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JP2015072171A - X線応力測定方法、及びx線応力測定装置 - Google Patents

X線応力測定方法、及びx線応力測定装置 Download PDF

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JP2015072171A
JP2015072171A JP2013207543A JP2013207543A JP2015072171A JP 2015072171 A JP2015072171 A JP 2015072171A JP 2013207543 A JP2013207543 A JP 2013207543A JP 2013207543 A JP2013207543 A JP 2013207543A JP 2015072171 A JP2015072171 A JP 2015072171A
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友亮 湯村
Tomosuke Yumura
友亮 湯村
栗村 隆之
Takayuki Kurimura
隆之 栗村
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Abstract

【課題】X線応力測定装置で、X線照射器からのX線を含む仮想平面を測定対象に対して傾けても、光変位計による距離検出を実現する。【解決手段】応力の測定点3aを含む表面2上に、光変位計13から出光される光を乱反射する粒5の集まりを配置する乱反射材塗布工程と、光変位計13により測定点3aまでの距離を検出する距離検出工程と、距離検出工程で検出される距離が予め定められている距離になるよう、X線照射器、回折X線受光器及び光変位計13を含む測定ヘッド10の位置を調節するヘッド位置調節工程と、表面2上の粒5を除く乱反射材除去工程と、X線照射器から測定点3aを含む表面2上にX線を照射して、測定点3aにおける応力を測定する応力測定工程と、を実行する。【選択図】図5

Description

本発明は、X線を測定対象に照射し、測定対象で回折した回折X線により、測定対象の応力を測定するX線応力測定方法、及びこの方法の実行に好適なX線応力測定装置に関する。
X線応力測定方法としては、例えば、以下の特許文献1に記載の方法がある。この方法では、レーザ変位計とX線照射器と回折X線受光器とヘッド移動機構とを備えているX線応力測定装置を用いている。このX線応力測定装置のX線照射器は、測定対象の測定点を含む表面にX線を照射する。回折X線受光器は、測定対象で回折した回折X線を受光する。レーザ変位計は、測定対象の表面上の測定点にレーザ光を照射して測定点までの距離を検出する。ヘッド移動機構は、レーザ変位計とX線照射器と回折X線受光器とを含むヘッドの位置や傾きを変える。このX線応力測定装置では、X線照射器が照射するX線の光軸を含む仮想平面上に、回折X線受光器の受光部が配置されている。
X線応力測定では、一般的に、この仮想平面内において、測定面上の測定点を基準にした測定面法線に対するX線照射器の相対角度ψを適宜変えて、回折角度2θを得ることで、測定対象の表面における応力を測定している。特許文献1に記載のX線応力測定方法では、さらに、測定対象に対する仮想平面の角度Ωを変えて、測定対象の表面における応力を測定する二軸(ψ、Ω)傾斜法を提案している。
特開平8−320264号公報
上記特許文献1に記載の技術では、レーザ変位計で検出した距離が予め定められた距離になってから、X線照射器及び回折X線受光器を用いて測定対象の応力を測定している。しかしながら、前述の仮想平面の角度Ωを変えて応力を測定する場合、測定面上の測定点における法線を含む面に対して、レーザ変位計のレーザ出光部の光軸及びレーザ受光部の光軸を含む仮想平面を傾けることになるため、レーザ出光部からのレーザ光がレーザ変位計のレーザ受光部に至らず、レーザ変位計で測定点までの距離を測定することができない場合がある。すなわち、上記特許文献1に記載の技術では、レーザ変位計で測定点までの距離を測定することができず、測定点における応力を測定できない場合があるという問題点がある。
そこで、本発明は、このような従来技術の問題点に着目し、X線照射器からのX線を含む仮想平面を測定対象に対して傾けた場合でも、光変位計での距離測定を実現して、この仮想平面を傾けた場合における応力を測定することができるX線応力測定方法、及びこの方法の実行に好適なX線応力測定装置を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するための発明に係る第一態様としてのX線応力測定方法は、
測定対象の表面上の測定点に光を照射して、前記測定点までの距離を検出する光変位計と、前記光変位計からの光線を含む仮想平面上で前記光線と交差するようX線を前記表面に照射するX線照射器と、前記X線照射器からの前記X線が前記測定対象で回折した回折X線であって、前記仮想平面上の回折X線を受光する回折X線受光器と、前記光変位計と前記X線照射器と前記回折X線受光器とを含む測定ヘッドの向きを変えて前記仮想平面の傾きを変えると共に前記測定ヘッドの位置を変えるヘッド移動機構と、を備えているX線応力測定装置を用いた応力測定方法において、
前記測定点を含む前記表面上に、前記光変位計から出光される光を乱反射する粒の集まりを配置する乱反射材塗布工程と、前記乱反射材塗布工程後に、前記光変位計により前記測定点までの距離を検出する距離検出工程と、前記距離検出工程で検出される前記距離が、予め定められている距離になるよう、前記ヘッド移動機構を操作するヘッド位置調節工程と、前記ヘッド位置調節工程後に、前記表面上の前記粒を除く乱反射材除去工程と、前記乱反射除去工程後に、前記X線照射器から前記測定点を含む前記表面上にX線を照射して、前記測定点における応力を測定する応力測定工程と、を実行する。
当該X線応力測定方法では、測定対象の表面上の測定点における法線を含む法線走査面に対して測定ヘッドの仮想平面を傾けても、測定点を含む表面上に粒の集まりを配置することで、光変位計からの光が粒の集まりで乱反射し、この一部を光変位計で受光することができる。このため、当該X線応力測定方法では、仮想平面を法線走査面に対して傾けても、光変位計での距離検出を実現でき、測定点における応力を測定することができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第二態様としてのX線応力測定方法は、
前記第一態様としてのX線応力測定方法において、前記乱反射材塗布工程では、前記表面上に、前記粒の集まりと共に、前記粒を前記表面に保持する媒体を配置する。
当該X線応力測定方法では、測定対象の表面上に媒体を配置することで、表面が傾いていても、この表面上に粒を保持することができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第三態様としてのX線応力測定方法は、
前記第二態様としてのX線応力測定方法において、前記乱反射材塗布工程では、前記媒体中に前記粒の集まりを混入し、前記粒の集まりが混入している前記媒体を前記表面に塗布する。
前記問題点を解決するための発明に係る第四態様としてのX線応力測定方法は、
前記第三態様としてのX線応力測定方法において、前記媒体は、前記表面から流れ落ちない粘度の媒体である。
前記問題点を解決するための発明に係る第五態様としてのX線応力測定方法は、
前記第二態様としてのX線応力測定方法において、前記乱反射材塗布工程では、前記媒体を前記表面に塗布した後、前記表面上の媒体に前記粒の集まりを配置する。
前記問題点を解決するための発明に係る第六態様としてのX線応力測定方法は、
前記第五態様としてのX線応力測定方法において、前記媒体は、前記表面及び前記粒に対して粘着性を有する粘着剤であり、前記媒体を前記表面に対して噴霧することで、前記媒体を前記表面に塗布する。
当該X線応力測定方法では、表面上の媒体の厚さを極めて薄くすることができ、表面上の測定点における法線方向での粒の重なりを回避することができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第七態様としてのX線応力測定方法は、
前記第一から第六のいずれか一態様としてのX線応力測定方法において、前記粒は、セラミックス製の粒である。
前記問題点を解決するための発明に係る第八態様としてのX線応力測定方法は、
前記第一から第七のいずれか一態様としてのX線応力測定方法において、前記仮想平面の傾きの角度が大きくなるに伴って、前記粒の集まり中の最大粒径の粒の重量比又は体積比を大きくする。
測定対象の表面上の測定点における法線を含む法線走査面に対して測定ヘッドの仮想平面を傾ける角度を大きくすると、粒の集まりで乱反射した光のうち、光変位計で受光する光量が減少する。当該X線応力測定方法では、仮想平面の傾きの角度が大きくなるに伴って、粒の集まり中の最大粒径の粒の重量比又は体積比を大きくするので、光変位計で受光できる光量の減少を抑えることができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第九態様としてのX線応力測定方法は、
前記第一から第八のいずれか一態様としてのX線応力測定方法において、前記粒の集まり中における粒の最大粒径と前記応力測定工程で測定される応力の誤差との予め求めておいた関係を用いて、前記乱反射材塗布工程で用いた粒の集まり中における粒の最大粒径に対応する誤差を把握し、前記応力測定工程で測定された応力を前記誤差分補正する応力補正工程を実行する。
当該X線応力測定方法では、測定対象の表面上に粒の集まりを配置して、光変位計で距離を検知したことで生じる応力の誤差を解消することができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第十態様としてのX線応力測定方法は、
前記第一から第八のいずれか一態様としてのX線応力測定方法において、前記粒の集まり中における粒の最大粒径と前記応力測定工程で測定される応力の誤差との予め求めておいた関係を用いて、前記応力測定工程で測定される応力の誤差が予め定められている許容誤差範囲内になるよう、前記乱反射材塗布工程で用いる前記粒の集まり中における粒の最大粒径を定める粒径選定工程を実行する。
当該X線応力測定方法では、測定対象の表面上に粒の集まりを配置して、光変位計で距離を検知したことで生じる応力の誤差を許容誤差範囲内に収めることができる。
前記問題点を解決するための発明に係る第一態様としてのX線応力測定装置は、
測定対象の表面上の測定点に光を照射して、前記測定点までの距離を検出する光変位計と、前記光変位計からの光線を含む仮想平面上で前記光線と交差するようX線を前記表面に照射するX線照射器と、前記X線照射器からの前記X線が前記測定対象で回折した回折X線であって、前記仮想平面上の回折X線を受光する回折X線受光器と、前記光変位計と前記X線照射器と前記回折X線受光器とを含む測定ヘッドの向きを変えて前記仮想平面の傾きを変えると共に前記測定ヘッドの位置を変えるヘッド移動機構と、制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記光変位計、前記X線照射器及び前記ヘッド移動機構の駆動を制御すると共に、前記回折X線受光器からの信号を受けて前記測定対象の前記測定点における応力を求める測定制御部と、前記測定点を含む前記表面上に配置されて前記光変位計から出光された光を乱反射する粒の集まり中における粒の最大粒径と前記仮想平面の傾きとパラメータとして、前記測定制御部が求めた前記応力の誤差を求め、前記誤差を用いて前記応力を補正する応力補正部と、を有する。
当該X線応力測定では、測定対象の表面上に粒の集まりを配置して、光変位計で距離を検知したことで生じる応力の誤差を解消することができる。
本発明によれば、X線照射器からのX線を含む仮想平面を測定対象に対して傾けた場合でも、光変位計で測定点までの距離を検出することができるので、この測定点における応力を測定することができる。
本発明に係る一実施形態におけるX線応力測定装置の構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるX線応力測定装置の要部斜視図である。 本発明に係る一実施形態におけるX線応力測定方法の実行手順を示すフローチャートである。 本発明に係る一実施形態における乱反射材塗布工程を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における距離検出工程を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における測定制御部が求める応力に誤差が含まれる理由を説明するための説明図である。 粒の最大粒径と測定応力の誤差との関係を示すグラフである。 本発明に係る一実施形態で、仮想平面を傾けた際における仮想層を通過するX線の通過距離の変化を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態における仮想平面の傾き角度と粒の粒径との関係を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態の変形例における乱反射材塗布工程を示す説明図である。
「実施形態」
以下、本発明に係るX線応力測定方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施形態のX線応力測定方法に用いるX線応力測定装置について説明する。
本実施形態のX線応力測定装置は、図1に示すように、測定対象1にX線を照射するX線照射器12を有する測定ヘッド10と、測定ヘッド10の位置及び傾きを変えるヘッド移動機構30と、測定ヘッド10及びヘッド移動機構30を駆動する駆動制御装置40と、この駆動制御装置40を制御しつつ測定ヘッド10からの情報に基づき測定対象1の応力を求める測定制御装置50と、を備えている。
測定ヘッド10は、所定の半径で円弧状に延びるガイドレール11と、ガイドレール11に沿って移動可能に設けられている前述のX線照射器12と、ガイドレール11に設けられ測定対象1からの回折X線を受光する回折X線受光器17と、ガイドレール11に設けられ測定対象1の表面2までの距離を検出するレーザ変位計13と、を有する。
ここで、ガイドレール11の円弧の中心を含み且つガイドレール11が延びている方向に広がっている平面を仮想平面Pvとする。
X線照射器12は、仮想平面Pv上をガイドレール11の円弧の中心に向かってX線を出光できるように、ガイドレール11に取り付けられている。レーザ変位計13は、レーザ光を出光するレーザ出光部14と、このレーザ光を受光するレーザ受光部15と、を有する。このレーザ変位計13は、仮想平面Pv上をガイドレール11の円弧の中心に向かってレーザ出光部14がレーザ光を出光し、ガイドレール11の円弧の中心から仮想平面Pv上を通ってきたレーザ光をレーザ受光部15が受光できるように、ガイドレール11に取り付けられている。回折X線受光器17は、位置検出比例計数管(PSPC:Position Sensitive Proportional Counter)型の回折X線受光器である。この回折X線受光器17は、その受光面18(図2参照)がガイドレール11の円弧の中心側を向き且つ仮想平面Pv上をガイドレール11の円弧に沿って広がるよう、ガイドレール11に取り付けられている。
よって、本実施形態では、仮想平面Pv上に、レーザ変位計13におけるレーザ出光部14の光軸及びレーザ受光部15の光軸が位置することになる。また、X線照射器12からのX線は、レーザ変位計13からのレーザ光線と仮想平面Pv上であってガイドレール11の円弧の中心で交差することになる。回折X線受光器17は、仮想平面Pv上の回折X線を受光することになる。また、X線照射器12は、ガイドレール11に沿って移動することで、X線の出光方向を仮想平面Pv内で変えることができる。このため、本実施形態では、この仮想平面PvがX線の走査面になる。
ヘッド移動機構30は、装置の設置面に対して平行なXY面内で移動可能なXYステージ31と、XYステージ31からXY面に対して垂直なZ方向に延びるZ軸コラム32と、Z軸コラム32に沿ってZ方向に移動可能に設けられているZベース33と、Zベース33に取り付けられ、X方向に平行なΩ軸34を中心として回転する回転アーム35と、回転アーム35からX方向に延びるヘッド支持アーム36と、ヘッド支持アーム36に設けられヘッド支持アーム36が延びている方向に対して垂直なR方向に移動可能なRベース37と、Rベース37と測定ヘッド10のガイドレール11とを連結する連結軸38と、を有している。このヘッド移動機構30では、回転アーム35がΩ軸34を中心として回転すると、測定ヘッド10の仮想平面Pvは傾く。なお、以上のヘッド移動機構30において、XYステージ31やRベース37を省略してもよい。また、逆に、Z方向に延びるZ軸回りに回転する機構等を追加してもよい。
駆動制御装置40は、ヘッド移動機構30の各駆動部に対して駆動信号を与えて、ヘッド移動機構30の各駆動部を駆動させと共に、測定ヘッド10のレーザ変位計13やX線照射器12に駆動信号を与えてこれらを駆動させる。さらに、駆動制御装置40は、レーザ変位計13からの信号や回折X線受光器17からの信号を受け付ける。
測定制御装置50は、コンピュータである。この測定制御装置50は、各種演算を行うCPU51と、CPU51のワークエリア等になるメモリ54と、ハードディスクドライブ装置等の補助記憶装置55と、キーボードやマウス等の手入力装置61と、表示装置62と、手入力装置61、表示装置62及び駆動制御装置40の入出力インタフェース63と、ディスク型記憶媒体Dに対してデータの記憶処理や再生処理を行う記憶・再生装置59と、を備えている。
補助記憶装置55には、OS(Operating System)プログラム56と、ヘッド移動機構30の各駆動部や測定ヘッド10を制御して測定対象1の応力を求めるための測定制御プログラム57と、測定制御プログラム57の実行により求められた応力を補正する応力補正プログラム58と、が予め格納されている。これらのプログラムは、例えば、記憶・再生装置59を介して、ディスク型記憶媒体Dから補助記憶装置55に取り込まれる。なお、これらのプログラムは、通信インタフェースを介して外部の装置から補助記憶装置55に取り込まれてもよい。
CPU51は、機能的に、ヘッド移動機構30の各駆動部や測定ヘッド10を制御して測定対象1の応力を求める測定制御部52と、測定制御部52の動作の結果求められた応力を補正する応力補正部53と、を有する。測定制御部52は、CPU51が補助記憶装置55に格納されている測定制御プログラム57を実行することで機能する。また、応力補正部53は、CPU51が補助記憶装置55に格納されている応力補正プログラム58を実行することで機能する。
次に、以上で説明したX線応力測定装置を用いたX線応力測定方法について、図3に示すフローチャートに従って説明する。
ここで、図2及び図5に示すように、測定対象1は歯車1aで、この歯車1aの歯面を測定面2aとし、この測定面2a上の一点を測定点3aとして、X線応力測定装置によりこの測定点3aにおける応力を求めるものとする。
X線応力測定方法では、並傾法又は通常法と呼ばれる方法と、二軸傾斜法と呼ばれる方法がある。並傾法は、測定ヘッド10の仮想平面Pvと測定面2a上の測定点3aからの法線nを含む面である法線走査面Pnとが一致するように、測定ヘッド10を設定してから、この仮想平面Pv内で測定ヘッド10のX線照射器12を移動させて、測定点3aにおける応力測定を行う方法である。一方、二軸傾斜法は、法線走査面Pnに対して測定ヘッド10の仮想平面Pvが傾くように、測定ヘッド10を設定してから、この仮想平面Pv内で測定ヘッド10のX線照射器12を移動させて、測定点3aにおける応力測定を行う方法である。
前述したように、測定対象1が歯車1aであり、この歯車1aの歯面上の一点を測定点3aとする場合、この歯面を有する歯に隣接する歯の存在により、レーザ変位計13から歯面上の測定点3aへのレーザ光の照射や、X線照射器12から測定点3aへのX線の照射等が困難な場合が多い。このような場合、並傾法を採用することができず、二軸傾斜法を採用することになる。
そこで、本実施形態では、まず、検査者が、測定制御装置50の手入力装置61を操作して、ヘッド移動機構30を駆動させ、測定ヘッド10の位置の位置及び傾きを初期設定する(S1:測定ヘッドの初期設定)。この際、測定ヘッド10の仮想平面Pv上に測定点3aが位置し、且つこの仮想平面Pv上であって測定点3aから測定ヘッド10までの領域中に測定点3aが存在する歯を除く歯が存在しないよう、測定ヘッド10の位置及び傾きを設定する。この結果、測定ヘッド10の仮想平面Pvは、測定面2a上の測定点3aからの法線nを含む面である法線走査面Pnに対して傾くことがある。法線走査面Pnに対する仮想平面Pvの角度Ωは、この初期設定工程(S1)で、測定制御装置50のメモリ54に記憶される。なお、測定制御装置50が法線走査面Pnに対する仮想平面Pvの角度Ωを認識するためには、例えば、水平面等の基準面に対する法線走査面Pnの角度を予め認識しておく必要がある。このため、例えば、測定ヘッド10を初期設定する過程で、Ω軸34を中心として回転する回転アーム35を回転させて、測定ヘッド10の仮想平面Pvの基準面に対する角度を変更しつつ、測定点3aにレーザ変位計13のレーザ出光部14からのレーザ光を照射する。測定制御装置50は、このレーザ光の照射過程で、レーザ変位計13のレーザ受光部15で受光するレーザ光の光量が最も多い回転アーム35の回転角度から、基準面に対する法線走査面Pnの角度を認識する。
次に、この測定点3aを含む測定面2a上に、レーザ光を乱反射する粒の集まりを配置する(S2:乱反射材塗布工程)。この乱反射材塗布工程(S2)では、例えば、図4に示すように、液状の媒体6に、最大粒径が所定粒径以下の粒5の集まりを混入し、測定点3aを含む測定面2a上に粒5が混入している媒体6を塗布する。又は、測定点3aを含む測定面2a上に液状の媒体6を塗布した後、最大粒径Dが所定粒径以下の粒5の集まりを測定面2a上の媒体6にふりかける。
粒5としては、レーザ光を乱反射するものであれば如何なる材料で形成された粒5でもよく、例えば、アルミナ、ジルコニア、シリカ等のセラミックス製の粒が適切である。これは、セラミックス製の粒は、造粒で形成されるため、形状がほぼ球形で且つ粒度分布を管理し易いからである。液状の媒体6としては、測定面2a及び粒5と反応しないものであれば如何なるものでもよく、例えば、各種油、各種有機溶剤、ゼラチン、グリセリン等が適切である。但し、ここで用いる媒体6は、対象とする測定面2aから予め定めた短時間のうちに流れ落ちない所定の粘度を有することが好ましい。このため、対象とする測定面2aの傾斜度に応じて、媒体6の粘度が前記所定の粘度になるよう調整するか、又は、前記所定の粘度の媒体6を使用することが好ましい。このように、液状の媒体6を測定面2a上に塗布することにより、測定面2aが傾いていても、この測定面2a上に粒5を保持しておくことができる。
次に、レーザ変位計13を駆動し、測定点3aまでの距離を検出する(S3:距離検出工程)。
ところで、前述の二軸傾斜法を採用する場合に、測定面2a上の測定点3aからの法線nを含む面である法線走査面Pnに対して、レーザ変位計13のレーザ出光部14の光軸及びレーザ受光部15の光軸を含む仮想平面Pvが傾いているため、レーザ変位計13のレーザ出光部14から測定点3aに照射されても、この測定点3aを含む測定面2aが平滑であると、この測定面2aで反射したレーザ光をレーザ変位計13のレーザ受光部15で受光できない。よって、この場合、このレーザ変位計13で測定点3aまでの距離を検出することができない。このため、本実施形態では、距離検出工程(S3)前に乱反射材塗布工程(S2)を実行し、測定点3aを含む測定面2a上に、レーザ光を乱反射する粒5の集まりを配置している。
距離検出工程(S3)では、レーザ変位計13のレーザ出光部14からのレーザ光が、図5に示すように、測定点3aを含む測定面2aに配置されている粒5の集まりに照射される。粒5は、このレーザ光を乱反射する。このため、粒5で乱反射されたレーザ光の一部がレーザ変位計13のレーザ受光部15で受光される。この結果、レーザ変位計13は、測定点3aを含む測定面2aに配置されている粒5までの距離を検知することができる。この検知結果は、駆動制御装置40を介して、測定制御装置50の測定制御部52に送られる。
測定制御部52は、レーザ変位計13により検出された距離が所定距離か否かを判断する(S4)。ここで、所定距離とは、レーザ光線とX線とが交差する位置が測定点3aになる距離、言い換えると、ガイドレール11の円弧の中心位置が測定点3aになる距離である。測定制御部52は、レーザ変位計13により検出された距離が所定距離ではないと判断すると、仮想平面Pvの傾きが変わらずに、レーザ変位計13により検出される距離が所定距離に近づくよう、駆動制御装置40によりヘッド移動機構30を駆動させる(S5)。これらステップ4及びステップ5の処理を合わせた処理工程で、測定ヘッド10の位置が調整される(S4,S5:ヘッド位置調整工程)。
ヘッド位置調節工程(S4,S5)が終了すると、再び、レーザ変位計13により距離が検出され(S3)、測定制御部52は、再び、ヘッド位置調節工程(S4,S5)中のステップ4で、レーザ変位計13により検出された距離が所定距離か否かを判断する。測定制御部52は、レーザ変位計13により検出された距離が所定距離であると判断すると、例えば、測定ヘッド10の設定が完了した旨を表示装置62に表示する。
検査者は、表示装置62に、測定ヘッド10の設定が完了した旨が表示されると、測定点3aを含む測定面2a上の粒5及び媒体6を除去する(S6:乱反射材除去工程)。
検査者は、乱反射材除去工程(S6)が終了すると、測定制御装置50の手入力装置61を操作して、応力測定開始を測定制御装置50に指示する。測定制御装置50は、二軸傾斜法によって、測定点3aにおける応力を測定するために、駆動制御装置40によりヘッド移動機構30及び測定ヘッド10を駆動させる。具体的には、X線照射器12は、測定点3aに向けてX線を照射する。回折X線受光器17は、測定点3aからの回折X線を受光する。回折X線受光器17は、仮想平面Pv上をガイドレール11の円弧に沿って広がっている受光面18のうちで、回折X線を受光した位置の情報を、駆動制御装置40を介して、測定制御装置50へ出力する。測定制御装置50の測定制御部52は、回折X線を受光した位置の情報から回折角度2θを得る。測定制御部52は、この回折角度2θと仮想平面Pvの傾き角度Ωにより、測定点3aにおける応力を求める。測定制御部52は、この応力を測定制御装置50のメモリ54に記憶する(S7:応力測定工程)。
ところで、測定制御部52は、図6に示すように、レーザ変位計13により検知された距離の位置S1に測定点3aが存在するものとして、回折X線を受光した位置の情報から、回折角度2θを求める。測定制御部52は、ステップ4において、測定点3aを含む測定面2aに粒5の集まりを配置した状態において、レーザ変位計13により検知された距離が所定距離であると判断しているため、X線を測定対象1に照射している際、実際には、所定距離の位置よりもレーザ変位計13から遠い位置S0に測定点3aがある。このため、実際の回折角度2θrに対して、測定制御部52が求めた回折角度2θに誤差が含まれる。よって、測定制御部52が求める応力にも誤差が含まれる。
以上のように、測定制御部52が求める応力には、誤差が含まれているので、応力補正部53は、測定制御部52が求めた応力を補正する(S8:応力補正工程)。
ここで、測定点3aを含む測定面2a上に粒5の最大粒径Dに相当する厚さの仮想層7があるとして、仮想平面Pvの角度Ωが0である場合には、図7に示すように、粒5の最大粒径D(仮想層7の厚さ)の変化に対して、測定制御部52が求めた応力の誤差Δσが正比例の関係で変化する。つまり、粒5の最大粒径Dが大きくなるに連れて次第に応力の誤差Δσが大きくなる。なお、この関係は、幾何学的に定められる関係で、実験等により定められる関係ではない。
仮想平面Pvの角度が0でない場合、図8に示すように、前述の仮想層7を通過するX線の通過距離Lは、粒5の最大粒径Dと仮想平面Pvの角度Ωとにより、以下の式のように表すことができる。
L=D/cosΩ
そこで、応力補正部53は、上記式により、仮想層7を通過するX線の通過距離Lを求め、この通過距離Lを仮想層7の厚さ、つまり粒5の最大粒径Dとして、図7に示す関係から応力の誤差Δσを求める。そして、応力補正部53は、測定制御部52が求めた応力から誤差Δσ分を減算して、これを測定点3aにおける応力として、表示装置62に表示する。
以上のように、測定制御部52が求めた誤差を補正する際には、測定点3aを含む測定面2a上に配置する粒5の最大粒径Dが重要なパラメータになる。このため、乱反射材塗布工程(S2)では、最大粒径Dが所定粒径以下の粒5の集まりを用いる。この粒5の集まりは、例えば、篩法により、所定粒径(最大粒径D)より大きい粒径が0%で、所定粒径(最大粒径D)の体積比又は重量比が1%を超え、数%以上の集まりである。
仮想平面Pvの角度Ωを大きくすると、レーザ出光部14から出光したレーザ光のうちで、粒5に反射してレーザ受光部15で受光できるレーザ光が少なくなる。このため、仮想平面Pvの角度Ωを大きくする場合には、粒5の集まりにおける最大粒径Dの体積比又は重量比を大きくして、レーザ受光部15で受光できるレーザ光の減少を抑えることが好ましい。
例えば、最大粒径Dが0.5mmの粒5の集まりを用いる場合、図9に示すように、仮想平面Pvの角度Ωを0〜30°にする場合には、篩法で、最大粒径Dが0.5mmである粒5の集まりであれば、最少粒径を限定しなくてもよい。しかしながら、仮想平面Pvの角度Ωを31〜60°にする場合には、篩法で、最大粒径Dが0.5mmで最少粒径が0.2mmである粒5の集まりにして、最大粒径Dの粒の体積比又は重量比を大きくすることが好ましい。さらに、仮想平面Pvの角度Ωを61〜85°にする場合には、篩法で、最大粒径Dが0.5mmで最少粒径が0.4mmである粒5の集まりにして、最大粒径Dの粒の体積比又は重量比をさらに大きくすることが好ましい。
以上のように、本実施形態では、仮想平面Pvを法線走査面Pnに対して傾けても、測定面2aに粒5の集まりを配置することで、レーザ変位計13での距離検出を実現している。このため、本実施形態では、仮想平面Pvを法線走査面Pnに対して傾けても、測定点3aにおける応力を測定することができる。さらに、本実施形態では、測定面2aに粒5の集まりを配置することで、測定により得られる応力に誤差が含まれることになるが、測定により得られた応力を補正することで、誤差を小さくすることできる。
「各種変形例」
次に、以上で説明した実施形態の各種変形例について説明する。
以上の実施形態では、乱反射材塗布工程(S2)において、粒5の集まりが混入している液状の媒体6を測定面2a上に塗布する、又は、測定面2a上に液状の媒体6を刷毛等で測定面2a上に塗布した後に粒5の集まりを測定面2a上の媒体6にふりかける。しかしながら、例えば、図10に示すように、測定面2a及び粒5に対して粘着性を有する媒体6aを測定面2a上に噴霧することで、この媒体6aを測定面2a上に塗布し、その後、測定面2a上の媒体6aに粒5の集まりをふりかけてもよい。この場合、ふりかけた粒5の集まりの一部を吹き払い、測定面2aに対する法線方向で粒5が重なり合わないようにすることが好ましい。粘着性を有する媒体6aを噴霧する方法としては、市販のスプレーのりを用いてもよい。粘着性を有する媒体6aとしては、例えば、イソヘキサン・アセトン、イソヘキサン・シクロヘキサン、ノルマルペンタン・アセトン等の有機溶剤がある。
以上の実施形態では、乱反射材塗布工程(S2)で用いる粒5の集まりの粒径を篩法で管理する。しかしながら、乱反射材塗布工程(S2)で用いる粒5の集まりの粒径を他の方法で管理してもよい。篩法と異なる方法で、粒5の集まりの粒径を管理する場合、この粒5の集まり中で最大粒径Dされている粒径は、体積比でも重量比でも1%未満で極めて少ない。このため、篩法と異なる方法で粒径が管理された粒5の集まりを乱反射材塗布工程(S2)で用いる場合、この粒5の集まり中で、最大粒径Dとされている粒径から体積比又は重量比で例えば10%の集まりにおける平均粒径を最大粒径Dとして扱うことが好ましい。平均粒径としては、例えば、粒5の集まりにおける体積比又は重量比で50%の粒径を用いることができる。
以上の実施形態では、測定により得られた応力を補正する。しかしながら、測定により得られた応力を補正しなくてもよい。この場合、測定により得られる応力に含まれる誤差が予め定められた許容誤差範囲内になるよう、反射材塗布工程で用いる粒5の集まりの最大粒径Dを定めることが好ましい。
以上の実施形態では、測定対象1の表面2上の測定点3aに光を照射して、測定点3aまでの距離を検出する光変位計として、レーザ変位計13を用いている。しかしながら、レーザ変位計13の代わりに、例えば、LED(Light Emitting Diode)光を用いて距離を検出する光変位計を用いてもよい。
1:測定対象、1a:歯車、2:表面、2a:測定面、3a:測定点、5:粒、6,6a:媒体、10:測定ヘッド、11:ガイドレール、12:X線照射器、13:レーザ変位計(光変位計)、17:回折X線受光器、30:ヘッド移動機構、40:駆動制御装置、50:測定制御装置、51:CPU、52:測定制御部、53:応力補正部、54:メモリ、55:補助記憶装置、57:測定制御プログラム、58:応力補正プログラム、n:法線、Pn:法線走査面、Pv:仮想平面、Ω:仮想平面の傾き角度

Claims (11)

  1. 測定対象の表面上の測定点に光を照射して、前記測定点までの距離を検出する光変位計と、
    前記光変位計からの光線を含む仮想平面上で前記光線と交差するようX線を前記表面に照射するX線照射器と、
    前記X線照射器からの前記X線が前記測定対象で回折した回折X線であって、前記仮想平面上の回折X線を受光する回折X線受光器と、
    前記光変位計と前記X線照射器と前記回折X線受光器とを含む測定ヘッドの向きを変えて前記仮想平面の傾きを変えると共に前記測定ヘッドの位置を変えるヘッド移動機構と、
    を備えているX線応力測定装置を用いた応力測定方法において、
    前記測定点を含む前記表面上に、前記光変位計から出光される光を乱反射する粒の集まりを配置する乱反射材塗布工程と、
    前記乱反射材塗布工程後に、前記光変位計により前記測定点までの距離を検出する距離検出工程と、
    前記距離検出工程で検出される前記距離が、予め定められている距離になるよう、前記ヘッド移動機構を操作するヘッド位置調節工程と、
    前記ヘッド位置調節工程後に、前記表面上の前記粒を除く乱反射材除去工程と、
    前記乱反射除去工程後に、前記X線照射器から前記測定点を含む前記表面上にX線を照射して、前記測定点における応力を測定する応力測定工程と、
    を実行するX線応力測定方法。
  2. 前記乱反射材塗布工程では、前記表面上に、前記粒の集まりと共に、前記粒を前記表面に保持する媒体を配置する、
    請求項1に記載のX線応力測定方法。
  3. 前記乱反射材塗布工程では、前記媒体中に前記粒の集まりを混入し、前記粒の集まりが混入している前記媒体を前記表面に塗布する、
    請求項2に記載のX線応力測定方法。
  4. 前記媒体は、前記表面から流れ落ちない粘度の媒体である、
    請求項3に記載のX線応力測定方法。
  5. 前記乱反射材塗布工程では、前記媒体を前記表面に塗布した後、前記表面上の媒体に前記粒の集まりを配置する、
    請求項2に記載のX線応力測定方法。
  6. 前記媒体は、前記表面及び前記粒に対して粘着性を有する粘着剤であり、
    前記媒体を前記表面に対して噴霧することで、前記媒体を前記表面に塗布する、
    請求項5に記載のX線応力測定方法。
  7. 前記粒は、セラミックス製の粒である、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のX線応力測定方法。
  8. 前記仮想平面の傾きの角度が大きくなるに伴って、前記粒の集まり中の最大粒径の粒の重量比又は体積比を大きくする、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のX線応力測定方法。
  9. 前記粒の集まり中における粒の最大粒径と前記応力測定工程で測定される応力の誤差との予め求めておいた関係を用いて、前記乱反射材塗布工程で用いた粒の集まり中における粒の最大粒径に対応する誤差を把握し、前記応力測定工程で測定された応力を前記誤差分補正する応力補正工程を実行する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のX線応力測定方法。
  10. 前記粒の集まり中における粒の最大粒径と前記応力測定工程で測定される応力の誤差との予め求めておいた関係を用いて、前記応力測定工程で測定される応力の誤差が予め定められている許容誤差範囲内になるよう、前記乱反射材塗布工程で用いる前記粒の集まり中における粒の最大粒径を定める粒径選定工程を実行する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のX線応力測定方法。
  11. 測定対象の表面上の測定点に光を照射して、前記測定点までの距離を検出する光変位計と、
    前記光変位計からの光線を含む仮想平面上で前記光線と交差するようX線を前記表面に照射するX線照射器と、
    前記X線照射器からの前記X線が前記測定対象で回折した回折X線であって、前記仮想平面上の回折X線を受光する回折X線受光器と、
    前記光変位計と前記X線照射器と前記回折X線受光器とを含む測定ヘッドの向きを変えて前記仮想平面の傾きを変えると共に前記測定ヘッドの位置を変えるヘッド移動機構と、
    制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記光変位計、前記X線照射器及び前記ヘッド移動機構の駆動を制御すると共に、前記回折X線受光器からの信号を受けて前記測定対象の前記測定点における応力を求める測定制御部と、
    前記測定点を含む前記表面上に配置されて前記光変位計から出光された光を乱反射する粒の集まり中における粒の最大粒径と前記仮想平面の傾きとパラメータとして、前記測定制御部が求めた前記応力の誤差を求め、前記誤差を用いて前記応力を補正する応力補正部と、
    を有するX線応力測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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