JP2015063634A - シール用高飽和ニトリルゴム組成物およびゴム架橋物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位15〜60重量%、およびα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位1〜60重量%を含有し、ヨウ素価が120以下であるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)と、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位を15〜60重量%含有し、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が0.9重量%以下であり、ヨウ素価が120以下である高飽和ニトリルゴム(A2)と、ポリアミド樹脂(B)とを含有してなるシール用高飽和ニトリルゴム組成物を提供する。
【選択図】なし
Description
好ましくは、前記ポリアミド樹脂(B)の融点が、100〜300℃である。
好ましくは、前記カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)のα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位が、マレイン酸モノアルキルエステル単位である。
本発明のシール用高飽和ニトリルゴム組成物は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位15〜60重量%、およびα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位1〜60重量%を含有し、ヨウ素価が120以下であるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)と、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位を15〜60重量%含有し、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が0.9重量%以下であり、ヨウ素価が120以下である高飽和ニトリルゴム(A2)と、ポリアミド樹脂(B)とを含有する。
本発明で用いるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位15〜60重量%、およびα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位1〜60重量%を含有し、ヨウ素価が120以下のゴムである。本発明で用いるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体、および必要に応じて加えられる共重合可能なその他の単量体を共重合することにより得られる。
本発明で用いる高飽和ニトリルゴム(A2)は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位を15〜60重量%含有し、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が0.9重量%以下であり、ヨウ素価が120以下のゴムである。本発明で用いる高飽和ニトリルゴム(A2)は、α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体、および必要に応じて加えられる共重合可能なその他の単量体を共重合することにより得られる。
なお、高飽和ニトリルゴム(A2)を全く使用しない場合には、得られるシール用ゴム架橋物の耐圧縮永久歪み性が、かなり悪化する。
本発明のシール用高飽和ニトリルゴム組成物は、上述したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)、および高飽和ニトリルゴム(A2)に加えて、ポリアミド樹脂(B)を含有する。本発明においては、高飽和ニトリルゴムとして、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が所定範囲にあるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)と、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が所定量以下である高飽和ニトリルゴム(A2)との2種類のゴムを併用し、これに、ポリアミド樹脂(B)を配合することにより、架橋後のゴム架橋物を、常態物性、耐燃料油性および耐圧縮永久歪み性に優れ、シール用途に好適なものとすることができるものである。
本発明のシール用架橋性ニトリルゴム組成物は、上述したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)、高飽和ニトリルゴム(A2)およびポリアミド樹脂(B)を含む高飽和ニトリルゴム組成物と、架橋剤(C)とを含有してなるものである。架橋剤(C)としては、特に限定されないが、有機過酸化物架橋剤、硫黄系架橋剤、樹脂架橋剤、多価アミン化合物、多価エポキシ化合物、多価イソシアナート化合物、多価アルコール化合物、アジリジン化合物、塩基性金属酸化物、有機金属ハロゲン化物などが挙げられるが、これらのなかでも、シール用架橋性ニトリルゴム組成物の加工性が向上し、また、得られるシール用ゴム架橋物の常態物性をより高めることができるという点より、有機過酸化物架橋剤が好ましい。
本発明のシール用高飽和ニトリルゴム組成物は、上述したカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)、高飽和ニトリルゴム(A2)およびポリアミド樹脂(B)を、好ましくは200℃以上の温度で混練することにより製造することができる。
これらを混練する方法としては、特に限定されないが、一軸押出機、二軸押出機などの押出機;ニーダー、バンバリーミキサ、ブラベンダーミキサ、インターナルミキサなどの密閉型混練機;ロール混練機;などの混練機で混合する方法などが挙げられる。これらのなかでも、特に、生産効率および分散効率が高いという理由より、二軸押出機で混練する方法が好ましい。
本発明の架橋性ニトリルゴム組成物の調製方法は、特に限定されないが、上記のようにして得られる本発明の高飽和ニトリルゴム組成物に、架橋剤(C)および熱に不安定な成分を除いた各成分を、好ましくは、10〜200℃、より好ましくは20〜170℃で、バンバリーミキサ、ブラベンダーミキサ、インターミキサ、ニーダーなどの混合機で混練し、ロールなどに移して架橋剤(C)や熱に不安定な架橋助剤などを加えて、好ましくは10〜80℃の条件で、二次混練することにより調製できる。
本発明のシール用ゴム架橋物は、上述した本発明のシール用架橋性ニトリルゴム組成物を架橋してなるものである。
本発明のシール用ゴム架橋物は、上述した本発明のシール用架橋性ニトリルゴム組成物を用い、たとえば、所望の形状に対応した成形機、例えば押出機、射出成形機、圧縮機、ロールなどにより成形を行い、加熱することにより架橋反応を行い、ゴム架橋物として形状を固定化することにより製造することができる。この場合においては、予め成形した後に架橋しても、成形と同時に架橋を行ってもよい。成形温度は、通常、10〜200℃、好ましくは25〜120℃である。架橋温度は、通常、100〜200℃、好ましくは130〜190℃であり、架橋時間は、通常、1分〜24時間、好ましくは2分〜6時間である。
高飽和ニトリルゴムを構成する各単量体単位の含有割合は、以下の方法により測定した。
すなわち、マレイン酸モノn−ブチル単位の含有割合は、2mm角の高飽和ニトリルゴム0.2gに、2−ブタノン100mlを加えて16時間攪拌した後、エタノール20mlおよび水10mlを加え、攪拌しながら水酸化カリウムの0.02N含水エタノール溶液を用いて、室温でチモールフタレインを指示薬とする滴定により、高飽和ニトリルゴム100gに対するカルボキシル基のモル数を求め、求めたモル数をマレイン酸モノn−ブチル単位の量に換算することにより算出した。
1,3−ブタジエン単位および飽和化ブタジエン単位の含有割合は、高飽和ニトリルゴムを用いて、水素添加反応前と水素添加反応後のヨウ素価(JIS K 6235による)を測定することにより算出した。
アクリロニトリル単位の含有割合は、JIS K6383に従い、ケルダール法により、高飽和ニトリルゴム中の窒素含量を測定することにより算出した。
高飽和ニトリルゴムのヨウ素価は、JIS K 6235に準じて測定した。
2mm角の高飽和ニトリルゴム0.2gに、2−ブタノン100mlを加えて16時間攪拌した後、エタノール20mlおよび水10mlを加え、攪拌しながら水酸化カリウムの0.02N含水エタノール溶液を用いて、室温でチモールフタレインを指示薬とする滴定により、高飽和ニトリルゴム100gに対するカルボキシル基のモル数として求めた(単位はephr)。
高飽和ニトリルゴムのムーニー粘度(ポリマー・ムーニー)は、JIS K6300−1に従って測定した(単位は〔ML1+4、100℃〕)。
架橋性ニトリルゴム組成物を、縦15cm、横15cm、深さ0.2cmの金型に入れ、プレス圧10MPaで加圧しながら170℃で20分間プレス成形してシート状のゴム架橋物を得た。得られたシート状のゴム架橋物を3号形ダンベルで打ち抜いて試験片を作製した。そして、得られた試験片を用いて、JIS K6251に従い、ゴム架橋物の引張強度、伸び、および、100%引張応力を測定した。
上記常態物性の評価と同様にして、シート状のゴム架橋物を得た後、JIS K6258に従い、該ゴム架橋物を、温度40℃、72時間の条件で、イソオクタン/トルエン=50/50(体積比)の試験燃料油(Fuel−C)中に浸漬することにより耐燃料油試験を行った。そして、試験燃料油に浸漬前後のゴム架橋物の体積を測定し、浸漬後の体積変化率△V(単位:%)を「体積変化率△V=([浸漬後の体積−浸漬前の体積]/浸漬前の体積)×100」にしたがって算出することで、耐燃料油性の評価を行った。体積変化率△Vの絶対値が小さいほど、燃料油による膨潤の度合いが小さく、耐燃料油性に優れると判断できる。
架橋性ニトリルゴム組成物を、金型を用いて、温度170℃で25分間プレスすることにより一次架橋し、直径29mm、高さ12.5mmの円柱型のゴム架橋物を得た。そして、得られたゴム架橋物を用いて、JIS K6262に従い、ゴム架橋物を25%圧縮させた状態で、150℃の環境下に168時間置いた後、圧縮永久歪みを測定した。この値が小さいほど、耐圧縮永久歪み性に優れる。
反応器に、イオン交換水180部、濃度10重量%のドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液25部、アクリロニトリル37部、マレイン酸モノn−ブチル6部、およびt−ドデシルメルカプタン(分子量調整剤)0.5部を、この順に仕込み、内部の気体を窒素で3回置換した後、1,3−ブタジエン57部を仕込んだ。反応器を5℃に保ち、クメンハイドロパーオキサイド(重合開始剤)0.1部を仕込み、攪拌しながら16時間重合反応を継続した。次いで、濃度10重量%のハイドロキノン水溶液(重合停止剤)0.1部を加えて重合反応を停止した後、水温60℃のロータリーエバポレータを用いて残留単量体を除去し、カルボキシル基含有ニトリルゴムのラテックス(固形分濃度約30重量%)を得た。
反応器内でイオン交換水200部に、炭酸ナトリウム0.2部を溶解し、これに脂肪酸カリウム石鹸(脂肪酸のカリウム塩)2.25部を添加することで、石鹸水溶液を調製した。そして、得られた石鹸水溶液に、アクリロニトリル38部、およびt−ドデシルメルカプタン(分子量調整剤)0.45部をこの順に仕込み、内部の気体を窒素で3回置換した後、1,3−ブタジエン62部を仕込んだ。次いで、反応器内を5℃に保ち、クメンハイドロパーオキサイド(重合開始剤)0.1部、還元剤、およびキレート剤適量を仕込み、重合反応を開始した。そして、重合転化率が85%になった時点で、濃度10%のハイドロキノン(重合停止剤)水溶液0.1部を加えて重合反応を停止した後、水温60℃のロータリーエバポレータを用いて残留単量体を除去し、ニトリルゴムのラテックス(固形分濃度約25重量%)を得た。
水素添加反応に用いる、パラジウム・シリカ触媒の量を、ニトリルゴムに対して500重量ppmから450重量ppmに変更した以外は、合成例2と同様にして、高飽和ニトリルゴム(a2−2)を得た。得られた高飽和ニトリルゴム(a2−2)の組成は、アクリロニトリル単位36重量%、ブタジエン単位(飽和化されている部分を含む)64重量%であり、ヨウ素価は11、ポリマー・ムーニー粘度〔ML1+4、100℃〕は85であった。また、高飽和ニトリルゴム(a2−2)について、上記方法にしたがって、カルボキシル基含有量を測定したところ、検出限界以下であり、カルボキシル基を実質的に含有しないものであった。
水素添加反応に用いる、パラジウム・シリカ触媒の量を、ニトリルゴムに対して500重量ppmから400重量ppmに変更した以外は、合成例2と同様にして、高飽和ニトリルゴム(a2−3)を得た。得られた高飽和ニトリルゴム(a2−3)の組成は、アクリロニトリル単位36重量%、ブタジエン単位(飽和化されている部分を含む)64重量%であり、ヨウ素価は18、ポリマー・ムーニー粘度〔ML1+4、100℃〕は80であった。また、高飽和ニトリルゴム(a2−3)について、上記方法にしたがって、カルボキシル基含有量を測定したところ、検出限界以下であり、カルボキシル基を実質的に含有しないものであった。
水素添加反応に用いる、パラジウム・シリカ触媒の量を、ニトリルゴムに対して500重量ppmから300重量ppmに変更した以外は、合成例2と同様にして、高飽和ニトリルゴム(a2−4)を得た。得られた高飽和ニトリルゴム(a2−4)の組成は、アクリロニトリル単位36重量%、ブタジエン単位(飽和化されている部分を含む)64重量%であり、ヨウ素価は28、ポリマー・ムーニー粘度〔ML1+4、100℃〕は79であった。また、高飽和ニトリルゴム(a2−4)について、上記方法にしたがって、カルボキシル基含有量を測定したところ、検出限界以下であり、カルボキシル基を実質的に含有しないものであった。
水素添加反応に用いる、パラジウム・シリカ触媒の量を、ニトリルゴムに対して500重量ppmから200重量ppmに変更した以外は、合成例2と同様にして、高飽和ニトリルゴム(a2−5)を得た。得られた高飽和ニトリルゴム(a2−5)の組成は、アクリロニトリル単位36重量%、ブタジエン単位(飽和化されている部分を含む)64重量%であり、ヨウ素価は56、ポリマー・ムーニー粘度〔ML1+4、100℃〕は58であった。また、高飽和ニトリルゴム(a2−5)について、上記方法にしたがって、カルボキシル基含有量を測定したところ、検出限界以下であり、カルボキシル基を実質的に含有しないものであった。
合成例1で得られたカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(a1−1)20部、合成例2で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−1)50部、およびナイロン66(商品名「アミランCM3006」、東レ社製、融点265℃、なお、ポリアミド樹脂の融点とは、JIS K7121にて定義される、示差走査熱量分析(DSC)によって測定される融解ピーク温度である。)30部を、二軸押出機を用いて290℃にて混練することで、高飽和ニトリルゴム組成物を得た。
高飽和ニトリルゴム組成物を得る際に、合成例2で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−1)50部の代わりに、合成例3で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−2)50部を使用した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。
高飽和ニトリルゴム組成物を得る際に、合成例2で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−1)50部の代わりに、合成例4で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−3)50部を使用した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。
高飽和ニトリルゴム組成物を得る際に、合成例2で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−1)50部の代わりに、合成例5で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−4)50部を使用した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。
高飽和ニトリルゴム組成物を得る際に、合成例2で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−1)50部の代わりに、合成例6で得られた高飽和ニトリルゴム(a2−5)50部を使用した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。
架橋性ニトリルゴム組成物を調製する際に、ナイロン66を使用せず、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(a1−1)20部、および高飽和ニトリルゴム(a2−1)80部をバンバリーミキサに直接供給するとともに、FEFカーボンブラックの配合量を20部から40部に変更した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。すなわち、比較例1においては、ナイロン66を使用していないために、二軸押出機による高飽和ニトリルゴムとポリアミド樹脂(ナイロン66)の混練は行わなかった。
高飽和ニトリルゴム組成物を得る際に、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(a1−1)を配合せず、高飽和ニトリルゴム(a2−1)の配合量を50部から70部に変更するとともに、架橋性ニトリルゴム組成物を調製する際に、FEFカーボンブラックの配合量を20部から40部に変更した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。
架橋性ニトリルゴム組成物を調製する際に、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(a1−1)およびナイロン66を使用せず、高飽和ニトリルゴム(a2−4)100部をバンバリーミキサに直接供給するとともに、FEFカーボンブラックの配合量を20部から40部に変更した以外は、実施例1と同様にして架橋性ニトリルゴム組成物を作製し、同様に評価を行った。結果を表1に示す。すなわち、比較例3においては、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(a1−1)およびナイロン66を使用していないために、二軸押出機による高飽和ニトリルゴムとポリアミド樹脂(ナイロン66)の混練は行わなかった。
また、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)を配合しなかった場合には、得られるゴム架橋物は、常態物性(特に、引張強度および伸び)および耐燃料油性に劣る結果となった(比較例2)。
さらに、カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)およびポリアミド樹脂(B)を配合しなかった場合には、得られるゴム架橋物は、常態物性(特に、100%引張応力)、および耐燃料油性に劣る結果となった(比較例3)。
Claims (6)
- α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位15〜60重量%、およびα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位1〜60重量%を含有し、ヨウ素価が120以下であるカルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)と、
α,β−エチレン性不飽和ニトリル単量体単位を15〜60重量%含有し、α,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位の含有量が0.9重量%以下であり、ヨウ素価が120以下である高飽和ニトリルゴム(A2)と、
ポリアミド樹脂(B)とを含有してなるシール用高飽和ニトリルゴム組成物。 - 前記高飽和ニトリルゴム(A2)のヨウ素価が、20〜80である請求項1に記載のシール用高飽和ニトリルゴム組成物。
- 前記ポリアミド樹脂(B)の融点が、100〜300℃である請求項1または2に記載のシール用高飽和ニトリルゴム組成物。
- 前記カルボキシル基含有高飽和ニトリルゴム(A1)のα,β−エチレン性不飽和ジカルボン酸モノエステル単量体単位が、マレイン酸モノアルキルエステル単位である請求項1〜3のいずれか1項に記載のシール用高飽和ニトリルゴム組成物。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシール用高飽和ニトリルゴム組成物に、架橋剤(C)を配合してなるシール用架橋性ニトリルゴム組成物。
- 請求項5に記載のシール用架橋性ニトリルゴム組成物を架橋してなるシール用ゴム架橋物。
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