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JP2015060910A - 搬入出装置および搬入出方法 - Google Patents

搬入出装置および搬入出方法 Download PDF

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JP2015060910A
JP2015060910A JP2013192919A JP2013192919A JP2015060910A JP 2015060910 A JP2015060910 A JP 2015060910A JP 2013192919 A JP2013192919 A JP 2013192919A JP 2013192919 A JP2013192919 A JP 2013192919A JP 2015060910 A JP2015060910 A JP 2015060910A
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裕一郎 嵩
Yuichiro Taka
裕一郎 嵩
仁史 乾
Hitoshi Inui
仁史 乾
剛史 永田
Takashi Nagata
剛史 永田
俊平 上垣
Shunpei Uegaki
俊平 上垣
峻一 植松
Shunichi Uematsu
峻一 植松
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Sharp Corp
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】載置台に設けられた突起と被搬送物との干渉を抑制し、被搬送物が破損することを防止することができる搬入出装置を提供する。
【解決手段】搬入出装置100は、被搬送物1の位置決めに用いられる凸部3,4が設けられた載置台2と、被搬送物1を処理装置200に搬入出する移載ロボット50とを備える。移載ロボット50は、被搬送物1を保持する保持部5と、保持部5を移動させる駆動部22と、駆動部22を制御する制御部21とを含む。制御部21は、処理装置200による処理後の被搬送物1が凸部3,4に干渉することなく載置台2上に載置されるように、保持部5によって保持された処理後の被搬送物1を載置台2上に載置する載置位置が、処理前に凸部3,4によって位置決めされていた被搬送物1を保持部5によって取り出す際の載置位置よりも凸部3,4から離れた位置となるように駆動部22を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被搬送物を処理装置と載置台との間で移載するための搬入出装置および搬入出方法に関し、特に、脆性材料で構成される基板や外観上の傷の発生を避ける必要がある部品等の被搬送物を保持して移載するための搬入出装置および搬入出方法に関する。
近年、液晶表示パネル等の表示パネルにおいては、製品の小型軽量化が要求されている。特に、表示パネルを構成するガラス基板は薄型化が求められている。このため、ガラス基板およびこれを搭載する表示パネルの強度が低下し、表示パネルおよびこれを具備する表示装置の生産工程においてこれらを取り扱う際にガラス割れが多数発生する場合が生じる。
一般的に、液晶表示パネルは、薄膜トランジスタ基板とカラーフィルタ基板とによって構成されており、薄膜トランジスタ基板は、制御回路が取り付けるために設けられた端子領域がカラーフィルタ基板から突出するようにカラーフィルタ基板に張り合わされる。このため、端子領域は、液晶表示パネルの他の領域よりも薄くなり、割れやすくなる。
このように、液晶表示パネルにあっては、ガラス基板単体を扱う場合と比較して割れやすい方向が存在するため、各製造工程における生産設備は、取り扱う液晶表示パネルの向きを正確に算出して、液晶表示パネルを搬送または処理する必要がある。
液晶表示パネルとは異なるが、被搬送物(ベアチップ)の向きを補正して被搬送物を搬送する搬入出装置が開示された文献として、たとえば特開平11−138477号公報(特許文献1)が挙げられる。
特許文献1に開示の搬入出装置は、被搬送物を収容する収容部と、収容部から被搬送物を取り出して処理装置に搬送する搬送ロボットと、処理装置によって処理された被搬送物を載置するための載置台と、当該載置台に載置された被搬送物の特異点を撮像するための撮像手段と、当該撮像手段によって得られる画像データを画像処理して被搬入出装置の回転角を演算する画像処理手段と、画像処理の結果に基づき被搬送物の姿勢(位置)を制御する姿勢制御部と、姿勢を制御された被搬送物を収容部に収容するための移載ロボットとを備える。
このような構成とすることにより、処理装置による処理後にベアチップの位置を修正してから収容部にベアチップを収容することができる。ベアチップの位置を修正する際には、画像処理手段を用いて、撮像手段によって取得したベアチップの対角隅角部の画像に基づいたデータと、予め画像処理装置内の記憶装置に記憶されたベアチップの寸法データとの間で演算処理を行なうことにより、ベアチップの中心点と処理後のベアチップの中心回りの回転角(回転方向のずれ量)を算出する。算出された回転角に基づいて、ベアチップを回転させ、処理後のベアチップの姿勢を処理前に収容部から取り出された姿勢に矯正する。その後、算出されたベアチップの中心点を移載ロボットの保持部が吸着保持して搬送することにより、吸着されたベアチップが収容部に収容される。
特開平11−138477号公報
ここで、特許文献1に開示の収容部内においては、位置決め用の固定ピンがないことが前提であり、特許文献1に開示の構成を直ちに本発明に適用することは困難である。仮に処理装置の所定の位置に基板を載置することを目的として、前工程における処理後に基板を収容部の所定の位置に収容するために位置決め用の固定ピンが収容部に設けられている場合には、上述のように算出された回転角に基づいて、基板の姿勢を矯正するのみでは、基板を元の位置に戻したとしても、基板が固定ピンに接触する場合が発生する。
特に、処理装置により熱処理等がなされて基板が膨張するような場合、処理装置による処理によって基板の位置が回転方向のみならず前後または/および左右方向に変位する場合には、基板と固定用ピンとの干渉を確実に回避することが困難となる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、載置台に設けられた凸部と被搬送物との干渉を抑制し、被搬送物が破損することを防止することができる搬入出装置および搬入出方法を提供することにある。
本発明に基づく搬入出装置は、順次複数の被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出装置であって、被搬送物の位置決めに用いられる凸部が設けられた載置台と、上記載置台に載置された被搬送物を処理装置に搬入して載置するとともに、処理装置による処理後の被搬送物を処理装置から搬出して上記載置台に載置する移載ロボットとを備える。上記移載ロボットは、被搬送物を保持するための保持部と、上記保持部を移動させるための駆動部と、上記駆動部を制御する制御部とを含む。上記制御部は、処理装置による処理後において被搬送物が上記凸部に干渉することなく上記載置台上に載置されるように、上記保持部によって保持された処理後の被搬送物を上記載置台上に載置する際における被搬送物の載置位置が、処理装置による処理前に上記凸部によって位置決めされていた被搬送物を上記保持部によって上記載置台上から取り出す際における被搬送物の載置位置よりも上記凸部から離れた位置となるように上記駆動部を制御する。
本発明に基づく搬入出装置は、被搬送物を回転させるための回転機構をさらに備えることが好ましい。この場合には、上記制御部は、処理後の被搬送物が上記移載ロボットによって上記載置台上に載置される際の被搬送物の向きが、処理装置に被搬送物を搬入する前に上記載置台上で位置決めされていた被搬送物の向きと略同一となるように、上記回転機構を制御することが好ましい。
ここで、回転機構とは、搬出入装置自体に設けられた回転機構および搬出入装置外部に設けられた回転機構を含むものとする。搬出入装置外部に設けられた回転機構とは、たとえば、被搬送物を載置するためのステージおよび当該ステージを回転させる回転駆動部を含む回転機構が挙げられる。なお、回転機構は、処理装置に設けられていてもよい。
本発明に基づく搬入出装置は、予め上記移載ロボットによって被搬送物を処理装置に搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置によって処理された後に処理装置に載置されている位置との関係から算出された処理後の被搬送物の回転方向のずれ量が記憶されたずれ量記憶手段をさらに備えることが好ましい。この場合には、上記制御部は、上記ずれ量記憶手段からのずれ量に関する情報に基づいて、上記移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の回転量が同一となるように一律に上記回転機構を制御することが好ましい。
上記本発明に基づく搬入出装置は、上記移載ロボットによって被搬送物を処理装置に搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置によって処理された後に処理装置に載置されている位置とを検知する位置検知手段をさらに備えることが好ましい。上記位置検知手段は、上記移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の位置を検知することが好ましい。この場合には、上記制御部は、上記位置検知手段によって検知された被搬送物の位置情報から算出される被搬送物の回転方向のずれ量に基づいて、上記回転機構を制御することが好ましい。
上記本発明に基づく搬入出装置にあっては、上記位置検知手段は、被搬送物の画像データを取得する撮像手段および当該撮像手段が取得した画像データを画像処理することにより被搬送物の回転方向のずれ量を算出する画像処理手段を含むことが好ましい。
上記本発明に基づく搬入出装置にあっては、上記凸部は、先端に先細りのテーパ形状を有することが好ましい。
上記本発明に基づく搬入出装置にあっては、上記保持部は、真空吸着力により被搬送物を保持することが好ましい。
本発明に基づく搬入出方法は、順次複数の被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出方法であって、被搬送物を位置決めするための凸部が設けられた載置台に載置された被搬送物を移載ロボットによって上記処理装置に搬入して載置する工程と、上記処理装置による処理後の被搬送物を上記移載ロボットによって上記処理装置から搬出して上記載置台に載置する工程とを備える。被搬送物を上記移載ロボットによって上記処理装置から搬出して上記載置台に載置する工程において、処理後の被搬送物を上記載置台上に載置する際における被搬送物の載置位置が、上記処理装置による処理前に上記凸部によって位置決めされていた被搬送物を上記移載ロボットによって上記載置台上から取り出す際における被搬送物の載置位置よりも上記凸部から離れた位置となるように、上記処理装置による処理後の被搬送物が上記凸部に干渉することなく上記載置台上に載置される。
本発明によれば、載置台に設けられた凸部と被搬送物との干渉を抑制し、基板が破損することを防止することができる搬入出装置および搬入出方法を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。 図1に示す搬入出装置と処理装置の側面模式図である。 図1に示す移載ロボットが載置台に載置された被搬送物を保持する状態を示す模式図である。 図1に示す移載ロボットが処理装置に向けて被搬送物を搬送する状態を示す図である。 図1に示す移載ロボットが処理装置に被搬送物を搬入して載置した状態を示す図である。 図1に示す移載ロボットが処理装置から退避した状態を示す図である。 図1に示す移載ロボットが処理後に処理装置に載置された被搬送物を保持する状態を示す図である。 図1に示す移載ロボットが処理後の被搬送物を載置台に向けて搬送する状態を示す図である。 図1に示す移載ロボットが処理後の被搬送物を載置台に載置する状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。 図10に示す搬入出装置と処理装置の側面模式図である。 本発明の実施の形態3に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。 本発明の実施の形態4に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態においては、同一のまたは共通する部分について図中同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1および図2は、本実施の形態に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図および側面模式図である。図1および図2を参照して、本実施の形態に係る搬入出装置100について説明する。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る搬入出装置100は、被搬送物1を載置するための載置台2と、載置台2に載置された被搬送物1を処理装置200に搬入して載置するとともに、処理装置200による処理後の被搬送物1を処理装置200から搬出して載置台2に載置する移載ロボット50と、各種作業者の操作を受付ける入力部23とを備える。
被搬送物1としては、たとえば、ガラス基板、シリコンウエハー、PZT(チタン酸鉛)、SiCなど素材の単板を採用することができる。これらの材料は、脆性材料と呼ばれ、硬くて脆い性質を有する。また、被搬送物1は、たとえば短辺1a、1cおよび長辺1b、1dを含む矩形形状を有する。
載置台2には、被搬送物1を位置決めするための凸部としての位置決めピン3,4が設けられている。位置決めピン3,4は、載置台2の表面から突出するように設けられている。これら位置決めピン3,4に被搬送物1を押しつけることにより、順次複数の被搬送物1を処理装置200に向けて搬送する際に被搬送物1の位置を一定にすることができる。
たとえば、被搬送物1の長辺1bを位置決めピン3に押し付けるとともに被搬送物1の短辺1aを位置決めピン4に押し付けることにより、被搬送物1は、長辺側がX軸と平行となり、短辺側がY軸と平行となるように整列される。
なお、載置台2に設けられた稼働ピン(不図示)によって被搬送物1を位置決めピン3,4に押し付けてもよいし、作業者が被搬送物1を位置決めピン3,4に押し付けてもよい。
載置台2の表面形状の粗さに起因する外力が平面形状を有する被搬送物1に負荷されないように、載置台2の表面は、平面加工が施されている。また、載置台2の表面は、必要に応じてテフロン(登録商標)加工等が施されていてもよい。載置台2の表面をテフロン(登録商標)加工等によって柔らかくすることによって被搬送物1と載置台2との摩擦をさらに軽減することができる。
位置決めピン3,4は、たとえば、削れにくいアルミ、ステンレス製の金属ピンを採用することができる。位置決めピン3,4は、被搬送物1との位置決めを容易に行ないつつ脆性の被搬送物1が割れることを防止するために、載置台2に固定された円柱形状のピンであることが好ましい。なお、位置決めピン3,4の形状は、円柱形状に限定されず、多角柱形状であってもよい。
位置決めピン3,4には、被搬送物1との摩擦を低減するために樹脂コーティングがされていてもよい。なお、位置決めピン3,4を金属ピンのみで構成した場合には、繰り返し使用することによる樹脂コーティングの剥がれが発生しないため、長期に亘り使用することができる。これにより、交換の手間を省くことができる。
また、位置決めピン3,4を稼働可能に構成せず固定することにより、位置決めピン3,4から不要な外力が被搬送物1に負荷されなくなるため、被搬送物1が破損することを防止することができる。
移載ロボット50は、被搬送物1を保持するための保持部5と、X軸方向に延在するX軸アーム8と、Y軸方向に延在するY軸アーム7と、Z軸方向に延在するZ軸アーム6と、X軸アーム8、Y軸アーム7およびZ軸アーム6を移動させることにより保持部5を移動させるための駆動部22と、駆動部22を制御する制御部21とを含む。
駆動部22は、X軸駆動部22X、Y軸駆動部22Y、Z軸駆動部22Zを有する。X軸駆動部22X、Y軸駆動部22Y、Z軸駆動部22Zとしては、たとえばサーボモータやエアシリンダ等の機構を適宜採用することができる。
Y軸アーム7は、X軸アーム8にX軸方向に移動自在に支持されている。Y軸アーム7は、X軸駆動部22Xによって駆動され、X軸方向に往復移動する。Z軸アーム6は、Y軸アーム7にY軸方向に移動自在に支持されている。Z軸アーム6は、Y軸駆動部22Yによって駆動され、Y軸方向に往復移動する。また、Z軸アーム6は、Z軸駆動部22Zによって駆動され、Z軸方向に往復移動する。
Z軸アーム6の先端部には保持部5が設けられており、保持部5には被搬送物1を真空吸着するための真空チャック(不図示)が設けられている。真空チャックに配管を介して接続される減圧装置(不図示)において真空圧を制御することによって保持部5が被搬送物1を保持する保持状態と、保持部5が被搬送物1を保持しない非保持状態とを切り替える。
真空チャックにより被搬送物1を面吸着することができる。この場合には、被搬送物1の重心位置と真空チャックの中心(保持部5による被搬送物1の保持位置の中心)を一致させることにより、大きさの異なる被搬送物1を扱う場合であっても、同一の保持部5も用いて、被搬送物1を安定して保持することができる。
被搬送物1を吸着する際には、被搬送物1に過度な外力が負荷されないように、真空圧は、低い方が好ましい。たとえば、被搬送物1の表面積の1/2を真空チャックで吸着する場合には、真空圧を−70KPa程度に設定することが好ましい。
なお、保持部5には、減圧装置に各々が接続された複数の吸着パッドが設けられていてもよい。保持部5に設けられる複数の吸着パッドの配列は、被搬送物1の大きさに応じて変更する必要が生じる場合がある。この場合には、保持部5は、Z軸アーム6の先端部に着脱可能に取り付けられるように構成されていてもよく、被搬送物1の大きさごとに吸着パッドの配列が異なる保持部5を複数準備し、搬入出される被搬送物1の大きさに応じてこれら複数の保持部5を適宜選択してもよい。
入力部23は、被搬送物1の流通経路から退避して配置される操作パネルに含まれている。操作パネルは、入力部の機能として、テンキーを含む各種入力キー群、およびタッチセンサなどを含むとともに、表示部の機能として、タッチセンサと一体化した液晶表示部、およびLED(Light Emitting Diode)などからなる各種インジケータを含む。
処理装置200は、載置台2から離れて配置されており、被搬送物1を処理するためのステージ201を含む。処理装置200としては、たとえば、スパッタ、CVD等の成膜装置、露光装置、焼成装置、洗浄装置、印刷装置、塗布装置、貼り合せ装置等の製造工程に使用される各種の装置を利用することができ、これらに応じて被搬送物1には成膜、露光、焼成、洗浄、塗布、貼り合わせ等の処理が施される。本実施の形態においては、特に処理装置200は、ステージ201は回転しないものとし、処理後に被搬送物1が回転方向にずれないものとする。
図3から図9は、本実施の形態に係る移載ロボット50が被搬送物を載置台2と処理装置200との間で移載する際の各動作を示す図である。図3から図9を参照して、本実施の形態に係る搬入出装置100の移載動作、すなわち被搬送物1を処理装置に搬入出する搬入出方法について説明する。
図3は、図1に示す移載ロボットが載置台に載置された被搬送物を保持する状態を示す模式図である。被搬送物1を位置決めするための凸部が設けられた載置台2に載置された被搬送物1を処理装置200に搬入して載置する工程においては、図3に示すように、まず、移載ロボット50が、位置決めピン3,4によって所定の位置に位置決めされた被搬送物1を保持する。この際、制御部21は、駆動部22によって保持部5を被搬送物1の略中央に移動させる。
具体的には、制御部21は、予め設定された座標位置の情報に基づき、X軸駆動部22XによってY軸アーム7をX軸アーム8の載置台2側の端部寄りに移動させるとともに、被搬送物1の略中央上方に位置するようにY軸駆動部22YによってZ軸アーム6をY軸方向に沿って移動させる。次に、制御部21は、Z軸駆動部22ZによってZ軸アーム6をZ軸方向に沿って被搬送物1に近づくように下降させて、保持部5と被搬送物1とを接触させる。この際、保持部5の真空チャックによって被搬送物1が吸着されて真空保持される。
続いて、被搬送物1を保持部5によって真空保持した状態を維持し、Z軸駆動部22ZによってZ軸アーム6を上方に移動させて、被搬送物1を位置決めピン3,4よりも高い位置に移動させる。これにより、被搬送物1が載置台2から取り出される。
位置決めピン3,4と被搬送物1との擦れを回避する場合には、被搬送物1を位置決めピン3,4から離れる方向に移動させてから、Z軸アーム6を上方に移動させてもよい。また、被搬送物1が移動中に保持部5から落下することを防止するため、保持部5による被搬送物1の保持位置の中心と被搬送物1の重心とが一致することが好ましい。
図4は、図1に示す移載ロボットが処理装置に向けて被搬送物を搬送する状態を示す図である。図4に示すように、移載ロボット50が、載置台2から取り出された被搬送物1を処理装置200に向けて搬送する際には、制御部21は、被搬送物1を吸着保持した保持部5を駆動部22によって処理装置200の所定の位置に移動させるように、X軸駆動部22X、Y軸駆動部22YおよびZ軸駆動部22ZによってX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の移動を制御する。
図5は、図1に示す移載ロボットが処理装置に被搬送物を搬入して載置した状態を示す図である。図5に示すように、移載ロボット50が、処理装置200に被搬送物1を搬入して載置する際には、制御部21は、処理装置200におけるステージ201の所定の位置の上方に位置するように保持部5を駆動部22によって移動させる。これにより被搬送物1が処理装置200内に搬入される。続いて、制御部21は、保持部5を下降させる。
保持部5に保持された被搬送物1とステージ201とが勢いよく接触して被搬送物1が破損することを防止するために、制御部21は、Z軸駆動部22ZによってZ軸方向への動作速度を制御しながら被搬送物1とステージ201を近接または接触させる。続いて、保持部5の真空チャックによる吸着を解除することによって、被搬送物1がステージ201に載置される。
図6は、図1に示す移載ロボット50が処理装置から退避した状態を示す図である。図6に示すように、被搬送物1がステージ201に載置された後は、保持部5が処理装置200による処理動作を阻害しないように、制御部21は、駆動部22によって保持部5を処理装置200から退避させる。処理装置200から保持部5が退避された後に、被搬送物1に上述の処理が施される。
図7は、図1に示す移載ロボットが処理後に処理装置に載置された被搬送物を保持する状態を示す図である。処理装置200による処理後の被搬送物1を処理装置200から搬出して載置台2に載置する工程においては、図7に示すように、移載ロボット50が、処理後に処理装置200に載置された被搬送物を保持する。この際、制御部21は、駆動部22によって保持部5を被搬送物1の略中央に移動させる。
具体的には、制御部21は、X軸駆動部22XによってY軸アーム7をX軸アーム8の処理装置200側の端部寄りに移動させるとともに、被搬送物1の略中央上方に位置するようにY軸駆動部22YによってZ軸アーム6をY軸方向に沿って移動させる。次に、制御部は、Z軸駆動部22ZによってZ軸アーム6をZ軸方向に沿って被搬送物1に近づくように下降させて、保持部5と被搬送物1とを接触させる。この際、保持部5の真空チャックによって被搬送物1が吸着保持される。
処理装置200による処理後の被搬送物1のX座標、Y座標がほとんどずれない場合には、被搬送物1がステージ201に載置された場所と同一の場所に保持部5を移動させて被搬送物1を保持する。
一方、処理装置200による処理後の被搬送物1のX座標、Y座標がある程度ずれる場合であっても、処理装置200は、順次搬入出される被搬送物1に対して同一の処理を繰り返す行なうため、処理後の被搬送物1のX座標、Y座標がある程度規則的にずれる場合が多い。
このような場合には、処理後における被搬送物1の位置を測定することによって、予めX軸方向、Y軸方向のずれ量を算出することができる。予め算出されたX軸方向、Y軸方向のずれ量が記憶された記憶装置からずれ量を解消するような補正量が制御部21に入力されることにより、制御部21は、当該入力された補正量に関する情報に基づいて、保持部5を被搬送物1の略中央に移動させることができる。
なお、被搬送物1を処理装置200から載置台2に移動させる途中に、被搬送物1が保持部5から落下することを防止するため、保持部5による被搬送物1の保持位置の中心と被搬送物1の重心とが一致することが好ましい。
続いて、制御部21は、被搬送物1を保持部5によって吸着保持した状態を維持し、Z軸駆動部22ZによってZ軸アーム6を上方に移動させるとともに、X軸駆動部22XおよびY軸駆動部22YによってY軸アーム7およびZ軸方向を処理装置200外に移動させる。これにより、被搬送物1が処理装置200から搬出される。
図8は、図1に示す移載ロボットが処理後の被搬送物を載置台に向けて搬送する状態を示す図である。図8に示すように、移載ロボット50が、処理装置200から搬出された
被搬送物1を処理装置200に向けて搬送する際には、制御部21は、被搬送物1を吸着保持した保持部5を駆動部22によって載置台2の所定の位置に移動させるように、X軸駆動部22X、Y軸駆動部22YおよびZ軸駆動部22ZによってX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の移動を制御する。
図9は、図1に示す移載ロボットが処理後の被搬送物を載置台に載置する状態を示す図である。図9に示すように、移載ロボット50が、処理後の被搬送物1を載置台2に載置する際には、制御部21は、処理後の被搬送物1が位置決めピン3,4に干渉することなく載置台2上に載置されるように、処理後の被搬送物1を載置台2上に載置する際における被搬送物1の載置位置が、処理装置に被搬送物を搬出する前に載置台2上において位置決めピン3,4によって位置決めされていた被搬送物1を取り出す際における被搬送物1の載置位置よりも位置決めピン3,4からから離れた位置となるように駆動部22を制御する。
具体的には、被搬送物1が処理装置200に搬入される前には、被搬送物1の短辺1aが位置決めピン4に接触し、かつ被搬送物1の長辺1bが位置決めピン3に接触するように、被搬送物1が載置台2に載置されていたのに対して、被搬送物1が処理装置200によって処理された後には、被搬送物1の短辺1aが位置決めピン4からX軸方向にL1mm離れ、かつ被搬送物1の長辺1bが位置決めピン3からY軸方向にL2mm離れるように、被搬送物1が載置台2に載置される。
載置の際には、制御部21が、Z軸駆動部22ZによってZ軸方向への動作速度を制御しながら被搬送物1と載置台2とを近接または接触させた後、保持部5の真空チャックによる吸着を解除する。これにより、被搬送物1が載置台2に載置される。
被搬送物1を位置決めピン3,4から離して載置する際の被搬送物1と位置決めピン3との間の距離L2および被搬送物1と位置決めピン4との間の距離L1は、被搬送物1の大きさによって異なる。たとえば、被搬送物1の大きさが100mm×100mm程度の場合にあっては、距離L1、L2は、1mm程度となることが好ましく、被搬送物1の大きさが1000mm×1000mm程度の場合にあっては、L1、L2は、10mm程度となることが好ましい。すなわち、距離L1,L2は、被搬送物1の大きさの1/100程度の値となることが好ましい。
上述のように、保持部5が処理後の被搬送物1の略中央(処理前に保持部5が被搬送物1を保持していた場所と略同一の場所)を保持している場合には、保持部5が処理後の被搬送物1を載置台2に載置する際のX,Y座標位置を、保持部5が処理前の被搬送物1を載置台2から取り出す際のX,Y座標位置から上記の距離L1,L2だけ位置決めピン3,4から離れるように作業員が入力部23から修正量を入力することにより、上述のような載置位置の変更を実現することができる。
移載ロボット50による被搬送物の移載が開始される前に、作業員が当該修正量を入力することにより、順次移載される被搬送物が一律に上記のように載置位置が変更される。
被搬送物1のX軸方向、Y軸方向の位置ずれは、上記のような処理後に発生する処理装置200内での被搬送物1の位置ずれの他にも、X軸アーム8およびY軸アーム7の移動精度、処理装置200の処理による被搬送物1の形状の変化、温度変化による被搬送物1の伸縮、および搬送途中に発生する保持部5からの被搬送物1のずれ等の種々の要因によって起こり得る。このような位置ずれの要因を考慮して、上記の修正量を設定することにより、実際に載置台2に載置された被搬送物1の載置位置が、設定された載置位置よりも内側に変動した場合でも、被搬送物1と位置決めピン3,4が干渉することを確実に防止し、被搬送物1が破損することを防止することができる。
以上のように、本実施の形態に係る搬入出方法は、被搬送物1を位置決めするための位置決めピン3,4が設けられた載置台2に載置された被搬送物1を処理装置200に搬入して載置する工程と、処理装置200による処理後の被搬送物1を処理装置200から搬出して載置台2に載置する工程とを備える。
被搬送物1を処理装置200から搬出して載置台2に載置する工程において、処理後の被搬送物1を載置台2上に載置する際における被搬送物1の載置位置が、処理装置200による処理前に位置決めピン3,4によって位置決めされていた被搬送物を載置台2上から取り出す際における被搬送物1の載置位置よりも位置決めピン3,4から離れた位置となるように、処理装置200による処理後の被搬送物1を位置決めピン3,4に干渉させることなく載置台2上に載置する。
なお、処理後の被搬送物1は、載置台2に載置された後に収容部に収容される。収容部は、被搬送物1のある程度の位置ずれを許容することができるため、入力部23によって入力された修正量に対して、実際に載置台2に載置された載置位置が上記の要因によって若干変動した場合であっても、被搬送物1は破損することなく収容部に収容される。
このように本実施の形態に係る搬入出装置および搬入出方法においては、位置決めピン3,4から離れて被搬送物1を載置することにより、被搬送物1が位置決めピン3,4に干渉することを抑制することができるため、被搬送物1が破損することを防止することができる。
また、修正量を入力部23に入力することにより、順次搬入出される被搬送物1に対して一律に処理後に載置台に載置される被搬送物1の載置位置を変更することができるため、本実施の形態においては、処理後の被搬送物1を処理毎に撮像して画像処理を行なうことにより位置ずれを補正する場合と比較して、撮像時間、画像処理時間等が不要となり、生産タクトを大幅に短縮することができる。
(実施の形態2)
図10および図11は、本実施の形態に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図および側面模式図である。図10および図11を参照して、本実施の形態に係る搬入出装置100Aについて説明する。
図10および図11に示すように、本実施の形態に係る搬入出装置100Aは、実施の形態1に係る搬入出装置100と比較した場合に、処理装置200A側に回転機構30Aを備えている点において相違し、その他の構成については、ほぼ同様である。
本実施の形態に係る搬入出装置100Aは、載置台2、移載ロボット50および回転機構30Aを備える。
搬入出装置100Aは、処理装置200Aのステージ201をDR1方向に回転させることができる回転駆動部222を有する。回転機構30Aは、ステージ201および回転駆動部222を含む。ステージ201に被搬送物1が吸着された状態で回転駆動部222によってステージ201が回転することにより、被搬送物1の向きを修正することができる。なお、処理装置200Aのステージ201を含む回転機構30Aは、本実施の形態における搬入出装置に含まれるものとする。
処理装置200Aとしては、たとえば、スピンコーター、スピン洗浄機等の回転処理装置を採用することができる。
被搬送物としては、たとえば、液晶表示パネル10、有機ELパネル等の表示パネルを採用することができる。以下においては、被搬送物として、液晶表示パネル10を扱う場合について例示して説明する。
液晶表示パネル10は、載置台2側に配置された薄膜トランジスタ基板11と、当該薄膜トランジスタ基板11上に配置された対向基板12と、当該薄膜トランジスタ基板11と当該対向基板12との間に設けられた液晶層13と、薄膜トランジスタ基板11および対向基板12を互いに接着するとともに、薄膜トランジスタ基板11と対向基板12との間に液晶層13を封入するために環状に設けられたシール材14とを備える。
対向基板12は、ガラス基板等の透明基板と、液晶層13側に配置される主表面上に形成されたカラーフィルタ(不図示)と、カラーフィルタ上に形成された対向電極(不図示)とを含む。
薄膜トランジスタ基板11は、制御回路基板(不図示)を取り付けるための端子領域11aを有する。端子領域11aは、薄膜トランジスタ基板11と対向基板12が貼り合わされた状態において対向基板12から突出する。このため、端子領域11aは、液晶表示パネル10の他の領域よりも薄くなり、強度が低くなり、割れやすくなる。一方、液晶表示パネル10において、薄膜トランジスタ基板11の端面と対向基板12の端面とがほぼ面一となる短辺部10aおよび長辺部10bにおいては、薄膜トランジスタ基板11と対向基板12とが重なることによって厚さが厚くなるため、強度が強くなり、割れにくくなる。
このため、処理前に載置台2において液晶表示パネル10を位置決めする場合には、位置決めピン3Aに液晶表示パネル10の長辺部10bを押し付け、位置決めピン4Aに液晶表示パネル10の短辺部10aを押し付けることが好ましい。強度の低い端子領域11aを位置決めピン3A,4Aに押し付ける場合と比較して、液晶表示パネル10が破損することを抑制することができる。
また、処理装置200Aによる処理後の液晶表示パネル10を載置台2に載置する場合にあっても、液晶表示パネル10の長辺部10bおよび短辺部10aが位置決めピン3A,4A側に位置するように、液晶表示パネル10が載置されることが好ましい。このような場合には、処理装置200Aでの処理中や、処理装置200Aから載置台2への搬送途中に液晶表示パネル10が想定外に位置ずれして、液晶表示パネル10が位置決めピン3A,4Aに乗り上げるような事態が発生した場合においても、液晶表示パネル10のうち強度の強い部分が位置決めピン3A,4Aに接触することになり、液晶表示パネル10が破損することを抑制することができる。
また、上記のような想定外の位置ずれが発生して液晶表示パネル10と位置決めピン3A,4Aとの接触した場合に、接触による衝撃を緩和させるために、位置決めピン3A,4Aは、先端の形状が円錐台形状、頂点部が丸みを帯びた略円錐形状等に形成されることが好ましい。すなわち、位置決めピン3A,4Aは、先端部に先細りのテーパ形状を有することが好ましい。
処理装置200Aとして回転処理装置を用いる場合には、処理後に被搬送物(液晶表示パネル10)が回転方向にずれる場合が生じうる。このため、液晶表示パネル10の回転方向のずれを修正せずに、液晶表示パネル10を処理装置200Aから搬出して載置台2に載置するとすれば、位置決めピン3A,4Aと液晶表示パネル10との接触が多発し、液晶表示パネル10の破損が発生してしまう。
本実施の形態に係る搬入出装置100Aにおいては、回転機構を用いて処理後の液晶表示パネル10の回転方向のずれを修正することにより、液晶表示パネル10と位置決めピン3A,4Aとの干渉(接触)を抑制する。その具体的な動作、被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出方法について、以下に説明する。
被搬送物を位置決めするための凸部が設けられた載置台2に載置された液晶表示パネル10を処理装置200Aに搬入して載置する工程においては、移載ロボット50は、実施の形態1に係る移載動作とほぼ同様の動作により、保持部5にて液晶表示パネル10を吸着保持して、処理装置200Aにおけるステージ201の所定の位置に当該液晶表示パネル10を載置する。なお、液晶表示パネル10の中心とステージ201の回転中心とが一致するように液晶表示パネル10がステージ201に載置されることが好ましい。
液晶表示パネル10がステージ201に載置された後に、制御部21は、駆動部22によって保持部5を処理装置200から退避させる。保持部5が処理装置200Aから退避された後に、処理装置200Aは液晶表示パネル10をスピン洗浄する。
この際、ステージ201は液晶表示パネル10を吸着保持した状態で、DCモータ等の電動モータによって構成される回転駆動部222によってDR1方向に水平回転する。ステージ201は、所定の時間回転した後に停止する。
洗浄処理後にステージ201が停止する場合には、処理前の位置から回転した位置で停止する場合が多い。このため、処理後の液晶表示パネル10も、洗浄処理前に載置された位置から回転方向(DR1方向)に回転した状態でステージ201上に位置することになる。これにより、処理前における液晶表示パネル10と処理後における液晶表示パネル10とに回転方向のずれが発生する。
処理装置200Aの洗浄力は処理時間によって設定する場合が多いため、回転速度を一定とすることにより、処理後の回転方向のずれは、ある程度一定となる。特に、比較的低速でステージ201を回転させる場合において、この傾向が顕著に現れる。
このため、移載ロボット50によって処理装置200Aに搬入して載置した際の液晶表示パネル10の位置と液晶表示パネル10が処理装置200Aによって処理された後に処理装置200Aに載置されている位置を測定することによって、予め回転方向のずれ量を算出することができる。
処理装置200Aによる処理後の液晶表示パネル10を処理装置200Aから搬出して載置台2に載置する工程においては、予め算出された回転方向のずれ量を解消するように回転補正量を入力部23から入力することにより、制御部21は、当該入力された回転補正量に関する情報に基づいて、回転駆動部222を駆動させて、処理後の液晶表示パネル10の向きが、処理前にステージ201に載置された液晶表示パネルの向きと略同一になるようにステージ201を回転させる。
また、制御部21は、移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の回転量が同一となるように一律に回転機構30Aを制御する。
上記のようにステージ201が回転された後、液晶表示パネル10に対するステージ201の吸着が解除される。続いて、移載ロボット50は、保持部5によって液晶表示パネル10を吸着保持し、処理装置200Aから液晶表示パネル10を搬出する。
処理装置200Aから搬出された液晶表示パネル10は、実施の形態1とほぼ同様の動作によって、液晶表示パネルの短辺部10aが位置決めピン4からX軸方向にL1mm離れ、かつ長辺部10bが位置決めピン3からY軸方向にL2mm離れるように、載置台2に載置される。
以上のように、本実施の形態においては、回転機構30Aを設けた構成とすることにより、処理後の被搬送物が移載ロボット50によって載置台2上に載置される際の被搬送物の向きが、処理装置200Aに被搬送物を搬入する前に載置台2上で位置決めされていた被搬送物の向きと略同一となるように、回転方向のずれを修正することができる。また、
回転方向の位置ずれが修正された状態で位置決めピン3,4から離れて被搬送物1を載置することができる。
このため、本実施の形態に係る搬入出装置および搬入出方法にあっては、処理装置200Aによって回転方向に被搬送物1がずれた場合であっても、被搬送物1が位置決めピン3,4に干渉することを抑制することができる。これにより、被搬送物1の破損を防止することができる。
(実施の形態3)
図12は、本実施の形態に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。図12を参照して、本実施の形態に係る搬入出装置100Bについて説明する。
図12に示すように、本実施の形態に係る搬入出装置100Bは、実施の形態2に係る搬入出装置100Aと比較した場合に、ずれ量記憶手段24を備えている点および処理装置200Aではなく移載ロボット50Bが被搬送物を回転させるための回転機構30Bを有する点において相違し、その他の構成についてはほぼ同様である。
本実施に係る搬入出装置100Bは、載置台2、移載ロボット50B、回転機構30Bおよびずれ量記憶手段24を備える。
移載ロボット50Bは、被搬送物を保持するための保持部5と、X軸方向に延在するX軸アーム8と、Z軸方向に延びるZ軸アーム6と、Z軸方向を回転軸として回転する回転体19と、X軸アーム8、Y軸アーム7、Z軸アーム6および回転体19を移動させることにより保持部5を移動させるための駆動部22Bと、駆動部22Bを制御する制御部21とを含む。
駆動部22Bは、X軸駆動部22X、Y軸駆動部22Y、Z軸駆動部22Zおよび回転体駆動部22Rを有する。
回転体19は、回転可能となるようにZ軸アーム6の先端に取り付けられている。回転体19は、回転体駆動部22Rによって駆動され、Z軸方向を回転軸として、たとえば図中DR2方向に回転する。回転体19の先端部に保持部5が設けられている。回転機構30Bは、回転体19および回転体駆動部22Rを含む。
また、搬入出装置100Bは、ずれ量記憶手段24を含む。ずれ量記憶手段24は、移載ロボットによって被搬送物を処理装置に搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置によって処理された後に処理装置に載置されている位置との関係から予め算出された処理後の被搬送物の回転方向のずれ量が記憶された記憶媒体である。
制御部21は、ずれ量記憶手段24から入力された情報に基づいて搬入出装置100Bを制御する。
被搬送物としては、たとえば、液晶表示パネル10、有機ELパネル等の表示パネルを採用することができる。
処理装置200Aとしては、たとえば、スピン洗浄機等の回転処理装置を採用することができる。このため、実施の形態2と同様に、移載の動作において回転機構を用いて処理後の液晶表示パネル10の回転方向のずれを修正する必要が生じる。その具体的な動作、すなわち被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出方法について、以下に説明する。
被搬送物を位置決めするための凸部が設けられた載置台2に載置された液晶表示パネル10を処理装置200Aに搬入して載置する工程においては、移載ロボット50Bは、実施の形態1に係る移載動作とほぼ同様の動作により、保持部5にて液晶表示パネル10を吸着保持して、処理装置200Aにおけるステージ201の所定の位置に当該液晶表示パネル10を載置する。
液晶表示パネル10がステージ201に載置された後に、制御部21は、駆動部22Bによって保持部5を処理装置200Aから退避させる。保持部5が処理装置200Aから退避された後に、処理装置200Aは液晶表示パネル10を吸着保持してスピン洗浄する。
スピン洗浄処理後にあっては、液晶表示パネル10は、実施の形態2と同様の理由により、スピン洗浄処理前にステージ201に載置された位置から回転方向(図10中DR1方向)に回転した状態でステージ201上に位置する。
処理装置200Aによる処理後の液晶表示パネル10を処理装置200Aから搬出して載置台2に載置する工程においては、スピン洗浄処理後に液晶表示パネル10に対するステージ201の吸着が解除され、移載ロボット50は、保持部5によって液晶表示パネル10を吸着保持し、処理装置200Aから液晶表示パネル10を搬出する。
この際、ずれ量記憶手段24に記憶されていた液晶表示パネル10の回転方向のずれ量に関する情報が当該ずれ量記憶手段24から制御部21に入力される。制御部21は、当該情報に基づいて、回転体駆動部22Rを駆動させて、処理後の液晶表示パネル10の向きが、処理前にステージ201に載置された液晶表示パネルの向きと略同一になるように回転体19を回転させる。
なお、回転方向のずれ量の修正は、上記のように液晶表示パネル10を処理装置200Aから搬出する際に行なう場合に限定されず、液晶表示パネル10を載置台2に向けて搬送している最中に行なってもよい。
回転体19によって回転方向が修正された液晶表示パネル10は、実施の形態1とほぼ同様の動作によって、液晶表示パネルの短辺部10aが位置決めピン4からX軸方向にL1mm離れ、かつ長辺部10bが位置決めピン3からY軸方向にL2mm離れるように、載置台2に載置される。
以上のように、本実施の形態においては、移載ロボット50Bに回転機構30Bを設けた構成とすることにより、処理後の被搬送物が移載ロボット50によって載置台2上に載置される際の被搬送物の向きが、処理装置200Aに被搬送物を搬入する前に載置台2上で位置決めされていた被搬送物の向きと略同一となるように、回転方向のずれを修正することができる。また、回転方向の位置ずれが修正された状態で位置決めピン3,4から離れて被搬送物を載置することができる。
このため、本実施の形態に係る搬入出方法および搬入出方法にあっては、処理装置200Aによって回転方向に被搬送物がずれた場合であっても、被搬送物が位置決めピン3,4に干渉することを抑制することができる。これにより、被搬送物の破損を防止することができる。
また、ずれ量記憶手段24を用いることにより、自動的に制御部21に回転方向のずれ量に関するが入力されるため、作業者が被搬送物の大きさごとに回転方向のずれ量を入力部に入力する作業を省略することができる。これにより、入力間違いによる被搬送物の破損も防止することができる。
(実施の形態4)
図13は、本実施の形態に係る搬入出装置と、処理装置とを示す平面模式図である。図13を参照して、本実施の形態に係る搬入出装置100Cについて説明する。
図13に示すように、本実施の形態に係る搬入出装置100Cは、実施の形態2に係る搬入出装置100Aと比較した場合に、被搬送物の位置を検知する位置検知手段40をさらに備える点において相違し、その他の構成についてはほぼ同様である。
本実施の形態に係る搬入出装置100Cは、載置台2、移載ロボット50、回転機構30Aおよび位置検知手段40を備える。
位置検知手段40は、移載ロボット50によって被搬送物(液晶表示パネル10)を処理装置200Aに搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置200Aによって処理された後に処理装置200Aに載置されている位置とを検知する。位置検知手段40は、撮像手段25と画像処理手段26とを含む。
撮像手段25は、処理装置200A内に位置する液晶表示パネル10を撮像可能に設置されており、液晶表示パネル10の全体、または、液晶表示パネル10に設けられた特定のパターンを撮像する。撮像手段25としては、たとえばカメラを採用することができる。
具体的には、撮像手段25は、移載ロボット50によって処理装置200Aに搬入されて載置された液晶表示パネル10を撮像するとともに、処理装置200Aによって処理された後に載置されている液晶表示パネル10を撮像する。また、撮像手段25は、撮像して取得した液晶表示パネル10の画像データを画像処理手段26に出力する。
画像処理手段26は、撮像手段25から入力された画像データを画像処理することにより液晶表示パネル10の位置を検知するとともに、検知された処理前後の液晶表示パネル10の位置を比較して、処理後における液晶表示パネル10の回転方向のずれ量を算出する。画像処理手段26は、液晶表示パネル10の回転方向のずれ量に関する情報を制御部21に出力する。
制御部21は、画像処理手段26から入力された回転方向に関する情報に基づいて、回転駆動部222を駆動させて、処理後の液晶表示パネル10の向きが、処理前にステージ201に載置された液晶表示パネル10の向きと略同一になるようにステージ201を回転させる。
高速でスピン洗浄することにより処理後の回転方向のずれ量が処理毎にばらつく場合であっても、位置検知手段40によって処理毎に回転方向のずれ量を検知することにより、処理後の液晶表示パネル10の向きが、処理前にステージ201に載置された液晶表示パネル10の向きと略同一になるように確実に修正することができる。
本実施の形態においては、移載の動作、すなわち被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出方法は、回転方向のずれ量を修正する動作を除き実施の形態2とほぼ同様である。
被搬送物を位置決めするための凸部が設けられた載置台に載置された被搬送物としての液晶表示パネル10を処理装置200Aに搬入して載置する工程においては、移載ロボット50は、実施の形態2に係る移載動作とほぼ同様の動作により、保持部5にて液晶表示パネル10を吸着保持して、処理装置200Aにおけるステージ201の所定の位置に当該液晶表示パネル10を載置する。液晶表示パネル10がステージ201に載置された後に、制御部21は、駆動部22によって保持部5を処理装置200から退避させる。
続いて、撮像手段25によってステージ201に載置された液晶表示パネル10を撮像する。この際、撮像手段25によって得られた画像データが画像処理手段26に入力される。撮像後に、処理装置200Aは液晶表示パネル10をスピン洗浄する。
スピン洗浄処理後にあっては、液晶表示パネル10は、実施の形態2と同様の理由により、スピン洗浄処理前にステージ201に載置された位置から回転方向(図10中DR1方向)に回転した状態でステージ201上に位置する。
処理装置200Aによる処理後の液晶表示パネル10を処理装置200Aから搬出して載置台2に載置する工程においては、スピン洗浄処理後にステージ201に載置されている液晶表示パネル10を撮像手段25によって撮像する。この際、撮像手段25によって得られた画像データが画像処理手段26に入力される。
続いて、画像処理手段26が撮像手段25から入力された画像データを画像処理することにより液晶表示パネル10の位置を検知するとともに、検知された処理前後の液晶表示パネル10の位置を比較して、処理後における液晶表示パネル10の回転方向のずれ量を算出する。画像処理手段26は、液晶表示パネル10の回転方向のずれ量に関する情報を制御部21に出力する。
制御部21は、画像処理手段26から入力された回転方向に関する情報に基づいて、回転駆動部222を駆動させて、処理後の液晶表示パネル10の向きが、処理前にステージ201に載置された液晶表示パネル10の向きと略同一になるようにステージ201を回転させる。
上記のようにステージ201が回転された後、液晶表示パネル10に対するステージ201の吸着が解除される。続いて、移載ロボット50は、保持部5によって液晶表示パネル10を吸着保持し、処理装置200Aから液晶表示パネル10を搬出する。
処理装置200Aから搬出された液晶表示パネル10は、実施の形態1とほぼ同様の動作によって、液晶表示パネルの短辺部10aが位置決めピン4からX軸方向にL1mm離れ、かつ長辺部10bが位置決めピン3からY軸方向にL2mm離れるように、載置台2に載置される。
以上のように、本実施の形態においては、位置検知手段40を備えるとともに回転機構30Aを設けた構成とすることにより、回転方向のずれを修正した状態で位置決めピン3,4から離れて被搬送物を載置することができる。
このため、本実施の形態に係る搬入出方法および搬入出方法にあっては、処理装置によって回転方向に被搬送物がずれた場合であっても、被搬送物が位置決めピン3,4に干渉することを抑制することができる。これにより、被搬送物の破損を防止することができる。
また、位置検知手段40によって移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の位置を検知し、被搬送物の回転方向のずれ量を算出することができ、これに応じたずれ量の修正を順次行なうことにより、確実に被搬送物の破損を防止することができる。
なお、本実施の形態は、処理装置が回転動作を伴わない処理動作をし、X軸方向およびY軸方向のずれ量が処理ごとに異なる場合にも当然に適用することができる。
上述した実施の形態1および2においては、X軸方向のずれ量、Y軸方向のずれ量または回転方向のずれ量を入力部23に入力することによって、制御部21が当該入力情報に基づいて、駆動部22を駆動させて被搬送物の位置を修正する場合を例示して説明したが、これに限定されず、実施の形態3同様にずれ量記憶手段を備えた構成として、当該ずれ量記憶手段から制御部21に入力されたずれ量に関する情報に基づいて、被搬送物の位置を修正してもよい。
上述した実施の形態2においては、処理装置200A側にステージ201と回転駆動部222によって構成される回転機構が設けられている場合を例示して説明したが、これに限定されず、載置台2および処理装置200Aの周辺に別途ステージと回転駆動部によって構成される回転機構が設けられていてもよい。
この場合には、処理装置200Aによる処理後に液晶表示パネル10が載置台2および処理装置200Aの周辺に設けられたステージに載置される。当該ステージを回転駆動部によって回転させて液晶表示パネル10の向きを修正した後に、液晶表示パネル10が載置台2に載置される。
上述した実施の形態1から3においては、複数の被搬送物に対して一律にずれ量を修正する場合を例示して説明したが、実施の形態4における位置検知手段を適用し、処理装置による処理毎に被搬送物のずれ量を検出して修正してもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 被搬送物、2 載置台、3,4,3A,4A 位置決めピン、5 保持部、6 Z軸アーム、7 Y軸アーム、8 X軸アーム、10 液晶表示パネル、11 薄膜トランジスタ基板、11a 端子領域、12 対向基板、13 液晶層、14 シール材、19 回転体、21 制御部、22,22B 駆動部、22R 回転体駆動部、22X X軸駆動部、22Y Y軸駆動部、22Z Z軸駆動部、23 入力部、24 ずれ量記憶手段、25 撮像手段、26 画像処理手段、30A,30B 回転機構、40 位置検知手段、50,50B 移載ロボット、100,100A,100B,100C 搬入出装置、200,200A 処理装置、201 ステージ、222 回転駆動部。

Claims (6)

  1. 順次複数の被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出装置であって、
    被搬送物の位置決めに用いられる凸部が設けられた載置台と、
    前記載置台に載置された被搬送物を処理装置に搬入して載置するとともに、処理装置による処理後の被搬送物を処理装置から搬出して前記載置台に載置する移載ロボットとを備え、
    前記移載ロボットは、被搬送物を保持するための保持部と、前記保持部を移動させるための駆動部と、前記駆動部を制御する制御部とを含み、
    前記制御部は、処理装置による処理後の被搬送物が前記凸部に干渉することなく前記載置台上に載置されるように、前記保持部によって保持された処理後の被搬送物を前記載置台上に載置する際における被搬送物の載置位置が、処理装置による処理前に前記凸部によって位置決めされていた被搬送物を前記保持部によって前記載置台上から取り出す際における被搬送物の載置位置よりも前記凸部から離れた位置となるように前記駆動部を制御する、搬入出装置。
  2. 被搬送物を回転させるための回転機構をさらに備え、
    前記制御部は、処理後の被搬送物が前記移載ロボットによって前記載置台上に載置される際の被搬送物の向きが、処理装置に被搬送物を搬入する前に前記載置台上で位置決めされていた被搬送物の向きと略同一となるように、前記回転機構を制御する、請求項1に記載の搬入出装置。
  3. 予め前記移載ロボットによって被搬送物を処理装置に搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置によって処理された後に処理装置に載置されている位置との関係から算出された処理後の被搬送物の回転方向のずれ量が記憶されたずれ量記憶手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記ずれ量記憶手段からのずれ量に関する情報に基づいて、前記移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の回転量が同一となるように一律に前記回転機構を制御する、請求項2に記載の搬入出装置。
  4. 前記移載ロボットによって被搬送物を処理装置に搬入して載置した際の被搬送物の位置と被搬送物が処理装置によって処理された後に処理装置に載置されている位置とを検知する位置検知手段をさらに備え、
    前記位置検知手段は、前記移載ロボットによって順次移載される複数の被搬送物の位置を検知し、
    前記制御部は、前記位置検知手段によって検知された被搬送物の位置情報から算出される被搬送物の回転方向のずれ量に基づいて、前記回転機構を制御する、請求項2に記載の搬入出装置。
  5. 前記凸部は、先端に先細りのテーパ形状を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の搬入出装置。
  6. 順次複数の被搬送物を処理装置に搬入出する搬入出方法であって、
    被搬送物を位置決めするための凸部が設けられた載置台に載置された被搬送物を移載ロボットによって前記処理装置に搬入して載置する工程と、
    前記処理装置による処理後の被搬送物を前記移載ロボットによって前記処理装置から搬出して前記載置台に載置する工程とを備え、
    被搬送物を前記移載ロボットによって前記処理装置から搬出して前記載置台に載置する工程において、処理後の被搬送物を前記載置台上に載置する際における被搬送物の載置位置が、前記処理装置による処理前に前記凸部によって位置決めされていた被搬送物を前記移載ロボットによって前記載置台上から取り出す際における被搬送物の載置位置よりも前記凸部から離れた位置となるように、前記処理装置による処理後の被搬送物を前記凸部に干渉させることなく前記載置台上に載置する、搬入出方法。
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