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JP2015058034A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents

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JP2015058034A
JP2015058034A JP2013191686A JP2013191686A JP2015058034A JP 2015058034 A JP2015058034 A JP 2015058034A JP 2013191686 A JP2013191686 A JP 2013191686A JP 2013191686 A JP2013191686 A JP 2013191686A JP 2015058034 A JP2015058034 A JP 2015058034A
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青木 祐一
Yuichi Aoki
祐一 青木
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Hakujuji KK
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Abstract

【課題】着用した状態での蒸れを抑制でき、強度が良好な使い捨て吸収性物品を提供する。
【解決手段】外装シート5と、この外装シート5に配設した吸収本体6とを備える。外装シート5は、吸収本体6とは反対側の非肌面側である外面側に位置する親水化シートとしての外装外面シート15を有する。また、外装シート5は、外装外面シート15より肌面側である内面側に位置する吸汗性シートとしての外装内面シート16を有する。そして、吸収本体6が内側となるように腹側部2と背側部4とを対向させた状態にて、これら腹側部2および背側部4の両側部同士を接合することにより、胴周り開口部と、一対の脚周り開口部とが形成されて使用状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、子供用、大人用或いは失禁用の使い捨て吸収性物品に関する。
従来から、蒸れ感の軽減や、汗疹および湿疹等の肌疾患の防止を図るために、肌表面の汗を吸収する吸汗性シートが、胴周りを覆う外装シートに使用された使い捨て吸収性物品が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、同様に蒸れ感の軽減や、汗疹および湿疹等の肌疾患の防止を図るために、肌面側である表面側に位置する透液性シートと、肌面とは反対側の表面側に位置する不透液性シートとの間に、汗を吸収する吸汗用シートを介在させた使い捨て吸収性物品が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3820043号公報 特許第3950258号公報
しかしながら、上述の特許文献1および特許文献2の構成では、吸汗性シートが不透液性シート等の撥水性部位と重なるように配置されているため、初期発汗には対応しやすいが、吸汗性シートに吸収された汗等の水分は外部へ放出されにくく、使い捨て吸収性物品の内部に留まってしまう。そのため、長時間の着用では、吸汗性素材を十分に活用できず、蒸れの原因になってしまう。
また、吸汗性シート等の吸湿性繊維にて形成されるシート体は、一般的に引張強度が弱く、パンツ型の使い捨て吸収性物品では、装着する際の引き上げる力によって破損してしまう場合があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、着用した状態での蒸れを抑制でき、強度が良好な使い捨て吸収性物品を提供することを目的とする。
請求項1に記載された使い捨て吸収性物品は、外装シートと、この外装シートに配設された吸収本体とを備え、腹側部、股下部および背側部が長手方向に沿って配置され、前記吸収本体が内側となるように前記腹側部と前記背側部とを対向させた状態でこれら腹側部および背側部の両側部同士を接合することにより、胴周り開口部と、一対の脚周り開口部とが形成される使い捨て吸収性物品であって、前記吸収本体は、表面側に位置する透液性の表面シートと、裏面側に位置する不透液性の裏面シートと、これら表面シートと裏面シートとの間に位置する吸収体とを有し、前記外装シートは、前記吸収本体とは反対側の非肌面側である外面側に位置し親水性を有する親水化シートと、この親水化シートより肌面側である内面側に位置し吸湿性を有する吸汗性シートとを有するものである。
請求項2に記載された使い捨て吸収性物品は、請求項1記載の使い捨て吸収性物品において、外装シートは、吸汗性シートと肌面との間に位置し親水性を有する内面親水化シートを有するものである。
請求項1に記載された発明によれば、吸汗性シートによって汗を吸収でき、その吸収した汗が親水化シートを介して外部へ放出されやすいため、着用状態での蒸れを抑制できる。また、親水化シートによって強度を向上できるため、強度が良好である。
請求項2に記載された発明によれば、吸汗性シートと肌面との間に位置し親水性を有する内面親水化シートを備えるため、汗を吸収した吸汗性シートが直接肌に接触せず、装着感の悪化を防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る使い捨て吸収性物品の展開状態を示す平面図である。 同上使い捨て吸収性物品の使用状態を示す平面図である。 図1におけるA−A断面図である。 同上使い捨て吸収性物品の変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る使い捨て吸収性物品の展開状態を示す平面図である。 図5におけるB−B断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1において、1は使い捨て吸収性物品を示す。この使い捨て吸収性物品1は、例えば、子供用、大人用或いは失禁用の使い捨ておむつ等である。
使い捨て吸収性物品1は、図1に示す展開状態にて長手方向および幅方向を有している。また、使い捨て吸収性物品1は、装着された状態にて装着者の腹部側に配置される腹側部2と、装着された状態にて装着者の股下に配置される股下部3と、装着された状態にて装着者の背部側に配置される背側部4とが長手方向に沿って順次配置されている。
使い捨て吸収性物品1は、外装シート5と、この外装シート5の内面側に配設された吸収本体6とを備えている。
外装シート5は、矩形の長手方向の略中央部が幅方向の内側へ円弧状に切り欠かれた、いわゆる砂時計形である。
また、外装シート5は、円弧状に切り欠かれた部分が股下部3を構成し、円弧状に切り欠かれた部分より長手方向の一端側が腹側部2を構成し、他端側が背側部4を構成する。なお、吸収本体6は、股下部3に位置するように外装シート5に接合されている。
そして、使い捨て吸収性物品1は、吸収本体6が内側となるように、長手方向の略中央部で折り曲げて腹側部2と背側部4とを対向させた状態で、これら腹側部2および背側部4の幅方向の両端部である両側部同士を接着剤等で接合することによって、図2に示すように、1つの胴周り開口部7と、一対の脚周り開口部8とを有するパンツタイプ形状となる。
このように使い捨て吸収性物品1は、図1に示す展開状態から図2に示すパンツタイプ形状にして使用状態となる。また、使用状態にて、脚周り開口部8に脚を通し、胴周り開口部7を装着者の胴周りに位置させることで、使い捨て吸収性物品1が、装着者の腹部、股下および背部に亘って身体に沿うように装着される。
吸収本体6は、装着者側である表面側に位置する表面シート11、および、装着者の衣服側である裏面側に位置する裏面シート12を有している。また、これら表面シート11と裏面シート12との間には、吸収体13が配設されている。
具体的には、吸収本体6は、表面シート11と裏面シート12との間に吸収体13が挟まれた状態にて、表面シート11および裏面シート12の周縁部を例えば接着剤等にて接合することにより封着されている。
表面シート11は、例えば尿等の排泄液を透液可能な透液性の略矩形状のシート体であり、織布や不織布等にて適宜形成される。
裏面シート12は、排泄液を透過させない不透液性の略矩形状のシート体であり、ポリエチレンフィルムやその他の合成樹脂等にて適宜形成される。また、裏面シート12が、透湿性を有する構成にすることにより、使い捨て吸収性物品1内の蒸れを防止できるので好ましい。
吸収体13は、略矩形状で長手方向の略中央部が幅方向の内側へ向かって円弧状に切り欠かれたいわゆる砂時計形である。また吸収体13は、排泄液等の液体を吸収保持可能なように、例えばパルプ等の吸収性繊維および高吸収性ポリマ等にて適宜形成される。なお、吸収体13は、液体を吸収保持可能であれば、シート状にした高吸収ポリマ等にて形成された構成にしてもよく、また、吸収体13がティッシュ等の透液性の被覆シートにて外側面が囲繞された構成にしてもよい。
そして、装着者の排泄液は、表面シート11を透過して吸収体13に吸収保持され、吸収体13に吸収された排泄液が装着者の衣服側である裏面側へ漏出しないように裏面シート12にて保持される。
また、吸収本体6には、立体ギャザ14が設けられている。この立体ギャザ14は、疎水性シートが表面シート11の表面側に長手方向に沿って接合されることにより形成されている。また、立体ギャザ14を形成する疎水性シートには、伸縮可能な弾性体18が伸張した状態で長手方向に沿って配設されている。
そして、立体ギャザ14は、弾性体18が収縮することにより表面側へ起立し装着者の股下に密着して、吸収本体6の表面上における幅方向への排泄液の漏出を防止する。
図3に示すように、吸収本体6の裏面シート12は外装シート5に接合されており、吸収本体6と外装シート5とは、断面方向に隣接して積層されている。
外装シート5は、吸収本体6とは反対側、すなわち装着者の非肌面側である外面側(最外層)に位置する外装外面シート15を有する。また、外装シート5は、吸収本体6側、すなわち装着者の肌面側であり外装外面シート15とは反対側の内面側に位置する外装内面シート16を有する。これら外装外面シート15と外装内面シート16とは、略同一形状であり、外装外面シート15と外装内面シート16とを積層させた状態で例えば接着剤等にて接合されている。
なお、外装外面シート15の方が外装内面シート16より長手方向の長さがやや長く形成され、胴周り開口部7では、外装外面シート15の長手方向の端部を外装内面シート16の長手方向の端部より延出させた状態にて、この延出した部分を外装内面シート16側へ折り返して接合して折返し部17が形成されている。
腹側部2および背側部4における外装外面シート15と外装内面シート16との間には、伸縮可能な複数の弾性体19が、外装シート5の幅方向に沿って伸張した状態で外装シート5の長手方向に互いに離間して配設されており、胴周りギャザを構成している。そして、弾性体19が収縮することにより、胴周りギャザが装着者の胴周りに密着し、胴周り開口部7からの排泄液等の漏出を防止する。
また、股下部3における幅方向の両端部の外装外面シート15と外装内面シート16との間には、伸縮可能な複数の弾性体20が、円弧状の縁部に沿って伸張した状態で互いに離間して配設されており、脚周りギャザを構成している。そして、弾性体20が収縮することにより、脚周りギャザが装着者の脚周りに密着し、脚周り開口部8からの排泄液等の漏出を防止する。
外装外面シート15は、親水性を有する親水化シートである。ここで、親水化シートは、吸収性繊維を含まず、吸湿性を有さない疎水性繊維から形成され、親水化加工された親水性を有するシート体である。親水化加工は、疎水性繊維にて形成された不織布を油剤等にて表面処理して親水化する方法や、材料である疎水性繊維を樹脂コーティングして親水化する方法や、材料である疎水性繊維に樹脂を練り込んで親水化する方法等がある。例えば、ポリプロピレンのスパンボンド不織布を親水化油剤にて処理して親水化したシート体等が用いられる。なお、親水性を有するシートとは、一方の面に水を滴下したときに、加圧せずに他方の面に水が透過可能なシート体である。
外装内面シート16は、吸湿性を有する吸汗性シートである。このような吸汗性シートとしての外装内面シート16は、公定水分率(20℃、65%R.H.の環境下で繊維が有する水分率)が5.0%以上である吸湿性繊維を含み、かつ、親水性を有するシートが用いられる。例えばポリプロピレン80%と吸湿性繊維であるレーヨン繊維20%とを含んだ親水化サーマルボンド不織布が用いられる。吸湿性繊維としては、例えばレーヨン(公定水分率11%)、綿(公定水分率8.5)およびアセテート(公定水分率6.5%)等の繊維がある。なお、各繊維の公定水分率については、JIS L 1030−2:2012にて示された公定水分率を参照した。
ここで、パンツタイプ形状にした状態で装着される使い捨て吸収性物品1は、脚周り開口部8に脚を挿入した状態にて、腹側部2および背側部4にて形成される胴周り部を把持して、引き上げるように装着する。そのため、外装シート5は、引き上げる際に加わる力により破損しないような強度を有する必要がある。
具体的には、外装シート5の長手方向の引張強度、すなわち外装外面シート15と外装内面シート16との引張強度の合計が30N以上であると、装着の際に破損しにくいので好ましい。なお、引張強度は、外装シート5の腹側部2または背側部4において、装着の際に引っ張る方向と同じ方向である長手方向に引張力をかけて測定する。例えば、外装シート5を長手方向に5cm、幅方向に5cmの大きさに裁断して試験片とし、この試験片を用いて、引張試験器にてチャック間を3cm、引張速度を300mm/分の条件で測定する。
一般的に、シート体の強度を向上させるには目付を高くする必要があるが、目付を高くし過ぎると、いわゆるごわつきが大きくなるとともに蒸れが生じやすくなり、装着感が悪化する。そして、ごわつきや蒸れを防止するためには、目付を70g/m以下にすることが好ましいが、吸汗性シートのみで外装シート5を形成する場合において、装着の際に破損しにくい強度を得るには、目付が70g/mより高くなってしまい、ごわつきや蒸れが発生しやすくなってしまう。
そこで、使い捨て吸収性物品1では、親水化シートである外装外面シート15と、吸汗性シートである外装内面シート16とを組み合わせて外装シート5を形成しており、特に外装シート5の目付が70g/m以下になるように、外装外面シート15と外装内面シート16とを組み合わせることが好ましい。
次に、上記第1の実施の形態の作用および効果を説明する。
パンツタイプ形状にした使い捨て吸収性物品1を装着する際には、まず、装着者の両足を胴周り開口部7から脚周り開口部8へ挿入する。
脚周り開口部8に脚を挿入した状態にて、外装シート5を把持し引き上げるようにして使い捨て吸収性物品1を引き上げて、胴周り開口部7が胴周りに密着し、脚周り開口部8が脚周りに密着し、吸収本体6が股下に密着した状態にする。
そして、使い捨て吸収性物品1の装着状態では、肌表面に発汗された汗等の水分は、毛細管現象により吸汗性シートである外装内面シート16内に素早く吸収されて保持される。そのため、肌表面に汗が残らず肌をドライな状態にできる。
また、外装内面シート16に吸収された水分は、外装内面シート16に隣接した親水化シートである外装外面シート15へ移行して、使い捨て吸収性物品1の外部へ放出される。すなわち、外装内面シート16に保水されていた水分は、表面側に位置する外装外面シート15の親水作用によって、外装内面シート16から外装外面シート15への移行が促されるとともに、外装外面シート15における非肌面側である表面側へ透過される。そのため、汗等の水分を使い捨て吸収性物品1の外部へ放出しやすい。また、外装シート5が親水性を有する親水化シートが積層されて形成され、腹側部2と背側部4とにおいて不透液性のシート等の撥水性部位が重ならないため、使い捨て吸収性物品1内に水分が留まりにくい。
したがって、上記使い捨て吸収性物品1によれば、外装内面シート16によって汗が吸収され、その吸収した汗が外装外面シート15を介して外部へ放出される。そのため、使い捨て吸収性物品1内の水分を外部へ放出しやすく、着用状態での発汗による蒸れを抑制でき、例えば長時間の着用でも蒸れにより着用感が悪化しにくい。
また、使い捨て吸収性物品1は、吸湿性繊維を含まない親水化シートである外装外面シート15と、吸汗性シートである外装内面シート16とを組み合わせて外装シート5が形成されているため、吸湿性繊維を含む吸汗性シートのみで外装シート5が構成される場合よりも外装シート5の引張強度を向上できる。したがって、外装シート5の強度が良好であり、使い捨て吸収性物品1を引っ張り上げるように装着する際の負荷により破損しにくい。
特に、外装シート5の引張強度、すなわち外装外面シート15の引張強度と外装内面シート16の引張強度との合計が30N以上になるように外装外面シート15と外装内面シート16とを組み合わせると、装着する際の破損をより確実に防止できる。
また、外装シート5の目付、すなわち外装外面シート15の目付と外装内面シート16の目付との合計が70g/m以下になるように外装外面シート15と外装内面シート16とを組み合わせると、ごわつきや蒸れによる着用感の悪化を防止できる。
外装シート5は、外装外面シート15と外装内面シート16とを接合する際に、間欠的に接合することにより、連続的に接合するより、接合面積を小さくでき、接合による通気性や透湿性の悪化を抑制できる。
なお、上記第1の実施の形態では、背側部4から腹側部2に亘って外装シート5が配設された構成としたが、このような構成には限定されず、背側部4および腹側部2の少なくとも一方が外装シート5にて形成された構成であればよい。例えば、腹側部2および背側部4の一方から股下部3に亘って外装シート5が配設され、腹側部2および背側部4の他方が別体のシートにて形成された構成等にしてもよい。また、腹側部2と股下部3と背側部4とがそれぞれ別体のシートにて形成され、長手方向に順次接合された構成等にしてもよい。さらに、股下部3には外装シート5が配設されず、腹側部2を形成するシートと、吸収本体6と、背側部4を形成するシートとが長手方向に順次接合された構成等にしてもよい。また、腹側部2および背側部4の一方のみが外装シート5にて形成された構成では、外装シート5にて形成された部分のみを装着の際に把持するように目印等を付すことが好ましい。
吸収本体6は、股下部3に位置するように配設された構成としたが、このような構成には限定されず、吸収本体6は少なくとも股下部3に配設されていればよく、例えば腹側部2の一部から背側部4の一部に亘って吸収本体6が配置された構成等にしてもよい。
また、吸収本体6は、立体ギャザ14が設けられた構成としたが、このような構成には限定されず、立体ギャザ14が設けられていない構成にしてもよい。さらに、立体ギャザ14が設けられた構成にする場合は、立体ギャザ14の形状や大きさや配設位置は適宜決定できる。
外装シート5は、外装外面シート15の長手方向の長さが外装内面シート16の長手方向の長さよりやや長く、折返し部17が形成された構成としたが、このような構成には限定されない。例えば、外装外面シート15と外装内面シート16とが同じ形状でかつ同じ大きさで折返し部17が形成されない構成や、外装外面シート15と外装内面シート16とが異なる形状や大きさの構成等にしてもよい。また、図4に示すように、一枚の吸汗性シート21が外装外面シート15の内面側および吸収体13の表面側に配設され、一枚の吸汗性シート21にて、表面シート22と吸汗性シートとしての外装内面シート23とが形成された構成等にしてもよい。
次に、第2の実施の形態を図5および図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一の構成及び作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、図5および図6に示すように、腹側部2および背側部4にて、外装内面シート16より肌面側である内面側に親水性を有する内面親水化シートとしての押さえシート25が配設されている。すなわち、使い捨て吸収性物品1を装着した状態において、腹側部2および背側部4にて構成される腰周り部では、押さえシート25が、外装内面シート16と装着者の肌面との間に位置する。
より具体的には、腹側部2および背側部4では、押さえシート25の長手方向の端部が、外装内面シート16の長手方向の端部より外側にて外装外面シート15に直接接合され、外装内面シート16の内面および吸収本体6の長手方向の端縁部に接合されている。つまり、腹側部2および背側部4では、押さえシート25が、外装外面シート15の長手方向の端部から外装内面シート16と吸収本体6の長手方向の端縁部とを覆うように配設されている。
また、押さえシート25の幅方向の長さは、外装外面シート15および外装内面シート16の幅方向の長さとほとんど同一であり、腹側部2および背側部4の幅方向の両端部では、外装外面シート15と外装内面シート16と押さえシート25とが接着剤等にて接合されている。
押さえシート25は、上記外装外面シート15と同様に、吸湿性を有さない疎水性繊維を用いて形成された不織布を油剤等にて加工して親水性を有するシート状にしたものであり、吸湿性繊維を含まず繊維自体は吸湿性を有さないシート体である。
そして、使い捨て吸収性物品1を装着した状態にて、装着者の肌表面の汗は、押さえシート25を介して、吸汗性シートである外装内面シート16に吸収される。
また、外装内面シート16に吸収された水分は、親水化シートである外装外面シート15によって外部へ放出される。
ここで、外装内面シート16は、汗等の水分を吸収すると反発力が低下して肌にまとわりつきやすくなるため、保水した外装内面シート16が肌に直接接触した状態では、いわゆるべたつきを感じやすく、装着感が悪化する。
そこで、外装内面シート16と肌面側との間に吸湿性を有さない繊維を用いて形成された押さえシート25が配設されることにより、汗を吸収した外装内面シート16が直接肌に接触せず、腹側部2および背側部4の肌側面に水分が残留しにくいとともに、外装内面シート16に吸収された水分が肌面側へ逆戻りしにくい。そのため、肌表面をドライに保ってべたつきを防止でき、装着感の低下を防止できる。
また、押さえシート25が吸収本体6の長手方向の端縁部を覆うように配設されているため、吸収本体6が外装シート5から外れにくくできる。
このように押さえシート25が配設された構成では、外装外面シート15と外装内面シート16と押さえシート25との合計の引張強度が、装着の際の負荷により破損しにくい強度であればよく、具体的には合計の引張強度が30N以上が好ましい。
また、押さえシート25が積層されている分、外装外面シート15の目付を低くできる。また、外装外面シート15の目付が低いほど、外装内面シート16が吸収した水分が外部へ放出されやすくなる。
さらに、肌表面の汗を外装内面シート16に素早く移行させるためには、押さえシート25の目付が低い方が好ましく、押さえシート25の目付は、外装外面シート15の目付と同等か低い方が好ましい。
また、繊維の毛細管引力は、繊維間の目が細かいほど強く作用するため、非肌面側に位置する外装外面シート15の密度は大きい方が水分を外部へ移行しやすいので好ましい。
ここで、実際に、外装外面シート15と外装内面シート16と押さえシート25とを積層した状態にて、引張強度を測定した。
この引張強度の測定は、長さ5cm、幅5cmに裁断した試験片を用い、チャック間が3cmで、引張速度が300mm/分の条件で行った。
試験片を形成する外装外面シート15および押さえシート25としては、親水化シートであるポリプロピレンスパンボンド不織布(ポリプロピレン100%、目付19g/m)を用いた。また、外装内面シート16としては、吸汗性シートである20%レーヨン混サーマルボンド不織布(ポリプロピレン80%、レーヨン20%で、目付が28g/m)を用いた。
この結果、引張強度が47.9Nで、目付の合計が66g/mであり、装着の際の負荷により破損しにくい強度であるとともに、ごわつきが発生しにくい目付であった。
なお、比較対象として、吸汗性シートである20%レーヨン混サーマルボンド不織布(ポリプロピレン80%、レーヨン20%で、目付が28g/m)を3枚積層させたもので引張強度を測定したところ、引張強度が20.2Nで、目付の合計が84g/mであり、装着の際の負荷により破損しやすい強度であるとともに、ごわつきが発生しやすい目付だった。
したがって、親水化シートである外装外面シート15と、吸汗性シートである外装内面シート16と、内面親水化シートである押さえシート25とを積層させることにより、肌面側のべたつきを防止できるだけでなく、目付を高くせずに装着の際の破損を防止できる。
なお、上記第2の実施の形態では、腹側部2および背側部4の両方に押さえシート25が配設された構成としたが、このような構成には限定されず、腹側部2および背側部4の少なくとも一方に押さえシート25が配設された構成であればよい。
また、押さえシート25は、外装外面シート15の長手方向の端部から外装内面シート16と吸収本体6の長手方向の端縁部とを覆うように配設された構成としたが、このような構成には限定されず、外装内面シート16と肌面との間に押さえシート25が配設された構成であれば、押さえシート25の長手方向の長さは適宜決定できる。
また、押さえシート25の幅方向の長さが、外装外面シート15および外装内面シート16の幅方向の長さと同一であると、腹側部2および背側部4の幅方向の両端部にて、外装外面シート15と外装内面シート16と押さえシート25と一緒に接合でき、接合面積を最小限に抑え、接合による通気性の低下を抑制できるので好ましいが、このような構成には限定されず、押さえシート25の幅方向の長さは適宜決定できる。なお、押さえシート25が吸収本体6の長手方向の端縁部を覆う構成の場合には、押さえシート25の幅方向の長さが吸収本体6の幅方向の長さより大きく、吸収本体6の長手方向の端縁部の全体が押さえシート25にて覆われた構成にすると、吸収本体6が外装シート5から外れにくくなるので好ましい。
押さえシート25は、外装外面シート15とは別体のシートにて形成される構成としたが、このような構成には限定されず、外装外面シート15を長手方向に延出させて、この延出させた部分を胴周り開口部7で外装内面シート16側へ折り返して、この折り返した部分により押さえシート25が形成される構成にしてもよい。
1 使い捨て吸収性物品
2 腹側部
3 股下部
4 背側部
5 外装シート
6 吸収本体
7 胴周り開口部
8 脚周り開口部
11 表面シート
12 裏面シート
13 吸収体
15 親水化シートとしての外装外面シート
16 吸汗性シートとしての外装内面シート
22 表面シート
23 吸汗性シートとしての外装内面シート
25 内面親水化シートとしての押さえシート

Claims (2)

  1. 外装シートと、この外装シートに配設された吸収本体とを備え、腹側部、股下部および背側部が長手方向に沿って配置され、前記吸収本体が内側となるように前記腹側部と前記背側部とを対向させた状態でこれら腹側部および背側部の両側部同士を接合することにより、胴周り開口部と、一対の脚周り開口部とが形成される使い捨て吸収性物品であって、
    前記吸収本体は、表面側に位置する透液性の表面シートと、裏面側に位置する不透液性の裏面シートと、これら表面シートと裏面シートとの間に位置する吸収体とを有し、
    前記外装シートは、前記吸収本体とは反対側の非肌面側である外面側に位置し親水性を有する親水化シートと、この親水化シートより肌面側である内面側に位置し吸湿性を有する吸汗性シートとを有する
    ことを特徴とする使い捨て吸収性物品。
  2. 外装シートは、吸汗性シートと肌面との間に位置し親水性を有する内面親水化シートを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
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