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JP2014178269A - タイヤ摩耗検出装置 - Google Patents

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Yasuhisa Tsujita
泰久 辻田
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Abstract

【課題】摩耗検出用の装置を埋設した専用のタイヤを用いずに、トレッド部の摩耗検出を的確に行うことができるタイヤ摩耗検出装置を提供すること。
【解決手段】タイヤ摩耗検出装置は、電源18と、タイヤ6の軸方向に離間し、かつ互いに絶縁された状態でタイヤ6の内周面に接合された一対の電極19と、電源18から一対の電極19に電圧を印加したときの電極19間の静電容量を計測する計測回路17を有する。また、タイヤ摩耗検出装置は、タイヤ6の回転方向における位置を検出する加速度センサ12を備える。タイヤ摩耗検出装置のセンサユニットコントローラ14は、予め設定された一定位置が加速度センサ12によって検出されると電極19に電圧を印加し、計測回路17に静電容量を計測させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、タイヤのトレッド部の摩耗を検出するためのタイヤ摩耗検出装置に関する。
従来より、タイヤ(詳しくはトレッド部)の摩耗を検出するためのタイヤ摩耗検出装置として各種の装置が提案されている。例えば、特許文献1に開示のタイヤ摩耗検出装置は、図6に示すように、タイヤ80のトレッド部81に埋設される摩耗検出器82と、ホイール83に設けられるセンサユニット84と、車体に設置される受信機ユニット(図示せず)とを備える。摩耗検出器82は、圧電素子と、同圧電素子で発生した電圧信号から電波信号を生成する共振回路とを有する。摩耗検出器82では、トレッド部81の摩耗が進行するに従い、圧電素子が路面から受ける衝撃が大きくなり、圧電素子が発生する電圧信号のレベルも大きくなる。そのため、共振回路で生成される電波信号のレベル(強度)も大きくなる。
センサユニット84は、タイヤ80の内部空気圧を示す圧力データ信号を無線送信するとともに、摩耗検出器82が生成した電波信号を受信し、受信した電波信号に基づきタイヤ80の摩耗状態を示す信号を生成して同摩耗状態を示す信号を無線送信する。そして、受信機ユニットは、センサユニット84から摩耗状態を示す信号を受信し、受信した信号に基づいてトレッド部81の摩耗状態を判定する。
特開2011−189795号公報
ところで、トレッド部の摩耗検出においては、摩耗状態を的確に判定可能とするために、同じ条件下でトレッド部の状態が検出されることが望ましい。
本発明の目的は、摩耗検出用の装置を埋設した専用のタイヤを用いずに、トレッド部の摩耗検出を的確に行うことができるタイヤ摩耗検出装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載のタイヤ摩耗検出装置は、車両のタイヤ内側装着され、前記タイヤのトレッド部の摩耗を検出するためのタイヤ摩耗検出装置であって、電源と、互いに離間し、かつ絶縁された状態で前記タイヤの内周面に接合された一対の電極と、前記電源から前記一対の電極に電圧を印加したときの前記電極の静電容量を計測する計測回路と、前記計測回路によって計測された静電容量に基づき前記トレッド部の摩耗を検出する摩耗検出部と、前記タイヤの回転方向における位置を検出する位置検出部と、を有し、前記摩耗検出部は、予め設定された一定位置が前記位置検出部によって検出されると前記計測回路に前記静電容量を計測させることを要旨とする。
これによれば、一対の電極に電圧を印加すると、一対の電極の間に電気力線が生じる。一対の電極の面積及び距離は一定であることから、トレッド部の摩耗が進行していない程、一対の電極間の誘電体としてのタイヤから漏れる電気力線の数は少なく、また、タイヤの比誘電率が大きくなるため、一対の電極間の静電容量は大きくなる。一方、タイヤの摩耗が進行する程、タイヤから漏れる電気力線の量は多くなり、タイヤの比誘電率が小さくなるため、一対の電極間の静電容量は小さくなる。そして、一対の電極間の静電容量は計測回路で計測され、この計測された静電容量が小さくなれば、摩耗検出部はトレッド部の摩耗を検出することができる。したがって、摩耗検出用の装置をタイヤ内に埋設したような専用のタイヤでなくてもトレッド部の摩耗を検出することができる。
このようなタイヤ摩耗検出装置において、静電容量の大きさは一対の電極間に介在する誘電体に依存し、タイヤの回転方向での位置、例えば、タイヤが接地したときと、接地していないときで、タイヤを含めた誘電体の比誘電率が異なり、タイヤの回転方向での位置によって静電容量も異なってくる。そこで、予め設定された一定位置が位置検出部によって検出されると、計測回路によって静電容量を計測するようにした。このため、タイヤの回転方向における一定位置で常に静電容量が計測され、同じ条件下で常にトレッド部の摩耗状態の検出を行うことができる。
また、タイヤ摩耗検出装置において、前記一定位置は、前記一対の電極が前記タイヤを挟んで接地したときであるのが好ましい。
これによれば、一対の電極がタイヤを挟んで接地した位置は、タイヤ及び道路が誘電体となり、タイヤだけを誘電体とした場合と比べると誘電体の比誘電率が大きくなり、静電容量も大きくなる。よって、静電容量を確実に計測でき、トレッド部の摩耗検出を的確に判断することができる。
また、タイヤ摩耗検出装置において、前記位置検出部は、前記タイヤと共に回転する加速度センサであるのが好ましい。
これによれば、簡単な構成で位置検出を行うことができる。
また、タイヤ摩耗検出装置において、前記タイヤ内側に設置され、前記タイヤの状態を検出する状態検出器及び該状態検出器で検出されたタイヤ情報を送信する送信部を有するタイヤセンサユニットと、前記車両の車体に設置され、前記タイヤセンサユニットの送信したタイヤ情報を受信する受信部を備える受信機ユニットとを備えるタイヤ状態監視装置を前記車両は有し、前記タイヤ摩耗検出装置のうち前記電源、前記計測回路、前記位置検出部及び前記摩耗検出部は、前記タイヤセンサユニットが備えるのが好ましい。
これによれば、一対の電極をタイヤの内周面に接合し、タイヤセンサユニットをタイヤ内に設置するだけで、タイヤ摩耗検出装置をタイヤ内側に装着することができる。
本発明によれば、摩耗検出用の装置を埋設した専用のタイヤを用いずに、トレッド部の摩耗検出を的確に行うことができる。
実施形態のタイヤ状態監視装置が搭載された車両を示す概略構成図。 タイヤ内の電極及びタイヤセンサユニットを示す部分破断斜視図。 タイヤセンサユニット及びタイヤ摩耗検出装置の回路構成を示す図。 加速度センサの位置と検出された加速度との関係を示すグラフ。 トレッド部の摩耗を検出するタイヤ摩耗検出装置を示す図。 背景技術を示す図。
以下、タイヤ摩耗検出装置を具体化した一実施形態について、図1〜図5を用いて説明する。
図1に示すように、タイヤ状態監視装置は、車両1の4つの車輪2にそれぞれ取り付けられる4つのタイヤセンサユニット3と、車両1の車体に設置される受信機ユニット4とを備えている。各車輪2は、ホイール部5と、このホイール部5に装着されるタイヤ6とを含む。そして、タイヤ6の内側には、タイヤ摩耗検出装置が装着されている。なお、タイヤ6の中心軸の延びる方向をタイヤ6の軸方向とし、車輪2の回転方向をタイヤ6の回転方向とする。
図2及び図3に示すように、タイヤ6は、回転方向に延びるトレッド溝8を軸方向に複数備えるとともに、軸方向に隣り合うトレッド溝8の間に路面に接するトレッド部7を備える。各タイヤセンサユニット3は、タイヤ6の内部空間に配置されるように、そのタイヤ6の内周面に設置されている。各タイヤセンサユニット3は、対応するタイヤ6の状態(タイヤ内圧力)、及びトレッド部7の摩耗を検出して、検出されたタイヤ状態及び摩耗状態を示すデータを含む信号を無線送信する。
各タイヤセンサユニット3は、圧力センサ11、加速度センサ12、センサユニットコントローラ14、送信回路16、計測回路17、及び電源18をケース3a内に備えるとともに、一対の電極19をケース3a外に備える。一対の電極19は、同じ大きさの矩形板状であり、タイヤ6の軸方向に沿って間隔を空けて互いに絶縁された状態でタイヤ6の内周面に接合されている。また、ケース3aは、一対の電極19に跨る状態でタイヤ6の内周面に接合されている。
タイヤセンサユニット3は、電源18からの電力供給によって動作する。状態検出器としての圧力センサ11は、対応するタイヤ6内の圧力(タイヤ内圧力)を検出して、その検出によって得られたタイヤ内圧力データをセンサユニットコントローラ14に出力する。
加速度センサ12は、車輪2の回転と共に回転し、例えば、ピエゾ抵抗型や静電容量型の加速度センサとして周知のものであり、加速度に応じたデータ信号を発生して出力する。
図4に示すように、車両1の走行時、加速度センサ12が車輪2の最下位置に移動すると、加速度センサ12は、検出軸が鉛直方向に延びる状態に取り付けられている場合は、+1Gの加速度を検出する。このとき、タイヤ6を挟んで加速度センサ12が路面Rに接地した状態になる。また、加速度センサ12が車輪2の最下位置から90度又は270度回転すると、加速度センサ12は0Gの加速度を検出する。さらに、加速度センサ12が車輪2の最下位置から180度回転し、車輪2の最上位置に移動すると、加速度センサ12は−1Gの加速度を検出する。加速度センサ12は検出によって得られた加速度データをセンサユニットコントローラ14に出力する。また、センサユニットコントローラ14は、加速度センサ12が一定の加速度を検出する度に、圧力センサ11によって検出されたタイヤ内圧力データをRF信号として送信する。
図3に示すように、センサユニットコントローラ14は、CPU及び記憶部(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には各タイヤセンサユニット3に固有の識別情報としてのIDコードが登録されている。このIDコードは、各タイヤセンサユニット3を受信機ユニット4において識別するために使用される情報である。センサユニットコントローラ14は、タイヤ内圧力データを、送信回路16に出力する。送信部としての送信回路16は、データを変調してRF信号を生成し、このRF信号を送信アンテナ21から無線送信する。
一対の電極19は、計測回路17を介して電源18と電気的に接続され、一対の電極19には電源18によって電圧が印加される。一対の電極19に電圧が印加されると、一対の電極19の間には電気力線Fが生じ、一対の電極19の間を電子が移動する。そして、一対の電極19の間には、誘電体であるタイヤ6が介在しているため、一対の電極19の間に静電容量を持たせることができる。この静電容量は、タイヤ6を通過する電気力線Fの量に依存し、トレッド部7の摩耗が進行していない程タイヤ6から漏れる電気力線Fの量が少なく、タイヤ6の比誘電率が大きくなるため、一対の電極19間の静電容量は大きくなる。一方、トレッド部7の摩耗が進行する程タイヤ6から漏れる電気力線Fの量は多くなり、タイヤ6の比誘電率が小さくなるため、一対の電極19間の静電容量は小さくなる。
計測回路17は、一対の電極19に電気的に接続され、計測回路17は、一対の電極19間の持つ静電容量を電圧として検出するようになっている。計測回路17は、センサユニットコントローラ14に信号接続され、計測回路17の計測した電圧信号はセンサユニットコントローラ14に出力されるようになっている。
センサユニットコントローラ14の記憶部には、タイヤセンサユニット3の動作を統括的に制御する統括プログラムが記憶されている。また、センサユニットコントローラ14の記憶部には、計測回路17の計測した電圧(静電容量)と比較するための閾値が予め記憶されている。閾値は、トレッド部7の摩耗が過度に進行したときに検出される電圧(静電容量)よりも余裕を持って設定されている。センサユニットコントローラ14は、計測回路17によって検出された電圧が閾値を超えた場合には、警報信号を生成し、送信回路16から送信させる。一方、センサユニットコントローラ14は、計測回路17によって検出された電圧が閾値を超えていない場合には、警報信号を生成しない。
よって、本実施形態では、センサユニットコントローラ14が、トレッド部7の摩耗を検出する摩耗検出部を構成する。また、本実施形態では、タイヤ摩耗検出装置は、タイヤセンサユニット3のケース3a内に設けられた電源18と、加速度センサ12と、計測回路17と、センサユニットコントローラ14(摩耗検出部)と、ケース3a外の一対の電極とを備えている。そして、タイヤセンサユニット3が一対の電極19を跨ぐ状態でタイヤ6の内周面に接合されており、加速度センサ12と一対の電極19は、タイヤ6の回転方向において同じ位置に設けられている。
また、センサユニットコントローラ14は、加速度センサ12の出力した加速度データに基づいて加速度センサ12及び電極19が一定位置に位置したと判断したときに、一対の電極19に電圧を印加し、計測回路17に静電容量を計測させる。上記一定位置は、タイヤ6を挟んで加速度センサ12及び一対の電極19が路面Rに接地したときであり、加速度センサ12が+1Gの加速度を検出したときである。
図1に示すように、受信機ユニット4は、受信機ユニットコントローラ33を備えるとともに、受信部としてのRF受信回路35を備えている。受信機ユニットコントローラ33には、表示器38が接続されている。受信機ユニットコントローラ33はCPU及び記憶部(ROMやRAM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には受信機ユニット4の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。RF受信回路35は、各タイヤセンサユニット3からRF受信アンテナ32を通じて受信されたRF信号を復調して、受信機ユニットコントローラ33に送る。
受信機ユニットコントローラ33は、RF受信回路35からのRF信号及びIDコードに基づき、送信元のタイヤセンサユニット3に対応するタイヤ6のタイヤ内圧力を把握する。受信機ユニットコントローラ33は、タイヤ内圧力に関する情報等を表示器38に表示させる。表示器38は、車室内等、車両1の搭乗者の視認範囲に配置され、受信機ユニットコントローラ33により表示器38にはタイヤ内圧力の異常が表示(報知)される。また、受信機ユニットコントローラ33は、タイヤセンサユニット3からの警報信号を受信した場合には、タイヤ6の摩耗に関する警報を表示器38に表示させる。
次に、タイヤ摩耗検出装置の作用を記載する。
さて、図4に示すように、加速度センサ12は、タイヤ6の回転方向の位置でそれぞれ加速度を検出し、検出した加速度データをセンサユニットコントローラ14に出力している。そして、加速度センサ12がタイヤ6を介して路面Rに接地し、+1Gの加速度データを出力すると、センサユニットコントローラ14は一対の電極19に電圧を印加する。すなわち、センサユニットコントローラ14は、一定位置(加速度センサ12及び電極19がタイヤ6を介して路面Rに接地した位置)が加速度センサ12によって検出される度に、電極19に電圧を印加して静電容量を計測させる。
図3に示すように、電源18から一対の電極19に電圧が印加されると、一対の電極19の間に電気力線Fが生じるとともに、一対の電極19の間に静電容量を持たせることができる。そして、計測回路17は静電容量を電圧として計測し、計測した電圧をセンサユニットコントローラ14に出力する。センサユニットコントローラ14では、入力した電圧を閾値と比較し、閾値を超えていない場合は、上述の警報信号を生成せず、送信回路16による送信動作も行わない。
一方、図5に示すように、トレッド部7の摩耗が進行してくると、タイヤ6から漏れる電気力線Fの量が多くなり、一対の電極19間の静電容量が小さくなるとともに、計測回路17で計測される電圧も低下する。そして、センサユニットコントローラ14に入力された電圧が閾値を超えている場合は、センサユニットコントローラ14は警報信号を生成し、警報信号を送信回路16から送信させる。受信機ユニット4では、警報信号がRF受信アンテナ32を通じてRF受信回路35で受信される。RF受信回路35で受信した警報信号は、受信機ユニットコントローラ33に出力され、受信機ユニットコントローラ33は、表示器38にタイヤ摩耗に関する警報を表示させる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)タイヤ摩耗検出装置は、加速度センサ12によってタイヤ6の回転方向の位置を検出し、加速度センサ12によって一定位置が検出される度に一対の電極19に電圧を印加して、計測回路17により静電容量を計測させるようにした。このため、計測される静電容量は、常にタイヤ6の回転方向での一定位置で検出される値となる。よって、常に同じ位置(同じ条件下)で検出された静電容量に基づいてトレッド部7の摩耗状態を検出することになり、摩耗状態を的確に判定することが可能になる。
(2)タイヤ摩耗検出装置は、一対の電極19をタイヤ6の内周面に接合し、その一対の電極19に電圧を印加したときの静電容量の変化に基づいてトレッド部7の摩耗を検出することができる。したがって、タイヤ6内に摩耗検出用の装置を埋設することなく、トレッド部7の摩耗を検出することができる。
(3)加速度センサ12がタイヤ6を介して路面Rに接地したとき、すなわち、加速度センサ12及び一対の電極19がタイヤ6の最下位置に位置したとき、センサユニットコントローラ14によって計測回路17に静電容量を計測させるようにした。このとき、タイヤ6及び道路が誘電体となり、タイヤ6だけを誘電体とした場合と比べると誘電体の比誘電率が大きくなり、静電容量も大きくなる。よって、静電容量を確実に計測でき、トレッド部7の摩耗が進行しているか否かを的確に判断することができる。
(4)位置検出部として加速度センサ12を用いた。加速度センサ12は、送信回路16にタイヤ情報の送信動作を行わせる位置を検出するために、タイヤセンサユニット3に予め設けられている。よって、タイヤセンサユニット3に既存の構成で、しかも簡単な構成を用いてトレッド部7の摩耗を検出することができる。
(5)タイヤ摩耗検出装置のうち、加速度センサ12、計測回路17、電源18、及びセンサユニットコントローラ14はタイヤセンサユニット3のケース3a内に設けられ、電極19のみがケース3a外に設けられている。そして、一対の電極19をタイヤ6の内周面に接合し、タイヤセンサユニット3をタイヤ6内に設置するだけで、タイヤ摩耗検出装置をタイヤ6内側に簡単に装着することができる。また、タイヤ摩耗検出装置と、タイヤセンサユニット3とを別々にタイヤ6内側に設ける場合と異なり、タイヤ6内の部品点数が増加し、タイヤ6が増量することを回避することができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 一対の電極19は、同じ大きさ、同じ形状でなくてもよい。
○ 位置検出部として、磁気センサを用いてもよい。この場合、例えば、車両1のホイールハウス等に磁性体を設置しておき、タイヤ6の回転に伴い、磁性体の磁力を磁気センサで検出したときに、静電容量を計測する。
○ 実施形態では、加速度センサ12及び一対の電極19がタイヤ6を介して路面Rに接地したときを加速度センサ12で検出すると、静電容量を計測させるようにしたが、これに限らず、静電容量を計測させる位置は適宜変更してもよい。例えば、加速度センサ12及び一対の電極19が、タイヤ6の最上位置に位置したとき(加速度センサ12が−1Gを検出したとき)や、加速度センサ12及び一対の電極19が、タイヤ6の最上位置又は最下位置から90度回転したとき(加速度センサ12が0Gを検出したとき)に静電容量を計測させてもよい。
○ 実施形態では、一対の電極19とタイヤセンサユニット3(加速度センサ12)を一体化し、加速度センサ12の位置と電極19の位置を一致させたが、一対の電極19とタイヤセンサユニット3(加速度センサ12)の位置を別々としてもよい。
○ 実施形態では、タイヤセンサユニット3のケース3a内にタイヤ摩耗検出装置の一部を設け、一対の電極19とタイヤセンサユニット3を一体化して、タイヤ摩耗検出装置とタイヤセンサユニット3を一体化したが、これに限らない。タイヤセンサユニット3とタイヤ摩耗検出装置を別々にタイヤ6内に設けてもよい。
○ タイヤ摩耗検出装置は、4輪の車両1におけるタイヤ6への適用に限定されるものではなく、2輪の車両におけるタイヤに適用してもよい。
○ タイヤセンサユニット3の送信部は、RF信号を生成する送信回路16ではなく、LF信号を生成する送信回路であってもよい。
○ 受信機ユニット4の受信部は、RF受信回路35ではなく低周波の受信回路であってもよい。
○ 状態検出器は、圧力センサ11の他に温度センサや湿度センサであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記状態検出器は圧力センサであるタイヤ状態監視装置。
1…車両、3…タイヤセンサユニット、4…受信機ユニット、6…タイヤ、7…トレッド部、11…状態検出器としての圧力センサ、12…位置検出部としての加速度センサ、14…摩耗検出部としてのセンサユニットコントローラ、16…送信部としての送信回路、17…計測回路、18…電源、19…電極、35…受信部としてのRF受信回路。

Claims (4)

  1. 車両のタイヤ内側に装着され、前記タイヤのトレッド部の摩耗を検出するためのタイヤ摩耗検出装置であって、
    電源と、
    互いに離間し、かつ絶縁された状態で前記タイヤの内周面に接合された一対の電極と、
    前記電源から前記一対の電極に電圧を印加したときの前記電極の静電容量を計測する計測回路と、
    前記計測回路によって計測された静電容量に基づき前記トレッド部の摩耗を検出する摩耗検出部と、
    前記タイヤの回転方向における位置を検出する位置検出部と、を有し、
    前記摩耗検出部は、予め設定された一定位置が前記位置検出部によって検出されると前記計測回路に前記静電容量を計測させるタイヤ摩耗検出装置。
  2. 前記一定位置は、前記一対の電極が前記タイヤを挟んで接地したときである請求項1に記載のタイヤ摩耗検出装置。
  3. 前記位置検出部は、前記タイヤと共に回転する加速度センサである請求項1又は請求項2に記載のタイヤ摩耗検出装置。
  4. 前記タイヤ内側に設置され、前記タイヤの状態を検出する状態検出器及び該状態検出器で検出されたタイヤ情報を送信する送信部を有するタイヤセンサユニットと、前記車両の車体に設置され、前記タイヤセンサユニットの送信したタイヤ情報を受信する受信部を備える受信機ユニットとを備えるタイヤ状態監視装置を前記車両は有し、前記タイヤ摩耗検出装置のうち前記電源、前記計測回路、前記位置検出部及び前記摩耗検出部は、前記タイヤセンサユニットが備える請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のタイヤ摩耗検出装置。
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