JP2014181748A - コントロールケーブルの端末支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 優れた防振性能を有する端末支持装置を開示する。
【解決手段】 本明細書に開示の端末支持装置は、アウターケーブルの端部に設けられたクッション部材15と、クッション部材を収容するハウジング14を備えている。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線に沿って切断した一断面で視たときに、クッション部材の外周面は、径方向外側に向かって突出する複数の第1突出部21を備える。ハウジング14の内周面は、クッション部材の隣接する第1突出部の間に位置し、クッション部材の外周面に向かって突出する複数の第2突出部27を備える。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線方向から視たときに、クッション部材の第1突出部とハウジングの第2突出部とがオーバラップしている。
【選択図】図5
【解決手段】 本明細書に開示の端末支持装置は、アウターケーブルの端部に設けられたクッション部材15と、クッション部材を収容するハウジング14を備えている。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線に沿って切断した一断面で視たときに、クッション部材の外周面は、径方向外側に向かって突出する複数の第1突出部21を備える。ハウジング14の内周面は、クッション部材の隣接する第1突出部の間に位置し、クッション部材の外周面に向かって突出する複数の第2突出部27を備える。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線方向から視たときに、クッション部材の第1突出部とハウジングの第2突出部とがオーバラップしている。
【選択図】図5
Description
本明細書に開示の技術は、コントロールケーブル(例えば、自動車のシフトレバーとトランスミッションとの間に配索されるコントロールケーブル等)の端部を支持する装置(以下、端末支持装置という)に関する。
コントロールケーブルは、通常、筒状のアウターケーブルと、そのアウターケーブルに挿通されたインナーケーブルを有している。アウターケーブルの一端は、入力機器のハウジング等に取付けられ、アウターケーブルの他端は、出力機器のハウジング等に取付けられる。アウターケーブルによって、インナーケーブルは、入力機器から出力機器まで案内される。インナーケーブルの一端には、入力機器に入力された操作者の操作(例えば、押し引き操作等)が入力される。インナーケーブルの一端に入力された操作は、インナーケーブルの他端から出力機器に伝達される。
上記のように入力機器と出力機器とをコントロールケーブルで接続すると、出力機器の振動がコントロールケーブルを介して入力機器に伝達され、あるいは、入力機器の振動がコントロールケーブルを介して出力機器に伝達されることがある。コントロールケーブルを介して入出力装置間で振動が伝達されることを防止するため、アウターケーブルの端部を、クッション部材を介してハウジングに取付ける技術が開発されている(例えば、特許文献1)。この技術では、アウターケーブルの端部とハウジングの間にクッション部材を配することで、振動の伝達を抑制している。
アウターケーブルの端部とハウジングの間にクッション部材を配した端末支持装置では、クッション部材のハウジングへの収容構造によっては十分な防振性能を発揮することができないことがある。本明細書では、クッション部材のハウジングへの収容構造を新規な構造とすることで、優れた防振性能を奏することができる端末支持装置を開示する。
本明細書に開示される端末支持装置は、インナーケーブルと、そのインナーケーブルが挿通されているアウターケーブルとを有するコントロールケーブルの少なくともいずれか一方の端部に設けられ、その端部を支持する。端末支持装置は、アウターケーブルの端部に取付けられるハブと、ハブの外周を取り囲むようにハブに固定されたクッション部材と、クッション部材を収容するハウジングと、を備えている。クッション部材は、ハブの外径より大きな外径を有する外周面を備えている。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線に沿って切断した一断面で視たときに、クッション部材の外周面は、径方向外側に向かって突出する複数の第1突出部を備えると共に、各第1突出部は、径方向の寸法が軸線方向の寸法よりも大きくされており、また、ハウジングの内周面は、クッション部材の隣接する第1突出部の間に位置し、クッション部材の外周面に向かって突出する複数の第2突出部を備えている。クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線方向から視たときに、クッション部材の第1突出部とハウジングの第2突出部とがオーバラップしている。
この端末支持装置では、クッション部材の外周面に複数の第1突出部が形成され、ハウジングの内周面には複数の第2突出部が形成される。そして、隣接する第1突出部の間には第2突出部が位置し、軸線方向から見たときに第1突出部と第2突出部とがオーバラップする。ハウジングに対してアウターケーブル(クッション部材)が振動すると、ハウジングの第2突出部にクッション部材の第1突出部が当接し、第1突出部にせん断力が生じる。ここで、第1突出部の径方向の寸法は軸線方向の寸法よりも大きくされている。このため、第1突出部にせん断力が生じると、第1突出部は容易にせん断変形することができる。したがって、ハウジングに対してアウターケーブルが振動すると、クッション部材の第1突出部がせん断変形し、その振動を吸収する。その結果、この端末支持装置は、優れた防振性能を奏することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材及びハウジングを前記一断面で視たときに、軸線方向に位置し、かつ、第2突出部と対向する第1突出部の少なくとも一方の面が軸線に対して傾斜していてもよい。このような構成によると、第1突出部の当接面が軸線に対して直交する場合と比較して、クッション部材を径方向に大型化することを抑制しつつ、第1突出部と第2突出部とが当接する当接面の面積を広くすることができる。このため、第1突出部と第2突出部の間で力が伝達し易くなり、第1突出部のせん断変形を促進する。したがって、防振性能をより向上することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材の複数の第1突出部は、クッション部材の外周面に設けられた螺旋状の突出部であってもよい。このような構成によると、クッション部材の外周面に第1突出部を効率的に形成することができる。このため、クッション部材の軸方向の大型化を抑制しながら、第2突出部と当接する面の表面積を大きくすることができる。また、クッション部材の軸長に対して第1突出部が形成されている部分の割合を大きくできるため、クッション部材の静ばね特性を向上することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材の外周面に設けられた突出部は、雄ねじ溝の突部であってもよい。ハウジングの複数の第2突出部は、クッション部材の雄ねじ溝と螺合する雌ねじ溝の突部であってもよい。クッション部材は、クッション部材の雄ねじ溝がハウジングの雌ねじ溝と螺合した状態でハウジング内に収容されていてもよい。このような構成によると、クッション部材を簡易な作業でハウジング内に収容することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材のケーブル軸方向の端面とハウジングとの間にクリアランスが形成されていてもよい。クリアランスを形成することで、クッション部材の軸方向の微小な変位が妨げられず、防振性能をより向上することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材の雄ねじ溝の底部とハウジングの雌ねじ溝の頂部との間にクリアランスが形成されていてもよい。クリアランスを形成することで、クッション部材の微小な変位が妨げられず、防振性能をより向上することができる。
本明細書に開示の端末支持装置では、クッション部材の雄ねじ溝の両側面のそれぞれは、ハウジングの雌ねじ溝の対応する各側面と密着していてもよい。このような構成によると、ハウジングにクッション部材を収容した際に、クッション部材をハウジング内の所望の位置に保持することができる。
実施例に係る端末支持装置11について説明する。端末支持装置11は、自動車のシフトレバーとオートマチック・トランスミッション(以下、トランスミッションという)の間に配索されるオートマチック・トランスミッション・ケーブル(以下、ATケーブルという)の端部を支持する。図1に示すように、ATケーブル30は、インナーケーブル29とアウターケーブル34を備えている。アウターケーブル34は、樹脂性のライナー31と、樹脂性のライナー31の外周を被覆する被覆部32を有している。被覆部32は、ストランド線及び樹脂被覆によって構成されている。インナーケーブル29は、アウターケーブル34内に挿通され、アウターケーブル34内を進退動可能となっている。インナーケーブル29の一端には入力ロッド20が接続されており、その他端には出力ロッド23が接続されている。
入力ロッド20の先端には穴部20aが形成されている。穴部20aには、シフトレバー(図示されていない)が接続されている。出力ロッド23の先端は、リンク部材22を介してエンジンルームに配されたトランスミッション(図示されていない)に接続されている。運転者によってシフトレバーに入力された操作(変位)は、入力ロッド20を介してインナーケーブル29に伝達される。インナーケーブル29に伝達された変位は、出力ロッド23及びリンク部材22を介してトランスミッションに伝達される。
アウターケーブル34の入力ロッド20側の端部は、端末支持装置11により支持されている。端末支持装置11は、シフトレバー装置のハウジングに固定されている。アウターケーブル34の出力ロッド23側の端部は、端末支持装置10により支持されている。端末支持装置10は、エンジンルーム内のケーブル固定用部材26に固定されている。アウターケーブル34の中間部位は、止め具24及びリテーナ28によって車体の所定箇所にクランプされている。なお、端末支持装置10は、従来公知の端末支持装置と同一構造であるため、以下の説明では、端末支持装置11について説明する。
図2〜5を参照して、端末支持装置11の構造について説明する。端末支持装置11は、ハブ12と、ガイドパイプ13と、クッション15と、ハウジング14によって構成されている。
ハウジング14は、カバー14bとキャップ14aを有している。カバー14bは、樹脂により形成されている。カバー14b内には、ハブ12の一部と、クッション15と、ガイドパイプ13の一部が収容される。カバー14bの一端(図2の左端)からはハブ12の一部が突出し、カバー14bの他端(図2の右端)からはガイドパイプ13の一部が突出し、クッション15はカバー14b内に位置している。カバー14bは、シフトレバー装置のハウジングに固定されている。カバー14bのキャップ14a側(図2の左側)の端部には係合片19が形成されている。カバー14bの内面には、後で詳述する雌ねじ溝16が形成されている。
キャップ14aは、樹脂により形成されており、カバー14bの一端(図2の左端)に取付けられる。すなわち、キャップ14aの外周面には溝18bが形成されている。カバー14bの係合片19が溝18bに嵌まり込むことで、カバー14bにキャップ14aが取付けられる。キャップ14aがカバー14bに取付けられると、カバー14bの一端がキャップ14aによって閉じられ、キャップ14aとカバー14bによって囲まれる空間内にクッション15が収容される。
図4に示すように、ハブ12は筒状に形成されている。ハブ12の一端(図4の右端(図2においては左端))には、アウターケーブル34が固定される。ハブ12の他端(図4の左端(図2においては右端)は、クッション15を介してガイドパイプ13が連結されている。ハブ12の内部には、インナーケーブル29が挿通されている。
ガイドパイプ13は、筒状に形成されており、その内部をインナーケーブル29及び入力ロッド20が挿通する。入力ロッド20は、ガイドパイプ13によって案内される。ガイドパイプ13の基端(図2の左端)は、クッション15を介してカバー14bに揺動可能に取付けられている。このため、入力ロッド20は、シフトレバーの操作に応じてカバー14bに対して揺動することができる。
クッション15は、ハブ12の他端側(図2の右端側(図3,4の左端側))の外周に配されている。クッション15は、例えば、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)や、NR(天然ゴム),CR(クロロブレンゴム)等のゴム材料によって形成することができる。クッション15は、ガイドパイプ13側から順に、第1小径部15cと、大径部15b(請求項でいうクッション部材の一例に相当)と、第2小径部15aとが一体に形成されている。
図2,4に示すように、第1小径部15cは、大径部15bからカバー14b内をガイドパイプ13に向かって伸びている。第1小径部15cの一端はハブ12に接合され、その他端がガイドパイプ13の基端部に連結されている。第1小径部15cの外周面とカバー14bの内面との間にはクリアランスが形成されている。第1小径部15cの先端はカバー14b内に位置する。
第2小径部15aは、大径部15bよりキャップ14a側に位置している。第2小径部15aの外周面とキャップ14aの内面との間にはクリアランスが形成されている。第2小径部15aの先端はキャップ14a内に位置する。
大径部15bの外周面には雄ねじ溝17が形成される。大径部15bの雄ねじ溝17は、カバー14bの内面に形成された雌ねじ溝16に螺合する。以下、雄ねじ溝17と雌ねじ溝16について詳細に説明する。なお、ハブ12の外周面にクッション15が設けられていることから、大径部15bの径は、ハブ12の径よりも大きくなる。
図5に示すように、大径部15bの外周面には雄ねじ溝17が形成されている。すなわち、雄ねじ溝17の山となる部分21は、カバー14b側に向かって突出している。以下、雄ねじ溝17の山となる部分21を突出部という。突出部21は、大径部15bの外周面を螺旋状に伸びている。このため、クッション15をインナーケーブル29の軸線に沿って切断した一断面で視ると(すなわち、図2,5の断面で見ると)、大径部15bの外周面は、径方向外側に向かって突出する複数の突出部21を備えるということができる。また、図5に示す断面でみると、突出部21は、先端面21aと2つの側面21b、21cにより形成されている。突出部21の基端部の幅(すなわち、インナーケーブル29の軸線方向の幅)は、突出部21の径方向の寸法よりも小さくされている。また、両側面21b、21cは、インナーケーブル29の軸線に対して傾斜し、隣接する突出部21の間には、雄ねじ溝17の谷部25が形成されている。
一方、カバー14bの内面には雌ねじ溝16が形成されている。雌ねじ溝16の山となる部分27は、大径部15b側に向かって突出している。以下、雌ねじ溝16の山となる部分27を突出部という。突出部27は、雄ねじ溝17に噛合うように、カバー14bの内面を螺旋状に伸びている。このため、カバー14bをインナーケーブル29の軸線に沿って切断した一断面で視ると(すなわち、図2,5の断面)、カバー14bの内面は、大径部15bの外周面に向かって突出する複数の突出部27を備えるということができる。図より明らかなように、各突出部27は、雄ねじ溝17の隣接する突出部21の間に位置している。突出部27は、先端面27aと2つの側面27b、27cにより形成されている。雄ねじ溝17と同様に、突出部27の基端部の幅(すなわち、インナーケーブル29の軸線方向の幅)は、突出部27の径方向の寸法よりも小さくされている。また、両側面27b、27cは、インナーケーブル29の軸線に対して傾斜している。隣接する突出部27の間には、雌ねじ溝16の谷部33が形成されている。
図5に示すように、大径部15bの雄ねじ溝17がカバー14bの雌ねじ溝16に螺合した状態では、雄ねじ溝17の突出部21の側面21b,21cは、雌ねじ溝16の突出部27の側面27b,27cと密着する。このため、クッション15及びハウジング14をインナーケーブル29の軸線方向から視ると、雄ねじ溝17の突出部21と雌ねじ溝16の突出部27とがオーバラップしているということができる。上述した説明から明らかなように、本実施例では、雄ねじ溝17の突出部21が雌ねじ溝16の突出部27によって挟持されることで、カバー14bに対してクッション15が軸方向に位置決めされている。なお、クッション15をハウジング14の軸方向に精度良く位置決めするためには、突出部21の側面21b,21cと突出部27の側面27b,27cの間に隙間が生じないように密着させる必要がある。このため、雄ねじ溝17と雌ねじ溝16にはある程度の締め代が設定されている。
また、図5より明らかなように、雄ねじ溝17の突出部21の先端面21aと、雌ねじ溝16の谷部33との間には、クリアランスC2が形成される。雌ねじ溝16の突出部27の先端面27aと、雄ねじ溝17の谷部25との間にもクリアランスC1が形成される。また、大径部15bの一方の端面35aと、その端面35aに対向するカバー14bの内面37との間にも、クリアランスC3が形成されている。さらに、大径部15bの他方の端面35bと、その端面35bに対向するキャップ14aの内面38との間にも、クリアランスC4が形成されている。
なお、クッション15とハウジング14の内面との間にクリアランスが形成されるか否かは、クッション15に作用する荷重や、ハウジング14に対するクッション15の収容状態(例えば、こじり角等)によって変化する。このため、上記の「クリアランスが形成される」は、クッション15とハウジング14の内面との間に常にクリアランスが形成されていることまでは意味しない。すなわち、ハウジング14に収容されていない状態におけるクッション15の寸法が、クッション15とハウジング14との間に上述したクリアランスが形成されるような寸法とされていることを意味する。
また、クッション15とハブ12は、インサート成形によって一体に成形することができる。クッション15とハブ12を一体に成形する場合は、クッション15とハブ12とを加硫接着することができる。これによって、クッション15とハブ12の間にはクリアランスが形成されないようにすることができる。また、ハブ12とクッション15を一体に成形することで、端末支持装置11の組立を容易に行うことができる。すなわち、ハブ12及びクッション15を一体化したものをカバー14bに羅着し、次いで、カバー14bの開口をキャップ14bで閉じることで、端末支持装置11の組立を行うことができる。なお、カバー14bには係合片19が形成され、キャップ14aには溝18bが形成されている。このため、カバー14bの開口にキャップ14aの一端を押し込むだけで、カバー14bにキャップ14aを取付けることができる。
上述したように、本実施例の端末支持装置11では、クッション15の雄ねじ溝17をハウジング14の雌ねじ溝16に螺合させることで、クッション15をハウジング14に位置決めする。すなわち、雄ねじ溝17の突出部21を雌ねじ溝16の突出部27によって挟持することで、ハウジング14に対してクッション15を支持する。このため、クッション15に対して外力が作用すると、クッション15の突出部21にせん断力が生じ、そのせん断力によって突出部21が大径部15bの外周面に対して変形する。突出部21のせん断力による変形を利用して振動を吸収することができるため、端末支持装置11は優れた防振性能を有することができる。特に、突出部21の径方向の寸法は軸方向の寸法より長く、また、クッション15とハウジング14の間にはクリアランスC1〜C4が形成されている。このため、ハウジング14に対してクッション15の突出部21が変形し易くされており、クッション15の動ばね定数を低くすることができる。これによって、端末支持装置11は優れた防振性能を有することができる。
また、雄ねじ溝17の突出部21の側面21b,21cと、雌ねじ溝16の突出部27の側面27b,27cは、軸線方向に傾斜している。このため、側面21b、21cと側面27b、27cとの接触面積が増加し、両者の間で力が伝達し易くなっている。これによっても、突出部21のせん断変形が促進され、端末支持装置11の防振性能の向上が図られる。
さらに、クッション15の雄ねじ溝17をハウジング14の雌ねじ溝16に螺合させているため、クッション15とハウジング14との接触面積を比較的に広くすることができる。このため、ハウジング14に対するクッション15の比較的に大きな変位に対しては、その抵抗力を大きくすることができる(すなわち、静ばね定数を大きくすることができる)。したがって、優れたストロークロス性能を有することができる。
以上、実施例の端末支持装置を詳細に説明したが、これは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
例えば、上述した実施例では、クッション15に形成した雄ねじ溝17をハウジング14に形成した雌ねじ溝16に螺合させていたが、本明細書に開示の技術は、このような例に限られない。例えば、図6に示すように、クッション40の外周面に設けられた突出部42のせん断変形を利用して防振性能を向上するものであってもよい。具体的には、クッション40の外周面に軸方向に間隔を空けて複数の突出部42を形成し、図示しないハウジングに、これら突出部42の間に位置する突出部を形成するようにしてもよい。このような形態によっても、突出部42のせん断変形を利用して振動を吸収するため、優れた防振性能を有することができる。また、クッション40が複数の突出部42を有するため、軸方向の寸法誤差が突出部42毎にあったとしても、いずれかの突出部42がハウジングに当接してせん断変形する。このため、クッション40の軸方向の寸法誤差(ばらつき)を許容することができる。なお、図6に示す場合においても、突出部42の径方向の寸法bを軸方向の寸法aより大きくすることが好ましい。
また、上述した実施例では、雄ねじ溝17の突出部21の側面21b,21cがいずれも軸線方向に傾斜していたが、本明細書に開示の技術は、このような例に限られない。例えば、図7(a),(b)に示すように、突出部50,60の一方の側面52,64が軸線方向に傾斜し、他方の側面54,62が軸線方向に直交してもよい。
また、上述した実施例では、本明細書に開示する技術に係る端末支持装置をコントロールケーブル30の入力側に設けた例であったが、これとは異なり、コントロールケーブル30の出力側に設けてもよい。また、AT用のコントロールケーブルだけではなく、MT(マニュアル・トランスミッション)用のコントロールケーブルに適用してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
11:端末支持装置
14:ハウジング
15:クッション
16:雌ねじ溝
17:雄ねじ溝
14:ハウジング
15:クッション
16:雌ねじ溝
17:雄ねじ溝
Claims (8)
- インナーケーブルと、そのインナーケーブルが挿通されているアウターケーブルとを有するコントロールケーブルの少なくともいずれか一方の端部に設けられ、その端部を支持する端末支持装置であって、
アウターケーブルの端部に取付けられるハブと、
ハブの外周を取り囲むようにハブに固定されたクッション部材と、
クッション部材を収容するハウジングと、を備えており、
クッション部材は、ハブの外径より大きな外径を有する外周面を備えており、
クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線に沿って切断した一断面で視たときに、クッション部材の外周面は、径方向外側に向かって突出する複数の第1突出部を備えると共に、各第1突出部は、径方向の寸法が軸線方向の寸法よりも大きくされている一方で、ハウジングの内周面は、クッション部材の隣接する第1突出部の間に位置し、クッション部材の外周面に向かって突出する複数の第2突出部を備えており、
クッション部材及びハウジングをインナーケーブルの軸線方向から視たときに、クッション部材の第1突出部とハウジングの第2突出部とがオーバラップしている、コントロールケーブルの端末支持装置。 - クッション部材及びハウジングを前記一断面で視たときに、軸線方向に位置し、かつ、第2突出部と対向する第1突出部の少なくとも一方の面が軸線に対して傾斜している、請求項1に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。
- クッション部材の前記複数の第1突出部は、クッション部材の外周面に設けられた螺旋状の突出部である、請求項1又は2に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。
- クッション部材の外周面に設けられた突出部は、雄ねじ溝の突部であり、
ハウジングの前記複数の第2突出部は、クッション部材の雄ねじ溝と螺合する雌ねじ溝の突部であり、
クッション部材は、クッション部材の雄ねじ溝がハウジングの雌ねじ溝と螺合した状態でハウジング内に収容されている、請求項3に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。 - クッション部材のケーブル軸方向の端面とハウジングとの間にクリアランスが形成されている、請求項4に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。
- クッション部材の雄ねじ溝の底部とハウジングの雌ねじ溝の頂部との間にクリアランスが形成されている、請求項4又は5に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。
- クッション部材の雄ねじ溝の両側面のそれぞれは、ハウジングの雌ねじ溝の対応する各側面と密着している、請求項4〜6のいずれか一項に記載のコントロールケーブルの端末支持装置。
- インナーケーブルと、そのインナーケーブルが挿通されているアウターケーブルとを有するコントロールケーブルと、
コントロールケーブルの少なくともいずれか一方の端部に設けられ、その端部を支持する請求項1〜7のいずれか一項に記載の端末支持装置と、
を有するコントロールケーブル装置。
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| KR101840696B1 (ko) * | 2016-01-26 | 2018-03-22 | 지엠 글로벌 테크놀러지 오퍼레이션스 엘엘씨 | 소음 전달 차단 기능을 가지는 케이블 고정구 |
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