[go: up one dir, main page]

JP2014191285A - 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ - Google Patents

背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP2014191285A
JP2014191285A JP2013068702A JP2013068702A JP2014191285A JP 2014191285 A JP2014191285 A JP 2014191285A JP 2013068702 A JP2013068702 A JP 2013068702A JP 2013068702 A JP2013068702 A JP 2013068702A JP 2014191285 A JP2014191285 A JP 2014191285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fresnel
light
screen
fresnel lens
emitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013068702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6056604B2 (ja
Inventor
Yoshiki Arita
与希 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2013068702A priority Critical patent/JP6056604B2/ja
Publication of JP2014191285A publication Critical patent/JP2014191285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6056604B2 publication Critical patent/JP6056604B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 スクリーン上へのゴーストの発生を防止することができる背面投写型表示装置を提供する。
【解決手段】 スクリーン50と、光源20と、スクリーン50と光源20との間に配置されるフレネルレンズ40とを備え、フレネルレンズ40の光源20側は平面41となり、フレネルレンズ40のスクリーン50側はライズ面43とフレネル面42とを有する複数のプリズムとなり、フレネルレンズ40の平面41から内部に入射した光が、フレネル面42で屈折してスクリーン50に出射される背面投写型表示装置1であって、ライズ面43の傾きは、フレネル面42で出射されずに反射した光が、ライズ面43での反射後に平面41から外部に出射されるように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズに関する。
近年、背面投写型表示装置(リアプロジェクションディスプレイ)が開発されている。図5は、背面投写型表示装置の概略構成の一例を示す側面図である。背面投写型表示装置101は、図において右から、光源と照明光学系と表示素子とを有する光源部20と、プロジェクションレンズ30と、フレネルレンズ140と、スクリーン50とをこの順に備えている。
このような背面投写型表示装置101では、光源から出射した光が照明光学系により表示素子に照射され、表示素子に生成された画像がプロジェクションレンズ30により拡大されてスクリーン50に投影される。そして、観察者はスクリーン50の前面側からスクリーン50を見るようになっている。
ところで、スクリーン50は、例えばアクリル樹脂製の四角板状体であり、前面にブラスト処理等で拡散面が形成されているので、画像光はスクリーン50で拡散されて観察者に認識される。このようなスクリーン50の拡散特性には、入射角依存性があるので、スクリーン50の中心から周辺部まで(裏面全域に)均一な角度で画像光を入射させると、スクリーン50の画面全体で輝度が均一となり、視認性のよい表示画像となる。そこで、プロジェクションレンズ30からの拡散光を光軸に対して平行となる平行光として、スクリーン50の裏面全域に入射させるために、フレネルレンズ140がプロジェクションレンズ30とスクリーン50との間でスクリーン50付近に配置されている。
このようなフレネルレンズ140は、例えばアクリル樹脂(屈折率n=1.49)製の円板状板であり、プロジェクションレンズ30側は平面41となり、スクリーン50側は同心円状に配列された複数のプリズムとなっている。プリズムは、スクリーン50の裏面に略垂直となる入射角で画像光を入射させるためのフレネル面42と、フレネル面42同士をつなぐライズ面143とを有する。各フレネル面42の傾き(フレネル角)φfnは、フレネルレンズ40の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化し、プロジェクションレンズ30からの拡散光のうち、周辺部の光は大きく屈折し、中心部の光は小さく屈折するようになっている。すなわち、φf1<φf2<φf3<・・・<φf(n−1)<φfnとなっている。なお、各ライズ面143の傾き(ライズ角)φrnは、全て垂直となっている。すなわち、φr1=φr2=φr3=・・・=φr(n−1)=φrn=90°となっている。
ここで、フレネルレンズ140による光路の一例について説明する。図6は、フレネルレンズ140による光路図である。入射光(a−1)は、平面41で屈折して内部に入射する。平面41で屈折した入射光(a−2)は、第nのフレネル面42に到達したときに、第nのフレネル面42で屈折してスクリーン50に出射する正常光(a−3)と、第nのフレネル面42で反射したゴースト光(a−4)とに分かれる。ゴースト光(a−4)は、第nのライズ面143や第(n−1)のフレネル面42等を次々と屈折しながら透過していき、ゴースト光(a−5)は平面41に入射角θout’(全反射角以上)で入射する。その結果、ゴースト光(a−5)は平面41で全反射して、再びプリズムに向かうゴースト光(a−6)となる。つまり、ゴースト光(a−6)は、第(n−i)のライズ面143や第(n−i)のフレネル面42等で屈折してスクリーン50に出射する。そして、スクリーン50上に円弧状のゴーストを形成することになる。特にフレネルレンズ140の中心から離れた(nが大きくなる)位置では、フレネルレンズ140の平面41への入射光(a−1)の入射角θinが大きいとともに、フレネル角φfnが大きいため、フレネル面42への入射光(a−2)の入射角が大きくなる結果、入射光(a−2)のフレネル面42での反射率が高くなり、ゴースト光(a−4)の強度が強くなる。なお、図7は、フレネルレンズ140の一部を模擬した光路図の計算結果である。
そのため、スクリーン50上にゴーストが形成されるのを防止するために、種々の対策が提案されている。例えば、(1)ライズ面に光吸収体を設けてゴースト光(a−6)を吸収するか、若しくは、光散乱体を設けてゴースト光(a−6)を拡散させたもの(例えば、特許文献1参照)、(2)2枚のフレネルレンズを備えたもの、(3)フレネルレンズに光吸収材を混入し、ゴースト光(a−4)〜(a−6)を減衰させたもの(例えば、特許文献2参照)、(4)フレネルレンズのライズ面の傾きを、フレネルレンズの平面側から入射され、フレネルレンズのフレネル面で一部反射された後、平面にて全反射され、ライズ面に到達する投影光を全反射させるように設定したもの(例えば、特許文献3参照)等である。
特開平4−163539号公報 特開平5−346620号公報 特開平9−218465号公報
しかしながら、上述した(1)の技術では、まず第一に記載通りに作製することが困難であり、たとえ作製できても非常にコスト高となる。また、(2)の技術では、作製は可能であるがコスト高やサイズが大きくなるというデメリットがある。そして、(3)の技術では、正常光(a−3)の光量が低下してしまうといった様々な問題点を有している。
さらに、(4)の技術では、ゴースト光がスクリーン側に射出するため、スクリーンの自由度(構造・位置)が低下するという問題点があった。
そこで、本発明は、スクリーン上へのゴーストの発生を防止することができる背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の背面投写型表示装置は、スクリーンと、光源と、当該スクリーンと当該光源との間に配置されるフレネルレンズとを備え、前記フレネルレンズの光源側は平面となり、前記フレネルレンズのスクリーン側は、ライズ面とフレネル面とを有する複数のプリズムとなり、前記フレネルレンズの平面から内部に入射した光が、前記フレネル面で屈折して前記スクリーンに出射する背面投写型表示装置であって、前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面で光源側に向かうように反射した後、前記フレネルレンズの光源側の平面から外部に出射する(全反射しない)よう、前記ライズ面の傾きが形成されているようにしている。
本発明の背面投写型表示装置によれば、スクリーン上にゴーストが形成される原因となるゴースト光をフレネルレンズの平面側(スクリーンと反対側)に出射させることで防止する。例えば、図2に示すように、入射光(b−1)は、平面で屈折して内部に入射する。平面で屈折した入射光(b−2)は、第nのフレネル面に到達したときに、第nのフレネル面で屈折してスクリーンに出射する正常光(b−3)と、第nのフレネル面で反射したゴースト光(b−4)とに分かれる。ゴースト光(b−4)は、第nのライズ面や第(n−1)のフレネル面等を次々と屈折しながら透過(b−5)していき、ゴースト光(b−6)は、第(n−i)のライズ面に到達したときに反射される。さらに、ゴースト光(b−7)は平面に入射角θout’(全反射角未満)で入射する。これにより、ゴースト光(b−8)は平面で屈折して外部に出射する。つまり、ゴースト光(b−8)はスクリーンと反対側に出射することになる。
以上のように、本発明の背面投写型表示装置によれば、ゴースト光はスクリーンと反対側に出射するので、スクリーン上へのゴーストの発生を防止することができる。また、ゴーストの発生を防止するためには、ライズ角の設定のみを変更すればよいので、作製が容易となる。
(その他の課題を解決するための手段及び効果)
また、上記発明において、第nのフレネル面で出射せず反射した光が、ライズ面及びフレネル面を屈折しながら透過していき、第(n−i)のライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、前記ライズ面の傾きが形成されているようにしてもよい。
ここで、「n」は、フレネルレンズの中心からの距離の大きさを示す数値であり、「i」は、制作者等によって予め設定された任意の数値である。また、後述するが、iが小さいほどゴーストが低減できることになり、例えば、「1」や「2」等となる。
また、上記発明において、第nのフレネル面で出射せず反射した光が、第nのライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、第nのライズ面の傾きが形成されているようにしてもよい。
本発明の背面投写型表示装置によれば、例えば、図4に示すように、入射光(c−1)は、平面で屈折して内部に入射する。平面で屈折した入射光(c−2)は、第nのフレネル面に到達したときに、第nのフレネル面で屈折してスクリーンに出射する正常光(c−3)と、第nのフレネル面で反射したゴースト光(c−4)とに分かれる。ゴースト光(c−4)は、第nのライズ面に到達して反射される。さらに、ゴースト光(c−5)は平面に入射角θout’(全反射角未満)で入射する。これにより、ゴースト光(c−6)は平面で屈折して外部に出射する。つまり、ゴースト光(c−6)はスクリーンと反対側に出射することになる。
以上のように、本発明の背面投写型表示装置によれば、ゴースト光はスクリーンと反対側に出射するので、スクリーン上へのゴーストの発生を防止することができる。また、ゴーストの発生を防止するためには、ライズ角の設定のみを変更すればよいので、作製が容易となる。
そして、上記発明において、前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面に全反射角以上で入射して、前記ライズ面で全反射した光が、前記平面へ全反射角未満で入射するようになっているようにしてもよい。
さらに、本発明の背面投写型表示装置は、スクリーンと、光源と、当該スクリーンと当該光源との間に配置されるフレネルレンズとを備え、前記フレネルレンズの光源側は平面となり、前記フレネルレンズのスクリーン側は、ライズ面とフレネル面とを有する複数のプリズムとなり、前記フレネルレンズの平面から内部に入射した光が、前記フレネル面で屈折して前記スクリーンに出射する背面投写型表示装置に用いられるフレネルレンズであって、前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、前記ライズ面の傾きが形成されているようにしている。
本発明に係る背面投写型表示装置の概略構成の一例を示す側面図。 図1のフレネルレンズによる光路図。 図1のフレネルレンズの一部を模擬した光路図の計算結果。 本発明の別実施例に係るフレネルレンズによる光路図。 従来の背面投写型表示装置の概略構成の一例を示す側面図。 図5のフレネルレンズによる光路図。 図5のフレネルレンズの一部を模擬した光路図の計算結果。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
<第一の実施形態>
図1は、本発明に係る背面投写型表示装置の概略構成の一例を示す側面図である。なお、背面投写型表示装置101と同様のものについては、同じ符号を付している。
背面投写型表示装置1は、図において右から、光源と照明光学系と表示素子とを有する光源部20と、プロジェクションレンズ30と、フレネルレンズ40と、スクリーン50とをこの順に備えている。
フレネルレンズ40は、例えばアクリル樹脂(屈折率n1=1.49)製の円板状板であり、プロジェクションレンズ30側は平面41となり、スクリーン50側は同心円状に配列された複数のプリズムとなっている。プリズムは、スクリーン50に略垂直となる入射角で画像光を入射させるためのフレネル面42と、フレネル面42同士をつなぐライズ面43とを有する。
各フレネル面42の傾きφfnは、フレネルレンズ40の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化し、プロジェクションレンズ30からの拡散光のうち、周辺部の光は大きく屈折し、中心部の光は小さく屈折するようになっている。すなわち、φf1<φf2<φf3<・・・<φf(n−1)<φfnとなっている。
各ライズ面43の傾きφrnは、フレネルレンズ40の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化し、第nのフレネル面42で出射せず反射した光を屈折させるとともに、第(n+1)のフレネル面42で出射せず反射した光を全反射させることで、平面41から外部に出射するよう形成されている。このとき、第(n+1)のフレネル面42で反射した光は、第nのライズ面43へ全反射角以上で入射するとともに、第nのライズ面43で反射した光は、平面41へ全反射角未満で入射するようになっている。
なお、このようなフレネルレンズ40は、フレネル面42を切削するバイトの角度を変えることにより作製される。また、φr1>φr2>φr3>・・・>φr(n−1)>φrnとなることが好ましい。
次に、フレネルレンズ40による光路の一例について説明する。図2は、フレネルレンズ40による光路図である。入射光(b−1)は、平面41で屈折して内部に入射する。平面41で屈折した入射光(b−2)は、第nのフレネル面42に到達したときに、第nのフレネル面42で屈折してスクリーン50に出射する正常光(b−3)と、第nのフレネル面42で反射したゴースト光(b−4)とに分かれる。ゴースト光(b−4)は、第nのライズ面43や第(n−1)のフレネル面42を屈折しながら透過(b−5)していき、ゴースト光(b−6)は、第(n−1)のライズ面43に到達したときに全反射される。さらに、ゴースト光(b−7)は平面41に入射角θout’(全反射角未満)で入射する。そして、ゴースト光(b−8)は平面41で屈折して外部に出射する。つまり、ゴースト光(b−8)はスクリーン50と反対側に出射することになる。なお、図3は、フレネルレンズ40の一部を模擬した光路図の計算結果である。
ここで、第nのフレネル面42で出射せず反射した光を反射させて、平面41から外部に出射する第(n−i)のライズ面43の傾きφr(n−i)を設定するための計算方法の一例について説明する。なお、ここでは、φrn=φr(n−1)=φr(n−2)=・・・=φr(n−i)としている。
まず、フレネルレンズの屈折率をnとし、空気の屈折率をnとし、平面41への入射角をθinとし、平面41からの出射角をθin’とすると、下記式(1)が成立する。
θin’=sin−1{(n/n)・sinθin} ・・・(1)
そして、第nのフレネル角をφfnとし、第nのライズ角をφrnとし、第nのライズ面43への入射角をθとすると、下記式(2)が成立する。
θ=180−2φfn−φrn+θin’ ・・・(2)
また、第(n−i)のライズ面43への入射角をθn−iとすると、下記式(3)のようになる。
θn−(i+1)=180−φfn−φrn−sin−1{(n/n)・sin(180−φfn−φrn−sin−1{(n/n)・sinθn−i})} ・・・(3)
ただし、i=1、2・・・である。
一方、下記式(4)が成立するときに、第(n−i)のライズ面43で全反射が起こることとなる。
θn−i>sin−1(n/n) ・・・(4)
ただし、i=0、1、2・・・である。
さらに、下記式(5)が成立するときに、第(n−i)のライズ面43で全反射した光が、平面41で全反射せずに透過することとなる。
θout’=|φrn−θn−i|<sin−1(n/n) ・・・(5)
なお、入射光(b−2)がライズ面43で削られる可能性があるので、下記式(6)が成立することが好ましい。
90≧φrn>90−θin’ ・・・(6)
このような式(1)〜式(5)を満足すれば、第(n−i)のライズ面43は、第nのフレネル面42で出射せずに反射した光を全反射させて、平面41から外部に出射することができることになる。なお、iが小さいほどゴーストが低減できる。
よって、例えば、アクリル樹脂製のフレネルレンズ40では、式(4)より全反射を起こさせる第(n−i)のライズ面43に入射するゴースト光の入射角度θn−iは、空気(屈折率n=1.00)とアクリル(屈折率n=1.49)との全反射角である42.2°となるように設計すればよく、入射光の入射角θin=40°であるときには、式(1)よりθin’=25.5°となり、フレネル角φfn=60°であるときには、ライズ角φr(n−i)<63.1°とすれば、i=1で式(4)を満たす。
以上のように、第一の実施形態の背面投写型表示装置1によれば、ゴースト光はスクリーン50と反対側に出射するので、スクリーン50上へのゴーストの発生を防止することができる。また、第nのフレネル面42からの正常光(b−3)は実際には誤差や幅を持つ光束であるので、第(n+1)のライズ面43が傾いて第(n+1)のライズ面43に垂直でない光束が当たるのを防止することができ、その結果、第(n+1)のライズ面43に当たった光により生じる輝度ムラを防止することができる。
<第二の実施形態>
背面投写型表示装置は、光源と照明光学系と表示素子とを有する光源部と、プロジェクションレンズと、フレネルレンズ240と、スクリーンとを右からこの順に備えている。第二の実施形態は、第一の実施形態とはフレネルレンズの構成のみが異なるので、フレネルレンズのみについて説明する。
フレネルレンズ240は、例えばアクリル樹脂(屈折率n=1.49)製の円板状板であり、プロジェクションレンズ30側は平面41となり、スクリーン50側は同心円状に配列された複数のプリズムとなっている。プリズムは、スクリーン50に略垂直となる入射角で画像光を入射させるためのフレネル面242と、フレネル面242同士をつなぐライズ面243とを有する。
各フレネル面242の傾きφfnは、フレネルレンズ240の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化し、プロジェクションレンズ30からの拡散光のうち、周辺部の光は大きく屈折し、中心部の光は小さく屈折するようになっている。すなわち、φf1<φf2<φf3<・・・<φf(n−1)<φfnとなっている。
各ライズ面243の傾きφrnは、フレネルレンズ240の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化し、第nのフレネル面242で出射せず反射した光を全反射させることで、平面41から外部に出射するよう形成されている。つまり、第nのフレネル面242で出射せず反射した光を、同じプリズムの第nのライズ面243が全反射させている。このとき、第nのフレネル面242で反射した光は、第nのライズ面243へ全反射角以上で入射するとともに、第nのライズ面243で反射した光は、平面41へ全反射角未満で入射するようになっている。
例えば、アクリル樹脂製のフレネルレンズ240では、全反射を起こさせる第nのライズ面243に入射するゴースト光の入射角度θは、前記の式(4)より空気(屈折率n=1.00)とアクリル(屈折率n=1.49)との全反射角である42.2°となるように設計すればよく、入射光の入射角θin=40°であるときには、式(1)よりθin’=25.5°となり、フレネル角φfn=60°であるときには、ライズ角φrn<43.4°とすれば、i=0で式(4)を満たす。
次に、フレネルレンズ240による光路の一例について説明する。図4は、フレネルレンズ240による光路図である。入射光(c−1)は、平面41で屈折して内部に入射する。平面41で屈折した入射光(c−2)は、第nのフレネル面242に到達したときに、第nのフレネル面242で屈折してスクリーン50に出射する正常光(c−3)と、第nのフレネル面242で反射したゴースト光(c−4)とに分かれる。ゴースト光(c−4)は、第nのライズ面243に到達して全反射される。さらに、ゴースト光(c−5)は平面41に入射角θout’(全反射角未満)で入射する。これにより、ゴースト光(c−5)は平面41で屈折して外部に出射する。つまり、ゴースト光(c−6)はスクリーン50と反対側に出射することになる。
以上のように、第二の実施形態のフレネルレンズ240によれば、ゴースト光はスクリーン50と反対側に出射するので、スクリーン50上へのゴーストの発生を防止することができる。また、第nのフレネル面242からの正常光(c−3)は実際には誤差や幅を持つ光束であるので、第(n+1)のライズ面243が傾いて第(n+1)のライズ面243に垂直でない光束が当たるのを防止することができ、その結果、第(n+1)のライズ面243に当たった光により生じる輝度ムラを防止することができる。
<他の実施形態>
(1)上述した背面投写型表示装置1では、第nのライズ面43は、第nのフレネル面42で出射せず反射した光を屈折させるとともに、第(n+1)のフレネル面42で出射せず反射した光を反射させることで、平面41から外部に出射するよう形成されている構成を示したが、第nのフレネル面及び第(n+1)のフレネル面で出射せず反射した光を屈折させるとともに、第(n+2)のフレネル面で出射せず反射した光を反射させることで、平面から外部に出射するよう形成されているような構成としてもよい。つまり、「i」は、任意の数値であってもよい。
(2)上述した背面投写型表示装置1では、各ライズ面43の傾きφrnは、フレネルレンズ40の中心からの距離(nが大きくなる)に従って変化する構成を示したが、あるnの範囲(例えばn>10)だけ、第(n+1)のフレネル面で出射せず反射した光を反射させることで、平面から外部に出射するよう形成されているような構成としてもよい。
本発明は、フレネルレンズを備える背面投写型表示装置に利用することができる。
1:背面投写型表示装置
20:光源
40、240:フレネルレンズ
41:平面
42、242:フレネル面
43、243:ライズ面
50:スクリーン

Claims (5)

  1. スクリーンと、光源と、当該スクリーンと当該光源との間に配置されるフレネルレンズとを備え、
    前記フレネルレンズの光源側は平面となり、前記フレネルレンズのスクリーン側は、ライズ面とフレネル面とを有する複数のプリズムとなり、
    前記フレネルレンズの平面から内部に入射した光が、前記フレネル面で屈折して前記スクリーンに出射する背面投写型表示装置であって、
    前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面で光源側に向かうように反射した後、前記フレネルレンズの光源側の平面から外部に出射するよう、前記ライズ面の傾きが形成されていることを特徴とする背面投写型表示装置。
  2. 第nのフレネル面で出射せず反射した光が、ライズ面及びフレネル面を屈折しながら透過していき、第(n−i)のライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、前記ライズ面の傾きが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の背面投写型表示装置。
  3. 第nのフレネル面で出射せず反射した光が、第nのライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、第nのライズ面の傾きが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の背面投写型表示装置。
  4. 前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面に全反射角以上で入射して、前記ライズ面で全反射した光が、前記平面へ全反射角未満で入射するようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の背面投写型表示装置。
  5. スクリーンと、光源と、当該スクリーンと当該光源との間に配置されるフレネルレンズとを備え、
    前記フレネルレンズの光源側は平面となり、前記フレネルレンズのスクリーン側は、ライズ面とフレネル面とを有する複数のプリズムとなり、
    前記フレネルレンズの平面から内部に入射した光が、前記フレネル面で屈折して前記スクリーンに出射する背面投写型表示装置に用いられるフレネルレンズであって、
    前記フレネル面で出射せず反射した光が、前記ライズ面で反射した後、前記平面から外部に出射するよう、前記ライズ面の傾きが形成されていることを特徴とするフレネルレンズ。
JP2013068702A 2013-03-28 2013-03-28 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ Expired - Fee Related JP6056604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068702A JP6056604B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068702A JP6056604B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014191285A true JP2014191285A (ja) 2014-10-06
JP6056604B2 JP6056604B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=51837553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068702A Expired - Fee Related JP6056604B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6056604B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017125979A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309037A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Victor Co Of Japan Ltd 背面投写装置
JPH0267326U (ja) * 1988-11-10 1990-05-22
JPH04156528A (ja) * 1990-10-19 1992-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ
JP2003302705A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Dainippon Printing Co Ltd フレネルレンズシート
JP2008175984A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sony Corp 屈折型フレネルレンズ及び背面投射型表示装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01309037A (ja) * 1988-06-07 1989-12-13 Victor Co Of Japan Ltd 背面投写装置
JPH0267326U (ja) * 1988-11-10 1990-05-22
JPH04156528A (ja) * 1990-10-19 1992-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd フレネルレンズシートとその製造方法とそれを用いた透過型プロジェクションテレビ
JP2003302705A (ja) * 2002-04-12 2003-10-24 Dainippon Printing Co Ltd フレネルレンズシート
JP2008175984A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sony Corp 屈折型フレネルレンズ及び背面投射型表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017125979A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ
JP2017129751A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヘッドアップディスプレイ
US10642032B2 (en) 2016-01-20 2020-05-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Head-up display

Also Published As

Publication number Publication date
JP6056604B2 (ja) 2017-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20140008425A (ko) 헤드업 디스플레이 장치
CN103995312A (zh) 一种导光板、双视背光模组和双视显示装置
JPWO2018181966A1 (ja) 光学シート、光制御部材、面光源装置、映像源ユニット、及び表示装置
JPWO2016125384A1 (ja) 照射光学系およびプロジェクタ
JP2018536270A (ja) フレネル光学系を有する発光ユニットおよびこれを用いる発光装置および表示システム
TW201527148A (zh) 車輛頭燈裝置
JP2018098162A (ja) 面光源装置および表示装置
JP2009103960A (ja) フレネルレンズシート、透過型スクリーンおよび投写型映像表示装置
JP6277630B2 (ja) 表示装置
CN110989190B (zh) 一种低串扰立体投影显示装置
KR20140059294A (ko) 도광판, 면 광원 장치 및 투과형 화상 표시 장치
JP6056604B2 (ja) 背面投写型表示装置及びそれに用いられるフレネルレンズ
CN100524013C (zh) 屏幕、在屏幕中使用的菲涅耳透镜片以及图像显示装置
KR102477136B1 (ko) 광학 렌즈, 백라이트 모듈 및 디스플레이 장치
JP2022519366A (ja) 光路構造及びその光路構造を用いたレーザラインプロジェクタ
CN211180433U (zh) 一种低串扰立体投影显示装置
US8425067B2 (en) Composite diffuser structure and backlight module
CN103277742B (zh) 一种侧光式背光模组及电子设备
CN113641066A (zh) 照明系统和激光投影设备
JP5866959B2 (ja) 映像表示装置
JP2018025620A (ja) 透過型スクリーン、映像表示装置
JP5979624B2 (ja) 反射型フロントスクリーン
JP2013065539A (ja) 導光板、面光源装置及び透過型画像表示装置
CN201487743U (zh) 一种多光源准直背光系统
KR20140131194A (ko) 프로젝터용 스크린 및 이를 포함하는 프로젝터 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6056604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees