JP2015063323A - キャップの殺菌方法 - Google Patents
キャップの殺菌方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015063323A JP2015063323A JP2013198083A JP2013198083A JP2015063323A JP 2015063323 A JP2015063323 A JP 2015063323A JP 2013198083 A JP2013198083 A JP 2013198083A JP 2013198083 A JP2013198083 A JP 2013198083A JP 2015063323 A JP2015063323 A JP 2015063323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- hydrogen peroxide
- peroxide solution
- container
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
【課題】キャップを適正に殺菌する。【解決手段】過酸化水素水を一定量ずつ空洞内に供給した多数のキャップ(1)を収納体(6)内に入れ、この収納体(6)を密封して所定時間保持することによりキャップを殺菌するので、必要最小限の過酸化水素を使用することができる。従って、キャップひいてはボトルに過酸化水素が残留するのを防止することができる。【選択図】図5
Description
本発明は、例えばボトルに装着されるキャップの殺菌方法に関する。
従来、無菌雰囲気で殺菌処理されたボトル等の容器に殺菌された飲料を充填し、その口部を同じく殺菌処理されたキャップで閉じて無菌包装体とする無菌充填方法が提案されている。
この無菌充填方法において、キャップの殺菌処理は、過酸化水素のミストをキャップに吹き付けることにより行われる(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、キャップの殺菌に過酸化水素等の薬剤の使用が、そのキャップでの残留や容器への移行による残留について懸念がある場合は、蒸気をキャップに吹き付けることによりキャップの殺菌処理が行われる(例えば、特許文献3、4参照。)。
従来の過酸化水素のミストをキャップに吹き付ける方法は、キャップの全表面に過酸化水素を行き渡らせるにはミストを多めに吹き付ける必要があり、そのためキャップに過酸化水素が過剰に付着する傾向がある。キャップに過剰に付着した過酸化水素はキャップに残留し、それがボトル内に侵入する可能性がある。
また、従来の飽和蒸気を用いてキャップを殺菌する方法は、蒸気の使用量が多く、熱エネルギーのロスが多いという問題がある。また、殺菌箇所で蒸気のドレンが多く生じることもある。
本発明は、このような問題点を解消することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。
すなわち、請求項1に係る発明は、過酸化水素水を一定量ずつ空洞内に供給した多数のキャップ(1)を収納体(6)内に入れ、この収納体(6)を密封して所定時間保持するキャップの殺菌方法を採用する。
請求項2に記載されるように、請求項1に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水は定量噴射装置により一定量ずつキャップ(1)の空洞内に噴射することも可能である。
本発明によれば、過酸化水素水を一定量ずつ空洞内に供給した多数のキャップ(1)を収納体(6)内に入れ、この収納体(6)を密封して所定時間保持するキャップの殺菌方法であるから、過酸化水素を殺菌に必要な量だけキャップ(1)に付着させることができ、従ってキャップ(1)ひいてはボトル(2)に過酸化水素が残留する問題を解消することができる。
以下に本発明を実施するための形態について説明する。
この実施の形態では、図1に示すキャップ1が殺菌の対象とされる。図1中、符号2はこのキャップ1が殺菌された後に装着されるボトルを示す。このボトル2が殺菌処理された後に、内容物である殺菌処理された飲料aがボトル2内に充填され、また、飲料の充填と並行してキャップ1が必要に応じてさらに殺菌処理され、ボトル2の口部がキャップ1で密封されてボトル詰め製品が完成する。
キャップ1の殺菌処理について説明すると、まず、キャップ1の空洞内には、図2に示す過酸化水素供給装置によって過酸化水素水が所定量ずつ供給される。
過酸化水素水としては、例えば過酸化水素水溶液を揮発性の溶剤で希釈したものが使用される。過酸化水素水中の過酸化水素の濃度は例えば0.1〜10重量%とされる。溶剤としては例えばエチルアルコール、メチルアルコール、アセトン、イソプロピルアルコール又は複数種の溶剤を混ぜた混合溶剤が用いられる。過酸化水素水としては過酸化水素水溶液を単独で用いることもできるが、過酸化水素水溶液を揮発性の溶剤で希釈したものを用いることもできる。かくすることにより、過酸化水素水がキャップ1の空洞内に速やかに薄い被膜となって拡がることになるので、過酸化水素水の蒸発が促進され、キャップ1の空洞内の殺菌時間が短縮される。
過酸化水素供給装置は、具体的には、図2に示すように、キャップ1を搬送する搬送部8と、過酸化水素水を計量して搬送中のキャップ1の中空内に噴射する手段である噴射ノズル9と、噴射ノズル9から噴射される過酸化水素水の付着したキャップ1を封入する収納体であるコンテナ6とを具備する。
搬送部8は、複数個のターンテーブル8a,8bを備える。各ターンテーブル8a,8bはその回りに多数のキャップ1を収容する凹部(図示せず)を等間隔で有し、ターンテーブル8a,8b同士が隣接して同じ周速度で回転しつつ、凹部間でキャップ1を授受するようになっている。上流側のターンテーブル8aには例えばキャップの射出成形機11が供給コンベア8cを介して接続される。射出成形機11で射出成形されたキャップ1が供給コンベア8cによってターンテーブル8aの外周に形成された凹部(図示せず)に渡される。射出成形機11が他の場所に置かれている場合は、射出成形された多数のキャップ1が供給コンベア8cの入口まで図示しないコンテナ等により運搬され、供給コンベア8cからターンテーブル8aへと供給される。下流側のターンテーブル8bには排出コンベア8dを介して収納体であるコンテナ6が連結される。下流側のターンテーブル8bにより搬送されつつ噴射ノズル9により過酸化水素水が噴射されたキャップ1は下流側のターンテーブル8bから排出コンベア8d上に放出され、排出コンベア8dはキャップ1をコンテナ6内に投入する。
噴射ノズル9は、導管12により過酸化水素水の貯留タンク13と連結される。図示例では二基の噴射ノズル9がターンテーブル8a上の前後二つのキャップ1に各々対向するように配置される。もちろん、噴射ノズル9はひとつのキャップ1に対向するように一基のみ配置してもよいし、三つ以上のキャップ1に対向するように三基以上配置してもよい。
図3に示すように、噴射ノズル9は、噴射ノズル9内に貯留タンク13の液高と同じ液高で一定量溜まった過酸化水素水18を計量し一定方向に噴出させるようにしたもので、先端に吐出口14aを有するシリンダ14を備える。シリンダ14には貯留タンク13からの導管12が連結され、導管12の連結箇所よりも上方にオーバーフロー用の開口14bが形成される。オーバーフロー用の開口14bからオーバーフローする過酸化水素水はパイプ14cにより回収される。
シリンダ14内には、シリンダ14内の過酸化水素水を定量取り込む筒状の枡弁15と、枡弁15内をスライド可能なプランジャ16と、プランジャ16の中心をスライド可能な吐出口14aに対向するニードル弁17とが設けられる。枡弁15、プランジャ16及びニードル弁17はエア等の作動流体を利用した図示しないエアシリンダ装置、サーボモータ等によりそれぞれ駆動される。
噴射ノズル9は、図4に示すように動作し、吐出口14a下に空洞が上向きになったキャップ1が到達すると、キャップ1の空洞内に向かって過酸化水素水を一定量ずつ噴射する。
まず、枡弁15が吐出口14a側に降下して一定量の過酸化水素水を計量して捕捉し(図4(A))、ニードル弁17が上昇して吐出口14aを開け(図4(B))、プランジャ16が降下して枡弁15内の過酸化水素水を吐出口14aから矢印方向に噴射させる(図4(C))。この過酸化水素水の噴射量はキャップ1の容積、内表面積等によって相違するが、大体50〜300μリットルの範囲内における所定の容量である。過酸化水素水をキャップ1に対して噴射すると、ニードル弁17が降下して吐出口14aを閉じ(図4(D))、続いて枡弁15が上昇する(図4(E))。最後にプランジャ16が上昇し(図4(F))、過酸化水素水が貯留タンク13からシリンダ14内に流入する。以上の動作がキャップ1ごとに繰り返され、各キャップ1内に過酸化水素水が計量された量だけ噴射される。
所定量の過酸化水素水が入れられたキャップ1は、コンテナ6内に排出コンベア8dから投入される。
図5に示すように、コンテナ6内には合成樹脂製の袋10が膨らんだ状態で入れられ、この袋10内にキャップ1が投入される。キャップ1が所定量蓄積すると、袋10が塞がれ、蓋6aが被せられ、コンテナ6ごと搬出される。その後、コンテナ6は無菌充填が行われる工場まで運搬され、保管され、その間コンテナ6の袋10内では各キャップ1内で過酸化水素水が蒸発し、キャップ1内面、外面、側面等を含む全ての部位を殺菌する。
このような殺菌のためのエイジングが行われた後、コンテナ6が開封され、袋10が開かれ、殺菌済のキャップ1がコンテナ6内の袋10から取り出されて図示しない無菌充填装置に送られ、ボトルの口部に被せられ、これにより、ボトル詰め製品が完成する。
次に、上記過酸化水素供給装置及び無菌充填装置を用いた本実施形態の方法の一連の工程について説明する。
図2に示すように、射出成形機11で射出成形されたキャップ1が供給コンベア8cから上流側のターンテーブル8aを経て下流側のターンテーブル8bに供給され、ターンテーブル8bは回転しつつキャップ1を順次受け取って噴射ノズル9の直下へと搬送する。
噴射ノズル9のシリンダ14内には貯留タンク13から一定濃度の過酸化水素水が供給される。
噴射ノズル9は、シリンダ14内において枡弁15で一定容積の過酸化水素水を取り込み、吐出口14a下にキャップ1がその空洞を上向きにして到来すると、ニードル弁17で吐出口14aを開け、プランジャ16で過酸化水素水を吐出口14aから噴射させる。
噴射ノズル9の吐出口14aから発射された過酸化水素水は直線状になってキャップ1内に速やかに入る。
適正量の過酸化水素水が噴射されたキャップ1は下流側ターンテーブル8b、排出コンベア8dを経てコンテナ6内の袋10内に投入される。
コンテナ6内にキャップ1が所定量蓄積されると、コンテナ6内の袋10が塞がれ、コンテナ6が過酸化水素供給装置外へと搬出される。
このコンテナ6はその後飲料等の無菌充填を行う工場等へと運搬され、保管される。この運搬、保管等の間にコンテナ6の袋10内では各キャップ1の表面から過酸化水素水が蒸発し、過酸化水素の蒸気がキャップ1の内外面を殺菌する。このような殺菌のためのエイジングが行われた後、コンテナ6内の袋10が開封され、殺菌済のキャップ1がコンテナ6から取り出される。
殺菌済のキャップ1は、無菌充填装置内で、必要に応じて殺菌される。この殺菌は、UV照射、EB照射、過熱蒸気の吹き付け等により行われる。
一方、無菌充填装置において、ボトルがブロー成形され、ボトル2内にあらかじめ殺菌処理された内容物である飲料が充填される。また、ボトルは、ボトル成形前又は成形後の所定の段階で殺菌処理に付される。飲料が充填されたボトルは、図1に示すように、蓋であるキャップ1で密封される。
かくて、ボトル詰め製品の包装体とされたボトル2は、集積され市場へと搬出される。
1…キャップ
2…ボトル
2…ボトル
Claims (2)
- 過酸化水素水を一定量ずつ空洞内に供給した多数のキャップを収納体内に入れ、この収納体を密封して所定時間保持することを特徴とするキャップの殺菌方法。
- 請求項1に記載のキャップの殺菌方法において、上記過酸化水素水は定量噴射装置により一定量ずつキャップの空洞内に噴射することを特徴とするボトルの殺菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013198083A JP2015063323A (ja) | 2013-09-25 | 2013-09-25 | キャップの殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013198083A JP2015063323A (ja) | 2013-09-25 | 2013-09-25 | キャップの殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015063323A true JP2015063323A (ja) | 2015-04-09 |
Family
ID=52831590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013198083A Pending JP2015063323A (ja) | 2013-09-25 | 2013-09-25 | キャップの殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015063323A (ja) |
-
2013
- 2013-09-25 JP JP2013198083A patent/JP2015063323A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104961086B (zh) | 饮料灌装方法及饮料灌装装置 | |
| CN101795940B (zh) | 包装体、其制造方法及制造装置 | |
| EP4046960B1 (en) | Carbonated beverage aseptic filling system | |
| US10766754B2 (en) | Method for packaging liquid products under pressure in plastic bottles or similar containers | |
| JPWO2015137480A1 (ja) | 容器の殺菌方法及び装置 | |
| JP2023024515A (ja) | 無菌充填方法及び無菌充填機 | |
| KR20080045125A (ko) | 용기 장입 음료의 제조 방법 및 장치 | |
| JP2014055026A (ja) | 無菌充填用チャンバ内の滅菌方法及び装置 | |
| JP6291765B2 (ja) | ボトルの殺菌方法 | |
| JP2004099111A (ja) | 殺菌方法及び装置 | |
| JP2010070238A (ja) | 内容物の充填方法及び装置 | |
| JP6397173B2 (ja) | 殺菌装置 | |
| US20180186057A1 (en) | Aseptic container molding method and apparatus and aseptic filling method and apparatus | |
| JP2015063323A (ja) | キャップの殺菌方法 | |
| JP6859746B2 (ja) | 無菌充填方法及び装置 | |
| CN113164634B (zh) | 无菌填充机腔室内的杀菌方法 | |
| JP7428169B2 (ja) | 無菌充填機により密封された容器の洗浄方法及び無菌充填機 | |
| JP2015093714A (ja) | キャップの殺菌方法 | |
| JP5610022B2 (ja) | 無菌充填装置 | |
| JP2013189235A (ja) | プリフォーム殺菌方法及び装置 | |
| JP3328337B2 (ja) | 包装容器の殺菌方法 | |
| WO2023032754A1 (ja) | 密封容器外面洗浄装置の洗浄方法及び無菌充填機 | |
| JP2015013692A (ja) | 無菌充填方法及び装置 |