JP2014117033A - Electric vehicle drive device - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーシングのシール性能を向上できる電動車両駆動装置を提供すること。
【解決手段】この電動車両駆動装置10は、ロータ13bおよびステータ13aから成るモータ13と、モータ13を収容するケーシング11とを備える。また、電動車両駆動装置10は、ケーシング本体111に形成された油溝から成る冷却油流路182に冷却油を循環させてモータ13を冷却するモータ冷却構造18を備える。また、電動車両駆動装置10は、ケーシング本体111を貫通する貫通孔192とステータ13aに設けられた係合穴193との間に係合部材191を介在させてケーシング11に対するステータ13aの相対変位を拘束するモータ固定構造19を備える。また、ケーシング本体111が、冷却油流路182の溝開口部と貫通孔192の開口部とを同一面上に有すると共に、係合部材191と貫通孔192との隙間を封止するシール部材194を有する。
【選択図】図5An electric vehicle drive device capable of improving the sealing performance of a casing is provided.
An electric vehicle driving apparatus includes a motor including a rotor and a stator, and a casing that houses the motor. In addition, the electric vehicle drive device 10 includes a motor cooling structure 18 that cools the motor 13 by circulating the cooling oil through a cooling oil passage 182 formed of an oil groove formed in the casing body 111. In addition, the electric vehicle drive device 10 causes the relative displacement of the stator 13a relative to the casing 11 by interposing an engagement member 191 between a through hole 192 that penetrates the casing body 111 and an engagement hole 193 provided in the stator 13a. A motor fixing structure 19 for restraining is provided. The casing body 111 has the groove opening of the cooling oil passage 182 and the opening of the through hole 192 on the same plane, and seal member 194 that seals the gap between the engaging member 191 and the through hole 192. Have
[Selection] Figure 5
Description
この発明は、電動車両駆動装置に関し、さらに詳しくは、ケーシングのシール性能を向上できる電動車両駆動装置に関する。 The present invention relates to an electric vehicle drive device, and more particularly to an electric vehicle drive device capable of improving the sealing performance of a casing.
電動車両のインホイールモータに用いられる従来の電動車両駆動装置では、ケーシングの内周面にモータのステータを固定して設置する構成が採用されている。かかる従来の電動車両駆動装置として、特許文献1に記載される技術が知られている。 In the conventional electric vehicle drive device used for the in-wheel motor of an electric vehicle, the structure which fixes and installs the stator of a motor on the internal peripheral surface of a casing is employ | adopted. As such a conventional electric vehicle drive device, a technique described in Patent Document 1 is known.
ここで、電動車両駆動装置では、モータを保護するために、ケーシングのシール性能を向上すべき要請がある。 Here, in an electric vehicle drive device, in order to protect a motor, there exists a request | requirement which should improve the sealing performance of a casing.
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ケーシングのシール性能を向上できる電動車両駆動装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide an electric vehicle drive device capable of improving the sealing performance of the casing.
上記目的を達成するため、この発明にかかる電動車両駆動装置は、ロータおよびステータから成るモータと、前記モータを収容するケーシングとを備える電動車両駆動装置であって、前記ケーシングに形成された油溝から成る前記冷却油流路に冷却油を循環させて前記モータを冷却するモータ冷却構造と、前記ケーシングを貫通する貫通孔と前記ステータに設けられた係合穴との間に係合部材を介在させて前記ケーシングに対する前記ステータの相対変位を拘束するモータ固定構造とを備え、且つ、前記ケーシングが、前記冷却油流路の溝開口部と前記貫通孔の開口部とを同一面上に有すると共に、前記係合部材と前記貫通孔との隙間を封止するシール部材を有することを特徴とする。 To achieve the above object, an electric vehicle driving apparatus according to the present invention is an electric vehicle driving apparatus including a motor including a rotor and a stator, and a casing for housing the motor, and an oil groove formed in the casing. An engagement member is interposed between a motor cooling structure that circulates cooling oil through the cooling oil flow path and that cools the motor, and a through hole that penetrates the casing and an engagement hole provided in the stator. A motor fixing structure that restrains relative displacement of the stator with respect to the casing, and the casing has a groove opening of the cooling oil passage and an opening of the through hole on the same plane. And a sealing member for sealing a gap between the engagement member and the through hole.
この発明にかかる電動車両駆動装置では、シール部材が、係合部材と貫通孔との隙間を封止するので、第二冷却油流路の冷却油がケーシング本体と外殻との接合面の隙間から貫通孔に浸入したときに、この冷却油が貫通孔を通り抜けてケーシング本体の内部に浸入する事態が防止される。これにより、貫通孔からのケーシング内部への冷却油の浸入が防止されて、ケーシングのシール性能が向上する利点がある。 In the electric vehicle drive device according to the present invention, since the seal member seals the gap between the engagement member and the through hole, the cooling oil in the second cooling oil flow path is the gap in the joint surface between the casing body and the outer shell. This prevents the cooling oil from passing through the through hole and entering the inside of the casing body when it enters the through hole. Accordingly, there is an advantage that the cooling oil is prevented from entering the casing from the through hole, and the sealing performance of the casing is improved.
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。 Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to the embodiments. Further, the constituent elements of this embodiment include those that can be replaced while maintaining the identity of the invention and that are obvious for replacement. In addition, a plurality of modifications described in this embodiment can be arbitrarily combined within a range obvious to those skilled in the art.
[電動車両駆動ユニット]
図1は、電動車両駆動ユニットを示す斜視図である。図2は、図1に記載した電動車両駆動ユニットを示す背面図である。図3は、図2に記載した電動車両駆動ユニットを示すA−A視断面図である。なお、図1は、電動車両駆動装置10から一対の端子箱113、114のうちの一方(端子箱113)を取り外した状態を示している。
[Electric vehicle drive unit]
FIG. 1 is a perspective view showing an electric vehicle drive unit. FIG. 2 is a rear view showing the electric vehicle drive unit shown in FIG. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA of the electric vehicle drive unit illustrated in FIG. 2. FIG. 1 shows a state where one of the pair of
電動車両駆動ユニット100は、例えば、電気自動車、ハイブリット自動車、電動四輪駆動車などの電動車両のホイール(図示省略)に装着されて、ホイールの制駆動系を構成する。この電動車両駆動ユニット100は、図1および図2に示すように、インホイールモータである電動車両駆動装置10と、サスペンション部20と、ブレーキ30とを備える。
The electric
電動車両駆動装置10は、ロータにて電動車両のホイールに動力伝達可能に連結され、このロータを回転させてホイールに駆動力を付与する。なお、電動車両駆動装置10は、例えば、減速機構を有する方式を採用しても良いし、減速機構を有さないダイレクトドライブ方式を採用しても良い。この電動車両駆動装置10の構成については、後述する。
The electric
サスペンション部20は、電動車両駆動装置10と車両の車体(図示省略)とを連結する緩衝機構であり、電動車両駆動装置10のケーシング11に固定される。図1および図2の構成では、サスペンション部20が、例えば、ダブルウィッシュボーン式サスペンションから構成されている。
The
ブレーキ30は、ブレーキディスク31とブレーキキャリパ32とを備える。ブレーキディスク31は、電動車両駆動装置10のロータに固定されて、ロータと共に回転する。ブレーキキャリパ32は、電動車両駆動装置10のステータに固定され、また、ブレーキディスク31を挟み込む位置に配置される。このブレーキキャリパ32は、ブレーキディスク31を保持して摩擦接触することにより、電動車両駆動装置10のロータ(電動車両のホイール)に制動力を付与し、また、ブレーキディスク31を開放することにより、ロータに対する制動力を解除する。
The
[電動車両駆動装置]
電動車両駆動装置10は、上記のように、電動車両駆動ユニット100のインホイールモータに適用される。図3に示すように、この電動車両駆動装置10は、ケーシング11と、第一モータ12および第二モータ13と、変速機構14と、減速機構15と、ホイール軸受16と、制御装置17とを備える。
[Electric vehicle drive device]
The electric
ケーシング11は、ケーシング本体111と、外殻112とから構成される(図1および図3参照)。ケーシング本体111は、有底の円筒部材であり、第一モータ12、第二モータ13および変速機構14を収容する。外殻112は、ケーシング本体111の胴部外周に嵌合する円筒部材であり、ケーシング本体111の側面との間に後述する冷却油流路181〜183を形成する。
The
また、ケーシング11は、一対の端子箱(電源端子ボックス)113、114を有する。これらの端子箱113、114は、電動車両駆動装置10の内部配線と、外部電源や信号配線などの外部配線との接続端子を収容する箱であり、ケーシング11の外面に配置される。なお、電動車両駆動装置10の内部配線は、ケーシング本体111および外殻112に設けられた開口部115を介して端子箱113、114の端子に接続する。
The
第一モータ12および第二モータ13は、ケーシング11内にて、同軸上かつ隔壁を介して隣り合って配置される。また、第一モータ12は、第一ステータ12aおよび第一ロータ12bを一組として構成され、また、第二モータ13は、第二ステータ13aおよび第二ロータ13bを一組として構成される。また、第一ステータ12aおよび第二ステータ13aが、ケーシング本体111の内壁に固定されて支持される。また、第一ロータ12bおよび第二ロータ13bが、第一ステータ12aおよび第二ステータ13aにそれぞれ組み付けられて配置される。なお、第一モータ12および第二モータ13は、配線および端子箱113、114の端子を介して外部電源および制御装置17に接続される。
The
変速機構14は、減速比(入力軸の回転速度/出力軸の回転速度)を変更して出力する機構であり、第一モータ12および第二モータ13に連結される。例えば、図3の構成では、変速機構14が、ローギアとなる第一変速状態とハイギアとなる第二変速状態とを連続的に切り替え得る二段変速機であり、第一モータ12および第二モータ13に対応する一対の遊星歯車機構、ワンウェイクラッチを実現するクラッチ装置などから構成されている。なお、クラッチ装置は、配線および端子箱113、114の端子を介して外部電源および制御装置17に接続される。
The
減速機構15は、回転速度を減速して出力する機構であり、変速機構14に連結される。例えば、図3の構成では、減速機構15が、サンギア、ピニオンギア、キャリアおよびリングギアを含む歯車機構であり、ケーシング11の端部に設置されて変速機構14に連結されている。
The
ホイール軸受16は、電動車両のホイールを取り付るための軸受であり、減速機構15の回転軸に取り付けられる。
The wheel bearing 16 is a bearing for mounting the wheel of the electric vehicle, and is attached to the rotating shaft of the
制御装置17は、電動車両駆動装置10の動作を制御する装置であり、例えば、マイクロコンピュータから構成される。例えば、図3の構成では、制御装置17が、第一モータ12および第二モータ13を駆動制御して、第一モータ12および第二モータ13の回転速度、回転方向および出力を制御できる。
The
この電動車両駆動装置10では、制御装置17が、外部電源からの電力供給により第一モータ12および第二モータ13を駆動すると、第一モータ12および第二モータ13の動力が変速機構14および減速機構15を介してホイール軸受16に伝達される。これにより、ホイール軸受16に取り付けられたホイール(図示省略)が回転して、電動車両が走行する。
In this electric
また、制御装置17が、第一モータ12および第二モータ13の駆動状態を制御することにより、第一変速状態および第二変速状態を実現できる。
Further, the
第一変速状態では、変速機構14がローギア状態となり、変速機構14の減速比を大きくして出力トルクを大きくできる。具体的には、制御装置17が、第一モータ12および第二モータ13の双方を駆動する。このとき、第一モータ12および第二モータ13が逆方向のトルクを発生する。この第一変速状態は、例えば、電動車両が坂道発進時や登坂時にて大きな駆動力を必要とする場合などに用いられる。
In the first speed change state, the
第二変速状態では、変速機構14がハイギア状態となり、変速機構14の減速比を小さくして出力軸の回転数を大きくできる。具体的には、制御装置17が、第一モータ12および第二モータ13の双方を駆動する。このとき、第一モータ12および第二モータ13が同一方向のトルクを発生する。この第二変速状態は、例えば、電動車両の高速走行時などに用いられる。
In the second speed change state, the
また、電動車両の減速走行時や慣性走行時にて、制御装置17が、前輪からの外力(電動車両の運動エネルギー)を入力として第一モータ12および第二モータ13を駆動することにより、第一モータ12および第二モータ13が発電機として機能する。これにより、回生電力が取得されて外部電源の充電が行われる(回生運転状態)。
Further, when the electric vehicle is decelerating or inertially traveling, the
[モータ冷却構造]
図4は、図1に記載した電動車両駆動装置のモータ冷却構造を示す説明図である。同図は、図1の電動車両駆動ユニット100から、電動車両駆動装置10のケーシング11の外殻112および一方の端子箱113、サスペンション部20、ブレーキ30のブレーキディスク31などを取り外した状態を示している。
[Motor cooling structure]
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a motor cooling structure of the electric vehicle driving apparatus shown in FIG. The figure shows a state in which the
図4に示すように、電動車両駆動装置10は、第一モータ12および第二モータ13を冷却するためのモータ冷却構造18を有する。
As shown in FIG. 4, the electric
このモータ冷却構造18は、ケーシング本体111の外周面に形成された複数の冷却油流路181〜183と、外殻112に設けられた冷却油の供給口184および排出口185とから構成される。
The
複数の冷却油流路181〜183は、第一冷却油流路181、第二冷却油流路182および連結流路183から構成される。これらの冷却油流路181〜183は、ケーシング本体111の外周面に形成された溝であり、ケーシング本体111と外殻112との組立状態(図3参照)にて、ケーシング本体111と外殻112との間に密閉された油路を形成する。例えば、図4の構成では、第一冷却油流路181および第二冷却油流路182が、ケーシング本体111の外周面を周回する螺旋溝であり、第一モータ12(第一ステータ12a)および第二モータ13(第二ステータ13a)を囲む位置にそれぞれ配置されている。また、第一冷却油流路181と第二冷却油流路182との間に、油溝を有さない緩衝領域186が形成されている。また、この緩衝領域186には、上記した配線用の開口部115が配置されている。また、連結流路183が、緩衝領域186を横断して第一冷却油流路181と第二冷却油流路182とを連結している。これにより、ケーシング本体111の外周面に、第一冷却油流路181、第二冷却油流路182および連結流路183からから成る1本の油路が形成されている。
The plurality of cooling
供給口184および排出口185は、冷却油流路181〜183に対する冷却油の出入口であり、図1に示すように、ケーシング11の側面に配置される。また、図4に示すように、供給口184が第一冷却油流路181に開口し、排出口185が、第二冷却油流路182に開口する。このとき、供給口184および排出口185が、連通する一本の冷却油流路181〜183の始端と終端とにそれぞれ開口することにより、この一本の冷却油流路181〜183の出入口を構成する。
The
また、電動車両駆動ユニット100が、冷却油循環装置40を備える。この冷却油循環装置40は、上記のモータ冷却構造18に冷却油を循環させる装置であり、例えば、電動車両の車体に設置される。また、冷却油循環装置40は、冷却油を供給するためのオイルポンプを備える(図示省略)。また、冷却油循環装置40は、配管41を介してモータ冷却構造18の供給口184に接続し、また、配管42を介して排出口185に接続する。
In addition, the electric
上記の構成では、電動車両駆動装置10の稼働時にて、冷却油循環装置40が、配管41を介してモータ冷却構造18の供給口184に冷却油を供給し、また、配管42を介してモータ冷却構造18の排出口185から冷却油を回収する。すると、冷却油が、供給口184から第一冷却油流路181に供給され、連結流路183および第二冷却油流路182を通って排出口185から排出される。これにより、冷却油が循環して、第一モータ12および第二モータ13が冷却される。
In the above configuration, the cooling
また、上記のように、第一冷却油流路181および第二冷却油流路182がケーシング本体111の外周面を周回する螺旋溝から成り、供給口184から第一冷却油流路181、連結流路183および第二冷却油流路182を通って排出口185に至る1本の冷却油路が形成される。かかる構成では、冷却油の流量を低減でき、また、冷却油の攪拌抵抗を低減できる。これにより、第一モータ12および第二モータ13の冷却特性が向上する。
Further, as described above, the first
[モータ固定構造]
図5は、図1に記載したモータ固定構造を示す説明図である。同図は、一例として、第二モータ13のモータ固定構造19の拡大図を示している。
[Motor fixing structure]
FIG. 5 is an explanatory view showing the motor fixing structure shown in FIG. The figure has shown the enlarged view of the
なお、第一モータ12のモータ固定構造については、第二モータ13のモータ固定構造19と同様であるので、その記載を省略する。そこで、以下の説明では、第二モータ13、第二ステータ13aおよび第二ロータ13bを一般化して、単にモータ13、ステータ13aおよびロータ13bと呼ぶ。
Since the motor fixing structure of the
モータ固定構造19は、ケーシング11に対するステータ13aの相対変位を拘束する構造である。ケーシング11とステータ13aとの相対変位としては、ロータ13bの回転方向にかかるステータ13aの周方向変位、ロータ13bの回転軸方向にかかるステータ13aの軸方向変位が挙げられる。このモータ固定構造19は、ケーシング11を貫通する貫通孔192と、ステータ13aに設けられた係合穴193との間に、係合部材191を介在させて配置することにより構成される。
The
例えば、図5の構成では、係合部材191が、短尺かつ柱状のピンであり、例えば、折れ難い金属製の円柱部材から構成されている(後述する図6参照)。また、係合部材191が、ケーシング本体111に開けられた貫通孔192に挿入されて配置されている。また、貫通孔192が、ケーシング本体111をステータ13aの径方向(モータ13の回転軸に直交する方向)に貫通する孔であり、例えば、鋳造されたケーシング本体111をドリル加工して開けられている。また、係合穴193が、ステータ13aの外周面に形成された凹部であり、ステータ13aの成形時に一体形成されている。
For example, in the configuration of FIG. 5, the
また、モータ13をケーシング11に組み付けた状態にて、ケーシング本体111の貫通孔192とステータ13aの係合穴193とが同位置にある。また、係合部材191が、貫通孔192に挿入されて嵌合し、また、ケーシング本体111の内周面から頂部を突出させてステータ13aの係合穴193に嵌合している。また、ケーシング11の外殻112がケーシング本体111の外周面を覆って配置されて、貫通孔192の一方の開口部が外殻112により塞がれている。これにより、係合部材191の貫通孔192からの抜け止めが施されている。
Further, in a state where the
なお、電動車両駆動装置10の組立工程では、まず、ステータ13aが、ケーシング本体111に固定される。次に、係合部材191が、ケーシング本体111の外周面側から貫通孔192に差し込まれてステータ13aの係合穴193に嵌め合わされる。その後に、外殻112がケーシング本体111に取り付けられて、貫通孔192が塞がれる。
In the assembly process of the electric
かかるモータ固定構造19において、モータ13の稼働時には、ロータ13bの回転やロータ13bに作用する外力に起因して、ステータ13aの周方向および軸方向に反力が作用する。このとき、係合部材191がケーシング本体111の貫通孔192とステータ13aの係合穴193との間に介在して配置されることにより、ケーシング本体111に対するステータ13aの位置ずれが防止される。
In the
なお、一般に、ステータをケーシング本体に固定する場合には、焼き嵌め(収縮締結)が用いられる。しかしながら、ケーシング本体がアルミニウム材から成る構成では、ステータとケーシング本体との膨張率の相異に起因して、収縮締結が緩む可能性もある。このとき、上記のモータ固定構造19を採用することにより、ステータ13aをケーシング本体111に対して適正に固定できる。
In general, when the stator is fixed to the casing body, shrink fitting (shrinkage fastening) is used. However, in the configuration in which the casing body is made of an aluminum material, shrinkage fastening may be loosened due to the difference in expansion rate between the stator and the casing body. At this time, the
[貫通孔のシール構造]
上記のように、この電動車両駆動装置10のモータ冷却構造18では、ケーシング11が、ケーシング本体111の外周面に油溝から成る複数の冷却油流路181〜183を有している(図4参照)。そして、これらの冷却油流路181〜183に冷却油が循環することにより、モータ12、13の冷却が行われている。
[Through-hole seal structure]
As described above, in the
ここで、モータ冷却構造18と上記のモータ固定構造19とを併用する構成では、図5に示すように、冷却油流路181〜183の溝開口部と、貫通孔192の開口部とがケーシング本体111の同一面上に配置される場合がある。例えば、図5の構成では、第二モータ13を冷却するための第二冷却油流路182が、ケーシング本体111の外周面に沿って螺旋状に延在し、モータ固定構造19の貫通孔192が、周回する第二冷却油流路182の間に配置されてケーシング本体111を貫通している。そして、外殻112が、第二冷却油流路182の溝開口部と貫通孔192の開口部とを塞ぐように、ケーシング本体111の外周面を覆って配置されている。
Here, in the configuration in which the
かかる構成では、第二冷却油流路182の冷却油が、ケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間から貫通孔192に浸入する場合がある(後述する図6参照)。
In such a configuration, the cooling oil in the second
そこで、この電動車両駆動装置10では、冷却油が貫通孔192を通ってケーシング本体111の内部に浸入する事態を防止するために、以下のシール構造を採用している。
Therefore, in the electric
図6は、図5に記載したモータ固定構造における貫通孔のシール構造を示す拡大図である。図7および図8は、図5に記載した係合部材を示す説明図である。これらの図において、図6は、第二冷却油流路182の冷却油が貫通孔192に浸入する様子を示している。また、図7は、単体の係合部材191を示し、図8は、シール部材194を装着した係合部材191を示している。
FIG. 6 is an enlarged view showing a seal structure of a through hole in the motor fixing structure shown in FIG. 7 and 8 are explanatory views showing the engaging member shown in FIG. In these drawings, FIG. 6 shows a state in which the cooling oil in the second
この電動車両駆動装置10では、図6に示すように、モータ固定構造19が、係合部材191と貫通孔192との隙間を封止するシール部材194を備える。かかる構成では、第二冷却油流路182の冷却油がケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間から貫通孔192に浸入したときに、この冷却油が貫通孔192を通り抜けてケーシング本体111の内部に流入する事態が防止される。
In this electric
例えば、図6〜8の構成では、図7に示すように、係合部材191が短尺な円筒形状のピンであり、その側面に周溝1911を有している。また、図8に示すように、シール部材194がゴム製のOリングであり、係合部材191の周溝1911に嵌め合わされて配置されている。また、図6に示すように、シール部材194を有する係合部材191が、貫通孔192に挿入されて配置されている。このとき、シール部材194が係合部材191の外周面(周溝1911)と貫通孔192の内周面との間に挟み込まれることにより、係合部材191と貫通孔192との隙間が封止されている。
For example, in the configurations of FIGS. 6 to 8, as shown in FIG. 7, the engaging
なお、図6の構成では、ケーシング11が、ケーシング本体111の外周面であって第二冷却油流路182をモータ軸方向から挟み込む位置に形成された一対の周溝195、195と、これらの周溝195、195に嵌め込まれたシール部材196とを備えている。そして、ケーシング11の組立状態にて、シール部材196がケーシング本体111と外殻112との接合面間に挟み込まれることにより、ケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間が封止されている。これにより、第二冷却油流路182の冷却油が、ケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間を通ってケーシング11の外部に漏出する事態が防止されている。
In the configuration of FIG. 6, the
なお、図6〜図8の構成では、上記のように、係合部材191が周溝1911を有し、この周溝1911にシール部材194が嵌め合わされて配置されている。しかし、これに限らず、貫通孔192の内周面に周溝が形成され、この周溝にシール部材194が嵌め合わされて配置されても良い(図示省略)。したがって、シール部材194は、係合部材191に設置されても良いし、貫通孔192に設置されても良い。
6 to 8, the engaging
また、シール部材194として、ゴム製のOリングが用いられることが好ましい。かかる構成では、係合部材191の設置状態にて、シール部材194が弾性変形して係合部材191および貫通孔192の周面に付勢する。これにより、振動等に対するシール性能の耐久性が適正に確保される。
Moreover, it is preferable to use a rubber O-ring as the
[効果]
以上説明したように、この電動車両駆動装置10は、ロータ12b、13bおよびステータ12a、13aから成るモータ12、13と、モータ12、13を収容するケーシング11とを備える(図3参照)。また、電動車両駆動装置10は、ケーシング11(ケーシング本体111)に形成された油溝から成る冷却油流路181〜183に冷却油を循環させてモータ12、13を冷却するモータ冷却構造18を備える(図4参照)。また、電動車両駆動装置10は、ケーシング11(ケーシング本体111)を貫通する貫通孔192とステータ13a(12a)に設けられた係合穴193との間に係合部材191を介在させてケーシング11に対するステータ13a(12a)の相対変位を拘束するモータ固定構造19を備える(図5参照)。また、ケーシング11(ケーシング本体111)が、冷却油流路182(181)の溝開口部と貫通孔192の開口部とを同一面上に有すると共に、係合部材191と貫通孔192との隙間を封止するシール部材194を有する。
[effect]
As described above, the electric
かかる構成では、シール部材194が、係合部材191と貫通孔192との隙間を封止するので、第二冷却油流路182の冷却油がケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間から貫通孔192に浸入したときに、この冷却油が貫通孔192を通り抜けてケーシング本体111の内部に浸入する事態が防止される(図6参照)。これにより、貫通孔192からのケーシング11内部への冷却油の浸入が防止されて、ケーシング11のシール性能が向上する利点がある。
In such a configuration, the
また、この電動車両駆動装置10では、シール部材194が、係合部材191と貫通孔192との間に介在して配置されたOリングである(図6参照)。かかる構成では、接着剤をシール部材として用いて貫通孔に充填する構成(図示省略)と比較して、振動等に起因するシール部材194の破損が抑制される利点がある。特に、電動車両駆動装置10は、車両の車輪に配置されるため、振動等に対するシール性能の耐久性にかかる要求が厳しい。
Moreover, in this electric
また、この電動車両駆動装置10では、ケーシング11が、冷却油流路182および貫通孔192を有するケーシング本体111と、ケーシング本体111を覆って冷却油流路182の溝開口部と貫通孔192の開口部とを塞ぐ外殻112とを備える(図6参照)。かかる構成では、第二冷却油流路182の冷却油が、ケーシング本体111と外殻112との接合面の隙間から貫通孔192に浸入し易い。したがって、シール部材194を有する構成が、上記の構成に採用されることにより、ケーシング11内部への冷却油の浸入防止効果が顕著に得られる利点がある。
Further, in the electric
10:電動車両駆動装置、11:ケーシング、111:ケーシング本体、112:外殻、113、114:端子箱、115:開口部、12:第一モータ、12a:第一ステータ、12b:第一ロータ、13:第二モータ、13a:第二ステータ、13b:第二ロータ、14:変速機構、15:減速機構、16:ホイール軸受、17:制御装置、18:モータ冷却構造、181:第一冷却油流路、182:第二冷却油流路、183:連結流路、184:供給口、185:排出口、186:緩衝領域、19:モータ固定構造、191:係合部材、1911:周溝、192:貫通孔、193:係合穴、194:シール部材、195:周溝、196:シール部材、20:サスペンション部、30:ブレーキ、31:ブレーキディスク、32:ブレーキキャリパ、40:冷却油循環装置、41、42:配管、100:電動車両駆動ユニット DESCRIPTION OF SYMBOLS 10: Electric vehicle drive device, 11: Casing, 111: Casing main body, 112: Outer shell, 113, 114: Terminal box, 115: Opening part, 12: 1st motor, 12a: 1st stator, 12b: 1st rotor , 13: second motor, 13a: second stator, 13b: second rotor, 14: speed change mechanism, 15: speed reduction mechanism, 16: wheel bearing, 17: control device, 18: motor cooling structure, 181: first cooling Oil flow path, 182: second cooling oil flow path, 183: connection flow path, 184: supply port, 185: discharge port, 186: buffer region, 19: motor fixing structure, 191: engagement member, 1911: circumferential groove , 192: through hole, 193: engagement hole, 194: seal member, 195: circumferential groove, 196: seal member, 20: suspension part, 30: brake, 31: brake disc, 32: brake Yaripa, 40: cooling oil circulation device, 41: piping, 100: electric vehicle drive unit
Claims (4)
前記ケーシングに形成された油溝から成る冷却油流路に冷却油を循環させて前記モータを冷却するモータ冷却構造と、
前記ケーシングを貫通する貫通孔と前記ステータに設けられた係合穴との間に係合部材を介在させて前記ケーシングに対する前記ステータの相対変位を拘束するモータ固定構造とを備え、且つ、
前記ケーシングが、前記冷却油流路の溝開口部と前記貫通孔の開口部とを同一面上に有すると共に、前記係合部材と前記貫通孔との隙間を封止するシール部材を有することを特徴とする電動車両駆動装置。 An electric vehicle drive device comprising a motor composed of a rotor and a stator, and a casing for housing the motor,
A motor cooling structure for cooling the motor by circulating cooling oil through a cooling oil passage formed of an oil groove formed in the casing;
A motor fixing structure that restrains relative displacement of the stator with respect to the casing by interposing an engagement member between a through-hole penetrating the casing and an engagement hole provided in the stator; and
The casing has a groove opening portion of the cooling oil passage and an opening portion of the through hole on the same plane, and a seal member that seals a gap between the engagement member and the through hole. The electric vehicle drive device characterized by the above.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012268282A JP2014117033A (en) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | Electric vehicle drive device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012268282A JP2014117033A (en) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | Electric vehicle drive device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014117033A true JP2014117033A (en) | 2014-06-26 |
Family
ID=51172522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012268282A Pending JP2014117033A (en) | 2012-12-07 | 2012-12-07 | Electric vehicle drive device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014117033A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114268193A (en) * | 2021-12-28 | 2022-04-01 | 臻驱科技(上海)有限公司 | A vehicle, electric drive system and processing method thereof |
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2012
- 2012-12-07 JP JP2012268282A patent/JP2014117033A/en active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN114268193A (en) * | 2021-12-28 | 2022-04-01 | 臻驱科技(上海)有限公司 | A vehicle, electric drive system and processing method thereof |
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