JP2014109710A - 表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示装置のホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑える。
【解決手段】ホワイトバランス調整装置50は、表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整ステップ(S1)と、ホワイトバランス調整後の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する第1の判定ステップ(S3)と、ホワイトバランス調整後の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、ホワイトバランス調整にてRGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する第2の判定ステップ(S4)と、RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するホワイトバランス再調整ステップ(S5)とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】ホワイトバランス調整装置50は、表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整ステップ(S1)と、ホワイトバランス調整後の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する第1の判定ステップ(S3)と、ホワイトバランス調整後の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、ホワイトバランス調整にてRGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する第2の判定ステップ(S4)と、RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するホワイトバランス再調整ステップ(S5)とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、表示装置のホワイトバランスを調整する工程を含む表示装置の製造方法に関する。
従来、薄型表示装置の一つである液晶テレビの生産ラインでは、液晶パネル間の色度のばらつきを補正するためにホワイトバランス調整が行われている。このホワイトバランス調整では、R映像信号とG映像信号とB映像信号からなる基準映像(テストパターン)を入力し、この基準映像の画面上の色度を所定の計測器により計測し、計測した色度が許容範囲内に収まるように、R,G,Bの各値を調整するための調整値が設定される。
上記のホワイトバランスを調整する技術に関して、例えば、特許文献1には、目標のホワイトバランスに調整したときのR,G,Bの比率を演算し、目標の輝度率特性を変更し、その調整用輝度率特性に従ってホワイトバランスを調整するホワイトバランス制御部と、このホワイトバランス制御部で生成されたR,G,Bのガンマ補正値を記録するガンマ補正値記録装置部と、目標のホワイトバランスと目標の輝度率特性とを記録させておく目標値記録装置部とを備えた液晶表示装置が記載されている。これにより、ホワイトバランス調整の高速化を図ることができる。
しかしながら、例えば、8ビットシステムにおいてホワイトバランス調整を行う場合、最大階調の白については255階調以上に階調を持ち上げることができないため、R,G,Bの階調を下げて調整するしかない。従って、ホワイトバランス調整を行うと必ず輝度が低下してしまう。すなわち、ホワイトバランスの目標色度と調整前の色度との差が大きいほど、調整時の階調の下げ量が大きくなり、輝度低下も大きくなるという問題がある。
これに対して、特許文献1に記載の技術は、最初に一度だけ色度の測定を行うことで、ホワイトバランス調整に要する時間を短縮するようにしたもので、ホワイトバランス調整に伴う輝度低下を抑制するものではなく、上記のような問題を解決することはできない。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、表示装置のホワイトバランスを調整するステップを含む表示装置の製造方法であって、前記ステップは、前記表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、前記ホワイトバランス調整ステップにて前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する第2の判定ステップと、前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するホワイトバランス再調整ステップとを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記RGB3原色のうちR階調が固定されている場合、G階調及びB階調を高く再調整し、また、前記RGB3原色のうちB階調が固定されている場合、G階調及びR階調を高く再調整することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調及び前記B階調、または、前記G階調及び前記R階調を、予め定めた調整率あるいは調整量だけ高くすることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2の技術手段において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調に対して、前記表示装置の画面輝度が前記基準輝度になるときの階調を算出し、該算出した階調を、再調整後の前記G階調とすると共に、前記B階調または前記R階調を、再調整前後の前記G階調から定まる調整率あるいは調整量だけ高くすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記ホワイトバランス再調整後の前記表示装置の画面色度が許容範囲内に収まるように、前記残りの2色のうち少なくとも1色の階調を再調整するときの調整率あるいは調整量を制限することを特徴としたものである。
本発明によれば、通常のホワイトバランス調整により下げた階調をある程度まで高く再調整することができるため、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明による表示装置の製造方法に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る表示装置及びホワイトバランス調整装置の構成例を示すブロック図で、図中、10は表示装置、50はホワイトバランス調整装置を示す。表示装置10は、例えば、テレビジョン受像機として例示することができ、以下では、テレビジョン受像機10として説明する。このテレビジョン受像機10は、地上デジタル放送によって伝送される映像音声データと、衛星放送によって伝送される映像音声データとを受信する。各映像音声データを受信するために、テレビジョン受像機10の外部には、地上デジタル放送用アンテナ32及び衛星放送用アンテナ33が設けられている。
地上デジタル放送によって伝送される映像音声データは、地上デジタル放送用アンテナ32から地上デジタル放送チューナ11に供給される。地上デジタル放送チューナ11は、地上デジタル放送における複数チャンネルの中からユーザが指定するチャンネルを選択して、当該チャンネルの映像音声データをセレクタ14に供給する。
衛星放送によって伝送される映像音声データは、衛星放送用アンテナ33から衛星放送チューナ12に供給される。衛星放送チューナ12は、衛星放送における複数チャンネルの中からユーザが指定するチャンネルを選択して、当該チャンネルの映像音声データをセレクタ14に供給する。
テレビジョン受像機10は、さらに、外部入力端子13を備えていてもよい。この外部入力端子13は、HD(Hard Disk)レコーダ、および、BD(Blu-ray Disk)といった外部機器を、テレビジョン受像機10に接続するためのインターフェースである。当該インターフェースは、テレビジョン受像機10が、上記の外部機器から映像音声データを受け付けるものであり、且つ、テレビジョン受像機10と、上記の外部機器とを接続可能な規格に適合しているものである。このようなインターフェースの規格として、例えば、HDMI、HDV(IEEE1394)などが挙げられる。外部機器がテレビジョン受像機10に接続されている場合、外部機器に記録されている映像音声データは、外部入力端子13を介してセレクタ14に供給される。
ユーザは、視聴したい映像音声データの供給源を、リモコン31、または、図示しない操作パネルを介して、選択することができる。ユーザが操作することによってリモコン31から出力される操作信号は、赤外線受光部21を介して制御部22に供給される。制御部22は、操作信号に基づいて、セレクタ14を制御する。例えば、ユーザがリモコン31を用いて地上デジタル放送の視聴を選択すると、リモコン31は当該操作に対応する操作信号を出力する。制御部22は、当該操作信号を受けて、セレクタ14が映像音声データの入力源として地上デジタル放送チューナ11を選択するように、セレクタ14を制御する。
セレクタ14は、入力源として選択した地上デジタル放送チューナ11からの映像音声データを復号部15に供給する。復号部15は、まず、供給された映像音声データを、映像データ、音声データ、および、文字情報用のデータに分離する。この文字情報用のデータとは、EPGおよびOSD表示用のデータなどを含んでいる。次に、復号部15は、映像データおよび音声データを復号する。復号部15によって復号された音声データは、音声信号処理部16を介してスピーカ17から音声として出力される。
一方、復号部15によって復号された映像データは、映像信号処理部18に供給される。映像信号処理部18は、供給された映像データに対して、A/D変換処理、YI分離処理、IP変換処理、マトリクス変換処理、および、その他の映像処理を必要に応じて適宜実行する。その結果として、映像信号処理部18は、映像データから変換されたRGB信号を画質調整部19に供給する。
画質調整部19は、映像信号処理部18から供給されるRGB各色の信号に対してゲインを調整することによってホワイトバランス(以下では単にWBともいう)の調整を行う。また、画質調整部19において、ガンマ補正処理も実行する構成としてもよい。画質調整部19は、供給されるRGB信号に対してWB調整を行う際に、WBの調整値を参照する。WBの調整値は、例えば、不揮発性のメモリ23に格納されている。
WBの調整値は、画質調整部19に供給されるRGB信号の階調に応じて、R、G、B各信号のゲインを規定するものである。画質調整部19は、供給されるRGB信号の各階調と、R、G、B各信号のゲインとを対応付けるものとして、例えば、ルックアップテーブル(LUT)を参照する。以下では、このLUTをWB調整用LUTと呼ぶ。なお、WB調整用LUTが格納される場所はメモリ23に限らず、画質調整部19が独自の不揮発性のメモリを備えていてもよい。
画質調整部19によってWBが調整されたRGB信号はLCDモジュール20に供給され、LCDモジュール20は、WBが調整されたRGB信号に対応する映像を表示する。
各テレビジョン受像機10は、製造工場から出荷される前に、本発明の一実施形態に係るホワイトバランス調整方法を用いてWBが調整される。すなわち、ホワイトバランス調整方法は、テレビジョン受像機10の製造工程の一つとして実行される。WBが調整されることによって、WBの調整値は、WB調整用LUTとして不揮発性のメモリ23に格納される。なお、例えば、テレビジョン受像機10がユーザの手元に渡った際に、ユーザは好みの発色を得るためにWBを調整したいと考える可能性がある。そのため、テレビジョン受像機10のWBは、リモコン31または操作パネルを介して、ユーザが調整できる構成であってもよい。その際、ユーザにカスタマイズされたWBの調整値は、別個のWB調整用LUTとして不揮発性のメモリ23に格納される構成とすればよい。
また、テレビジョン受像機10は、映像を表示するための表示手段としてLCDモジュール20を備えている。LCDモジュール20は、液晶パネルと、バックライトとを備えている。液晶パネルは、画質調整部19から供給されるRGB信号にしたがって、各サブ画素が備える液晶を駆動する。このことによって、各サブ画素が表示する色の輝度が決定され、その結果、LCDモジュール20には映像が表示される。バックライトとしては、冷陰極管(CCFL)またはLEDを用いることができる。また、CCFLとLEDとを併用してバックライトとすることもできる。
続いて、テレビジョン受像機10のWBを調整する際に使用するホワイトバランス調整装置50の構成例について、同じく図1を参照して以下に説明する。ホワイトバランス調整装置50は、光検出部51、制御部52、メモリ53、及び出力部54を備えている。
光検出部51としては、一般的に色彩計と呼ばれる装置を用いることができる。この色彩計は、その測定原理から分光式と、刺激値直読式とに大別される。分光式の色彩計は、精度良く色度点を測定することができるが、測定に要する時間が長いというデメリットがある。一方、刺激値直読式の色彩計は、精度の点で分光式より劣るものの、短時間で色度点を測定可能であるというメリットがある。テレビジョン受像機10の製造効率を向上させるためには、刺激値直読式の色彩計を光検出部51として用いることが好ましい。
光検出部51は、LCDモジュール20における所定の領域に対して対向する位置に配置される。光検出部51は、LCDモジュール20が出射する光を検出し、所定のR、G、Bの各波長における光強度を信号として制御部52に供給する。
制御部52は、上記R、G、Bの各波長の光強度から、R、G、Bの三刺激値(X,Y,Z)を算出する。さらに、制御部52は、算出した三刺激値(X,Y,Z)に基づいて、xy色度図上における色度点(xi,yi)を算出する。この色度点(xi,yi)は、LCDモジュール20が出射する光の色相および彩度を反映しているパラメータである。
なお、制御部52がLCDモジュール20の色度点(xi,yi)を算出するために、光検出部51が測定する所定の領域は、1つの領域であってもよいし、複数の領域であってもよい。例えば、LCDモジュール20の中央に位置する領域の色度点(xi,yi)をもって、LCDモジュール20の色度点(xi,yi)としてもよい。別の方法として、例えば、光検出部51は、LCDモジュール20の中央および4つの角部の合計5つの領域を測定しても良い。制御部52は、当該5つの領域における各色度点を平均した色度点を、LCDモジュール20の色度点(xi,yi)としてもよい。
そして、制御部52は、上記で算出したxy色度図上における色度点(xi,yi)が、目標色度点(x0,y0)になるように、R,G,Bの各ゲインを調整するための調整値を決定する。この目標色度点(x0,y0)としては、例えば、色温度が12000Kとなる色度点とすることが考えられる。制御部52により決定した調整値は、出力部54に供給され、出力部54は、制御部52から供給された調整値を、調整用端子24を介してテレビジョン受像機10に供給し、この調整値はメモリ23のWB調整用LUTに格納される。
テレビジョン受像機10の画質調整部19は、メモリ23のWB調整用LUTに格納された調整値に基づいて、RGB各色の信号に対して、R,G,Bの各ゲインを調整する。このようにして、テレビジョン受像機10に対して通常のWB調整が行われるが、最大階調の白については255階調以上に階調を持ち上げることができないため、RGB各色の階調を下げる方向で調整される。このため、WB調整によって必ず輝度が低下するという問題がある。
これに対して、本発明の主たる目的は、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることにある。このための構成として、ホワイトバランス調整装置50は、テレビジョン受像機10に表示される所定の入力映像信号(例えば、WB調整用パターン信号など)に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりWB調整を行う手段と、WB調整後の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する手段と、WB調整後の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、上記WB調整にてRGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する手段と、RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整する手段とを備える。なお、これらの各手段は制御部52の一機能として実現される。具体的には、上記各手段を実行するためのプログラムをメモリ53に格納しておき、本発明によるホワイトバランス調整方法を実行する際に制御部52がこのプログラムを読み出して実行する。
図2は、本発明によるホワイトバランス調整方法の一例を説明するための図である。前述したように、このホワイトバランス調整方法は、テレビジョン受像機10の製造工程の一つとして実行される。図2(A)は無調整時の入出力特性を示し。図2(B)は通常調整時の入出力特性を示し、図2(C)は再調整時の入出力特性を示す。図中、横軸は入力、縦軸は出力を示す。まず、テレビジョン受像機10は、通常のWB調整を行うために、RGB3原色の最大階調が(255,255,255)であるWB調整用パターン信号(つまり、白画像パターン)を入力し、これを画面上に表示する。このときの入出力特性は、無調整状態であり、図2(A)に示すように、入力と出力とが等しい関係にある。
次に、ホワイトバランス調整装置50は、テレビジョン受像機10に表示された無調整画面に対して、画面輝度(cd/m2)及び画面色度(xi,yi)を計測し、計測した画面色度(xi,yi)が、例えば、色温度12000Kの目標色度(x0,y0)になるように、RGB3原色の各階調を調整するための調整値を決定する。そして、決定した調整値はメモリ53に記憶されると共に、テレビジョン受像機10のメモリ23に格納される。
テレビジョン受像機10の画質調整部19は、メモリ23に格納された調整値に基づいて、RGB各信号の階調を、例えば、図2(B)のように調整する。つまり、R階調は固定とし、G階調及びB階調はそれぞれ下げる方向に調整される。これは通常のWB調整(以下、単に通常WB調整という)であり、これにより、テレビジョン受像機10の画面上の色度が目標色度に調整される。
次に、ホワイトバランス調整装置50は、光検出部51及び制御部52により、通常WB調整後の画面輝度を計測し、通常WB調整後の画面輝度が基準輝度未満か否かを判定する。なお、基準輝度は、例えば450cd/m2として、メモリ53に予め記憶されている。本例では、通常WB調整後の画面輝度Yは428.6cd/m2であり、基準輝度(450cd/m2)に対して約22cd/m2不足するため、画面輝度Yが基準輝度未満と判定される。
ここで、LCDモジュール20のガンマ特性を2.2、8ビットシステム(0〜255)、原色RGBの最大輝度をそれぞれYR,YG,YBとし、通常WB調整後の階調を(Ri,Gi,Bi)、通常WB調整後の画面輝度をY(cd/m2)とした場合、次の式(1)が成立する。
Y=(YR×Ri2.2+YG×Gi2.2+YB×Bi2.2)/2552.2 ・・・式(1)
Y=(YR×Ri2.2+YG×Gi2.2+YB×Bi2.2)/2552.2 ・・・式(1)
例えば、無調整時の画面輝度(白輝度)が500cd/m2、RGB原色輝度比をそれぞれ0.2,0.7,0.1とすると、原色RGBの最大輝度(YR,YG,YB)はそれぞれ100,350,50cd/m2となる。そして、通常WB調整後の階調(Ri,Gi,Bi)が255,235,220である場合、これらの値を上記式(1)に代入すると、通常WB調整後の画面輝度Yは、428.6cd/m2と求めることができる。なお、通常WB調整後の階調(Ri,Gi,Bi)は、無調整状態時の最大階調(255,255,55)と、通常WB調整に使用した調整値(メモリ53)とから求めることができる。
上記より、制御部52では、通常WB調整後の画面輝度Yと、予め記憶されている基準輝度(ここで450cd/m2)とが比較され、画面輝度Yが基準輝度以上であると判定した場合、これ以上のWB調整は行わず、処理を終了する。従って、テレビジョン受像機10には通常WB調整による調整値がそのまま設定される。
また、制御部52は、画面輝度Yが基準輝度未満であると判定した場合には、RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する。この判定は、メモリ53に記憶した調整値により判定することができる。つまり、RGB3原色の各調整値のうち、調整値が0になっている色については階調が固定されていると判断することができる。そして、制御部52は、RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するための調整値を決定する。図2(C)の例では、R階調が固定されているため、残りの2色であるG階調及びB階調が高く再調整される。この再調整に使用する調整値は、出力部54からテレビジョン受像機10に出力され、テレビジョン受像機10のメモリ23に格納される。つまり、このメモリ23には、通常WB調整に使用する調整値が既に格納されているが、これとは別に、通常WB調整後の再調整に使用する調整値が格納される。
上記より、通常WB調整で下げた階調をある程度持ち上げることができるため、輝度低下を抑制することができる。なお、G階調は最も輝度向上に寄与するため、少なくともG階調を持ち上げて、R階調またはB階調を固定することが望ましい。すなわち、RGB3原色のうちR階調が固定されている場合、G階調及びB階調を高く再調整し、また、RGB3原色のうちB階調が固定されている場合、G階調及びR階調を高く再調整することが望ましい。
具体的には、G階調及びB階調、または、G階調及びR階調を、予め定めた調整率あるいは調整量だけ高くする。調整率の場合、再調整前の階調に、例えば1.1を乗算したものを再調整後の階調とする。また、調整量の場合、再調整前の階調に、例えば30を加算したものを再調整後の階調とする。なお、この例では、2色の階調を高く調整するようにしているが、例えば、G階調など、いずれか1色のみを高く調整するようにしてもよい。
ここで、上記のように一定の調整率あるいは調整量に基づき階調を再調整すると無調整状態に近づくため、再調整後の色度が目標色度からずれてしまい、表示品位を損なう可能性がある。そこで、色度ずれを最小に抑える方法として、基準輝度に達するために必要な分だけ階調を持ち上げるようにしてもよい。すなわち、制御部52は、G階調に対して、テレビジョン受像機10の画面輝度が基準輝度になるときの階調を算出し、算出した階調を、再調整後のG階調とすると共に、B階調またはR階調を、再調整前後のG階調から定まる調整率あるいは調整量だけ高くする。
上記について、WB調整時にR階調が固定され、G階調及びB階調を再調整する場合を例に説明する。再調整後のR階調、G階調,B階調をそれぞれRi′,Gi′,Bi′、再調整後の輝度をY′とすると、前述の式(1)より、以下の式(2)が成立する。
Y′=(YR×Ri′2.2+YG×Gi′2.2+YB×Bi′2.2)/2552.2 ・・・式(2)
Y′=(YR×Ri′2.2+YG×Gi′2.2+YB×Bi′2.2)/2552.2 ・・・式(2)
ここで、再調整後のR階調Ri′は固定のため、Ri′=Riである。また、再調整後のB階調Bi′をG階調の比率に基づき、Bi×Gi′/Gi、とした場合、上記式(2)は、
Y′=(YR×Ri′2.2+YG×Gi′2.2+YB×(Bi×Gi’/Gi)2.2)/2552.2 ・・・式(3)
となり、
これより、再調整後の輝度Y′を実現するために必要なG階調Gi′は、以下の式(4)より求めることができる。
Gi′={(Y′×2552.2-YR×Ri2.2)/(YG+YB×(Bi/Gi)2.2)}1/2.2 ・・・式(4)
Y′=(YR×Ri′2.2+YG×Gi′2.2+YB×(Bi×Gi’/Gi)2.2)/2552.2 ・・・式(3)
となり、
これより、再調整後の輝度Y′を実現するために必要なG階調Gi′は、以下の式(4)より求めることができる。
Gi′={(Y′×2552.2-YR×Ri2.2)/(YG+YB×(Bi/Gi)2.2)}1/2.2 ・・・式(4)
計算例として、再調整後の輝度Y′が450cd/m2(基準輝度)、原色RGBの最大輝度(YR,YG,YB)が100,350,50cd/m2、通常WB調整後(再調整前)の階調(Ri,Gi,Bi)が255,235,220であった場合、再調整後のG階調Gi′は、式(4)より、
Gi′={(450×2552.2-100×2552.2)/(350+50×(220/235)2.2)}1/2.2
=242
と求まり、さらに、再調整後のB階調Bi′は、
Bi′=220×242/235
=226
と求めることができる。
Gi′={(450×2552.2-100×2552.2)/(350+50×(220/235)2.2)}1/2.2
=242
と求まり、さらに、再調整後のB階調Bi′は、
Bi′=220×242/235
=226
と求めることができる。
上記より、再調整後の階調(Ri′,Gi′,Bi′)は、(255,242,226)となる。この場合、ホワイトバランス調整装置50の制御部52は、通常WB調整後のG階調と、再調整後のG階調との比を調整率として求める。そして、この調整率は、テレビジョン受像機10に供給され、メモリ23に格納される。テレビジョン受像機10の画質調整部19は、通常WB調整後のRGB各色の入出力特性(図2(B)に例示)に対して、さらに、メモリ23に格納された調整率に基づいてRGB各色の入出力特性を調整し、これを最終的なRGB各色の入出力特性(図2(C)に例示)として設定する。なお、本計算例では、通常WB調整後のG階調と再調整後のG階調との比から調整率を求めたが、通常WB調整後のG階調と再調整後のG階調との差分から調整量を求めるようにしてもよい。また、基準輝度を450cd/m2としたが、これに限定されるものではない。
このように、通常のホワイトバランス調整により下げた階調をある程度まで高く再調整することができるため、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
図3は、本発明による表示装置の製造方法の一例を説明するためのフロー図である。この表示装置の製造方法は、ホワイトバランス調整を行うステップを含むものであり、以下では当該ステップについて説明する。まず、テレビジョン受像機10は、LCDモジュール20の画面上に所定の入力映像信号(例えば、WB調整用パターン信号)を表示させ、ホワイトバランス調整装置50は、テレビジョン受像機10に表示された入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することにより通常のWB調整を行う(ステップS1:ホワイトバランス調整ステップ)。そして、ホワイトバランス調整装置50は、通常WB調整後のテレビジョン受像機10の画面輝度を計測する(ステップS2)。
次に、ホワイトバランス調整装置50は、ステップS2で計測した画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する処理を行い(ステップS3:第1の判定ステップ)、画面輝度が基準輝度未満ではない、すなわち、画面輝度が基準輝度以上と判定した場合(NOの場合)、これ以上のWB調整を行わず、そのまま終了する。また、ステップS3において、画面輝度が基準輝度未満と判定した場合(YESの場合)、ステップS1のWB調整にてRGB3原色のうちのいずれか1色が固定されているか否かを判定する処理を行う(ステップS4:第2の判定ステップ)。ここで、RGB3原色のうちのいずれか1色が固定されていないと判定した場合(NOの場合)、そのまま終了する。また、ステップS4において、RGB3原色のうちのいずれか1色が固定されていると判定した場合(YESの場合)、残り2色のうちの少なくとも1色の階調を高く再調整する(ステップS5:ホワイトバランス再調整ステップ)。
図4は、図3のステップS4,S5における具体的な処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、ホワイトバランス調整装置50は、通常WB調整後のRGB3原色について、G階調が固定されているか否かを判定し(ステップS11)、G階調が固定されていると判定した場合(YESの場合)、R階調,B階調の少なくとも1色の階調を再調整する(ステップS12)。また、ステップS11において、G階調が固定されていないと判定した場合(NOの場合)、R階調が固定されているか否かを判定し(ステップS13)、R階調が固定されていると判定した場合(YESの場合)、G階調,B階調の少なくとも1色の階調を再調整する(ステップS14)。
また、ホワイトバランス調整装置50は、ステップS13において、R階調が固定されていないと判定した場合(NOの場合)、B階調が固定されているか否かを判定し(ステップS15)、B階調が固定されていると判定した場合(YESの場合)、G階調,R階調の少なくとも1色の階調を再調整する(ステップS16)。また、ステップS15において、B階調が固定されていないと判定した場合(NOの場合)、そのまま終了する。
ここで、前述したように、階調を高く再調整することに伴い色度ずれが発生するが、この色度ずれを抑えるために、WB再調整後の画面色度が許容範囲内に収まるように、階調を再調整するときの調整率あるいは調整量を制限するようにしてもよい。調整率の場合、例えば1.1よりも大きな値は設定できないようにする。調整量の場合、例えば30よりも大きな値は設定できないようにする。このように、調整率または調整量を制限することで、輝度の低下を抑制しつつ、色度ずれについても抑えることができる。
また、再調整する階調に上限値を設定するようにしてもよい。この上限値を例えば230階調とした場合、再調整後の階調が230以内に制限される。つまり、再調整後の階調が例えば240であった場合には、上限値である230を超えているため、自動的に230に制限される。このように、階調に上限値を設定することで、上記と同様に、輝度の低下を抑制しつつ、色度ずれについても抑えることができる。
次に、色温度12000Kに対する色度ずれ許容範囲の決め方の具体例について図5に基づいて説明する。
図5は、xy色度図(CIE色度図)上における白色近傍の領域を示す図である。図5のxy色度図上には、各色温度における黒体放射の色度である黒体軌跡、等色温度線、および、等偏差線が描かれている。テレビジョン受像機10が備える各画素は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)のサブ画素を備える。テレビジョン受像機10は、R、GおよびBの各サブ画素について、本発明のホワイトバランス調整方法によって再調整された階調で点灯させることによって、図5に示すxy色度図上のいずれかの色度点に対応する色を表示する。このときの色度点を再調整後色度点(x,y)とする。
各テレビジョン受像機10における再調整後色度点(x,y)は、個体によってばらついている。このばらついている再調整後色度点(x,y)が、色度図上における所定の目標範囲(許容範囲)に収まる程度の調整率あるいは調整量を予め求めておき、これを調整値として設定する。
上記所定の目標範囲を、例えば、図5に示す領域Hに設定する。領域Hは、黒体軌跡を挟む2本の等偏差線のそれぞれに沿った2辺と、等色温度線方向を別の2辺とを有する四辺形である。領域Hは、図5に示すように、黒体軌跡方向を長手方向とすることが好ましい。
所定の目標範囲である領域Hを狭い範囲に設定すると、複数のテレビジョン受像機10における色温度および色相のばらつきを抑制することができる。しかし、このことは同時に、1台のテレビジョン受像機10のWB調整に要する時間が長くなることを意味する。すなわち、テレビジョン受像機10の製造工程における製造効率が低下することを意味する。
一方、領域Hを広い範囲に設定すると、1台のテレビジョン受像機10のWB調整に要する時間は短くなり、製造効率は向上する。しかし、あまりに領域Hを大きい面積に設定すると、各テレビジョン受像機10における色温度および色相のばらつきが大きくなる。すなわち、製品の品質に対して好ましくない影響が出る。
したがって、製品として許容できる色温度および色相のばらつきの範囲内において、製造工程における製造効率を向上させるために、領域Hをできるだけ広い範囲に設定することが好ましい。なお、領域Hを設定するに際して、領域Hの広さとともに、領域Hの形状は重要な要素である。
領域Hの形状および広さは、主観評価実験の結果に基づいて決定することができる。テレビジョン受像機10の典型的な製品を製造ラインから抜き出し、そのテレビジョン受像機10に、表示可能な階調のうち最大階調の白色を表示させる。最大階調の白色を表示させている状態において、通常のWB調整処理として、当該白色の色度が所定の色度点となるように、R、G、Bの各ゲインを調整する。所定の色度点は、任意に設定することができるが、黒体軌跡上かつ色温度が12000Kとなる色度点であるとする。この所定の色度点に調整済みのテレビジョン受像機10を標準テレビジョン受像機10aと呼ぶ。
なお、RGBの各ゲインを調整する際、テレビジョン受像機10の色度点を計測するためには、分光式の色彩計(放射計)を用いることが好ましい。分光式の色彩計を用いることによって、精度の高い色度点の測定を行うことができる。
次に、基準となるモノスコ画像および肌色画像から、色温度、および、黒体軌跡からの偏差を変化させた複数の画像を、画像処理によって作成する。標準テレビジョン受像機10aを用いて、基準となるモノスコ画像および肌色画像と、色温度、および、黒体軌跡からの偏差が異なる複数の画像とを試験者が比較する。
試験者は、基準となる画像と、画像処理された画像とを比較して、違和感を覚えず許容できる色温度、および、黒体軌跡からの偏差の範囲を主観的に評価する。
上記の主観評価実験より、領域Hを、P1〜P4の4点によって囲まれる四辺形の領域に設定している(図5参照)。色温度が9000K、かつ、黒体軌跡からの偏差が+0.005Δuvおよび−0.005Δuvである点を、それぞれP1およびP2とする。色温度が18000K、かつ、黒体軌跡からの偏差が+0.005Δuvおよび−0.005Δuvである点を、それぞれP3およびP4とする。
xy色度図上におけるP1の座標を(xP1,yP1)と表記する。同様に、P2の座標を(xP2,yP2)、P3の座標を(xP3,yP3)、そして、P4の座標を(xP4,yP4)と表記する。P1〜P4の各座標は、以下のとおりである。
(xP1,yP1)=(0.2842,0.3021)
(xP2,yP2)=(0.2896,0.2894)
(xP3,yP3)=(0.2627,0.2567)
(xP4,yP4)=(0.2548,0.2651)
(xP2,yP2)=(0.2896,0.2894)
(xP3,yP3)=(0.2627,0.2567)
(xP4,yP4)=(0.2548,0.2651)
人間の視覚は、黒体軌跡上の色については広い範囲にわたって白色と認識する。そのため、色温度がある程度変化した映像を見ても、人間は違和感を覚え難い。したがって、領域Hの黒体軌跡の方向における長さは、長く設定することができる。
一方、黒体軌跡に対する偏差方向の変化について、人間は敏感である。黒体軌跡からの偏差が正の方向へずれると、映像は緑味がかって見える。逆に、偏差が負の方向へずれると、映像は赤味がかって見える。したがって、領域Hの黒体軌跡の偏差方向における長さは、短く設定されていることが好ましい。
このように、目標範囲である領域Hは、黒体軌跡方向に長く、黒体軌跡に対する偏差方向に短い四辺形、すなわち、黒体軌跡方向を長手方向とする四辺形であることが好ましい。このことによって、視聴者が違和感を覚えない範囲内において、できるだけ広い範囲を領域Hに設定することができる。
上記のようにして設定された領域Hを許容範囲とした場合、WB再調整後の色度点が領域H内に収まるように、階調を再調整するときの調整率または調整量を設定すればよい。具体的には、いくつかの調整率または調整量について色度点との対応関係を予め試算しておく。そして、これにより算出した各色度点が領域H内に収まるか否かを判断し、領域H内に収まる範囲で、調整率または調整量を設定することが考えられる。
これまで本発明の一実施形態として表示装置の製造方法を例示して説明したが、本発明は、表示装置の製造方法におけるホワイトバランス調整を実行するホワイトバランス調整装置の形態、あるいは、表示装置の製造方法をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態、あるいは、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の形態としてもよい。
上記の記録媒体としては、具体的には、CD−ROM(−R/−RW)、光磁気ディスク、HD(ハードディスク)、DVD−ROM(−R/−RW/−RAM)、FD(フレキシブルディスク)、フラッシュメモリ、メモリカードや、メモリスティック及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明による表示装置の製造方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録して流通させることにより、当該方法の実現を容易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えている記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明による表示装置の製造方法を実行することができる。
以上説明したように、本発明に係る表示装置の製造方法は、表示装置のホワイトバランスを調整するステップを含む表示装置の製造方法であって、前記ステップは、前記表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、前記ホワイトバランス調整ステップにて前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する第2の判定ステップと、前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するホワイトバランス再調整ステップとを備える。これにより、通常のホワイトバランス調整により下げた階調をある程度まで高く再調整することができるため、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
また、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記RGB3原色のうちR階調が固定されている場合、G階調及びB階調を高く再調整し、また、前記RGB3原色のうちB階調が固定されている場合、G階調及びR階調を高く再調整することが望ましい。これにより、RGB3原色のうち、輝度向上に最も寄与するG階調を含む2色の階調を高く調整することができるため、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
また、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調及び前記B階調、または、前記G階調及び前記R階調を、予め定めた調整率あるいは調整量だけ高くすることが望ましい。これにより、簡単な構成により、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
また、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調に対して、前記表示装置の画面輝度が前記基準輝度になるときの階調を算出し、該算出した階調を、再調整後の前記G階調とすると共に、前記B階調または前記R階調を、再調整前後の前記G階調から定まる調整率あるいは調整量だけ高くすることが望ましい。これにより、基準輝度に必要な分だけ階調を上げることができるため、再調整に伴う色度ずれを抑えながら、輝度低下を抑えることができる。
また、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記ホワイトバランス再調整後の前記表示装置の画面色度が許容範囲内に収まるように、前記残りの2色のうち少なくとも1色の階調を再調整するときの調整率あるいは調整量を制限することが望ましい。これにより、再調整に伴う色度ずれを抑えながら、輝度低下を抑えることができる。
また、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記ホワイトバランス再調整後の前記表示装置の画面色度が許容範囲内に収まるように、前記残りの2色のうち少なくとも1色の階調に上限値を設定することが望ましい。これにより、上記と同様に、再調整に伴う色度ずれを抑えながら、輝度低下を抑えることができる。
また、本発明に係るホワイトバランス調整装置は、表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整装置であって、前記表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行う手段と、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する手段と、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、前記ホワイトバランス調整にて前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する手段と、前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整する手段とを備える。これにより、通常のホワイトバランス調整により下げた階調をある程度まで高く再調整することができるため、ホワイトバランス調整の際に、表示品位を損なうことなく、輝度低下を抑えることができる。
また、本発明に係る表示装置は、所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行う機能を備えた表示装置であって、前記RGB3原色の各階調は、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度以上になるように、前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定され、残りの2色のうち少なくとも1色の階調が、前記ホワイトバランス調整後の階調よりも高く再調整されたものである。
10…表示装置(テレビジョン受像機)、11…地上デジタル放送チューナ、12…衛星放送チューナ、13…外部入力端子、14…セレクタ、15…復号部、16…音声信号処理部、17…スピーカ、18…映像信号処理部、19…画質調整部、20…LCDモジュール、21…赤外線受光部、22…制御部、23…メモリ、24…調整用端子、31…リモコン、32…地上デジタル放送用アンテナ、33…衛星放送用アンテナ、50…ホワイトバランス調整装置、51…光検出部、52…制御部、53…メモリ、54…出力部。
Claims (5)
- 表示装置のホワイトバランスを調整するステップを含む表示装置の製造方法であって、
前記ステップは、前記表示装置に表示される所定の入力映像信号に対してRGB3原色それぞれの階調を調整することによりホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満であるか否かを判定する第1の判定ステップと、前記ホワイトバランス調整後の前記表示装置の画面輝度が基準輝度未満と判定した場合、前記ホワイトバランス調整ステップにて前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されているか否かを判定する第2の判定ステップと、前記RGB3原色のうちいずれか1色の階調が固定されていると判定した場合、残りの2色のうち少なくとも1色の階調を高く再調整するホワイトバランス再調整ステップとを備えたことを特徴とする表示装置の製造方法。 - 請求項1に記載の表示装置の製造方法において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記RGB3原色のうちR階調が固定されている場合、G階調及びB階調を高く再調整し、また、前記RGB3原色のうちB階調が固定されている場合、G階調及びR階調を高く再調整することを特徴とする表示装置の製造方法。
- 請求項2に記載の表示装置の製造方法において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調及び前記B階調、または、前記G階調及び前記R階調を、予め定めた調整率あるいは調整量だけ高くすることを特徴とする表示装置の製造方法。
- 請求項2に記載の表示装置の製造方法において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記G階調に対して、前記表示装置の画面輝度が前記基準輝度になるときの階調を算出し、該算出した階調を、再調整後の前記G階調とすると共に、前記B階調または前記R階調を、再調整前後の前記G階調から定まる調整率あるいは調整量だけ高くすることを特徴とする表示装置の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置の製造方法において、前記ホワイトバランス再調整ステップは、前記ホワイトバランス再調整後の前記表示装置の画面色度が許容範囲内に収まるように、前記残りの2色のうち少なくとも1色の階調を再調整するときの調整率あるいは調整量を制限することを特徴とする表示装置の製造方法。
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