JP2014199771A - キー構造体及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器において、意図せずにキーが押されることによって誤動作が起こるのを防ぐこと。【解決手段】キー4のトップ部11が押されていない状態では、支持部材21の弾性復帰力によってキー4のシャフト部15の先端、もしくはキー4のシャフト部15の先端が支持部材21で覆われている場合には支持部材21の先端がスイッチ31から離れる。キー4のトップ部11の片方の隆起部12,13のみが押されている状態では、支持部材21が弾性変形してキー4が傾き、キー4のシャフト部15の先端もしくはキー4のシャフト部15を覆う支持部材21の先端がスイッチ31から離れる。キー4のトップ部11の両隆起部12,13が押されている状態では、支持部材21が弾性変形してキー4のシャフト部15の先端もしくはキー4のシャフト部15を覆う支持部材21の先端がスイッチ31に当たる。【選択図】図4
Description
この発明は、キー構造体及び電子機器に関する。
従来、キーの押し間違えを防ぐため、装置本体の外面から突出するキーを装置本体の外面よりも装置本体内に押し込むことによって、スイッチのオンオフを切り替えるようにしたキー構造がある(例えば、特許文献1参照)。また、適切な位置を押すことができるように、キー上面の中央部に窪み部を設けたキー構造がある(例えば、特許文献2参照)。また、キーの両端をシーソーのように交互に押してスイッチのオンオフを切り替えることからシーソースイッチとも呼ばれるロッカースイッチがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、従来のキー構造では、キーの大きさが指先よりも小さい場合、キーを押す指先がキー周辺の装置本体の外面に当たってしまうため、キーを装置本体の外面よりも深く押し込むのは困難である。つまり、キーを押してスイッチのオンオフを切り替えることができないという問題点がある。例えば携帯電話機やスマートフォンなどの携帯端末は小型で薄いため、指先よりも小さいキーが用いられている。従って、キーを携帯端末の外面よりも深く押し込むことは著しく困難であるため、スイッチを操作することができない。
ところで、ホルダに携帯端末を装着して充電や通信を行うことがある。ホルダには、携帯端末を安定して保持するために携帯端末の外面に接触する複数の突起が設けられていることがある。上述するように、指先よりも小さいキーを携帯端末の外面よりも深く押し込むことが困難であるため、キーは携帯端末の外面よりも突出しており、キーを携帯端末の外面と同じレベルまで押せばスイッチのオンオフを切り替えることができるようになっている。そのため、ホルダに携帯端末を装着する際に、携帯端末のキーがホルダの突起によって意図せずに押されてしまい、スイッチのオンオフが誤って切り替わってしまうことがあるという問題点がある。
意図せずにキーが押されることによって誤動作が起こるのを防ぐことができるキー構造体及び電子機器を提供することを目的とする。
キー構造体及び電子機器は、キー、ケース、支持部材及びスイッチを有する。キーは、中央部に窪み部を有するトップ部、トップ部から伸びるシャフト部、及びトップ部からシャフト部の伸びる方向に対して交差する方向へ突出するフランジ部を有する。ケースは、キーが挿入される貫通孔を有する。支持部材は、ケースの貫通孔を通ってキーのトップ部がケースの外面から突出する状態でケースの内側からケースの内面にキーのフランジ部を押し当てるようにキーを支持する。支持部材は弾性変形可能である。スイッチは、ケース内におけるキーのシャフト部の先端、もしくはキーのシャフト部の先端が支持部材で覆われている場合には支持部材の先端が相対峙する位置に固定される。
そして、キーのトップ部にケース内へ向かって押される力がかかっていない第1の状態のときに、支持部材の弾性復帰力によってキーのシャフト部の先端、もしくはキーのシャフト部の先端が支持部材で覆われている場合には支持部材の先端がスイッチから離れる。また、キーのトップ部の窪み部を挟む両端のうちの一方の端部のみがケース内へ向かって押されている第2の状態のときに、支持部材が弾性変形してキーが傾くことによってキーのシャフト部の先端、もしくはキーのシャフト部の先端が支持部材で覆われている場合には支持部材の先端がスイッチから離れる。また、キーのトップ部の窪み部を挟む両端がケース内へ向かって押されている第3の状態のときに、支持部材が弾性変形してキーのシャフト部の先端、もしくはキーのシャフト部の先端が支持部材で覆われている場合には支持部材の先端がスイッチに当たる。
このキー構造体及び電子機器によれば、意図せずにキーが押されることによって誤動作が起こるのを防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、このキー構造体及び電子機器の好適な実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施例の説明においては、同様の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
・電子機器の一例
図1及び図2は、実施の形態にかかる電子機器の一例を示す図であり、図1は背面図、図2は背面側の斜視図である。
図1及び図2は、実施の形態にかかる電子機器の一例を示す図であり、図1は背面図、図2は背面側の斜視図である。
図1及び図2に示すように、電子機器1は、特に限定しないが、例えばケース2の側面3にキー4を有していてもよい。このキー4が押されることによって電子機器1のケース2内に設けられているスイッチが押され、スイッチのオンオフが切り替わるようになっていてもよい。
電子機器1は例えば携帯電話機やスマートフォンなどの携帯型通信端末であってもよいし、携帯型音楽プレイヤーや携帯型ゲーム機などであってもよい。なお、電子機器1は携帯型のものに限らない。電子機器1が例えばスマートフォンである場合、図1及び図2に示されている面がスマートフォンの背面であるので、図に現れていない側の面に表示部が設けられていてもよい。
図3は、図2に示す電子機器のキー部分の一例を拡大して示す図である。図3に示すように、キー4において、ケース2の側面3から突出するトップ部11は、例えばケース2の側面3の長手方向に沿って伸びる長方形状をしており、その長方形状の長手方向の両端に例えば山形状の隆起部12,13を有する。キー4のトップ部11において、両隆起部12,13に挟まれる中央部は谷形状の窪み部14となっている。
なお、キー4のトップ部11の形状は正方形状、円形状、長円形状または楕円形状など、種々の形状であってもよい。ここでは、キー4のトップ部11の形状が長方形状であるとして説明する。
キー4は、後述するキー構造体の構成要素の一つであってもよい。つまり、後述するキー構造体は、図3に示すキー4を備えていてもよい。本実施例では、後述するキー構造体が、図3に示すキー4を備えているとして説明する。
・キー構造体の第1の例
図4は、実施の形態にかかるキー構造体の第1の例を示す図である。図5は、図4に示すキー構造体を分解して示す図である。図4及び図5において、ケース2内には回路基板や配線、その他の電子部品または電池などがあるが、図示省略されている。
図4は、実施の形態にかかるキー構造体の第1の例を示す図である。図5は、図4に示すキー構造体を分解して示す図である。図4及び図5において、ケース2内には回路基板や配線、その他の電子部品または電池などがあるが、図示省略されている。
図4及び図5に示すように、キー4はトップ部11、シャフト部15及びフランジ部16,17を有していてもよい。シャフト部15は、トップ部11から、トップ部11の隆起部12,13が設けられている側と反対側へ伸びる。フランジ部16,17は、トップ部11からシャフト部15の伸びる方向に対して交差する方向へ突出している。
ケース2は、正面側のケース、すなわちフロントケース6と、背面側のケース、すなわちリアケース7とが組み合わされてできている。ケース2は、キー4が挿入される貫通孔8、及び貫通孔8から繋がる空洞部9を有する。空洞部9は、貫通孔8からキー4のトップ部11の隆起部12,13をケース2の側面よりも突出させる状態でキー4を収納する。
キー4のフランジ部16,17が貫通孔8の周囲のケース2の内面に当たることによって、貫通孔8からキー4が脱落しないようになっている。また、空洞部9は、支持部材21及びスイッチ31を収納する。
支持部材21は、弾性変形可能な材料、例えばラバーでできていてもよい。あるいは、後述するキー構造体の第2の例のように、支持部材21は圧縮コイルバネでできていてもよいし、その他の弾性を有する部材でできていてもよい。本実施例では支持部材21がラバーでできている場合について説明する。
支持部材21は、例えば胴部22及びフランジ部23を有していてもよい。胴部22は例えば筒状で底を有していてもよい。胴部22には、キー4のシャフト部15が挿入される。支持部材21のフランジ部23は胴部22の開口端において外向きに突出している。支持部材21のフランジ部23は、ケース2の空洞部9の中程で空洞部9の内面から内向きに突出する仕切壁10に、ケース2の貫通孔8側から当たる。それによって、支持部材21が空洞部9の内部に取り付けられている。
シャフト部15の先端は、胴部22の底を押す状態で底に当たっている。それによって、胴部22が弾性変形して伸びた状態になっており、伸びた胴部22が元に戻ろうとする弾性復帰力によってキー4にケース2の外側へ向かう力が作用し、キー4のフランジ部16,17が貫通孔8の周囲のケース2の内面に押し当てられる。
一方、伸びた胴部22が元に戻ろうとする弾性復帰力によって、支持部材21のフランジ部23はケース2の空洞部9内の仕切壁10に押しつけられる。支持部材21がラバーでできているため、支持部材21のフランジ部23がパッキンの役目を果たし、支持部材21のフランジ部23と仕切壁10との間が密閉される。それによって、キー4のトップ部11とケース2の側面3の貫通孔8との間の隙間から水や粉塵が入っても、水や粉塵がケース2内のさらに奥へ侵入しないようになっている。
スイッチ31は、ケース2の空洞部9内において、支持部材21の胴部22の底に相対峙し、かつキー4のトップ部11が押されていない第1の状態のときに胴部22の底から離れる位置に固定されている。例えば、スイッチ31は、ケース2の空洞部9の突き当たりの内面に取り付けられていてもよい。
なお、支持部材21の胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合、スイッチ31は、シャフト部15の先端に相対峙し、かつキー4のトップ部11が押されていない第1の状態のときにシャフト部15の先端から離れる位置に固定されている。また、スイッチ31は、次の図6〜図8に示す状態を満たす位置に固定されている。
図6〜図9は、図4に示すキー構造体の動作の一例を示す図である。図6には、キー4のトップ部11の一方の隆起部13のみが押されている第2の状態が示されている。図6に示すように、指や物体41によってキー4のトップ部11の一方の隆起部13のみが押されると、支持部材21が弾性変形してキー4が傾き、押されている隆起部13がケース2の空洞部9内に収納され、押されていない隆起部12はケース2の側面3よりも突出する状態となる。
上述する第1の状態から図6に示す第2の状態へ遷移する過程及びその逆の過程において、支持部材21の胴部22の底はスイッチ31から離れている。胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合には、シャフト部15の先端がスイッチ31から離れている。スイッチ31は、ケース2の空洞部9において、このような状態を実現できる位置に固定されている。
図7には、キー4のトップ部11のもう一方の隆起部12のみが押されている第2の状態が示されている。図7に示すように、指や物体41によってキー4のトップ部11のもう一方の隆起部12のみが押される場合も、支持部材21が弾性変形してキー4が傾く。そして、支持部材21の胴部22の底か、または胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合にはシャフト部15の先端は、スイッチ31から離れている。スイッチ31は、ケース2の空洞部9において、このような状態を実現できる位置に固定されている。
図8には、キー4のトップ部11の両隆起部12,13が押されている第3の状態が示されている。図8に示すように、指や物体41によってキー4のトップ部11の両隆起部12,13が押されると、支持部材21が弾性変形して支持部材21の胴部22がさらに伸び、両隆起部12,13がケース2の空洞部9内に収納される状態となる。それによって、支持部材21の胴部22の底がスイッチ31に当たる。胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合には、シャフト部15の先端がスイッチ31に当たる。スイッチ31は、ケース2の空洞部9において、このような状態を実現できる位置に固定されている。
図4に示すキー構造体によれば、キー4のトップ部11の両隆起部12,13が一緒に押されるとスイッチ31のオンオフが切り替わるが、どちらか一方の隆起部12,13のみが押されてもキー4が傾くだけでスイッチ31のオンオフは切り替わらない。意図的にキー4を押す場合にはキー全体を押すため、キー4のトップ部11の両隆起部12,13が一緒に押され、スイッチ31のオンオフが正しく切り替わる。一方、意図せずにキー4の端が押されると一方の隆起部12,13のみが押されるため、スイッチ31のオンオフは切り替わらない。従って、意図せずにキー4が押されることによってスイッチ31が誤動作するのを防ぐことができる。
図9には、キー4のトップ部11の窪み部14が押される第4の状態が示されている。図9に示すように、指や物体41がキー4のトップ部11の窪み部14に位置しても、窪み部14の幅が指や物体41の幅よりも広ければ、窪み部14の中に指や物体41の先端が入ることになる。そのため、指や物体41によって窪み部14が押されることによってキー4がスイッチ31へ向かって移動する量は、上述する第3の状態における移動量よりも少なくなる。
第4の状態におけるキー4の移動量が、支持部材21の胴部22の底か、または胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合にはシャフト部15の先端がスイッチ31に届かない量であれば、スイッチ31のオンオフは切り替わらない。従って、スイッチ31は、ケース2の空洞部9において、このような状態を実現できる位置に固定されており、また窪み部14の幅が指や物体41の幅よりも広くなっていてもよい。
ただし、意図的にキー4を押す場合には、キー4のトップ部11の両隆起部12,13を一緒に押すため、窪み部14の幅が指先の幅よりも広いと、指1本で両隆起部12,13を一緒に押すことが困難になってしまう。そこで、窪み部14の幅は指先の幅よりも狭いのが望ましい。つまり、窪み部14の幅は、キー4を押す物体の幅よりも広く、かつ指先の幅よりも狭いのが好ましい。
窪み部14の幅が、キー4を押す物体の幅よりも広ければ、キー4を押す物体が窪み部14を押しても、支持部材21の胴部22の底か、または胴部22に底がなく、キー4のシャフト部15の先端が露出している場合にはシャフト部15の先端は、スイッチ31から離れている。従って、窪み部14の幅よりも幅が狭い物体によってキー4が押されても、スイッチ31が誤動作するのを防ぐことができる。一方、窪み部14の幅が指先の幅よりも狭ければ、指1本でキー4のトップ部11の両隆起部12,13を一緒に押すことができるため、キー4の操作性を損うことなく、スイッチ31のオンオフを正しく切り替えることができる。
・電子機器の使用状態の一例
図10は、図1に示す電子機器がホルダに装着されている状態を示す図である。図10に示すように、電子機器1がホルダ42に装着される場合、窪み部14の幅は、キー4を押す物体の幅よりも広いのが好ましい。キー4を押す物体は、例えばホルダ42から突出して電子機器1の側面3に接触する突起43であってもよい。図10において、符号5は表示部である。
図10は、図1に示す電子機器がホルダに装着されている状態を示す図である。図10に示すように、電子機器1がホルダ42に装着される場合、窪み部14の幅は、キー4を押す物体の幅よりも広いのが好ましい。キー4を押す物体は、例えばホルダ42から突出して電子機器1の側面3に接触する突起43であってもよい。図10において、符号5は表示部である。
例えば図10に示す例のように、ホルダ42に電子機器1が装着されている状態においてホルダ42の突起43が電子機器1のキー4よりも上方に位置することがある。この場合、ホルダ42に電子機器1をホルダ42の上から下げながら装着する際にキー4がホルダ42の突起43によって押されることになる。
具体的に示すと、ホルダ42に電子機器1が装着される際、電子機器1が下がってくると、まず、図6に示すように、ホルダ42の突起43(図6では、符号41)によってキー4のトップ部11の下側の隆起部13が押される状態となる。上述するように、この状態では、キー4がスイッチ31に当たらないため、スイッチのオンオフは切り替わらない。
電子機器1がさらに下がると、図9に示すように、ホルダ42の突起43(図9では、符号41)がキー4のトップ部11の窪み部14に位置する状態となる。上述するように、この状態でも、キー4がスイッチ31に当たらないため、スイッチのオンオフは切り替わらない。窪み部14の面がケース2の側面3よりも突出しないようになっていてもよい。そうすれば、ホルダ42の突起43がキー4のトップ部11の窪み部14に位置する状態でも、ホルダ42の突起43によってキー4が押されている状態にはならない。
電子機器1がさらに下がると、図7に示すように、ホルダ42の突起43(図7では、符号41)によってキー4のトップ部11の上側の隆起部12が押される状態となる。上述するように、この状態でも、キー4がスイッチ31に当たらないため、スイッチのオンオフは切り替わらない。そして、電子機器1がさらに下がると図10に示す状態となる。このように、この一連の状態の変化においてホルダ42の突起43によってキー4が押されても、スイッチのオンオフが切り替わらないため、誤作動が起こるのを防ぐことができる。
ホルダ42から電子機器1が取り外される際には、装着の際の逆の状態を経る。従って、ホルダ42の突起43によってキー4が押されても、スイッチのオンオフが切り替わらないため、誤作動が起こるのを防ぐことができる。それに対して、図8に示すように、指先によってキー4のトップ部11の両隆起部12,13が一緒に押されると、キー4がスイッチ31に当たり、スイッチのオンオフが切り替わるため、スイッチ31が正常に動作する。
このように、ホルダ42の突起43を考慮して電子機器1に図4に示すキー構造体を適用することによって、電子機器1において、ホルダ42の突起43と干渉する位置にキー4を設けることができる。従って、電子機器1においてキー4の配置の自由度が高まり、電子機器1のユーザにとって操作性に優れる位置にキー4を配置することができる。
また、図6に示す第2の状態において、指や物体41によってキー4のトップ部11の下側の隆起部13が押される場合、キー4の上側のフランジ部16とケース2の内面との接点を支点にしてキー4が回転することによってキー4が傾いてもよい。また、図7に示す第2の状態において、指や物体41によってキー4のトップ部11の上側の隆起部12が押される場合、キー4の下側のフランジ部17とケース2の内面との接点を支点にしてキー4が回転することによってキー4が傾いてもよい。そうすれば、キー4を回転可能に支持するための軸などを設けずに済むため、キー4の操作性を損なうことなく、部品点数を削減してキー構造体の構成を簡素にできる。
・キー構造体の第2の例
図11は、実施の形態にかかるキー構造体の第2の例を示す図である。図11に示すように、第2の例では、支持部材は圧縮コイルバネ51,52である。上側の圧縮コイルバネ51は、キー4のトップ部11の上側の隆起部12とケース2の空洞部9内の上側の仕切壁53との間に設けられてもよい。下側の圧縮コイルバネ52は、キー4のトップ部11の下側の隆起部13とケース2の空洞部9内の下側の仕切壁54との間に設けられてもよい。
図11は、実施の形態にかかるキー構造体の第2の例を示す図である。図11に示すように、第2の例では、支持部材は圧縮コイルバネ51,52である。上側の圧縮コイルバネ51は、キー4のトップ部11の上側の隆起部12とケース2の空洞部9内の上側の仕切壁53との間に設けられてもよい。下側の圧縮コイルバネ52は、キー4のトップ部11の下側の隆起部13とケース2の空洞部9内の下側の仕切壁54との間に設けられてもよい。
図11に示すキー構造体によれば、キー4のトップ部11の両隆起部12,13が一緒に押されるとスイッチ31のオンオフが切り替わるが、どちらか一方の隆起部12,13のみが押されてもキー4が傾くだけでスイッチ31のオンオフは切り替わらない。従って、意図せずにキー4が押されることによってスイッチ31が誤動作するのを防ぐことができる。なお、キー4のシャフト部15を巻くように圧縮コイルバネ52が設けられていてもよい。
図4または図11に示すキー構造体を有する電子機器によれば、意図せずにキー4が押されることによってスイッチ31が誤動作するのを防ぐことができる。また、キー4の操作性を損なうことなく、部品点数を削減してキー構造体の構成を簡素にすることができる。また、ホルダ42の突起43と干渉する位置にもキー4を設けることができるため、ユーザにとって操作性に優れる位置にキー4を配置することができる。
上述した各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)中央部に窪み部を有するトップ部、前記トップ部から伸びるシャフト部、及び前記トップ部から前記シャフト部の伸びる方向に対して交差する方向へ突出するフランジ部を有するキーと、前記キーが挿入される貫通孔を有するケースと、前記貫通孔を通って前記トップ部が前記ケースの外面から突出する状態で前記ケースの内側から前記ケースの内面に前記フランジ部を押し当てるように前記キーを支持する弾性変形可能な支持部材と、前記ケース内における前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が相対峙する位置に固定されるスイッチと、を備え、前記トップ部に前記ケース内へ向かって押される力がかかっていない第1の状態のときに、前記支持部材の弾性復帰力によって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、前記トップ部の前記窪み部を挟む両端のうちの一方の端部のみが前記ケース内へ向かって押されている第2の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記キーが傾くことによって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、前記トップ部の前記窪み部を挟む両端が前記ケース内へ向かって押されている第3の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチに当たることを特徴とするキー構造体。
(付記2)前記窪み部の幅は指先の幅よりも狭いことを特徴とする付記1に記載のキー構造体。
(付記3)前記第2の状態では前記トップ部の他方の端部側の前記フランジ部と前記ケースの内面との接点を支点にして前記キーが回転することによって前記キーが傾くことを特徴とする付記1または2に記載のキー構造体。
(付記4)中央部に窪み部を有するトップ部、前記トップ部から伸びるシャフト部、及び前記トップ部から前記シャフト部の伸びる方向に対して交差する方向へ突出するフランジ部を有するキーと、前記キーが挿入される貫通孔を有するケースと、前記貫通孔を通って前記トップ部が前記ケースの外面から突出する状態で前記ケースの内側から前記ケースの内面に前記フランジ部を押し当てるように前記キーを支持する弾性変形可能な支持部材と、前記ケース内における前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が相対峙する位置に固定されるスイッチと、を備え、前記トップ部に前記ケース内へ向かって押される力がかかっていない第1の状態のときに、前記支持部材の弾性復帰力によって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、前記トップ部の前記窪み部を挟む両端のうちの一方の端部のみが前記ケース内へ向かって押されている第2の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記キーが傾くことによって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、前記トップ部の前記窪み部を挟む両端が前記ケース内へ向かって押されている第3の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチに当たる構造のキー構造体を備えることを特徴とする電子機器。
(付記5)前記窪み部の幅は、電子機器を保持するホルダから突出して前記電子機器の外面に接触する突起の幅よりも広く、前記トップ部の前記窪み部に前記ホルダの前記突起が入る第4の状態のときに、前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れることを特徴とする付記4に記載の電子機器。
(付記6)前記窪み部の幅は指先の幅よりも狭いことを特徴とする付記4または5に記載の電子機器。
(付記7)前記第2の状態では前記トップ部の他方の端部側の前記フランジ部と前記ケースの内面との接点を支点にして前記キーが回転することによって前記キーが傾くことを特徴とする付記4乃至6のいずれか一つに記載の電子機器。
1 電子機器
2 ケース
4 キー
8 貫通孔
11 トップ部
14 窪み部
15 シャフト部
16,17 フランジ部
21 支持部材
31 スイッチ
42 ホルダ
43 突起
51,52 圧縮コイルバネ
2 ケース
4 キー
8 貫通孔
11 トップ部
14 窪み部
15 シャフト部
16,17 フランジ部
21 支持部材
31 スイッチ
42 ホルダ
43 突起
51,52 圧縮コイルバネ
Claims (5)
- 中央部に窪み部を有するトップ部、前記トップ部から伸びるシャフト部、及び前記トップ部から前記シャフト部の伸びる方向に対して交差する方向へ突出するフランジ部を有するキーと、
前記キーが挿入される貫通孔を有するケースと、
前記貫通孔を通って前記トップ部が前記ケースの外面から突出する状態で前記ケースの内側から前記ケースの内面に前記フランジ部を押し当てるように前記キーを支持する弾性変形可能な支持部材と、
前記ケース内における前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が相対峙する位置に固定されるスイッチと、
を備え、
前記トップ部に前記ケース内へ向かって押される力がかかっていない第1の状態のときに、前記支持部材の弾性復帰力によって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、
前記トップ部の前記窪み部を挟む両端のうちの一方の端部のみが前記ケース内へ向かって押されている第2の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記キーが傾くことによって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、
前記トップ部の前記窪み部を挟む両端が前記ケース内へ向かって押されている第3の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチに当たることを特徴とするキー構造体。 - 前記窪み部の幅は指先の幅よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載のキー構造体。
- 前記第2の状態では前記トップ部の他方の端部側の前記フランジ部と前記ケースの内面との接点を支点にして前記キーが回転することによって前記キーが傾くことを特徴とする請求項1または2に記載のキー構造体。
- 中央部に窪み部を有するトップ部、前記トップ部から伸びるシャフト部、及び前記トップ部から前記シャフト部の伸びる方向に対して交差する方向へ突出するフランジ部を有するキーと、
前記キーが挿入される貫通孔を有するケースと、
前記貫通孔を通って前記トップ部が前記ケースの外面から突出する状態で前記ケースの内側から前記ケースの内面に前記フランジ部を押し当てるように前記キーを支持する弾性変形可能な支持部材と、
前記ケース内における前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が相対峙する位置に固定されるスイッチと、
を備え、
前記トップ部に前記ケース内へ向かって押される力がかかっていない第1の状態のときに、前記支持部材の弾性復帰力によって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、
前記トップ部の前記窪み部を挟む両端のうちの一方の端部のみが前記ケース内へ向かって押されている第2の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記キーが傾くことによって前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れ、
前記トップ部の前記窪み部を挟む両端が前記ケース内へ向かって押されている第3の状態のときに、前記支持部材が弾性変形して前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチに当たる構造のキー構造体を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記窪み部の幅は、電子機器を保持するホルダから突出して前記電子機器の外面に接触する突起の幅よりも広く、
前記トップ部の前記窪み部に前記ホルダの前記突起が入る第4の状態のときに、前記シャフト部の先端、もしくは前記シャフト部の先端が前記支持部材で覆われている場合には前記支持部材の先端が前記スイッチから離れることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013075085A JP2014199771A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | キー構造体及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013075085A JP2014199771A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | キー構造体及び電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2014199771A true JP2014199771A (ja) | 2014-10-23 |
Family
ID=52356548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013075085A Pending JP2014199771A (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | キー構造体及び電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2014199771A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018029660A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ハンドブレンダ |
| CN111508748A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-07 | 上海摩勤智能技术有限公司 | 一种分体式按键及电子设备、分体式按键的组装方法 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013075085A patent/JP2014199771A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018029660A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ハンドブレンダ |
| CN107752805A (zh) * | 2016-08-22 | 2018-03-06 | 松下知识产权经营株式会社 | 手持搅拌器 |
| CN111508748A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-07 | 上海摩勤智能技术有限公司 | 一种分体式按键及电子设备、分体式按键的组装方法 |
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