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JP2015098189A - 車両用ステアリングコラム装置 - Google Patents

車両用ステアリングコラム装置 Download PDF

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JP2015098189A
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JP2013237539A
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充佳 松野
Mitsuyoshi Matsuno
充佳 松野
恭一 井上
Kyoichi Inoue
恭一 井上
亜耶 島田
Aya Shimada
亜耶 島田
忠雄 伊藤
Tadao Ito
忠雄 伊藤
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JTEKT Column Systems Corp
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Fuji Kiko Co Ltd
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Abstract

【課題】運転者の意志通りのステアリングホイールの位置調整を可能とした車両用ステアリングコラム装置を提供する。
【解決手段】ステアリングホイールの位置調整方向として運転者によりステアリングホイールに加えられた上下方向および前後方向の荷重を、ステアリングジャケットに付帯している上下方向および前後方向の圧力センサ54,56で検出し、調整制御装置66の主演算機能部67に取り込む。圧力センサ54,56の検出出力に基づいて、上下方向駆動機構のモータ20、およびテレスコピック駆動機構のモータ41をそれぞれ駆動して、ステアリングホイールを荷重作用方向に沿って移動させて位置調整を行う。
【選択図】図12

Description

本発明は、車両用ステアリングコラム装置に関し、特にステアリング装置での操作部となるステアリングホイールの高さ位置(上下方向位置)および前後方向位置をそれぞれ調整可能とした車両用ステアリングコラム装置に関する。
従来、この種の車両用ステアリングコラム装置として例えば特許文献1および特許文献2に記載されたものが提案されている。
特許文献1に記載されたステアリングコラム装置では、ステアリングホイールのスポーク部のうち運転者側とは反対側の面に配置された操作部と、この操作部の操作に応じてステアリングホイールを上下方向および前後方向に移動させるためのスイッチングを行う接点部とから構成されていて、前記操作部はステアリングホイールの上下方向に沿う長手方向および当該長手方向に直交する方向に揺動操作可能な操作ノブを備えているものである。これにより、ステアリングホイールの上下方向および前後方向での位置調整に際していわゆるステアリングホイールでの手元操作が可能となっている。
また、特許文献2に記載されたステアリングコラム装置では、運転者がステアリングホイールを握った状態で位置調整意志をもってステアリングホイールに上下方向の荷重を加えた場合に当該荷重をトルクセンサにて検出して、その荷重作用方向にステアリングジャケットを揺動変位させるようなっている。
特開2007−317537号公報 特開平4−237672号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたステアリング装置では、上下方向および前後方向ごとに個別に操作ノブを操作しなければならず、複数回の操作が必要となって煩雑になる。
また、特許文献2に記載されたステアリング装置では、ステアリングホイールの上下方向の調整機能であるいわゆるチルト機能のみに着目したものであるため、チルト操作を行う場合にステアリングコラムが所定の軸をチルト中心として上下方向に揺動することから、チルト操作に伴い必然的にステアリングホイールの角度、すなわち運転者と対向するステアリングホイール面の角度が変化してしまい、特にチルト操作に伴ってステアリングホイール面が上を向いてしまうとハンドル操作がしにくくなるという問題がある。これは、運転者が望んだステアリングホイールの移動方向と実際の移動方向との間にずれが生じていることを意味している。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ステアリングホイールの位置調整に際して、上下方向および前後方向での位置調整が可能であることはもちろんのこと、運転者の意志通りのステアリングホイールの位置を調整することができて、結果として運転者が望んだステアリングホイールの移動方向と実際の移動方向との間にずれが生じないように考慮された車両用ステアリングコラム装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、車体に固定される取付ブラケットと、前記取付ブラケットに支持されたステアリングジャケットと、前記ステアリングジャケットに回転可能に挿入支持されるとともに、一端にステアリングホイールが連結されるステアリングシャフトと、前記ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、取付ブラケットに対するステアリングホイールの上下方向の位置調整を司る上下方向位置調整手段と、前記ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、取付ブラケットに対するステアリングホイールの前後方向の位置調整を司る前後方向位置調整手段と、前記ステアリングホイールに作用する荷重を検出する荷重検出手段と、前記荷重検出手段の検出出力に基づいて、ステアリングホイールに負荷された荷重の作用方向を上下方向の荷重の大きさおよび前後方向の荷重の大きさとして識別して、その荷重作用方向と荷重の大きさに応じて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段のうち少なくともいずれか一方の位置調整手段に駆動指令を付与する制御手段と、を備えている車両用ステアリングコラム装置であることを特徴とする。
望ましくは、請求項2に記載のように、前記ステアリングホイールの位置調整に際して運転者による調整意志を入力する調整意志入力手段を備えていて、前記制御手段は、車両が停車状態にあり、且つ前記調整意志入力手段による調整意志入力があった場合のみ、ステアリングホイールに負荷された荷重作用方向に応じて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段のうち少なくともいずれか一方の位置調整手段に駆動指令を出力するものとする。
また、請求項2に記載の車両用ステアリングコラム装置の具体的構成として、請求項3に記載のように、前記上下方向位置調整手段は、一端がステアリングジャケットに、他端が取付ブラケットにそれぞれ軸支された第1リンク部材および第2リンク部材と、前記取付ブラケット側に設けられ、当該取付ブラケット側における第1リンク部材と第2リンク部材の軸支部同士を互いに接近または離間させる方向にスライド変位させる駆動ユニットとにより上下方向駆動機構を構成しており、前記第1リンク部材と第2リンク部材の軸支部同士のスライド変位に応じて、ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、ステアリングジャケットの軸線方向に対して直交する上下方向に変位させるものとする。
その一方、前記前後方向位置調整手段は、アウタジャケットとそれに内挿されたインナジャケットとからなるステアリングジャケットについて、アウタジャケットとインナジャケットとを相対摺動させるテレスコピック駆動機構をもって構成されていて、前記アウタジャケットとインナジャケットとを軸線方向に相対摺動させるものとする。
この場合において、請求項4に記載のように、前記上下方向位置調整手段は、ステアリングジャケットの上下方向の調整の前後でそのステアリングジャケットの軸線が互いに平行となるように規制する規制手段を備えていることが望ましい。
より具体的には、請求項5に記載のように、前記上下方向駆動機構の駆動ユニットは、ねじ軸とそれに螺合するナット部材およびねじ軸を回転駆動させるモータとから構成されていて、前記ねじ軸の回転駆動に伴ってスライド変位するナット部材に、第1リンク部材および第2のリンク部材の軸支部が設けられている一方、前記テレスコピック駆動機構は、非回転のねじ軸とそれに螺合するナット部材およびナット部材を回転駆動させるモータとから構成されていて、前記非回転のねじ軸の一端部はインナジャケットに固定されているものとする。
さらに、請求項6に記載のように、前記荷重検出手段は、ステアリングジャケットの軸線方向に直交する方向に作用する荷重を検出する上下方向の荷重検出手段と、ステアリングジャケットの軸線方向に作用する荷重を検出する前後方向の荷重検出手段と、が相互に独立しているものであることが望ましい。
この場合において、請求項7に記載のように、前記上下方向の荷重検出手段は、インナジャケットが内挿されたアウタジャケットの開口端部に上下一対で配置された圧力センサをもって構成されている一方、前記前後方向の荷重検出手段は、テレスコピック駆動機構を形成しているねじ軸上に配置された圧力センサをもって構成されているものとする。
加えて、駆動系を保護しつつ各部に無理な力が加わらないようにするためには、請求項8に記載のように、前記ステアリングジャケットまたは前記上下方向駆動機構の可動部の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールが上下方向調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出する停止位置検出手段を備えている一方、前記インナジャケットまたは前記テレスコピック駆動機構の可動部の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールが前後方向調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出する停止位置検出手段を備えていることが望ましい。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、運転者が位置調整のための意志をもってステリングホイールに力を加えると、そのステアリングホイールに加えれた荷重が荷重検出手段によって検出される。さらに、その荷重検出手段による検出出力に基づいて、制御手段は、ステアリングホイールに負荷された荷重の作用方向が上下方向であるか前後方向であるか、あるいは上下方向および前後方向の双方向であるかをそれぞれ識別する。そして、その荷重作用方向に応じて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段のうち少なくともいずれか一方の位置調整手段に駆動指令を付与することで、ステアリングホイールに加えられた荷重作用方向に倣ってステアリングホイールの位置が調整されることになる。
請求項1に記載の発明によれば、ステアリングホイールに加えられた荷重作用方向に倣ってステアリングホイールが移動してその位置が調整されることになるので、運転者の意志通りにステアリングホイールの位置を調整することができ、余分な操作が不要になる。また、ステアリングホイール面の角度変化によってハンドル操作がしにくくなるという不具合も併せて防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、ステアリングホイールの位置調整に際して運転者による調整意志を入力する調整意志入力手段を備えているため、運転者の意に反した不用意なステイアリングホイールの位置変化を未然に防止することができるとともに、安全性も確保することができる。
請求項3,5に記載の発明によれば、二つの位置調整手段は、ステアリングホイールを互いに直交する方向にそれぞれ移動させるため、ステアリングホイールに加えられた荷重作用方向に倣ってステアリングホイールを移動させるための駆動制御が容易である。
請求項4に記載の発明によれば、ステアリングジャケットの上下方向の調整の前後でそのステアリングジャケットの軸線が互いに平行となるように規制する規制手段を備えているので、ステアリングホイールの上下方向の位置調整のみを行っても、ステアリングホイール面の角度変化によってハンドル操作がしにくくなるという不具合を未然に防止できる。
請求項6,7に記載の発明によれば、荷重検出手段は、上下方向の荷重検出手段と前後方向の荷重検出手段とが相互に独立しているとともに、検出方向が互いに直交しているものであることから、荷重作用方向の識別に際して複雑な演算を行う必要がなく、ステアリングホイールに荷重を加えるだけで速やかにステアリングホイールの位置調整を行うことができる。また、二つの位置調整手段のそれぞれの移動方向と、二つの荷重検出手段のそれぞれの検出方向が一致しているため、一方の荷重検出手段の検出結果に基づいて一方の位置調整手段を駆動制御すれば良く、駆動制御が容易である。
請求項8に記載の発明によれば、実際の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールが上下方向および前後方向の調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出する停止位置検出手段を備えているので、この停止位置検出手段による検出出力に基づいて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段に駆動停止させることができるから、駆動系を保護しつつ加重検出手段に無理な力が加わらないようにすることができて、作動安定性の面で有利となる。
本発明に係る車両用ステアリングコラム装置の第1の実施の形態を示す図であって、電動調整式ステアリングコラム装置全体の概略構造を示す斜視図。 図1に示すステアリングコラム装置の側面説明図。 図3を左方から見た正面説明図。 図3のA−A線に沿った断面説明図。 図1の一部の部品を取り外した上で上方から見た斜視図。 図2のB−B線に沿った断面説明図。 運転者によるステアリングホイールの位置調整操作時の説明図。 図7におけるステアリングホイールの拡大説明図。 図1の要部を拡大した斜視図。 図9と同等部位を反対方向から見た斜視図。 アウタジャケットに設けた圧力センサの要部断面説明図。 ステアリングホイールの位置調整のための駆動制御系のシステムブロック回路図。 モータ駆動回路の詳細を示す回路説明図。 駆動制御系のシステムでの処理手順の概略を示すフローチャート。
図1以下の図面は本発明に係る車両用ステアリングコラム装置を実施するためのより具体的な形態を示し、特に図1は電動調整式ステアリングコラム装置全体の斜視図を示している。また、図2は図1のステアリングコラム装置の側面説明図であり、図3は図2を左方から見た正面説明図を、図4は図3のA−A線に沿った断面説明図をそれぞれ示している。さらに、図5は図1の一部の部品を取り外した上で上方から見た斜視図を示し、図6は図3のB−B線に沿った断面説明図を示している。
最初に、各部の詳細な構造説明の前に、最小限の構成要素に基づいた全体的な概略構造とその挙動について説明する。
図1,2のほか図3に示すように、図示のステアリングコラム装置は、大きく分けて、取付ブラケット2を母体とする駆動ユニット1と、その駆動ユニット1の下側に配置されたステアリングジャケット(コラムジャケット)3と、駆動ユニット2とステアリングジャケット3との間に架橋的に且つX字状に交差するように配置された第1リンク部材4および第2リンク部材5とから構成される。図1,2のほか図5に示すように、車幅方向(図2の紙面と直交方向)の内側に後述する三次元形状の単一の第2リンク部材5が配置され、その第2のリンク部材5の両側(外側)にそれぞれに第1リンク部材4が配置される。
駆動ユニット1およびステアリングジャケット3はそれらの長手方向が車体前後方向に沿って配置されるとともに、前方側が下方へ所定角度傾斜するように駆動ユニット1を構成している取付ブラケット2が図示外の車体に直接且つ堅固に固定される。したがって、ステアリングコラム装置は前方側が下方へ所定角度傾斜して車体に固定されるため、実際には図2の左端が車体前方側、図2の右端が車体後方側とならないが、説明の便宜上、図2の左端を前方側、図2の右端を後方側として説明する。そして、ステアリングジャケット3に回転可能に支持されているステアリングシャフト6の後方側の端部(図2の右端部)にステアリングホイールWのボス部が装着される。なお、ステアリングホイールWの詳細は図8に示す通りであり、図1,4,5等においてはステアリングホイールWを図示省略している。また、ステアリングシャフト6の前方側の端部は、図示外のジョイント、中間シャフト等を介してステアリングギヤに連結される。
取付ブラケット2は、金属板にて曲折成形した取付プレート2aの下側に前後方向にわたって凸形状をなすフレーム7をボルト8にて固定したものであり、前方側の上部に車体への取付部2bを備える。フレーム7には、下面が開放した凸形状の凹部が前後方向にわたって形成されており、この凹部内にねじ軸としてのスクリューシャフト9と一対のナット部材としての前方側スライダ10と後方側スライダ11が配置されるとともに、フレーム7の前方側端部にスクリューシャフト9を駆動するモータユニット18が配置され、駆動ユニット1を構成している。
図4,5に示すように、フレーム7の凹部内には、後述するように、当該フレーム7の凹部中央に長手方向に沿って単一のねじ軸としてスクリューシャフト9が配置されていて、そのスクリューシャフト9に対し、互いに接近または離間する方向に移動可能な前方側ナット部材としての前方側スライダ10と後方側ナット部材としての後方側スライダ11がそれぞれ螺合配置されている。
その一方、図2,5に示すように、左右一対の第1リンク部材4は、その後端部が軸体であるピン12を介してステアリングジャケット3の後部の連結凸部3aに回動可能に連結されているとともに、前端部が図5に示す駆動ユニット1側の前方側スライダ10に軸体であるピン13を介して回動可能に連結されている。同様に、第2リンク部材5は、図5に示すように、その前端部が軸体であるピン14を介してステアリングジャケット3の前部の連結凸部3bに回動可能に連結されているとともに、後端部が駆動ユニット1側の後方側スライダ11に軸体であるピン15を介して回動可能に連結されている。これにより、第1リンク部材4と第2リンク部材5とは側面視にてX字状の配置となっていて、これらのX字状配置の第1リンク部材4と第2リンク部材5とを介して、実質的にステアリングジャケット3が駆動ユニット1に吊り下げ支持されている。
ここで、図2,5において、駆動ユニット1における前方側のピン13による連結部(前方側スライダ10に対する第1リンク部材4のピン13による軸支部)と後方側のピン15による連結部(後方側スライダ11に対する第2リンク部材5のピン15による軸支部)とを結んだ線を第1の仮想接続線と称し、ステアリングジャケット3における前方側のピン14による連結部(ステアリングジャケット3の前部に対する第2リンク部材5のピン14による軸支部)と後方側のピン12による連結部(ステアリングジャケット3の後部に対する第1リンク部材4のピン12による軸支部)とを結んだ線を第2の仮想接続線と称するものとすると、これらの第1の仮想接続線および第2の仮想接続線は、ステアリングジャケット3およびそのステアリングジャケット3に支持されているステアリングシャフト6の軸線と平行になるように設定されている。
そして、後述するように、図1,2に示した取付ブラケット2から延長形成した支持アーム部16によって第1リンク部材4および第2リンク部材5の回転方向への動きを拘束していることから、駆動ユニット1側の前方側スライダ10と後方側スライダ11とを互いに接近または離間する方向に移動させれば、双方のリンク部材4,5を介してステアリングジャケット3が駆動ユニット1に対して接近離間動作することになる。すなわち、前方側スライダ10と後方側スライダ11とを互いに接近または離間する方向に移動させることで、ステアリングジャケット3をスクリューシャフト9の軸直角方向に平行移動させて、ステアリングホイールWの上下方向位置を調整することができる。
次に、各部の詳細な基本的且つ機械的な構造について説明する。
図1,2および図4に示すように、フレーム7は前後方向にわたって凸形状を有しており、左右一対のサイドプレート7aと前後のエンドプレート7b,7cとで前後方向の壁が形成されている。なお、駆動ユニット1から取付ブラケット2のほか後側のサイドプレート7a等を取り外した状態を図5に示している。
図4,5に示すように、前後のエンドプレート7b,7c同士の間には長手方向に沿って単一のねじ軸としてのスクリューシャフト9が配置されているとともに、その両側に一対のガイドロッド17が互いに平行に配置されている。スクリューシャフト9は長手方向で二分するかたちで前方側と後方側とでいわゆる逆ねじとし、例えば前方側を右ねじ部9aとしたならば後方側を左ねじ部9bとしてある。なお、本実施の形態では、図4,5に示すように、右ねじ部9aとしたシャフト部材と左ねじ部9bとしたシャフト部材とを同一軸線上にてねじ結合をもって接続した上で、ロックナット9cにて緩み止めを施したものが使用されているが、当然のことながら、単一のシャフト部材に対して右ねじおよび左ねじのそれぞれのねじ切り加工を施したものを使用しても良い。
そして、スクリューシャフト9の右ねじ部9aは前方側ナット部材としての前方側スライダ10が、左ねじ部9bには後方側ナット部材としての後方側スライダ11が互いに所定距離隔ててそれぞれ螺合しているとともに、図5に示すように、前方側スライダ10および後方側スライダ11の側方に延びる脚部10a,11aが双方のガイドロッド17にスライド可能に案内支持されている。
また、図2および図4,5に示すように、前方側のエンドプレート7bには、ギヤボックス19と正逆転可能な前後位置調整用のモータ(電動モータ)20とが一体となった前後位置調整用のモータユニット18が固定されている。図4に示すように、ギヤボックス19には、例えばモータ20によって直接回転駆動されるウォームとそれに噛み合うウォームホイール21とが内蔵されていて、ウォームホイール21がスクリューシャフト9の端部に連結されている。
したがって、モータ20の起動によりスクリューシャフト9を例えば正転方向(右回り)に回転駆動させれば、それに螺合している前方側スライダ10と後方側スライダ11が互いに離間する方向にスライド変位し、反対にスクリューシャフト9を逆転方向(左回り)に回転駆動させれば、それに螺合している前方側スライダ10と後方側スライダ11が互いに接近する方向にスライド変位することになる。
左右一対の第1リンク部材4は、図4,5に示すように、第2リンク部材5と干渉しないように考慮された連結バー22をもって後端部同士が互いに連結されている。また、内側の単一の第2リンク部材5とその外側の一対の第1リンク部材4は、側面視にてX字状の配置となっていて、これらのX字状配置の第1リンク部材4と第2リンク部材5とを介して、実質的にステアリングジャケット3が駆動ユニット1に吊り下げ支持されていることになる。なお、第1リンク部材4におけるピン12,13間の長さと第2リンク部材5におけるピン14,15間の長さは同じ長さに設定される。
ここで、図1,2および図4に示すように、駆動ユニット1のフレーム7の構成要素であるサイドプレート7aには、前方側と後方側とで穴径が異なる長穴23を長手方向に沿って形成してある。その一方、図5に示すように、前方側スライダ10の両側面部にはピン13が挿通されるカラー24を設けてあるとともに、後方側スライダ11の両側面部に設けた軸突起に挿着されるカラー25を設けてある。そして、これらの双方のスライダ10,11のカラー24,25を図1,2および図4に示す長穴23に係合させることで、先に述べた一対のガイドロッド17のみならず、フレーム7の構成要素であるサイドプレート7bでも、双方のスライダ10,11が直線移動するように案内支持している。
また、図1,2および図4に示すように、駆動ユニット1の母体をなす取付ブラケット2の両側には下方に向けて支持アーム部16が突出するように延長形成されていて、この支持アーム部16は第1リンク部材4と第2リンク部材5が交差する部分に重なり合っている。第1リンク部材4と第2リンク部材5の重合する長手方向中間部にはその長手方向に沿って長穴26がそれぞれ形成されているとともに、支持アーム部16には上記第1の仮想接続線や第2の仮想接続線と直交する方向の長穴27が長穴26と重なるように形成されている。そして、これらの三つの長穴26,27を貫通するように軸体としてのピン28が配置されており、三つの長穴26,27とピン28とでステアリングジャケット3の姿勢を拘束する規制手段29を形成している。つまり、この規制手段29があることによって、スクリューシャフト9の軸線に対して第1リンク部材4および第2リンク部材5のなす角度が、前方側ナット部材10および後方側ナット部材11の間隔に対応して所定の角度を維持するように、第1リンク部材4のピン13回りの回動および第2リンク部材5のピン15回りの回動が規制されるため、先に述べた第1の仮想接続線と第2の仮想接続線、およびステアリングシャフト6を含むステアリングジャケット3の軸線の三者が互いに平行になるように拘束されている。なお、ピン28の両端には、外側に配置される支持アーム部16の外面に当接するようにナットが螺着されており、ピン28の軸方向への外れを防止するとともに、ピン28の傾きを防止している。
ステアリングジャケット3は、図1,2および図4に示すように、パイプ状のアウタジャケット30と同じくパイプ状のインナジャケット31とから構成されていて、アウタジャケット30に対しインナジャケット31が相対回転不能で且つ軸方向に摺動可能に内挿されている。そして、ステアリングジャケット3にはステアリングシャフト6が挿入支持されていて、このステアリングシャフト6はベアリング32,33により回転可能に支持されている。
ここでは、図4に示すステアリングシャフト6は、中実状のアッパシャフト6aとパイプ状の中間シャフト6bおよび中実状のロアシャフト6cの三者によって構成されている。アッパシャフト6aと中間シャフト6bとは一体的に溶接接合されているとともに、中間シャフト6bとロアシャフト6cはスプライン結合部34にてスプライン結合されている。
以上の説明から明らかなように、ねじ軸としてのスクリューシャフト9と、それに螺合する前方側ナット部材としての前方側スライダ10および後方側ナット部材としての後方側スライダ11と、スクリューシャフト9を回転駆動させる上下位置調整用のモータ20を含む上下位置調整用のモータユニット18とにより、前方側スライダ10と後方側スライダ11をスクリューシャフト9の軸方向に接近または離間動作させるための駆動ユニット1が構成されている。
さらに、駆動ユニット1からステアリングジャケット3を吊り下げ支持している第1リンク部材4と第2リンク部材5とにより、上下方向駆動機構50が構成されており、ステアリングジャケット3をスクリューシャフト9の軸直角方向位置を調整するための上下方向位置調整手段51が構成されている。
ここで、図1〜5に示したステアリングジャケット3には、上記上下方向位置調整手段51とは別に、スアリングホイールWの前後方向位置(軸方向位置)を調整するための前後方向位置調整手段としてのテレスコピック駆動機構49を付帯させてある。
図1〜3および図5に示すように、ステアリングジャケット3におけるアウタジャケット30の前端部外周には、正逆転駆動可能な前後位置調整用(テレスコピック調整用)のモータ(電動モータ)41とギヤボックス42とを一体化したテレスコピック調整用のモータユニット40が配置されている。また、アウタジャケット30の外周には、テレスコピック調整用のねじ軸としてのスクリューシャフト43をアウタジャケット30の軸心と平行に配置してある。スクリューシャフト43の前端部はギヤボックス42に挿入され、スクリューシャフト43の後端部はインナジャケット31の外周に設けた継手部44に連結されている。なお、図1,2から明らかなように、アウタジャケット30には窓部45が開口形成されていて、この窓部45からインナジャケット31側の継手部44が突出している。
テレスコピック調整用のモータユニット40におけるギヤボックス42内には、図6に示すように、スクリューシャフト43に螺合するテレスコピック調整用のナット部材46が回転可能に軸受支持されているとともに、そのナット部材46の外周にはウォームホイール47が一体に形成されている。そして、テレスコピック調整用のモータ41によって直接回転駆動されるウォーム48がウォームホイール47に噛み合っている。これらのテレスコピック調整用のモータユニット40と、スクリューシャフト43、およびそれに螺合するナット部材46等により、前後方向位置調整手段としてのテレスコピック駆動機構49が構成されている。なお、このテレスコピック駆動機構49は、本出願人が先に提案している特開2012−11786号公報に記載のものと実質的に同一のものである。
したがって、本実施の形態の電動調整式ステアリングコラム装置によれば、双方のスライダ10,11同士が互いに接近または離間する方向にスライド移動すると、それらのスライダ10,11およびステアリングジャケット3に連結されている第1リンク部材4および第2リンク部材5も回動変位し、ステアリングジャケット3はその上方の駆動ユニット1に対して図2に矢印aで示すように接近または離間動作することになる。
そして、上記のようにステアリングジャケット3の上下方向位置を調整したとしても、その調整の前後でステアリングシャフト3の軸線は互いに平行のままであり、結果としてステアリングシャフト6の後方側の端部(図2の右端部)に装着されることになるステアリングホイールWのホイール面の角度は何ら変化しないことになる。
その一方、上記テレスコピック駆動機構49では、テレスコピック調整用のモータ42により図6のウォーム48とウォームホイール47とを介してナット部材46を正転方向または逆転方向に回転駆動させると、そのナット部材46が定位置にて回転するに対して、ナット部材46と螺合しているスクリューシャフト43がステアリングジャケット3の長手方向(軸心方向)に進退移動することになる。
このスクリューシャフト43の進退移動をもって、アウタジャケット30に対してインナジャケット31がステアリングシャフト6とともに前後方向に進退移動することになる。これにより、ステアリングシャフト6の後端に装着される図2のスアリングホイールWの前後方向位置を矢印bの如く調整することができることになる。
ここで、上記の構造では、駆動ユニット1側のピン13,15同士を結んだ第1の仮想接続線と、ステアリングジャケット3側のピン12,14同士を結んだ第2の仮想接続線、およびステアリングシャフト6を含むステアリングジャケット3の軸線とは互いに平行となるように設定してあるが、上記第1の仮想接続線に対しステアリングシャフト6を含むステアリングジャケット3の軸線が非平行であっても所期の目的を達成することができる。
さらに、第1リンク部材4の動きを規制する規制手段29は、必ずしも図1,2に示したものに限定されない。例えば、支持アーム部16に相当する部材をステアリングジャケット3のアウタジャケット30側に設けても良い。また、第1リンク部材4、第2リンク部材5、支持アーム部16およびピン28を左右別々に設けるようにしても良い。
次に、上記電動調整式ステアリングコラム装置におけるステアリングホイールWの位置調整のための駆動系について説明する。
本実施の形態では、図7,8に示すように、運転者が車両の運転席に着座した上でステアリングホイールWを握り、ステアリングホイールWに対し当該ステアリングホイールWの位置を調整したい方向、すなわち図7に矢印aで示す上下方向と同じく矢印bで示す前後方向との間で所望する方向に力(荷重)を加えるものとする。そして、その加えられた力の作用方向を検出し、それに応じて先に説明した上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49のうちいずれか一方または双方を作動させて、ステアリングホイールWの位置を調整するものとする。
ここで、ステアリングホイールWの上下方向または前後方向での位置調整に際して、上記のように運転者によりステアリングホイールWに加えられた荷重の作用方向を検出するための荷重検出手段について説明する。
本実施の形態では、後述するように、上下方向の荷重検出手段としての圧力センサ54を、ステアリングジャケット3を形成しているアウタジャケット30の後方側端部にインナジャケット31と接するように設けてある(図4参照のこと)。同様に、前後方向の荷重検出手段としての圧力センサ56を、テレスコピック駆動機構49を形成しているねじ軸としてのスクリューシャフト43上に設けてある(図1参照のこと)。
さらに、先に述べたスライド駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49によって調整可能な範囲である調整可能ストロークは、モータの回転数を管理することで制御側で予め所定の大きさ(範囲)に設定されているものであるが、本実施の形態では、後述するように、上下方向および前後方向の調整可能ストロークごとに、そのストロークエンドに達したか否かを機械的変位をもって検出する停止位置検出手段としての光電センサ59,64を個別に設けてある(図9,10参照のこと)。なお、このように調整可能ストロークの範囲を設定するのは、機械的ストロークエンド(作動限界)までモータが回転した場合、各圧力センサ54,56に大きな負荷が作用することになるため、各圧力センサ54,56が破損等するのを防止するためである。
図9は図1の要部を拡大した斜視図を、図10は図9と同等部位を反対方向から見た斜視図をそれぞれ示している。また、図11はアウタジャケット30に設けた圧力センサ54の要部を拡大した断面説明図を示している。
図4のほか、図9〜11に示すように、ステアリングジャケット3の構成要素であるインナジャケット31が内挿されたアウタジャケット30の後端部には、半円形状を有する一対のホルダ52が互いに隙間を有して対向した状態で固定されており、この隙間に一対のホルダ52とそれらをビス53aにて連結している一対のリテーナプレート53とを介して、上下方向の荷重検出手段としての上下一対の圧力センサ54を設けてある。これらの圧力センサ54は図4に示すようにインナジャケット31を挟んで上下方向で互いに対向するように配置してあり、より具体的には図11に示すように、その検出面をインナジャケット31の外周面に望ませてあり、圧縮方向の荷重を検出する荷重センサである。なお、各圧力センサ54の検出面には、検出面自体の摩滅等を防止するためにキャップ状の保護部材55を設けてある。
そして、先に述べたように、スタリングホイールWの上下方向(図7の矢印a方向)の位置調整に際して、運転者がステアリングホイールWを握った上で上下方向に荷重を加えた(負荷した)とするならば、ステアリングジャケット3の構成要素であるアウタジャケット30の後端部とインナジャケット31の外周面との間には軸直角方向の曲げ力が作用することになり、上下いずれか一つの圧力センサ54はこの曲げ力を検出することになる。例えば、運転者がステアリングホイールWの位置を図7の上方側に調整するべく、ステリングホイールWを握って上向きの力を加えると、運転者によって加えられた荷重が下向きの曲げ力としてインナジャケット31からアウタジャケット30側に伝わり、この曲げ力を下側の圧力センサ54が検出することになる。なお、インナジャケット31は、アウタジャケット30の内周面に圧入固定された前後二つのブッシュ35を介して摺動可能に支持されている。また、インナジャケット31をアウタジャケット30の内面に押し付ける付勢手段36が設けられており、この付勢手段36の付勢方向と一致する位置に圧力センサ54が配置される。
また、図1,2,5のほか図9に示すように、先に説明したテレスコピック駆動機構49を形成しているねじ軸としてのスクリューシャフト43には、前後方向の荷重検出手段としての圧力センサ56を設けてある。テレスコピック駆動機構49を形成しているスクリューシャフト43は、一端が図6に示す定位置回転式のナット部材46に螺合しているとともに、他端が図1,2,9に示す球面継手44を介してインナジャケット31に連結されているものであり、そのスクリューシャフト43の長手方向の中間部に圧力センサ56を介装してある。
そして、ステアリングホイールWの前後方向(図7のb方向)の位置調整に際して、運転者がステアリングホイールWを握った上で前後方向(図7のb方向)に荷重を加えた(負荷した)とするならば、その荷重はスクリューシャフト43に対し長手方向での圧縮荷重または引張荷重として作用することになる。その結果として、スクリューシャフト43の中間部に介装されている圧力センサ56は、スクリューシャフト43に作用する圧縮荷重または引張荷重を検出する機能を有する荷重センサである。なお、圧力センサ54,56としては、荷重センサ(ロードセル)だけでなく圧電素子(ピエゾ素子)を用いても良い。
図9に示すように、同図での上下方向駆動機構50を形成している後方側ナット部材としての後方側スライダ11には比較的長尺なセンサプレート57をビス57bにて固定配置してあり、このセンサプレート57は駆動ユニット1から張り出すようにして後方側(ステアリングホイールW側)に向かって延在している。ステアリングホイールWの上下方向(図7の矢印a方向)での位置調整に際して、先に説明したように駆動ユニット1内の前方側スライダ10と後方側スライダ11とが互いに接近または離間する方向にスライド変位すれば、それに応じてセンサプレート57もスライド変位することになる。
図9の駆動ユニット1における後側のエンドプレート7cには、センサプレート57を案内するためのプレートガイド58とともに光電センサ59をホルダプレート60を介して装着してある。センサプレート57には、ステアリングホイールWの上下方向調整可能ストロークのストロークエンドに相当する前後位置にそれぞれに開口部57aを形成してある。他方、光電センサ59は、センサプレート57を挟んで対向する投光部と受光部とからなるいわゆる透過形のセンサであり、例えばセンサプレート57側の開口部57aを通して投受光部間で光軸を検知することによってOFF作動するタイプのものである。なお、センサプレート57と光電センサ59との関係は図2,4にも開示されているが、図9と同等部位を示している図1では図面の錯綜化を避けるために図示省略している。
つまり、先に説明したところのX字状配置の第1リンク部材4および第2位リンク部材5とそれらの駆動ユニット1は、前方側スライダ10および後方側スライダ11の前後方向でのスライド変位に応じて第1リンク部材4と第2位リンク部材5を変位させ、その結果としてステアリングジャケット3を上下方向に平行移動させるものであることから、後方側スライダ11に固定されているセンサプレート57の前後方向でのスライド変位に応じて、そのセンサプレート57上の開口部57aを光電センサ59が検知すれば、その検知タイミングをもって、ステアリングホイールWの上下方向調整可能ストロークの上下いずれかのストロークエンド(ストローク限位置)にステアリングジャケット3ひいてはステアリングホイールWが達したことを確認・検出することができることになる。故に、光電センサ59は、ステアリングホイールWの上下方向調整可能ストロークのストロークエンドを検出するためのストロークエンド検出手段として機能することになる。
また、図10に示すように、ステアリングジャケット3の構成要素であるインナジャケット31の側部側側面には、比較的長尺なセンサプレート61をビス62にて固定配置してあり、このセンサプレート61は長手方向に沿ってアウタジャケット30側にまで延在している。ステアリングホイールWの前後方向での位置調整に際して、アウタジャケット30に対してインナジャケット31が摺動変位すれば、それに応じてセンサプレート61もスライド変位することになる。
アウタジャケット30の側部には、センサプレート61を案内するためのプレートガイド63とともに光電センサ64をホルダプレート65を介して装着してある。センサプレート61には、ステアリングホイールWの前後方向調整可能ストロークのストロークエンドに相当する前後位置にそれぞれに開口部61aを形成してある。他方、光電センサ64は、センサプレート61を挟んで対向する投光部と受光部とからなるいわゆる透過形のセンサであり、センサプレート61側の開口部61aを通して投受光部間で光軸を検知することによってOFF作動するタイプのものである。
つまり、センサプレート61の前後方向でのスライド変位に応じて、そのセンサプレート61上の開口部61aを光電センサ64が検知すれば、その検知タイミングをもって、ステアリングホイールWの前後方向調整可能ストロークの前後いずれかのストロークエンド(ストローク限位置)にインナジャケット31ひいてはステアリングホイールWが達したことを確認・検出することができることになる。故に、光電センサ64は、ステアリングホイールWの前後方向調整可能ストロークのストロークエンドを検出するためのストロークエンド検出手段として機能することになる。
図12は上記ステアリングホイールWの位置調整のための駆動制御系のシステムブロック回路図を示している。
図12の駆動制御系における調整制御装置66には、マイクロコンピュータをもって構成された主演算機能部67のほか、駆動判定回路部68および二つのモータ駆動回路69,70が含まれている。なお、当然のことながら、主演算機能部67には、CPUのほかROMおよびRAM、さらには外部との信号授受に必要な入出力インターフェース等が含まれている。
駆動判定回路部68は、後述するように、ステアリングホイールWの上下方向あるいは前後方向での位置調整に先立って、その位置調整に必要な条件が成立しているか否かを判定する機能を有するもので、駆動判定回路部68には、車速センサ71、駐車(パーキング)ブレーキ作動スイッチ72、シフトレバー位置(ポジション)センサ73および調整始動スイッチ74からのそれぞれの信号が入力される。調整始動スイッチ74は、ステアリングホイールWの位置調整に際して、運転者自身による調整意志を入力する調整意志入力手段として機能するもので、図8に示すように、例えばステアリングホイールWのスポーク等の任意の位置に装着される。
つまり、駆動判定回路部68では、車速センサ71、駐車(パーキング)ブレーキ作動スイッチ72およびシフトレバー位置(ポジション)センサ73からのそれぞれの信号に基づいて、車速が零で、駐車ブレーキが作動(制動)状態にあり、且つシフトレバーがP(パーキング)位置にある停車状態であることを条件に、その上でさらに上記調整始動スイッチ74が操作(例えば、押圧操作)されたならば、その状態で初めてステアリングホイールWの位置調整を可能とするものである。これは、運転者の意に反した不用意なステアリングホイールWの位置調整を不能にするためである。
主演算機能部67には、先に説明した上下方向の荷重検出手段としての圧力センサ54のほか、前後方向の荷重検出手段としての圧力センサ56の検出出力がそれぞれ入力される。また、一方のモータ駆動回路69は先に説明した上下方向駆動機構50側のモータ20用のものであり、他方のモータ駆動回路70は同様に先に説明したテレスコピック駆動機構49側のモータ41用のものである。そして、主演算機能部67では、それぞれの圧力センサ54,56から入力される信号に基づいて所定の演算を行い、運転者によりステアリングホイールWに加えられた荷重の作用方向と荷重の大きさを識別して、それに基づいてモータ駆動回路69または70に所定の駆動指令を与えて、上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49のうちいずれか一方または双方に駆動指令を付与することになる。
また、先に説明したように、上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49ごとに、ステアリングホイールWが上下方向または前後方向の調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出するストロークエンド検出手段としての光電センサ59または64を個別に設けてあることから、これらの光電センサ59,64の検出出力もまた主演算機能部67に入力される。
図12に示した双方のモータ駆動回路69,70は、主演算機能部67からの指令に応じてそれぞれのモータ20または42を正転方向または逆転方向に駆動する方式のものであることから、両者共に構造は共通しており、その詳細構造を図13に示す。
図13に示すように、モータ駆動回路69,70は当該モータ駆動回路69,70の一部を形成することになるドライバ回路75に四つのFET(電界効果トランジスタ)76〜79で構成されるブリッジ回路を接続したもので、それらの各FET76〜79をPWM変調(パルス幅変調)に基づいてデューティ比によるパルス信号で駆動(スイッチング動作)することにより、それぞれのモータ20または41に供給する電流を任意に制御して、実質的に可変速にてそれぞれのモータ20または41を正逆回転方向に駆動することになる。
また、それぞれのモータ20,41には該当するモータ20,41の回転数を検出する回転数センサ80が付帯していて、その回転数センサ80の検出出力は主演算機能部67に取り込まれて、先に説明した上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49の調整可能ストローク内での現在の位置情報として使用されるほか、適宜、微分演算を施すことで、検出された荷重の大きさに基づき設定された目標速度(回転数)と比較し、それぞれのモータ20または41に通電される電流量を補正する制御に供されることになる。
以上の説明から明らかなように、図12に示した調整制御装置66は、先に説明した上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49の駆動制御を司っていて、上位概念的にはステアリングホイールWの上下方向および前後方向の位置調整のための制御手段として機能することになる。
次に、上記調整制御装置66の機能に基づくステアリングホイールWの上下方向および前後方向の位置調整の手順を図14のフローチャートに基づいて説明する。
先に説明したように、本実施の形態では、図7に示すように、運転者が車両の運転席に着座した上で、同図のほか図8に示すステアリングホイールWを握り、ステアリングホイールWに対し当該ステアリングホイールWの位置を調整したい方向、すなわち上下方向(図7の矢印a方向)および前後方向(図7のb方向)のうちいずれか一方の所望する方向またはその間の斜め方向に力(荷重)を加えるものとする。そして、その加えられた力の作用方向と力の大きさを検出し、それに応じて上下方向駆動機構50およびテレスコピック駆動機構49のうちいずれか一方または双方を作動させて、ステアリングホイールWの位置を調整するものである。
ステップS1では、ステアリングホイールWの位置調整に際して、そのホイール位置調整条件が成立しているか否かを判定する。ここでは、車速センサ71、駐車(パーキング)ブレーキ作動スイッチ72およびシフトレバー位置(ポジション)センサ73からのそれぞれの信号に基づいて、車速が零で、駐車ブレーキが作動(制動)状態にあり、且つシフトレバーがP(パーキング)位置にあることで、一次条件が成立しているものとする。
その上で、ステップS2では、図8のステアリングホイールWに付帯している調整意志入力手段としての調整始動スイッチ74が操作(例えば、押圧操作)されてONとなっているか否かを判定する。このように、ステップS1およびステップS2の条件が全て整っていることで、駆動判定回路部68は初めて主演算回路部67に対してステアリングホイールWの位置調整を可能にする許可信号を出力し、そうでない場合にはステアリングホイールWの位置調整は不能のままである。
ステップS3では、図7に示すように、運転者が車両の運転席に着座した上で、ステアリングホイールWを握り、ステアリングホイールWに対し当該ステアリングホイールWの位置を調整したい方向、すなわち上下方向(図7の矢印a方向)および前後方向(図7の矢印b方向)のうちいずれか一方の所望する方向またはその間の斜め方向に力(荷重)を加えることになる。
こうして、ステアリングホイールWに運転者により所定の荷重が負荷されると、ステップS4,S5において、それらの荷重が上下方向の圧力センサ54および前後方向の圧力センサ56よって個別に検出されて、直ちに主演算回路部67に入力される。
ここでは、例えば調整始動スイッチ74が操作されたタイミングをトリガー信号をとして図示外のタイマーを起動し、そのタイマーによって設定された所定時間内にステアリングホイールWに所定の荷重が負荷されて、且つその荷重がそれぞれの圧力センサ54,56により検出された場合のみ、主演算機能部67ではそれぞれの圧力センサ54,56からの検出出力の取り込みを受け付けるものとする。上記タイマー設定時間は例えば数秒〜数十秒程度のものとして調整制御装置66に予め設定される。
このように、運転者による調整始動スイッチ74の操作を条件とし、しかもタイマー設定時間内にステアリングホイールWに荷重が負荷された場合のみステアリングホイールWの位置調整を可能としているのは、ほかでもなく運転者が意図しない不用意な位置調整を防止するためである。
ステップS4において、例えばステアリングホイールWに上方向への荷重(ステアリングホイールWを上方に引き上げる方向の荷重)が負荷された場合には、ステアリングジャケット3の構成要素であるインナジャケット31の後端部に上向きに加わる曲げ力の大きさが図11に示した上側の圧力センサ54によって検出される。また、ステアリングホイールWに下方向への荷重(ステアリングホイールWを下方に押し下げる方向の荷重)が負荷された場合には、インナジャケット31の後端部に下向きに加わる曲げ力の大きさが図11に示した下側の圧力センサ54によって検出される。
その一方、例えばステアリングホイールWに前方向への荷重(ステアリングホイールWが装着されているステアリングシャフト6の軸線に沿ってステアリングホイールWを運転者から遠ざける方向の荷重)が負荷された場合には、テレスコピック駆動機構49の構成要素である図9のスクリューシャフト43にその長手方向(軸線方向)での圧縮荷重として作用することから、その荷重の作用方向と大きさ、すなわちスクリューシャフト43に加わる圧縮荷重とその大きさが前後方向の圧力センサ56によって検出される。また、ステアリングホイールWに後方向への荷重(ステアリングシャフト6の軸線に沿ってステアリングホイールWを運転者に近付ける方向の荷重)が負荷された場合には、テレスコピック駆動機構49の構成要素であるスクリューシャフト43にその長手方向(軸線方向)での引張荷重として作用することから、その荷重の作用方向と大きさ、すなわちスクリューシャフト43に加わる引張荷重とその大きさが同じく前後方向の圧力センサ56によって検出される。
そして、調整制御装置66における主演算機能部67では、ステップS6,S7の処理として、それぞれの圧力センサ54,56の圧力検出レベルが所定レベル以上であることを条件に、それぞれのモータ20または41を駆動させるべき方向、すなわちステアリングホイールWの上下方向での位置調整のための上下方向駆動機構50のモータ20を駆動させるべき方向とその速度、およびステアリングホイールWの前後方向での位置調整のためのテレスコピック駆動機構49のモータ41を駆動させるべき方向とその速度をそれぞれ特定した上で、それぞれのモータ駆動回路69または70に駆動指令を出力して各モータ20または41を正転または逆転駆動させる。これにより、運転者がステアリングホイールWに荷重を負荷しているかぎりは、実質的にその荷重負荷態様に倣ってその荷重が負荷されている方向にステアリングホイールWが所定速度で移動することになる。
その一方、調整制御装置66における主演算機能部67では、ステップS8,S9の処理として、それぞれのモータ20または41の駆動中においても圧力センサ54または56からの荷重検出レベルをリアルタイムで監視していて、続くステップS12,S13では、それまでステアリングホイールWに負荷されていた荷重が除荷された場合には、直ちに該当する方向のモータ20または41を停止させる。これは、それまでステアリングホイールWに負荷されていた荷重が除荷された場合とは、ステアリングホイールWの位置が運転者が所望する調整位置となって、そのタイミングで運転者がそれまでの荷重を除荷したものと判断されるためである。
また、ステアリングホイールWの各方向の調整可能ストローク内での現在位置がモータ20,41の回転数センサ80の出力に基づいて調整制御装置66によって把握されていて、上下方向または前後方向の調整可能ストロークのストロークエンドにステアリングホイールWが達したと判断されれば、ステアリングホイールWになおも荷重が負荷されていたとしても、調整可能ストロークのストロークエンドに達した方向については、その時点でモータ20または41の駆動が停止される。なお、この調整ストロークのストロークエンドは機械的作動限界の手前に設定されており、機械的作動限界の手前でモータ20,41を停止することで圧力センサに大きな負荷が作用しないように設定されている。
しかし、上記のようにステアリングホイールWの各方向の調整可能ストローク内での現在位置が回転数センサ80からの出力をカウントすることによって把握されている場合、実際の位置との間にずれが生ずることがある。そこで、本実施の形態では、先に説明したように、上下方向駆動機構50ではセンサプレート57と光電センサ59との組み合わせをもって、テレスコピック駆動機構49ではセンサプレート61と光電センサ64との組み合わせをもって、それぞれに実際の機械的変位に基づいて調整可能ストローク内で現在位置を監視している。
そして、ステップS10,S11において、それぞれの光電センサ59または64が対応する調整可能ストローク内でのストロークエンドに達したことを検出した場合には、ステアリングホイールWに負荷されている荷重が除荷されたか否かにかかわらず、ステップS12,S13において、ストロークエンドに達したタイミングで直ちに対応するモータ20または41を強制停止させるものとする。
以上をもって、ステップS14,S15では、運転者に意志によりステアリングホイールWに負荷された荷重の作用方向とその大きさに基づき、その荷重負荷態様に倣ったかたちでのステアリングホイールWの上下方向および前後方向での位置調整が完了したことになる。
ここで、図8のステアリングホイールWに設けられた調整始動スイッチ74が操作されたことを条件に起動するタイマーの設定時間内に、ステアリングホイールWに運転者による荷重負荷が与えられなかった場合には、改めて調整始動スイッチ74を操作した上で、ステアリングホイールWに荷重負荷すべきことを、例えば可視表示等をもって運転者に告知するものとする。
このように本実施の形態の駆動制御系によれば、ステアリングホイールWに加えられた荷重作用方向に倣ってステアリングホイールWが移動してその位置が調整されることになるので、運転者の意志通りにステアリングホイールWの位置を調整することができ、特に上下方向および前後方向の双方の調整を必要とする場合でも、両方向の調整が同時並行的に行われることから、他の余分な操作が不要になる。
また、ステアリングホイールWの前後方向だけの調整に際しても、ステアリングジャケット3(ステアリングシャフト6)の軸線の角度変化を伴うことがなく、ステアリングホイール面の角度変化によってハンドル操作がしにくくなるという不具合も併せて防止できる。
しかも、ステアリングホイールWの位置調整に際して運転者による調整意志を入力する調整意志入力手段として調整始動スイッチ74を備えているため、運転者の意に反した不用意なステイアリングホイールWの位置変化を未然に防止することができるとともに、安全性の面でも好適なものとなる。
さらに、上下方向の荷重検出手段としての圧力センサ54と前後方向の荷重検出手段としての圧力センサ56とが相互に独立しているものであることから、荷重作用方向の識別に際して複雑な演算を行う必要がなく、ステアリングホイールWに荷重を加えるだけで速やかにステアリングホイールWの位置調整を行うことができる。
その上、上下方向駆動機構50およテレスコピック駆動機構49共に、実際の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールWが上下方向および前後方向の調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出するストロークエンド検出手段としての光電センサ59,64を備えているので、この光電センサ59,64の検出出力に基づいて、上下方向駆動機構50およテレスコピック駆動機構49における各モータ20または41の駆動を停止させることができるので、駆動系を保護しつつ各圧力センサ54,56に無理な力が加わらないようにすることができて、作動安定性の面でも優れたものとなる。
1…駆動ユニット
2…取付ブラケット
3…ステアリングジャケット
4…第1リンク部材(上下方向位置調整手段)
5…第2リンク部材(上下方向位置調整手段)
6…ステアリングシャフト
9…スクリューシャフト(ねじ軸)
10…前方側スライダ(前方側ナット部材)
11…後方側スライダ(後方側ナット部材)
13…ピン(軸支部)
20…モータ
25…ピン(軸支部)
29…規制手段
30…アウタジャケット
31…インナジャケット
41…モータ
43…スクリューシャフト(ねじ軸)
46…ナット部材
49…テレスコピック駆動機構(前後方向位置調整手段)
50…上下方向駆動機構
51…上下方向位置調整手段
54…上下方向の圧力センサ(上下方向の荷重検出手段)
56…前後方向の圧力センサ(前後方向の荷重検出手段)
57…センサプレート
59…光電センサ(停止位置検出手段)
61…センサプレート
64…光電センサ(停止位置検出手段)
66…調整制御装置(制御手段)
74…調整始動スイッチ(調整意志入力手段)
W…ステアリングホイール

Claims (8)

  1. 車体に固定される取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットに支持されたステアリングジャケットと、
    前記ステアリングジャケットに回転可能に挿入支持されるとともに、一端にステアリングホイールが連結されるステアリングシャフトと、
    前記ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、取付ブラケットに対するステアリングホイールの上下方向の位置調整を司る上下方向位置調整手段と、
    前記ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、取付ブラケットに対するステアリングホイールの前後方向の位置調整を司る前後方向位置調整手段と、
    前記ステアリングホイールに作用する荷重を検出する荷重検出手段と、
    前記荷重検出手段の検出出力に基づいて、ステアリングホイールに負荷された荷重の作用方向を上下方向の荷重の大きさおよび前後方向の荷重の大きさとして識別して、その荷重作用方向と荷重の大きさに応じて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段のうち少なくともいずれか一方の位置調整手段に駆動指令を付与する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記ステアリングホイールの位置調整に際して運転者による調整意志を入力する調整意志入力手段を備えていて、
    前記制御手段は、車両が停車状態にあり、且つ前記調整意志入力手段による調整意志入力があった場合のみ、ステアリングホイールに負荷された荷重作用方向に応じて上下方向位置調整手段および前後方向位置調整手段のうち少なくともいずれか一方の位置調整手段に駆動指令を出力するものであることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  3. 請求項2に記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記上下方向位置調整手段は、一端がステアリングジャケットに、他端が取付ブラケットにそれぞれ軸支された第1リンク部材および第2リンク部材と、前記取付ブラケット側に設けられ、当該取付ブラケット側における第1リンク部材と第2リンク部材の軸支部同士を互いに接近または離間させる方向にスライド変位させる駆動ユニットと、により上下方向駆動機構を構成しており、
    前記第1リンク部材と第2リンク部材の軸支部同士のスライド変位に応じて、ステアリングジャケットの軸線の角度変化を伴うことなく、ステアリングジャケットの軸線方向に対して直交する上下方向に変位させるものであり、
    前記前後方向位置調整手段は、
    アウタジャケットとそれに内挿されたインナジャケットとからなるステアリングジャケットについて、アウタジャケットとインナジャケットとを相対摺動させるテレスコピック駆動機構をもって構成されていて、
    前記アウタジャケットとインナジャケットとを軸線方向に相対摺動させるものであることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記上下方向位置調整手段は、ステアリングジャケットの上下方向の調整の前後でそのステアリングジャケットの軸線が互いに平行となるように規制する規制手段を備えていることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  5. 請求項3または4に記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記上下方向駆動機構の駆動ユニットは、ねじ軸とそれに螺合するナット部材およびねじ軸を回転駆動させるモータとから構成されていて、
    前記ねじ軸の回転駆動に伴ってスライド変位するナット部材に、第1リンク部材および第2のリンク部材の軸支部が設けられている一方、
    前記テレスコピック駆動機構は、非回転のねじ軸とそれに螺合するナット部材およびナット部材を回転駆動させるモータとから構成されていて、
    前記非回転のねじ軸の一端部はインナジャケットに固定されていることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記荷重検出手段は、ステアリングジャケットの軸線方向に直交する方向に作用する荷重を検出する上下方向の荷重検出手段と、ステアリングジャケットの軸線方向に作用する荷重を検出する前後方向の荷重検出手段と、が相互に独立しているものであることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  7. 請求項6に記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記上下方向の荷重検出手段は、インナジャケットが内挿されたアウタジャケットの開口端部に上下一対で配置された圧力センサをもって構成されている一方、
    前記前後方向の荷重検出手段は、テレスコピック駆動機構を形成しているねじ軸上に配置された圧力センサをもって構成されていることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の車両用ステアリングコラム装置において、
    前記ステアリングジャケットまたは前記上下方向駆動機構の可動部の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールが上下方向調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出する停止位置検出手段を備えている一方、
    前記インナジャケットまたは前記テレスコピック駆動機構の可動部の機械的変位に基づいて、ステアリングホイールが前後方向調整可能ストロークのストロークエンドに到達したことを検出する停止位置検出手段を備えていることを特徴とする車両用ステアリングコラム装置。
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