JP2015060891A - 記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】データの保持特性及びリセット容易性が両立した記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る記憶装置は、第1電極と、前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された抵抗変化層と、を備える。前記抵抗変化層は、結晶化率が相対的に高い第1層と、前記第1層に接し、結晶化率が相対的に低い第2層と、を有する。前記第1層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第2電極とを結ぶ方向に沿って積層されている。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態に係る記憶装置は、第1電極と、前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された抵抗変化層と、を備える。前記抵抗変化層は、結晶化率が相対的に高い第1層と、前記第1層に接し、結晶化率が相対的に低い第2層と、を有する。前記第1層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第2電極とを結ぶ方向に沿って積層されている。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、記憶装置に関する。
大容量の不揮発性メモリとして、従来のフローティングゲート型NANDフラッシュメモリに代わり、2端子の抵抗変化型メモリの開発が盛んに行われている。このタイプのメモリは、低電圧・低電流動作、高速スイッチング、メモリセルの微細化・高集積化が可能である。抵抗変化型メモリの抵抗変化層としては種々の材料が提案されているが、中でもシリコン層又はシリコン酸化層を抵抗変化層として、銀(Ag)をイオン源電極として用いたイオンメモリは、既存のLSIプロセスとの整合性、低電流動作、整流動作の観点から有望である。イオンメモリにおいては、抵抗変化層中に銀のフィラメントを析出させたり、このフィラメントを消失させたりして、メモリセルのオンオフ動作を実現している。
一般に、不揮発性メモリにおけるデータの保持特性とリセット容易性には、トレードオフの関係が存在する。イオンメモリにおいても、保持特性が良好となるように構成した抵抗変化層においては、セット状態において抵抗変化層中に形成されたフィラメントが安定であるため、リセット動作、すなわちフィラメントを消失させるためには、高い電圧を印加しなければならない。高い電圧を印加すると、書き換え耐性が劣化するため、メモリ動作の障害となる。
本発明の目的は、データの保持特性及びリセット容易性が両立した記憶装置を提供することである。
実施形態に係る記憶装置は、第1電極と、前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に配置された抵抗変化層と、を備える。前記抵抗変化層は、結晶化率が相対的に高い第1層と、前記第1層に接し、結晶化率が相対的に低い第2層と、を有する。前記第1層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第2電極とを結ぶ方向に沿って積層されている。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る記憶装置1においては、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、抵抗変化層14、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層されている。そして、抵抗変化層14の下部14aの結晶化率は、上部14bの結晶化率よりも高い。本実施形態においては、抵抗変化層14の下部14a及び上部14bは、一体的に形成されている。このため、下部14aと上部14bとの境界は、必ずしも明確には観察されない。
図1は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る記憶装置1においては、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、抵抗変化層14、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層されている。そして、抵抗変化層14の下部14aの結晶化率は、上部14bの結晶化率よりも高い。本実施形態においては、抵抗変化層14の下部14a及び上部14bは、一体的に形成されている。このため、下部14aと上部14bとの境界は、必ずしも明確には観察されない。
本明細書において、「結晶化率」とは、対象となる層を観察したときに、全体の面積に対する結晶である領域の面積の割合をいう。結晶化率は、例えば、断面TEM観察又は電子線回折法等によって測定可能である。そして、下部14aの結晶化率は、上部14bの結晶化率よりも、例えば10%以上高い。例えば、下部14aは多結晶体により形成されており、上部14bは非晶質体により形成されている。
対向電極11は、例えば、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)若しくは白金(Pt)、若しくはそれらの窒化物からなる導電層、又は、これらの導電層が複数積層された多層膜である。電流制限層12は、例えばタンタルシリコン窒化物(TaSiN)等の高抵抗金属によって形成されている。結晶化誘起金属層13は、抵抗変化層14の結晶化を誘導する層であり、例えば、ニッケル(Ni)により形成されている。なお、結晶化誘起金属層13は、アルミニウム(Al)又はパラジウム(Pd)により形成されていてもよい。
抵抗変化層14は、例えばシリコン(Si)により形成されている。なお、抵抗変化層14は、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ゲルマニウム(Ge)又は化合物半導体によって形成されていてもよい。抵抗変化層14の厚さは、例えば、2〜50nmである。拡散防止層15は、イオン源電極16を形成する金属が抵抗変化層14内に拡散することを抑制する層であり、例えば、抵抗変化層14を形成する材料の酸化物により形成されており、例えばシリコン酸化物(SiO)によって形成されている。拡散防止層15の厚さは、例えば、1〜5nmである。
イオン源電極16は、対向電極11の材料、電流制限層12の材料、及び結晶化誘起金属層13の材料よりもイオン化しやすい金属により形成されており、例えば銀(Ag)によって形成されている。なお、イオン源電極16は、対向電極11の材料、電流制限層12の材料、及び結晶化誘起金属層13の材料によっては、例えば、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、アルミニウム(Al)又は銅(Cu)により形成されていてもよい。本実施形態においては、例えば、結晶化誘起金属層13はニッケルにより形成され、抵抗変化層14はシリコンにより形成され、拡散防止層15はシリコン酸化物により形成され、イオン源電極16は銀により形成されている。
記憶装置1においては、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、抵抗変化層14、拡散防止層15及びイオン源電極16からなる積層体により、1つのメモリセルが構成されている。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図2(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
図2(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
先ず、図2(a)に示すように、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、非晶質シリコン層19、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層された積層体を形成する。
次に、図2(b)に示すように、この積層体に対して熱処理を施す。このとき、結晶化誘起金属層13に含まれるニッケルが、非晶質シリコン層19の結晶化の種となるため、非晶質シリコン層19が下面から上面に向かって結晶化する。この方法を金属誘起結晶化法という。なお、図2(b)中に示す矢印は、結晶化が進行する方向を表す。後述する他の図面についても同様である。
そして、この熱処理の時間及び温度を適切に制御することにより、非晶質シリコン層19の下部の結晶化率を上部の結晶化率よりも高くすることができ、例えば、下部の結晶化率を上部の結晶化率よりも10%以上高くすることができる。例えば、非晶質シリコン層19の下部のみを結晶化させ、上部を非晶質のまま維持することができる。これにより、非晶質シリコン層19が、上述の抵抗変化層14となる。
以下、非晶質シリコン層19の厚さが10nmである場合を例にとって、上記熱処理プロセスの温度と時間の関係について説明する。
図3は、横軸に加熱温度をとり、縦軸に加熱時間をとって、厚さが5nmの非晶質シリコン層が結晶化する条件を例示するグラフ図であり、黒い円形のプロット(●)は金属誘起結晶化法を用いた場合を示し、白い矩形のプロット(□)は固相成長化を用いた場合を示す。
図3は、横軸に加熱温度をとり、縦軸に加熱時間をとって、厚さが5nmの非晶質シリコン層が結晶化する条件を例示するグラフ図であり、黒い円形のプロット(●)は金属誘起結晶化法を用いた場合を示し、白い矩形のプロット(□)は固相成長化を用いた場合を示す。
図3に示すように、固相成長法では、典型的な結晶化温度が600〜700℃と高い。一方、金属誘起結晶化法では、分オーダーの結晶化時間での結晶化温度を350℃から400℃程度まで低くすることができる。例えば、400℃の温度に10分間加熱する熱処理により、厚さが5nmの非晶質シリコン層を結晶化させることができる。
次に、本実施形態に係る記憶装置の動作について説明する。
図4(a)〜(f)は、本実施形態に係る記憶装置の動作を例示する模式的断面図である。
図4(a)に示すように、初期状態のメモリセルにおいては、抵抗変化層14内及び拡散防止層15内にフィラメントは形成されていない。このとき、抵抗変化層14は高抵抗状態(オフ状態)である。
図4(a)〜(f)は、本実施形態に係る記憶装置の動作を例示する模式的断面図である。
図4(a)に示すように、初期状態のメモリセルにおいては、抵抗変化層14内及び拡散防止層15内にフィラメントは形成されていない。このとき、抵抗変化層14は高抵抗状態(オフ状態)である。
次に、図4(b)に示すように、このメモリセルに、対向電極11が負極となり、イオン源電極16が正極となるような所定のセット電圧を印加すると、イオン源電極16に含まれる銀原子がイオン化して、拡散防止層15内及び抵抗変化層14内に侵入し、対向電極11から供給された電子と結合して析出する。これにより、拡散防止層15内及び抵抗変化層14内に、銀からなるフィラメントFが形成される。この結果、抵抗変化層14は低抵抗状態(オン状態)となる。この動作を「セット」という。
次に、図4(c)に示すように、セット電圧を停止して一定時間が経過すると、抵抗変化層14内に形成されたフィラメントFのうち、結晶性が相対的に低い上部14b内に形成された部分は消失し、結晶性が相対的に高い下部14a内に形成された部分は残留する。これは、母材の結晶化率が高いと、結晶領域(グレイン)内のシリコンが緻密な結合を作り、フィラメントはグレインとグレインに挟まれたバウンダリ領域に集中して形成されるが、このように限られた領域に形成されたフィラメントは密度が高く強靭であるため、安定で時間を経ても消失しにくいためと考えられる。
図4(d)に示すように、低抵抗状態にあるメモリセルに対して、対向電極11が負極となり、イオン源電極16が正極となるような電圧であり、セット電圧よりも低い読出電圧を印加すると、抵抗変化層14の下部14a内に残留しているフィラメントFを起点として上部14b内にもフィラメントFが再生され、抵抗変化層14内に低抵抗状態に対応した読出電流が流れる。
一方、図4(e)に示すように、低抵抗状態にあるメモリセルに対して、対向電極11が正極となり、イオン源電極16が負極となるような所定のリセット電圧を印加すると、抵抗変化層14の下部14a内に残留したフィラメントFの先端部Ft、すなわち、イオン源電極16側の端部に電界が集中的に印加される。このため、先端部Ftを形成する銀原子がイオン化し、イオン源電極16に向けて移動する。この結果、この部分のフィラメントFが消失し、先端部Ftが僅かに対向電極11側に後退し、後退した先端部Ftに電界が集中的に印加される。このようにして、フィラメントFの先端部Ftは対向電極11に向けて後退し続ける。これにより、下部14a内のフィラメントFが、イオン源電極16側の端部から順に消失していく。
この結果、図4(f)に示すように、ついには抵抗変化層14からフィラメントFが消失し、抵抗変化層14は高抵抗状態(オフ状態)となる。この動作を「リセット」という。この状態で読出電圧を印加しても、フィラメントFはほとんど再生されず、抵抗変化層14内には高抵抗状態に対応した読出電流しか流れない。
そして、高抵抗状態にあるメモリセルに対してセット電圧を印加すると、抵抗変化層14は再びセットされて、図4(b)に示す低抵抗状態に移行し、その後、図4(c)に示す状態で安定する。このようにして、セットとリセットを繰り返すことにより、メモリセルの状態を、低抵抗状態及び高抵抗状態のうち任意の状態とすることができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態においては、抵抗変化層14をセットした後、セット電圧を停止しても、図4(c)に示すように、抵抗変化層14の下部14a内にはフィラメントが残留する。下部14aは結晶性が高いため、下部14a内に形成されたフィラメントFは例えば10年間以上安定である。このため、記憶装置1はデータの保持特性が高い。
本実施形態においては、抵抗変化層14をセットした後、セット電圧を停止しても、図4(c)に示すように、抵抗変化層14の下部14a内にはフィラメントが残留する。下部14aは結晶性が高いため、下部14a内に形成されたフィラメントFは例えば10年間以上安定である。このため、記憶装置1はデータの保持特性が高い。
また、図4(e)に示すように、低抵抗状態にある抵抗変化層14に対してリセット電圧を印加するときは、上部14b内においてはフィラメントFが消失しているため、下部14a内に残留したフィラメントFの先端部Ftに電界が集中し、このフィラメントFが効率よく消失する。このため、記憶装置1はリセットが容易である。
このように、下部14a内に形成されたフィラメントFは、経年変化に対しては極めて安定であるため、優れたデータ保持特性を実現する。一方、上部14b内に形成されたフィラメントFは速やかに消失するため、下部14a内に形成されたフィラメントFに先端部Ftが形成され、この先端部Ftに電界が集中することにより、リセット電圧に対する反応性が高い。
更に、抵抗変化層14は単一のシリコン層であるため、厚さが薄い。このため、セット電圧を低く抑えることができる。また、抵抗変化層14の加工が容易である。なお、抵抗変化層14及び拡散防止層15の厚さは、セット電圧を低減するためには薄い方が好ましいが、厚さのばらつき及びリーク電流を低減するためには厚い方が好ましい。これらの特性のバランスから、抵抗変化層14の厚さは2〜50nm程度であることが好ましく、抵抗変化層15の厚さは1〜5nm程度であることが好ましい。
更にまた、本実施形態においては、例えば350〜400℃という低い温度で抵抗変化層14の下部14aを結晶化させることができるため、対向電極11からイオン源電極16までを積層した後で結晶化のための熱処理を施しても、金属部材、すなわち、対向電極11、結晶化誘起金属層13及びイオン源電極16を劣化させることがない。特に、イオン源電極16を銀によって形成する場合には、銀は拡散しやすいため、結晶化熱処理を低温で実施できることのメリットは大きい。
以上より、本実施形態によれば、セット電圧を増加させることなく、良好な保持特性とリセット特性を両立させたイオンメモリ型の記憶装置を実現できる。
これに対して、仮に、抵抗変化層14全体を多結晶シリコンにより形成すると、フィラメント全体が極めて安定であるため、データの保持特性は良好であるものの、リセットが困難である。
また、抵抗変化層14全体を非晶質シリコンにより形成すると、フィラメントが不安定であるため、リセットはしやすいものの、データの保持特性が低い。
更に、抵抗変化層14を、安定したフィラメントが形成される層と不安定なフィラメントが形成される層との積層体とすることも考えられるが、この場合は抵抗変化層14が厚くなってしまい、高いセット電圧が必要となる。また、製造プロセスの工程数が多くなると共に、抵抗変化層14の加工が困難になるため、製造コストが増加する。
また、抵抗変化層14全体を非晶質シリコンにより形成すると、フィラメントが不安定であるため、リセットはしやすいものの、データの保持特性が低い。
更に、抵抗変化層14を、安定したフィラメントが形成される層と不安定なフィラメントが形成される層との積層体とすることも考えられるが、この場合は抵抗変化層14が厚くなってしまい、高いセット電圧が必要となる。また、製造プロセスの工程数が多くなると共に、抵抗変化層14の加工が困難になるため、製造コストが増加する。
なお、本実施形態においては、抵抗変化層14の下部14aは相対的に結晶化率が高く、上部14bは相対的に結晶化率が低い例を示したが、これは逆でもよい。すなわち、下部14aの結晶化率が相対的に低く、上部14bの結晶化率が相対的に高くてもよい。この場合も、上述の効果と同様な効果が得られる。
また、抵抗変化層14においては、結晶化率が相対的に高い高結晶化率層が少なくとも1層と、結晶化率が相対的に低い低結晶化率層が少なくとも1層設けられており、これらの層が対向電極11とイオン源電極12とを結ぶ方向に沿って積層されていればよい。これにより、セット電圧を印加すると、高結晶化率層及び低結晶化率層の双方を貫くようにフィラメントが形成され、セット電圧を停止すると高結晶化率層内のフィラメントは残存して保持特性を担保しつつ、低結晶化率層内のフィラメントが消失する。そして、リセット電圧を印加すると、高結晶化率層内のフィラメントにおける低結晶化率層側の端部に電界が集中し、この端部側からフィラメントが効率よく消失する。このため、リセット電圧を低く設定できる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して、抵抗変化層内に界面酸化層を含む点が異なっている。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図5は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して、抵抗変化層内に界面酸化層を含む点が異なっている。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図5は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る記憶装置2においては、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、シリコン層21、界面酸化層22、シリコン層23、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層されている。そして、シリコン層21の結晶化率は、シリコン層23の結晶化率よりも高く、例えば10%以上高い。例えば、シリコン層21は多結晶シリコンからなり、シリコン層23は非晶質シリコンからなる。シリコン層21、界面酸化層22及びシリコン層23により、抵抗変化層24が形成されている。シリコン層21及びシリコン層23の厚さは、それぞれ例えば1〜25nm程度である。界面酸化層22は、厚すぎるとセット電圧の増大を招くため、例えば0.1〜2nm程度が望ましい。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図6(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
図6(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
先ず、図6(a)に示すように、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、非晶質シリコン層26、界面酸化層22、非晶質シリコン層27、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層された積層体を形成する。このとき、非晶質シリコン層26、界面酸化層22及び非晶質シリコン層27は、例えば、モノシランガスを用いたLPCVD(low pressure chemical vapor deposition:低圧化学気相成長)によって連続的に成膜することができる。具体的には、非晶質シリコン層26の成膜時にはモノシランガスのみを供給し、界面酸化層22の成膜時にはモノシランガスに加えて酸化剤を供給し、非晶質シリコン層27の成膜時には再びモノシランガスのみを供給すればよい。
次に、図6(b)に示すように、この積層体に対して熱処理を施す。これにより、結晶化誘起金属層13に含まれるニッケルが、非晶質シリコン層26の結晶化を誘引するため、非晶質シリコン層26が下面から上面に向かって結晶化する。しかしながら、界面酸化層22が非晶質シリコン層26からの結晶化を阻止するため、非晶質シリコン層27の結晶化は抑制される。これにより、非晶質シリコン層26が相対的に結晶化率が高いシリコン層21となり、非晶質シリコン層27が相対的に結晶化率が低いシリコン層23となる。このようにして、本実施形態に係る記憶装置2が製造される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によっても、前述の第1の実施形態と同様に、メモリの保持特性とリセット特性のトレードオフを解消することができる。また、本実施形態においては、非晶質シリコン層26と非晶質シリコン層27との間に界面酸化層22を形成するため、非晶質シリコン層26から非晶質シリコン層27に向かう結晶化の進行を阻止することができ、シリコン層21の結晶化率とシリコン層23の結晶化率との間に、大きな差を容易に設けることができる。
本実施形態によっても、前述の第1の実施形態と同様に、メモリの保持特性とリセット特性のトレードオフを解消することができる。また、本実施形態においては、非晶質シリコン層26と非晶質シリコン層27との間に界面酸化層22を形成するため、非晶質シリコン層26から非晶質シリコン層27に向かう結晶化の進行を阻止することができ、シリコン層21の結晶化率とシリコン層23の結晶化率との間に、大きな差を容易に設けることができる。
更に、本実施形態によれば、同一のLPCVD工程によって、非晶質シリコン層26、界面酸化層22及び非晶質シリコン層27を連続的に形成することができるため、界面酸化層22を設けることによる製造コストの増加がほとんどない。なお、本実施形態の抵抗変化層24は、第1の実施形態の抵抗変化層14(図1参照)と比較して、界面酸化層22の分だけ厚くなるが、その分、拡散防止層15を薄くすることによって、セット電圧の増加を抑えることができる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して、抵抗変化層の上部における酸素(O)の濃度、窒素(N)の濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度が、抵抗変化層の下部よりも高い点が異なっている。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図7は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
本実施形態は、前述の第1の実施形態に対して、抵抗変化層の上部における酸素(O)の濃度、窒素(N)の濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度が、抵抗変化層の下部よりも高い点が異なっている。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図7は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図7に示すように、本実施形態に係る記憶装置3は、前述の第1の実施形態に係る記憶装置1(図1参照)と比較して、抵抗変化層14の代わりに抵抗変化層34が設けられている。抵抗変化層34は例えばシリコンにより一体的に形成されている。そして、抵抗変化層34の上部34bにおける酸素濃度、窒素濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度は、抵抗変化層34の下部34aにおける当該濃度よりも高い。例えば、上部34bにおける酸素濃度、窒素濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度は、1×1020cm−3よりも高く、下部34aにおける酸素濃度、窒素濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度は、1×1020cm−3よりも低い。また、下部34aの結晶化率は、上部34bの結晶化率よりも高く、例えば10%以上高い。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図8(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
図8(a)及び(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
先ず、図8(a)に示すように、対向電極11、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、非晶質シリコン層39、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層された積層体を形成する。このとき、例えば、非晶質シリコン層39はモノシランガスを原料としたLPCVDによって形成するが、成膜の前半はモノシランガスのみを供給して、酸素及び窒素を実質的に含まない非晶質シリコンからなる下部39aを形成し、成膜の後半はモノシランガスに加えてN2Oガスを供給して、酸素及び窒素を含む非晶質シリコンからなる上部39bを形成する。
次に、図8(b)に示すように、この積層体に対して熱処理を施す。このとき、非晶質シリコン層39の結晶化は、結晶化誘起金属層13に誘起されて下面から上面に向かって進行するが、非晶質シリコン層39の上部39bにおいては、酸素及び窒素がシリコンの結晶化を抑制するため、結晶化速度が大きく低下する。この結果、抵抗変化層34の上部34bの結晶化率を、下部34aの結晶化率よりも低く維持することができる。このようにして、本実施形態に係る記憶装置3が製造される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と比較して、非晶質シリコン層39の上部39bのみに酸素及び窒素を導入しているため、抵抗変化層34の下部34aと上部34bとの間で、より容易に結晶化率を異ならせることができる。また、第2の実施形態と比較して、抵抗変化層内に酸化物層を形成する必要がないため、セット電圧の増加を確実に回避することができる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第1の実施形態と比較して、非晶質シリコン層39の上部39bのみに酸素及び窒素を導入しているため、抵抗変化層34の下部34aと上部34bとの間で、より容易に結晶化率を異ならせることができる。また、第2の実施形態と比較して、抵抗変化層内に酸化物層を形成する必要がないため、セット電圧の増加を確実に回避することができる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においては、結晶化誘起金属層13を設けなくてもよい。この場合も、窒素及び酸素の濃度差により、抵抗変化層34の下部34aの結晶化率を上部34bの結晶化率よりも高くすることができる。また、結晶化誘起金属層13を設けない場合は、抵抗変化層34の下部34aに窒素及び酸素のうち少なくとも一方を導入し、下部34aの結晶化率を上部34bの結晶化率よりも低くしてもよい。
(第4の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態のメモリセルに加えて、このメモリセルと同層に転送ゲートトランジスタが形成された例である。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図9は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
本実施形態は、第1の実施形態のメモリセルに加えて、このメモリセルと同層に転送ゲートトランジスタが形成された例である。それ以外の点は第1の実施形態と同一であるので、共通部分の説明は省略する。
図9は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図9に示すように、本実施形態に係る記憶装置4においては、シリコン基板40が設けられており、その上に層間絶縁膜41が設けられており、層間絶縁膜41内には、一方向に延びる配線形状の対向電極11が設けられている。対向電極11上には、電流制限層12、結晶化誘起金属層13、抵抗変化層14、拡散防止層15及びイオン源電極16がこの順に積層された積層体48が設けられており、積層体48上には配線49が設けられている。配線49は、対向電極11が延びる方向に対して交差、例えば、直交する方向、すなわち、図9の紙面に垂直な方向に延びている。対向電極11、積層体48及び配線49により、メモリセル42が構成されている。対向電極11及び積層体48の構成は、前述の第1の実施形態に係る記憶装置1(図1参照)と同様である。記憶装置4においては、共通の対向電極11上に複数のメモリセル42が設けられている。
また、対向電極11には切目11aが形成されており、切目11a内には層間絶縁膜41の一部が配置されている。これにより、対向電極11は切目11aによって分断されている。対向電極11における切目11aを挟んで対向する一対の部分は、ソース電極11s及びドレイン電極11dとなっている。換言すれば、対向電極11は、切目11aを介して相互に離間した2つの電極を含んでいる。ソース電極11s上には結晶化誘起金属層43sが設けられており、ドレイン電極11d上には結晶化誘起金属層43dが設けられている。結晶化誘起金属層43s及び43d上には、切目11aを跨ぐように、単一のチャネル層44が設けられている。チャネル層44上にはゲート絶縁膜45が設けられており、その上にはゲート電極46が設けられている。ソース電極11s及びドレイン電極11d、結晶化誘起金属層43s及び43d、チャネル層44、ゲート絶縁膜45並びにゲート電極46により、転送ゲートトランジスタ47が形成されている。
チャネル層44は結晶化誘起金属層43sを介してソース電極11sに接続されると共に、結晶化誘起金属層43dを介してドレイン電極11dに接続されている。チャネル層44は半導体材料、例えば多結晶シリコンからなり、その結晶化率は、抵抗変化層14の上部14bの結晶化率よりも高い。チャネル層44の下部における結晶化率と、チャネル層44の上部における結晶化率との差は、10%未満である。また、チャネル層44にはフッ素が含有されている。このため、チャネル層44のフッ素濃度は、抵抗変化層14のフッ素濃度よりも高い。
後述するように、転送ゲートトランジスタ47の結晶化誘起金属層43s及び43dは、メモリセル42の結晶化誘起金属層13と同時に形成された層であり、チャネル層44は抵抗変化層14と同時に形成された層であり、ゲート絶縁膜45は拡散防止層15と同時に形成された層である。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図10(a)〜図12(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
図10(a)〜図12(b)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
先ず、図10(a)に示すように、シリコン基板40(図9参照)上に層間絶縁膜41を形成し、層間絶縁膜41の上部に、配線状の対向電極11を形成する。また、転送ゲートトランジスタ47が形成される予定の領域(以下、「転送ゲートトランジスタ領域」という)において、対向電極11の一部に切目11aを形成する。対向電極11における切目11aを挟んで対向する一対の部分を、ソース電極11s及びドレイン電極11dとする。
次に、図10(b)に示すように、電流制限層12を形成し、パターニングを行うことにより、転送ゲートトランジスタ領域から電流制限層12を除去する。
次に、図10(c)に示すように、結晶化誘起金属層13を形成し、パターニングすることにより、切目11aの直上域から結晶化誘起金属層13を除去する。次に、層間絶縁膜41を更に堆積させて、上面を平坦化する。
次に、図10(c)に示すように、結晶化誘起金属層13を形成し、パターニングすることにより、切目11aの直上域から結晶化誘起金属層13を除去する。次に、層間絶縁膜41を更に堆積させて、上面を平坦化する。
次に、図11(a)に示すように、非晶質シリコン層19、拡散防止層15及びイオン源電極16をこの順に形成し、イオン源電極16のパターニングを行うことにより、転送ゲートトランジスタ領域から、イオン源電極16を除去する。
次に、図11(b)に示すように、転送ゲートトランジスタ領域のみにフッ素イオンを注入する。これにより、非晶質シリコン層19における転送ゲートトランジスタ領域に配置された部分に、フッ素が導入される。このときの注入量は、例えば1014cm−2以上とすることが望ましい。
次に、図11(c)に示すように、全面にゲート電極46を形成する。
次に、図11(b)に示すように、転送ゲートトランジスタ領域のみにフッ素イオンを注入する。これにより、非晶質シリコン層19における転送ゲートトランジスタ領域に配置された部分に、フッ素が導入される。このときの注入量は、例えば1014cm−2以上とすることが望ましい。
次に、図11(c)に示すように、全面にゲート電極46を形成する。
次に、図12(a)に示すように、ゲート電極46、イオン源電極16、拡散防止層15、非晶質シリコン層19を一括でパターニングして、メモリセル42が形成される予定の領域(以下、「メモリセル領域」という)及び転送ゲートトランジスタ領域のみに残留させる。以下、転送ゲートトランジスタ領域に残留した拡散防止層15をゲート絶縁膜45といい、転送ゲートトランジスタ領域に残留した結晶化誘起金属層13を結晶化誘起金属層43s及び43dといい、メモリセル領域に残留したゲート電極46を配線49という。
次に、図12(b)及び図9に示すように、熱処理を行い、結晶化誘起金属層13、43s、43dを結晶化の種として、非晶質シリコン層19の結晶化を行う。このとき、メモリセル領域においては、前述の第1の実施形態と同様に、結晶化誘起金属層13に接する部分を起点として非晶質シリコン層19の結晶化が進行するため、熱処理の温度及び時間を適切に調節すれば、非晶質シリコン層19の下部の結晶化率が上部の結晶化率よりも高くなる。これにより、前述の抵抗変化膜14が形成される。
一方、転送ゲートトランジスタ領域においては、結晶化誘起金属層43s及び43dに接する2ヶ所の部分を起点として非晶質シリコン層19の結晶化が進行するが、非晶質シリコン層19にフッ素が多く含まれているため結晶化速度が速い。このため、メモリセル領域において非晶質シリコン層19の下部のみが結晶化するような条件で熱処理を施すと、転送ゲートトランジスタ領域においては非晶質シリコン層19の全体が結晶化される。これにより、フッ素を含有し、全体の結晶化率が抵抗変化膜14の上部14bの結晶化率よりも高いチャネル層44が形成される。このようにして、本実施形態に係る記憶装置4が製造される。
次に、本実施形態に係る記憶装置の動作について説明する。
本実施形態に係る記憶装置4においては、メモリセル42の対向電極11が転送ゲートトランジスタ47のソース電極11sに電気的に接続されている。そして、メモリセル42に対してデータの書込及び読出を行うときには、転送ゲートトランジスタ47をオン状態として、書込動作又は読出動作に必要な電圧をメモリセル42の対向電極11に対して供給する。
本実施形態に係る記憶装置4においては、メモリセル42の対向電極11が転送ゲートトランジスタ47のソース電極11sに電気的に接続されている。そして、メモリセル42に対してデータの書込及び読出を行うときには、転送ゲートトランジスタ47をオン状態として、書込動作又は読出動作に必要な電圧をメモリセル42の対向電極11に対して供給する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
メモリセル42においては、前述の第1の実施形態と同様に、抵抗変化層14の上部14bの結晶化率が下部14aの結晶化率よりも低いため、データの保持特性とリセット特性のトレードオフを解消することができる。一方、転送ゲートトランジスタ47においては、チャネル層44の結晶化率が一様に高く、トランジスタ電流が最も多く流れるチャネル層44の上部においても高いため、チャネル層44を流れる電子の移動度が高く、高い電流駆動力を得ることができる。このため、メモリセルに対する読出速度及び書込速度が高い。
メモリセル42においては、前述の第1の実施形態と同様に、抵抗変化層14の上部14bの結晶化率が下部14aの結晶化率よりも低いため、データの保持特性とリセット特性のトレードオフを解消することができる。一方、転送ゲートトランジスタ47においては、チャネル層44の結晶化率が一様に高く、トランジスタ電流が最も多く流れるチャネル層44の上部においても高いため、チャネル層44を流れる電子の移動度が高く、高い電流駆動力を得ることができる。このため、メモリセルに対する読出速度及び書込速度が高い。
また、本実施形態によれば、メモリセル42の結晶化誘起金属層13と転送ゲートトランジスタ47の結晶化誘起金属層43s及び43dを同時に形成し、メモリセル42の抵抗変化層14と転送ゲートトランジスタ47のチャネル層44を同時に形成し、メモリセル42の拡散防止層15と転送ゲートトランジスタ47のゲート絶縁膜45を同時に形成し、メモリセル42の配線49と転送ゲートトランジスタ47のゲート電極46を同時に形成しているため、工程が簡略であり、製造コストが低い。
そして、図11(b)に示す工程において、非晶質シリコン層19における転送ゲートトランジスタ領域に形成された部分のみに選択的にフッ素を注入しているため、抵抗変化層14に対してチャネル層44の結晶化を促進することができる。これにより、抵抗変化層14の上部14bの結晶化率を低く抑えたまま、チャネル層44の上部の結晶化率を向上させることができる。このように、メモリセル42と転送ゲートトランジスタ47との間で、シリコンの結晶化率分布に違いをもたせることにより、メモリ性能とトランジスタ性能を共に向上させることができる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
なお、転送ゲートトランジスタ領域のみにシリコン酸化層を追加形成することにより、転送ゲートトランジスタ47のゲート絶縁膜45を、メモリセル42の拡散防止層15よりも厚くすることも可能である。これにより、転送ゲートトランジスタ47の耐圧を高めることができる。
(第5の実施形態)
本実施形態は、前述の第4の実施形態と比較して、転送ゲートトランジスタのソース電極上には結晶化誘起金属層が存在するが、ドレイン電極上には結晶化誘起金属層が存在しない点が異なっている。それ以外の点は第4の実施形態と同一であるので、共通の説明は省略する。
本実施形態は、前述の第4の実施形態と比較して、転送ゲートトランジスタのソース電極上には結晶化誘起金属層が存在するが、ドレイン電極上には結晶化誘起金属層が存在しない点が異なっている。それ以外の点は第4の実施形態と同一であるので、共通の説明は省略する。
図13は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図13に示すように、本実施形態に係る記憶装置5においては、ドレイン電極11d上に結晶化誘起金属層43d(図9参照)は設けられておらず、その代わりに、金属電極53が設けられている。金属電極53は、シリコンの結晶化を誘起する性質を持たない。一方、ソース電極11sの直上域には、結晶化誘起金属層43sが設けられている。また、チャネル層44の結晶粒(図示せず)は、ソース電極11s側からドレイン電極11d側に向かう方向に沿って延びている。
図13に示すように、本実施形態に係る記憶装置5においては、ドレイン電極11d上に結晶化誘起金属層43d(図9参照)は設けられておらず、その代わりに、金属電極53が設けられている。金属電極53は、シリコンの結晶化を誘起する性質を持たない。一方、ソース電極11sの直上域には、結晶化誘起金属層43sが設けられている。また、チャネル層44の結晶粒(図示せず)は、ソース電極11s側からドレイン電極11d側に向かう方向に沿って延びている。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図14(a)〜(c)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
図14(a)〜(c)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を例示する断面図である。
先ず、図10(a)及び(b)に示す工程を実施する。
次に、図14(a)に示すように、結晶化誘起金属層13を形成し、パターニングすることにより、転送ゲートトランジスタ領域におけるソース電極11sの直上域以外の領域から、結晶化誘起金属層13を除去する。すなわち、メモリセル領域及びソース電極11sの直上域には結晶化誘起金属層13を残す。
次に、図14(a)に示すように、結晶化誘起金属層13を形成し、パターニングすることにより、転送ゲートトランジスタ領域におけるソース電極11sの直上域以外の領域から、結晶化誘起金属層13を除去する。すなわち、メモリセル領域及びソース電極11sの直上域には結晶化誘起金属層13を残す。
次に、図14(b)に示すように、金属電極53を堆積させ、パターニングすることにより、ドレイン電極11dの直上域以外の領域から金属電極53を除去する。すなわち、ドレイン電極11dの直上域には金属電極53を残す。次に、層間絶縁膜41を更に堆積させて、上面を平坦化する。
次に、図11(a)〜図12(a)に示す工程を実施する。
次に、図11(a)〜図12(a)に示す工程を実施する。
次に、図14(c)に示すように、熱処理を行い、結晶化誘起金属層13及び43sを結晶化の種として、非晶質シリコン層19の結晶化を行う。このとき、転送ゲートトランジスタ領域においては、非晶質シリコン層19の結晶化が、結晶化誘起金属層43sと接している部分のみを起点として進行する。このため、チャネル層44の結晶化は、ソース電極11s側からドレイン電極11d側に向かう一方向の成長となる。このようにして、本実施形態に係る記憶装置5が製造される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態においては、図14(a)に示す工程において、ソース電極11sの直上域のみに結晶化誘起金属層43sを設けているため、図14(c)に示す熱処理工程において、チャネル層44の結晶がソース電極11s側からドレイン電極11d側に向かって一方向に成長する。これにより、チャネル層44の内部において、ソース電極11sとドレイン電極11dとの間を流れる電流を遮るような向きには、結晶粒界が発生しにくい。
本実施形態においては、図14(a)に示す工程において、ソース電極11sの直上域のみに結晶化誘起金属層43sを設けているため、図14(c)に示す熱処理工程において、チャネル層44の結晶がソース電極11s側からドレイン電極11d側に向かって一方向に成長する。これにより、チャネル層44の内部において、ソース電極11sとドレイン電極11dとの間を流れる電流を遮るような向きには、結晶粒界が発生しにくい。
これに対して、前述の第4の実施形態においては、ソース電極11s側とドレイン電極11d側の両方から結晶化が進行するため、結晶化の効率は高いものの、チャネル層44の中央部において、電流方向に直交するような結晶粒界が発生しやすい。結晶粒界は電子の移動度を低下させる。従って、本実施形態によれば、第4の実施形態と比べて、より高い移動度及びより大きな駆動電流を得ることができ、データの読出速度及び書込速度が高い。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第4の実施形態と同様である。
(第6の実施形態)
図15は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図15に示すように、本実施形態に係る記憶装置6においては、相互に直列に接続された2つの転送ゲートトランジスタ47a及び47bが設けられており、これらの転送ゲートトランジスタ47a及び47b間で、1つのチャネル層44が共有されている。そして、メモリセル42側に配置された転送ゲートトランジスタ47aのソース電極11sの直上域のみに、結晶化誘起金属層43sが設けられており、転送ゲートトランジスタ47aのドレイン電極11dの直上域、転送ゲートトランジスタ47bのソース電極11sの直上域、及び、転送ゲートトランジスタ47bのドレイン電極11dの直上域には、結晶化誘起金属層が設けられておらず、金属電極53が設けられている。
図15は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図15に示すように、本実施形態に係る記憶装置6においては、相互に直列に接続された2つの転送ゲートトランジスタ47a及び47bが設けられており、これらの転送ゲートトランジスタ47a及び47b間で、1つのチャネル層44が共有されている。そして、メモリセル42側に配置された転送ゲートトランジスタ47aのソース電極11sの直上域のみに、結晶化誘起金属層43sが設けられており、転送ゲートトランジスタ47aのドレイン電極11dの直上域、転送ゲートトランジスタ47bのソース電極11sの直上域、及び、転送ゲートトランジスタ47bのドレイン電極11dの直上域には、結晶化誘起金属層が設けられておらず、金属電極53が設けられている。
本実施形態によれば、チャネル層44の結晶化は、転送ゲートトランジスタ47aの結晶化誘起金属層43sに接する部分から、転送ゲートトランジスタ47bのドレイン電極11dに向かって一方向に進行する。このため、転送ゲートトランジスタ47a及び47bが共有するチャネル層44内に電流を阻害するような結晶粒界が発生しにくい。すなわち、2つの転送ゲートトランジスタ47a及び47のチャネル層44には、電流方向に沿って連続した結晶粒が形成される。この結果、2つのトランジスタの移動度等の特性差(ばらつき)が小さくなる。
これにより、例えば、この2つのトランジスタからなるカレントミラーを用いて増幅回路(例えば、メモリ読出の際のセンスアンプ)を構成すれば、トランジスタの特性差が小さいため、高い増幅性能が得られる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第5の実施形態と同様である。
(第7の実施形態)
本実施形態は、前述の第4の実施形態のメモリセル及び転送ゲートトランジスタを積層化した例である。
図16は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図16に示すように、本実施形態に係る記憶装置7においては、複数層の配線層70が積層されている。各配線層70内には、前述の第4の実施形態に係る記憶装置4の構成が実現されている。各配線層70内には、配線状の対向電極11が複数本設けられている。対向電極11は、図16の紙面に垂直な方向に沿って相互に平行に配列されている。そして、各対向電極11上には、メモリセル42及び転送ゲートトランジスタ47が設けられている。
本実施形態は、前述の第4の実施形態のメモリセル及び転送ゲートトランジスタを積層化した例である。
図16は、本実施形態に係る記憶装置を例示する断面図である。
図16に示すように、本実施形態に係る記憶装置7においては、複数層の配線層70が積層されている。各配線層70内には、前述の第4の実施形態に係る記憶装置4の構成が実現されている。各配線層70内には、配線状の対向電極11が複数本設けられている。対向電極11は、図16の紙面に垂直な方向に沿って相互に平行に配列されている。そして、各対向電極11上には、メモリセル42及び転送ゲートトランジスタ47が設けられている。
本実施形態においては、複数層の配線層70を積層させることにより、単位面積当たりのメモリセルの集積度を増加させることができる。また、各配線層70を形成するときには熱処理を行わず、全ての配線層70を積層させた後、一度だけ熱処理を行い、各配線層70の非晶質シリコン層19を一括して結晶化させることができる。これにより、記憶装置7の製造プロセスの工程数が大幅に減らせるので、製造コストを大きく削減できる。また、この場合、350〜400℃程度の低い温度で結晶化熱処理を行うことができるため、各配線層70に含まれる金属部分を劣化させることがない。特に、イオン源電極16を形成する銀の拡散を抑制できる。本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第4の実施形態と同様である。
(試験例)
次に、試験例について説明する。
図17(a)は多結晶シリコン層を観察した平面TEM写真であり、(b)は非晶質シリコン層を観察した平面TEM写真である。
次に、試験例について説明する。
図17(a)は多結晶シリコン層を観察した平面TEM写真であり、(b)は非晶質シリコン層を観察した平面TEM写真である。
前述の第1の実施形態に係る記憶装置1と同様な構成であって、抵抗変化層として図17(a)に示す多結晶シリコン層を用いた記憶装置と、抵抗変化層として図17(b)に示す非晶質シリコン層を用いた記憶装置とを試作し、データ保持特性を評価した。その結果、抵抗変化層として多結晶シリコン層を用いた記憶装置は、抵抗変化層として非晶質シリコン層を用いた記憶装置よりも、低抵抗状態の保持特性が良好であった。
以上説明した実施形態によれば、データの保持特性及びリセット容易性が両立した記憶装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明及びその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1、2、3、4、5、6、7:記憶装置、11:対向電極、11a:切目、11d:ドレイン電極、11s:ソース電極、12:電流制限層、13:結晶化誘起金属層、14:抵抗変化層、14a:下部、14b:上部、15:拡散防止層、16:イオン源電極、19:非晶質シリコン層、21:シリコン層、22:界面酸化層、23:シリコン層、24:抵抗変化層、26、27:非晶質シリコン層、34:抵抗変化層、34a:下部、34b:上部、39:非晶質シリコン層、39a:下部、39b:上部、40:シリコン基板、41:層間絶縁膜、42:メモリセル、43s、43d:結晶化誘起金属層、44:チャネル層、45:ゲート絶縁膜、46:ゲート電極、47、47a、47b:転送ゲートトランジスタ、48:積層体、49:配線、53:金属電極、70:配線層、F:フィラメント、Ft:先端部
Claims (20)
- 第1電極と、
前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に配置された抵抗変化層と、
を備え、
前記抵抗変化層は、
結晶化率が相対的に高い第1層と、
前記第1層に接し、結晶化率が相対的に低い第2層と、
を有し、
前記第1層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第2電極とを結ぶ方向に沿って積層されている記憶装置。 - 前記第1層の結晶化率は、前記第2層の結晶化率に対して10%以上高い請求項1記載の記憶装置。
- 前記抵抗変化層はシリコンを含む請求項1記載の記憶装置。
- 前記第2電極は、銀、ニッケル、コバルト、アルミニウム及び銅からなる群より選択された1種以上の金属を含む請求項1記載の記憶装置。
- 前記第1層は前記第2層よりも前記第1電極側に配置されている請求項1記載の記憶装置。
- 前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配置され、前記第2電極の材料よりもイオン化しにくい金属を含む金属層をさらに備えた請求項5記載の記憶装置。
- 前記金属層は、ニッケル、アルミニウム及びパラジウムからなる群より選択された1種以上の金属を含む請求項6記載の記憶装置。
- 前記第2層における酸素濃度、窒素濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度は、前記第1層における酸素濃度、窒素濃度、又は酸素及び窒素の合計濃度よりも高い請求項1記載の記憶装置。
- 前記抵抗変化層と前記第2電極との間に設けられた絶縁層をさらに備えた請求項1記載の記憶装置。
- 前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配置され、ニッケルを含む金属層をさらに備え、
前記第1層は前記第2層よりも前記第1電極側に配置されており、
前記抵抗変化層はシリコンを含み、
前記第2電極は、銀を含む請求項1記載の記憶装置。 - 第1電極と、
前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に配置された抵抗変化層と、
を備え、
前記抵抗変化層は、
結晶化率が相対的に高い第1層と、
結晶化率が相対的に低い第2層と、
前記第1層と前記第2層との間に配置された酸化層と、
を有し、
前記第1層、前記酸化層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第2電極とを結ぶ方向に沿って積層されている記憶装置。 - 前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配置され、ニッケルを含む金属層をさらに備え、
前記第1層は前記第2層よりも前記第1電極側に配置されており、
前記抵抗変化層はシリコンを含み、
前記第2電極は、銀を含む請求項11記載の記憶装置。 - 第1電極と、
前記第1電極から離間した第2電極と、
前記第1電極の材料よりもイオン化しやすい金属を含む第3電極と、
前記第1電極と前記第3電極との間に配置され、半導体材料を含む抵抗変化層と、
前記抵抗変化層と前記第3電極との間に設けられ、前記半導体材料の酸化物を含む絶縁層と、
前記第1電極と前記第2電極との間に接続され、前記半導体材料を含むチャネル層と、
前記チャネル層上に設けられ、前記酸化物を含むゲート絶縁層と、
前記ゲート絶縁層上に設けられたゲート電極と、
を備え、
前記抵抗変化層は、
結晶化率が相対的に高い第1層と、
結晶化率が相対的に低い第2層と、
を有し、
前記第1層及び前記第2層は、前記第1電極と前記第3電極とを結ぶ方向に沿って積層されている記憶装置。 - 前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配置され、前記第3電極の材料よりもイオン化しにくい金属を含む第1金属層と、
前記第1電極における前記第2電極に対向した端部、及び、前記第2電極における前記第1電極に対向した端部のうち少なくとも一方と前記チャネル層との間に配置され、前記金属を含む第2金属層と、
をさらに備え、
前記第1層は前記第2層よりも前記第1電極側に配置されている請求項13記載の記憶装置。 - 前記第1金属層及び前記第2金属層は、ニッケル、アルミニウム及びパラジウムからなる群より選択された1種以上の金属を含む請求項14記載の記憶装置。
- 前記第2層は前記第1層に接している請求項13記載の記憶装置。
- 前記抵抗変化層は、前記第1層と前記第2層との間に配置された酸化層をさらに有する請求項13記載の記憶装置。
- 前記チャネル層のフッ素濃度は、前記抵抗変化層のフッ素濃度よりも高い請求項13記載の記憶装置。
- 前記半導体材料はシリコンである請求項13記載の記憶装置。
- 前記第3電極は、銀、ニッケル、コバルト、アルミニウム及び銅からなる群より選択された1種以上の金属を含む請求項13記載の記憶装置。
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