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JP2015069007A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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JP2015069007A JP2013203249A JP2013203249A JP2015069007A JP 2015069007 A JP2015069007 A JP 2015069007A JP 2013203249 A JP2013203249 A JP 2013203249A JP 2013203249 A JP2013203249 A JP 2013203249A JP 2015069007 A JP2015069007 A JP 2015069007A
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智昭 枦山
Tomoaki Kaseyama
智昭 枦山
泰弘 丸山
Yasuhiro Maruyama
泰弘 丸山
昭博 小林
Akihiro Kobayashi
昭博 小林
尚之 岩田
Naonori Iwata
尚之 岩田
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Abstract

【課題】ニップ部材の摺接面からの潤滑剤の流出を抑制することができる定着装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】定着装置100のニップ板130が、定着ベルト110の内面110Aに対向する面に、用紙搬送方向において、定着ベルト110が摺接する範囲に相当する中央領域131Aと、中央領域131Aを挟んで用紙搬送方向の上流側および下流側の端縁からそれぞれ延在する上流側領域132Aと下流側領域133Aとを有し、上流側および下流側領域132A,133Aの少なくとも一方に、潤滑剤を保持しようとする保持力が中央領域131Aよりも大きい保持部LRが形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に用いる定着装置、および定着装置を備える画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置は、トナー等の現像剤像を担持可能に構成された像担持体と、像担持体に担持された現像剤像を記録シートに転写する転写部材と、記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置とを備えている。定着装置としては、無端状のベルト(定着フィルム)の内面側に配置したニップ部材と外面側に配置した回転体(加圧ローラ)とでベルトを挟持し、ベルトと回転体の間に現像剤像を担持した記録シートを挟んで搬送する過程で現像剤を加熱溶融して記録シートに定着させる方式が知られている。
この方式の定着装置において、ニップ部材とベルトとの間の摺動性を高めるために用いられる潤滑剤を均一に分散させるため、ニップ部材のベルトと摺接する面に流動案内溝を設ける構成が知られている(特許文献1)。
特開2008−146964号公報
特許文献1の構成では、ニップ部材の摺接面に潤滑剤を均一に分散させることは可能となるが、摺接面の外側に流出する潤滑剤に対する配慮はなされていない。潤滑剤は摺接面から流出すると、滑らかなニップ部材の表面を伝ってニップ部材の裏側に回り込み、装置内部を汚染するおそれがある。また、そのような流出による潤滑剤の減少は、ベルトの摺動性を低下させ、ベルトの駆動トルク上昇やスリップのリスクを高めるとともに、装置の劣化を早める可能性もある。
本願の発明者は、ニップ部材の摺接面から記録シート搬送方向外側への潤滑剤流出抑制という課題に着目し、鋭意研究を重ねる中で本発明を着想するに至った。
本発明の一態様において、内面と外面とを有するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側において延びるニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むとともに前記エンドレスベルトとの間で記録シートを搬送方向へ搬送するように構成された回転体とを備える定着装置を提供する。前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面は、前記搬送方向において、前記エンドレスベルトが潤滑剤を介して接触する範囲に相当する中央領域と、前記中央領域の前記搬送方向の上流端から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた上流側領域と、前記中央領域の前記搬送方向の下流端から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた下流側領域とを有する。そして、前記上流側領域および前記下流側領域の少なくとも一方には、前記潤滑剤を保持しようとする保持力が前記中央領域よりも大きい保持部が形成されている。
このような構成によれば、ニップ部材の、エンドレスベルトの内面に対向する面における上流側および/または下流側のエンドレスベルトが接触しない領域において、溢出する潤滑剤の流出を抑制することができる。
前記保持部は、前記搬送方向の表面粗さが前記中央領域よりも大きい粗面部として構成することができる。
これによれば、ニップ部材の、エンドレスベルトの内面に対向する面における上流側および/または下流側のエンドレスベルトが接触しない領域に対し、記録シートの表面粗さを高くするだけで保持部を形成することができるので、保持部の形成が容易に実現可能である。
前記保持部は、例えば、前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面において、前記中央領域には被膜が設けられ、前記上流側および下流側領域の少なくとも一方には被膜が設けられていない構成とすることにより作出することができる。
これによれば、ニップ部材の作成において通常実施される成膜処理を選択的に実施する、もしくは、エンドレスベルトの内面に対向する側の面の全面に成膜した後に被膜を除去する等の工程により、保持部の形成が容易に実現可能である。
前記保持部は、前記搬送方向に直交する方向において、前記エンドレスベルトの幅に相当する範囲の全体にわたって形成されているとよい。ニップ部材のエンドレスベルトの内面に対向する面におけるエンドレスベルトが接触する領域(中央領域)の搬送方向下流側に押し出され、上流側で掻き取られる潤滑剤の流出を効果的に抑制できるからである。
前記保持部は、前記搬送方向に直交する方向の端縁が、前記エンドレスベルトの幅に相当する範囲の外側に位置するものとしてもよい。このように構成すると、エンドレスベルトの駆動中の幅方向への変位があっても確実に潤滑剤の流出を抑制できるとともに、エンドレスベルトの幅方向両端縁から溢出する潤滑剤の流出を抑制することができる。
なお、その場合、前記保持部は、前記ニップ部材の、前記搬送方向に直交する方向の両端縁から所定のマージンを残して形成してもよい。保持部を、例えば、記録シートの搬送方向に直交する方向にけがきで線を刻むことで形成するような形態において、エンドレスベルトの幅方向両端縁から外側に溢出する潤滑剤をけがき線に沿って内側へ引き戻すよう作用するものとすることができる。
前記保持部は、前記中央領域の前記記録シートの搬送方向の上流側または下流側の端縁から3mm以内の範囲に少なくとも一部が形成されているとよい。潤滑剤抑制部を、中央領域の直近3mm以内の範囲に設けることで、エンドレスベルトの駆動時のばたつき等により、摺動面から溢出した潤滑剤をエンドレスベルトで回収することが期待できる。
前記保持部は、前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面の一部を、けがき、やすりがけ、切削、成膜、被膜除去から選択された一ないし複数の方法により処理することで形成することができる。これらの方法を採用することで、保持部を簡易かつ低コストで容易に実現することができる。
本発明の諸実施形態は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面に対向するニップ部材とを備える定着装置であって、前記ニップ部材は、前記エンドレスベルトの内面に対向する面であって、前記エンドレスベルトと潤滑剤を介して接触する第1領域と、前記第1領域から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた第2領域とを有し、前記第2領域は、前記潤滑剤を保持しようとする保持力が前記中央領域よりも大きい保持部を有することを特徴とするものとすることができる。第2領域が保持部を有するものであるため、ニップ部材の、エンドレスベルトの内面に対向する面におけるエンドレスベルトが接触しない領域において、溢出する潤滑剤の流出を抑制することができる。
本発明は、現像剤像を担持可能に構成された像担持体と、前記像担持体に担持された現像剤像を記録シートに転写する転写部材と、前記定着装置とを備えた画像形成装置において実装することができる。定着装置の優れた特徴により、画像形成装置の定着性能の劣化防止や、潤滑剤による装置内の汚染の低減、ひいては装置の長寿命化が可能となる。
前記画像形成装置においては、前記ニップ部材が、前記中央領域が上向きまたは斜め上向きの姿勢となるよう配置されている形態をとる場合に、本発明の顕著な効果が得られるかもしれない。中央領域が、下方を向く形態に比べ、重力の作用で潤滑剤が流出しやすく、潤滑剤が溢出すると定着装置の内部に落下することが懸念されるためである。
本発明によれば、ニップ部材の摺接面からの潤滑剤の流出を抑制することができる。
実施形態に係る画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成を示す図である。 一実施形態に係る定着装置の構成を示す図である。 ニップ板の構成の一例を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)上流側端部の拡大断面図、(d)下流側端部の拡大断面図である。 定着ベルトとニップ板の端部を拡大して上から見た平面図である。 ニップ板の構成の変形例を示す(a)斜視図、(b)断面図、(c)上流側端部の拡大断面図、(d)下流側端部の拡大断面図である。 ニップ板の構成の他の変形例を示す図(a)、(b)である。 加熱部材の変形例を示す(a)断面図および(b)ニップ板の斜視図である。
次に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、方向は、画像形成装置を使用するユーザを基準とする。具体的には、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」、紙面奥側を「左」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
まず、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、後述する感光体ドラム41に形成されたトナー像(現像剤像)を用紙(記録シート)Sに転写することで記録シートの一例としての用紙Sに画像を形成する装置であり、筐体2と、給紙部3と、画像形成部4と、排紙部5とを主に備えている。
筐体2は、感光体ドラム41などを支持する本体フレーム21と、フロントカバー22とを主に備えて構成されている。
本体フレーム21は、前側面に後述する現像カートリッジ44を着脱するための開口21Aを有している。
フロントカバー22は、前側の開口21Aを覆うカバー(鎖線参照)であり、本体フレーム21に対し下端部を中心に上端部が回動可能に支持され、実線で示す開いた状態において後述する給紙トレイ31の一部を構成する。なお、筐体2は、鎖線で示す閉じた状態のフロントカバー22の内側に配置され、下端部を中心に回動することで開口21Aを開閉する第2フロントカバー24を備えている。これにより、フロントカバー22が開かれて給紙トレイ31の一部として使用されているときでも、第2フロントカバー24によって筐体2内への塵埃の侵入を抑制することができる。
給紙部3は、画像形成部4に用紙Sを供給する構成であり、給紙トレイ31と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31は、画像形成部4に供給するための用紙Sが載置されるトレイである。
給紙トレイ31は、筐体2内の下部に設けられた押圧板31Aと、開いた状態のフロントカバー22とにより用紙Sを載置するための台部が構成されている。押圧板31Aは、本体フレーム21に対し前端部を中心に後端部が上下に回動可能に支持され、押上部材31Bにより後端部が押し上げられるように構成されている。
給紙機構33は、ピックアップローラ33Aや分離ローラ33B、分離パッド33Cなどを有し、筐体2内の下部の後寄りに配置されている。この給紙機構33は、給紙トレイ31に載置された用紙Sをピックアップローラ33Aにより送り出し、分離ローラ33Bと分離パッド33Cとの間で1枚ずつ分離して画像形成部4に供給するように構成されている。
画像形成部4は、給紙された用紙Sに画像を形成する構成であり、像担持体の一例としての感光体ドラム41と、帯電ユニット42と、露光ユニット43と、現像カートリッジ44と、転写部材の一例としての転写ローラ45と、定着装置100とを主に備えている。
感光体ドラム41は、導電性を有する円筒状のドラム本体の外周面に感光層が形成された部材であり、筐体2内の上下方向中央付近の後寄りに配置されている。この感光体ドラム41は、図1の矢印で示す方向に回転可能に設けられ、露光により形成された静電潜像にトナー(現像剤)が供給されることで現像剤像の一例としてのトナー像が形成され、当該トナー像を担持可能に構成されている。
帯電ユニット42は、コロナワイヤやグリッド電極などを有し、感光体ドラム41の上方に対向して配置されている。この帯電ユニット42は、帯電バイアスの印加により感光体ドラム41の表面を一様に帯電するように構成されている。
露光ユニット43は、感光体ドラム41の回転軸方向である左右方向に配列された図示しない複数の明滅部(発光ダイオード素子)を有し、感光体ドラム41の前斜め上方に対向して配置されている。この露光ユニット43は、明滅部が画像データに基づいて明滅することで、帯電後の感光体ドラム41の表面を露光可能に構成されている。
現像カートリッジ44は、現像ローラ44Aや供給ローラ44B、層厚規制ブレード44C、トナーを収容するトナー収容部44Dなどを有し、感光体ドラム41の前斜め下方に対向して配置されている。この現像カートリッジ44は、露光により形成された感光体ドラム41上の静電潜像にトナーを供給して感光体ドラム41上にトナー像を形成するように構成されている。なお、現像カートリッジ44は、フロントカバー22および第2フロントカバー24を開くことで開口21Aを通して筐体2に対し着脱可能に構成され、これにより交換可能となっている。
転写ローラ45は、金属製の軸や当該軸の周囲に設けられた弾性を有するローラ本体などを有し、感光体ドラム41の後方に対向して配置されている。この転写ローラ45は、転写バイアスの印加によりトナーを引き寄せることで感光体ドラム41との間を通過する用紙Sにトナー像を転写するように構成されている。
定着装置100は、加熱部材101や加圧ローラ150などを有し、筐体2内において感光体ドラム41の上方に配置されている。この定着装置100は、加熱部材101と加圧ローラ150との間を通過する用紙Sに転写されたトナー像を熱定着するように構成されている。定着装置100の詳細な構成については、後述する。
排紙部5は、画像が形成された用紙Sを排出する構成であり、排紙ローラ51と、排紙トレイ52とを主に備えている。排紙ローラ51は、定着装置100から搬出される用紙Sを筐体2外に排出するためのローラであり、筐体2内の上部に配置されている。排紙トレイ52は、筐体2外に排出された用紙Sを載置するためのトレイであり、本体フレーム21の上面に形成されている。
このように構成されたレーザプリンタ1は、画像データを含む画像形成の指示が入力されると画像形成動作を実行する。具体的に、画像形成部4は、回転駆動する感光体ドラム41の表面を帯電ユニット42により帯電し、帯電後の感光体ドラム41の表面を露光ユニット43により露光して感光体ドラム41上に画像データに基づく静電潜像を形成する。その後、画像形成部4は、現像カートリッジ44により露光後の感光体ドラム41にトナーを供給して静電潜像を可視像化し、感光体ドラム41上にトナー像を形成する。
また、ここまでの適宜なタイミングにおいて、給紙部3は、給紙機構33により給紙トレイ31に載置された用紙Sを画像形成部4に供給する。そして、画像形成部4は、給紙部3から供給された用紙Sを感光体ドラム41と転写ローラ45との間で搬送することで、感光体ドラム41が担持するトナー像を用紙Sに転写する。その後、画像形成部4は、定着装置100により、用紙Sに転写されたトナー像を熱定着する。そして、排紙部5は、排紙ローラ51によりトナー像が熱定着された用紙Sを筐体2外に排出し、排紙トレイ52上に載置する。
<定着装置の詳細構成>
次に、定着装置100の詳細な構成について説明する。
図2に示すように、定着装置100は、加熱部材101と、回転体の一例としての加圧ローラ150とを備えている。
加熱部材101は、エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射板140と、ステイ160と、ガイドフレーム200とを備えている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状のベルトであり、図示時計回りに回転する加圧ローラ150に接触して従動することで、加圧ローラ150との間で用紙Sを挟持する側(ニップ部)において下方から上斜め前方向に移動するように構成されている。定着ベルト110は、左右方向(幅方向)に延びる軸線の周りを回転するように構成され、ニップ板130に摺動する内面110Aと、加圧ローラ150に対向する外面110Bとを有している。定着ベルト110は、ステンレス鋼等の金属から形成された金属素管を有している。また、定着ベルト110は、金属素管の表面を覆うゴム層を有していてもよく、ゴム層の表面を覆うフッ素コーティング等による非金属の易剥離性材料層をさらに有していてもよい。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130と別体であり、ニップ板130および定着ベルト110を加熱することで用紙S上のトナーを加熱する発熱体である。ハロゲンランプ120は、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、左右方向に延びる長尺上の金属板であり、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などを折り曲げて形成されている。ニップ板130は、定着ベルト110の内面110Aに摺接するよう配置され、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱を定着ベルト110を介して用紙S上のトナーに伝達する。ニップ板130の構造については後述する。
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着ベルト110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部で略垂直外側に屈曲し上下方向に延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
ステイ160は、用紙Sの搬送方向におけるニップ板130のベース部131の両端部を反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材であり、断面視U字形状に形成され、反射板140を覆うように配置されている。
ガイドフレーム200は、定着装置100の温度制御のためにニップ板130の温度を検出する温度センサ170等の部品を支持する部材であり、ステイ160に固定されている。温度センサ170は、ニップ板130の後述する温度検知タブ135に対向配置され、図示しない制御装置にニップ板130の各位置における検出温度信号を送出するよう構成されている。ガイドフレーム200は、ニップ板130の上流側および下流側で定着ベルト110の内面110Aと摺接するガイド230を有する。
加圧ローラ150は、加熱部材101のニップ板130との間で定着ベルト110を挟むことで、その回転とともに定着ベルト110を駆動し、定着ベルト110との間で用紙Sを挟んで搬送方向へ搬送するよう構成されている。
<ニップ板の構造>
次に、ニップ板130の構造について詳細に説明する。
図2および図3に示すように、ニップ板130は、駆動時に定着ベルト110の内面110Aに摺接するベース部131と、その搬送方向上流側および下流側の端縁からそれぞれ延在する上流側端部132および下流側端部133と、下流側端部133に沿って2箇所に形成された矩形突起状の温度検知タブ135とを主に有している。温度検知タブ135には、それぞれ温度センサ170が対向配置され、検出される各位置の温度が定着装置100の制御に用いられる。ベース部131の定着ベルト110の内面110Aに対向する面131Aが、駆動時の定着ベルト110の内面110Aにフッ素系グリスなどの潤滑剤を介して接触する「中央領域」である。
ニップ板130は、ベース部131の用紙搬送方向上流側端縁および下流側端縁で屈曲している。図3(b)に示すように、上流側端部132は、ベース部131の上流側端縁から上流側へ定着ベルト110の内面110Aから離れる方向に延在する部分であり、同様に、下流側端部133は、ベース部131の下流側端縁から下流側へ定着ベルト110の内面110Aから離れる方向に延在する部分である。換言すれば、上流側端部132の定着ベルト110の内面110Aに対向する側の面132Aは、駆動中の定着ベルト110の内面110Aから離間しており、下流側端部133の定着ベルト110の内面110Aに対向する側の面133Aは、駆動中の定着ベルト110の内面110Aから離間している。
上流側端部132および下流側端部133の、定着ベルト110の内面110Aに対向する側の面132A、133Aが、その少なくとも一方に、潤滑剤を保持しようとする保持力(付着力)が中央領域131Aよりも大きい「保持部LR」が形成される「上流側領域」「下流側領域」である。
図3(a)〜(d)に示すように、本実施形態では、上流側領域132Aおよび下流側領域133Aに、それぞれ、けがきによる線LSが2本刻まれており、潤滑剤を保持(その上流側および下流側への流出を抑制)するよう作用する。すなわち、上流側領域132Aおよび下流側領域133Aのけがき線LSが形成された部分が保持部LRを構成する。これにより、上流側領域132Aおよび下流側端部133から溢出しようとする潤滑剤が定着装置100の内部へ浸入することを抑制することができ、さらには、領域132A,133Aに滞留保持された潤滑剤の一部を、定着ベルト110のばたつきなどの際に定着ベルト110に回収させることもできる。
図3(c)に示すように、下流側領域133Aにおいては、保持部LRとしてのけがき線LSは、中央領域131A(定着ベルト110の内面110Aと接触する摺接部)から間隔L1おいた位置に設けられている。また、図3(d)に示すように、上流側領域132Aにおいては、けがき線LSは、中央領域131Aから、間隔L2をおいた位置に設けられている。間隔L1、L2は、溢出する潤滑剤の推定量等から適宜設定される。本実施形態では、溢出する潤滑剤の量は上流側の方が多くなる傾向があるので、L2>L1としている。
例えば、間隔L1は、0.0〜0.5mmであってもよく、0.5〜1.0mmであってもよく、1.0〜2.0mmであってもよい。また、間隔L2は、例えば、0.0mm〜1.0mmであってもよく、1.0〜2.0mmであってもよく、2.0〜3.0mmであってもよい。
本実施形態では、この中央領域131Aが、斜め上向きの姿勢となるよう、定着装置100が配置されている。そのため、下流側端部133(下流側領域133A)が斜め下向きに傾斜しており、中央領域131Aが下方を向く形態に比べ、重力の作用で潤滑剤が流出しやすく、潤滑剤が溢出すると定着装置100の内部に落下することが懸念されるが、下流側領域133Aに形成したけがきによる線LSにより定着装置100の内部への潤滑剤の流入を抑制することができる。
なお、本実施形態において保持部LRを構成するけがき線LSは、定着ベルト110の幅に相当する範囲の全体にわたって途切れずに、その両端縁が、定着ベルト110の幅に相当する範囲を超えて外側に位置するように設けられている。
けがき線LSが、用紙搬送方向に直交する方向において、定着ベルト110の幅に相当する範囲の全体にわたって形成されているので、定着ベルト110の幅方向全域にわたり万遍なく潤滑剤流出抑制効果を発揮させることができる。
なお、図4に示すように、本実施形態では、前記保持部LRは、前記ニップ部材の、用紙搬送方向に直交する方向の両端縁から所定のマージンMを残して形成されている。すなわち、けがき線LSは、ニップ板130の端縁の手前まで(所定のマージンMを残して)形成されており、ニップ板130の端縁に達してはいない。
これは、用紙搬送方向に直交する方向に伸びるけがき線LSが、潤滑剤の用紙搬送方向への流動を抑制し保持するよう作用するとともに、定着ベルト110の幅方向両端縁に溢出する潤滑剤を定着ベルト110が摺動する内側へ導くよう作用するからである。また、定着ベルト110は、その回転駆動中に幅方向に若干の振れ(変位)を生じるが、けがき線LSの幅方向延在範囲は、このような定着ベルト110の幅方向変位の範囲を完全にカバーするようにその端縁(マージンM)が設定される。すなわち、保持部LRは、用紙搬送方向に直交する方向の端縁が、前記ベルトの幅に相当する範囲の外側に位置する範囲に形成されているので、定着ベルト110の幅方向の振れにかかわらず、効果的に潤滑剤流出抑制効果を発揮することができる。
なお、けがき線LSは、潤滑剤を用紙搬送方向に流出するのを抑制するとともに、定着ベルト110の幅方向には均一に分散させるように作用する。本実施形態では、けがき線LS(保持部LR)は、ニップ板130の端縁に達していない(所定のマージンMを残して形成されている)ので、ニップ板130の端縁からの用紙搬送方向への流出を抑制する構成ともなっている。
このように、本実施形態による定着装置100では、ニップ部材の一例としてのニップ板130は、定着ベルト110の内面110Aに対向する面が、用紙搬送方向において、定着ベルト110が潤滑剤を介して接触する範囲に相当する中央領域131Aと、当該中央領域131Aを挟んで、当該中央領域131Aの用紙搬送方向の上流側および下流側の端縁からそれぞれ延在する上流側領域132Aと下流側領域133Aとを有し、上流側および下流側領域132A、133Aの少なくとも一方に、潤滑剤を保持しようとする保持力が中央領域131Aよりも大きい保持部LRが形成されているため、潤滑剤の流出による装置の汚染や潤滑剤の減少を抑制することができる。
また、保持部LRは、けがきにより、用紙搬送方向の表面粗さ(例えば最大高さ)が中央領域131Aよりも大きい粗面部として構成しているので、簡易な表面加工で実現することができる。保持部LRの表面粗さ(JIS B0601−2001の最大高さRz)は、例えば、中央領域131AがRz=0.10〜2.00μmのとき、それよりも大きいRz=2.00〜5.00μmの範囲で設定すればよい。また、中央領域131Aの表面粗さをRz=2.00〜5.00μmとし、保持部LRの表面粗さを、それよりも大きいRz=5.00〜10.0μmの範囲としてもよい。あるいは、中央領域131Aの表面粗さがRz=5.00〜10.0μmの場合、保持部LRの表面粗さは、それよりも大きいRz=10.0〜100μmの範囲としてもよい。
本実施形態では、保持部LRを、2本のけがき線LSにより構成したが、本発明はこの特定の形態に限定されない。例えば、けがき線は1本または3本以上でもよい。なお、けがきによる凹溝ではなく、畝状の突出部を形成することにより、最大高さRzを中央領域131よりも大きい保持部LRを形成することもできる。
また、図5(a)〜(d)に示すように、やすりがけや切削により形成した粗面部によっても、同様の効果が得られる。すなわち、用紙搬送方向の表面粗さが大きくなるように上流側領域132Aおよび下流側領域133Aの一部または全域を表面加工する(例えば、用紙搬送方向に垂直な方向にやすりがけ等を施す)ことにより、潤滑剤の流出を抑制することができる。
具体的には、定着ベルト110が摺接する中央領域131Aの下流側端縁に近接した上流側領域132Aおよび下流側領域133Aの一部をその用紙搬送方向の表面粗さ(例えば算術平均粗さ)が実質的に中央領域131Aよりも大きい粗面部として構成することにより所望の効果が得られる保持部LRとすることができる。保持部LRの表面粗さ(JIS B0601−2001の算術平均粗さRa)は、例えば、中央領域131AがRa=0.02〜0.20μmのとき、それよりも大きいRa=0.20〜0.50μmの範囲で設定すればよい。また、中央領域131Aの表面粗さをRa=0.20〜0.50μmとし、保持部LRの表面粗さを、それよりも大きいRa=0.50〜1.00μmの範囲としてもよい。あるいは、中央領域131Aの表面粗さがRa=0.50〜1.00μmの場合、保持部LRの表面粗さは、それよりも大きいRa=1.00〜5.00μmの範囲としてもよい。
図5(c)に示すように、上流側領域132Aにおいては、保持部LRは、中央領域131A(定着ベルト110の内面110Aと接触する摺接部)から間隔L1おいた位置に設けられている。また、図5(d)に示すように、下流側領域133Aにおいては、保持部LRは、中央領域131Aから、間隔L2をおいた位置に設けられている。図3に示した実施形態と同様、間隔L1,L2は適宜決定される。
保持部LRは、中央領域131Aの用紙搬送方向の上流側または下流側の端縁から3mm以内の範囲に少なくとも一部を形成することで、潤滑剤の流出を抑制するだけでなく、定着ベルト110駆動時のばたつき等により摺動面から溢出した潤滑剤を定着ベルト110に回収させる(すなわち、保持部に保持されていた潤滑剤に定着ベルト110の内面110Aが触れ、定着ベルト110の内面110Aに潤滑剤を付着させて摺接面に戻す)ことができるため、より効果的に潤滑剤の流出を抑制することができる。
なお、保持部LRを構成する粗面部は、上述のように、中央領域131Aの端縁に近接した領域(直近)に形成することで、摺動面から溢出した潤滑剤のより効果的な回収が可能になるため好ましいが、例えば、その外側に連続して(あるいは不連続に)粗面部を形成することもできる。このような粗面部も、潤滑剤を保持しようとする保持力が摺接面よりも大きいため、潤滑剤の流出を抑制し定着装置100の内部やレーザプリンタ1の他の部材への付着(汚染)を抑制することができる。
保持部LRの形成方法は、けがきややすりがけや切削による粗面加工に限定されない。ニップ板130は、従来、その定着ベルト110の内面に対向する側の面を無電解ニッケルメッキ層や金属酸化膜やフッ素樹脂層で被覆することにより摺動性(平滑度)を向上させることが行われているが、このような成膜処理を所望の範囲(例えば、前記したような上流側領域132Aや下流側領域133Aの一部)のみ施さないことにより潤滑剤流出抑制効果を有する保持部とすることもできる。
図6(a)に、成膜処理の選択的な適用による保持部LRの形成の一例を示す。ニップ板130の定着ベルト110の内面110Aに対向する側の面における、中央領域131Aに相当する部分には、被膜Cが設けられているが、定着ベルト110の内面110Aが接触しない範囲(下流側領域133A)の一部には被膜Cが設けられていない。
あるいは、ニップ板130の定着ベルト110の内面110Aに対向する側の全面に従来同様の成膜処理を施した後で、所望の範囲の被膜Cを除去することにより、図6(a)に示すような保持部LRを形成してもよい。
また、表面加工によりニップ板130の定着ベルト110の内面110Aに対向する側の面の表面粗さを所望の範囲のみ高くする方法以外に、被膜Cの種類を変えることにより表面の特性(粗さ等で計測可能な表面形状や潤滑剤に対する濡れ性等)を変えて、所望の範囲のみ潤滑剤を保持しようとする保持力を大きくして保持部LRを形成することもできる。図6(b)に示す例では、定着ベルト110の内面110Aに対向する面における中央領域131Aに相当する部分の全体に被膜C1が、定着ベルト110の内面110Aが接触しない下流側領域133Aの全面には被膜C1よりも潤滑剤保持力が大きい被膜C2が設けられている。
例えば、ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene:PTFE)を含むめっき処理を施す場合、C1よりもC2のPTFE配合率を小さくすることで保持力を大きくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
図3〜図5を参照して説明した実施形態において、保持部LRは、上流側領域132Aおよび下流側領域133Aの両方に形成されている例を示したが、図6を参照して説明した実施形態のように、本発明の保持部LRは、上流側領域132Aまたは下流側領域133Aのいずれか一方のみに形成されていればよい。また、保持部LRを、上流側領域132Aおよび/または下流側領域133Aの全域に設けてもよいが、一部に設けてもよい。
前記実施形態では、ニップ部材としてニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば板状ではなく、ブロック状またはパッド状のニップ部材であってもよい。
また、上記実施形態において、ニップ部材の中央領域(摺接面)、上流側領域、下流側領域を有する(定着ベルト110の内面110Aに対向する側の)面は、板状の部材(ニップ板130)を、用紙搬送方向上流側および下流側の端縁で折り曲げることで形成されるベース部131、上流側端部132、下流側端部133の面としてそれぞれ画成したが、本発明はこれに限定されない。
ニップ部材が例えばブロック状の部材である場合には、駆動中の定着ベルト110の内面110Aから離間する面132Aと、駆動中の定着ベルト110の内面110Aから離間する面133Aがそれぞれ摺動面(中央領域131A)から延在する構成であれば、それらの面132A、133Aを、保持部LRを形成する上流側領域、下流側領域とすることができる。
前記実施形態では、定着装置100の熱源(ヒータ)として採用したハロゲンランプ120が、その輻射熱によってニップ板130を介して定着ベルト110を加熱することで用紙S上のトナーを加熱するよう構成したが、定着装置の熱源はこのような構成に限定されない。例えば、ベルトを直接/間接に加熱することができるものであれば、カーボンヒータやセラミックヒーターなどの発熱体や、IHヒータのようなそれ自体は発熱しないが金属製のベルトやニップ板などを電磁誘導加熱方式により発熱させるものであってもよく、その種類や配置は適宜選択することができる。
定着装置100の加熱部材101の構造についても、多様な変形が可能である。例えば、図7(a)に示す加熱部材301のように、ハロゲンランプ320とニップ板330の間に断熱性の樹脂部材370を介在させることで、ハロゲンランプ320からの輻射熱を直接または反射板340を介して(ニップ板330を介さずに)定着ベルト310に与える構成とすることができる。図7の形態で符号360は、ニップ板330や反射板340を支持するステイである。
このニップ板330においても、図7(b)に示すように、駆動中の定着ベルト310の内面と接触しない上流側領域332Aおよび下流側領域333Aの少なくとも一方に保持部LR(潤滑剤を保持しようとする保持力が中央領域331Aよりも大きい部分)を、上記したような、けがき、やすりがけ、切削、成膜、被膜除去等から選択された一ないし複数の方法により処理することで形成することができる(図7(b)では、下流側領域333Aのみに保持部を形成した例を示した)。
前記実施形態では、像担持体として感光体ドラム41を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、像担持体は、感光体ドラムから転写されたトナー像を担持可能に構成された中間転写ドラムや中間転写ベルトなどであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として定着装置100がニップ板130の定着ベルト110の内面110Aに摺接する面(中央領域131A)が、上向きまたは斜め上向きの姿勢となるよう配置されていたが、本発明はこれに限定されない。ニップ部材が、ベルトの内面に対向する側の面が、用紙の搬送方向において、ベルトが潤滑剤を介して接触する範囲に相当する中央領域と、当該中央領域を挟んで、その用紙搬送方向上流側および下流側の端縁からそれぞれ延在する上流側領域と下流側領域とを有するものであれば、本発明の構成を採用することで、その上流側領域または下流側領域からの潤滑剤流出を抑制する作用を提供することができる。したがって、ニップ部材を、その中央領域が下向きまたは斜め下向きの姿勢となるよう配置した画像形成装置であっても本発明は好適に適用可能である。
本実施形態では、記録シートとして、厚紙、はがき、薄紙などを含む用紙Sを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置は、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
1 レーザプリンタ
41 感光体ドラム
45 転写ローラ
100 定着装置
110 定着ベルト
110A 内面
110B 外面
130 ニップ板
131 ベース部
131A 中央領域
132 上流側端部
132A 上流側領域
133 下流側端部
133A 下流側領域
LR 保持部
101 加熱部材
150 加圧ローラ
S 用紙

Claims (11)

  1. 内面と外面とを有するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側において延びるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むとともに前記エンドレスベルトとの間で記録シートを搬送方向へ搬送するように構成された回転体とを備え、
    前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面は、前記搬送方向において、前記エンドレスベルトが潤滑剤を介して接触する範囲に相当する中央領域と、前記中央領域の前記搬送方向の上流端から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた上流側領域と、前記中央領域の前記搬送方向の下流端から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた下流側領域とを有し、
    前記上流側領域および前記下流側領域の少なくとも一方には、前記潤滑剤を保持しようとする保持力が前記中央領域よりも大きい保持部が形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記保持部は、前記搬送方向の表面粗さが前記中央領域よりも大きい粗面部であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面において、前記中央領域には被膜が設けられ、前記上流側領域および前記下流側領域の少なくとも一方には被膜が設けられていないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記保持部は、前記搬送方向に直交する方向において、前記エンドレスベルトの幅に相当する範囲の全体にわたって形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記保持部は、前記搬送方向に直交する方向の端縁が、前記エンドレスベルトの幅に相当する範囲の外側に位置することを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記保持部は、前記ニップ部材の、前記搬送方向に直交する方向の両端縁から所定のマージンを残して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記保持部は、前記中央領域の前記搬送方向の上流側または下流側の端縁から3mm以内の範囲に少なくとも一部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記保持部は、前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内面に対向する面の一部を、けがき、やすりがけ、切削、成膜、被膜除去から選択された一ないし複数の方法により処理することで形成されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 現像剤像を担持可能に構成された像担持体と、
    前記像担持体に担持された現像剤像を記録シートに転写する転写部材と、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の定着装置とを備えた画像形成装置。
  10. 前記ニップ部材は、前記中央領域が上向きまたは斜め上向きの姿勢となるよう配置されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内面に対向するニップ部材と、を備え、
    前記ニップ部材は、前記エンドレスベルトの内面に対向する面であって、前記エンドレスベルトと潤滑剤を介して接触する第1領域と、前記第1領域から延びるとともに前記エンドレスベルトから離れた第2領域とを有し、
    前記第2領域は、前記潤滑剤を保持しようとする保持力が前記中央領域よりも大きい保持部を有することを特徴とする定着装置。
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