JP2014195021A - 電源装置および凹部形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの低減を図ると共に、プレス加工用の金型の減耗を回避し得る電源装置を提供する。
【解決手段】左側板12の外面から内面に向かう向きへの天板21の移動を規制する移動規制片22a、および右側板13の外面から内面に向かう向きへの天板21の移動を規制する移動規制片23aがカバー20における天板21の対向する両辺にそれぞれ形成され、かつ左側板12における縁部12a,12bの間、および右側板13における縁部13a,13bの間にスリット16がそれぞれ形成されると共に、左側板12における縁部12bから係合用開口部16までの部位、および右側板13における縁部13bから係合用開口部16までの部位がケーシング2の内側に向かってプレス加工によって移動規制片22a,23aの厚み以上の深さに凹まされて移動規制片22a,23aが係合可能な係合用凹部15がそれぞれ形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】左側板12の外面から内面に向かう向きへの天板21の移動を規制する移動規制片22a、および右側板13の外面から内面に向かう向きへの天板21の移動を規制する移動規制片23aがカバー20における天板21の対向する両辺にそれぞれ形成され、かつ左側板12における縁部12a,12bの間、および右側板13における縁部13a,13bの間にスリット16がそれぞれ形成されると共に、左側板12における縁部12bから係合用開口部16までの部位、および右側板13における縁部13bから係合用開口部16までの部位がケーシング2の内側に向かってプレス加工によって移動規制片22a,23aの厚み以上の深さに凹まされて移動規制片22a,23aが係合可能な係合用凹部15がそれぞれ形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、第1のケーシング構成部材および第2のケーシング構成部材を備えて回路基板を収容可能に構成されたケーシングを有する電源装置、および、そのような電源装置におけるケーシングの製造時に係合用の凹部を形成する凹部形成方法に関するものである。
例えば、特開2001−102778号公報には、各種電子部品が実装されたプリント基板と、このプリント基板を収容可能に構成されたケースとを備えて構成された電源装置が開示されている。この電源装置では、プリント基板を収容した状態のケース内に樹脂材料が充填されて充填部が形成され、これにより、プリント基板に実装されている電源装置の熱が充填部を介してケース外に伝熱されてケース外に放熱されるように構成されている。
また、この電源装置における上記のケースは、金属製の密閉形ケースであって、一面開口(上面開口)のケース本体と、ケース本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えて構成されている。この場合、この電源装置では、蓋体が一面開口(下面開口)の浅皿状に形成されると共に、この蓋体をケース本体に被せた際に、蓋体における周壁部がケース本体における4枚の側板部の外側に位置するように構成されている。また、この電源装置では、蓋体の周壁部を貫通させたねじをケース本体の側板部にねじ込むことによって蓋体がケース本体にねじ固定されている。
ところが、従来の電源装置には、以下の解決すべき問題点がある。すなわち、従来の電源装置では、蓋体の周壁部を貫通させたねじをケース本体の側板部にねじ込むことによって蓋体をケース本体にねじ固定する構成が採用されている。この場合、従来の電源装置では、ケース本体における側板部の外側に蓋体の周壁部を位置させるために、平面視においてケース本体よりも蓋体がやや大きくなるように形成されている。したがって、従来の電源装置では、側面視において蓋体の周壁部がケース本体の側板部から突出した状態となっており、突出した周壁部が邪魔になるだけでなく、その美観の悪さに起因して電源装置の商品的価値が低下しているという問題点が存在する。
一方、出願人は、上記の問題点に鑑みて、蓋部の構成要素をケース本体の側板から突出させずに蓋体をケース本体に固定する構成を開発した。具体的には、図8,9に示す電源装置1xにおけるケーシング2x(以下、出願人が開発した従来の「電源装置」に関する構成要素については、符号の末尾に「x」を付して説明する。)は、上記公開公報に開示されている電源装置におけるケースに相当し、シャーシ10x(ケース本体に相当)と、カバー20x(蓋体に相当)とを備えて構成されている。
このケーシング2xでは、カバー20xにおける天板21xの縁部に天板21xの厚み方向に沿うようにして移動規制片22axが形成されている。また、このケーシング2xでは、シャーシ10xにおける側板12xの上縁部に、上記の移動規制片22axの厚み分だけ側板12xをケーシング2xの内側に向かって凹ませた係合用凹部15xが形成されている。この場合、移動規制片22axには、雄ねじ4x(図9参照)におけるねじ部の挿通を許容し、かつ雄ねじ4xにおける頭部の挿通を規制する挿通孔Hbxが形成されると共に、係合用凹部15xの底面には、雄ねじ4xにおけるねじ部をねじ込み可能なねじ孔Haxが形成されている。
これにより、図9に示すように、出願人が開発した電源装置1xでは、移動規制片22axの挿通孔Hbxを挿通させた雄ねじ4xのねじ部をシャーシ10xにおける係合用凹部15xのねじ孔Haxにねじ込むことにより、シャーシ10x、およびカバー20xを雄ねじ4xによってねじ固定することが可能となっている。また、出願人が開発した電源装置1xによれば、移動規制片22axの厚み分だけ側板12xを内側に凹ませて係合用凹部15xが形成されているため、移動規制片22axを係合用凹部15xに係合させた状態においては、移動規制片22axが側板12xから突出せずに、側板12xの外表面と、移動規制片22axの外表面とがほぼ面一となる結果、その美観が良好となっている。
この場合、この種の電源装置におけるケーシングのシャーシは、アルミニウム板等の金属板をプレス加工することで所望の形状に形成されている。また、この種の電源装置におけるシャーシは、固定された回路基板(プリント基板)の破損を招くことのないように、ある程度厚手の金属板を用いて形成して十分な強度を確保する必要がある。このため、出願人が開発している電源装置1xでは、シャーシ10xの製作に際して厚手の金属板にプレス加工によって係合用凹部15xを形成する必要があり、大きなプレス力を有するプレス機を使用する必要が生じることから、その製造コストの低減が困難となっているという現状がある。
また、大きなプレス力を有するプレス機を使用して係合用凹部15xを形成した場合には、プレス処理用の金型における係合用凹部15xを形成するための凸状部に大きな負担がかかることとなる。したがって、複数のシャーシ10xを繰り返し製作しているうちに金型が減耗して、所望の形状の係合用凹部15xを形成することが困難となるおそれがある。したがって、これらの点を改善するのが好ましい。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、製造コストの低減を図ると共に、プレス加工用の金型の減耗を回避し得る電源装置および凹部形成方法を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る電源装置は、電子部品が実装された回路基板と、第1のケーシング構成部材、および当該第1のケーシング構成部材と一体化されて前記回路基板を収容する収容空間を形成する第2のケーシング構成部材を有するケーシングとを備え、前記第1のケーシング構成部材は、第1の板部と、当該第1の板部の一辺に当該第1の板部の厚み方向に沿うように配設された第2の板部とを少なくとも備えて構成され、前記第2のケーシング構成部材は、当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第1の板部に対向させられる第3の板部と、当該第3の板部の一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の外面に接触させられて当該第2の板部の当該外面から当該第2の板部の内面に向かう第1の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片とを少なくとも備えて構成され、前記第2の板部には、前記第1の板部側の縁部、および当該第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部が形成されると共に、前記第1の板部側とは逆側の縁部から前記開口部までの部位が前記ケーシングの内側に向かってプレス加工によって前記第1の移動規制片の厚み以上の深さに凹まされて当該第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成されている。
また、本発明に係る電源装置は、前記開口部は、前記第2の板部における前記第1の板部側の縁部に沿って長いスリット状に形成されている。
さらに、本発明係る電源装置は、前記第2のケーシング構成部材は、前記第3の板部の前記一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の内面に接触させられて当該第2の板部の当該内面から当該第2の板部の前記外面に向かう第2の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第2の移動規制片を備えて構成されている。
また、本発明に係る電源装置は、前記ケーシングは、雄ねじにおけるねじ部の挿通を許容し、かつ当該雄ねじにおける頭部の挿通を規制する挿通部が前記第1の移動規制片に形成されると共に、前記係合用凹部の底面に前記雄ねじをねじ込み可能な雌ねじが設けられ、前記第1の移動規制片における当該挿通部を挿通させた前記雄ねじのねじ部が前記係合用凹部に設けられた前記雌ねじにねじ込まれることによって前記第1のケーシング構成部材に対する前記第2のケーシング構成部材の相対的な移動が当該雄ねじによって規制されている。
また、本発明に係る凹部形成方法は、電子部品が実装された回路基板と、第1のケーシング構成部材、および当該第1のケーシング構成部材と一体化されて前記回路基板を収容する収容空間を形成する第2のケーシング構成部材を有するケーシングとを備え、前記第1のケーシング構成部材は、第1の板部と、当該第1の板部の一辺に当該第1の板部の厚み方向に沿うように配設された第2の板部とを少なくとも備えて構成され、前記第2のケーシング構成部材は、当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第1の板部に対向させられる第3の板部と、当該第3の板部の一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の外面に接触させられて当該第2の板部の当該外面から当該第2の板部の内面に向かう第1の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片とを少なくとも備えて構成され、前記第2の板部には、前記第1の板部側とは逆側の縁部が前記ケーシングの内側に向かって前記第1の移動規制片の厚み以上の深さに凹まされて当該第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成された電源装置用の前記ケーシングの製造に際して当該係合用凹部を形成する際に、前記第2の板部における前記第1の板部側の縁部、および当該第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部を形成した後に、前記第1の板部側とは逆側の縁部から前記開口部までの部位を前記ケーシングの内側に向かってプレス加工によって凹ませることで前記係合用凹部を形成する。
本発明に係る電源装置では、第2のケーシング構成部材が、第1の向きへの第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片を備えて構成されると共に、第1のケーシング構成部材における第2の板部における第1の板部側の縁部、および第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部が形成され、かつ第1の板部側とは逆側の縁部から開口部までの部位がケーシングの内側に向かってプレス加工によって第1の移動規制片の厚み以上の深さに凹まされて第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成されている。
また、本発明に係る凹部形成方法では、第2のケーシング構成部材が、第1の向きへの第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片を備えて構成されると共に、第1のケーシング構成部材における第2の板部に第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成された電源装置の製造に際して係合用凹部を形成する際に、第2の板部における第1の板部側の縁部、および第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部を形成した後に、第1の板部側とは逆側の縁部から開口部までの部位をケーシングの内側に向かってプレス加工によって凹ませることで係合用凹部を形成する。
したがって、本発明に係る電源装置および凹部形成方法によれば、第1のケーシング構成部材の製作時に係合用凹部を形成する際に、係合用凹部を形成すべき凹部形成領域(第1の板部側とは逆側の縁部から開口部までの部位)の両端部の2カ所だけを折り曲げればよいため、過剰に大きなプレス力を必要とせずに係合用凹部を形成することができる。このため、プレス加工用の金型にかかる負担を十分に軽減して金型の減耗を回避することができる結果、長期に亘って多くの第1のケーシング構成部材を好適な形状に形成することができると共に、ある程度小さなプレス力のプレス機で第1のケーシング構成部材を製作することができるため、第1のケーシング構成部材の製作コスト、すなわち、電源装置の製造コストを十分に低減することができる。
また、本発明に係る電源装置によれば、第2の板部における第1の板部側の縁部に沿って長いスリット状に開口部を形成したことにより、例えば、丸孔や方形の孔を開口部として形成した構成と比較して、第2の板部の剛性が過剰に低下する事態を回避することができる。
さらに、本発明に係る電源装置によれば、第2のケーシング構成部材が、第2の向きへの第3の板部の移動を規制する第2の移動規制片を備えたことにより、第2の移動規制片が存在しない構成と比較して、第1のケーシング構成部材(第2の板部)に対する第2のケーシング構成部材(第3の板部)の移動を一層好適に回避することができる。
また、本発明に係る電源装置によれば、雄ねじにおけるねじ部の挿通を許容し、かつ雄ねじにおける頭部の挿通を規制する挿通部が第1の移動規制片に形成されると共に、係合用凹部の底面に雄ねじをねじ込み可能な雌ねじが設けられ、第1の移動規制片における挿通部を挿通させた雄ねじのねじ部が係合用凹部に設けられた雌ねじにねじ込まれることによって第1のケーシング構成部材に対する第2のケーシング構成部材の相対的な移動が雄ねじによって規制されるようにケーシングを構成したことにより、第1のケーシング構成部材に対する第2のケーシング構成部材の相対的な移動を一層好適に回避することができる。
以下、電源装置および凹部形成方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1に示す電源装置1は、「電源装置」の一例であって、ケーシング2および回路基板3を備えて構成されている。この場合、回路基板3は、各種の電子部品や電源入出力端子を接続する接続用コネクタなどが実装されてケーシング2内に収容されている。なお、本明細書において参照する各図においては、回路基板3に実装された電子部品や接続用コネクタ等の図示を省略している。
ケーシング2は、図1〜3に示すように、回路基板3が取り付けられるシャーシ10、およびシャーシ10と一体化されて回路基板3の収容空間を形成するカバー20を備えて構成されている。なお、この電源装置1では、ケーシング2における正面側部位が開口されており、この開口部位において回路基板3に実装されている接続用コネクタに電源ケーブルを接続することができるように構成されている。また、実際の電源装置1におけるケーシング2には、放熱用の通気孔が多数形成されているが、本明細書において参照する各図面においては、この通気孔の図示を省略している。
シャーシ10は、「第1のケーシング構成部材」に相当し、一例として、厚み1.5mm程度のアルミ板をプレス加工することにより、図3に示すように、底板11、左側板12および右側板13が一体的に形成されている。この場合、底板11は、「第1の板部」の一例であって、回路基板3よりもやや大きめの平板状に形成されると共に、電源装置1を電源供給対象に固定するための固定用ねじ(図示せず)を挿通可能な挿通孔11aが形成されている。また、左側板12および右側板13は、「第2の板部」の一例であって、底板11の厚み方向に沿うようにして(正面視、若しくは背面視において底板11に対して直交するようにして)底板11における幅方向(電源装置1の幅方向)の両辺にそれぞれ配設されている。
さらに、左側板12および右側板13には、その底板11側の縁部12a,13aと、底板11側とは逆側の縁部12b,13bとの間に長いスリット16(「開口部」の一例)が形成されると共に、縁部12b,13bからスリット16までの部位(図4に破線で示す凹部形成領域A15)がケーシング2の内側(回路基板3の収容位置)に向かって凹まされて係合用凹部15がそれぞれ形成されている。この場合、係合用凹部15は、左側板12および右側板13の縁部12b,13b(凹部形成領域A15)をプレス加工によって凹ませることにより、後述する移動規制片22a,23aが係合可能な大きさで、かつ、その深さが移動規制片22a,23aの厚みと同程度(「第1の移動規制片の厚み以上の深さ」の一例)となるように形成されている。
また、上記のスリット16は、左側板12の縁部12a,12bや右側板13の縁部13a,13bに沿って長い長孔状(スリット状)に形成されている。さらに、係合用凹部15の底面には、シャーシ10およびカバー20を一体的に固定するための雄ねじ4のねじ部をねじ込み可能なねじ孔Ha(「雌ねじ」の一例)が設けられている。また、左側板12および右側板13の縁部12b,13bには、後述するカバー20の係合用爪部27が係合可能な側面視L字状の係合用開口部17がそれぞれ2つずつ形成されている。なお、左側板12や右側板13に形成する係合用開口部17の数は、2つに限定されず、カバー20に形成する係合用爪部27の数に応じて、それぞれ1つ、または3つ以上の任意の数の係合用開口部17を形成することができる。
カバー20は、「第2のケーシング構成部材」に相当し、一例として、亜鉛メッキ処理が施された厚み0.5mm程度のスチール板をプレス加工することにより、天板21、移動規制片22a,22b、移動規制片23a,23b、正面板24、および背面板25が一体的に形成されている。この場合、天板21は、「第3の板部」の一例であって、その幅方向の長さがシャーシ10における左側板12の内面と右側板13の内面との間の長さと同程度に形成され、後述するように、カバー20がシャーシ10と一体化させられた状態において回路基板3を挟んでシャーシ10の底板11に対向させられる。
移動規制片22aは、「第1の移動規制片」の一例であって、天板21の厚み方向に沿うようにして(正面視、若しくは背面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における左方の一辺に配設されている。この移動規制片22aは、カバー20がシャーシ10と一体化された状態においてシャーシ10の左側板12に形成された係合用凹部15に係合させられて係合用凹部15内において左側板12における縁部12bの外面に接触させられ、左側板12の外面から内面に向かう向き(「第1の向き」の一例)での左側板12(シャーシ10)に対する天板21(カバー20)の相対的な移動を規制する。
また、移動規制片23aは、「第1の移動規制片」の他の一例であって、天板21の厚み方向に沿うようにして(正面視、若しくは背面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における右方の一辺に配設されている。この移動規制片23aは、カバー20がシャーシ10と一体化された状態においてシャーシ10の右側板13に形成された係合用凹部15に係合させられて係合用凹部15内において右側板13における縁部13bの外面に接触させられ、右側板13の外面から内面に向かう向き(「第1の向き」の他の一例)での右側板13(シャーシ10)に対する天板21(カバー20)の相対的な移動を規制する。
この場合、移動規制片22a,23aには、前述した雄ねじ4におけるねじ部の挿通を許容し、かつ雄ねじ4における頭部の挿通を規制する挿通孔Hbがそれぞれ形成されている。これにより、本例の電源装置1(ケーシング2)では、後述するように、シャーシ10の係合用凹部15にカバー20の移動規制片22a,23aをそれぞれ係合させた状態において移動規制片22a,23aにおける挿通孔Hbを挿通させた雄ねじ4のねじ部を係合用凹部15のねじ孔Haにねじ込むことにより、シャーシ10に対するカバー20の相対的な移動が規制されるように構成されている。
移動規制片22bは、「第2の移動規制片」の一例であって、天板21の厚み方向に沿うようにして(正面視、若しくは背面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における左方の一辺に配設されている。この移動規制片22bは、カバー20がシャーシ10と一体化された状態においてシャーシ10の左側板12における縁部12bの内面に接触させられて左側板12の内面から外面に向かう向き(「第2の向き」の一例)での左側板12(シャーシ10)に対する天板21(カバー20)の移動を規制する。この場合、本例の電源装置1(ケーシング2)では、前述したシャーシ10における左側板12に形成された係合用開口部17に係合させられる係合用爪部27が移動規制片22bの下端部に形成されている。
また、移動規制片23bは、「第2の移動規制片」の他の一例であって、天板21の厚み方向に沿うようにして(正面視、若しくは背面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における右方の一辺に配設されている。この移動規制片23bは、カバー20がシャーシ10と一体化された状態においてシャーシ10の右側板13における縁部13bの内面に接触させられて右側板13の内面から外面に向かう向き(「第2の向き」の他の一例)での右側板13(シャーシ10)に対する天板21(カバー20)の移動を規制する。この場合、本例の電源装置1(ケーシング2)では、前述したシャーシ10における右側板13に形成された係合用開口部17に係合させられる係合用爪部27が移動規制片23bの下端部に形成されている。
正面板24は、天板21の厚み方向に沿うようにして(側面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における正面側の一辺に配設されている。この場合、本例の電源装置1(ケーシング2)では、前述したように回路基板3に配設されている接続用コネクタを露出させるために、正面板24が折返し方向に対して短尺に形成されている。背面板25は、天板21の厚み方向に沿うようにして(側面視において天板21に対して直交するようにして)天板21における背面側の一辺に配設されている。この場合、本例の電源装置1(ケーシング2)では、背面板25の強度の確保を目的として、背面板25の左右両端部に折返し部25aがそれぞれ設けられている。
この電源装置1の製造に際しては、まず、回路基板3、シャーシ10およびカバー20を製作する。なお、回路基板3の製作方法(電子部品等の実装処理)は公知のため、説明を省略する。一方、シャーシ10の製作に際しては、まず、アルミ板を圧断処理用のプレス機(図示せず)にセットしてプレス加工(圧断処理)を実行することにより、展開状態(非折曲げ状態)のシャーシ10の外形を切り出す。
この際には、図4に示すように、後に左側板12の縁部12a,12bとなる部位の間(「第2の板部における第1の板部側の縁部、および第1の板部側とは逆側の縁部の間」の一例:同図では、左側板12bとなる部位のみを図示している)にスリット16を形成し、かつ、後に右側板13の縁部13a,13bとなる部位の間(「第2の板部における第1の板部側の縁部、および第1の板部側とは逆側の縁部の間」の他の一例:図示せず)にスリット16を形成する。同時に、後の工程で係合用凹部15,15が形成される凹部形成領域A15に、ねじ孔Haを形成するための貫通孔Hcをそれぞれ形成すると共に、縁部12b,13bとなる部位に係合用開口部17をそれぞれ形成し、かつ、底板11となる部位の四隅に挿通孔11aをそれぞれ形成する。
次いで、凹部形成領域A15に形成した両貫通孔Hcに対するねじ切り処理(雌ねじの形成処理)を実行することによってねじ孔Haを形成する。続いて、スリット16やねじ孔Ha等の形成が完了した部材を折曲げ加工用のプレス機(図示せず)にセットして凹部形成領域A15,A15に係合用凹部15,15を形成すると共に、底板11となる部位と左側板12となる部位との境界部、および底板11となる部位と右側板13となる部位との境界部をそれぞれ折り曲げることにより、底板11、左側板12および右側板13を形成する。
具体的には、まず、図4に破線で示す凹部形成領域A15(係合用凹部15を形成すべき縁部12bからスリット16までの部位)をケーシング2の内側となる部位に向かって図5に示すようにプレス加工によって凹ませることにより、左側板12となる部位に係合用凹部15を形成する。同時に、右側板13となる側についても、凹部形成領域A15(係合用凹部15を形成すべき縁部13bからスリット16までの部位:図示せず)をケーシング2の内側となる部位に向かってプレス加工によって凹ませることにより、右側板13となる部位に係合用凹部15を形成する。
この場合、出願人が開発した電源装置1xにおけるシャーシ10xの製作に際して左側板12xや右側板13xに係合用凹部15xを形成する際には、係合用凹部15xを形成すべき凹部形成領域の正面側部位、背面側部位および底面側部位の3箇所を折り曲げる必要があり、これに起因して、大きなプレス力を有するプレス機を使用する必要が生じている。これに対して、本例の電源装置1におけるシャーシ10の製作に際して上記の凹部形成領域A15に係合用凹部15を形成する際には、凹部形成領域A15の正面側部位(図4に矢印C1で示す部位)と、凹部形成領域A15の背面側部位(図4に矢印C2で示す部位)との2カ所だけを折り曲げればよいため、過剰に大きなプレス力を要することなく係合用凹部15を形成することが可能となっている。
次いで、底板11となる部位と左側板12となる部位との境界部を折り曲げると共に、底板11となる部位と右側板13となる部位との境界部を折り曲げる。これにより、図3に示すように、底板11、左側板12および右側板13からなるシャーシ10が完成する。なお、上記の加工方法に代えて、スリット16やねじ孔Ha等の形成が完了した部材に対する係合用凹部15の形成および各境界部の折り曲げを1回のプレス加工によって実施する加工方法を採用することもできる。
一方、カバー20の製作に際しては、まず、亜鉛メッキ処理が施されたスチール板を圧断処理用のプレス機(図示せず)にセットしてプレス加工(圧断処理)を実行することにより、展開状態(非折曲げ状態)のカバー20の外形を切り出す。この際には、後に移動規制片22a,23aとなる部位に挿通孔Hbをそれぞれ形成する。
次いで、上記のプレス加工(圧断処理)によって製作した部材を折曲げ加工用のプレス機(図示せず)にセットして、天板21となる部位と移動規制片22aとなる部位との境界部、天板21となる部位と移動規制片23aとなる部位との境界部、天板21となる部位と移動規制片22bとなる部位との境界部、天板21となる部位と移動規制片23bとなる部位との境界部、移動規制片22bとなる部位と係合用爪部27となる部位との境界部、移動規制片23bとなる部位と係合用爪部27となる部位との境界部、天板21となる部位と正面板24となる部位との境界部、天板21となる部位と背面板25となる部位との境界部、および背面板25と部位と折返し部25aとなる部位との境界部をそれぞれ折り曲げることにより、天板21、移動規制片22a,23a,22b,23b、正面板24、背面板25および折返し部25aを形成する。
これにより、図3に示すように、天板21、移動規制片22a,23a,22b,23b、正面板24、背面板25および折返し部25aからなるカバー20が完成する。なお、上記の加工方法に代えて、各境界部の折り曲げを複数回のプレス加工に分けて実施する加工方法を採用することもできる。
次いで、組立て作業を実施する。具体定には、まず、回路基板3をシャーシ10に取り付ける。次いで、シャーシ10にカバー20を取り付ける。この際には、図6に示すように、まず、シャーシ10の左側板12および右側板13における縁部12b,13bに形成されている各係合用開口部17の上方にカバー20の各移動規制片22b,23bに形成されている各係合用爪部27をそれぞれ位置させるようにしてシャーシ10の上方にカバー20を位置させる。なお、同図では、左側板12の側(縁部12bに形成された係合用開口部17、およびその係合用開口部17に係合させるべき係合用爪部27)のみを図示している。
次いで、同図に示す矢印Aの向きでシャーシ10に対して接近するようにカバー20を下動させ、同図に破線で示すように、各係合用爪部27を係合用開口部17内にそれぞれ進入させる。この際には、図2に破線で示すように、カバー20における移動規制片22a,23aが、シャーシ10の左側板12および右側板13における縁部12b,13bに形成されている係合用凹部15における背面寄りの位置(同図における左寄りの位置)に位置した状態で係合用凹部15内に進入させられる。なお、同図では、左側板12の側(縁部12bに形成された係合用凹部15、移動規制片22a)のみを図示している。
続いて、シャーシ10に対して図6に示す矢印Bの向き(正面側向き)にカバー20をスライドさせ、図7に示すように、各係合用開口部17に各係合用爪部27を係合させる。これにより、シャーシ10に対するカバー20の相対的な上下動および正面側への移動が規制された状態となる。また、シャーシ10に対するカバー20のスライドを完了した状態(各係合用開口部17に対する係合用爪部27の係合が完了した状態)では、カバー20における移動規制片22a,23aに形成されている挿通孔Hbと、シャーシ10における左側板12および右側板13の係合用凹部15に形成されているねじ孔Haとが連通した状態となる。
次いで、図2に示すように、移動規制片22aの挿通孔Hbを挿通させるようにして左側板12における係合用凹部15のねじ孔Haに雄ねじ4のねじ部をねじ込む。また、移動規制片23aの挿通孔Hbを挿通させるようにして右側板13における係合用凹部15のねじ孔Haに雄ねじ4のねじ部をねじ込む。これにより、シャーシ10に対するカバー20の相対的な移動が規制されてシャーシ10およびカバー20が一体化される。この場合、本例の電源装置1では、前述したように、係合用凹部15の深さが移動規制片22a,23aの厚みと同程度に形成されている。このため、図2に示すように、左側板12の外表面と移動規制片22aの外表面とがほぼ面一となると共に、右側板13の外表面と移動規制片23aの外表面とがほぼ面一となる(図示せず)。以上により、電源装置1の組み立てが完了し、電源装置1が完成する。
このように、この電源装置1では、カバー20が、電源装置1の幅方向での天板21の移動を規制する移動規制片22a,23aを備えて構成されると共に、シャーシ10における左側板12の縁部12a,12bの間、および右側板13の縁部13a,13bの間にスリット16が形成され、かつ縁部12bからスリット16までの部位(一方の凹部形成領域A15)、および縁部13bからスリット16までの部位(他方の凹部形成領域A15)がケーシング2の内側に向かってプレス加工によって移動規制片22a,23aの厚みと同程度の深さに凹まされて移動規制片22a,23aが係合可能な係合用凹部15が形成されている。
また、上記の係合用凹部15の形成方法では、カバー20が、電源装置1の幅方向での天板21の移動を規制する移動規制片22a,23aを備えて構成されると共に、シャーシ10における左側板12および右側板13に移動規制片22a,23aが係合可能な係合用凹部15が形成された電源装置1の製造に際して係合用凹部15を形成する際に、左側板12における縁部12a,12bの間(一方の凹部形成領域A15)、および
右側板13における縁部13a,13bの間(他方の凹部形成領域A15)にスリット16を形成した後に、縁部12bからスリット16までの部位(凹部形成領域A15)、および縁部13bからスリット16までの部位(凹部形成領域A15)をケーシング2の内側に向かってプレス加工によって凹ませることで係合用凹部15を形成する。
右側板13における縁部13a,13bの間(他方の凹部形成領域A15)にスリット16を形成した後に、縁部12bからスリット16までの部位(凹部形成領域A15)、および縁部13bからスリット16までの部位(凹部形成領域A15)をケーシング2の内側に向かってプレス加工によって凹ませることで係合用凹部15を形成する。
したがって、この電源装置1、および係合用凹部15の形成方法によれば、シャーシ10の製作時に係合用凹部15を形成する際に、係合用凹部15を形成すべき凹部形成領域A15(縁部12bからスリット16までの部位や、縁部13bからスリット16までの部位)の正面側部位および背面側部位の2カ所だけを折り曲げればよいため、過剰に大きなプレス力を必要とせずに係合用凹部15を形成することができる。このため、プレス加工用の金型にかかる負担を十分に軽減して金型の減耗を回避することができる結果、長期に亘って多くのシャーシ10を好適な形状に形成することができると共に、ある程度小さなプレス力のプレス機でシャーシ10を製作することができるため、シャーシ10の製作コスト、すなわち、電源装置1の製造コストを十分に低減することができる。
また、この電源装置1によれば、左側板12における縁部12aに沿って長いスリット16、および右側板13における縁部13aに沿って長いスリット16を「開口部」として形成したことにより、例えば、丸孔や方形の孔を「開口部」として形成した構成と比較して、左側板12や右側板13の剛性が過剰に低下する事態を回避することができる。
さらに、この電源装置1によれば、カバー20が、電源装置1の幅方向での天板21の移動を規制する移動規制片22b,23bを備えたことにより、移動規制片22b,23bが存在しない構成と比較して、シャーシ10(左側板12および右側板13)に対するカバー20(天板21)の移動を一層好適に回避することができる。
また、この電源装置1によれば、雄ねじ4におけるねじ部の挿通を許容し、かつ雄ねじ4における頭部の挿通を規制する挿通孔Hbが移動規制片22a,23aに形成されると共に、係合用凹部15の底面に雄ねじ4をねじ込み可能なねじ孔Haが設けられ、移動規制片22a,23aにおける挿通孔Hbを挿通させた雄ねじ4のねじ部が係合用凹部15に設けられたねじ孔Haにねじ込まれることによってシャーシ10に対するカバー20の相対的な移動が雄ねじ4によって規制されるようにケーシング2を構成したことにより、シャーシ10に対するカバー20の相対的な移動を一層好適に回避することができる。
なお、「電源装置」の構成は、上記の電源装置1の構成に限定されない。例えば、左側板12の縁部12aに沿って長いスリット16、および右側板13の縁部13aに沿って長いスリット16を「開口部」として形成した例について説明したが、「開口部」の開口形状は、スリット状(長孔状)に限定されず、丸孔や方形の孔を「開口部」として形成することもできる。また、係合用凹部15の一辺(この例では、下側の一辺)に沿って連続するスリット16を「開口部」として形成した例について説明したが、「係合用凹部」の一辺に沿って複数の「開口部」を並べて形成することもできる。具体的には、一例として、上記のスリット16を、その長手方向に沿って複数に分断して形成することができる。これらの構成においても、上記の係合用凹部15の形成時と同様にして、過剰に大きなプレス力を必要とすることなく「係合用凹部」を形成することができる。
また、「第1のケーシング構成部材」としてのシャーシ10に「第2の板部」としての左側板12および右側板13の2枚の板部を設けた構成について説明したが、左側板12および右側板13のいずれか一方を「第2のケーシング構成部材」に設ける構成を採用することもできる(図示せず)。さらに、「第1のケーシング構成部材」としてのシャーシ10に正面板24を設けた例について説明したが、正面板24が存在しない構成を採用することもできる(図示せず)。また、「第2のケーシング構成部材」としてのカバー20に背面板25を設けた例について説明したが、背面板25については、「第1のケーシング構成部材」に設けることもできる(図示せず)
さらに、シャーシ10に係合用開口部17を形成し、かつ、カバー20に係合用爪部27を形成した例について説明したが、カバー20の移動規制片22bに係合用開口部17を形成し、かつ、シャーシ10の左側板12および右側板13に係合用爪部27を形成することもできる(図示せず)。また、係合用開口部17および係合用爪部27に代えて、左側板12に複数の係合用凹部15を形成し、かつ右側板13に複数の係合用凹部15を形成すると共に、各係合用凹部15に係合可能な複数の移動規制片22a,23aをカバー20に形成することでシャーシ10およびカバー20を一体化させる構成を採用することもできる。
さらに、「挿通部」としての挿通孔Hbを移動規制片22a,23aに形成した例について説明したが、挿通孔Hbに代えて「切欠き」を「挿通部」として移動規制片22a,23aに形成することもできる(図示せず)。また、ねじ孔Haに代えて、係合用凹部15の底面に貫通孔Hcを形成しておき、雄ねじ4に代えて、タッピングビスを貫通孔Hcにねじ込んだり、アンカーボルト(打込み型アンカーボルトおよび締付け型アンカーボルト)やコッターピン(割りピン)などを貫通孔Hcに差し込んだりしてシャーシ10およびカバー20を一体化させる構成を採用することもできる。
1 電源装置
2 ケーシング
3 回路基板
4 雄ねじ
10 シャーシ
11 底板
12 左側板
12a,12b,13a,13b 縁部
13 右側板
15 係合用凹部
16 スリット
17 係合用開口部
20 カバー
21 天板
22a,22b,23a,23b 移動規制片
24 正面板
25 背面板
25a 折返し部
27 係合用爪部
A15 凹部形成領域
Ha ねじ孔
Hb 挿通孔
2 ケーシング
3 回路基板
4 雄ねじ
10 シャーシ
11 底板
12 左側板
12a,12b,13a,13b 縁部
13 右側板
15 係合用凹部
16 スリット
17 係合用開口部
20 カバー
21 天板
22a,22b,23a,23b 移動規制片
24 正面板
25 背面板
25a 折返し部
27 係合用爪部
A15 凹部形成領域
Ha ねじ孔
Hb 挿通孔
Claims (5)
- 電子部品が実装された回路基板と、
第1のケーシング構成部材、および当該第1のケーシング構成部材と一体化されて前記回路基板を収容する収容空間を形成する第2のケーシング構成部材を有するケーシングとを備え、
前記第1のケーシング構成部材は、第1の板部と、当該第1の板部の一辺に当該第1の板部の厚み方向に沿うように配設された第2の板部とを少なくとも備えて構成され、
前記第2のケーシング構成部材は、当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第1の板部に対向させられる第3の板部と、当該第3の板部の一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の外面に接触させられて当該第2の板部の当該外面から当該第2の板部の内面に向かう第1の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片とを少なくとも備えて構成され、
前記第2の板部には、前記第1の板部側の縁部、および当該第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部が形成されると共に、前記第1の板部側とは逆側の縁部から前記開口部までの部位が前記ケーシングの内側に向かってプレス加工によって前記第1の移動規制片の厚み以上の深さに凹まされて当該第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成されている電源装置。 - 前記開口部は、前記第2の板部における前記第1の板部側の縁部に沿って長いスリット状に形成されている請求項1記載の電源装置。
- 前記第2のケーシング構成部材は、前記第3の板部の前記一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の内面に接触させられて当該第2の板部の当該内面から当該第2の板部の前記外面に向かう第2の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第2の移動規制片を備えて構成されている請求項1または2記載の電源装置。
- 前記ケーシングは、雄ねじにおけるねじ部の挿通を許容し、かつ当該雄ねじにおける頭部の挿通を規制する挿通部が前記第1の移動規制片に形成されると共に、前記係合用凹部の底面に前記雄ねじをねじ込み可能な雌ねじが設けられ、前記第1の移動規制片における当該挿通部を挿通させた前記雄ねじのねじ部が前記係合用凹部に設けられた前記雌ねじにねじ込まれることによって前記第1のケーシング構成部材に対する前記第2のケーシング構成部材の相対的な移動が当該雄ねじによって規制されている請求項1から3のいずれかに記載の電源装置。
- 電子部品が実装された回路基板と、
第1のケーシング構成部材、および当該第1のケーシング構成部材と一体化されて前記回路基板を収容する収容空間を形成する第2のケーシング構成部材を有するケーシングとを備え、
前記第1のケーシング構成部材は、第1の板部と、当該第1の板部の一辺に当該第1の板部の厚み方向に沿うように配設された第2の板部とを少なくとも備えて構成され、
前記第2のケーシング構成部材は、当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第1の板部に対向させられる第3の板部と、当該第3の板部の一辺に当該第3の板部の厚み方向に沿うように配設されると共に当該第2のケーシング構成部材が前記第1のケーシング構成部材と一体化された状態において前記第2の板部における前記第1の板部側とは逆側の縁部の外面に接触させられて当該第2の板部の当該外面から当該第2の板部の内面に向かう第1の向きへの当該第3の板部の移動を規制する第1の移動規制片とを少なくとも備えて構成され、
前記第2の板部には、前記第1の板部側とは逆側の縁部が前記ケーシングの内側に向かって前記第1の移動規制片の厚み以上の深さに凹まされて当該第1の移動規制片が係合可能な係合用凹部が形成された電源装置用の前記ケーシングの製造に際して当該係合用凹部を形成する際に、
前記第2の板部における前記第1の板部側の縁部、および当該第1の板部側とは逆側の縁部の間に開口部を形成した後に、前記第1の板部側とは逆側の縁部から前記開口部までの部位を前記ケーシングの内側に向かってプレス加工によって凹ませることで前記係合用凹部を形成する凹部形成方法。
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