JP2014110159A - 接続端子の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】接続端子を配線基板上に締め付け固定するについて、接続端子の回り止めができるとともに、作業工数および部品点数、部品サイズの削減をすることができ、しかも接続端子の板厚等に制約がなく、設計が容易にできるようにする。
【解決手段】本実施形態は、配線基板とこの配線基板上に配置される接続端子とをねじにより締め付け固定する構造において、前記配線基板の裏側に配置される固定部材に前記配線基板側へ突出する突部を設け、前記配線基板および前記接続端子に、前記突部の先端部が挿入される突部挿入孔をそれぞれ設けた。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態は、配線基板とこの配線基板上に配置される接続端子とをねじにより締め付け固定する構造において、前記配線基板の裏側に配置される固定部材に前記配線基板側へ突出する突部を設け、前記配線基板および前記接続端子に、前記突部の先端部が挿入される突部挿入孔をそれぞれ設けた。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、接続端子の固定構造に関する。
配線基板とこの配線基板上に配置される接続端子とをねじにより締め付け固定する構造の第1の従来例について、図4および図5を参照して説明する。配線基板51は例えばプリント配線基板であり、これには図示はしないが配線パターンが設けられている。この配線基板51の四隅部には固定用ねじ挿入孔52が形成されている。配線基板51は、それら各固定用ねじ挿入孔52に挿入したねじ53(図5参照)を、配線基板51を収容配置する基板シャーシ54に設けられたボス部55(図4に1個のみ示す)の取付孔55aにねじ込むことにより、基板シャーシ54内に固定状態に配置される(図5参照)。
配線基板51上には、この場合3本の接続端子56が配置される。接続端子56は、例えば大電流用の銅バーである。各接続端子56は、この場合クランク状(ほぼZ状)をなしていて、一端部56aに2個のねじ挿入孔57が形成され、他端部56bにも2個の取付孔58が形成されている。配線基板51には、各接続端子56のねじ挿入孔57に対応して、ねじ挿入孔59が2個ずつ、合計6個形成されている。配線基板51の裏側に存する前記基板シャーシ54には、各接続端子56のねじ挿入孔57に対応してボス部60が2個ずつ、合計6個設けられている。各ボス部60内の上部には、取付孔61aを有するナット61が固定状態に設けられている。
そして、各接続端子56は、それぞれ2本のねじ62の先端部を、当該接続端子56のねじ挿入孔57と配線基板51のねじ挿入孔59に挿入し、対応するボス部60の取付孔61aにねじ込むことにより、配線基板51上に締め付け固定される(図5参照)。これにより、各接続端子56の一端部56aは、配線基板51上に設けられた図示しない配線パターンに接触状態となる。この場合、接続端子56の配線基板51上への締め付け固定としては、本来は1箇所のねじ止めでもよいが、2箇所のねじ止めを行うことで接続端子56の回転を確実に防止することができる。
図6および図7は第2の従来例を示す。このものにおいては、前記第1の従来例とは次の点が異なっている。すなわち、各接続端子56の一端部56aにおいて、ねじ挿入孔57は1個のみ設けられていて、その一端部56aの先端部には、配線基板51側へ突出する係合凸部63が折り曲げにより一体に設けられている。その係合凸部63は、配線基板51に設けられた挿入孔64および対応するボス部60の取付孔61aに挿入し得る太さに形成されている。この場合、各接続端子56は、係合凸部63の先端部を、配線基板51の挿入孔64および対応するボス部60の取付孔61aに挿入した状態で、1本のねじ62の先端部を、当該接続端子56のねじ挿入孔57と配線基板51のねじ挿入孔59に挿入し、対応するボス部60の取付孔61aにねじ込むことにより、配線基板51上に締め付け固定される(図7参照)。これによっても、接続端子56の回転を防止することができる。
上記した第1の従来例の場合、1本の接続端子56について2箇所のねじ止めを必要としているため、ねじ62の仮締めが必要となるとともに、ねじ62の本数が多くなる。また、接続端子56の一端部56aには、ねじ62の頭部を2箇所配置する面積が必要となる。
一方、第2の従来例の場合、1本の接続端子56についてねじ止め箇所は1箇所のみであるため、ねじ62の仮締めが不要となり、作業工数を削減することが可能となるとともに、部品点数も削減することが可能となる。しかしながら、接続端子56に設ける係合凸部63は、対応するボス部60の取付孔61aの大きさに対応させる必要があるが、接続端子56の板厚等により制約があり、設計が難しい場合がある。
そこで、接続端子を配線基板上に締め付け固定するについて、接続端子の回り止めができるとともに、作業工数および部品点数、部品サイズの削減をすることができ、しかも接続端子の板厚等に制約がなく、設計が容易にできる接続端子の固定構造を提供する。
本実施形態は、配線基板とこの配線基板上に配置される接続端子とをねじにより締め付け固定する構造において、前記配線基板の裏側に配置される固定部材に前記配線基板側へ突出する突部を設け、前記配線基板および前記接続端子に、前記突部の先端部が挿入される突部挿入孔をそれぞれ設けたことを特徴とする。
以下、一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。配線基板1はこの場合もプリント配線基板であり、矩形板状をなしている。この配線基板1にも、図示はしないが配線パターンが設けられている。配線基板1の四隅部には固定用ねじ挿入孔2が形成されている。配線基板1は、それら各固定用ねじ挿入孔2に挿入したねじ3(図2参照)を、配線基板1を収容配置する基板シャーシ4に設けられたボス部5(図1に1個のみ示す)の取付孔5aにねじ込むことにより、基板シャーシ4内に固定状態に配置される(図2参照)。基板シャーシ4は、この場合合成樹脂製であり、配線基板1の裏側に配置される固定部材として機能する。
配線基板1上には、この場合も3本の接続端子6が配置される。接続端子6は、例えば大電流用の銅バーである。各接続端子6は、この場合クランク状(ほぼZ状)をなしていて、一端部6aに1個の円形のねじ挿入孔7と1個の円形の突部挿入孔8が形成されている。突部挿入孔8は、ねじ挿入孔7よりも少し小さい円形に形成されている。接続端子6の他端部6bには、2個の円形の取付孔9が形成されている。配線基板1には、各接続端子6のねじ挿入孔7に対応して円形のねじ挿入孔10が1個ずつ、合計3個形成されているとともに、各接続端子6の突部挿入孔8に対応して円形の突部挿入孔11が1個ずつ、合計3個形成されている。
配線基板1の裏側に存する前記基板シャーシ4には、各接続端子6のねじ挿入孔7に対応してボス部12が1個ずつ、合計3個設けられているとともに、各接続端子6の突部挿入孔8に対応して円柱状をなす突部13が1個ずつ、合計3個設けられている。各ボス部12内の上部には、取付孔14aを有するナット14が固定状態に設けられている。各突部13は、ボス部12の近傍に配置されている。これらボス部12および突部13は、それぞれ配線基板1側である図1の上方へ向けて突出している。各突部13は、対応する突部挿入孔11,8に挿入し得る太さに設定されていて、ボス部12よりも高く設定されている(図3参照)。
図2および図3の組立完了状態では、各突部13の先端部は、配線基板1の突部挿入孔11および対応する接続端子6の突部挿入孔8に下方から挿入されている。そして、各接続端子6は、ねじ15の先端部を、接続端子6のねじ挿入孔7および配線基板1のねじ挿入孔10に上方から挿入し、対応するボス部12の取付孔14aにねじ込むことにより、配線基板1上に締め付け固定されている。この状態で、各接続端子6の一端部6aの下面が、配線基板1の上面の図示しない配線パターンに接触状態となる。なお、接続端子6の他端部6bには、端子台あるいは別の配線基板が接続される。
ここで、接続端子6を配線基板1上に締め付け固定する場合の組立手順について説明する。まず、配線基板1の3個の突部挿入孔11に各突部13の先端部が挿入されるように、配線基板1を基板シャーシ4内に配置する。これにより、基板シャーシ4に対する配線基板1の位置決めがなされ、配線基板1の四隅部のねじ挿入孔2が、対応するボス部5の取付孔5aに対応するようになる。このとき、各突部13の先端部は、配線基板1のねじ挿入孔11か少し上方へ突出している。この状態で、各ねじ挿入孔2に挿入したねじ3(図2参照)の先端部を取付孔5aにねじ込む。これにより、配線基板1が基板シャーシ4内に固定される。
この後、接続端子6の突部挿入孔8に、対応する突部13の先端部が挿入されるように、各接続端子6を配線基板1上に配置する。そして、接続端子6を固定するねじ15の先端部を、接続端子6のねじ挿入孔7および配線基板1のねじ挿入孔10に上方から挿入し、対応するボス部12の取付孔14aにねじ込むようにする。このようにすることにより、各接続端子6を配線基板1上に締め付け固定する。
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。各接続端子6のねじ止め箇所としては1箇所のみであるが、基板シャーシ4から突設した突部13の先端部を接続端子6の突部挿入孔8に挿入しているので、接続端子6の回り止めを確実に図ることができる。この場合、各接続端子6のねじ止め箇所としては1箇所のみであるから、1本の接続端子についてねじ止め箇所を2箇所にした場合(第1の従来例)とは違い、ねじ15の仮締めの必要がなく、その分、組立工数を低減でき、またねじ15の本数を低減できる。
しかも、各接続端子6の一端部6aにおいて、ねじ15の頭部を配置する箇所としては1箇所のみであるため、突部挿入孔8を形成する部分の面積は必要となるが、第1の従来例の場合よりも、当該接続端子6の一端部6aの必要面積を小さくすることが可能となるとともに、対応する配線基板1上の配線パターンの面積、ひいては配線基板1の面積を小さくすることが可能となる。
また、接続端子6に形成する突部挿入孔8の大きさ(径寸法)、およびその突部挿入孔8に挿入される突部13の太さ寸法は、接続端子6の板厚等に制約を受けることなく自由に設定することができるので、設計が容易にできる。
配線基板1を基板シャーシ4内に配置する際に、配線基板1の突部挿入孔11に基板シャーシ4側の突部13を挿入することで、上記したように基板シャーシ4に対する配線基板1の位置決めができる。このため、配線基板1を基板シャーシ4に固定するねじ3を締め付ける際に、ねじ3の仮締めの工数が不要になり、これによっても作業工数の削減が可能になる。この場合、特に突部13が複数本(3本)あるので、配線基板1の位置決めを一層確実に行うことができるようになる。配線基板1の突部挿入孔11と、その突部挿入孔11に挿入される突部13は、配線基板1の位置決め手段として機能する。
(その他の実施形態)
接続端子6としては、銅製に限られず、アルミ製や鉄製であってもよい。
突部13としては、円柱に限られず、三角柱や四角柱であってもよい。この場合、配線基板1の突部挿入孔11および接続端子6の突部挿入孔8の形状は、突部13の断面形状に合わせた形状とすることが好ましい。
固定部材としては、基板シャーシ4に限られず、配線基板1の裏側において固定状態に設けられる部材であればよい。
接続端子6としては、銅製に限られず、アルミ製や鉄製であってもよい。
突部13としては、円柱に限られず、三角柱や四角柱であってもよい。この場合、配線基板1の突部挿入孔11および接続端子6の突部挿入孔8の形状は、突部13の断面形状に合わせた形状とすることが好ましい。
固定部材としては、基板シャーシ4に限られず、配線基板1の裏側において固定状態に設けられる部材であればよい。
以上説明したように本実施形態の接続端子の固定構造によれば、各接続端子のねじ止め箇所としては1箇所のみであるが、固定部材から突設した突部の先端部を接続端子の突部挿入孔に挿入しているので、接続端子の回り止めを確実に図ることができる。各接続端子のねじ止め箇所としては1箇所のみであるから、1本の接続端子についてねじ止め箇所を2箇所にした場合とは違い、ねじの仮締めの必要がなく、その分、組立工数を低減でき、またねじの本数を低減できる。しかも、各接続端子において、ねじの頭部を配置する箇所としては1箇所のみであるため、突部挿入孔を形成する部分の面積は必要となるが、第1の従来例の場合よりも、接続端子において固定に必要な面積を小さくすることが可能となるとともに、対応する配線基板上の配線パターンの面積、ひいては配線基板の面積を小さくすることが可能となる。また、接続端子に形成する突部挿入孔の大きさ、およびその突部挿入孔に挿入される突部の太さ寸法は、接続端子の板厚等に制約を受けることなく自由に設定することができるので、設計が容易にできる。
本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は配線基板、4は基板シャーシ(固定部材)、6は接続端子、7はねじ挿入孔、8は突部挿入孔、10はねじ挿入孔、11は突部挿入孔、12はボス部、13は突部、15はねじを示す。
Claims (2)
- 配線基板とこの配線基板上に配置される接続端子とをねじにより締め付け固定する構造において、
前記配線基板の裏側に配置される固定部材に前記配線基板側へ突出する突部を設け、前記配線基板および前記接続端子に、前記突部の先端部が挿入される突部挿入孔をそれぞれ設けたことを特徴とする接続端子の固定構造。 - 前記配線基板の前記突部挿入孔と、この突部挿入孔に挿入される前記突部は、前記配線基板の位置決め手段として機能することを特徴とする請求項1記載の接続端子の固定構造。
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| JP2012264222A JP2014110159A (ja) | 2012-12-03 | 2012-12-03 | 接続端子の固定構造 |
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2012
- 2012-12-03 JP JP2012264222A patent/JP2014110159A/ja active Pending
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