JP2014218368A - エスカレーターの印刷シート付き手摺ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の印刷シート付き手摺ベルトは、印刷シートの貼付工程を経て手摺ベルトを回動させたとき、印刷シートが機械部品に接触して損傷してしまうことが問題となっていた。
【解決手段】 この問題を解決するため、方向表示マーク6A等をその全長方向において印刷表示した印刷シート6AAを貼り付けてなる手摺ベルト6において、この印刷シート6AAを貼り付ける貼付工程の直前に、手摺ベルト6の少なくとも縁部6bを被う幅と一定長さを有するすき間検査シート7を貼り付けて設け、この状態で手摺ベルト6とすき間検査シート7を機械内部を回動させる検査工程を設け、この検査工程を経た後に、本番の印刷シート6AAの貼付工程を行う手順としたのである。
【選択図】図4
【解決手段】 この問題を解決するため、方向表示マーク6A等をその全長方向において印刷表示した印刷シート6AAを貼り付けてなる手摺ベルト6において、この印刷シート6AAを貼り付ける貼付工程の直前に、手摺ベルト6の少なくとも縁部6bを被う幅と一定長さを有するすき間検査シート7を貼り付けて設け、この状態で手摺ベルト6とすき間検査シート7を機械内部を回動させる検査工程を設け、この検査工程を経た後に、本番の印刷シート6AAの貼付工程を行う手順としたのである。
【選択図】図4
Description
本発明は、回動する踏段が水平路あるいは傾斜路を形成して乗客輸送を行うエスカレーターの印刷シート付き手摺ベルトに関り、特にその施工手順に関する。
2007年公表の国土交通省「バリアフリー整備ガイドライン」に「印を付けることなどにより、ベルトの進行方向を表示する」規定が追加され、本発明の対象である「方向表示マーク付き手摺ベルト」が普及する一方、その効果が視覚弱者に対する利便は勿論、健常者の手摺ベルト利用率向上効果も評価されている。この「印を付ける」具体的な方法としては、特許文献1に記載の構成が公知となっており、手摺ベルトの表面に、この手摺ベルトとは異色でその表面平坦部の幅とほぼ同じ幅の方向表示マークを、反転部半円周範囲に最低1個有する間隔で設けたり、注意文言や広告を設けたりした印刷シートを貼り付ける構成である。
特許文献1は、手摺ベルト表面に「方向表示マーク」付き印刷シートを設けたことで、エスカレーターの存在とその速度感を視覚によって認知(乗り込み時の運転速度に対する体重移動バランスの安定化等)させる効果を発揮している。実際、2012年3月に首都圏の駅構内に設置された方向表示マーク付きエスカレーターで実利用状態を調査したところ、手摺ベルト利用率(手摺を掴む乗客の比率)は施工前が10%以下であったのに対して施工後は20%強と3倍近くに増加、また、視覚障害者や高齢者に接触して転倒の巻き添えにする危険性を孕む健常者の踏段歩行(踏段の駆け下りなど)率が、施工前が40%強であったのに対して5%と1/8程度まで低下し、エスカレーターの安全利用に大きく寄与していることが分かった。しかしながら、上記公知の印刷シート付き手摺ベルトは、手摺ベルト単体で一定期間運転されていた手摺ベルトと手摺ベルト駆動系の関係において手摺ベルトがその復路の機械内部にあって回動に必要なすき間(すき間が少ないと、手摺ベルトが蛇行等により機械部品や安全装置に接触して損傷する)が保たれていたことを意味するが、印刷シートを貼り付けた段階でその厚み分だけ手摺ベルトの幅寸法が増加し、この増加分が前記機械部品等とのすき間を減じて機械部品等と手摺ベルトが接触して印刷シート側部の損傷を招く事態が問題となっていた。この場合、印刷シートの貼付工程前に、復路の全域において機械部品を解体して手摺ベルトと手摺ベルト駆動系のすき間を検査、調整することにより接触損傷を防止することも可能であるが、機械の解体、復帰に多大な時間を要し例えば、鉄道駅のように終電〜始電の数時間で完了する必要がある施工先では適用が不可能となる問題があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたものであり、乗客が乗る往路から機械内部の復路にかけて反転して回動し、乗客を輸送する踏段を有し、この踏段と同期して乗客が掴む往路から案内ローラ等で案内される復路にかけて反転して回動する手摺ベルトの平坦部と縁部で形成される略C字形表面のうち、その平坦部の幅とほぼ同じ幅でそれの回動方向を表示する方向表示マーク等をその全長方向において印刷表示した印刷シートを貼り付けてなるエスカレーターの印刷シート付き手摺ベルトにおいて、この手摺ベルトに印刷シートを貼り付ける貼付工程の直前に、手摺ベルトの少なくとも縁部を被う幅と一定長さを有するすき間検査シートを貼り付けて設ける一方、この状態で手摺ベルトとすき間検査シートを機械内部を回動させる検査工程を設け、この検査工程を経た後に、本番の印刷シートの貼付工程を行う手順としたのである。
上記の構成によれば、印刷シートを貼り付ける貼付工程の直前に、手摺ベルトの少なくとも縁部を被う幅と一定長さを有するすき間検査シートを貼り付けて設け、この状態で手摺ベルトとすき間検査シートを前記機械内部を回動させる検査工程の段階においてすき間検査シートに損傷が起きた場合は、上記のような機械の解体等によりすき間の拡大調整作業を行うものの、損傷がない場合はこの検査工程を経た後に、本番の印刷シートの貼付工程を実施する手順とすることにより、印刷シートを貼り付けたはいいが、すき間が少ないために高価な印刷シートが損傷した、などの愚を回避することができ、費用的、時間的な無駄を排除できる。
以下、本発明になるエスカレーターの印刷シート付き手摺ベルトの構成及び手順について、図1〜図4を用いて説明する。
図において、輸送手段であるエスカレーター1は、例えば上昇運転用として上階床2Aと下階床2Bに装架される主フレーム3と、無端状に連結されて往路から復路にかけて反転して回動する多数の踏段4と、踏段4の両側に直立して側壁を形成する欄干5と、欄干5の周縁の両反転部5Aと5B間を回動する手摺ベルト6を備えている。また、手摺ベルト6は駆動歯車7の動力をチェーン8を介して駆動ローラ9等に伝達された動力によって摩擦駆動され、乗客が掴む往路は欄干5で、機械内部を通る復路は多数の案内ローラ10等によって支持されている。さらに、案内ローラ10はそれの回転を軸支する主軸10Aが機械構造物11に固設されることにより手摺ベルト6を支持する仕組みになっている。
そして、本発明の主対象であるエスカレーター1の手摺ベルト6は、現在は合成ゴムあるいはウレタン樹脂製のいずれかであり、一般には手摺ベルト6表面の平坦部6aと両側の縁部6bが連なる略C字形断面に熱成型されて無端状に製造される。ここで、手摺ベルト6の表面には、望ましい適宜の間隔として図1、図2に示すように欄干5の高さHに相当する上部反転部5A(反対側の下部反転部5Bも同様)の半円周範囲内に少なくとも1個(1個あるいは複数個を意味し、図2には1個の配置を例示)存在する間隔をもって印刷された手摺ベルト6とは異色で円形等(形状は特定しない)の目立ち易い形状の方向表示マーク6A等を表示した印刷シート6AAを貼り付けにより設けてある。ここで、本発明の印刷シート6AAについて詳述すれば、印刷シート6AAの合計厚さtは比較的薄く、一例としてその基材層6BBがポリエステル系ウレタン樹脂材で、その内面に接着剤層6CC、その外面にポリエステル系ウレタン樹脂材のラミネート層6Bbの三層構成となっている。また、方向表示マーク6Aは一例として基材層6BBに印刷により表示され、この基材層6BBと共に清掃のために適当に塗布されるプライマー剤層Mを介して接着剤層6CCによって手摺ベルト6に対して矢印Kのように丸めて貼り付けられる。さらに、乗客が手で掴んで直接的に触れるにラミネート層6Bbの表面は、合成ゴムあるいはウレタン樹脂製のいずれかである手摺ベルト6表面の摩擦係数(例えば指数a)及び粘着性(例えば指数b)に比べて摩擦係数(例えば指数A)及び粘着性(例えば指数B)が高い数値の、a<A及びb<Bの関係となる性質を有している。この場合、摩擦係数及び粘着性が高いという表現の意味は、手摺ベルト6の表面に対して印刷シート6AAの方が「しっとり感」があり、掴んだ手指が滑り難く、手摺ベルト6をより確実に掴めるということである。なお、発明者の実験によれば、ラミネート層6Bbの摩擦係数及び粘着性の性質は、ポリエステル系ウレタン樹脂材が本来備える数値でよいと判断されるが、必要に応じてゴム系あるいはウレタン樹脂系材料を塗布するなどして摩擦係数及び粘着性の数値を高める方向に調整することもある。
ここで、[0010]で言及した手摺ベルト6と印刷シート6AAの貼付工程は本発明の最終姿を述べたものであるが、本発明の要点は、本番の貼付工程の直前に乗客の目には触れないすき間検査工程を経ていることに特徴がある。すなわち、本発明では図4に示すように手摺ベルト6と印刷シート6AAを一体にする貼付工程の前に、手摺ベルト6の縁部6bに対して幅が30mmほどで縁部5b部分を被う一方、長さLが数mのすき間検査シート7を仮に貼り付けて設けてある。そして、図4の状態で手摺ベルト6とすき間検査シート7を機械内部を回動させてすき間検査シート7に損傷が起きた場合は、機械の解体等によりすき間Gの拡大調整作業を行うものの、損傷がない場合はこの検査工程を経た後に、本番の印刷シート6AAの貼付工程を行う手順としている。こうしたことにより、印刷シート6AAを貼り付けたはいいが、すき間が少ないために高価な印刷シート6AAが損傷した、などの不具合を回避するものである。
なお、すき間検査シート7の幅は例示の図4における30mm程度に限定するものではなく、図3に示した印刷シート6AA同様の幅を有するもでもよいし、長さLも特に限定するものではない。また、方向表示マーク6Aの間隔設定は、乗り口階床にいる視覚弱者がエスカレーター1を遠望した時にエスカレーターの正面に少なくても1個出てくる方向表示マーク6Aによりエスカレーターの回動方向と回動速度を容易に視認することができる。さらに、視覚弱者が乗り口に達した時と乗り込んだ時は、欄干5の上面で目の高さに近い位置に方向表示マーク6Aが存在することによって視点が定まり、より近い位置で移動感覚も認識できて乗り込み(体重移動)のタイミングが取り易く、速度への追随意識も高まって転倒事故の低減に寄与できる。さらに、方向表示マーク6Aの間隔内には「手摺をつかめ」的な安全利用のための文言や広告等を印刷して設けることも可能であり、対象とする設備も例示のエスカレーター1に限らず類似的機構の動く歩道にもそのまま適用できる。
以上説明したように上記実施形態によれば、検査工程を経た後に、本番の印刷シート6AAの貼付工程を行う手順とすることにより、印刷シート6AAを貼り付けたが、すき間が少ないために高価な印刷シート6AAが損傷した、などの不具合を回避することができる。
1 エスカレーター
4 踏段
5 欄干
5A 上部反転部
5B 下部反転部
6 手摺ベルト
6A 方向表示マーク
6AA 印刷シート
7 すき間検査シート
10 案内ローラ
4 踏段
5 欄干
5A 上部反転部
5B 下部反転部
6 手摺ベルト
6A 方向表示マーク
6AA 印刷シート
7 すき間検査シート
10 案内ローラ
Claims (1)
- 乗客が乗る往路から機械内部の復路にかけて反転して回動し、乗客を輸送する踏段を有し、この踏段と同期して乗客が掴む往路から案内ローラ等で案内される復路にかけて反転して回動する手摺ベルトの平坦部と縁部で形成される略C字形表面に、方向表示マーク等を印刷表示した印刷シートを貼り付けてなるエスカレーターの印刷シート付き手摺ベルトにおいて、前記手摺ベルトに前記印刷シートを貼り付ける貼付工程の直前に、前記手摺ベルトの少なくとも縁部を被う幅と一定長さを有するすき間検査シートを貼り付けて設ける一方、この状態で手摺ベルトとすき間検査シートを前記機械内部を回動させる検査工程を設け、この検査工程を経た後に、前記印刷シートの貼付工程を行う手順としたことを特徴とするエスカレーターの印刷シート付き手摺ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013110332A JP2014218368A (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | エスカレーターの印刷シート付き手摺ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013110332A JP2014218368A (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | エスカレーターの印刷シート付き手摺ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014218368A true JP2014218368A (ja) | 2014-11-20 |
Family
ID=51937208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013110332A Pending JP2014218368A (ja) | 2013-05-09 | 2013-05-09 | エスカレーターの印刷シート付き手摺ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014218368A (ja) |
-
2013
- 2013-05-09 JP JP2013110332A patent/JP2014218368A/ja active Pending
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