[go: up one dir, main page]

JP2015045304A - 遠心圧縮機および過給機 - Google Patents

遠心圧縮機および過給機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015045304A
JP2015045304A JP2013177810A JP2013177810A JP2015045304A JP 2015045304 A JP2015045304 A JP 2015045304A JP 2013177810 A JP2013177810 A JP 2013177810A JP 2013177810 A JP2013177810 A JP 2013177810A JP 2015045304 A JP2015045304 A JP 2015045304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
shaft
compressor impeller
compressor
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013177810A
Other languages
English (en)
Inventor
康太郎 伊藤
Kotaro Ito
康太郎 伊藤
雅裕 山口
Masahiro Yamaguchi
雅裕 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2013177810A priority Critical patent/JP2015045304A/ja
Publication of JP2015045304A publication Critical patent/JP2015045304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】リーディングエッジの付根部分の応力集中を抑制し、強度を向上する。【解決手段】遠心圧縮機は、ハブ17の外周面17cに連続して設けられ、ハブの径方向に突出する複数の羽根の少なくとも一部(全羽根)は、流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジ19aが、流体の流れ方向の上流側に位置するハブの端面(上面17a)から連続しているとともに、リーディングエッジにおけるハブの上面に連続する付根部分19bは、シャフトの径方向外側が、流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜し、かつ、ハブの上面から直線状に延在する。【選択図】図3

Description

本発明は、ハブの外周に複数の羽根が配された遠心圧縮機および過給機に関する。
従来、一端にタービンインペラが設けられ他端にコンプレッサインペラが設けられたシャフトが、ベアリングハウジングに回転自在に保持された過給機が知られている。こうした過給機をエンジンに接続し、エンジンから排出される排気ガスによってタービンインペラを回転させるとともに、このタービンインペラの回転によって、シャフトを介してコンプレッサインペラを回転させる。また、排気ガスのエネルギーに限らず、電動機などの回転動力によってコンプレッサインペラを回転させる遠心圧縮機も普及している。
特許文献1に示されるように、コンプレッサインペラは、ハブと、ハブの外周面に配された複数の羽根が一体形成されたものである。このハブと、複数の羽根と、シュラウド(ハウジング)とを壁面として、流体が圧縮される流路が形成されている。また、羽根のうち、流体の流れ方向の上流側の端部は、リーディングエッジと呼ばれている。
特開2007−50444号公報
上述した遠心圧縮機や過給機のコンプレッサインペラにおいて、羽根のリーディングエッジのうち、ハブ側の付根部分には応力が集中し易く、羽根の強度向上のため、さらなる応力分散が望まれる。
本発明の目的は、リーディングエッジの付根部分の応力集中を抑制し、強度を向上することができる遠心圧縮機および過給機を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の遠心圧縮機は、シャフトと、シャフトと一体回転するコンプレッサインペラと、コンプレッサインペラを収容するハウジングと、を備え、コンプレッサインペラの回転に伴い、ハウジング内の流体を圧縮してコンプレッサインペラの径方向に送出する遠心圧縮機であって、コンプレッサインペラは、シャフトが挿通される挿通孔が形成されるとともに、挿通孔に挿通されたシャフトに固定されるハブと、ハブの外周面に連続して設けられ、ハブの径方向に突出する複数の羽根と、を備え、複数の羽根の少なくとも一部は、流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジが、流体の流れ方向の上流側に位置するハブの端面から連続しているとともに、リーディングエッジにおけるハブの端面に連続する付根部分は、シャフトの径方向外側が、流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜し、かつ、ハブの端面から直線状に延在することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の他の遠心圧縮機は、シャフトと、シャフトと一体回転するコンプレッサインペラと、コンプレッサインペラを収容するハウジングと、を備え、コンプレッサインペラの回転に伴い、ハウジング内の流体を圧縮してコンプレッサインペラの径方向に送出する遠心圧縮機であって、コンプレッサインペラは、シャフトが挿通される挿通孔が形成されるとともに、挿通孔に挿通されたシャフトに固定されるハブと、ハブの外周面に連続して設けられ、ハブの径方向に突出する複数の羽根と、を備え、複数の羽根の少なくとも一部は、流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジが、流体の流れ方向の上流側に位置するハブの端面から連続しているとともに、リーディングエッジにおけるハブの端面に連続する付根部分は、ハブの端面から曲線状に延在し、付根部分のうち、端面との連続部分における接線方向は、シャフトの軸方向に対して、シャフトの径方向外側が、流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜していることを特徴とする。
シャフトの一端側にはネジ溝が形成され、挿通孔から突出したネジ溝に締結部材が螺合されて、シャフトにハブが固定され、締結部材は、ハブ側に位置する端部の外周面がハブの端面の外周面と面一であって、ハブからシャフトの軸方向に離隔するにつれて、外径が小さくなる部位を有してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の過給機は、上記の遠心圧縮機を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、リーディングエッジの付根部分の応力集中を抑制し、強度を向上することができる。
過給機の概略断面図である。 本実施形態のコンプレッサインペラおよび比較例のコンプレッサインペラの斜視図である。 本実施形態のコンプレッサインペラの側面図である。 コンプレッサインペラに遠心応力が作用するときの応力計算結果の一例を示す応力分布図である。 コンプレッサインペラの上面近傍の応力分布図である。 図1の一点鎖線部分の拡大図である。 変形例のコンプレッサインペラの側面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
以下の実施形態では、遠心圧縮機の一例として、遠心圧縮機と同様の構成部を含む過給機のコンプレッサインペラ、コンプレッサインペラを搭載した過給機を例に挙げて説明する。初めに、コンプレッサインペラを搭載した過給機の概略的な構成について説明した後、コンプレッサインペラの構成について詳述する。
図1は、過給機Cの概略断面図である。以下では、図に示す矢印L方向を過給機Cの左側とし、矢印R方向を過給機Cの右側として説明する。図1に示すように、過給機Cは、過給機本体1を備えて構成される。この過給機本体1は、ベアリングハウジング2と、ベアリングハウジング2の左側に締結ボルト3によって連結されるタービンハウジング4とベアリングハウジング2の右側に締結ボルト5によって連結されるコンプレッサハウジング6と、が一体化されて形成されている。
ベアリングハウジング2には、過給機Cの左右方向に貫通する軸受孔2aが形成されており、この軸受孔2aに設けられた軸受7によって、シャフト8が回転自在に軸支されている。シャフト8の一端にはコンプレッサインペラ9が一体的に固定されており、このコンプレッサインペラ9がコンプレッサハウジング6内に回転自在に収容されている。また、シャフト8の他端にはタービンインペラ10が一体的に固定されており、このタービンインペラ10がタービンハウジング4内に回転自在に収容されている。
コンプレッサハウジング6には、過給機Cの右側に開口するとともに不図示のエアクリーナに接続される吸入口11が形成されている。また、締結ボルト5によってベアリングハウジング2とコンプレッサハウジング6とが連結された状態では、これら両ハウジング2、6の対向面によって、流体(例えば空気)を昇圧するディフューザ流路12が形成される。このディフューザ流路12は、シャフト8(コンプレッサインペラ9)の径方向内側から外側に向けて環状に形成されており、上記の径方向内側において、コンプレッサハウジング6に形成された吸入口11に、コンプレッサインペラ9を介して連通している。
また、コンプレッサハウジング6には、ディフューザ流路12よりもシャフト8(コンプレッサインペラ9)の径方向外側に位置する環状のコンプレッサスクロール流路13が設けられている。コンプレッサスクロール流路13は、不図示のエンジンの吸気口と連通するとともに、ディフューザ流路12にも連通している。したがって、コンプレッサインペラ9が回転すると、吸入口11からコンプレッサハウジング6内に流体が吸気されるとともに、当該吸気された流体は、コンプレッサインペラ9の翼間を流通する過程において遠心力の作用により増速され、ディフューザ流路12およびコンプレッサスクロール流路13で昇圧されてエンジンの吸気口に導かれる。すなわち、コンプレッサインペラ9は、吸入口11から吸入された流体をシャフト8(コンプレッサインペラ9)の径方向外側に圧縮して送出することとなる。
タービンハウジング4には、タービンインペラ10よりもシャフト8の径方向外側に位置する環状のタービンスクロール流路14が形成されている。また、タービンハウジング4には、タービンインペラ10を介してタービンスクロール流路14に連通するとともに、タービンインペラ10の正面に臨み、不図示の排気ガス浄化装置に接続される吐出口15が形成されている。
また、タービンハウジング4には、タービンスクロール流路14と吐出口15とを連通する環状の隙間16が形成されている。
タービンスクロール流路14は、エンジンから排出される排気ガスが導かれる不図示のガス流入口と連通するとともに、上記の隙間16にも連通している。したがって、ガス流入口からタービンスクロール流路14に導かれた排気ガスは、タービンインペラ10を介して吐出口15に導かれるとともに、その流通過程においてタービンインペラ10を回転させることとなる。そして、上記のタービンインペラ10の回転力は、シャフト8を介してコンプレッサインペラ9に伝達されることとなり、コンプレッサインペラ9の回転力によって、上記のとおりに、流体が昇圧されてエンジンの吸気口に導かれることとなる。
図2は、本実施形態のコンプレッサインペラ9、および、比較例のコンプレッサインペラIの斜視図であり、図2(a)には、本実施形態のコンプレッサインペラ9を示し、図2(b)には、比較例のコンプレッサインペラIを示す。図2(a)に示すように、コンプレッサインペラ9は、ハブ17(ホイール)と、複数の羽根18(ブレード)とを有する。
ハブ17は、上面17a(端面)の面積が底面17bの面積より小さく、上面17aから底面17bに向かって径方向外側に広がる外周面17cを有する。ハブ17は、底面17bの中心および上面17aの中心を通る軸を回転軸として回転する回転体である。
また、ハブ17には、上面17aから底面17bまで貫通する挿通孔17dが設けられており、この挿通孔17dにシャフト8(図2では不図示)が挿通される。
羽根18は、ハブ17と一体成形された薄板形状の部材であって、ハブ17の外周面17cから径方向外側に延在し、ハブ17の径方向に対して傾斜する向きに湾曲している。そして、羽根18は、ハブ17の外周面17cに、互いに周方向に離隔して複数配される。なお、コンプレッサインペラ9は、母材を切削することで、ハブ17と羽根18とが形成されるものである。また、ハブ17と羽根18は、例えば、低圧鋳造などで一体形成してもよい。
また、羽根18は、全羽根19(長羽根、フルブレード)と、全羽根19よりシャフト8の軸方向の長さが短い半羽根20(短羽根、ハーフブレード)とで構成され、全羽根19と半羽根20とが周方向に交互に配されている。このように、半羽根20を全羽根19の間に配する構成により、同数の羽根18をすべて全羽根19で構成する場合に比べ、過給機Cの流体の吸引効率が向上する。以下、単に羽根18という場合、全羽根19および半羽根20の両方を示す。
隣り合う羽根18(全羽根19と半羽根20)の周方向の隙間が流体の流路となっており、コンプレッサハウジング6内に吸気され、コンプレッサインペラ9まで到達した流体は、周方向に隣り合う羽根18の翼間を、ハブ17の上面17a側から底面17b側に向かって流れる。
そして、ハブ17の全羽根19のうち、流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジ19aは、ハブ17の上面17aおよび外周面17cの連続部分から、ハブ17の径方向外側に向かって延在している。
一方、図2(b)に示すように、比較例のコンプレッサインペラIにおいては、ハブHの上面Haが突出してボス部BSが形成されている。そして、ハブHの全羽根BLのリーディングエッジEは、ハブHの上面Haから回転軸の軸方向に離隔した位置より延在している。
図3は、本実施形態のコンプレッサインペラ9の側面図であり、図3(a)には、コンプレッサインペラ9全体の側面図を示し、図3(b)には、図3(a)の一点鎖線部分の拡大図を示す。
図3(a)に示すように、本実施形態のコンプレッサインペラ9においては、ハブ17のうち、破線で示す、比較例のコンプレッサインペラIに設けられているボス部BSが取り除かれた形状となっており、リーディングエッジ19aがハブ17の上面17aから連続している。
そして、図3(b)に示すように、リーディングエッジ19aにおけるハブ17の上面17aに連続する付根部分19bは、ハブ17を側面からみたとき、ハブ17の上面17aから、ハブ17の径方向および周方向に直線状に延在している。ここでは、理解を容易とするため、図3(b)中、最も上側に位置する付根部分19bを、他の輪郭線よりも太い線で示す。
また、リーディングエッジ19aの付根部分19bは、ハブ17の径方向外側(シャフト8の径方向外側)が、流体の流れ方向の下流側(図3(b)中、右側)となる向きに傾斜している。
すなわち、リーディングエッジ19aの付根部分19bは、ハブ17を側面からみたとき、ハブ17の上面17aから直線状に、流体の流れ方向の下流側に向かって延在している。
図4は、コンプレッサインペラ9、Iに遠心応力が作用するときの応力計算結果の一例を示す応力分布図であり、図4(a)には、本実施形態のコンプレッサインペラ9の応力分布図を示し、図4(b)には、比較例のコンプレッサインペラIの応力分布図を示す。以下の図において、応力分布図は白色に近い色ほど応力が低く、黒色に近いほど応力が高いことを示す。
図4(a)、(b)に示すように、ボス部BSがないコンプレッサインペラ9の全体的な応力分布は、ボス部BSがあるコンプレッサインペラIの全体的な応力分布と、ボス部BS以外の箇所については大きな差はないことがわかる。
図5は、コンプレッサインペラ9、Iの上面17a、Ha近傍の応力分布図であり、図5(a)には、図4(a)のコンプレッサインペラ9の上面17a近傍の応力分布図を抽出して示し、図5(b)には、図4(b)のコンプレッサインペラIの上面Ha近傍の応力分布図を抽出して示す。
図5(b)に示すように、ボス部BSがある形状のリーディングエッジEの付根部分Eaは、破線で囲って示すように、局所的に黒色となっており、応力集中が大きいことがわかる。比較例のリーディングエッジEの付根部分Eaに比べ、図5(a)に示すように、ボス部BSを取り除いた形状のリーディングエッジ19aの付根部分19bは、比較的黒色の濃度が淡く、付根部分19bの応力集中が緩和されている。すなわち、本実施形態のコンプレッサインペラ9では、リーディングエッジ19aの付根部分19bの応力集中を抑制し、強度を向上することが可能となる。
本実施形態では、上述したように、コンプレッサインペラ9は、母材を切削することでハブ17と羽根18が形成されるものであって、この切削によってボス部BSが残らないように加工されている。しかし、例えば、鋳造によってコンプレッサインペラ9を形成する場合、既存のコンプレッサインペラの鋳型を用いて形成されたコンプレッサインペラから、切削などの機械加工によってボス部BSを取り除いて、コンプレッサインペラ9を形成してもよい。この場合、新たな鋳型を用意せずともよいため、コンプレッサインペラ9の製造コストや作業時間を最小限に抑えることが可能となる。
図6は、図1の一点鎖線部分の拡大図である。図6に示すように、シャフト8の一端側にはネジ溝8aが形成されている。そして、挿通孔17dから突出したシャフト8のネジ溝8aに締結部材21が螺合される。
図1に示すように、シャフト8は、軸受7に挿通される部位からハブ17側に向かって、外径が小さくなる段差面7aが形成されている。シャフト8の一端側に締結部材21を締結し、シャフト8の段差面7aと、締結部材21との間に、スラストカラー22、油切り部材23、コンプレッサインペラ9を挟持することで、シャフト8にコンプレッサインペラ9(ハブ17)が固定されている。
図6に示すように、締結部材21は、例えば、袋ナットなどで構成されており、シャフト8の径方向外側を環状に覆う環状部21aと、シャフト8の軸方向の一端側を覆う半球部21bを有する。また、締結部材21は、ハブ17側に位置する端部21cの外周面21dがハブ17の上面17aの外周面17cと面一である。そのため、ハブ17と締結部材21によってシャフト8の一端側が完全に被覆され、例えば、EGR(Exhaust Gas Recirculation)機構によって、吸気に排気ガスが混入されているような場合であっても、シャフト8の腐食を抑制することが可能となる。
そして、上記の半球部21bは流線形であって、ハブ17からシャフト8の軸方向に離隔するにつれて(図6中、右側に向かうにつれて)、外径が小さくなっている。そのため、コンプレッサインペラ9に向かって流れる流体の流れを妨げ難い。
コンプレッサインペラ9を構成する部材のうち、締結部材21は、コンプレッサインペラ9に導かれる流体の流路の最も上流に位置する。そして、シャフト8の径方向内側を流れる流体は、図6中、矢印で示すように、締結部材21によって径方向外側に分流されて、羽根18の翼間に導かれる。
上述したように、本実施形態のコンプレッサインペラ9にはボス部BSがない。その分、シャフト8の一端からリーディングエッジ19aまで、シャフト8の軸方向の流路長さが短い。しかし、締結部材21がシャフト8の一端よりも、シャフト8の軸方向の上流側まで延在している。そのため、締結部材として六角ナットを用いた場合に比べ、流体が整流される区間を長く確保することができ、ボス部BSがないことから短縮される流路長さが補填される。さらに、上述したように、締結部材21について、端部21cの外周面21dを、ハブ17の上面17aの外周面17cと面一とし、特に半球部21bにおいては、ハブ17からシャフト8の軸方向に離隔するにつれて外径を小さくする。このような構成とすることで、締結部材21によって流体の乱れを抑制できることから、流体が整流され易くなり、圧縮効率を高めることが可能となる。
図7は、変形例のコンプレッサインペラ29の側面図であり、図7(a)には、コンプレッサインペラ29全体の側面図を示し、図7(b)には、図7(a)の一点鎖線部分の拡大図を示す。
図7(a)に示すように、変形例のコンプレッサインペラ29において、ハブ37は、ボス部BSの一部が残った形状となっており、リーディングエッジ39aがハブ37の上面37aから連続している。
そして、図7(b)に示すように、リーディングエッジ39aにおけるハブ37の上面37aに連続する付根部分39bは、ハブ37を側面からみたとき、ハブ37の上面37aから曲線状に延在している。
そして、ハブ37を側面からみたとき、リーディングエッジ39aの付根部分39bのうち、ハブ37の上面37aとの連続部分39cにおける接線Tの方向は、シャフト8の軸方向(図7(b)中、左右方向)に対して、シャフト8の径方向外側が流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜している。理解を容易とするため、図7(b)中、最も上側に位置する付根部分39bを他の輪郭線よりも太い線で示す。
すなわち、リーディングエッジ39aの付根部分39bは、ハブ37を側面からみたとき、ハブ37の上面37aとの連続部分39cに近づくにつれて、その接線とシャフト8とのなす角度が小さくなる。そして、連続部分39cにおいても、付根部分39bの接線方向は、シャフト8の軸方向に対して傾斜している。
このように、ボス部BSの一部が残っていて、リーディングエッジ39aの付根部分39bと、ボス部BSとの連続部分が曲面形状となっている場合であっても、ボス部BSの一部が取り除かれたことで、応力集中が緩和される。そのため、変形例のコンプレッサインペラ29は、上述した実施形態と同様の効果を有する。
上述した実施形態および変形例では、締結部材21は、半球部21b(部位)を有する袋ナットで構成される場合について説明したが、締結部材は、角錐形状であってもよい。
また、上述した実施形態および変形例では、締結部材21は環状部21aを有する場合について説明したが、環状部21aがない形状であってもよい。その場合、ハブ17からシャフト8の軸方向に離隔するにつれて外径が小さくなる部位(例えば、半球部21b)が、締結部材21の端部21cから連続形成される。
また、上述した実施形態および変形例では、羽根18は、全羽根19と半羽根20とで構成される場合について説明したが、半羽根20は必須の構成ではなく、羽根18は、すべて全羽根19で構成されてもよい。
また、上述した実施形態および変形例では、締結部材21は、袋ナットである場合について説明した。しかし、締結部材は、ナット締め用の工具によって挟持される2つの平面がいずれかの部位に形成されるなどして、ナット締めが可能な形状であれば、その形状は問わない。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ハブの外周に複数の羽根が配された遠心圧縮機および過給機に利用することができる。
C 過給機
6 コンプレッサハウジング(ハウジング)
8 シャフト
8a ネジ溝
9、29 コンプレッサインペラ
17、37 ハブ
17a、37a 上面(端面)
17c 外周面
17d 挿通孔
18 羽根
19a、39a リーディングエッジ
19b、39b 付根部分
21 締結部材
21b 半球部(部位)
21c 端部
21d 外周面

Claims (4)

  1. シャフトと、該シャフトと一体回転するコンプレッサインペラと、該コンプレッサインペラを収容するハウジングと、を備え、該コンプレッサインペラの回転に伴い、該ハウジング内の流体を圧縮して該コンプレッサインペラの径方向に送出する遠心圧縮機であって、
    前記コンプレッサインペラは、
    前記シャフトが挿通される挿通孔が形成されるとともに、該挿通孔に挿通された該シャフトに固定されるハブと、
    前記ハブの外周面に連続して設けられ、該ハブの径方向に突出する複数の羽根と、
    を備え、
    前記複数の羽根の少なくとも一部は、前記流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジが、該流体の流れ方向の上流側に位置する該ハブの端面から連続しているとともに、該リーディングエッジにおける該ハブの端面に連続する付根部分は、前記シャフトの径方向外側が、該流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜し、かつ、該ハブの端面から直線状に延在することを特徴とする遠心圧縮機。
  2. シャフトと、該シャフトと一体回転するコンプレッサインペラと、該コンプレッサインペラを収容するハウジングと、を備え、該コンプレッサインペラの回転に伴い、該ハウジング内の流体を圧縮して該コンプレッサインペラの径方向に送出する遠心圧縮機であって、
    前記コンプレッサインペラは、
    前記シャフトが挿通される挿通孔が形成されるとともに、該挿通孔に挿通された該シャフトに固定されるハブと、
    前記ハブの外周面に連続して設けられ、該ハブの径方向に突出する複数の羽根と、
    を備え、
    前記複数の羽根の少なくとも一部は、前記流体の流れ方向の上流端となるリーディングエッジが、該流体の流れ方向の上流側に位置する該ハブの端面から連続しているとともに、該リーディングエッジにおける該ハブの端面に連続する付根部分は、該ハブの端面から曲線状に延在し、該付根部分のうち、該端面との連続部分における接線方向は、該シャフトの軸方向に対して、該シャフトの径方向外側が、該流体の流れ方向の下流側となる向きに傾斜していることを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 前記シャフトの一端側にはネジ溝が形成され、前記挿通孔から突出した該ネジ溝に締結部材が螺合されて、該シャフトに前記ハブが固定され、
    前記締結部材は、前記ハブ側に位置する端部の外周面が該ハブの端面の外周面と面一であって、該ハブから前記シャフトの軸方向に離隔するにつれて、外径が小さくなる部位を有することを特徴とする請求項1または2に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記請求項1から3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機を備えた過給機。
JP2013177810A 2013-08-29 2013-08-29 遠心圧縮機および過給機 Pending JP2015045304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177810A JP2015045304A (ja) 2013-08-29 2013-08-29 遠心圧縮機および過給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013177810A JP2015045304A (ja) 2013-08-29 2013-08-29 遠心圧縮機および過給機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015045304A true JP2015045304A (ja) 2015-03-12

Family

ID=52670975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013177810A Pending JP2015045304A (ja) 2013-08-29 2013-08-29 遠心圧縮機および過給機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015045304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110573745A (zh) * 2017-10-11 2019-12-13 三菱重工发动机和增压器株式会社 离心式旋转机械的叶轮及离心式旋转机械

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110573745A (zh) * 2017-10-11 2019-12-13 三菱重工发动机和增压器株式会社 离心式旋转机械的叶轮及离心式旋转机械
CN110573745B (zh) * 2017-10-11 2021-11-26 三菱重工发动机和增压器株式会社 离心式旋转机械的叶轮及离心式旋转机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8568095B2 (en) Reduced tip clearance losses in axial flow fans
CN212106300U (zh) 涡轮增压器
US9745859B2 (en) Radial-inflow type axial flow turbine and turbocharger
JP6210459B2 (ja) インペラ、及び回転機械
US11041505B2 (en) Rotary machine blade, supercharger, and method for forming flow field of same
US10746025B2 (en) Turbine wheel, radial turbine, and supercharger
WO2018146753A1 (ja) 遠心圧縮機、ターボチャージャ
CN105874213B (zh) 离心压缩机以及扩压器制造方法
JP6106944B2 (ja) 遠心圧縮機及び過給機
US20170328372A1 (en) Impeller and rotary machine
JP5251587B2 (ja) 遠心圧縮機
JP5125718B2 (ja) 遠心圧縮機
CN105121786A (zh) 涡轮、压缩机或泵的叶轮
US20210140443A1 (en) Frp impeller for vehicle supercharger
CN215762422U (zh) 一种具有消涡抑制分离功能的叶轮及压缩机、空调和汽车
US10781823B2 (en) Impeller and supercharger
JP2015045304A (ja) 遠心圧縮機および過給機
CN101263306A (zh) 离心压缩机扩压器
TWI414681B (zh) 軸流式風扇之扇輪
JP6019701B2 (ja) 過給機
JPWO2018179173A1 (ja) インペラ及び遠心圧縮機
JP2015537156A (ja) リング及びカウルを含む遠心式ガス圧縮機又はポンプ
JP2014234803A (ja) 可変容量型タービン及び可変容量型過給機
CN102588296A (zh) 一种新型多喷嘴涡轮式风动潜水泵
JPWO2019097611A1 (ja) コンプレッサインペラ、コンプレッサ及びターボチャージャ