JP2015048305A - 表面処理粉体及び該表面処理粉体を配合した皮膚外用剤 - Google Patents
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本発明は、紫外線吸収剤を配合させた皮膚外用剤において、良好な分散性が長期間にわたって維持される、粉体の分散安定性に優れた皮膚外用剤を提供することを課題とする。
(1)(a)1分子中に少なくとも1つのSiHを含むオルガノポリシロキサン、及び(b)少なくとも1つのフェニル基を有するオルガノポリシロキサンで被覆された、平均一
次粒子径が100nm以上の粉体。
(2)前記(a)1分子中に少なくとも1つのSiHを含むオルガノポリシロキサンが、下記式(1)で示すメチルハイドロジェンポリシロキサンである、(1)に記載の微粒子金属酸化物。
(3)前記(b)少なくとも1つのフェニル基を有するオルガノポリシロキサンが、下記一般式(2)で表される、(1)または(2)に記載の粉体。
(4)前記式(2)において、R3は独立して、炭素数1〜3のアルキル基、及び炭素数1〜3のアルコキシ基から選択され、R4は独立して炭素数1〜3のアルキル基、下記一般式(3)で表される基、及びフェニル基から選択されるとともに、フェニル基を有するユニットを少なくとも1つ有する、(3)に記載の粉体。
(5)前記式(2)において、R3は独立して、炭素数1〜3のアルキル基から選択され、R4は独立して炭素数1〜3のアルキル基、下記一般式(3)で表される基、及びフェニル基から選択されるとともに、フェニル基を有するユニットを少なくとも1つ有する、(3)に記載の粉体。
(6)前記粉体は、金属酸化物、無機有色顔料、体質顔料、及び無機光輝性顔料から選択される少なくとも1種を含む、(1)〜(5)のいずれかに記載の粉体。
(7)(1)〜(6)のいずれかに記載の粉体、及び紫外線吸収剤を含有する皮膚外用剤。
(8)A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、及びB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、を含有する(7)に記載の皮膚外用剤。
(9)化粧料である、(7)または(8)に記載の皮膚外用剤。
本実施態様に用いる粉体は、電子顕微鏡観察による一次粒子径が通常100nm以上であって、皮膚外用剤に配合し得る粉体であればよい。粉体の例示としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等の金属酸化物;ベンガラ、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等の有色無機顔料;硫酸バリウム、タルク、セリサイト、カオリン、マイカ、無水珪酸、窒素化硼素、アルミナ等の体質顔料;チタンマイカ等の無機光輝性顔料等があげられる。これらの粉体は、その表面がシリカ、アルミナ等の無機化合物、または脂肪酸金属石鹸、シリコーン等の有機化合物により被覆されてもよい。
本実施態様で用いられる粉体としては、メークアップ効果や良好な使用感を与える役割を担うことから、酸化チタン、ベンガラ、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等の有色無機顔料、タルク、セリサイト、マイカであることが好ましい。
本発明者らは、粉体を上記(a)、(b)2種類のオルガノポリシロキサンで被覆することで、紫外線吸収剤を含む分散媒中における分散性が改善され、皮膚外用剤とした際に粉体の分散安定性に優れるため、メークアップ効果が持続し、かつ、使用感も良いことに
想到した。
また、n:mの比は、1:0.2〜1:4であることが好ましく、1:0.5〜1:2であることがより好ましい。
n、mが上記範囲であることにより、適度にジメチルユニットを有し、主鎖の自由度が上がり、得られた粉体はより柔軟性に富む。
R4は独立して水素、炭素数1〜3のアルキル基、及びフェニル基から選択されるとともに、フェニル基を有するユニットを少なくとも1つ有する。好ましくは、R4は独立して炭素数1〜3のアルキル基、下記一般式(3)で表される基、及びフェニル基から選択されるとともに、フェニル基を有するユニットを少なくとも1つ有する。
lは整数であり、通常3以上、好ましくは5以上、また通常600以下、好ましくは400以下である。
市販品としては、「シリコーンKF54」(信越化学株式会社製)、「シリコーンKF56」(信越化学株式会社製)、「BELSEL PDM 1000」(旭化成ワッカーシリコーン株式会社製)等が例示される。
上記(b)オルガノポリシロキサンの数平均分子量は特段限定されないが、通常500以上、好ましくは800以上、また通常100000以下、好ましくは80000以下である。
本実施態様に係る皮膚外用剤において、上記第一の実施態様に係る粉体の配合量は特段限定されず、化粧料の種類により適宜設定可能であるが、皮膚外用剤全量に対し、通常1質量%以上、好ましくは2質量%以上であり、また、通常70質量%以下、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。
紫外線吸収剤としては、皮膚外用剤に配合し得る紫外線吸収剤であれば特段限定されないが、幅広い波長の紫外線を吸収するために、320〜400nm波長(A領域)の紫外線を吸収するUV−A吸収剤、及び290〜320nm波長(B領域)の紫外線を吸収するUV−B吸収剤を含むことが好ましい。
紫外線吸収剤の配合量は特段限定されず、皮膚外用剤全量に対し、通常0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上であり、また、通常25質量%以下、好ましくは20質量%以下である。
本実施態様に係る皮膚外用剤は、通常知られている、乳液剤形、エッセンス剤形、クリーム剤形、粉体含有剤形の何れをも取ることが出来る。化粧料としては、基礎化粧料、毛髪化粧料、メークアップ化粧料などの何れもが適用可能であるが、紫外線吸収剤効果を有するメークアップ化粧料に適用することが特に好ましい。
類;
流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;
オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;
セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール類;
イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;
ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類;
脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;
ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;
ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等) 、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等) 、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;
ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキシレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類;
ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;
グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンド
ロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカン、カロニン酸,キチン、キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤;
表面を処理されていてもよい、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類;
表面を処理されていてもよい、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類;
表面を処理されていてもよい、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類;
レーキ化されていてもよい赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類;
ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類;
パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、糖系紫外線吸収剤、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4'−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;
ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類;
などが好ましく例示できる。
<実施例1>シリコーン被覆顔料級二酸化チタンの製造例1
顔料級二酸化チタン85g(平均一次粒子径0.3μm)、SiHを含むオルガノポリシロキサン(「シリコーンKF9901」 信越化学株式会社製)5.0g及びフェニル基を有するシリコーン(「シリコーンKF54」 信越化学株式会社製)10.0gをイソプロピルアルコール50mlに溶解させた溶液をヘンシェルミキサー中で攪拌混合した。
この混合物を150℃で8時間加熱処理し、本発明のシリコーン処理顔料級二酸化チタン1を得た。
実施例1における顔料級二酸化チタンを表1に示す無機有色顔料及び体質顔料に変更した以外は、実施例と同様の操作を行い、表1記載のシリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料を得た。それぞれの粉体の平均一次粒子径は、黄色酸化鉄:0.3μm、ベンガラ0.3μm、黒色酸化鉄0.3μm、タルク5μm、セリサイト5μmであった。
顔料級二酸化チタン85g(平均一次粒子径 nm)、SiHを含むオルガノポリシロキサン(「シリコーンKF9901」 信越化学株式会社製)5.0g及びフェニル基を有するシリコーン(「シリコーンKF56」 信越化学株式会社製)10.0gをイソプロピルアルコール50mlに溶解させた溶液をヘンシェルミキサー中で攪拌混合した。
この混合物を150℃で8時間加熱処理し、本発明のシリコーン処理被覆顔料級二酸化チタン2を得た。
実施例1における顔料級二酸化チタンを表2に示す無機有色顔料及び体質顔料に変更した以外は、実施例と同様の操作を行い、表2記載のシリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料を得た。なお、それぞれの粉体の平均一次粒子径は、シリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料の製造例1と同様である。
表3の顔料85gSiHを含むオルガノポリシロキサン(「シリコーンKF9901」
信越化学株式会社製)15.0gをイソプロピルアルコール50mlに溶解させた溶液をヘンシェルミキサー中で攪拌混合した。
この混合物を150℃で8時間加熱処理し、シリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料を得た。なお、それぞれの粉体の平均一次粒子径は、シリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料の製造例1と同様である。
表4の顔料85g、フェニル基を有するシリコーン(「シリコーンKF54」 信越化学株式会社製)15.0gをイソプロピルアルコール50mlに溶解させた溶液をヘンシェルミキサー中で攪拌混合した。
この混合物を150℃で8時間加熱処理し、シリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料を得た。なお、それぞれの粉体の平均一次粒子径は、シリコーン被覆無機有色顔料及び体質顔料の製造例1と同様である。
上記で調製したシリコーン被覆粉体を表5の割合で、ヘンシェルミキサー中で混合し、顔料ベース1〜4を調製した。顔料ベース1には上記シリコーン被覆粉体のうち、それぞれ1のみを使用した。以下顔料ベース2〜4も同様に調製した。なお表中の数字は重量部を表す。
トリ−2エチルヘキサン酸グリセリルとジメチコン(20cs)を質量比7:3で混合した混合油剤26.85g、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル0.15g及び上記で調製したシリコーン被覆顔料ベース1〜4それぞれ3.0gを50mlガラス製スクリュー瓶にとり10分間超音波処理を行い均一分散させた。この分散系を24時間放置し、シリコーン被覆顔料ベースの分散状態を肉眼にて観察した。結果を表6に示す。
表7に示す処方に従って、本発明の乳化形化粧料である、油中水形のサンスクリーン化粧料及び比較例の油中水形のサンスクリーン化粧料を調製した。すなわち、成分(イ)を75℃に加熱し、攪拌混合した。次に、成分(イ)に成分(ロ)を添加し、加熱を続けながら、ディスパーを用いて5000rpmで4分間攪拌し、成分(イ)に成分(ロ)を均一に分散させた。さらに、成分(ハ)を75℃に加熱、攪拌混合し、75℃を保ちながら、成分(イ)と成分(ロ)の混合物に成分(ハ)を攪拌下、添加し乳化を行った。その後、室温まで冷却し、油中水形のサンスクリーン化粧料を得た。なお表7中の数字は質量%を表す。
実施例13〜16、比較例13〜14のサンスクリーン化粧料を50℃で3ヶ月保存した後、状態を肉眼で観察した。結果を表8に示す。
0.5ミルのドクターブレードを用いて、実施例13〜16、比較例13〜14のサンスクリーン化粧料の薄膜をスライドグラス上に作成した。この薄膜の560nmでの全透過率を積分球付きの分光光度計を用いて測定した。また、50℃で3ヶ月保存後にも同様の測定を行った。結果を表8に示す。透過率が小さいほど粉体の分散状態が良好であることを表す。
熟練評価者5名により実施例13〜16、比較例13〜14のサンスクリーン化粧料を塗布した場合の使用感についての官能評価を行った。仕上がりの均一性を以下の評価基準
に基づき評価した。評価では、5名の平均値を求めそのサンスクリーン化粧料の評点とした。また、50℃で3ヶ月保存した後にも同様の評価を行った。結果を表8に示す。
仕上がりの均一性が調製直後の比較例13と比較して:
かなり均一にまさる 5点
やや均一にまさる 4点
同等 3点
やや不均性に劣る 2点
かなり不均性に劣る 1点
熟練評価者5名により実施例13〜16、比較例13〜14のサンスクリーン化粧料を塗布した場合の使用感についての官能評価を行った。さっぱり感を以下の評価基準に基づき評価した。評価では、5名の平均値を求めそのサンスクリーン化粧料の評点とした。また、50℃で3ヶ月保存した後にも同様の評価を行った。結果を表8に示す。
さっぱり感が調製直後の比較例13と比較して:
かなりある 5点
ややある 4点
同等 3点
ややない 2点
かなりない 1点
表9に示す処方に従って、本発明の乳化形化粧料である、水中油形のサンスクリーン化粧料及び比較例の水中油形のサンスクリーン化粧料を調製した。すなわち、成分(イ)を75℃に加熱し、攪拌混合した。次に、成分(イ)に成分(ロ)を添加し、加熱を続けながら、ディスパーを用いて5000rpmで4分間攪拌し、成分(イ)に成分(ロ)を均一に分散させた。さらに、成分(ハ)を75℃に加熱、攪拌混合し、75℃を保ちながら、成分(イ)と成分(ロ)の混合物に成分(ハ)を攪拌下、添加し乳化を行った。その後、室温まで冷却し、水中油形のサンスクリーン化粧料を得た。なお表9中の数字は質量%を表す。また、実施例17〜20及び比較例15〜16のサンスクリーン化粧料について、試験例2〜5と同様に、保存安定性、分散状態、仕上がりの均一性、肌上での使用感を評価した。結果を表10に示す。
Claims (9)
- (a)1分子中に少なくとも1つのSiHを含むオルガノポリシロキサン、及び
(b)少なくとも1つのフェニル基を有するオルガノポリシロキサン、
で被覆された、平均一次粒子径が100nm以上の粉体。 - 前記粉体は、金属酸化物、無機有色顔料、体質顔料、及び無機光輝性顔料から選択される少なくとも1種を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粉体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の粉体、及び紫外線吸収剤を含有する皮膚外用剤。
- A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、及びB領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、を含有する請求項7に記載の皮膚外用剤。
- 化粧料である、請求項7または8に記載の皮膚外用剤。
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