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JP2014180980A - 化学蓄熱空調システム - Google Patents

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JP2014180980A JP2013057969A JP2013057969A JP2014180980A JP 2014180980 A JP2014180980 A JP 2014180980A JP 2013057969 A JP2013057969 A JP 2013057969A JP 2013057969 A JP2013057969 A JP 2013057969A JP 2014180980 A JP2014180980 A JP 2014180980A
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Abstract

【課題】化学蓄熱材を内蔵する反応器及び蒸発・凝縮手段を用いた極めて簡単な構成によって、室内の空調を行うことができる化学蓄熱空調システムを提供すること。
【解決手段】化学蓄熱空調システム1は、化学蓄熱材31が内蔵された反応器3と、化学蓄熱材31の水和反応に用いられる水Wを蒸発させるとともに化学蓄熱材31の脱水反応によって生じる水Wを凝縮させるための蒸発・凝縮手段4と、反応器3と蒸発・凝縮手段4との少なくとも一方に接触する空気Aを通過させるよう構成された空調配管2とを備えている。化学蓄熱空調システム1は、蒸発・凝縮手段4を蒸発器41として機能させ、蒸発器41によって蒸発される水Wが反応器3へ供給されるときに、化学蓄熱材31の水和反応時に生じる熱と、この水和反応時に蒸発・凝縮手段4によって奪われる熱との少なくとも一方によって、空調配管2内を通過する空気Aを加熱又は冷却して空調を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、化学蓄熱材が内蔵された反応器を利用して空調を行う化学蓄熱空調システムに関する。
車両等における空調システムを構成する際には、エアコンディショナを用いる以外にも、化学蓄熱材が充填された反応器を用い、化学蓄熱材に蓄熱した熱を利用することが行われている。
例えば、特許文献1の車両用化学蓄熱システムにおいては、化学蓄熱材が内蔵された反応器を用いて、加熱対象を加熱することが開示されている。車両の走行時に、車両に搭載された内燃機関の排気熱により、反応器における化学蓄熱材の脱水反応を行って蓄熱しておく。そして、車両始動時に、化学蓄熱材に水蒸気を供給して、この化学蓄熱材の水和反応を行い、このときに生じる熱によって加熱対象を加熱している。この車両用化学蓄熱システムによれば、長期間に亘って安定的に蓄熱でき、かつ高温が要求される加熱対象の加熱を可能としている。また、車両用化学蓄熱システムとしては、特許文献1以外にも、例えば特許文献2に開示されたものがある。
特開2009−257254号公報 特開2009−262748号公報
しかしながら、上記特許文献1,2等においては、化学蓄熱材の水和反応によって生じる熱によって、加熱対象としてのバッテリー等を加熱することを目的としている。特許文献1,2等においては、車両等の室内を空調するための工夫はなされていない。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、化学蓄熱材を内蔵する反応器及び蒸発・凝縮手段を用いた極めて簡単な構成によって、室内の空調を行うことができる化学蓄熱空調システムを提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、化学蓄熱材が内蔵された反応器と、
上記化学蓄熱材の水和反応に用いられる水を蒸発させるとともに上記化学蓄熱材の脱水反応によって生じる水を凝縮させるための蒸発・凝縮手段と、
上記反応器と上記蒸発・凝縮手段との少なくとも一方に接触する空気を通過させるよう構成された空調配管と、を備え、
上記蒸発・凝縮手段を蒸発器として機能させ、該蒸発器によって蒸発される水が上記反応器へ供給されるときに、上記化学蓄熱材の水和反応時に生じる熱と、該水和反応時に上記蒸発・凝縮手段によって奪われる熱との少なくとも一方によって、上記空調配管内を通過する空気を加熱又は冷却して空調を行うよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システムにある(請求項1)。
上記化学蓄熱空調システムにおいては、反応器における化学蓄熱材の水和反応を行う際に、空調配管を通過させる空気を反応器又は蒸発・凝縮手段の少なくとも一方に接触させる。そして、空調配管を通過させる空気を、反応器に接触させるとき、又は反応器及び蒸発・凝縮手段に接触させるときには、この空気を水和反応時に生じる熱によって加熱する。そして、この加熱された空気を、空調配管から車両等の室内へ供給することができる。
また、空調配管を通過させる空気を、蒸発・凝縮手段に接触させるときには、この空気を蒸発潜熱によって冷却する。そして、この冷却された空気を、空調配管から車両等の室内へ供給することができる。
それ故、上記化学蓄熱空調システムによれば、化学蓄熱材を内蔵する反応器及び蒸発・凝縮手段を用いた極めて簡単な構成によって、室内の空調を行うことができる。
実施例にかかる、暖房動作を行う化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、冷房動作を行う化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、蓄熱動作を行う化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、暖房動作を行う他の化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、暖房動作を行う他の化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、暖房動作を行う他の化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、暖房動作を行う他の化学蓄熱空調システムを示す説明図。 実施例にかかる、暖房動作を行う他の化学蓄熱空調システムを示す説明図。
上述した化学蓄熱空調システムにおける好ましい実施の形態につき説明する。
上記化学蓄熱空調システムにおいては、上記空調を行わないときに、上記化学蓄熱材の脱水反応を行い、上記蒸発・凝縮手段を凝縮器として機能させ、上記反応器から脱水される水を上記凝縮器によって凝縮するよう構成されていてもよい(請求項2)。
この場合には、化学蓄熱空調システムによって室内の空調を行わないときに、化学蓄熱材の脱水反応を行う。そのため、空調を行わないときに化学蓄熱材の蓄熱を行うことができ、化学蓄熱空調システムを、簡単な構成で繰り返し作動させることができる。
なお、化学蓄熱空調システムによって室内の空調を行わないときには、他の空調システムによって室内の空調を行うことができる。
また、上記反応器は、上記空調配管内に収容されており、上記化学蓄熱材の水和反応時に上記反応器から放出される熱によって、上記空調配管内を通過する空気を加熱するよう構成されていてもよい(請求項3)。
この場合には、反応器から放出される熱によって、空調配管内を通過する空気を容易に加熱することができる。
また、上記蒸発・凝縮手段において少なくとも蒸発器として機能する部分又は該蒸発器として機能する部分に繋がれた熱交換器は、上記空調配管内に収容されており、上記化学蓄熱材の水和反応時に上記蒸発器として機能する部分又は上記熱交換器に奪われる熱によって、上記空調配管内を通過する空気を冷却するよう構成されていてもよい(請求項4)。
この場合には、蒸発・凝縮手段によって奪われる熱によって、空調配管内を通過する空気を容易に冷却することができる。
また、上記化学蓄熱空調システムは、自動車に配設され、該自動車のエンジンを停止させた停車時に上記化学蓄熱材の水和反応を行って、該自動車の室内の冷暖房を行うよう構成されていてもよい(請求項5)。
この場合には、自動車のエンジンが停止している停車時において、化学蓄熱空調システムを用いて自動車の室内の冷暖房を行うことができる。
なお、自動車の停車時においては、他の空調システムによって自動車の室内の空調を行うことができる。
また、上記化学蓄熱空調システムは、例えば、コージェネレーションシステム等の自動車以外の用途に採用することもできる。
また、上記化学蓄熱空調システムは、上記自動車のエンジンを稼動させた走行時に、該自動車から排気される排気エネルギー又は該自動車において余剰となる余剰エネルギーを用いて上記反応器を加熱し、上記化学蓄熱材の脱水反応を行うよう構成されていてもよい(請求項6)。
この場合には、自動車において不要となるエネルギーを用いて反応器を加熱して、化学蓄熱材の脱水反応を行うことができる。そのため、自動車におけるエネルギーの利用効率を高めることができる。
上記排気エネルギーとしては、自動車のエンジンを燃焼させる際に生ずる排気ガス等がある。上記余剰エネルギーとしては、自動車におけるオルタネータの発電によって生じる電力、ハイブリッド自動車又は電気自動車における発電機の発電によって生じる電力等がある。特に、これらの電力のうち自動車のバッテリーに蓄電されずに余剰となる電力を、余剰エネルギーとして反応器の加熱に用いることができる。
また、上記化学蓄熱材の脱水反応時に、上記空調配管を通過する空気によって、上記蒸発・凝縮手段において凝縮器として機能する部分を冷却するよう構成されていてもよい(請求項7)。
この場合には、蒸発・凝縮手段において、化学蓄熱材の脱水反応時に高温となる凝縮器として機能する部分を、効果的に冷却して、化学蓄熱材の脱水反応を促進することができる。
また、上記化学蓄熱空調システムは、上記空調配管に対して、該空調配管へ空気を送るブロワと、該ブロワから送風される空気を、室内へ給気するか、室外へ排気するか、あるいは該給気と該排気との両方をするかに切り換えることができる切換手段とを備えていてもよい(請求項8)。
この場合には、ブロワ及び切換手段の動作によって、冷暖房に必要な空気を室内へ給気し、冷暖房に不要な空気は室外へ排気することができる。
以下に、上記化学蓄熱空調システムにかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の化学蓄熱空調システム1は、図1、図2に示すごとく、化学蓄熱材31が内蔵された反応器3と、化学蓄熱材31の水和反応に用いられる水Wを蒸発させるとともに化学蓄熱材31の脱水反応によって生じる水Wを凝縮させるための蒸発・凝縮手段4と、反応器3と蒸発・凝縮手段4との少なくとも一方に接触する空気Aを通過させるよう構成された空調配管2とを備えている。化学蓄熱空調システム1は、蒸発・凝縮手段4を蒸発器41として機能させ、蒸発器41によって蒸発される水Wが反応器3へ供給されるときに、化学蓄熱材31の水和反応時に生じる熱と、水和反応時に蒸発・凝縮手段4によって奪われる熱との少なくとも一方によって、空調配管2内を通過する空気Aを加熱又は冷却して空調を行うよう構成されている。
以下に、本例の化学蓄熱空調システム1につき、図1〜図4を参照して詳説する。
本例の化学蓄熱空調システム1は、キャビン部及び荷台部を備えるトラック等の大型の自動車に搭載される。自動車のキャビン部には、化学蓄熱空調システム1が設けられるとともに、キャビン部の室内を空調するエアコンディショナ等の空調装置が設けられている。自動車においては、エンジンを稼動させた走行時には、空調装置によって暖房及び冷房の空調を行い、エンジンを停止させた停車時には、化学蓄熱空調システム1によって暖房及び冷房の空調を行う。また、図3に示すごとく、化学蓄熱空調システム1は、空調を行わないときに、化学蓄熱材31の脱水反応を行い、蒸発・凝縮手段4を凝縮器42として機能させ、反応器3から脱水される水Wを凝縮器42によって凝縮するよう構成されている。
図1に示すごとく、反応器3には、化学蓄熱材31の脱水反応を行うときに、化学蓄熱材31を加熱することができるヒータ32が配設されている。ヒータ32は、オルタネータ、又はハイブリッド自動車もしくは電気自動車における発電機において余剰となる余剰電力を用いて、反応器3における化学蓄熱材31を加熱するよう構成されている。
本例の蒸発・凝縮手段4は、反応器3における化学蓄熱材31の脱水反応によって生じる水Wを凝縮させる凝縮器42と、凝縮器42によって凝縮させた水Wを蒸発させて反応器3における化学蓄熱材31へ供給する蒸発器41とを一体的に有している。
なお、図4に示すごとく、蒸発器41と凝縮器42とは別々に配置し、これらの間、反応器3と凝縮器42との間、及び蒸発器41と反応器3との間をそれぞれ水配管53によって繋ぐこともできる。また、蒸発・凝縮手段4は、凝縮器42と蒸発器41との間に、凝縮器42によって凝縮される水Wを溜めるタンクを設ける構成とすることもできる。この場合には、タンクから蒸発器41へ水Wを供給することができる。
図1〜図3に示すごとく、本例の空調配管2は、自動車のキャビン部の天井部位に設けられており、反応器3が収容された一方側配管21と、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41及び凝縮器42が収容された他方側配管22とが隣接して形成されている。一方側配管21と他方側配管22との上流側端部には、各配管21,22へ空気Aを送ることができるブロワ52が配設されている。一方側配管21の下流側端部は、自動車の室外に開放される排気口211が設けられており、他方側配管22の下流側端部は、自動車の室内に開口される給気口221が設けられている。本例のブロワ52は、他方側配管22の上流側端部に配設されている。
また、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41及び凝縮器42は、他方側配管22内に直接配置する以外にも、蒸発器41に繋がれた熱交換器のみを他方側配管22内に配置することもできる。
一方側配管21と他方側配管22とによる空調配管2には、ブロワ52から送風される空気Aを、他方側配管22の給気口221から室内へ給気するか、一方側配管21の排気口211から室外へ排気するか、あるいはこの給気及び排気をするかに切り換えることができる切換手段51A,51B,51Cが配設されている。
切換手段51A,51B,51Cは、一方側配管21と他方側配管22とを仕切る仕切壁23において、ブロワ52よりも下流側であって反応器3よりも上流側の位置に設けられた第1切換弁51Aと、反応器3よりも下流側であって蒸発器41及び凝縮器42よりも上流側の位置に設けられた第2切換弁51Bと、蒸発器41及び凝縮器42よりも下流側の位置に設けられた第3切換弁51Cとを有している。
化学蓄熱空調システム1は、エンジンを稼動させて自動車を走行させるときには、反応器3における化学蓄熱材31の脱水反応を行って、蓄熱動作を行うよう構成されている。この蓄熱動作においては、余剰電力を用いて反応器3におけるヒータ32を動作させ、このヒータ32によって反応器3内の化学蓄熱材31を所定の反応温度に加熱する。
また、図3に示すごとく、蓄電動作においては、第1切換弁51A及び第2切換弁51Bを仕切壁23に対して平行な位置にして、ブロワ52による空気Aが他方側配管22を通過する状態を形成するとともに、第3切換弁51Cを給気口221を閉じるとともに排気口211を開ける位置にして、ブロワ52による空気Aが排気口211へ送られる状態を形成する。そして、蒸発・凝縮手段4における凝縮器42を、他方側配管22を通過する空気Aによって冷却しながら、反応器3における化学蓄熱材31の脱水反応を行う。
化学蓄熱空調システム1は、エンジンを停止させて自動車を停車するときには、反応器3における化学蓄熱材31の水和反応を行って、暖房動作又は冷房動作を行うよう構成されている。この暖房動作及び冷房動作においては、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41によって蒸発させる水Wを反応器3へ供給し、反応器3における化学蓄熱材31の水和反応を行う。
図1に示すごとく、暖房動作においては、第1切換弁51Aを、他方側配管22を閉じるとともに一方側配管21を開ける位置にし、第2切換弁51Bを、一方側配管21を閉じるとともに他方側配管22を開ける位置にして、ブロワ52によって反応器3へ空気Aが送られるようにする。また、第3切換弁51Cを、給気口221を開ける位置にし、反応器3に接触して通過する空気Aが、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41に接触して通過し、給気口221から室内へ送られる状態を形成する。
そして、ブロワ52を作動させ、化学蓄熱材31の水和反応時に反応器3から放出される熱によって、反応器3に接触して通過する空気Aを加熱し、この加熱された空気Aを室内へ送ることができる。このとき、この空気Aが蒸発器41に接触することにより、この空気Aの除湿を行うことができる。
また、図2に示すごとく、冷房動作においては、第1切換弁51Aを、一方側配管21及び他方側配管22の両方を開ける位置にし、ブロワ52による空気Aが一方側配管21及び他方側配管22のいずれにも流れる状態にする。また、第2切換弁51B及び第3切換弁51Cを仕切壁23に対して平行な位置にし、一方側配管21において反応器3に接触する空気Aが、反応器3を冷却して排気口211から排気され、他方側配管22において蒸発・凝縮手段4における蒸発器41に接触する空気Aが、蒸発器41によって冷やされて、給気口221から室内へ送られる状態を形成する。
そして、ブロワ52を作動させ、他方側配管22においては、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41によって奪われる熱によって、蒸発器41に接触して通過する空気Aを冷却し、この冷却された空気Aを室内へ送ることができる。また、一方側配管21においては、化学蓄熱材31の水和反応時の発熱によって加熱される反応器3を、空気Aによって冷却することができる。
また、反応器3と、蒸発・凝縮手段4における蒸発器41及び凝縮器42とは水配管53によって繋がれており、水配管53には、反応器3から凝縮器42へ移動する水(水蒸気)W、蒸発器41から反応器3へ移動する水(水蒸気)Wの流量を調整するための流量調整バルブ54が設けられている。
化学蓄熱空調システム1は、制御装置によって、ブロワ52、各切換弁51A,51B,51C、流量調整バルブ54の動作を制御するよう構成されている。
制御装置は、化学蓄熱空調システム1によって空調を行う際に、室内の乗員から要求される要求室温を受け付け、この要求室温を満たすように空気Aの流量、及び蒸発器41から反応器3へ供給される水Wの流量を決定する。このとき、外気温、日照量等を考慮して、ブロワ52の送風量、流量調整バルブ54の開度を決定することができる。
空調配管2内における反応器3と蒸発・凝縮手段4との配置位置の関係は、種々の関係とすることができる。
本例においては、一方側配管21内の反応器3に対して、他方側配管22内の蒸発・凝縮手段4を下流側に位置させている。この場合、反応器3において化学蓄熱材31の水和反応を行う際に、蒸発器41に接触する空気Aによって反応器3が冷やされることがなく、化学蓄熱材31の反応性を適正に保つことが容易になる。また、一方側配管21内の反応器3に対して、他方側配管22内の蒸発・凝縮手段4を上流側に位置することも可能である。
また、例えば、図5に示すごとく、一方側配管21に蒸発・凝縮手段4を収容し、他方側配管22に反応器3を収容することもできる。そして、蒸発・凝縮手段4を反応器3よりも上流側に位置させ、蒸発・凝縮手段4を通過した空気Aが反応器3を通過して、給気口221に送られるようにすることができる。図1及び図5の化学蓄熱空調システム1においては、ブロワ52によって送風される空気Aが、反応器3及び蒸発・凝縮手段4を直列に通過して給気口221に送られる。
これに対し、例えば、図6〜図8に示すごとく、化学蓄熱空調システム1は、ブロワ52によって送風される空気Aが、反応器3と蒸発・凝縮手段4とを並列に通過して給気口221に送られるよう構成することもできる。図6、図7においては、一方側配管21に反応器3を収容するとともに、他方側配管22に蒸発・凝縮手段4を収容し、反応器3に接触する空気Aと蒸発・凝縮手段4に接触する空気Aとが合わさって給気口221に送られる。図8においては、一方側配管21に蒸発・凝縮手段4を収容するとともに、他方側配管22に反応器3を収容し、反応器3に接触する空気Aと蒸発・凝縮手段4に接触する空気Aとが合わさって給気口221に送られる。
本例の化学蓄熱空調システム1においては、自動車の停車時に暖房動作をする際には、反応器3における化学蓄熱材31の水和反応を行うときに、空調配管2を通過する空気Aが反応器3に接触して加熱され、この加熱された空気Aを、空調配管2の給気口221から自動車の室内へ供給することができる。また、自動車の停車時に冷房動作をする際には、反応器3における化学蓄熱材31の水和反応を行うときに、空調配管2を通過する空気Aが蒸発・凝縮手段4における蒸発器41に接触して冷却され、この冷却された空気Aを、空調配管2の給気口221から自動車の室内へ供給することができる。
さらに、自動車の走行時に蓄熱動作を行う際には、化学蓄熱材31の脱水反応を行っておくことができる。そして、化学蓄熱空調システム1は、自動車が走行と停車とを繰り返すごとに、反応器3における化学蓄熱材31の水和反応と脱水反応とを繰り返すことができる。
それ故、本例の化学蓄熱空調システム1によれば、化学蓄熱材31を内蔵する反応器3及び蒸発・凝縮手段4を用いた極めて簡単な構成によって、自動車の室内の空調を繰り返し行うことができる。
1 化学蓄熱空調システム
2 空調配管
3 反応器
31 化学蓄熱材
4 蒸発・凝縮手段
41 蒸発器
42 凝縮器
A 空気
W 水

Claims (8)

  1. 化学蓄熱材(31)が内蔵された反応器(3)と、
    上記化学蓄熱材(31)の水和反応に用いられる水(W)を蒸発させるとともに上記化学蓄熱材(31)の脱水反応によって生じる水(W)を凝縮させるための蒸発・凝縮手段(4)と、
    上記反応器(3)と上記蒸発・凝縮手段(4)との少なくとも一方に接触する空気(A)を通過させるよう構成された空調配管(2)と、を備え、
    上記蒸発・凝縮手段(4)を蒸発器(41)として機能させ、該蒸発器(41)によって蒸発される水(W)が上記反応器(3)へ供給されるときに、上記化学蓄熱材(31)の水和反応時に生じる熱と、該水和反応時に上記蒸発・凝縮手段(4)によって奪われる熱との少なくとも一方によって、上記空調配管(2)内を通過する空気(A)を加熱又は冷却して空調を行うよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  2. 請求項1に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、上記空調を行わないときに、上記化学蓄熱材(31)の脱水反応を行い、上記蒸発・凝縮手段(4)を凝縮器(42)として機能させ、上記反応器(3)から脱水される水(W)を上記凝縮器(42)によって凝縮するよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、上記反応器(3)は、上記空調配管(2)内に収容されており、
    上記化学蓄熱材(31)の水和反応時に上記反応器(3)から放出される熱によって、上記空調配管(2)内を通過する空気(A)を加熱するよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  4. 請求項1又は2に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、上記蒸発・凝縮手段(4)において少なくとも蒸発器(41)として機能する部分又は該蒸発器(41)として機能する部分に繋がれた熱交換器は、上記空調配管(2)内に収容されており、
    上記化学蓄熱材(31)の水和反応時に上記蒸発器(41)として機能する部分又は上記熱交換器に奪われる熱によって、上記空調配管(2)内を通過する空気(A)を冷却するよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、該化学蓄熱空調システム(1)は、自動車に配設されており、該自動車のエンジンを停止させた停車時に上記化学蓄熱材(31)の水和反応を行って、該自動車の室内の冷暖房を行うよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  6. 請求項5に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、該化学蓄熱空調システム(1)は、上記自動車のエンジンを稼動させた走行時に、該自動車から排気される排気エネルギー又は該自動車において余剰となる余剰エネルギーを用いて上記反応器(3)を加熱し、上記化学蓄熱材(31)の脱水反応を行うよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、上記化学蓄熱材(31)の脱水反応時に、上記空調配管(2)を通過する空気(A)によって、上記蒸発・凝縮手段(4)において凝縮器(42)として機能する部分を冷却するよう構成されていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の化学蓄熱空調システム(1)において、該化学蓄熱空調システム(1)は、上記空調配管(2)に対して、該空調配管(2)へ空気(A)を送るブロワと、該ブロワから送風される空気(A)を、室内へ給気するか、室外へ排気するか、あるいは該給気と該排気との両方をするかに切り換えることができる切換手段とを備えていることを特徴とする化学蓄熱空調システム(1)。
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