JP2014204072A - 過電圧保護回路 - Google Patents
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Abstract
Description
PMOSMP1は、第1の電源ノードV1と第3の電源ノードV3との間に接続され、そのゲートには内部信号が入力されている。
抵抗素子Rおよび容量素子Cは積分回路を構成するものであり、第1の電源ノードV1と第2の電源ノードV2との間に直列に接続されている。抵抗素子Rと容量素子Cとの間の内部ノードN0から出力される信号がインバータINV1に入力されている。
NMOSMN1は、第1の電源ノードV1と第2の電源ノードV2との間に接続され、そのゲートには過電圧検出回路36のインバータINV1の出力信号が入力されている。
過電圧検出回路36および第1のクランプ回路38からなる保護回路は、例えば、特許文献1の図2に記載されている。
NMOSMN2は、第3の電源ノードV3と第2の電源ノードV2との間に接続され、そのゲートは第2の電源ノードV2に接続されている。
これに応じて、第1のクランプ回路38のNMOSMN1はオフであり、第2のクランプ回路40のNMOSMN2はゲートが第2の電源ノードV2に接続されているためオフであるから、出力電源供給回路32のPMOSMP1は、内部信号に応じてオンオフ状態が制御される。
これに応じて、インバータINV1の出力信号は、時定数RCに相当する時間、ハイレベルになる。
また、第1の電源ノードV1に過電圧が印加されたとき、第1の電源ノードV1から出力電源供給回路32のPMOSMP1を介して第3の電源ノードV3に過電圧による電流が流入し、第3の電源ノードV3の電圧が上昇する。仮に過電圧がVROUTに流入した場合にはGGNMOSの寄生バイポーラがオンして印加された電流を流す。
例えば高電源電圧VDDINが3.3Vである場合に、ESDイベント発生時に、第2のクランプ回路40のNMOSMN2はオフしているため、このグラフに示すように、第3の電源ノードV3に流入する過電圧による電流Iが0mAから増加するに従って、第3の電源ノードV3の電圧Vが5V前後から上昇する。そして、この例の場合、過電圧による電流Iが10mA(=It1)になると、第3の電源ノードV3の電圧VがNMOSMN2の寄生バイポーラトランジスタのターンオン電圧(=Vt1)に到達して、寄生バイポーラトランジスタがターンオンする。
これに応じて、第3の電源ノードV3に流入した過電圧による電流Iが、第3の電源ノードV3からNMOSMN2の寄生バイポーラトランジスタを介して第2の電源ノードV2に流れ、第3の電源ノードV3がクランプされる。
このように、第2のクランプ回路40のNMOSMN2は、第3の電源ノードV3の電圧VがVt1を超えると動作を開始する電圧トリガタイプのクランプ回路である。なお、クランプされることにより過電圧が急激に低下するが、過電圧の電流がクランプ回路の流すことができる電流値よりも過大であると、再び電圧が上昇し、やがてクランプ回路自身も破壊される(図4の「危険」領域)。したがって、クランプ回路は、自身の流す電流値、すなわち過電圧の電流値を十分に考慮した上で設計される。
保護しようとする電源が電圧レギュレータの出力電源とはいえ、ESDイベント発生時に、電圧レギュレータによって生成される出力電源電圧VROUTが出力される外部出力電源端子にESDによる過電圧が印加されるわけではない。
つまり、ESDイベント発生時に、電圧レギュレータの出力電源電圧に影響を及ぼすものは、電圧レギュレータが搭載された半導体チップの外部高電圧電源端子から高電源電圧VDDINが供給される第1の電源ノードV1に過電圧が印加されることであるから、電圧レギュレータの高電源電圧VDDINをモニタし、過電圧検出回路によって第1の電源ノードV1に過電圧が印加されたことが検出されたとき、クランプ回路をスルートリガで動作させることにより、電圧レギュレータの出力電源電圧VROUTで動作する素子を過電圧による破壊から確実に保護することが可能となる。
前記高電源電圧よりも高い過電圧が前記高電圧電源端子から前記第1の電源ノードに印加されると、該第1の電源ノードと前記チップの低電圧電源端子から低電源電圧が供給される第2の電源ノードとを接続する第1のクランプ回路と、
前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことを検出する第1の過電圧検出回路と、
前記第1の過電圧検出回路によって前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことが検出されると、前記第3の電源ノードと前記第2の電源ノードとを接続する第2のクランプ回路と、を備えることを特徴とする過電圧保護回路を提供するものである。
前記第2の過電圧検出回路によって前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことが検出されると、前記過電圧による電流が前記第1の電源ノードから前記出力電源供給回路を介して前記第3の電源ノードに流入するのを停止させる出力電源停止回路とを備えることが好ましい。
また、出力電源停止回路を出力電源供給回路に設けることにより、ESDイベント発生時に、第3の電源ノードに流入する電流量をさらに絞り、保護の確度を高めることができる。
PMOSMP1は、第1の電源ノードV1と第3の電源ノードV3との間に接続され、そのゲートには内部信号が入力されている。
PMOSMP1は、通常動作時に、内部信号に応じてアナログ信号を受けて制御される。つまり、PMOSMP1は、内部信号がローレベルに近いほど強くオンして、出力電源電圧VROUTを第3の電源ノードV3に出力するが、内部信号がハイレベルに近いほど出力が絞られ、第3の電源ノードV3の電位は低くなる。
抵抗素子Rおよび容量素子Cは積分回路を構成するものであり、第1の電源ノードV1と半導体チップの外部低電圧電源端子から低電源電圧、例えば、グランド電圧である0Vが供給される第2の電源ノードV2との間に直列に接続されている。本実施形態の場合、容量素子CはNMOSMN3のゲート容量であり、NMOSMN3のソースおよびドレインが第2の電源ノードV2に接続され、そのゲートが抵抗素子Rと容量素子Cとの間の内部ノードN0に接続されている。内部ノードN0から出力される信号はインバータINV1,INV2,INV3に入力され、インバータINV3の出力信号がインバータINV4に入力されている。
NMOSMN1は、第1の電源ノードV1と第2の電源ノードV2との間に接続され、そのゲートには過電圧検出回路16のインバータINV1の出力信号が入力されている。
NMOSMN1は、ESDイベント発生時に、インバータINV1の出力信号に応じてオンオフが制御される。つまり、NMOSMN1は、インバータINV1の出力信号がハイレベルのときオンして、第1の電源ノードV1と第2の電源ノードV2とを接続し、インバータINV1の出力信号がローレベルのときオフする。
NMOSMN2は、第3の電源ノードV3と第2の電源ノードV2との間に接続され、そのゲートには過電圧検出回路16のインバータINV2の出力信号が入力されている。
NMOSMN2は、ESDイベント発生時に、インバータINV2の出力信号に応じてオンオフが制御される。つまり、NMOSMN2は、インバータINV2の出力信号がハイレベルのときオンして、第3の電源ノードV3と第2の電源ノードV2とを接続し、インバータINV2の出力信号がローレベルのときオフする。これにより過電圧検出回路16によって過電圧が第1の電源ノードV1に印加されたことが検出されると、第3の電源ノードV3と第2の電源ノードV2とを接続して、第1の電源ノードV1からPMOSMP1を介して第3の電源ノードV3に流入した過電圧による電流を第2の電源ノードV2に流し、第3の電源ノードV3をクランプする。
PMOSMP2は、第1の電源ノードV1とPMOSMP1のゲートとの間に接続され、そのゲートには過電圧検出回路16のインバータINV4の出力信号が入力されている。
PMOSMP2は、ESDイベント発生時に、インバータINV4の出力信号に応じてオンオフが制御される。つまり、PMOSMP2は、インバータINV4の出力信号がローレベルのときオンして、出力電源供給回路12のPMOSMP1をオフし、インバータINV4の出力信号がハイレベルのときオフする。
これに応じて、第1のクランプ回路18のNMOSMN1、第2のクランプ回路20のNMOSMN2および出力電源停止回路22のPMOSMP2はオフであり、出力電源供給回路12のPMOSMP1は、内部信号に応じてオンオフ状態が制御される。
これに応じて、インバータINV1〜INV3の出力信号は、時定数RCに相当する時間、ハイレベルになり、インバータINV4の出力信号は、時定数RCに相当する時間、ローレベルになる。
なお、NMOSMN1、NMOSMN2、PMOSMP2がオンするタイミングは多少ずれていたとしても問題はない。NMOSMN1、NMOSMN2、PMOSMP2がオンするタイミングのずれが、好ましくは1ns程度であれば、過電圧のピークが来る前に、NMOSMN1、NMOSMN2、PMOSMP2の全てがオンしている状態になるからである。
また、インバータINV2の出力信号がハイレベルになると、第2のクランプ回路20のNMOSMN2がオンして、第1の電源ノードV1から出力電源供給回路12のPMOSMP1を介して第3の電源ノードV3に流入した過電圧による電流がNMOSMN2を介して第2の電源ノードV2に流れ、第3の電源ノードV3がクランプされる。
また、インバータINV4の出力信号がローレベルになると、出力電源停止回路22のPMOSMP2がオンして、出力電源供給回路12のPMOSMP1のゲートがPMOSMP2を介してチャージアップされてハイレベルになり、PMOSMP1はオフする。これに応じて、過電圧による電流が、第1の電源ノードV1からPMOSMP1を介して第3の電源ノードV3に流入することが停止される。
ESDイベント発生時に、第2のクランプ回路20のNMOSMN2がオンするため、このグラフに示すように、第3の電源ノードV3に流入する過電圧による電流Iが0mAから増加するに従って、第3の電源ノードV3の電圧Vが0Vから上昇する。そして、この例の場合、過電圧による電流Iが500mAを超えると、第3の電源ノードV3の電圧VがNMOSMN2の寄生バイポーラトランジスタのターンオン電圧に到達して、寄生バイポーラトランジスタがターンオンする。
従来の電圧トリガタイプの第2のクランプ回路40では、過電圧による電流Iが10mA(=It1)になると、第3の電源ノードV3の電圧が、NMOSMN2の寄生バイポーラトランジスタのターンオン電圧(Vt1)に到達する。それに対して、本実施形態のスルートリガタイプの第2のクランプ回路20では、ESDイベント発生時に、NMOSMN2がオンし、第3の電源ノードV3に流入した過電圧による電流IがNMOSMN2を介して第2の電源ノードV2に流れる。そのため、第3の電源ノードV3の電圧は、過電圧による電流Iが500mAを超えるまでNMOSMN2の寄生バイポーラトランジスタのターンオン電圧には到達しない。したがって従来のクランプ回路のようにクランプ後に電圧が上昇して破壊される「危険」領域からも遠い過電圧の電流値によって動作する。
つまり、本実施形態のスルートリガタイプの第2のクランプ回路20は、過電圧による電流Iに対して従来の電圧トリガタイプの第2のクランプ回路40よりも非常に高い耐性を備えていることが分かる。
また、出力電源停止回路22のPMOSMP2を出力電源供給回路12のPMOSMP1のゲートに設けることにより、ESDイベント発生時に、第3の電源ノードV3に流入する電流量をさらに絞り、保護の確度を高めることができる。
第2のクランプ回路20のNMOSMN2および出力電源停止回路22のPMOSMP2は、トリガ回路の構成上、薄膜の素子とすることが難しいため、出力電源電圧VROUTで動作する薄膜の素子よりも厚膜の素子とすることが望ましい。本実施形態のようにMOSアクションでESD電流を第2の電源ノードV2に流した場合、大電流を流すとクランプ電圧が高くなる場合があるため、より確実にESDから被保護素子を保護するには流入する電流量を絞ることが望ましい。そのため、出力電源停止回路22のPMOSMP2も構成要素として備えることが望ましい。
過電圧検出回路16は、従来回路にインバータINV2〜INV4を追加するだけである。第2のクランプ回路20のNMOSNM2は、従来のGGNMOSから置き換わるだけである。出力電源停止回路22のPMOSMP2も、ESDイベント発生時に、出力電源供給回路12のPMOSMP1のゲートをチャージアップしてオフさせるだけの役割であり、大きなサイズのものは必要ない。また、PMOSMP2を設けることによって、第3の電源ノードV3に流入する電流を停止できるため、NMOSMN2のサイズを小さくすることができる。
従って、従来と同様の回路規模で、電圧レギュレータの出力電源電圧VROUTで動作する素子を、ESDによる破壊から保護することができる。
また、第1および第2のクランプ回路18,20についても同様である。
すなわち、前述のように、第1のクランプ回路18は、必ずしも過電圧検出回路が必要ではない。また、第2のクランプ回路20および出力電源停止回路22は、それぞれ、専用の過電圧検出回路を設けてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
12、32 出力電源供給回路
14、34 過電圧保護回路
16、36 過電圧検出回路
18、38 第1のクランプ回路
20、40 第2のクランプ回路
22 出力電源停止回路
MN1,MN2,MN3,MN4 NMOS
MP1,MP2 PMOS
R 抵抗素子
C、C2 容量素子
INV1,INV2,INV3,INV4 インバータ
V1 第1の電源ノード
V2 第2の電源ノード
V3 第3の電源ノード
N0 内部ノード
VDDIN 高電源電圧
VROUT 出力電源電圧
Claims (4)
- チップの高電圧電源端子から第1の電源ノードに供給される高電源電圧から、内部信号に応じて、該高電源電圧よりも低い所定の出力電源電圧を生成して第3の電源ノードに出力する出力電源供給回路を有する電圧レギュレータに適用される過電圧保護回路であって、
前記高電源電圧よりも高い過電圧が前記高電圧電源端子から前記第1の電源ノードに印加されると、該第1の電源ノードと前記チップの低電圧電源端子から低電源電圧が供給される第2の電源ノードとを接続する第1のクランプ回路と、
前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことを検出する第1の過電圧検出回路と、
前記第1の過電圧検出回路によって前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことが検出されると、前記第3の電源ノードと前記第2の電源ノードとを接続する第2のクランプ回路と、を備えることを特徴とする過電圧保護回路。 - さらに、前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことを検出する第2の過電圧検出回路と、
前記第2の過電圧検出回路によって前記過電圧が前記第1の電源ノードに印加されたことが検出されると、前記過電圧による電流が前記第1の電源ノードから前記出力電源供給回路を介して前記第3の電源ノードに流入するのを停止させる出力電源停止回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の過電圧保護回路。 - 前記第1および第2の過電圧検出回路は同じ1つの回路であることを特徴とする請求項2記載の過電圧保護回路。
- 前記第2のクランプ回路および前記出力電源停止回路は、前記出力電源電圧で動作するトランジスタよりもゲート絶縁膜が厚いトランジスタで構成されている請求項2または3に記載の過電圧保護回路。
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