラケット40の挟持部52は、ベースプレート16の立壁部16bより外側に水平に延びる延在部16dと、カバー14のフランジ部14cとが重なる部分を上下から挟み込んで固定するように構成されている。これにより、ベースプレート16のうち折り返し部16cが形成されていない辺においても、ベースプレートとカバーの間に隙間ができないようにすることができる。したがって、照明装置の防塵性が向上する。また、ベースプレートとカバーとを固定するためのクリップ等の部材を別に設ける必要がないため、部品点数を削減することができる。
図4および7では、カバー14の下面14aが天井バー80の下端よりわずかに突出するように照明装置10が設置されているが、ブラケット40の垂直部50の長さを変更することで、天井面からのカバー14の突出量を調整することができる。
カバー14の下面14aを天井面よりも突出させて設置する場合、カバー側面からも光を照射させる手段を設けてもよい。例えば、白色反射シートを平面基板の周縁からはみ出すような大きさとし、はみ出した部分を天井側へ傾斜させることによって、反射光をカバー側面から出射させる構造が知られている。しかしながら、この構造ではカバー側面に光が逃げるために、カバー下面において周縁部が他の部分よりも暗くなる現象が生じていた。
図8は、上記の問題を解決すべく、平面基板18とは別の細長基板30を設けた構成を示す。細長基板30は、ベースプレート16の外縁に、外側面30aが天井を向くように傾斜させて配置される。細長基板30の両面には白色レジストが塗布されている。さらに、細長基板30の外側面30aには、複数の第2発光素子32が配置されている。
細長基板30上の第2発光素子32は、天井面に向けて直接光を照射する。この際、外側面30aに施された白色レジストによって、反射光も天井面の照射に利用される。このように、照明装置の側面方向を発光素子からの直接光および反射光で照射することによって、照明装置の側面の光量を増大することができる。
細長基板30の内側面30bに施された白色レジストは、平面基板18上の発光素子20から出射した光を照明装置のカバー下面14aの周縁部に向けて反射させる。これにより、カバー下面の周縁部が暗くなる現象を抑制することができる。
細長基板30上の第2発光素子32は、平面基板18上の発光素子20とは独立して点消灯できるように構成されることが望ましい。第2発光素子32の点灯時には、カバー側面からの光で天井面を照射することによって、実際の照度にかかわらず人の感じる明るさ感を高めることができる。また、発光素子20を消灯し第2発光素子32のみを点灯することで、照明装置10を間接照明として用いることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ベースプレートとカバーとをスライド構造で組み付けるようにしたことで、カシメ等により両者を固定する場合と比べて組み付け作業が非常に容易になり、組み付け工数を削減することができる。さらに、ベースプレートの折り返し部でカバーのフランジ部が覆われる形になるので、ベースプレートとカバーとの間に隙間が生じず、照明装置の防塵性が向上する。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
実施の形態では、内側に凹部を有する折り返し部をベースプレートに形成することを述べたが、折り返し部をカバーに形成してもよい。
実施の形態では、四角板状のベースプレート16のうちの三辺の立壁部16bの先端に内向きの凹部を有する折り返し部16cを形成することを述べたが、対向する二辺にのみ折り返し部16cを形成してもよい。この場合、残りの二辺では、ベースプレート16の延在部16dとカバー14のフランジ部14cとが重なる部分を、ブラケット40の挟持部52で固定するように構成すればよい。
10 照明装置、 14 カバー、 14c フランジ部、 16 ベースプレート、 16b 立壁部、 16c 折り返し部、 18 平面基板、 40 ブラケット、 52 挟持部。
Claims (4)
- 建造物の天井に固設されている天井バーに設置される照明装置であって、
平面基板上に二次元配列される複数の発光素子と、
前記平面基板が搭載されるベースプレートと、
前記発光素子の発光面側を覆うように配置される透明または半透明のカバーと、を備え、
前記ベースプレートのうち少なくとも対向する二辺に、内側に凹部を有する折り返し部が形成されており、前記カバーの外縁に形成されたフランジ部が前記凹部に受け入れられるように前記カバーを前記ベースプレートに対してスライドさせることによって、前記カバーが取り付けられることを特徴とする照明装置。 - 前記ベースプレートは、前記平面基板が搭載される底面と前記折り返し部との間に、前記底面から立ち上がる立壁を有し、
前記立壁の高さが前記平面基板上の発光素子の高さよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 - 前記カバーが前記ベースプレートに取り付けられた状態で、該ベースプレートのうち前記折り返し部が形成されていない辺における該ベースプレートと前記カバーとが、照明装置を前記天井バーに取り付けるブラケットに一体的に設けられた挟持部により固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
- 前記ベースプレートの外縁に配置される、両面に白色レジストが施された細長基板をさらに備え、
前記細長基板は、外側面が天井を向くように傾斜させて配置され、該外側面上に複数の第2発光素子が配列されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の照明装置。
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| JP2013125427A JP2015002044A (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 照明装置 |
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2013
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