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JP2015000769A - エレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法 - Google Patents

エレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法 Download PDF

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JP2015000769A JP2013124443A JP2013124443A JP2015000769A JP 2015000769 A JP2015000769 A JP 2015000769A JP 2013124443 A JP2013124443 A JP 2013124443A JP 2013124443 A JP2013124443 A JP 2013124443A JP 2015000769 A JP2015000769 A JP 2015000769A
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丸山 直之
Naoyuki Maruyama
直之 丸山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】据付作業の作業性を向上させ、据付作業の時間を短縮することができるエレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法を得る。【解決手段】エレベータ用かご2は、かご床7、及びかご床7の両端部に設けられている一対のかご枠側面ユニット20を備えている。各かご枠側面ユニット20は、かご床7に取り付けられている下梁26、下梁26の両端部に下端部が設けられ互いに距離を置いて配置されている一対の縦柱27,28、及び一対の縦柱27,28の上端部間に設けられている上梁29を含む側面枠23と、下梁26に設けられ、ガイドレール1に対する下梁26の位置を下梁26に沿った方向について決める下部ガイド装置24と、上梁29に設けられ、ガイドレール1に対する上梁29の位置を上梁29に沿った方向について決める上部ガイド装置25とを有している。【選択図】図2

Description

この発明は、エレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法に関するものである。
従来、左右の立枠の下端部間に下枠が固定されているとともに、左右の立枠の上端部間に上枠が固定され、左右の立枠の上下にガイド装置がそれぞれ設けられているエレベータのかご枠構造が知られている。かご枠は、左右の立枠の上下に予め設けておいたガイド装置をガイドレールに嵌めた後、左右の立枠の下端部間に下枠を固定するとともに、左右の立枠の上端部間に上枠を固定することにより形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−114485号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来のエレベータのかご枠では、ガイドレールにガイド装置を嵌めることで立枠の据付位置を決めることができるが、上枠、下枠及びかご床の固定を行う際の水平出しの調整作業については容易に行うことができないという問題があった。これにより、かごの据付作業に時間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、据付作業の作業性を向上させ、据付作業の時間を短縮することができるエレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ用かごは、かご床、及びかご床の両端部に設けられている一対のかご枠側面ユニットを備え、各かご枠側面ユニットは、かご床に取り付けられている下梁、下梁の両端部に下端部が設けられ互いに距離を置いて配置されている一対の縦柱、及び一対の縦柱の上端部間に設けられている上梁を含む側面枠と、下梁に設けられ、ガイドレールに対する下梁の位置を下梁に沿った方向について決める下部位置決め部と、上梁に設けられ、ガイドレールに対する上梁の位置を上梁に沿った方向について決める上部位置決め部とを有している。
この発明によるエレベータ用かご、及びエレベータのかご据付方法によれば、下梁及び上梁に予め設けておいた下部位置決め部及び上部位置決め部をガイドレールに対して位置決めしながら側面枠を設置することができる。これにより、側面枠の設置作業と同時に、ガイドレールに対する側面枠の位置決め作業も行うことができる。また、各下梁にかご床を取り付けるときに下梁に沿ってかご床を配置することにより、かご床の取付作業と同時に、かご床の水平出しの作業も行うことができる。これにより、かごの据付作業の作業性を向上させ、かごの据付作業の時間を短縮することができる。
この発明の実施の形態1によるかごを示す斜視図である。 図1のかご枠、かご床及びかご天井を示す斜視図である。 図2のかご枠側面ユニットを示す斜視図である。 図2のかご支持梁が一対のガイドレール間に配置された状態を示す斜視図である。 図4のかご支持梁にかご枠側面ユニットが載せられた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2によるかご枠側面ユニットの側面枠に側面壁が取り付けられている状態を示す斜視図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるかごを示す斜視図である。また、図2は、図1のかご枠、かご床及びかご天井を示す斜視図である。図において、昇降路内には、一対のガイドレール1が設置されている。一対のガイドレール1間には、かご2が設けられている。一対のガイドレール1は、かご2の幅方向について互いに対向している。かご2の前面部には、かご出入口3が設けられている。かご出入口3の間口方向は、かご2の幅方向と一致している。
かご2は、図示しない複数の主索(例えば、ロープまたはベルト等)によって昇降路内に吊り下げられている。主索は、図示しない巻上機の駆動綱車に巻き掛けられている。駆動綱車は、巻上機の駆動力によって回転される。かご2は、駆動綱車の回転により各ガイドレール1に沿って上下方向へ移動される。
また、かご2は、一対のガイドレール1間に水平に設けられたかご支持梁4(図2)と、かご支持梁4上に支持されたかご室5とを有している。かご室5は、かご枠6と、かご枠6の下部に設けられたかご床7と、かご枠6の上部に設けられたかご天井8と、かご枠6にそれぞれ設けられ、かご室5の両側面を形成する一対の側面壁(側面パネル)9と、かご枠6に設けられ、かご室5の背面を形成する背面壁(背面パネル)とを有している。
かご出入口3は、ドア装置により開閉される。かご出入口3の上部には、ドア装置の取付部(ドア装置取付部)10が設けられている。ドア装置取付部10は、かご枠6に取り付けられている。また、かご出入口3の間口方向一端部には戸当り柱11が設けられ、かご出入口3の間口方向他端部には戸袋柱12が設けられている。さらに、かご出入口3の上部には、かご室5内に露出する化粧板である幕板13が設けられている。
かご出入口3の下部に位置するかご床7の部分は、図2に示すように、敷居取付用段差部7aとされている。かご出入口3の下部には、図1に示すように、敷居取付用段差部7aに固定されたかご敷居14がかご出入口3の間口方向に沿って配置されている。かご敷居14の乗場側の端面には、保護板としてのエプロン15が設けられている。
かご支持梁4は、かご2の幅方向に沿って配置されている。かご支持梁4の長手方向両端部には、非常止め16がそれぞれ設けられている。非常止め16には、操作レバーが設けられている。各非常止め16は、操作レバーが操作されることにより、ガイドレール1を把持する動作を行う。かご2は、各非常止め16の把持動作によって、ガイドレール1に対して停止保持される。また、かご支持梁4には、主索が巻き掛けられる一対の吊り車17が互いに離して設けられている。
かご枠6は、かご2の幅方向についてかご床7の両端部に配置された一対のかご枠側面ユニット20と、一対のかご枠側面ユニット20のそれぞれの上端部間を連結する連結梁21及びつなぎ金22(複数の連結部材21,22)とを有している。
図3は、図2のかご枠側面ユニット20を示す斜視図である。かご枠側面ユニット20は、側面枠23と、側面枠23の下部に設けられた下部ガイド装置(上部位置決め部)24と、側面枠23の上部に設けられた上部ガイド装置(上部位置決め部)25とを有している。
側面枠23は、かご支持梁4上に固定された下梁26と、下梁26の両端部に下端部がそれぞれ設けられた一対の縦柱27,28と、一対の縦柱27,28のそれぞれの上端部間に取り付けられた上梁29とを有している。
下梁26及び上梁29は、かご2の奥行き方向に沿って配置されている。一対の縦柱27,28は、かご2の奥行き方向について互いに離して配置されている。また、各縦柱27,28は、下梁26及び上梁29のそれぞれに対して垂直に配置されている。この例では、一対の縦柱27,28のうち、かご出入口3に近い位置に配置された縦柱27が前柱とされ、かご出入口3から離れた位置に配置された縦柱28が後柱とされている。
下部ガイド装置24は下梁26に設けられ、上部ガイド装置25は上梁29に設けられている。下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25は、図2に示すように、ガイドレール1の突出部に嵌った状態でガイドレール1に対して摺動可能に配置されている。かご2の奥行き方向(下梁26に沿った方向)についてのガイドレール1に対する下梁26の位置は、下部ガイド装置24がガイドレール1の突出部に嵌ることにより決まり、かご2の奥行き方向(上梁29に沿った方向)についてのガイドレール1に対する上梁29の位置は、上部ガイド装置25がガイドレール1の突出部に嵌ることにより決まる。
下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25は、一対の縦柱27,28と平行な共通の仮想直線上にそれぞれ配置されている。これにより、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25がガイドレール1に嵌っている状態では、一対の縦柱27,28がガイドレール1と平行で、下梁26及び上梁29がガイドレール1に対して垂直に配置されている。ガイドレール1は、鉛直方向に沿って配置されている。従って、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25がガイドレール1に嵌っている状態では、一対の縦柱27,28の長手方向が鉛直方向になり、下梁26及び上梁29のそれぞれの長手方向が水平になっている。
かご2の奥行き方向についての敷居取付用段差部7aから下部ガイド装置24までの距離は、予め決められた距離(設定距離)となっている。これにより、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25がガイドレール1に嵌ることにより、かご2の奥行き方向についてのガイドレール1に対するかご床7の位置が自動的に決まる。
下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25は、ガイドレール1に接触するガイドシューと、ガイドシューをガイドレール1に押圧する弾性体(例えば、ばねまたはゴム等)とをそれぞれ有している。ガイドレール1に対する側面枠23の距離は、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25の弾性体の弾性変形により変化する。
連結梁21及びつなぎ金22は、各上梁29間に配置されている。また、連結梁21及びつなぎ金22は、各上部ガイド装置25の弾性体の弾性復元力を幅方向両側から各上梁29を介して受けている。さらに、連結梁21及びつなぎ金22は、各上梁29同士を連結している。連結梁21は各上梁29の長手方向中間部に取り付けられ、つなぎ金22は各上梁29のかご出入口3から離れた側の端部に取り付けられている。また、連結梁21は、各上部ガイド装置25同士を結ぶ直線(この例では、かご2の幅方向に沿った直線)上に配置されている。
かご床7は、各下梁26間に各下梁26に沿って配置されている。これにより、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25がガイドレール1に嵌った状態では、かご床7が水平に配置されている。また、かご床7は、各下部ガイド装置24の弾性体の弾性復元力を幅方向両側から各下梁26を介して受けている。さらに、かご床7は、各下梁26に取り付けられている。
かご天井8は、各上梁29間に各上梁29に沿って配置されている。これにより、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25がガイドレール1に嵌った状態では、かご天井8が水平に配置されている。かご天井8は、一対の上梁29及びつなぎ金22に取り付けられている。
側面壁9は、各側面枠23にそれぞれ取り付けられている。また、側面壁9は、下梁26、一対の縦柱27,28及び上梁29で囲まれた範囲に配置されている。かご背面壁は、一対の後柱28、かご床7及びかご天井8に取り付けられている。
次に、かご2の据付方法について説明する。図4は、図2のかご支持梁4が一対のガイドレール1間に配置された状態を示す斜視図である。図5は、図4のかご支持梁4にかご枠側面ユニット20が載せられた状態を示す斜視図である。かご据付前のかご枠側面ユニット20には、上部ガイド装置25と上梁29との間、及び下部ガイド装置24と下梁26との間にスペーサをあらかじめ挿入しておく。
かご2を一対のガイドレール1間に据え付けるときには、まず、図4に示すように、一対のガイドレール1間にかご支持梁4を水平に保持する。このとき、各非常止め6を動作させて一対のガイドレール1間にかご支持梁4を保持してもよいし、昇降路のピットに設置した支持具(例えばジャッキ等)によって一対のガイドレール1間にかご支持梁4を保持してもよい(かご支持梁設置工程)。
この後、図5に示すように、一対のガイドレール1間に保持したかご支持梁4上に一対のかご枠側面ユニット20を載せて、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25をガイドレール1の突出部に嵌める。この後、側面枠23をガイドレール1に軽く押しつけた状態でかご枠側面ユニット20の下梁26をかご支持梁4に締結具(ボルト等)で仮止めしておく。下梁26をかご支持梁4に仮止めしている状態では、かご枠側面ユニット20がかご支持梁4に完全には固定されておらず、かご枠側面ユニット20に力を加えると、かご枠側面ユニット20がかご支持梁4上を決まった範囲だけ移動可能になっている(かご枠側面ユニット設置工程)。
この後、一対のかご枠側面ユニット20間にかご床7を挿入し、かご床7を各下梁26に取り付ける。このとき、各側面枠23をガイドレール1側に押しながら一対のかご枠側面ユニット20間の距離を広げ、下部ガイド装置24の弾性体を縮めて弾性体に弾性復元力を発生させた状態で、かご床7を各下梁26間に挿入する。また、このとき、かご床7を各下梁26に沿って配置する。この後、下部ガイド装置24の弾性体の弾性復元力で各下梁26をかご床7に両側から押圧させ、かご床7を各下枠26に取り付ける。この後、仮止めしていた各下梁26をかご支持梁4に締結具の本締めにより固定する(かご床取付工程)。また、かご床7の取り付けと同様にして、連結梁21及びつなぎ金22を各上梁29間に取り付ける。
連結梁21及びつなぎ金22を各上梁29間に取り付けた後、一対のかご枠側面ユニット20間にかご天井8を挿入し、かご天井8を各上梁29及びつなぎ金22に取り付ける。このとき、かご天井8を各上梁29に沿って配置する(かご天井取付工程)。
この後、側面壁9を各側面枠23に取り付けるとともに、かご背面壁をかご床7、かご天井8及び各後柱28に取り付ける。また、戸当り柱11、戸袋柱12、かご幕板13を側面枠23に取り付け、敷居14をかご床7の敷居取付用段差部7aに取り付ける。敷居14を敷居取付用段差部7aに取り付けた後には、かご2の奥行き方向についての敷居14からガイドレール1までの距離を測定し、かご2の据付位置が正しい位置にあるか否かを確認する。
この後、エプロン15、一対の吊り車17、ドア装置取付部10及びドア装置等をかご2に取り付ける。この後、上部ガイド装置25と上梁29との間、及び下部ガイド装置24と下梁26との間に挿入されているスペーサを抜き取る。この後、下部ガイド装置24を下梁26に接触させて締結固定するとともに、上部ガイド装置25を上梁29に接触させて締結固定する。この後、各吊り車17に主索を巻き掛け、一対のガイドレール1間でのかご支持梁4の保持を解除することにより、かご2の据付作業が完了する。
このようなかご2、及びかご2の据付方法では、側面枠23の下梁26及び上梁29に下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25が個別に設けられているので、側面枠23を設置するときに、下梁26及び上梁29に予め設けておいた下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25をガイドレール1に嵌めながら側面枠23を設置することができる。これにより、側面枠23の設置作業と同時に、ガイドレール1に対する側面枠23の位置決め作業も行うことができる。また、各下梁26にかご床7を取り付けるときに下梁26に沿ってかご床7を配置することにより、かご床7の取付作業と同時に、かご床7の水平出しの作業も行うこともできる。さらに、各上梁29にかご天井8を取り付けるときに上梁29に沿ってかご天井8を配置することにより、かご天井8の取付作業と同時に、かご天井8の水平出しの作業も行うこともできる。このようなことから、かご2の据付作業の作業性を向上させ、かご2の据付作業の時間を短縮することができる。
また、側面枠23にドア装置取付部10が固定されているので、ガイドレール1に対してすでに位置決めされた側面枠23を基準にしてドア装置を設置することができる。これにより、ドア装置取付部10にドア装置を直接取り付けた場合でも、かご2に対するドア装置の位置の調整をかご2の奥行き方向及びかご2の高さ方向について不要にすることができ、ドア装置の設置作業を容易にすることができる。
また、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25によってガイドレール1に対する側面枠23の位置決めが行われているので、位置決め具を下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25と別に設ける必要がなくなり、部品点数の低減化を図ることができる。
また、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25は、ガイドレール1と側面枠23との間で縮められた弾性体を有しているので、下部ガイド装置24の弾性体の弾性復元力によってかご床7に対して各下梁26を両側から押圧することができ、各下梁26間にかご床7を隙間なく配置することができる。また、上部ガイド装置25の弾性体の弾性復元力によって連結梁21に対して各上梁29を両側から押圧することもでき、各上梁29間に連結梁21を隙間なく配置することもできる。これにより、例えば、各下梁26とかご床7との締結部分が少し緩んだ場合であっても、一方の下梁26から他方の下梁26への荷重の伝達をかご床7を介してより確実に行うことができるとともに、各上梁29と連結梁21との締結部分が少し緩んだ場合であっても、一方の上梁29から他方の上梁29への荷重の伝達を連結梁21を介してより確実に行うことができる。従って、かご2の幅方向(左右方向)についての偏芯荷重に対して、各下梁26の一方及び各上梁29の他方のみによって荷重を支える(例えば、左側の下梁26及び右側の上梁29のみによって荷重を支える)のではなく、各下梁26の他方及び各上梁29の一方(例えば、右側の下梁26及び左側の上梁29)にもかご床7及び連結梁21を介して荷重を伝えることができ、各下梁26及び各上梁29のそれぞれで荷重を支えることができる。これにより、各下梁26とかご床7との締結部分、及び各上梁29と連結梁21との締結部分について、緩み防止のための摩擦保持機能を持たせる必要がなくなり、それぞれの締結部分の構造を簡素化することができる。
ここで、ガイドレール1に対する下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25のそれぞれの押圧力が大きいままになっていると、かご2内に偏荷重が作用していない通常状態でも、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25のそれぞれとガイドレール1との間に大きな摩擦力が発生してしまう。従って、かご2の走行時には、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25のそれぞれとガイドレール1との間に発生する摩擦力による摺動ロスが大きくなってしまう。
上記の例では、かご2据付後に、下部ガイド装置24と下梁26との間に挿入されたスペーサを抜き取っているので、下部ガイド装置24がガイドレール1に軽く触れている状態、または下部ガイド装置24とガイドレール1との間に若干の隙間が存在している状態にすることができる。同様に、上部ガイド装置25と上梁29との間に挿入されたスペーサもかご2据付後に抜き取っているので、上部ガイド装置25がガイドレール1に軽く触れている状態、または上部ガイド装置25とガイドレール1との間に若干の隙間が存在している状態にすることができる。これらにより、上部ガイド装置25及び下部ガイド装置24のそれぞれとガイドレール1との間に発生する摩擦力を低減することができ、かご2の走行時に上部ガイド装置25及び下部ガイド装置24のそれぞれとガイドレール1との間に発生する摩擦力による摺動ロスを軽減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、各かご枠側面ユニット20をかご支持梁4上に設置した後に、側面壁9を側面枠23に取り付けるようにしているが、各かご枠側面ユニット20をかご支持梁4上に設置する前に、側面壁9を側面枠23に取り付け、側面壁9を側面枠23に取り付けた状態でかご枠側面ユニット20をかご支持梁4上に設置するようにしてもよい。
図6は、この発明の実施の形態2によるかご枠側面ユニット20の側面枠23に側面壁9が取り付けられている状態を示す斜視図である。実施の形態2では、かご枠側面ユニット20に側面壁9を工場で予め取り付けておく。側面壁9は1枚又は複数枚の壁パネルで構成されるが、壁パネル自体は同一部品の板曲げ加工によってほぼ長方形に成形されている。このため、側面壁9を取り付けた側面枠23を組み立てるときに、側面壁9の四方の面を基準として、下梁26、一対の縦柱27,28及び上梁29を側面壁9の周囲に配置しやすくなる。これにより、下梁26と上梁29とを平行に配置し、かつ、一対の縦柱27,28を下梁26及び上梁29に対して垂直に配置しやすくすることができ、側面枠23の組み立てが容易になる。
かご2を一対のガイドレール1間に据え付けるときには、まず、実施の形態1と同様にして、一対のガイドレール1間にかご支持梁4を水平に保持する(かご支持梁設置工程)。
この後、側面壁9をそれぞれ予め取り付けておいた一対のかご枠側面ユニット20をかご支持梁4上に載せて、下部ガイド装置24及び上部ガイド装置25をガイドレール1の突出部に嵌める。この後、側面枠23をガイドレール1に軽く押し付けた状態でかご枠側面ユニット20の下梁26をかご支持梁4にボルト等で仮止めする(かご枠側面ユニット設置工程)。この後の手順は、側面枠23にすでに取り付けられている側面壁9の取り付け作業がないことを除き、実施の形態1と同様である。
このようなかご2の据付方法では、側面壁9を予め取り付けておいたかご枠側面ユニット20をかご支持梁4上に載せるので、かご2の据付を行う現場において、かご枠側面ユニット20に側面壁9を取り付ける手間をなくすことができる。これにより、かご2の据付作業の時間をさらに短縮することができる。
なお、各上記実施の形態では、かご枠6にそれぞれ取り付けられたかご天井8、一対の側面壁9及びかご背面壁によって、かご室5の天井、一対の側面及び背面が形成されているが、これに限定されず、かご枠6に取り付けずにかご枠6の内側に配置されたかご天井8、一対の側面壁9及びかご背面壁をかご床7上に設置して、かご室5の天井、一対の側面及び背面をかご枠6の内側に形成してもよい。
また、各上記実施の形態では、下部ガイド装置24が下部位置決め部として用いられているが、下部ガイド装置24とは別個の位置決め具(下部位置決め部)を下梁26に設けてもよい。さらに、上部ガイド装置25が上部位置決め部として用いられているが、上部ガイド装置25とは別個の位置決め具(上部位置決め部)を上梁29に設けてもよい。
1 ガイドレール、2 かご、3 かご出入口、4 かご支持梁、7 かご床、9 側面壁、20 かご枠側面ユニット、23 側面枠、24 下部ガイド装置(下部位置決め部)、25 上部ガイド装置(上部位置決め部)、26 下梁、27 前柱(縦柱)、28 後柱(縦柱)、29 上梁。

Claims (6)

  1. かご床、及び
    上記かご床の両端部に設けられている一対のかご枠側面ユニット
    を備え、
    各上記かご枠側面ユニットは、上記かご床に取り付けられている下梁、上記下梁の両端部に下端部が設けられ互いに距離を置いて配置されている一対の縦柱、及び一対の上記縦柱の上端部間に設けられている上梁を含む側面枠と、上記下梁に設けられ、ガイドレールに対する上記下梁の位置を上記下梁に沿った方向について決める下部位置決め部と、上記上梁に設けられ、ガイドレールに対する上記上梁の位置を上記上梁に沿った方向について決める上部位置決め部とを有しているエレベータ用かご。
  2. 上記下部位置決め部及び上記上部位置決め部は、上記ガイドレールに摺動可能なガイド装置とされている請求項1に記載のエレベータ用かご。
  3. 上記ガイド装置は、上記ガイドレールと上記側面枠との間で弾性変形により縮められた弾性体を有している請求項2に記載のエレベータ用かご。
  4. 各上記側面枠にそれぞれ取り付けられ、上記一対の縦柱と上記上梁と上記下梁とで囲まれる範囲に配置された一対の側面壁
    をさらに備えている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエレベータ用かご。
  5. 請求項1に記載のエレベータ用かごを一対の上記ガイドレール間に据え付けるエレベータのかご据付方法であって、
    一対の上記ガイドレール間に配置されているかご支持梁上に一対の上記かご枠側面ユニットを載せ、上記ガイドレールに対する上記上部位置決め部及び上記下部位置決め部のそれぞれの位置を合わせるかご枠側面ユニット設置工程、及び
    上記かご枠側面ユニット設置工程後、一対の上記かご枠側面ユニットのそれぞれの下梁間に上記かご床を取り付けるかご床取付工程、
    を備えているエレベータのかご据付方法。
  6. 上記かご枠側面ユニット設置工程では、側面壁を予め取り付けておいた上記かご枠側面ユニットを上記かご支持梁に載せる請求項5に記載のエレベータのかご据付方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008140A (ja) * 2014-06-26 2016-01-18 東芝エレベータ株式会社 エレベータの据付調整装置
EP3564173A1 (de) * 2018-05-01 2019-11-06 Inventio AG Vorrichtung zum abstützen eines kabinenträges
CN115744532A (zh) * 2022-11-25 2023-03-07 通用电梯股份有限公司 一种钢带电梯的轿厢系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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