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JP2015080094A - 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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JP2015080094A JP2013216199A JP2013216199A JP2015080094A JP 2015080094 A JP2015080094 A JP 2015080094A JP 2013216199 A JP2013216199 A JP 2013216199A JP 2013216199 A JP2013216199 A JP 2013216199A JP 2015080094 A JP2015080094 A JP 2015080094A
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Abstract

【課題】通信装置が外部装置と通信する場合に、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する装置、当該装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。【解決手段】複数のアプリケーションが動作可能な通信装置であって、外部装置との通信を行うための通信手段と、上記通信手段が通信している場合に、当該通信に対応するアプリケーションとは異なる、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。【選択図】図18

Description

本発明は、複数のアプリケーションが動作可能な通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラムに関する。
スマートフォンは、様々なアプリケーションを利用することができ、無線通信等を利用して外部とデータを送受信することができるが、その際のバッテリー消費量は一般的に小さいものではない。
特に、無線通信中にユーザが利用していないアプリケーションがバックグラウンドで動作している場合のバッテリー消費量は大きい。このような場合、無線通信を利用するアプリケーションの使用状況、電力制御情報などに基づいて、無線通信の制御モードを最適に決定し、これによって、低消費電力を達成する発明が知られている。
特許文献1には、携帯型通信端末が無操作状態であれば、外部との通信頻度を抑え、これによって、低消費電力を達成する発明が開示されている。
特開2010−118834号公報
上記従来例では、スマートフォンの低消費電力化を達成することができるものの、無線通信中にバックグラウンドで行われている動作によるバッテリー消費を抑えることができないという問題がある。
上記問題は、スマートフォンに限らず、他の無線通信装置、特に携帯型無線通信端末装置においても同様に生じる。
本発明は、通信装置が外部装置と通信する場合に、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する装置、当該装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通信装置は、複数のアプリケーションが動作可能な通信装置であって、外部装置との通信を行うための通信手段と、上記通信手段が通信している場合に、当該通信に対応するアプリケーションとは異なる、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、装置が外部装置と通信する場合に、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する。そのため、当該少なくとも1つのアプリケーションの動作によって電力が消費されることを抑制することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に関連する無線通信システムWC1を示す図である。 携帯型通信端末装置200の外観を示す図である。 MFP300の外観を示す図である。 NFCにおけるパッシブモードの概念を示す図である。 NFCにおけるアクティブモードの概念を示す概念図である。 携帯型通信端末装置200を示すブロック図である。 MFP300の構成を概略的に示すブロック図である。 NFCユニットの詳細を説明する図である。 MFP300のRAM901の構成を示す図である。 MFP300のNFCメモリ1001の構成を示す図である。 NFCユニットがイニシエータとして動作するための説明図である。 パッシブモードによるデータ交換を行うシーケンスを示す図である。 アクティブモードによるデータ交換を行うシーケンスを示す図である。 NFCとWLANとを切り換えてデータ転送する動作の説明図である。 MFP1502が主体となって転送するプル型の場合を示す図である。 携帯型通信端末装置200で動作するアプリケーションの説明図である。 携帯型通信端末装置200が主体となって転送する動作説明図である。 ステップS1709の省電力制御の説明図である。 予め定められる規則の一例を示す図である。 MFP300が主体でデータを取得するプル型通信の説明図である。
以下に、図面を参照しながら、この発明の実施の形態の一例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
実施形態1
実施形態1は、無線通信方式を用いて、高速通信方式による通信のための認証を低速通信方式により実行してから、通信方式を無線通信の当該高速通信方式に切り替えて印刷データを送信する実施形態である。
その一例として、NFC(近接無線通信)によって認証した後に、Wireless LAN(以後、「WLAN」という)によって、携帯型通信端末からマルチファンクションプリンタ(以後、MFP)に対して印刷データを送信する場合について説明する。そして、受信したデータを印刷している間に、携帯型通信端末のバッテリー消費を抑える実施形態について、以下説明する。
図1は、本発明の実施形態1である携帯型通信端末装置200が使用されている無線通信システムWC1の構成を示す図である。
無線通信システムWC1において、ネットワーク100を中心に、サーバ装置101、携帯型通信端末装置200、MFP300が接続されている。サーバ装置101は、印刷用の画像データのストレージや、ユーザIDの管理、画像処理アプリケーションなどで構成されている。
携帯型通信端末装置200は、認証方法、通信速度が異なる少なくとも2種類の無線通信手段を持つ装置である。PDA(Personal Digital Assistant)などの個人情報端末、携帯電話、デジタルカメラなど、印刷対象となるファイルを扱える装置であれば、何でも、携帯型通信端末装置200として考えることができる。なお、実施形態において、携帯型通信端末装置200の代わりに、携帯型ではない無線通信端末を使用するようにしてもよい。また印刷対象となるファイルを扱う装置に限らず、各種のデータを送信する装置、または各種のデータを受信する装置を、上記携帯型通信端末装置200として適用することができる。
MFP300は、原稿台に原稿を載せて原稿を読み取る読取機能と、インクジェットプリンタなどの印刷部を用いた印刷機能とを有し、その他FAX機能や電話機能を有していてもよい。ネットワーク100とサーバ装置101とは、有線LANで接続されている。ネットワーク100とMFP300とは、有線LANまたはWLANで接続されている。ネットワーク100と携帯型通信端末装置200とは、WLANで接続されている。携帯型通信端末装置200とMFP300とは、共にWLANの機能を有するので、相互認証をすることによって、ピアツーピア(以後、「P2P」という)の通信が可能である。
図2は、携帯型通信端末装置200の外観を示す図である。
本実施形態において、携帯型通信端末装置200として、スマートフォンを想定している。なお、スマートフォンは、携帯電話の機能の他に、カメラや、ネットブラウザ、メール機能などを搭載した多機能型の携帯電話である。
NFCユニット201は、NFC(近接無線通信)を用いて通信するユニットであり、実際にNFCユニット201を相手先のNFCユニットに10cm程度以内に近づけることによって、互いに通信することができる。
WLANユニット202は、WLANで通信するためのユニットであり、装置内に配置されている。表示部203は、LCD方式の表示機構を備えたディスプレイである。操作部204は、タッチパネル方式の操作機構を備え、ユーザの押下情報を検知する。代表的な操作方法は、表示部203がボタン状の表示を行い、ユーザが操作部204を押下することによって、ボタンが押下されたイベントを発行する。電源キー205は、電源をオン、オフする際に用いる。ホームボタン206は、表示部203を、ホーム画面に遷移させたり、アプリケーションの動作を休止する際に使用する。
図3は、MFP300の外観を示す図である。
原稿台301は、ガラス状の透明な台であり、原稿をのせてスキャナで読み取る時に使用する。原稿蓋302は、スキャナで読み取る際に読取光が外部に漏れないようにするための蓋である。印刷用紙挿入口303は、様々なサイズの用紙をセットする挿入口である。ここにセットされた用紙は、一枚ずつ印刷部に搬送され、所望の印刷を行って印刷用紙排出口304から排出される。原稿蓋302の上部には、操作表示部305及びNFCユニット306が配置されている。操作表示部305は、MFP300を操作するためのパネルである。NFCユニット306は、NFC(近接無線通信)を行うためのユニットであり、実際に近接させる場所である。NFCユニット306から約10cmが、接続の有効距離である。WLANアンテナ307は、WLANで通信するためのアンテナであり、このアンテナが埋め込まれている。
次に、NFCについて説明する。NFCユニット306による近接通信を行う場合、初めにRF(Radio Frequency)フィールドを出力し、通信を開始する装置をイニシエータと呼ぶ。また、イニシエータの発する命令に応答し、イニシエータと通信する装置を、ターゲットと呼ぶ。
NFCユニット306の通信モードとして、パッシブモードとアクティブモードとが存在する。パッシブモードにおいて、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、負荷変調を行うことによって応答する。一方、アクティブモードにおいて、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、ターゲット自らが発するRFフィールドによって応答する。
図4は、NFCにおけるパッシブモードの概念を示す図である。
図4(a)に示すように、イニシエータ401からターゲット402にデータ404をパッシブモードで送信する場合、イニシエータ401が、RFフィールド403を発生させる。イニシエータ401は、RFフィールド403を自ら変調することによって、ターゲット402にデータ404を送信する。
また、図4(b)に示すように、ターゲット406からイニシエータ405にデータ408をパッシブモードで転送する場合、図4(a)と同様に、イニシエータ405がRFフィールド407を発生させる。ターゲット406は、RFフィールド407に対して負荷変調を行うことによって、イニシエータ405にデータ408を送信する。
図5は、NFCにおけるアクティブモードを示す概念図である。
図5(a)に示すように、イニシエータ501からターゲット502に、データ504をアクティブモードで送信する場合、イニシエータ501がRFフィールド503を発生させる。イニシエータ501は、RFフィールド503を自ら変調することによって、ターゲット502にデータ504を送信する。イニシエータ501は、データ送信が完了した後、RFフィールド503の出力を停止する。
また、図5(b)に示すように、ターゲット506からイニシエータ505に、データ508をアクティブモードで送信する場合、ターゲット506がRFフィールド507を発生させる。ターゲット506は、自らが発するRFフィールド507によって、データ508を送信し、送信が終了したらRFフィールド507の出力を停止する。
図6は、携帯型通信端末装置200を示すブロック図である。
携帯型通信端末装置200は、装置のメインの制御を行うメインボード601と、WLAN通信を行うWLANユニット617と、NFCによる通信を行うNFCユニット618と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット621とを有する。
メインボード601において、CPU602は、システムバス619に接続されている各構成要素を総括的に制御し、ROM603に記憶されている各種プログラムをワークメモリとしてのRAM604上で実行することで、携帯型端末装置200を制御する。
ROM603は、CPU602が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。本実施形態では、ROM603に格納されている各制御プログラムは、ROM603に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を実行する。
RAM604は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、ユーザが登録した設定値や携帯型通信端末装置200の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
画像メモリ605は、DRAM(Dynamic RAM)等で構成され、通信部を介して受信した画像データや、データ蓄積部612から読み出した画像データをCPU602で処理するために一時的に格納する。
不揮発性メモリ622は、フラッシュメモリ(flash memory)等で構成され、電源がオフされた後でも保存しておきたいデータを格納する。例えば、電話帳データや、過去に接続したデバイス情報などを格納する。なお、このようなメモリ構成は、これに限定されるものではない。例えば、画像メモリ605とRAM604とを共有させてもよく、データ蓄積部612にデータのバックアップなどを行ってもよい。また、本実施形態では、DRAMを用いているが、ハードディスクや不揮発性メモリ等を使用するようにしてもよい。
データ変換部606は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、色変換、画像変換などのデータ変換を行う。電話部607は、電話回線の制御を行い、スピーカ部613を介して入出力される音声データを処理することによって、電話による通信を実現する。
操作部608は、図2で説明した操作部204の信号を制御している。操作部608は、キーやタッチパネル等の操作デバイスであり、操作部608がユーザにより操作されることによって、ユーザの指示がCPU602に入力される。
GPS(Global Positioning system)609は、複数の衛星からの信号に基づき、携帯型通信端末装置200の現在の緯度や経度などを特定する。表示部610は、図2で説明した表示部203の表示内容を電子的に制御し、各種入力操作や、MFP300の動作状況、ステータス状況の表示等を行う。
カメラ部611は、レンズを介して入力された画像を電子的に記録して符号化する機能を有する。カメラ部611で撮影された画像は、データ蓄積部612に保存される。スピーカ部613は、電話機能のための音声を入力または出力する機能や、その他アラーム通知などの機能を実現する。電源部614は、携帯可能な電池であり、また、その電池を制御する。電池の電源状態として、電池に残量が無い電池切れ状態、電源キー205を押下していない電源オフ状態、通常起動している起動状態、起動しているが省電力になっている省電力状態がある。
携帯型通信端末装置200には、無線通信するための機能が3つ搭載され、WLAN、NFC、BlueTooth(登録商標)の3つの機能で無線通信することができる。また、携帯型通信端末装置200は、MFP300などの他デバイスとの間で、データ通信を行う通信部である。データをパケットに変換し、他デバイスにパケット送信を行う。逆に、外部の他デバイスからのパケットを、データに変換し、CPU601に送信する。WLANユニット617、NFCユニット618、BTユニット621は、それぞれバスケーブルなどで接続されている。WLANユニット617、NFCユニット618、BTユニット621は、規格に準拠した通信を実現するためのユニットである。NFCユニットの詳細は、図10を用いて後述する。
上記構成要素603〜614、617、618、621、622は、CPU602が管理するシステムバス619を介して、相互に接続されている。
図7は、MFP300の構成を概略的に示すブロック図である。
MFP300は、MFP300のメインの制御を行うメインボード701と、WLAN通信を行うWLANユニット717と、NFCによる通信を行うNFCユニット718と、Bluetooth(登録商標)通信を行うBTユニット719とで構成されている。
メインボード701においてCPU702は、
システムバス723に接続されている各構成要素を総括的に制御し、ROM703に記憶されている各種プログラムをワークメモリとしてのRAM704上で実行することで、MPF300を制御する。ROM703は、CPU702が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。本実施形態では、ROM703に格納されている各制御プログラムは、ROM703に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
RAM704は、SRAM(Static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、ユーザが登録した設定値やMFP300の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
不揮発性メモリ705は、フラッシュメモリ(flash memory)等で構成され、電源がオフされた時でも保持していたいデータを格納する。具体的には、ネットワーク接続情報、ユーザデータなどを格納する。画像メモリ706は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、各通信ユニットを介して受信した画像データや、符号復号化処理部712で処理した画像データなどを蓄積する。また、携帯型通信端末装置200のメモリ構成と同様に、このようなメモリ構成は、これに限定されるものではない。データ変換部707は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、画像データからプリントデータへの変換などを行う。
次に、読取制御部708について説明する。
読取部710が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取る。次に、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。
操作部709、表示部711は、図3で説明した操作表示部305の構成要素である。
符号復号化処理部712は、MFP300で扱う画像データ(JPEG、PNG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を実行する。
給紙部714は、印刷のための用紙を保持する部位である。記録制御部716からの制御によって、給紙部714から給紙することができる。特に、給紙部は、複数種類の用紙を1つの装置に保持するために、複数の給紙部を用意することができる。そして、どの給紙部から給紙を行うかを、記録制御部716が制御する。
記録制御部716は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部715に出力する。また、記録制御部716は、印刷部の情報を定期的に読み出し、RAM704の情報を更新する役割も果たす。具体的には、インクタンクの残量やプリントヘッドの状態などを更新する。
MFP300にも、携帯型通信端末装置200と同様に無線通信するための手段が3つ搭載され、それらの各機能は、上記3つの手段における機能と同等であるので、その説明を省略する。
上記構成要素702〜719は、CPU702が管理するシステムバス723を介して、相互に接続されている。
次に、NFCユニットの構成について説明する。
図8は、NFCユニット618やNFCユニット718として使用されるNFCユニット800の詳細を説明する図である。
NFCユニット800におけるアンテナ部802は、他のNFCデバイスから電波やキャリアを受信し、他のNFCデバイスに電波やキャリアを送信する。RF部803は、アナログ信号をデジタル信号に変復調する機能を備える。RF部803は、シンセサイザを備え、バンド、チャネルの周波数を識別し、周波数割り当てデータによるバンド、チャネルを制御している。送受信制御部804は、送受信フレームの組み立て及び分解、プリアンブル付加及び検出、フレーム識別など、送受信に関する制御を行う。また、送受信制御部804は、NFCメモリ805を制御し、各種データやプログラムを読み書きする。
アクティブモードとして動作する場合、電源806から電力の供給を受け、デバイス接続部807を通じて、デバイスと通信する。また、アンテナ部802を介して、送受信されるキャリアによって、通信可能な範囲にある他のNFCデバイスと通信する。
パッシブモードとして動作する場合、アンテナ部802を介して他のNFCデバイスからキャリアを受信し、電磁誘導によって、他のNFCデバイスから電力の供給を受け、キャリアの変調により当該他のNFCデバイスとの間で通信し、データを送受信する。そのため、パッシブモードのターゲットとしてNFCユニットが動作する場合、そのNFCユニットを備える装置に対してバッテリーやAC電源から電力が供給されなくても、NFCによる通信を行うことができる。
図9は、MFP300のRAM901の構成を示す図である。
MFP300のRAM901は、MFP300のRAM704と同じである。つまり、ワークメモリ902は、プログラムの実行のために確保されるメモリである。画像処理バッファ903は、画像処理のために一時的なバッファとして使用される領域である。機器状態記憶部904は、MFP300の現在の状態に関する様々な情報を記憶している。エラー状態記憶部905は、MFP300のエラーに関する状態を記憶している。上記エラーに関する状態として、インク少警告、インク無エラー、紙ジャムエラー、用紙無し警告、印刷画像不良警告、読取画像不良エラー、ネットワーク切断警告などがある。
これらの警告やエラーには、印刷機能への影響度、読取機能への影響度などが関連付けられている。例えば、インク無エラーの場合、印刷機能を使用できないが、読取機能は使用できる。ネットワーク切断警告の場合、ネットワークを使う機能は使用できないが、機器単体で行う設定変更や読取機能を使用できる。
インク残量記憶部906には、現在取り付けられているインクタンクの型番やインク残量が記憶されている。インクタンクの型番は、インクタンクが取り付けられたタイミングで更新される。インク残量は、インクが使用される毎に更新される。次回推定起動時間記憶部907には、電源がオフされた時に、次に起動する時の推定起動時間が記憶されている。
MFP300の起動時間は、状態によって大きく異なる。例えば、MFP300の電源状態として、ハードオフ状態、ソフトオフ状態、通常起動状態、スリープ状態などがある。ハードオフ状態は、電力の供給が途絶えている状態であり、電源を投入してハードオフ状態から通常起動状態にする場合に、長い時間を要する。ソフトオフ状態は、部分的には電源は投入されているが、メインのプログラムは起動していない状態であり、ハードオフ状態よりも短い時間で起動することができる。
スリープ状態は、電源消費が大きな部分がオフにされ、それ以外のプログラムやメカは動作しているので、直ぐに通常起動状態に戻ることができる。また、起動時間が変動する別の要因として、機器のエラー状態がある。例えば、インクジェット印刷ヘッドのノズルの目詰まりが多いことを検知すると、次の起動で長時間の回復処理を行ってから起動する。また、スキャナの光量が落ちていれば、調整動作を行ってから起動する。
上記のように、電源の状態遷移、及び機器の状態によって、次に起動する時の推定起動時間が決まる。ステータス記憶部908には、現在のプリンタの状態が格納されている。プリンタがアイドル状態であり、印刷可能な状態であれば、印刷可能状態であるとし、印刷中やヘッド回復中で今すぐ印刷可能ではない状態ならば、印刷待ち状態であるとし、インク無エラーや紙ジャムエラー等が発生していれば、印刷不能状態であるとする。その他記憶部909には、その他のRAMデータが格納されている。
図10は、MFP300のNFCメモリ1001の構成を示す図である。
MFP300のNFCメモリ1001は、MFP300のNFCメモリ805として使用されるメモリである。
機器状態記憶部1002には、所定のタイミングで機器状態記憶部904の内容がコピーされる。ジョブ記憶部1007は、携帯型通信端末装置200からNFCでジョブをMFP300に投入する場合に使用する領域である。印刷ジョブ記憶部1008には、印刷ジョブがキューで格納されている。具体的には、印刷設定及び画像へのリンク先が格納される。スキャンジョブ記憶部1009は、スキャンジョブがキューで格納されている。具体的には、読取設定や読取データの保存先が格納される。FAXジョブ記憶部1010は、FAXジョブがキューで格納されている。具体的には、送信先の電話番号や通信画質などが含まれるFAX設定及び画像が既に読み取ってあれば、画像へのリンク先が格納される。設定変更ジョブ記憶部1011には、設定変更ジョブがキューで格納されている。具体的には、本体の設定項目の変更に関するジョブが格納される。なお、携帯型通信端末装置200も、図10に示す構成と同様の構成をもつ。
図11は、NFCユニットがイニシエータとして使用される場合の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS1101で、すべてのNFCユニットは、ターゲットとして動作し、イニシエータからの命令を待っている状態になる。次に、ステップS1102で、NFCユニットは、NFC規格による通信を制御するアプリケーションからの要求でイニシエータに切り替わることができる。NFCユニットがイニシエータに切り替わる要求に応じると、アプリケーションは、アクティブモードまたはパッシブモードのどちらかを選択し、ステップS1103で、伝送速度を決める。
次に、ステップS1104で、イニシエータは、自装置以外が出力するRFフィールドの存在を検知する。外部のRFフィールドが存在すれば、イニシエータは自らのRFフィールドを発生させない。外部のRFフィールドが存在しなければ、ステップS1105で、イニシエータは、自らのRFフィールドを発生させる。以上のステップを経て、NFCユニットは、イニシエータとして動作を開始する。
図12は、パッシブモードによるデータ交換を行うシーケンスを示す図である。
ここでは、第1のNFCユニット1201がイニシエータ、第2のNFCユニット1202がターゲットとして動作している場合について説明する。
まず、ステップS1201で、第1のNFCユニット1201は、単一デバイスを検知し、第2のNFCユニット1202を特定する。次に、ステップS1202で、第1のNFCユニット1201は、属性要求として自身の識別子や送受信のビット伝送速度、有効データ長などを送信する。また、属性要求は、汎用バイトを有し、任意に選択して使用することができる。有効な属性要求を受信した場合、第2のNFCユニット1202は、ステップS1203で、属性応答を送信する。ここで、第2のNFCユニット1202からの送信は、負荷変調によって行われ、図12中では、負荷変調によるデータ送信は、点線の矢印で表現している。
有効な属性応答を確認した後に、第1のNFCユニット1201は、ステップS1204で、パラメータ選択要求を送信し、引き続く伝送プロトコルのパラメータを変更することができる。パラメータ選択要求に含まれるパラメータは、伝送速度と有効データ長とである。第2のNFCユニット1202は、有効なパラメータ選択要求を受信すると、ステップS1205で、パラメータ選択応答を送信し、パラメータを変更する。なお、パラメータ変更を行わない場合、ステップS1204及びS1205を省略してもよい。
次に、ステップS1206で、第1のNFCユニット1201と第2のNFCユニット1202とが、データ交換要求及びデータ交換応答によって、データを交換する。データ交換要求及び応答は、通信相手が有するアプリケーションに対する情報などをデータとして伝送することができ、データサイズが大きければ、分割して送信することができる。
データ交換が終了すると、ステップS1207で、第1のNFCユニット1201は、選択解除要求、解放要求のどちらかを送信する。選択解除要求を送信すると、第2のNFCユニット1202は、ステップS1208で、選択解除応答を送信する。第1のNFCユニット1201は、選択解除応答を受け取ると、第2のNFCユニット1202を示す属性を解放し、ステップS1201に戻る。解放要求を送信すると、第2のNFCユニット1202は、ステップS1208で、解放応答を送信し、初期状態へ戻る。第1のNFCユニット1201が解放応答を受け取ると、ターゲットは完全に解放され、初期状態へ戻るようにしてもよい。
図13は、アクティブモードによるデータ交換を行うシーケンスを示す図である。
ここでは、第1のNFCユニット1301がイニシエータとして動作し、第2のNFCユニット1302が、ターゲットとして動作し、この動作について説明する。
まず、ステップS1301で、第1のNFCユニット1301は、属性要求として自身の識別子や送受信のビット伝送速度、有効データ長などを送信する。第2のNFCユニット1302は、有効な属性要求を受信すると、ステップS1302で、属性応答を送信する。ここで、第2のNFCユニット1302からの送信は、自らの発したRFフィールドによって行われる。このために、第1及び第2のNFCユニットは、データ送信が終了すると、RFフィールドの出力を停止する。
有効な属性応答を確認した後に、第1のNFCユニット1301は、ステップS1303で、パラメータ選択要求を送信し、伝送プロトコルのパラメータを変更することができる。パラメータ選択要求に含まれるパラメータは、伝送速度と有効データ長とである。第2のNFCユニット1302は、有効なパラメータ選択要求を受信すると、ステップS1304で、パラメータ選択応答を送信し、パラメータを変更する。なお、パッシブモードの場合と同様に、パラメータ変更を行わない場合には、ステップS1303及びS1304を省略するようにしてもよい。
次に、ステップS1305で、第1のNFCユニット1301と第2のNFCユニット1302とは、データ交換要求及びデータ交換応答によって、データを交換する。データ交換要求及び応答する場合、アプリケーションに対する情報などをデータとして伝送することができ、データサイズが大きければ、分割して送信することもできる。
データ交換が終了すると、ステップS1306で、第1のNFCユニット1301は、選択解除要求、解放要求のどちらかを送信する。選択解除要求を送信すると、第2のNFCユニット1302は、ステップS1307で、選択解除応答を送信する。第1のNFCユニット1301は、選択解除応答を受け取ると、第2のNFCユニット1302を示す属性を解放する。その後に、ステップS2008で、第1のNFCユニット1301は、識別子が既知である別のターゲットに起動要求を送信する。起動要求を受けたターゲットは、ステップS2009で、起動応答を送信し、ステップS1301に戻る。解放要求を送信すると、第2のNFCユニット1202は、ステップS1208で、解放応答を送信し、初期状態へ戻る。第1のNFCユニット1201は、解放応答を受け取ると、ターゲットは完全に解放され、初期状態へ戻るようにしてもよい。
図14は、NFCとWLANとを切り換えてデータ転送する動作を示すシーケンス図である。
NFCは、通信速度が数百bpsと比較的低速であるので、NFCで認証などを行い、容量の多いデータについては、より高速なWLANで転送することによって、効率的なデータ転送を図ることができる。
図14は、携帯型通信端末装置1401上に存在する画像データをMFP1402で印刷するために、携帯型通信端末装置1401が主体となって転送するいわゆるプッシュ型の動作の一例を示す図である。
ステップS1401で、NFCを確立するために、NFC部1403がイニシエータとなって、NFC部1405をターゲットとして検知する。NFC部1405が正しく検知されると、ステップS1402で、NFC部1405は、検知応答を送信する。
なお、図14に示す例は、携帯型通信端末装置1401がイニシエータとなる場合であるが、実際には、操作部305などからの入力に基づいて、MFP1402がイニシエータになってもよい。検知応答を正しく受信すると、NFC部1403は、ステップS1403で、NFCによる通信を行うための属性要求を送信する。属性要求を受信したNFC部1405は、ステップS1404で、属性応答を返す。ここで、属性要求及び応答において、イニシエータ、ターゲットのNFC IDを送信し、このIDによって通信相手を特定する。
ステップS1405では、相互認証が行われ、データ暗号化のための暗号鍵などを渡すことができる。なお、暗号鍵を渡す必要がなければ、この相互認証を行わないようにしてもよい。その後に、ステップS1406で、NFC部1403は、MFP1402が利用可能な通信プロトコルの情報を、NFC部1405に要求する。この要求には、携帯型通信端末装置が利用可能な通信プロトコルの情報が含まれ、NFC部1405は、この要求を受信した際に、携帯型通信端末装置のWLAN通信が利用可能であることを認識することができる。
ステップS1407では、NFC部1405は、ステップS1406で受け取った要求に対して、自身の利用可能な通信プロトコルの情報を応答する。これによって、各装置は、相手の装置が利用可能な通信プロトコルであることを把握することができる。
ここで認識したNFC以外のプロトコルであるWLANが、NFCよりも高速なデータ転送が可能であり、WLANに切り換えて通信することが、イニシエータである携帯型通信端末装置によって決定されたとする。なお、切り換えを行うための決定を、MFP1402が実行するようにしてもよい。この場合、ステップS1408及びS1409で、WLANによって通信を行うために必要な、例えば通信相手を特定するアドレスなどの情報を交換する。その後に、ステップS1410で、NFC部1403は、NFCからWLAN通信へ切り換える要求を送信する。NFC部1405は、切り換えの要求を受信すると、ステップS1411で応答を行う。
正しい切り換え応答が得られると、ステップS1412で、NFC部1403からWLAN通信部1404へ切り換え、ステップS1413で、NFC部1405からWLAN通信部1406へ切り換える。切り換えた後に、ステップS1414で、NFC部1403は、解放要求を送信する。解放要求を受け取ったNFC部1405は、ステップS1415で、解放応答を送信し、NFCを終了する。
ステップS1416以降では、ステップS1408及びS1409で交換したWLAN通信のための情報に基づいて、WLAN通信が行われる。まず、ステップS1416で、WLAN通信部1404は、データ転送が可能かどうかを、WLAN通信部1406に確認する。ここで確認する内容は、例えば、MFP1402内に転送しようとする画像を一時保存するための空き容量などである。WLAN通信部1406は、確認の要求を受け取った後に、ステップS1417で、確認に対する応答を送信する。正しい応答が得られ、データ転送が可能であると判断すると、WLAN通信部1404は、ステップS1418で、携帯型通信端末装置1401に存在する画像データをWLAN通信部1406に送信する。このようにすることで、容量の大きいデータはより高速な通信プロトコルを用いて転送することができる。
図15は、携帯型通信端末装置1501上に存在する画像データをMFP1502で印刷するために、MFP1502が主体となって転送するいわゆるプル型の場合を示す図である。
ステップS1501からS1515までの手順は、図14に示す場合と同様である。
NFC規格による通信からWLAN通信に切り換わった後に、まず、ステップS1516で、WLAN通信部1506からWLAN通信部1504に、データ取得の確認要求が送信される。ここで確認される内容は、例えば、携帯型通信端末装置1501が転送する予定のデータサイズなどである。転送データに関する確認の要求を受け取った後に、WLAN通信部1504は、ステップS1517で応答を送信する。正しい応答が得られ、MFP1502の空き容量などを考慮したうえで、データ転送が可能であると判断すると、WLAN通信部1506は、ステップS1518で、画像データを要求する。正しい要求を受け取とると、WLAN通信部1504は、ステップS1519で要求された画像データを送信する。
図16は、携帯型通信端末装置200で動作するアプリケーションについて示す図である。
図16(a)は、携帯型通信端末200の表示部203にホーム画面が表示されている様子を示す図である。ホーム画面では、携帯型通信端末装置200にインストールされているアプリケーションが表示されている。ここで、ユーザが操作部204の対応するアプリケーションを押下することによって、アプリケーションを開始することができる。
図16(b)は、メールアプリケーションの起動を示す図である。携帯型通信端末装置200のCPU602が演算処理を行うことによって、メールアプリケーションの処理を開始することができるが、同時に、携帯型通信端末200に付属しているバッテリーを消費する。この状態で、ユーザがホームボタン206を押下することによって、メールアプリケーションを休止し、図16(a)の状態に戻ることができる。
しかし、メールアプリケーションは、処理を停止したわけではなく、バックグラウンドで動作をし続け、メールが着信していないかを、定期的に無線通信によってポーリングすることがある。この場合、バックグラウンドで動作しているメールアプリケーションによって、バッテリーを消費し続ける。もし、メールアプリケーションを完全に停止したければ、ホーム画面でホームボタン206を長押しすることによって、実行中アプリケーションの表示画面に遷移することができる。
図16(c)は、実行中アプリケーションの一例を示す図である。この画面で停止したいアプリケーションのCLOSEキー1601を押下することによって、対応するアプリケーションの動作を停止することができる。ここで、停止されたアプリケーションによってバッテリーを消費することはなくなる。
図17は、携帯型通信端末装置200上に存在するデータをMFP300で印刷するために、携帯型通信端末装置200が主体となって転送するプッシュ型通信を行う場合のシーケンスの一例を示す図である。
このときに、携帯型通信端末200からMFP300へデータを送信する際に、省電力制御を行うことによって、消費電力を低減している。なお、携帯型通信端末装置200とMFP300とは、図14、図15に示すように、NFCからWLANに通信方式を切り換えて通信しているとする。
はじめに、ステップS1701でNFCにより、ターゲットであるMFP300の状態要求を送信した後に、MFP300は、ステップ1702で、状態要求を受信する。ここで正しい応答が得られなければ、再度状態要求を送信するか、または通信を中断する。正しい応答が得られると、ステップS1703へ移行する。ステップS1703で、RAM704のステータス908に格納されている情報に基づいて、MFP300の状態を判断する。印刷可能状態であれば、ステップS1704へ移行し、印刷不可状態であれば、ステップS1705へ移行し、印刷待ち状態であれば、ステップS1706へ移行する。
ステップS1704〜S1706で、MFP300の状態応答を携帯型通信端末装置200へNFCにより送信し、ステップS1707で、携帯型通信端末装置200は、状態応答をNFCにより受信する。ここで受信した状態が、印刷待ち状態であれば、指定時間経過後に、ステップS1701の状態要求を送信する前のステップへ戻る。受信した状態が、印刷不可状態であれば、ステップS1718へ移行する。ステップS1718以降については、ここでは説明せずに、後述する。
なお、S1701〜S1707のステップにおいて、上述した図14におけるS1401〜S1415における処理が実行されることでNFC通信が解放され、またWLANによる無線通信のための認証が行われる。
受信した状態が印刷可能状態であれば、ステップS1709で、省電力制御を行う。このステップS1709では、省電力制御として、携帯型通信端末装置200が実行可能な複数のアプリケーションのうち、ユーザにより指定された、または予め決められているアプリケーションを停止する。省電力制御の詳細については、図18に示し、後述する。
続いて、ステップS1710で、MFP300に対してデータ送信が可能かどうかを要求する。なお、S1710による要求、また後述するS1711〜S1717による通信は、上記認証に従ってWLANにより実行される。ここで確認する内容は、MFP300に送信しようとする画像を一時保存するための空き容量などである。ステップS1711で、MFP300が確認要求を受け取った後に、ステップS1712で、MFP300が確認に対する応答を送信する。携帯型通信端末装置200は、ステップS1713で、応答を受信し、ステップS1714で、ターゲットであるMFP300に印刷のためのデータを送信する。MFP300は、送信されたデータを、ステップS1715で受信する。ステップS1714とS1715とを、送信が完了するまで繰り返す。
ステップS1716で、送信が完了し、データ受信完了の応答を送信する。携帯型通信端末装置200は、ステップS1717で、データ受信完了の応答を受信し、ステップS1718で、MFP300に、解放要求を送信する。なお、ステップS1718では、S1710〜S1717においてWLANによる通信が実行された場合、WLANによりWLANの解放要求を送信する。一方、S1708において印刷不可と判定された場合、NFCによりNFCの解放要求が送信される。
MFP300は、ステップS1719で、解放要求を受信し、ステップS1720で、解放要求に対する応答を送信する。携帯型通信端末装置200は、ステップS1721で、解放応答を受信する。この時点で、携帯型通信端末装置200とMFP300とのNFCまたはWLANによる通信が解放される。
そして携帯型通信端末装置200は、ステップS1722において、省電力制御を終了する。即ち、S1709における省電力制御が実行され、一部のアプリケーションの動作が停止されていた場合に、S1721における通信の解放に応じて、その一部のアプリケーションの動作の再開を許可する。
次に携帯型通信端末装置200は、ステップS1709で省電力制御が実行され、ステップS1722で動作再開が許可されたアプリケーションに、自動更新処理の対象である所定のアプリケーションが含まれているかを、ステップS1723で判定する。
ステップS1723において自動更新処理の対象のアプリケーションが含まれていないと判定された場合は、処理を終了し、一方、自動更新処理の対象のアプリケーションが含まれていると判定された場合、ステップS1724に進む。
ステップS1724で携帯型通信端末装置200のCPU602は、ステップS1722における判定に従って、自動更新対象のアプリケーションに更新処理を実行させる。
上記の自動更新処理の対象として、例えばメールアプリケーションを設定しておく。メールアプリケーションでは、サーバに対して定期的にアクセスする、またはユーザの指示に応じてサーバにアクセスすることにより、受信メールの確認を行うことがある。しかし、上記のステップS1709における省電力制御によりメールアプリケーションが停止されていた場合、ステップS1722で省電力制御が終了するまでに受信メールがあれば、次に受信メールの確認を行うまでその受信メールを取得できないことがある。そこで、メールアプリケーションを自動更新処理の対象として登録しておき、ステップS1724において自動更新を実行させ、サーバに対して受信メールの確認を行わせる。これにより、仮にメールアプリケーション停止中に当該携帯型通信端末装置に対する受信メールがあった場合でも、省電力制御が終了したことに応じて、携帯型通信端末装置はその受信メールを受信することができる。
また、携帯型通信端末装置200に複数のメールアプリケーションがインストールされていれば、その複数のメールアプリケーションのうち、自動的にポーリングして受信メールを確認するメールアプリケーションのみに、上記自動更新処理を実行してもよい。
なお、自動更新処理の対象はメールアプリケーションに限らず、他のアプリケーションでもよい。また例えばWebブラウザが省電力制御により停止していた場合、表示対象のWebページに応じて自動更新処理を実行するか判定するようにしてもよい。
ステップS1724において自動更新処理が実行されると、図17に示す処理を終了する。
なお、この例では、NFCからWLANに通信方式を切り替える通信を想定しているが、NFCからWLAN以外の通信方式に切り替えるようにしてもよく、動作が成立する。また、NFCから通信方式を切り替えない場合も、同様に成立する。
続いて、ステップS1709の省電力制御について、図18(a)で説明する。
はじめに、ステップS1801で、省電力制御が有効であるかどうかを確認する。省電力制御が有効であること、または無効であることを設定する場合、携帯型通信端末装置200の設定画面から、設定することができる。図18(b)は、携帯型通信端末200の省電力設定画面を示す図である。
ここで、操作部204を介して、省電力設定をYesに設定することによって、省電力制御を有効にすることができる。省電力制御が有効である場合、ステップS1802で、予め定められた規則によって、バックグラウンドで処理されているアプリケーションを停止する。
また、上記ルールに従い、停止すると判断されたアプリケーションが無線通信中に新たに起動することがないように制御するようにしてもよい。つまり、停止したアプリケーションが無線通信中に新たに起動しないように制御するようにしてもよい。
さらに、直ちにアプリケーションを停止するのではなく、ユーザが携帯型通信端末装置200を操作しなくなった状態から所定時間を経過した後に、上記アプリケーションを停止する動作を開始するようにしてもよい。例えば、携帯型通信端末装置200の操作部204またはホームボタン206をユーザが所定時間操作していなければ、上記アプリケーションを停止する動作を開始することを判断する。また、携帯型通信端末装置200に内蔵されている加速度センサが反応を示していなければ、上記アプリケーションを停止する動作を開始することを判断する。また、ステップS1708で、ステータスが印刷待ち状態であると判断されれば、印刷可能状態であった場合と同様に、省電力制御に入ってもよい。つまり、ポーリング中であっても、バックグラウンドで処理されているアプリケーションを停止するようにしてもよい。
図19は、予め定められる規則の一例を示す図である。
図19(a)は、携帯型通信端末装置200のアプリケーションごとの省電力設定画面である。省電力設定が有効であれば、この画面を操作することによって、省電力制御時にアプリケーションごとに停止するかしないかのルールを作成することができる。
図19(a)に示す例では、電話、ニュース、ブラウザ、NFCのアプリケーションを停止する。つまり、省電力制御時に停止するアプリケーションとして、電話、ニュース、ブラウザ、NFCを想定する。また、無線通信中に各アプリケーションが立ち上がることを禁止する。図17に示した処理のように、無線通信方式をNFCからWLANに切り替える場合、省電力処理によりNFCのアプリケーションが停止したとしても、WLANにより通信を行うことができる。ただし、例えばNFCからWLANによる切り替えを行わない場合、図19(a)に示す例においてNFCのアプリケーションが停止の対象として設定されていたとしても、当該アプリケーションを停止することなく、NFCによる通信を可能とする。
なお、図19(a)に示すように省電力制御の対象とするアプリの候補を表示し、ユーザによりその対象を選択させる場合、ポーリング等によりユーザの指示がなくても自動的に動作するアプリケーションのみを、上記候補として表示するようにしてもよい。これにより、例えば起動中であっても動作をせず、電力消費にそれほど起因しないアプリケーションが停止されてしまうことを防ぐことができる。このように、電力消費にそれほど起因しないアプリケーションを起動させ続ける場合に限らず、逆に、そのようなアプリケーションについては自動的に停止させるようにしてもよい。このようなアプリケーションは、上記のようにユーザの指示なく自動的に動作することはないため、無線通信中に停止させたとしても影響は少ない。よってこのようなアプリケーションを停止させることにより、無線通信中の消費電力を更に抑えることができる。
また、図19(b)は、予め定められる規則のもう1つの例を示す図である。アプリケーションごとに、外部との通信方式を、図19(b)に示すように、携帯型通信端末装置200のROM603にテーブルで記憶しておく。そして、携帯型通信端末装置200の無線通信方式と異なる通信方式で、外部と通信するアプリケーションを停止し、該当するアプリケーションが途中で立ち上がることを禁止する。
図19(b)に示す例では、NFCによる近接無線通信を行っている間は、WLAN、電波を利用するアプリケーションを停止し、該当するアプリケーションが新規に立ち上がる(途中で立ち上がる)ことを禁止する。また、WLANによって通信している場合、電波、NFCを利用するアプリケーションを停止し、該当するアプリケーションが新規に立ち上がる(途中で立ち上がる)ことを禁止する。例えば図17に示す例の場合、初めにNFCにより通信を行う場合、WLANを利用するアプリケーションを停止し、NFCによる認証後、WLANによる通信を行うときに、NFCを利用するアプリケーションを停止する。
なお、図19に示す予め定められる規則によって停止されたアプリケーションを、携帯型通信端末装置200とMFP300との無線通信が終了した段階で、新たに立ち上げ直すことによって、情報を自動的に更新するようにしてもよい。
図20は、携帯型通信端末装置200上に存在するデータをMFP300で印刷するために、MFP300が主体となってデータを取得するいわゆるプル型通信を行う場合のデータ転送部のシーケンスの一例を示す図である。なお、図20の例では、WLANへの切り替えは行わずに、NFCにより無線通信を行う。また図20の例では、携帯型通信端末装置200が、パッシブモードのターゲットとして動作する。このとき、上述したように、携帯型通信端末装置200のバッテリーからNFCユニットに電力が供給されなくても、NFCユニットはデータの送受信を行うことができる。即ち、少なくともNFCによる無線通信により電力が消費されることはないため、この場合、プッシュ型通信で行ったような省電力制御は行わない。
はじめに、ステップS2001で、ターゲットである携帯型通信端末装置200に対して、データ取得が可能かどうかを要求する。ここで確認する内容は、携帯型通信端末装置200に送信しようとする画像を一時保存するための空き容量などである。ステップS2002で、携帯型通信端末装置200は確認要求を受け取った後に、ステップS2003で、確認に対する応答を送信する。MFP300は、ステップS2004で、応答を受信し、ステップS2005で、データ要求信号を送信し、ステップS2006で、携帯型通信端末装置200は、データ要求を受信し、ステップS2007で、データを送信する。MFP300は、ステップS2008で、データを受信する。ステップS2007とS2008とを、転送が完了するまで繰り返す。なお、印刷のためのデータが、携帯型通信端末装置200ではなく、サーバ装置101に存在するようにしてもよい。この場合、MFP300は、携帯型通信端末装置200から、印刷のためのデータのアドレスを引き出す。
なお、MFP300をイニシエータとした場合、図18に示す省電力制御を行わない理由は、MFP300が主体となってデータを転送するプル型通信の場合、携帯型通信端末装置200は、データを送信するのに電力を消費しないためである。このために、アプリケーションを停止する必要がない。
以上の実施形態によれば、例えば携帯型情報端末装置がNFCにより無線通信を行うときに、NFCを用いる当該アプリケーションとは異なる他のアプリケーションを停止させる。これにより、例えば携帯型通信端末装置のバッテリー残量が不足していた場合に、無線通信中に電池切れにより携帯型通信端末装置が停止してしまうことを防ぐことができる。
また、上記のように無線通信中にアプリケーションを自動的に停止させた場合でも、ユーザによるアプリケーションの起動指示や動作指示があった場合には、当該アプリケーションの起動や動作開始を実行するようにしてもよい。
なお、無線通信の開始時に起動しているアプリケーションを停止する場合に限らず、無線通信中にアプリケーションが新たに起動しないように制御を行ってもよい。
また、以上の実施形態では、無線通信中に少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する例について説明したが、無線通信に限らず、有線通信中にアプリケーションが動作しないようにしてもよい。
さらに本実施形態における無線通信には、GPS609による衛星からの信号の受信も含まれる。
なお、上記実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、上記実施形態の形態型通信端末装置200の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
101…サーバ装置、
200…携帯型通信端末装置、
202…WLANユニット、
300…MFP、
306…NFCユニット。

Claims (12)

  1. 複数のアプリケーションが動作可能な通信装置であって、
    外部装置との通信を行うための通信手段と;
    上記通信手段が通信している場合に、当該通信に対応するアプリケーションとは異なる、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する制御手段と;
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 上記制御手段は、上記通信手段による通信が開始されるときに起動しているアプリケーションを停止することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 上記制御手段はさらに、上記停止したアプリケーションが通信中に新たに起動しないように制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 上記制御手段は、ユーザが上記通信装置を操作しなくなったときから所定時間を経過した後に上記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 上記制御手段は、上記通信手段により印刷装置による印刷のための通信が行われる場合に、当該印刷装置のステータスが印刷待ち状態であるときに、上記少なくとも1つのアプリケーションに対して上記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 上記制御手段は、上記通信手段による通信に対応するアプリケーションとは異なり、且つユーザによる指示がなくてもバックグラウンドで動作するアプリケーションに対して上記制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 上記制御手段は、上記通信手段による通信に基づき少なくとも1つのアプリケーションに対して上記制御を行った場合、当該通信の終了に応じて、当該制御を終了することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 上記通信手段は、NFCにより無線通信を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 上記制御手段は、上記通信手段が、NFCにおけるパッシブモードのターゲットとして動作する場合、上記制御を行わないことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 上記通信装置は、当該通信装置が備えるバッテリーにより動作可能な装置であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 複数のアプリケーションを動作可能な通信装置の制御方法であって、
    前記通信装置が外部装置との通信を行うか判定する判定工程と;
    上記判定工程において通信が行われると判定された場合に、当該通信に対応するアプリケーションとは異なる、少なくとも1つのアプリケーションが動作しないように制御する制御工程と;
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として動作させるためのプログラム。
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