JP2015095968A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】磁気異方性を有する電機子鉄心4と、対向配置されたP極(Pは正の2の倍数)の磁極を有する回転子3を備えた回転電機1において、低減対象の第1のコギングトルクの脈動回数をαP(αは自然数)とした場合、第1のコギングトルクを低減する第2のコギングトルクを発生させる溝6を、電機子鉄心4の突極上のPとαから求められる位置に設ける。
【選択図】図6
Description
実施の形態1は、磁気異方性に起因するコギングトルクを電機子鉄心の突極上に溝を設けることによって低減し、かつ溝の加工位置を限定できる回転電機に関するものである。実施の形態1では、1つの溝で磁気異方性に起因するコギングトルクを低減する溝加工、あるいは2つの溝で磁気異方性に起因するコギングトルクを低減し、溝による新たな別調波のコギングトルクの発生を抑制する溝加工、さらに溝の寸法誤差や加工のばらつきによる低減効果のばらつきを抑制するために、溝の寸法を小さくすることなく溝の数を増やす溝加工(溝設計)について説明する。
電機子2は、電機子鉄心4と溝6(図示なし)とスロット7とを備える。回転子3は磁極5と回転子シャフト8とを備える。
実施の形態1の回転電機1は、永久磁石型でかつ界磁回転型の同期電動機であり、極数がP、スロット数がSである。実施の形態1では、極数がP=10、スロット数がS=12の同期電動機を想定して説明する。
電磁鋼板は所望の板厚を得るため、その長手方向に繰り返し圧延されている影響で、磁気異方性を持つ。磁気異方性とは、圧延方向の透磁率が最も高く、圧延方向と直交する方向の透磁率が最も低くなる傾向である。
ここでいう磁極5の1極とは回転子3の表面の磁束密度分布の基本波のあるゼロクロスポイントから隣のゼロクロスポイントまでを意味し、基本波のピーク位置すなわち極大点または極小点を磁極5の中心とする。
磁気異方性により磁極5に働く回転子3回転方向の力をF(θ)とすると、電機子2側の磁気異方性と磁極5に働く力の相対位置関係は図3の展開図のように表される。図3の意味するところは次の通りである。
本実施の形態1の電機子2は磁気異方性により、回転子3が1回転するとき透磁率が最大となる位置と最小となる位置がそれぞれ2点ある。いま、透磁率最大の位置のうちの1点を回転角度0(rad)とすると、磁極5の中心が0(rad)の位置にあるとき、回転子3は安定位置にあるので回転子3に働く回転方向の力は0である。次に、磁極5の中心が正の方向に移動したとき、磁極5には安定位置である0度の位置に戻ろうとする力が働くので、F(θ)は負の値をとる。さらに回転子3を正の方向に回していくと、いずれかの位置でF(θ)は最小値をとる。その後増加に転じ、磁極5の中心が π/2(rad)の位置で透磁率最小となりF(θ)が0となる。
この位置は不安定位置であり、わずかに負の方向にずれると負の力が磁極5に働き、わずかに正の方向にずれると正の力が磁極5に働く。さらに正の方向に回すとF(θ)は正の値をとり続け、いずれかの位置でF(θ)は最大値をとり、磁極5の中心が180度の位置で透磁率が最大となりF(θ)が0となる。
π(rad)から2π(rad)のF(θ)の波形は上述の0(rad)からπ(rad)のものと同一となる。
いずれの脈動回数の成分が卓越するかは、電機子鉄心4の材質や形状等に依存するため、回転電機(電動機)の機種により異なる。
なお、磁気異方性に起因するコギングトルクT(θ)が、本願発明の第1のコギングトルクである。
図4は溝6の中心が電機子内周のφ(rad)の位置にあるときの、磁極5の1極に働く力を考察するための模式図である。ただし、図ではφ=0としている。
磁極5の中心が溝6の中心位置であるφ(rad)の位置にあるとき、この位置は不安定点であり、中心位置から少し負の方向にずれると負の向きの力が、正の方向にずれると正の向きの力が働く。さらに磁極5を正の方向に進めると、溝6の近傍のある位置でF*(θ)は最大値をとる、その後減少し、φ+π(rad)の位置で0となる。この点は安定点であり、磁極5をさらに正の方向に進めるとF*(θ)は負の値をとる。そして磁極5が溝6の近傍のある位置に来たときF*(θ)は最小値をとり、その後2π(rad)の位置で0となる。すなわち、F*(θ)はφradの位置に関し点対称な波形となる。
なお、溝の中心位置とは、溝の一方の縁から他方の縁までの距離を測ったときの中心位置である。
なお、溝に起因するコギングトルクF*(θ)が、本願発明の第2のコギングトルクである。
まず、(b* α1P /bα1P)>0のとき、(14)式から(15)式が導かれる。
溝の位置については、まずは(16)式の位置でコギングトルク低減効果の有無を確認し、α1P山成分が増幅してしまう場合は、(18)式の位置に変更すれば確実に低減効果が得られる。つまり、溝の位置は(16)式または(18)式の2通りに限定されるため、計算および試作の回数を減らすことができ効率的である。また、mは数学的に全ての整数をとることができるが、実機の電機子内周面の溝加工位置を考える際、mとm±α1Pは同じ位置を指すので、mのとりうる値は0以上α1P−1 以下の整数に限定できる。
図6に例として、P=10、α1=2、S=12のときの溝加工の候補位置(α1P=20)を示す。
P極の回転子を備えた回転電機において、電機子鉄心の磁気異方性に起因する第1のコギングトルクを低減するため、低減対象の第1のコギングトルクの脈動回数をαP(αは自然数)とした場合、電機子鉄心の突極上のPとαから求められる位置に溝を設けることで、第1のコギングトルクを打ち消す第2のコギングトルクを発生させることができる。
第2のコギングトルクを発生させる溝の位置は、回転子の回転方向に関し、電機子鉄心の突極の対抗面上において、電機子のコイルに対して鎖交方向の透磁率が最大となる位置を0(rad)とし、0からαP−1までのいずれかの値をとるβ個の整数(βは1からαPまでの自然数)をm0,・・・,mβ−1とするとき、その個数はβ個存在し、それぞれの溝の中心位置は((2π/αP)・m0,・・・,(2π/αP)・mβ−1)となるか、または、((2π/αP)・m0+(π/αP)),・・・,((2π/αP)・mβ−1+(π/αP))となる。
しかし、この溝により新たにαγP山成分(αγは自然数かつαγ≠α1 )が発生する可能性がある。特にα1が2以上のとき、αγ=1 の成分は極数と同数の成分であるため、たとえ回転子3の起磁力分布が基本波のみで構成されていたとしても、少なからず発生するため、少なくともαγ=1の成分すなわちP山成分の発生は抑制する必要がある。
ある溝が発生させるコギングトルクP山成分は、(9)式のα*=1の成分であるので(19)式で表すことができる。
0からP−1までのいずれかの値をとるα1−1個の整数をλ1,λ2,・・・,λα1−1とし、この溝から[(2π/α1P)+(2π/P)λ1](rad),[(2π/α1P)・2+(2π/P)λ2](rad),・・・,[(2π/α1P)・(α1−1)+(2π/P)λα1−1](rad)離れた位置にそれぞれ同じ大きさの溝を1つずつ設けたときのそれぞれのコギングトルクP山成分は、(20)式で表される。
すなわち、溝により新たに別調波のコギングトルクが発生することを抑制できる。
上記の説明で導き出したα1個の溝の位置を以降、「180度低減位置」と呼ぶ。
なお、(19)式、(20)式で表されるα1個の溝の組み合わせは、n組(nは1からPまでの自然数)作ることができる。つまりnα1個の溝でqα1P山成分(qは2以上の整数)以外の発生を抑制することができる。
回転子の回転方向に関し、電機子鉄心の突極の対抗面上において、電機子のコイルに対して、0からP−1までのいずれかの値をとるnα個の整数(nは1からPまでの自然数)をm10,・・・,m1(α−1),・・・,mn0,・・・,mn(α−1)とするとき、その溝の個数はnα個存在し、それぞれの溝の中心位置が(2π/αP)・(0+αm10),・・・,(2π/αP){(α−1)+αm1(α−1)},・・・,(2π/αP)・(0+αmn0),・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}となるnα個の溝から成り立つか、または、(2π/αP)・(0+αm10)+(π/αP),・・・,(2π/αP){(α−1)+αm1(α−1)}+(π/αP),・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)+(π/αP),・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}+(π/αP)となるnα個の溝から成り立つ。
大量生産される回転電機の電機子鉄心は、電磁鋼板を金型とプレス機械で所望の形状に打ち抜き、それらを積層して製作され、電磁鋼板の板厚は0.5mmまたは0.3mmであることが多い。一般にプレス金型による打ち抜き加工において板厚以下の寸法をコントロールすることは難しいとされているので、上記寸法の溝加工はばらつきが大きくなると考えられる。
特許文献1の発明では、溝により発生するコギングトルクが、元来あるコギングトルクの位相に対して180度ずれているため、溝寸法のばらつきによる影響が、コギングトルクの総量に直結する。例えば、溝加工寸法が大きい側に振れたとき、溝によるコギングトルクの振幅が、元来あるコギングトルクの振幅を上回り、元来あるコギングトルクとは逆位相のコギングトルクが発生してしまう。
(16)式および(18)式は、磁気異方性に起因するコギングトルクを、溝1箇所で相殺する場合の必要十分条件であり、このとき溝に起因するコギングトルクのα1P山成分T* α1(θ)は、(24)式で表される。
ここで、ベクトルaに対してそれぞれ+ζ(rad)、−ζ(rad)離れたベクトルb、cを考える。ベクトルb、cのベクトルの和は、ベクトルaと同一の方向を向く。
ここで、ζはずらし角度であり、実数である。
これらを数式で表せば次のようになる。ベクトルb、cに対応するコギングトルクをそれぞれT* bα1(θ)、T* cα1(θ)とすると、T* bα1(θ)、T* cα1(θ)およびこれらの和T* bα1(θ)+T* cα1(θ)は(27)式から(29)式のように表される。
すなわち、α1P箇所の180度低減候補位置からβ個(βはα1P以下の自然数)の箇所を選んで、同じ寸法のβ個の溝でコギングトルクのα1P山成分を相殺できるとき、それらの溝の位置に対してそれぞれ+方向、−方向にそれぞれζ/α1P(rad)ずらした2β箇所の位置に、(30)式を満たす寸法の溝を設ければ、180度低減候補位置における溝の2倍の溝で、同等の効果を得ることができる。
なお、上記で表される2α1個の溝の組み合わせは、あるζに対してn組(nは1からPまでの自然数)作ることができる。つまり2nα1個の溝でqα1P山成分(qは2以上の整数)以外の発生を抑制することができる。なお、図10ではα1を4としている。
B群、C群はそれぞれα1個の溝で構成され、それらの位置は、180度低減位置よりも図10上ではそれぞれ+π/3(rad)、−π/3(rad)ずれている。
図10の円一周は(2π/α1P)(rad)に相当するので、実際の溝の位置は180度低減位置よりもそれぞれ+(π/3α1P)(rad)、−(π/3α1P)(rad)ずれている。
図11に例として、P=10、α1=2、S=12のときのB群、C群の溝加工の候補位置を示す。
図11において、●と■と○と□をそれぞれ同じ数ずつ選択することで磁気異方性に起因するコギングトルク山成分を低減でき、かつ設けた溝によるqα1P山成分以外のコギングトルクは発生しない。
突極当たりの溝数を同一にしたのは、3相交流の作り出す回転磁界にアンバランスができトルクリップルが生じるのを避けるためである。また、スロットに近い加工位置を避けたのは、溝の効果を安定させるためである。
回転子の回転方向に関し、電機子鉄心の突極の対抗面上において、電機子のコイルに対して、ある自然数をαとし、0からαP−1までのいずれかの値をとる2β個の整数(βは1からαPまでの自然数)をm0,・・・,mβ−1, λ0,・・・,λβ−1とし、ある実数ζが0<ζ<π/2を満たすとき、その個数は2β個存在し、それぞれの溝の中心位置が((2π/αP)・ λ0+ζ/αP),・・・,((2π/αP)・ λβ−1+ζ/αP)となるβ個の溝と、((2π/αP)・ m0−ζ/αP),・・・,((2π/αP)・ mβ−1−ζ/αP)となるβ個の溝とから成り立つか、または、((2π/αP)・ λ0+ζ/αP+π/αP),・・・,((2π/αP)・ λβ−1+ζ/αP+π/αP)となるβ個の溝と((2π/αP)・ m0−ζ/αP+π/αP),・・・,((2π/αP)・ mβ−1−ζ/αP+π/αP)となるβ個の溝とから成り立つ。
回転子の回転方向に関し、電機子鉄心の突極の対抗面上において、電機子のコイルに対して、ある自然数をαとし、0からP−1までのいずれかの値をとる2nα個の整数(nは1からPまでのいずれかの自然数)をm10,・・・,m1(α−1),・・・,mn0,・・・,mn(α−1),λ10,・・・,λ1(α−1),・・・,λn0,・・・,λn(α−1)とし、ある実数ζが0<ζ<π/2を満たすとき、その個数は2nα個存在し、それぞれの溝の中心位置が(2π/αP)・(0+αλ10)+ζ/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αλ1(α−1)}+ζ/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αλn0)+ζ/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αλn(α−1)}+ζ/αPとなるnα個の溝と(2π/αP)・(0+αm10)−ζ/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αm1(α−1)}−ζ/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)−ζ/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}−ζ/αPとなるnα個の溝とから成り立つか、または、(2π/αP)・(0+αλ10)+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αλ1(α−1)}+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αλn0)+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αλn(α−1)}+ζ/αP+π/αPとなるnα個の溝と(2π/αP)・(0+αm10)−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αm1(α−1)}−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}−ζ/αP+π/αPとなるnα個の溝とから成り立つ。
また、2つの溝で磁気異方性に起因するコギングトルクを低減する溝加工を回転電機に適用すれば、溝による新たな別調波のコギングトルクの発生を抑制することができる。
さらに、溝の寸法を小さくすることなく溝の数を増やすために、磁気異方性に起因するコギングトルクを低減する溝によるコギングトルクとベクトル的に同一となる2つの溝を設ける溝加工を回転電機に適用すれば、溝の寸法誤差や溝加工のばらつきによる低減効果のばらつきを抑制することができる。
さらに、以上のように実施の形態1の回転電機では、回転電機の小型化を図ることができると共に、生産工程の簡素化を図ることができる。
実施の形態1の回転電機では、磁気異方性に起因するコギングトルクを低減する溝の寸法を小さくすることなく溝の数を増やすために、ベクトル的に同一となる2つの溝を設ける溝加工において、ずらし角度ζをπ/3の場合の例を説明した。実施の形態2では、ずらし角度ζを0<ζ<π/3としたものである。
本実施の形態2では、その制約をなくし、溝加工位置を±(π/3α1P)(rad)からずらすことで、2α1P山の発生を抑制することを目的とする。特に、本実施の形態2では、溝加工位置を(π/3α1P)(rad)から狭めることを検討する。なお、図13ではα1を4としている。
つまり180度低減位置よりB群は−(π/4α1P)(rad)、C群は+(π/4α1P)(rad)ずらすことで、2α1P山成分が相殺される。ここで、図13(a)のようにB、C群の溝の大きさを実施の形態1の図10と同様に同じ大きさにすると、B、C群の合成ベクトルの大きさは、A群のものより大きくなってしまう。そこで、図13(b)のように実施の形態1よりも溝加工寸法を小さくすることで、α1P山成分を低減し、さらに次の次数である2α1P山の発生を抑制できる溝配置が実現する。
さらに、溝の寸法を小さくすることなく溝の数を増やすることができ、溝の寸法誤差や溝加工のばらつきによる低減効果のばらつきを抑制できる。
実施の形態1の回転電機では、磁気異方性に起因するコギングトルクを低減する溝の寸法を小さくすることなく溝の数を増やすために、ベクトル的に同一となる2つの溝を設ける溝加工において、ずらし角度ζをπ/3とし、実施の形態2ではずらし角度ζを0<ζ<π/3とした。実施の形態3の回転電機は、ずらし角度ζをπ/3<ζ<π/2とし、溝数を2倍以上としたものである。
B郡、C群の溝加工位置が±(π/3α1P)(rad)よりさらに広がる方向に移動させることで、溝寸法を変えずに溝数を2n*α1(n*=1,2,・・・,P)倍にできる。なお、図14ではα1を4としている。
このときの加工位置を±(ζ*/α1P)(rad)とすると、B群、C群の溝によるコギングトルクα1P山成分は(37)式から(39)式で表される。
dα1P =b* α1P
である。この条件の元で、(39)式の右辺がA群の合成ベクトルと等しくなる必要十分条件は、(40)式で表される。(41)式の通りとなる。
さらに、溝の寸法を小さくすることなく溝の数を2倍以上に増やすることができ、溝の寸法誤差や溝加工のばらつきによる低減効果のばらつきを抑制できる。
7 スロット、8 回転子シャフト。
Claims (8)
- 複数の突極に巻回された複数のコイルに順次通電することにより回転磁界が得られるように構成された磁気異方性を有する電機子鉄心と、前記電機子鉄心と空隙を介して対向配置されたP極(Pは正の2の倍数)の磁極を有し、前記電機子鉄心の電機子との間に生じる電磁力によりトルクが発生するように構成された界磁を有する回転子を備えた回転電機において、
前記電機子鉄心の磁気異方性に起因する第1のコギングトルクを低減するために前記電機子鉄心の突極上に溝を設ける場合、
低減対象の前記第1のコギングトルクの脈動回数をαP(αは自然数)とすると、
前記第1のコギングトルクを低減する第2のコギングトルクを発生させる溝の位置は、前記電機子鉄心の突極上の前記Pと前記αから求められる回転電機。 - 前記第2のコギングトルクを発生させる溝は、
前記回転子の回転方向に関し、前記電機子鉄心の突極の対抗面上において、前記電機子のコイルに対して鎖交方向の透磁率が最大となる位置を0radとし、0からαP−1までのいずれかの値をとるβ個の整数(βは1からαPまでの自然数)をm0,・・・,mβ−1とするとき、前記溝の個数はβ個存在し、それぞれの前記溝の中心位置は(2π/αP)・m0,・・・,(2π/αP)・mβ−1となるβ個の溝から成り立つか、
または、((2π/αP)・m0+(π/αP)),・・・,((2π/αP)・mβ−1+(π/αP))となるβ個の溝から成り立つ請求項1に記載の回転電機。 - 前記第2のコギングトルクを発生させる溝は、
前記回転子の回転方向に関し、前記電機子鉄心の突極の対抗面上において、前記電機子のコイルに対して鎖交方向の透磁率が最大となる位置を0radとし、0からP−1までのいずれかの値をとるnα個の整数(nは1からPまでの自然数)をm10,・・・,m1(α−1),・・・,mn0,・・・,mn(α−1)とするとき、前記溝の個数はnα個存在し、それぞれの前記溝の中心位置が(2π/αP)・(0+αm10),・・・,(2π/αP){(α−1)+αm1(α−1)},・・・,(2π/αP)・(0+αmn0),・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}となるnα個の溝から成り立つか、
または、(2π/αP)・(0+αm10)+(π/αP),・・・,(2π/αP){(α−1)+αm1(α−1)}+(π/αP),・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)+(π/αP),・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}+(π/αP)となるnα個の溝から成り立つ請求項1に記載の回転電機。 - 前記第2のコギングトルクを発生させる溝は、
前記回転子の回転方向に関し、前記電機子鉄心の突極の対抗面上において、前記電機子のコイルに対して鎖交方向の透磁率が最大となる位置を0radとし、0からαP−1までのいずれかの値をとる2β個の整数(βは1からαPまでの自然数)をm0,・・・,mβ−1, λ0,・・・,λβ−1とし、ある実数ζが0<ζ<π/2を満たすとき、前記溝の個数は2β個存在し、それぞれの前記溝の中心位置が((2π/αP)・ λ0+ζ/αP),・・・,((2π/αP)・ λβ−1+ζ/αP)となるβ個の溝と((2π/αP)・ m0−ζ/αP),・・・,((2π/αP)・ mβ−1−ζ/αP)となるβ個の溝とから成り立つか、
または、((2π/αP)・ λ0+ζ/αP+π/αP),・・・,((2π/αP)・ λβ−1+ζ/αP+π/αP)となるβ個の溝と((2π/αP)・ m0−ζ/αP+π/αP),・・・,((2π/αP)・ mβ−1−ζ/αP+π/αP)となるβ個の溝とから成り立つ請求項1に記載の回転電機。 - 前記第2のコギングトルクを発生させる溝は、
前記回転子の回転方向に関し、前記電機子鉄心の突極の対抗面上において、前記電機子のコイルに対して鎖交方向の透磁率が最大となる位置を0radとし、0からP−1までのいずれかの値をとる2nα個の整数(nは1からPまでのいずれかの自然数)をm10,・・・,m1(α−1),・・・,mn0,・・・,mn(α−1),λ10,・・・,λ1(α−1),・・・,λn0,・・・,λn(α−1)とし、ある実数ζが0<ζ<π/2を満たすとき、前記溝の個数は2nα個存在し、それぞれの前記溝の中心位置が(2π/αP)・(0+αλ10)+ζ/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αλ1(α−1)}+ζ/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αλn0)+ζ/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αλn(α−1)}+ζ/αPとなるnα個の溝と(2π/αP)・(0+αm10)−ζ/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αm1(α−1)}−ζ/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)−ζ/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}−ζ/αPとなるnα個の溝とから成り立つか、
または、(2π/αP)・(0+αλ10)+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αλ1(α−1)}+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αλn0)+ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αλn(α−1)}+ζ/αP+π/αPとなるnα個の溝と(2π/αP)・(0+αm10)−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・{(α−1)+αm1(α−1)}−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP)・(0+αmn0)−ζ/αP+π/αP,・・・,(2π/αP){(α−1)+αmn(α−1)}−ζ/αP+π/αPとなるnα個の溝とから成り立つ請求項1に記載の回転電機。 - 前記ζは、ζ=π/3である請求項4または請求項5に記載の回転電機。
- 前記ζは、0<ζ<π/3である請求項4または請求項5に記載の回転電機。
- 前記ζは、π/3<ζ<π/2である請求項4または請求項5に記載の回転電機。
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- 2013-11-13 JP JP2013234521A patent/JP6113058B2/ja active Active
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