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JP2014117684A - セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置 - Google Patents

セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 セシウムを含む産業廃棄物や災害廃棄物を焼却した際に発生する煤塵や焼却灰に含まれるセシウムを効率よく除去することができる、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置を提供することである。
【解決手段】 セシウムを含む煤塵・焼却灰を水に添加してスラリーとし、次いで該スラリーを濾過して固液分離し、得られたセシウム含濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整し、これに高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成させて該沈殿物とセシウム含有廃液とに分離し、得られたセシウム含有廃液に、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを添加配合して該廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該廃液のpHをプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、該廃液中で生成した沈殿物を分離して、沈殿物と処理液とに分離し、次いで、前記処理液のpHを5〜9に調整する、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置に関し、特に、セシウムを含む産業廃棄物や災害廃棄物を焼却した際に発生するセシウムを含む煤塵・焼却灰よりセシウム含有廃液を得て、プルシアンブルー型金属錯体を該セシウム含有廃液中で調製してセシウムを吸着して低減する、既存のセメント製造設備を利用したセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置に関するものである。
セシウムを含む廃棄物、特に放射性セシウムを含む廃棄物を焼却等した際に、煤塵や焼却灰に高レベルのセシウム、ストロンチウム元素群等の核種が含まれている。
煤塵や焼却灰に含まれるセシウムはヨウ素に比べて半減期が長く、煤塵や焼却灰をそのまま排出することができず、セシウムを回収する必要がある。
セシウムを分離回収する手段としては、セシウムを含有する廃水からセシウムを分離除去する様々な方法が従来より提案されている。
例えば特開平9−173832号公報(特許文献1)には、多孔性樹脂に、低沸点有機溶剤に可溶で、かつ水に難溶の第四級アンモニウム塩を担持させ、さらにヘキサシアノ鉄(II)酸塩含有水溶液で処理したのち、この処理物を銅塩含有水溶液と接触させて該樹脂の細孔内にヘキサシアノ鉄(II)酸銅を沈積させ、次いで樹脂内の第四級アンモニウム塩を低沸点有機溶剤で抽出して得られるヘキサシアノ鉄(II)酸銅担持多孔性樹脂を予め製造し、かかるヘキサシアノ鉄(II)酸銅担持多孔性樹脂をセシウム含有溶液に配合して、セシウムを吸着させる方法が提案されている。
また、セシウム含有溶液からセシウムを除去するのに、様々なイオン交換材料、例えば、スルホ基を有する高分子材料や、ゼオライトなどの無機材料が提案されてきている。
近年、特に利用されているのはイオン交換樹脂と称される樹脂であって、例えばスルホ基等を多く有する樹脂が例示され、かかる樹脂をカラムなどに充填して、該カラムに廃水を通過させることによってイオンの吸着、交換を実現するものである。
例えば、ゼオライトやクラウンエーテル、金属錯体の検討がなされている。
金属錯体の1種であるプルシアンブルー(紺青)は、陽イオン吸着性能を有しており、紺青を用いてセシウムを吸着除去する方法が提案されている。
特開2011−200856公報(特許文献2)には、プルシアンブルー型金属錯体を導電体上に配設した複合材料を、セシウム等の陽イオンを含有する溶液に配合して接触させて前記所定の陽イオンを前記プルシアンブルー型金属錯体に吸着させる方法が記載されている。
しかし、上記従来の方法はセシウムを含有する廃液よりセシウムを分離除去するための方法であるが、予めヘキサシアノ鉄(II)酸銅担持多孔性樹脂やプルシアンブルー型金属錯体を導電体上に配設した複合材料を予め調製しなくてはならず、コストがかかり簡便な処理方法ではない。また、セシウムを含む煤塵や焼却灰からセシウムを分離する方法の開発が望まれている。
特開平9−173832号公報 特開2011−200856号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、具体的には、簡便な方法で、セシウムを含む産業廃棄物や災害廃棄物を焼却した際に発生する煤塵や焼却灰に含まれるセシウムを効率よく除去することができる、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置を提供することである。
即ち、セシウムを含む廃棄物等を焼却処理した際の煤塵・焼却灰にはセシウムが含まれており、かかるセシウムを含む煤塵・焼却灰からセシウムを効率よく除去し、その結果としてセシウムとして含まれる放射性セシウムも効率よく除去することができる、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置を提供することである。
さらに、産業廃棄物や災害廃棄物等には、セシウムのみならず重金属も含まれており、セシウムを除去するとともに、有害な重金属を除くことができる、既存のセメント焼成設備を利用した、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置を提供することである。
また、セシウムを含む煤塵・焼却灰を処理し、最終的な放流する放流液中に残存するシアンの残存量が、環境省令(最終改正:平成24年5月23日環境省令第15号、排水基準を定める省令:水質汚濁防止法)による排水基準を満足し、更には残存する鉄や亜鉛の金属イオンも同様に当該環境省令の排水基準を満足している、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置を提供することである。
本発明は、セシウムを含む煤塵・焼却灰から重金属を除く処理をした後に、煤塵・焼却灰を処理した廃液に、予め製造したプルシアンブルー(紺青)をセシウム含有液に添加配合するのではなく、セシウム含有液中でプルシアンブルー(紺青)が生成されるように、紺青の原料をセシウムを含有する煤塵・焼却灰を処理した廃液に添加配合することで、該廃液中に含まれるセシウムを効率よく除去することができることを見出したものである。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水に添加してスラリーとし、次いで該スラリーを濾過して固液分離し、得られたセシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整し、これに高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成させて該沈殿物とセシウム含有廃液とに分離し、得られたセシウム含有廃液に、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを添加配合して該廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該廃液のpHをプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、該廃液中で生成した沈殿物を分離して、沈殿物と処理液とに分離し、次いで、前記処理液のpHを5〜9に調整することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、pHを5〜9に調整した処理液をさらに濾過することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
更に好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法は、前記ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩に対して、鉄または亜鉛の塩を、プルシアンブルー型金属錯体が生成される化学量論以上の量で添加することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、前記沈殿物を、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを得られたセシウム含有廃液に添加配合することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩は、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム及び/又はヘキサシアノ鉄(II)酸ナトリウムであり、鉄または亜鉛の塩は、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄、塩化亜鉛、硫酸亜鉛及び硝酸亜鉛からなる群より選ばれることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、処理液中のシアン及び、亜鉛または鉄の残存濃度を環境省令(平成24年5月23日環境省令第15号)による排水基準以下とすることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水と混合してスラリーとする溶解槽1、該スラリーを濾過して固液分離してセシウム含有濾液を得る濾過装置2、該セシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整する反応槽4、次いで高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成する反応槽5、該重金属沈殿物とセシウム含有廃液とに分離する沈殿槽6、該セシウム含有廃液でプルシアンブルー型金属錯体が生成されるように、プルシアンブルー型金属錯体の各原料を該セシウム含有廃液に配合して、該廃液のpHがプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整する反応槽11、セシウム含有沈殿物、該セシウム含有沈殿物と処理液とに分離する沈殿槽13、該処理液のpHを5〜9に調整するバッファ槽14とを備えることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置である。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理装置は、セシウムを含む物体を焼却処理した際に生じる煤塵・焼却灰には、重金属やセシウムが含有されており、かかるセシウムを含む煤塵・焼却灰からセシウムを有効に除去することができる。特にセメント製造設備を利用することで、セメント原料に一部を再利用することができる、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法及び処理設備とすることが可能である。
特に、ヘキサシアノ鉄酸亜鉛やヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)のプルシアンブルー型金属錯体を生成させる原料を添加配合して、廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を生成させることにより、紺青等を予め生成してセシウム含有廃液に添加配合する処理方法よりも、極めて良好にセシウムを廃液中から効率よく除去分離することが可能となるとともに、簡便な処理方法とすることができる。
これにより、セシウムを含む廃液中からセシウムを良好に除去することができるため、結果としてセシウムの一部として含まれる放射性セシウムも効率よく除去できることとなり、文部科学省の平成12年科学技術庁告示第5号(放射線を放出する同位元素の数量等)により基準も満足することができることが推認されることとなる。
更に、セシウムを含む廃液をセシウム含有沈殿物等と処理液とに分離した後の処理液中に、プルシアンブルー型金属錯体を生成させるために添加配合した原材料中の金属、例えば、シアン、鉄や亜鉛の残存量が、環境省令に規定する排水基準を満足しているため、特に該処理液に排水基準を満足するための処理を施す必要がなく、そのまま排水として放流することができる。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰処理方法及び処理装置の好適例の概略を示す図である。 図1のセシウムを含む煤塵・焼却灰処理方法及び処理装置において、最終的に放流するための処理方法及び処理装置の概略を示す図である。 図1の濾過処理装置Xの好適例の概略を示す図である。
本発明を以下の好適例を例示しつつ説明するが、これらに限定されるものではない。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水に添加してスラリーとし、次いで該スラリーを濾過して固液分離し、得られたセシウム含濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整し、これに高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成させて該沈殿物とセシウム含有廃液とに分離し、得られたセシウム含有廃液に、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを添加配合して該廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該廃液のpHをプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、該廃液中で生成した沈殿物を分離して、沈殿物と処理液とに分離し、次いで、前記処理液のpHを5〜9に調整することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また、本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水と混合してスラリーとする溶解槽1、該スラリーを濾過して固液分離してセシウム含有濾液を得る濾過装置2、該セシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整する反応槽4、次いで高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成する反応槽5、該重金属沈殿物とセシウム含有廃液とに分離する沈殿槽6、該セシウム含有廃液でプルシアンブルー型金属錯体が生成されるように、プルシアンブルー型金属錯体の各原料を該セシウム含有廃液に配合して、該廃液のpHがプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整する反応槽11、セシウム含有沈殿物、該セシウム含有沈殿物と処理液とに分離する沈殿槽13、該処理液のpHを5〜9に調整するバッファ槽14とを備えることを特徴とする、セシウムを含む煤塵及び/又は焼却灰処理装置である。
本発明の好適例を図1〜3により以下に説明する。
(溶解工程)
まず、セシウム含有煤塵・焼却灰を溶解槽1に投入して、該煤塵・焼却灰が流動化する程度の水Wを、該煤塵・焼却灰に対して例えば2〜10質量倍の量で添加して攪拌し、スラリー化する。
水Wとしては、工業用水、製造工程等から排出される2次排水や上水道等が用いられる。
ここで水の好適添加量が上記量である理由は、水の添加量が煤塵や焼却灰の2質量倍以下であると、煤塵や焼却灰中の可溶成分の溶出が十分でなく、後段のフィルタープレス等の濾過機により濾過して得られる各脱塩ケーキ固形分中に残存する可溶成分が多くなるからである。また得られるスラリーの粘性が高くなり、後の工程へのポンプ輸送が難しくなるからである。
また、水の添加量が煤塵・焼却灰の10質量倍以上であると、重金属類等の他の成分の溶出が多くなり、したがって、後段の工程においては、これらの成分を取り除くための薬剤の使用量が多くなるからである。
上記のリパルプにおいては、溶解槽1内の温度は例えば20〜40℃であり、好ましくは、可溶成分の溶解速度を高めるため、溶解槽1内の温度を40℃以上に高めてもよい。また、攪拌時間は10時間以内で十分に可溶化成分を溶解することができる。また、必要に応じて、pHを調整してもよい。
(濾過工程)
このリパルプにより生成したスラリーS1を、濾過機2に投入し、圧搾して固液分離を行い、飛灰脱水ケーキ固形分と濾液とに分離する。
濾過機2としては、フィルタープレスやベルトフィルターが用いられる。
また必要に応じて、濾過機2内に水Wを導入し、固形分に残留する可溶成分を含有する水分を水Wで洗浄してもよい。この水Wでの洗浄は、濾過機2を加圧した状態で、固形分に一方向から水Wを圧送することにより、少ない水量で効率のよい洗浄を行うことができる。
この洗浄のために使用する水Wは、固形分に対して0.5〜2.0質量倍が好ましい。
得られた煤塵・焼却灰脱水ケーキ固形分は、放射性セシウムが含有されているかをチェックした後、セメント原料として有効利用される。例えば、固形分を直接セメント製造設備に搬送した場合には、他のセメント原料と混合され、乾燥・粉砕の後、粉末セメント原料としてセメント焼成工程にて再循環使用され、セメントクリンカとして焼成される。または、固形分を埋立に用いることもできる。
(重金属除去工程)
濾過機2から排出された濾液F1には、煤塵・焼却灰中の塩素や重金属等が含まれている。
濾過機2から排出された濾液F1を反応槽(4、5)に送入する。反応槽4に搬送する前に、一旦バッファ槽3に送入され、次いで反応槽4に送入されてもよい。
該濾液F1のpH(水素イオン濃度)は9〜13程度であり、この濾液F1を酸性または中性して例えば鉛等の重金属を沈殿させるために、この濾液F1にpH調整剤を添加して濾液のpHを、例えば9〜12程度に調整する。ここで、pH調整剤としては、炭酸、塩酸、硝酸、硫酸等の無機酸が好適に用いられる。
調整後の反応槽4中の濾液のpHが上記範囲であれば、重金属の溶解度が低下して、重金属の水酸化物を析出させ、懸濁化した、微粒子化した重金属を含むスラリーとなる。
よって、pHの調整範囲を9〜10とすることが好ましい。
反応槽においては、かかるpH調製剤を添加してpHを上記範囲に調整するとともに、反応槽中の濾液にさらに高分子凝集剤を添加する。この場合、反応槽は1つでも、pH調整剤用の反応槽4と、高分子凝集剤添加用の反応槽5とを別個に設けてもよい。
かかる高分子凝集剤を添加することにより、懸濁化した重金属、または微粒子化した重金属や、微粒子化した重金属や、水酸化物の重金属を凝集させる。これによりスラリーは、重金属等の凝集体により懸濁したスラリーとなり、沈殿槽6に移送される。
このようにして濾液中の重金属を高分子凝集剤で凝集させて沈殿させる。スラリーは加温してもよく、加温の際の温度は、45℃〜60℃が好ましい。
スラリーを沈殿槽6に投入し、所定時間静置してスラリーを沈降分離し、沈殿物を含有する固形分と、上澄み液とに分離する。沈殿物は濾過機7(例えば、フィルタープレス等)を用いて、固液分離脱水する。
また必要に応じて、濾過機7内に水Wを導入し、該沈殿物に残留する可溶成分を含有する水分を水Wで洗浄してもよい。この水Wでの洗浄は、濾過機7を加圧した状態で、沈殿物に一方向から水Wを圧送することにより、少ない水量で効率のよい洗浄を行うことができる。
得られた脱水ケーキ固形分はセメント原料として有効利用される。例えば、固形分を直接セメント製造設備に送った場合には、他のセメント原料と混合され、乾燥・粉砕の後、粉末セメント原料としてセメント焼成工程にて再循環使用され、セメントクリンカとして焼成される。また、埋立てに用いてもよい。
また、濾液は、バッファ槽3に循環させて利用する。
(濾過処理工程)
上記沈殿槽6からの上澄み液を、バッファ槽8に送入し、次いで、必要に応じて濾過処理を行なう(X)。
例えば、図3(a)に示すように、バッファ槽8からの液を、例えば精密濾過膜(MF)装置9により懸濁物を含む濃縮液と透過液とに分離する。かかるMF膜装置9に取り付けられたメンブレンフィルタにより捕集された重金属及び上澄み液中のキャリーオーバーした懸濁浮遊物が濃縮側に取り除かれる。得られた透過液は、反応槽11に搬送され、濃縮液は、バッファ槽3やバッファ槽8に搬送される。
または、必要に応じて、図3(b)に示すように、反応槽11に搬送される液量を減らすために、精密濾過膜(MF)膜装置9に加えて、逆浸透膜(RO膜)装置10を設けてもよい、この場合、精密濾過膜(MF)膜装置9で濃縮された濃縮液は、バッファ槽3やバッファ槽8に循環させて利用し、精密濾過膜(MF)膜装置9を透過した透過液をバッファ槽9に導入し、次いで逆浸透膜(RO膜)装置10を通過させ、該RO膜装置10からの濃縮液を反応槽11に送入するとともに、またバッファ槽9に一部循環させて戻してもよい。また、RO膜装置10を透過した透過液は溶解液として溶解槽1に循環させて用いる。
(セシウム除去工程)
上記濾過処理工程(X)からの透過液(図3(a))または濃縮液(図3(b))はセシウムを含む廃液であり、かかるセシウム含有廃液を反応槽11送入して、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを添加配合して該廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を反応槽11中で形成させ、次いで該廃液のpHをプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、該廃液中で生成した沈殿物を沈殿槽13中で分離して、沈殿物と処理液とに分離し、得られた処理液中のセシウムの含有量を低減するとともに、シアン及び、亜鉛または鉄の残存濃度を環境省令(平成24年5月23日環境省令第15号)による排水基準以下とすることにより、セシウムを含む廃液を処理する。
具体的には、反応槽11内で、プルシアンブルー型金属錯体をセシウム含有廃液中で生成させて、生成されたプルシアンブルー型金属錯体に廃液中のセシウムを吸着させることで、予め生成したプルシアン型金属錯体をセシウム廃液中に添加配合する方法よりも、セシウム含有廃液中から極めて良好にセシウムを除去するものである。
プルシアンブルー型金属錯体は、セシウム等の陽イオンを吸着する特性を有しているが、上記したように、本発明においては、予め製造したプルシアンブルー型金属錯体を、セシウム含有廃液に添加配合するものではない。
上記セシウムを含む廃液の処理に用いられる、プルシアンブルー型金属錯体がセシウム含有液中で生成されるように添加配合されるプルシアンブルー型金属錯体原料としては、例えばヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩等が例示できる。
また、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩は、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム及び/又はヘキサシアノ鉄(II)酸ナトリウムであり、鉄または亜鉛の塩は、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄、塩化亜鉛、硫酸亜鉛及び硝酸亜鉛からなる群より少なくとも1種選ばれることが好ましい。
これらのセシウム含有液中で生成されたプルシアンブルー型金属錯体は、セシウム含有廃液から極めて効率よくセシウムを吸着除去することができる。
また、セシウム含有液中で生成されるプルシアンブルー型金属錯体の量が、含有されるセシウムの吸着を十分なものとするように、プルシアンブルー型金属錯体原料としての、例えばヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩等は十分に配合する。
更に、前記ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩に対して、鉄または亜鉛の塩を、プルシアンブルー型金属錯体が反応生成される化学量論以上の量で添加することが望ましい。
プルシアン型金属錯体の生成としては、例えば、以下の反応式などが例示される。
Figure 2014117684
Figure 2014117684
これにより、添加配合されたヘキサシアノ鉄(II)酸錯体を、セシウムを除去するために用いるプルシアンブルー型金属錯体にセシウム含有廃液中で十分に形成することができるとともに、セシウム含有廃液から、沈殿槽13中でセシウム含有沈殿物等と処理液とに分離した際、該処理液中に残存するシアンの量を十分に少なくすることができる。
また、プルシアンブルー型金属錯体が生成された後の余剰の鉄または亜鉛イオンも、適正pHに調整すると水酸化物となって沈殿するため、最終的な処理液中に残存するシアンの残存量や鉄または亜鉛イオンの量も上記環境省令(水質汚濁防止法)に規定する排水基準を満たすこととなる。
従って、該処理液からシアン、鉄、亜鉛を除去するための更なる処理が必要ではなく、そのまま排水として放流することが可能となる。
また、プルシアンブルー型金属錯体の各原料をセシウム含有廃液反応槽11に配合した後、セシウム含有溶液中で生成されたプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるpH、好ましくは最も小さくなるpHに調整する。かかるpHとしては、pH4〜11である。かかるpHは、得られるプルシアンブルー型金属錯体の組成に依存して、決定することができる。
また、反応槽11内の溶液のpHの調整には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の適当なアルカリ溶液や、塩酸、硫酸等の酸溶液を用いることができる。
このように液のpHを調整することで、生成したプルシアンブルー型金属錯体にセシウムが吸着されたものを、当該液中で沈殿させることができる。
当該液中で生成した沈殿物は、沈降したり、液中に懸濁した状態で浮遊しているものもあるので、好ましくは、これらを効率よく分離するために、反応槽11の液を反応槽12に送入して高分子凝集剤を添加して沈殿物を凝集させて、次いで沈殿槽13にて沈殿物と処理液とに分離する。
高分子凝集剤としては、プルシアンブルー型金属錯体を凝集沈殿させるもことができるものであれば、特に限定されず公知の任意の高分子凝集剤を使用することができる。
沈殿槽13にて沈殿物と処理液とを分離する手段は、特に限定されず、例えば加圧ろ過、吸引ろ過、遠心分離等のろ過手段を適用することができる。次いで、処理液はバッファ槽14に送入されて、放流のために酸やアルカリを添加されてpHを調整し、放流される。
また、沈殿槽13にて分離された処理液中には、前記プルシアンブルー型金属錯体を形成するために添加配合した、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩由来のシアン及び、亜鉛または鉄の残存量が、十分に上記環境省令の排水基準を満足しているものである。
従って、処理液からシアンを除去するための、更なる処理、すなわち放流するために上記排水基準を満足するための処理を更に行なう必要は特にない。
(放流処理工程)
放流に際しては、図2に示すように、バッファ槽14からの処理液はそのまま放流されてもよいし(図2(a))、さらにMF膜装置16を通過させて放流してもよい(図2(b))。さらにまた、RO膜やイオン交換膜装置17を通過させて濃縮液を放流し、透過液をバッファ槽18に送入して、溶解槽1に循環させて再利用してもよい(図2(c))。
また、沈殿槽13で分離した上記セシウム含有沈殿物は濾過機15(例えば、フィルタープレス等)を用いて、固液分離脱水する。
また必要に応じて、濾過機15内に水Wを導入し、該沈殿物に残留する可溶成分を含有する水分を水Wで洗浄してもよい。この水Wでの洗浄は、濾過機15を加圧した状態で、沈殿物に一方向から水Wを圧送することにより、少ない水量で効率のよい洗浄を行うことができる。
得られた脱水ケーキ固形分はセシウムを含み、従って放射性セシウムも含むこととなり、専用保管容器に保管して管理する。
また、濾液は、反応槽11に配合して、濾液中に含有される微量の残存セシウム含有浮遊物質を低減するように循環させる。
このようにすることで、最終的に煤塵・焼却灰に含まれるセシウムを、有効に除去することが可能となり、結果として放射性セシウムの除去効率の向上に利することとなる。
本発明においては、セシウムを効率よく除去することができるため、結果としてセシウムの一部として含まれる放射性セシウムも効率よく除去されているものと十分に推認することが可能となり、放射性セシウムを含む煤塵・焼却灰から放射性セシウムを極めて有効に除去できる。
本発明を次の実施例及び試験例により説明するが、これらに限定されるものではない。
[使用原料]
(1)紺青
製品品番MILORI BLUE 905(大日精化工業株式会社製)の紺青を用いた。
(2)ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液
[Fe(CN)]・3HO(分子量422.39、キシダ化学株式会社製)4.22gを100ml純水に溶解して0.1モル/L溶液に調整して使用した。
(3)硫酸亜鉛溶液
キシダ化学株式会社製の0.1モル/L硫酸亜鉛溶液を使用した。
(4)塩化第二鉄溶液
FeCl・6HO(分子量270.30、昭和化学株式会社製)2.7gを100ml純水に溶解して0.1モル/L溶液に調整して使用した。
(5)ポリ塩化アルミニウム
多木化学工業株式会社製
(6)水酸化ナトリウム
試薬1級(米山薬品工業株式会社製)を使用した。
(7)硫酸
試薬特級(米山薬品工業株式会社製)を使用した。
(8)ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の調製
0.3モル/Lのヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液2L(リットル)に、38%(w/w)塩化第二鉄溶液340mlを添加して反応させ、25%水酸化ナトリウム溶液を用いて、該溶液をpH5.5に調整して、反応を促進させた。
該溶液を静置後、No.5Aのろ紙にて吸引ろ過して、反応物とろ液に分離した。
該反応物を水洗して、水洗後の液が硝酸銀による塩素定性反応を呈さなくなるまで、十分な水洗を行なった。
次いで、該反応物を80℃で乾燥し、乾燥した反応物を乳鉢にて粉砕することで、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)を得た。
(9)ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の調製
0.3モル/Lのヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液2L(リットル)に、0.1モル/Lの硫酸亜鉛溶液を4L添加して反応させ、25%水酸化ナトリウム溶液を用いて、該溶液をpH9に調整して、反応を促進させた。
該溶液を静置後、No.5Aのろ紙にて吸引ろ過して、反応物とろ液に分離した。
該反応物を水洗して、水洗後の液が塩化バリウムによる硫酸定性反応を呈さなくなるまで、十分な水洗を行なった。
次いで、該反応物を80℃で乾燥し、乾燥した反応物を乳鉢にて粉砕することで、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛を得た。
[試験試料溶液(1)](セシウム10mg/L溶液)
セシウム標準液(1000mg/L、和光純薬工業株式会社製)を用いて、純水にて希釈して、セシウム8.9mg/L液を調製し、試験試料溶液とした。
[試験試料溶液(2)] (セシウム1mg/L溶液)
セシウム標準液(1000mg/L、和光純薬工業株式会社製)を用いて、純水にて希釈して、セシウム0.93mg/L液を調製し、試験試料溶液とした。
A.試験試料溶液(1)(セシウム10mg/L溶液)
[実施例1〜4(ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムと硫酸亜鉛)]
図1の反応槽11に相当する反応容器に上記セシウム試料溶液(1)100mlに、0.1モル/Lの上記ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液と硫酸亜鉛溶液とをそれぞれ、表1に示す配合割合で添加した。
次いで、該各溶液のpHを、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の溶解度が小さくなるpH9.0に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の沈澱を生成した。
その後、該各溶液を反応槽12に相当する反応容器に導入し、高分子凝集剤(商品名:アコフロックA−150、MTアクアポリマー株式会社製)を1mg/L添加して、該各溶液中のヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の沈殿物を、沈殿容器で凝集させて静置した後、No5Aろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表1に示す。
Figure 2014117684
また、実施例3の処理液中のシアンの残存量を、JIS K0102−2008 38.1及び38.2に準じて測定した(「蒸留、4ピリジンカルボン酸ピラゾロン吸光光度法」)。
さらに、処理液中の金属(亜鉛)の含有量の測定は、以下の機器及び分析法により行った。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を、下記表6に示す。
[実施例5〜7(ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムと塩化第二鉄)]
図1の反応槽11に相当する反応容器に上記セシウム試料溶液(1)100mlに、0.1モル/Lの上記ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液と塩化第二鉄溶液とをそれぞれ表2に示す配合割合で添加した。
次いで、該各溶液のpHを、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の溶解度が小さくなるpH5.5に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の沈殿物を得た。
その後、該各溶液を反応槽12に相当する反応容器に入れて、高分子凝集剤(商品名:アコフロックA−150、MTアクアポリマー株式会社製)を1mg/L添加し、該各溶液中のヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の沈殿物を凝集させて静置した後、No5Aろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表2に示す。
Figure 2014117684
また、実施例6の処理液中のシアンの残存量を、JIS K0102−2008 38.1及び38.2に準じて測定した(「蒸留、4ピリジンカルボン酸ピラゾロン吸光光度法」)。
さらに、処理液中の金属(鉄)の含有量の測定は、以下の機器及び分析法により行った。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を、下記表6に示す。
[比較例1〜3(紺青)]
上記紺青を純水に分散させて10%紺青溶液を調製した。
図1の反応槽11に相当する反応容器に上記セシウム試料溶液(1)100mlを上記硫酸を用いてpH6に調整し、これに前記紺青溶液を表3に示す配合割合でそれぞれ添加して30分間撹拌した。
次いで、該各溶液に上記ポリ塩化アルミニウムを0.1ml/Lの配合割合で添加し、該溶液のpHを紺青と水酸化アルミニウムの溶解度が小さくなるpH6.0に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、紺青を含む水酸化アルミニウムの沈殿物を得た。
その後、No5Cろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表3に示す。
Figure 2014117684
[比較例4〜6(ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III))]
上記で調製したヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)を純水に分散して10%ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)溶液を調製した。
上記セシウム試料溶液(1)100mlを上記硫酸を用いてpH6に調整し、これに前記キサシアノ鉄(II)酸鉄(III)溶液をそれぞれ、表4に示す配合割合で添加して30分間撹拌した。
次いで、該各溶液に上記ポリ塩化アルミニウムを0.1ml/Lの配合割合で添加し、該溶液のpHをヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)と水酸化アルミニウムの溶解度が小さくなるpH6に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)を含む水酸化アルミニウムの沈澱を生成した。
その後、No5Cろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表4に示す。
Figure 2014117684
[比較例7〜9(ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛)]
上記で調製したヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛を純水に分散して10%ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛溶液を調製した。
上記セシウム試料溶液(1)100mlを1%上記水酸化ナトリウム溶液を用いてpH9に調整し、これに前記ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛溶液をそれぞれ、表5に示す配合割合で添加して30分間撹拌した。
次いで、該各溶液に上記塩化第二鉄溶液を塩化第二鉄換算で100mg/Lの配合割合で添加し、該溶液のpHをヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の溶解度が小さくなるpH9に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛を含む水酸化第二鉄の沈殿物を得た。
その後、No5Cろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表5に示す。
Figure 2014117684
[比較例10〜11]
上記実施例3のヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の沈殿を調製する際のpHを5.5に、また上記実施例6のヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の沈殿を調製する際のpHを9.0に変更した以外は、それぞれ上記実施例3及び6と同様に実施して、セシウム廃液中のセシウムを除去した。
処理液中の金属(比較例10は亜鉛、比較例11は鉄)とシアンの残存量を測定した。
なお、処理液中のシアンの残存量は、JIS K0102−2008 38.1及び38.2に準じて行なった(「蒸留、4ピリジンカルボン酸ピラゾロン吸光光度法」)。
さらに、処理液中の金属(比較例10は亜鉛、比較例11は鉄)の含有量の測定は、以下の機器及び分析法により行った。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を、上記実施例3及び実施例6の結果をともに、下記表6に示す。
Figure 2014117684
B.試験試料溶液(2)(セシウム1mg/L溶液)
[実施例8〜11(ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムと硫酸亜鉛)]
上記セシウム試料溶液(2)100mlに、0.1モル/Lの上記ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム溶液と硫酸亜鉛溶液とをそれぞれ、表7に示す配合割合で添加した。
次いで、該各溶液のpHを、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の溶解度が小さくなるpH9.0に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の沈澱を生成した。
その後、該各溶液に高分子凝集剤(商品名:アコフロックA−150、MTアクアポリマー株式会社製)を1mg/L添加して、該各溶液中のヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛の沈殿物を凝集させて静置した後、No5Aろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表7に示す。
Figure 2014117684
[実施例12〜14(ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウムと塩化第二鉄)]
上記セシウム試料溶液(2)100mlに、0.1モル/Lの上記ヘキサシアノ鉄(II)カリウム溶液と塩化第二鉄溶液とをそれぞれ、表8に示す配合割合で添加した。
次いで、該各溶液のpHを、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の溶解度が小さくなるpH5.5に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、ヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の沈澱を生成した。
その後、該各溶液に高分子凝集剤(商品名:アコフロックA−150、MTアクアポリマー株式会社製)を1mg/L添加して、該各溶液中のヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)の沈殿物を凝集させて静置した後、No5Aろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表8に示す。
Figure 2014117684
[比較例12〜14(紺青)]
上記紺青を純水に分散させて10%紺青溶液を調製した。
上記セシウム試料溶液(2)100mlを上記硫酸を用いてpH6に調整し、これに前記紺青溶液を表9に示す配合割合でそれぞれ添加して30分間撹拌した。
次いで、該各溶液に上記ポリ塩化アルミニウムを0.1ml/Lの配合割合で添加し、該溶液のpHを紺青と水酸化アルミニウムの溶解度が小さくなるpH6.0に、1%の上記水酸化ナトリウム溶液を用いて調整して、紺青を含む水酸化アルミニウムの沈殿物を得た。
その後、No5Cろ紙を用いてろ過し、ろ液を処理液として、含まれるセシウムの含有量をそれぞれ測定した。
なお、セシウム含有量の測定は、以下の機器及び分析方法により測定した。
・分析機器:ICP質量分析計(メーカー:パーキンエルマー社)、
型式:ELAN DRC−e
・性能 :質量範囲1−270amu
・検出部 :2ステージディスクリート形
・分析方法:ICP質量分析法
その結果を表9に示す。
Figure 2014117684
上記表1〜2と表3〜5、また表7〜8と表9とを比較すると、本発明の実施例のほうが、比較例よりも試料溶液を処理した後の処理液に含まれるセシウムの残存量が少なくなっていることがわかる。
このように、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、亜鉛又は鉄の塩とから調製されるヘキサシアノ鉄(II)酸亜鉛又はヘキサシアノ鉄(II)酸鉄(III)を、セシウム含有溶液に添加するよりも、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、亜鉛又は鉄の塩とをそれぞれ直接セシウム含有溶液に添加するほうが、処理液中に含まれるセシウムを低減することが可能である。
また、表6より、本発明の実施例によれば、処理液中に含まれている化学量論以上に添加した金属(亜鉛または鉄)およびシアンの残存量が、上記環境省令による排水基準を十分に満足していることがわかる。
本発明は、既存のセメント製造設備を利用して、セシウムを含むとともにその他の重金属を含む産業廃棄物や災害廃棄物を焼却して得られたセシウム等を含む煤塵・焼却灰に適用することができ、簡便に効率よくセシウム等を除去することができるものであり、従って放射性セシウムも有効に除去処理できるものとなる。
1・・・溶解槽
2、7、15・・・濾過装置
3、8、14、18・・・バッファ槽
4、5、11、12・・・反応槽
6、13・・・沈殿槽
9、16・・・精密濾過膜(MF)装置
10・・・逆浸透膜(RO)装置
17・・・イオン交換膜または逆浸透膜(RO)装置
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水に添加してスラリーとし、次いで該スラリーを濾過して固液分離し、得られたセシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整し、これに高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成させて該沈殿物とセシウム含有廃液とに分離し、得られたセシウム含有廃液に、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄から成る群より選ばれるの塩または塩化亜鉛、硫酸亜鉛及び硝酸亜鉛からなる群より選ばれる亜鉛の塩とを、前記ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩に対して前記鉄または亜鉛の塩をプルシアンブルー型金属錯体が生成される化学量論以上の量で添加配合して該廃液中で下記式で示される反応式によるプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該プルシアンブルー型金属錯体に該廃液中のセシウムを吸着させ、該廃液のpHを前記プルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、当該pH調整によりプルシアンブルー型金属錯体と該廃液中の余剰の鉄または亜鉛を水酸化物として同時に沈殿させ、該廃液中で生成した沈殿物を分離して、沈殿物と処理液とに分離し、次いで、前記処理液のpHを5〜9に調整することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
Figure 2014117684
好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、pHを5〜9に調整した処理液をさらに濾過することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、前記沈殿物を、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを得られたセシウム含有廃液に添加配合することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
また好適には、上記本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法においては、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩は、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム及び/又はヘキサシアノ鉄(II)酸ナトリウムであることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法である。
本発明のセシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置は、セシウムを含む煤塵・焼却灰を水と混合してスラリーとする溶解槽1、該スラリーを濾過して固液分離してセシウム含有濾液を得る濾過装置2、該セシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整する反応槽4、次いで高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成する反応槽5、該重金属沈殿物とセシウム含有廃液とに分離する沈殿槽6、該セシウム含有廃液でプルシアンブルー型金属錯体が生成されるように、プルシアンブルー型金属錯体の各原料であるヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄から成る群より選ばれる鉄の塩または塩化亜鉛、硫酸亜鉛及び硝酸亜鉛からなる群より選ばれる亜鉛の塩とを、前記ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩に対して前記鉄または亜鉛の塩をプルシアンブルー型金属錯体が生成される化学量論以上の量で該セシウム含有廃液に配合して、該廃液中で上記式で示される反応式によるプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該プルシアンブルー型金属錯体に該廃液中のセシウムを吸着させ、該廃液のpHがプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整する反応槽11、セシウム含有沈殿物、該セシウム含有沈殿物と処理液とに分離する沈殿槽13、該処理液のpHを5〜9に調整するバッファ槽14とを備えることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置である。

Claims (7)

  1. セシウムを含む煤塵・焼却灰を水に添加してスラリーとし、次いで該スラリーを濾過して固液分離し、得られたセシウム含濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整し、これに高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成させて該沈殿物とセシウム含有廃液とに分離し、得られたセシウム含有廃液に、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを添加配合して該廃液中でプルシアンブルー型金属錯体を形成させ、次いで該廃液のpHをプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整し、該廃液中で生成した沈殿物を分離して、沈殿物と処理液とに分離し、次いで、前記処理液のpHを5〜9に調整することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  2. 請求項1記載のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法において、pHを5〜9に調整した処理液をさらに濾過することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  3. 請求項1または2記載のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法において、前記ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩に対して、鉄または亜鉛の塩を、プルシアンブルー型金属錯体が生成される化学量論以上の量で添加することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  4. 請求項1〜3いずれかの項記載のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法において、前記沈殿物を、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩と、鉄または亜鉛の塩とを得られたセシウム含有廃液に添加配合することを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  5. 請求項1〜4いずれかの項記載のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法において、ヘキサシアノ鉄(II)酸錯体の塩は、ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム及び/又はヘキサシアノ鉄(II)酸ナトリウムであり、鉄または亜鉛の塩は、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄、塩化亜鉛、硫酸亜鉛及び硝酸亜鉛からなる群より選ばれることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  6. 請求項1〜5いずれかの項記載のセシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法において、処理液中のシアン及び、亜鉛または鉄の残存濃度を環境省令(平成24年5月23日環境省令第15号)による排水基準以下とすることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰の処理方法。
  7. セシウムを含む煤塵・焼却灰を水と混合してスラリーとする溶解槽1、該スラリーを濾過して固液分離してセシウム含有濾液を得る濾過装置2、該セシウム含有濾液にpH調整剤を添加してpH9〜12に調整する反応槽4、次いで高分子凝集剤を添加してセシウム以外の重金属沈殿物を生成する反応槽5、該重金属沈殿物とセシウム含有廃液とに分離する沈殿槽6、該セシウム含有廃液でプルシアンブルー型金属錯体が生成されるように、プルシアンブルー型金属錯体の各原料を該セシウム含有廃液に配合して、該廃液のpHがプルシアンブルー型金属錯体の溶解度が小さくなるように調整する反応槽11、セシウム含有沈殿物、該セシウム含有沈殿物と処理液とに分離する沈殿槽13、該処理液のpHを5〜9に調整するバッファ槽14とを備えることを特徴とする、セシウムを含む煤塵・焼却灰処理装置。
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