[go: up one dir, main page]

JP2015095541A - サージ保護装置 - Google Patents

サージ保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015095541A
JP2015095541A JP2013233830A JP2013233830A JP2015095541A JP 2015095541 A JP2015095541 A JP 2015095541A JP 2013233830 A JP2013233830 A JP 2013233830A JP 2013233830 A JP2013233830 A JP 2013233830A JP 2015095541 A JP2015095541 A JP 2015095541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
surge protection
diffusion region
supply terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013233830A
Other languages
English (en)
Inventor
勇介 下垣
Yusuke Shimogaki
勇介 下垣
黒田 啓介
Keisuke Kuroda
啓介 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013233830A priority Critical patent/JP2015095541A/ja
Publication of JP2015095541A publication Critical patent/JP2015095541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】入出力端子に負電圧が印加され続けても、電流が流れ続けることを防止することができ、チップ面積の増大を伴うことなく、高いサージ耐量を確保できるサージ保護装置を実現する。
【解決手段】サージ保護装置10は、第1の拡散領域、ゲート、及びバックゲートが、入出力端子104に接続されたNチャンネル型の低耐圧MOSトランジスタ11と、カソードが、低耐圧MOSトランジスタ11の第2の拡散領域に接続され、かつ、アノードが負の電源端子103に接続された第1の高耐圧ダイオード12とを備えている。
【選択図】図1

Description

本開示は、入出力端子に負電圧が印加され続けても、電流が流れ続けることを防止することができ、チップ面積の増大を伴うことなく、高いサージ耐量を確保できるサージ保護装置に関する。
車載用途として使用される電装部品、例えば半導体装置若しくは半導体集積回路(以下、「IC(Integrated Circuit)」ともいう)において、その電源端子は、高電圧(例えば、約12V)の車載用のバッテリーに接続される。一方、一般的に、上記ICの内部は半導体素子から構成されるため、TTL(Transistor-Transistor Logic)レベルやCMOS(Complementary MOS)レベル等に適切な単一電圧(例えば、約5V)も使用される。このような車載に使用されるICの内部回路では、上記の車載用のバッテリー電圧から単一電圧に降圧した電圧をICの内部回路の電源電圧として使用している。
このように、車載用途に使用されるICは、外部の車載用のバッテリーから供給される電圧に使用される半導体素子(以下、「高耐圧半導体素子」ともいう)と、内部の回路でTTLレベル等に使用される、すなわち上記の単一電圧に使用される半導体素子(以下、「低耐圧半導体素子」ともいう)とから構成される。高耐圧半導体素子としては、例えば高耐圧MOSトランジスタ、高耐圧ダイオード等がある。また、低耐圧半導体素子としては、低耐圧MOSトランジスタ等がある。
車載部品等に使用される従来のICのサージ保護装置として、図7に示すような回路が知られている(特許文献1参照)。
図7において、IC60は、正の電源端子602と、負の電源端子603と、少なくとも1つの入出力端子604とを備える。正の電源端子602には、直流電源601の正極端子が接続され、負の電源端子603には、直流電源601の負極端子が接続される。入出力端子604と負の電源端子603との間には、第1の高耐圧ダイオード62が接続される。正の電源端子602と入出力端子604との間には、第2の高耐圧ダイオード63が接続される。第1及び第2の高耐圧ダイオード62,63は、内部回路606にあるトランジスタ(図示しない)の寄生ダイオード等を用いることがある。
一方、正の電源端子602と負の電源端子603との間には、Nch(Nチャンネル)型の高耐圧MOSトランジスタ64が接続される。なお、入出力端子604は、内部回路606への入力信号が印加される端子であり、又は、内部回路606からの信号が出力される端子である。64Bは、高耐圧MOSトランジスタ64の寄生ダイオードを示している。
次に、図7のサージ保護回路の動作を説明する。
入出力端子604に印加される入力電圧が電源電圧の範囲内にあるときは、第1の高耐圧ダイオード62、及び第2の高耐圧ダイオード63は、カットオフしている状態にあり、これらのダイオードは共に高インピーダンスとなっている。このため、サージ保護回路は動作せず、入出力端子604に印加された入力電圧がそのまま内部回路606に供給され、通常の信号処理が行われる。
一方、何らかの理由により、入出力端子604に電源電圧の範囲を超える負の電圧が印加されると、第1の高耐圧ダイオード62が導通し、負の電源端子603の電圧から順方向ダイオード電圧(約0.7V)低い値に、入出力端子604の電圧がクランプされる。
また、入出力端子604に電源電圧の範囲を超える正の高電圧が印加されると、第2の高耐圧ダイオード63が導通し、正の電源端子602の電圧を上昇させる。そして、正の電源端子602の電圧が、高耐圧MOSトランジスタ64のしきい値電圧に達すると、高耐圧MOSトランジスタ64は、正の電源端子602と負の電源端子603との間に放電経路を形成し、高耐圧MOSトランジスタ64の寄生ダイード64Bにより入出力端子604の電圧をクランプする。これにより、内部回路606の破壊を防止することができる。
特開平3−27566号公報
しかしながら、従来のサージ保護回路は、入出力端子604に負電圧が長時間印加された場合、第1の高耐圧ダイオード62が順方向にバイアスされて電流が流れ続けることによって、例えば第1の高耐圧ダイオード62やその周辺の配線等が過剰発熱し、ICが破壊するといった課題があった。
ここで、外乱によるサージ電圧(又は電流)のパルスが印加される時間(ICに入力される時間)は、約数psecの短時間から約1msecの長時間にわたるものまである。特に、負のサージ電圧が長時間印加された場合、第1の高耐圧ダイオード62の耐圧を超えて破壊してしまい、サージを放電する経路が断たれて内部回路を保護することができないという課題があった。
また、一般に、車載用のバッテリーから供給される電圧に使用される高耐圧の半導体素子は、その電圧に耐えるようにするため、TTLレベル等の低耐圧の半導体素子に比べて素子の面積を大きくしなければならず、半導体チップの面積が増大するという課題があった。加えて、チップ面積の増大により電源配線が長くなると、電源配線インピーダンスが大きくなり、その結果、例えば高耐圧の半導体素子で構成されるサージ保護回路を1か所に配置すると、サージ保護回路との距離が短いパッドからのサージには保護効果が十分に作用する一方で、サージ保護回路から距離が離れたパッドからのサージにはサージ保護効果が減少するといった課題があった。
さらに、車載用途のICでは、例えば、ICの入出力端子の最大定格が−10V以上を要求されるため、図7に示す従来技術では約−0.7V以上のDC電圧では使用できない課題もあった。
そこで、本開示は、従来のこのような課題を解決して、入出力端子に負電圧が長時間印加されても、電流が流れることで発生する過剰発熱を防止でき、チップ面積の増大を伴うことなく、高いサージ耐量を確保できるサージ保護装置を提供するとともに、車載用部品に要求される定格を担保することを目的としている。
本開示の一態様では、第1の電源端子と、前記第1の電源端子よりも低い電源電圧を受ける第2の電源端子との間に接続された内部回路の入出力端子に接続されたサージ保護装置において、第1の拡散領域、ゲート、及びバックゲートが、前記入出力端子に接続されたNチャンネル型の第1のトランジスタと、カソードが、前記第1のトランジスタの第2の拡散領域に接続され、かつ、アノードが前記第2の電源端子に接続された第1のダイオードとを備えている。
本態様によると、入出力端子と第2の電源端子との間において、第1のトランジスタと第1のダイオードとが直列に接続されている。通常動作時において、第1のトランジスタは、第1の拡散領域−第2の拡散領域間に電圧降下がなく、OFFトランジスタとして働く。一方、入出力端子に負のサージ電圧が印加されたとき、すなわち第1のトランジスタのドレイン−ソース間にしきい値電圧以上の電圧が印加されたとき、第1のトランジスタはON状態になる。これにより、入出力端子に高電圧が印加されることを防止することができるため、内部回路が高電圧によって過剰発熱することを防止できる。また、入出力端子に負電圧が印加されたとき、すなわち第1のトランジスタのドレイン−ソース間にしきい値電圧未満の負電圧が印加されたとき、第1のトランジスタはOFF状態である。すなわち、入出力端子に負電圧が長時間印加された場合でも、電流が流れることで発生する半導体装置の過剰発熱を防止することができる。
以上のような本開示のサージ保護装置によれば、半導体装置のチップ面積を増大させることなく、入出力端子に負電圧が長時間印加された場合でも、半導体装置の過剰発熱を防止することができる。
第1の実施例のサージ保護装置である。 サージ保護回路の断面図である。 第2の実施例のサージ保護装置である。 第3の実施例のサージ保護装置である。 第4の実施例のサージ保護装置である。 サージ保護装置のレイアウトの概念図である。 従来のサージ保護装置である。
本開示に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施例1]
図1に、本開示に係るサージ保護装置の第1の実施例を示す。
内部回路106は、直流電源101の正極端子(電源電圧はVDD)に接続された第1の電源端子としての正の電源端子102と、直流電源101の負極端子(接地電圧はVSS)に接続された第2の電源端子としての負の電源端子103との間に設けられており、半導体素子や受動素子等によって構成されている。また、内部回路106は、少なくとも1つの入出力端子と接続されている。本開示において、入出力端子とは、内部回路106への入力信号が印加される端子であり、又は、内部回路106からの信号が出力される端子である。又は、入出力端子は、内部回路106への入力信号の印加と、内部回路106からの信号出力とが選択的に実施される端子である。なお、図1では、入出力端子として、入出力端子104を代表して図示している。
サージ保護装置10は、正の電源端子102と入出力端子104との間に設けられた第2のダイオードとしての第2の高耐圧ダイオード13と、入出力端子104と負の電源端子103との間に設けられた負電圧対策適用のサージ保護回路105と、正の電源端子102と負の電源端子103との間に設けられたVDD−VSS間保護用のサージ保護回路107とを備えている。
サージ保護回路105は、第1のトランジスタとしてのNch型の低耐圧MOSトランジスタ11と、第1のダイオードとしての第1の高耐圧ダイオード12とを備えている。低耐圧MOSトランジスタ11は、第1の拡散領域としてのソース、ゲート及びバックゲートが入出力端子104に接続され、第2の拡散領域としてのドレインが第1の高耐圧ダイオード12のカソードに接続されている。第1の高耐圧ダイオード12のアノードは負の電源端子103に接続されている。11Bは、低耐圧MOSトランジスタ11の寄生ダイオードを示している。
サージ保護回路107は、第2のトランジスタとしてのNch型の高耐圧MOSトランジスタ14を備えている。高耐圧MOSトランジスタ14は、第1の拡散領域としてのソース、ゲート及びバックゲートが負の電源端子103に接続され、第2の拡散領域としてのドレインが正の電源端子102に接続されている。14Bは、高耐圧MOSトランジスタ14の寄生ダイオードを示している。
なお、本開示において、高耐圧の半導体素子(例えば、高耐圧ダイオード、高耐圧MOSトランジスタ等)とは、高電源電圧(例えば、約12V)に使用される素子を指すものとする。また、低耐圧の半導体素子(例えば、低耐圧ダイオード、低耐圧MOSトランジスタ等)とは、例えば、上記の高電源電圧から降圧した単一電源電圧(例えば、約5V)に使用される素子を指すものとする。
入出力端子104に電源電圧の範囲内(電源電圧VDD以下であり、かつ、接地電圧VSS以上)の正電圧(以下単に正電圧ともいう)が印加された場合、すなわち正常動作時におけるサージ保護装置10の動作について詳細に説明する。
入出力端子104に正電圧が印加された場合、第1の高耐圧ダイオード12は、逆方向バイアス状態となり、電流が遮断される。低耐圧MOSトランジスタ11のドレイン−ソース間の電圧は、寄生ダイオード11Bにより順方向ダイオード電圧(例えば0.7V)にクランプされる。そのため、入出力端子104と第1の高耐圧ダイオード12の間の電圧降下は、ほとんど無視することができる値である。したがって、低耐圧MOSトランジスタ11の有無にかかわらず、サージ保護回路105が内部回路106の動作に影響を与えることはない。
図1の構成において、入出力端子104に負のサージ電圧が長時間印加される場合の動作について詳細に説明する。
外部からの負のサージにより、低耐圧MOSトランジスタ11のドレイン−ソース間の電圧がしきい値電圧に達すると、低耐圧MOSトランジスタ11が放電経路を形成する。これにより、入出力端子104と第1の高耐圧ダイオード12のカソードとの間が低インピーダンスになる。この状態で、第1の高耐圧ダイオード12が導通するため、入出力端子104の電圧は、負の電源端子103の電圧(VSS)から、順方向ダイオード電圧(約0.7V)低い値にクランプされる。すなわち、入出力端子104に負の高電圧が印加されることを防止することができる。これにより、内部回路106が負の高電圧によって過剰発熱することを防止できる。
次に、図1の構成において、入出力端子104に正のサージ電圧が長時間印加される場合の動作について詳細に説明する。
外部からの正のサージにより、電源電圧VDDの範囲を超える正の高電圧が印加されると第2の高耐圧ダイオード13が導通し、正の電源端子102の電圧を上昇させる。そして、正の電源端子102の電圧が高耐圧MOSトランジスタ14のしきい値電圧に達すると、高耐圧MOSトランジスタ14により正の電源端子102と負の電源端子103との間に放電経路が形成され、正の電源端子102と負の電源端子103との間が低インピーダンスになる。すなわち、正の電源端子102と負の電源端子103との間に正の高電圧が印加されることを防止することができる。これにより、入出力端子104に印加された正の高電圧による内部回路106の過剰発熱が防止される。
次に、低耐圧MOSトランジスタ11のドレイン−ソース間の電圧が耐圧未満となるような負電圧(以下、単に負電圧ともいう)が、入出力端子104に印加されたときの低耐圧MOSトランジスタ11について詳細に説明する。このとき、入出力端子104と電源電圧VDDとの間、及び入出力端子104と接地電位VSSと間にダイオードが順方向で接続される経路がないため、低耐圧MOSトランジスタ11に電流が流れることはない。そして、低耐圧MOSトランジスタ11のドレイン−ソース間の耐圧は任意に設定することが可能である。つまり、車載部品に要求される10V以上の電圧が入力されても第1の高耐圧ダイオード12は破壊を起こさず、最大定格を担保することができる。
また、本態様では、低耐圧MOSトランジスタ11が1つの例を示したが、この低耐圧MOSトランジスタを複数個、直列及び/又は並列に接続してもよい。
図2にサージ保護回路105(低耐圧MOSトランジスタ11と第1の高耐圧ダイオード12)の断面図を示す。P型半導体基板214上に、N型拡散層206があり、その上に第1のP型半導体領域205Aと第2のP型半導体領域205Bが形成されている。P型半導体基板214とN型拡散層206との間における低耐圧MOSトランジスタ11及び第1の高耐圧ダイオード12の下には、それぞれ高濃度のN型拡散領域207が形成されている。低耐圧MOSトランジスタ11は、第1のP型半導体領域205Aに形成され、第1の高耐圧ダイオード12は、第2のP型半導体領域205Bに形成されている。
低耐圧MOSトランジスタ11は、第1の拡散領域としてのN型拡散領域201と、第2の拡散領域としてのN型拡散領域202とを備えている。そして、N型拡散領域201とN型拡散領域202とを跨いでゲート210が形成される。これにより、第1のP型半導体領域205A、N型拡散領域201及びゲート210が接続される。ここで、N型拡散領域201はソースとして機能し、N型拡散領域202はドレインとして機能する。そして、N型拡散領域201には、ソース電極209を形成し、N型拡散領域202には、ドレイン電極211を形成する。入出力端子104は、低耐圧MOSトランジスタ11のゲート210、バックゲート電極208及びソース電極209に接続されている。
第2のP型半導体領域205Bは、N型拡散領域204と、そのN型拡散領域204の中に形成された高濃度のN型カソード領域203とを備えている。さらに、第2のP型半導体領域205Bは、N型拡散領域204から離れた位置に、高濃度のP型アノード領域215を備えている。そして、N型カソード領域203には、第1の高耐圧ダイオード12のカソード電極212を形成し、P型アノード領域215には、第1の高耐圧ダイオード12のアノード電極213を形成する。第1の高耐圧ダイオード12のカソード電極212は低耐圧MOSトランジスタ11のドレイン電極211と接続され、第1の高耐圧ダイオード12のアノード電極213は負の電源端子103に接続されている。
上述のように、低耐圧MOSトランジスタ11は、通常動作時において、ドレイン−ソース間に電圧降下がなく、OFFトランジスタとして働く一方、サージ電圧の印加時にのみ、しきい値電圧以上でON状態になる。このため、低耐圧MOSトランジスタ11のしきい値電圧は低い電圧でよく、ドレイン−ソース間に高耐圧化のための拡散領域を設ける必要がない。したがって、チップ面積の大きな増大を伴わずにサージ耐量を維持することができる。
[実施例2]
図3に、本開示に係るサージ保護装置の第2の実施例を示す。
本実施例では、サージ保護装置10は、正の電源端子102と負の電源端子103との間にサージ保護回路108を備えている。
サージ保護回路108は、第2のトランジスタとしてのPch(Pチャンネル)型の高耐圧MOSトランジスタ15を備えている。高耐圧MOSトランジスタ15は、第2の拡散領域としてのドレインが負の電源端子103に接続され、第1の拡散領域としてのソース、ゲート及びバックゲートが正の電源端子102に接続されている。15Bは、高耐圧MOSトランジスタ15の寄生ダイオードを示している。
このように構成することにより、外部からの正のサージにより、電源電圧VDDの範囲を超える正の高電圧が印加された場合においても、高耐圧MOSトランジスタ15のしきい値電圧に達すると、正の電源端子102と負の電源端子103との間に放電経路が形成され、正の電源端子102と負の電源端子103との間が低インピーダンスになる。すなわち、入出力端子104の電圧をクランプするVDD−VSS間(正の電源端子102−負の電源端子103間)のサージ保護回路を形成することができる。なお、入出力端子104に負のサージ電圧が長時間印加される場合の動作については、実施例1と同一又は類似である。
[実施例3]
図4に、本開示に係るサージ保護装置の第3の実施例を示す。
本実施例では、サージ保護装置10は、正の電源端子102と負の電源端子103との間にサージ保護回路109を備えている。
サージ保護回路109は、Nch型の高耐圧MOSトランジスタ14と、高耐圧MOSトランジスタ14のゲート−ソース間に設けられた抵抗素子16とを備えている。高耐圧MOSトランジスタ14は、ドレインが正の電源端子102に接続され、ソース及びバックゲートが負の電源端子103に接続されている。
このように構成することにより、高耐圧MOSトランジスタ14のドレイン−ソース間電圧がしきい値電圧以上になったとき、図1の構成に比べてゲートーソース間電圧を大きくすることができる。そのため、サージ保護回路109は、図1の構成と比較して、より大きい電流を流すVDD−VSS間(正の電源端子102−負の電源端子103間)のサージ保護を実現することができる。
[実施例4]
図5に、本開示に係るサージ保護装置の第4の実施例を示す。
本実施例では、サージ保護装置10は、正の電源端子102と負の電源端子103の間にサージ保護回路110を備えている。
サージ保護回路110は、Pch型の高耐圧MOSトランジスタ15と、高耐圧MOSトランジスタ15のゲート−ソース間に設けられた抵抗素子17とを備えている。高耐圧MOSトランジスタ15は、ドレインが負の電源端子103に接続され、ソース及びバックゲートが正の電源端子102に接続されている。
このように構成することにより、高耐圧MOSトランジスタ15のドレイン−ソース間の電圧がしきい値電圧以上になったとき、図3の構成に比べてゲート−ソース間電圧を大きくすることができる。そのため、サージ保護回路110は、図3の構成と比較して、より大きい電流を流すVDD−VSS間(正の電源端子102−負の電源端子103間)のサージ保護を実現することができる。
なお、上述の各実施例において、入出力端子104に印加される直流負電圧の大きさに応じて、入出力端子104と第1の高耐圧ダイオード12のカソードとの間において、低耐圧MOSトランジスタ11を2個以上の直列接続をすることにより、ドレイン−ソース間の耐圧を2倍以上に大きくしてもかまわない。
[実施例5]
図6に上述の実施例1〜4におけるサージ保護装置の第5の実施例を示す。
本実施例は、サージ保護装置、パッド、内部回路を有する半導体装置(例えば、IC)のレイアウトの一例である。
半導体装置は、正の電源端子102に接続されるパッドPAD1と、入出力端子104に接続されるパッドPAD2と、負の電源端子103に接続されるパッドPAD3とを備えている。入出力端子104近傍には、第2の高耐圧ダイオード13と、負電圧対策適用のサージ保護回路105とがレイアウトされている。また、ICの内部には内部回路106がレイアウトされている。正の電源端子102と負の電源端子103との間にはVDD−VSS間保護用のサージ保護回路107が複数個(図6では3個)設けられている。
ここで、半導体装置上に配置された各サージ保護回路107と上記の各パッドPAD1〜PAD3との間を接続する配線は、そのインピーダンスができる限り最小になるように配線する。これにより、各パッドPAD1〜PAD3からのサージが入力されると、各パッドPAD1〜PAD3と各サージ保護回路107のゲート端子との間のインピーダンスが最小になる。これにより、配線による電圧降下が最小となり、サージ保護回路107のゲート端子が動作するのに十分な電圧が印加されて、保護効果をより有効に発揮することができる。
なお、図6では、代表して3つのパッドPAD1〜PAD3のみを図示しているが、通常、半導体装置(IC)にはより多くのパッドと、回路(内部回路等)が含まれる。また、図6において、サージ保護回路107に代えて、サージ保護回路108,109,110を用いても、同一又は類似の効果が得られる。
(その他の実施例)
以上、本出願において開示する技術の例示として、実施例を説明した。しかしながら本開示における技術はこれに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施例にも適用可能である。以下、その他の実施例を例示する。
例えば、図1において、VDD−VSS間保護用のサージ保護回路107は、省いてもかまわない。ただし、VDD−VSS間を保護する目的を有する場合、サージ保護回路107があった方が好ましい。
同様に、図3〜図5において、VDD−VSS間保護用のサージ保護回路108,109,110はそれぞれ省いてもかまわない。ただし、VDD−VSS間を保護する目的を有する場合、サージ保護回路108,109,110があった方が好ましい。
また、図1において、第2の高耐圧ダイオード13およびサージ保護回路107は、省いてもかまわない。ただし、正のサージ電圧を保護する目的を有する場合、第2の高耐圧ダイオード13およびサージ保護回路107があった方が好ましい。
また、図1において、サージ保護回路107の高耐圧MOSトランジスタ14に代えて低耐圧のMOSトランジスタを用いてもかまわない。ただし、VDD−VSS間のサージ保護能力を確保するためには、サージ保護回路107に高耐圧MOSトランジスタを用いた方が好ましい。
入出力端子に負電圧が長時間印加されても、過剰発熱を防止でき、半導体装置のチップ面積の増大を伴うことなく、高いサージ耐量を確保できるサージ保護回路を提供することができるため、車載用途の電装部品等の高電圧のバッテリー等に接続されて使用される半導体装置等に有用である。
10 サージ保護装置
11 低耐圧MOSトランジスタ(第1のトランジスタ)
12 第1の高耐圧ダイオード(第1のダイオード)
13 第2の高耐圧ダイオード(第2のダイオード)
14 高耐圧MOSトランジスタ(第2のトランジスタ)
15 高耐圧MOSトランジスタ(第2のトランジスタ)
16 抵抗素子
17 抵抗素子
102 正の電源端子(第1の電源端子)
103 負の電源端子(第2の電源端子)
104 入出力端子
106 内部回路

Claims (9)

  1. 第1の電源端子と、前記第1の電源端子よりも低い電源電圧を受ける第2の電源端子との間に接続された内部回路の入出力端子に接続されたサージ保護装置であって、
    第1の拡散領域、ゲート、及びバックゲートが、前記入出力端子に接続されたNチャンネル型の第1のトランジスタと、
    カソードが、前記第1のトランジスタの第2の拡散領域に接続され、かつ、アノードが前記第2の電源端子に接続された第1のダイオードとを備えている
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  2. 請求項1記載のサージ保護装置において、
    カソードが前記第1の電源端子に接続され、アノードが前記入出力端子に接続された第2のダイオードを備えている
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  3. 請求項2記載のサージ保護装置において、
    第1の拡散領域、ゲート及びバックゲートが前記第2の電源端子に接続され、かつ、第2の拡散領域が前記第1の電源端子に接続されたNチャンネル型の第2のトランジスタを備えている
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  4. 請求項2記載のサージ保護装置において、
    第2の拡散領域が前記第2の電源端子に接続され、かつ、第1の拡散領域、ゲート及びバックゲートが前記第1の電源端子に接続されたPチャンネル型の第2のトランジスタを備えている
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  5. 請求項3記載のサージ保護装置において、
    前記第2のトランジスタのゲートと第1の拡散領域との間に接続された抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  6. 請求項4記載のサージ保護装置において、
    前記第2のトランジスタのゲートと第1の拡散領域との間に接続された抵抗素子をさらに備える
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  7. 請求項3又は5に記載のサージ保護装置において、
    前記第1のトランジスタにおける前記第2の拡散領域と前記第1の拡散領域との間のしきい値電圧が、前記第2のトランジスタにおける前記第2の拡散領域と前記第1の拡散領域との間のしきい値電圧よりも低い
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  8. 請求項4又は6に記載のサージ保護装置において、
    前記第1のトランジスタにおける前記第2の拡散領域と前記第1の拡散領域との間のしきい値電圧が、前記第2のトランジスタにおける前記第2の拡散領域と前記第1の拡散領域との間のしきい値電圧よりも低い
    ことを特徴とするサージ保護装置。
  9. 請求項1記載のサージ保護装置において、
    前記第1の拡散領域はソースであり、前記第2の拡散領域はドレインである
    ことを特徴とするサージ保護装置。



JP2013233830A 2013-11-12 2013-11-12 サージ保護装置 Pending JP2015095541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013233830A JP2015095541A (ja) 2013-11-12 2013-11-12 サージ保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013233830A JP2015095541A (ja) 2013-11-12 2013-11-12 サージ保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015095541A true JP2015095541A (ja) 2015-05-18

Family

ID=53197755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013233830A Pending JP2015095541A (ja) 2013-11-12 2013-11-12 サージ保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015095541A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113035860A (zh) * 2019-12-24 2021-06-25 艾普凌科有限公司 静电保护电路及半导体装置
JP7596236B2 (ja) 2020-12-25 2024-12-09 株式会社東芝 半導体装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113035860A (zh) * 2019-12-24 2021-06-25 艾普凌科有限公司 静电保护电路及半导体装置
JP2021101456A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 エイブリック株式会社 静電保護回路及び半導体装置
US11791330B2 (en) 2019-12-24 2023-10-17 ABLIC, Inc. Electrostatic protection circuit and semiconductor device
JP7383343B2 (ja) 2019-12-24 2023-11-20 エイブリック株式会社 静電保護回路及び半導体装置
US12268032B2 (en) * 2019-12-24 2025-04-01 Ablic Inc. Electrostatic protection circuit and semiconductor device
JP7596236B2 (ja) 2020-12-25 2024-12-09 株式会社東芝 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101870995B1 (ko) 반도체 집적회로의 esd 보호 회로
US10389111B2 (en) Electrostatic protection circuit, semiconductor integrated circuit device, and electronic device
JP5576674B2 (ja) 半導体装置
CN108028251B (zh) 静电放电保护装置以及电路设备
TWI655818B (zh) 積體電路的靜電放電防護裝置
US9545041B2 (en) I/O device, method for providing ESD protection for an I/O device and ESD protection device for an I/O device
US20090316316A1 (en) Electrical circuit
US10181721B2 (en) Area-efficient active-FET ESD protection circuit
US8964341B2 (en) Gate dielectric protection
CN104867922B (zh) 半导体集成电路装置以及使用该装置的电子设备
JP2009194182A (ja) 半導体装置
JP2015095541A (ja) サージ保護装置
JP6405986B2 (ja) 静電気保護回路及び半導体集積回路装置
JP5241109B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2011119415A (ja) 半導体集積装置
JP5819489B2 (ja) 半導体装置
JP2010123743A (ja) 半導体集積回路
US9524961B2 (en) Semiconductor device
JP2005260039A (ja) 半導体集積回路装置
JP2006093598A (ja) 半導体集積回路
JP5157242B2 (ja) 半導体集積回路
JP2010109165A (ja) Esd保護回路およびesd保護回路を有する半導体集積回路
WO2023063291A1 (ja) 出力ドライバ
KR20070029059A (ko) 반도체 장치
JP2010153444A (ja) 保護回路およびそれを用いた半導体装置