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JP2014173324A - 電気錠システム - Google Patents

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Motoki Furukawa
素基 古川
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Miwa Lock KK
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Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】消費電力を最小限にすると共に、接近するだけで確実に電気錠を解錠可能にする。
【解決手段】電気錠システム1は、非接触キー3a、3bの固有の識別情報を認証したときに、扉に設けられた電気錠装置2を解錠するものであって、扉近傍の人を検知する室外人感センサ6及び室内人感センサ7と、室外人感センサ6又は室内人感センサ7が扉近傍の人を検知しているときに作動して、非接触キー3a又は3bを起動させるために起動信号を発信すると共に、非接触キー3a又は3bから識別情報を読み取り可能となる室外リーダ4及び室内リーダ5と、を備え、室外人感センサ6又は室内人感センサ7が扉近傍の人を検知するまで、室外リーダ4又は室内リーダ5を停止状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触キーの固有の識別情報を認証したときに、扉に設けられた電気錠を解錠する電気錠システムに関する。
従来から、ホテルやオフィスビル等の商業施設又は公共施設の出入口や、集合住宅又は一般住宅のエントランスや玄関等では、その部屋又は領域への入退室又は入退場を制限するために、利用者の保持するリモコンやICカード等の非接触キーに記憶された識別情報を認証したときに扉の電気錠を解錠する電気錠システムが採用されている。
電気錠システムは、非接触キーから識別情報を読み取るリーダを扉又は扉の近傍に備えている。リーダは、扉の近傍の非接触キーを起動させるために起動信号を発信する。非接触キーは、この起動信号に応じて起動して、固有の識別情報を含む応答信号をリーダへと送信する。このように、リーダは、非接触キーと非接触通信することにより識別情報を読み取る。
リーダは、通常、非接触キーから自動的に識別情報を読み取るために常に起動信号を発信するように構成されるので、扉の近傍に非接触キーがない場合でも起動信号を発信する等効率が悪く、消費電力が必要以上に大きくなり、システム運用上のコストが上昇している。また、このようなリーダを備えた電気錠システムでは、例えば、非接触キーを玄関付近に置き忘れた場合等、非接触キーがリーダの通信可能領域内にある場合には、非接触キーは、リーダから起動信号を受信するたびに応答信号を発信することになり、消費電力が大きくなり、非接触キーに備わる電池の寿命が低下する。
これに対して、特許文献1に開示されるような錠制御システムでは、錠制御装置の解錠スイッチが操作されると、リーダとしての錠制御装置から応答要求無線信号が出力され、非接触キーとしての携帯器は、この応答要求無線信号に応じて識別情報を有する応答無線信号を錠制御装置へと送信している。この携帯器は、動き検出センサを備え、携帯器の動きを検出したときだけ、上記の応答無線信号を送信するように構成されている。
特開2009−133137号公報
しかしながら、非接触キーを採用する電気錠システムは、通常、利用者が何ら操作することなく接近するだけで扉を解錠可能とすることに利点があるが、上述のようにリーダを作動させるために利用者に解錠スイッチの操作を強いる構成では、上記の利点が失われることになる。
また、解錠スイッチの操作時には、利用者は既に扉への接近を終えていて、殆ど動作しない状態となっているため、携帯器の動き検出センサが動きを検知できずに電気錠が解錠されなかったり、解錠のために何らかの動作をする必要が生じたりしている。従って、接近するだけでは扉が解錠可能とはならない。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、消費電力を最小限にすると共に、接近するだけで確実に電気錠を解錠可能にする電気錠システムを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の電気錠システムは、非接触媒体の固有の識別情報を認証したときに、扉に設けられた電気錠を解錠する電気錠システムであって、前記扉近傍の人を検知する人検知装置と、前記人検知装置が前記扉近傍の人を検知してから作動して、前記非接触媒体を起動させるために起動信号を発信すると共に、前記非接触媒体から前記識別情報を読み取り可能となる読取装置と、を備えたことを特徴とする。
上述した本発明の第1の電気錠システムによれば、人検知装置が扉近傍の人を検知するまで読取装置を停止することにより、読取装置による起動信号の発信に要する消費電力を減少すると共に、扉近傍に置き忘れられた非接触媒体の応答信号の発信に要する消費電力をなくして電池の消耗を減少することができ、従って、読取装置並びに非接触媒体の何れにおいても、消費電力を最小限にすることができる。また、人検知装置による扉近傍の人の検知に応じて、読取装置を作動状態に切り換えることにより、停止状態の読取装置は、非接触媒体を保持した利用者が接近するだけで作動して非接触媒体から識別情報を読み取り可能となるため、利用者に操作を強いることなく確実に電気錠を解錠することができる。
また、本発明の第2の電気錠システムは、上述した本発明の第1の電気錠システムにおいて、前記読取装置は、室外側又は室内側の扉又は扉周囲の壁に設けられ、前記人検知装置は、前記読取装置に近接して設けられることを特徴とする。
上述した本発明の第2の電気錠システムによれば、非接触媒体を保持した利用者が読取装置へと接近するだけで、人検知装置が利用者を検知して、読取装置が作動する。従って、利用者は、人検知装置を意識することなく、読取装置に非接触媒体の識別情報を読み取らせることができる。
本発明の第3の電気錠システムは、上述した本発明の第1又は第2の電気錠システムにおいて、前記人検知装置の検知範囲は、前記読取装置の通信範囲を包含するように設定されることを特徴とする。
上述した本発明の第3の電気錠システムによれば、利用者が読取装置の通信範囲内にいるにも拘らず人検知装置に検知されないといった不具合を回避することができ、確実に電気錠を解錠することができる。
本発明の第4の電気錠システムは、上述した本発明の第1乃至第3の何れかの電気錠システムにおいて、前記非接触媒体の識別情報を認証すると共に、前記人検知装置による検知結果に応じて前記読取装置の作動及び停止を制御する制御部を備えることを特徴とする。
上述した本発明の第4の電気錠システムによれば、人検知装置及び読取装置を一元的に管理及び制御することができる。
本発明の第5の電気錠システムは、上述した本発明の第4の電気錠システムにおいて、前記制御部は、前記非接触媒体の識別情報を正当と認証した場合に、前記読取装置を停止するように制御することを特徴とする。
上述した本発明の第5の電気錠システムによれば、読取装置の消費電力をより減少すると共に、利用者が携帯する非接触媒体の認証後の消費電力をなくすことができ、電池の消耗をより減少することができる。
本発明の第6の電気錠システムは、上述した本発明の第4又は第5の電気錠システムにおいて、前記制御部は、前記読取装置の作動開始から所定の作動時間を経過するまでに、前記非接触媒体の正当な識別情報を認証できなかった場合に、前記読取装置を停止するように制御することを特徴とする。
上述した本発明の第6の電気錠システムによれば、人検知装置が利用者以外の人を検知して読取装置を作動させた場合でも、読取装置が作動し続けることがなく、消費電力をより減少することができる。
本発明によれば、消費電力を最小限にすると共に、接近するだけで確実に電気錠を解錠可能にする。
本発明の一実施形態に係る電気錠システムの概略を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電気錠システムの動作を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る電気錠システムについて、添付の図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電気錠システムの構成の概略を示すブロック図、図2は、本発明の一実施形態に係る電気錠システムの動作を示すフローチャートである。
電気錠システム1は、入退室を制限する部屋の扉を電動で施解錠する電気錠装置2と、識別情報を記憶した非接触キー(非接触媒体)3a、3bとを備える。また、電気錠システム1は、非接触キー3a、3bから識別情報を読み取る室外リーダ(室外読取装置)4及び室内リーダ(室内読取装置)5と、扉の近傍の人を検知する室外人感センサ(室外人検知装置)6及び室内人感センサ(室内人検知装置)7とを備える。更に、電気錠システム1は、室外人感センサ6又は室内人感センサ7の検知結果に応じて室外リーダ4又は室内リーダ5の作動を制御すると共に、室外リーダ4又は室内リーダ5で受信した識別情報を認証したときに電気錠装置2を制御する制御ユニット8とを備える。
電気錠装置2は、例えば、デッドボルト(図示せず)及び該デッドボルトを移動させる電動アクチュエータ(図示せず)からなる施解錠機構10と、電動アクチュエータを駆動するためのモータ等の駆動部11とを備えて構成される。デッドボルトは、扉から突出するように移動して扉枠のストライク内に固定されることにより扉を施錠して開扉不能にし、他方、ストライクから抜脱するように移動して扉内に引き込まれることにより扉を解錠して開扉可能にする。電気錠装置2は、制御ユニット8に接続されていて、制御ユニット8から施錠又は解錠を指示する制御信号を受けて、この制御信号に応じて駆動部11が電動アクチュエータを駆動する。
非接触キー3a及び3bは、各種情報を読み出し/書き込み可能に記憶する記憶領域を有するICチップ等の電子部品を設けていて、特に、扉の施解錠許可の認証に必要な情報として、利用者情報等の固有の識別情報を記憶領域に記憶している。また、非接触キー3a及び3bは、電磁波や電波によって室外リーダ4及び室内リーダ5と非接触通信可能であって、室外リーダ4又は室内リーダ5から送信された起動信号に応じて起動して、識別情報を含む応答信号を室外リーダ4又は室内リーダ5へと送信する。
これらの非接触キー3a及び3bは、例えば、室外リーダ4又は室内リーダ5からの電波に応じて電力を発生させるパッシブタグを備えたICカード等のカード状記憶媒体や、内蔵した電池等の電源より電力が供給されるアクティブタグを備えたリモコンキーでよい。なお、非接触キー3a及び3bは、室外リーダ4及び室内リーダ5と非接触通信可能で利用者が携帯可能な記憶媒体であればこれらに限定されない。
室外リーダ4及び室内リーダ5は、所定の通信範囲内の非接触キー3a及び3bと電磁波や電波によって非接触通信可能なリーダ又は受信装置であり、部屋の外側及び内側で扉の表面又はその周囲の壁面等にそれぞれ設けられる。また、室外リーダ4及び室内リーダ5は、制御ユニット8に接続されていて、制御ユニット8から作動又は停止を指示する制御信号を受けて、この制御信号に応じて作動状態又は停止状態となる。作動状態の室外リーダ4及び室内リーダ5は、非接触キー3a及び3bを起動させるための起動信号の周期的な発信を実行すると共に、この起動信号に応じた非接触キー3a及び3bからの応答信号を受信可能になる。更に、室外リーダ4及び室内リーダ5は、非接触キー3a又は3bから受信した応答信号から識別情報を読み取り、制御ユニット8へと送信する。
室外人感センサ6及び室内人感センサ7は、所定の検知範囲における人の有無を検知するための赤外線センサからなり、部屋の外側及び内側で扉の表面又はその周囲の壁面等において、それぞれ対応する室外リーダ4及び室内リーダ5に近接して設けられ、扉の近傍における人の有無を周期的に検知するように構成される。なお、室外人感センサ6及び室内人感センサ7の検知範囲は、それぞれ対応する室外リーダ4及び室内リーダ5の通信範囲を包含するように、より広く設定されるとよい。また、室外人感センサ6及び室内人感センサ7は、制御ユニット8に接続されていて、扉の近傍における人の有無を示す検知信号を制御ユニット8へと送信する。
制御ユニット8は、電気錠システム1の全体の動作を統括制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部12と、この制御部12による制御に必要な情報を記憶する記憶部13とを備える。記憶部13は、例えば、非接触媒体3a及び3bの識別情報の認証に用いられる一つ以上の認証情報(図示せず)を記憶する。
制御部12は、例えば、リーダ制御部14と、認証部15と、電気錠制御部16とを備えて構成され、又は各部の機能を有するプログラムを実行可能に構成される。
リーダ制御部14は、室外人感センサ6又は室内人感センサ7から検知信号を受けて、人を検知しているときには室外リーダ4又は室内リーダ5を作動させる一方、人を検知していないときには室外リーダ4又は室内リーダ5の作動を停止するように制御する。また、リーダ制御部14は、認証部15による判定の結果、識別情報が正当であると認証したときにも、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動していれば停止するようにそれぞれ制御する。更に、リーダ制御部14は、室外リーダ4又は室内リーダ5の作動後、所定の作動時間を経過したときにも、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動していれば停止するように制御する。
認証部15は、非接触キー3a又は3bの識別情報を室外リーダ4又は室内リーダ5から受けて、記憶部13に記憶された認証情報と比較して、識別情報が正当と認証できるか否かを判定する。
電気錠制御部16は、認証部15による判定の結果、識別情報が正当であると認証したときに電気錠装置2を解錠する一方、電気錠装置2の解錠状態が所定時間続いたときに電気錠装置2を施錠するように制御する。
次に、このような構成を備えた電気錠システム1の動作について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、電気錠システム1では、制御ユニット8、並びに非接触媒体3a及び3bについて初期設定を行い(ステップS1)、制御ユニット8に所定の認証情報を登録して記憶部18に記憶させ、この認証情報に対応した識別情報を非接触媒体3a及び3bに記憶させる。特に、制御ユニット8では、リーダ制御部14が室外リーダ4及び室内リーダ5のそれぞれに停止を指示する制御信号を供給し、室外リーダ4及び室内リーダ5は、停止指示の制御信号に応じて、起動信号を発信しない停止状態となる。
また、電気錠システム1は、室外人感センサ6及び室内人感センサ7を周期的に作動させて、室外及び室内の扉近傍における人の検知を実行する(ステップS2)。室外人感センサ6及び室内人感センサ7は、検知結果として扉近傍に人が存在するか否かを示す検知信号を制御ユニット8へと送信する。
制御ユニット8の制御部12は、室外人感センサ6又は室内人感センサ7から検知信号を受信すると、それぞれ室外又は室内における扉近傍の人を検知したか否かを判断し、検知しないと判断した場合には(ステップS3:NO)、ステップS2に戻って、室外人感センサ6及び室内人感センサ7による検知を繰り返す。
一方、制御部12は、室外又は室内における扉近傍の人を検知したと判断した場合には(ステップS3:YES)、リーダ制御部14が室外リーダ4又は室内リーダ5に作動を指示する制御信号を供給する。このとき、室外リーダ4又は室内リーダ5は、作動指示の制御信号に応じて、起動信号を周期的に発信する作動状態となる(ステップS4)。そして、作動状態である室外リーダ4又は室内リーダ5は、非接触キー3a及び3bを起動させるための起動信号を扉近傍の通信範囲内で周期的に発信し、発信後には非接触キー3a及び3bからの応答信号の受信待ち状態となる。なお、リーダ制御部14は、室外リーダ4又は室内リーダ5の作動開始からの経過時間を監視する。
この起動信号が室外又は室内における扉近傍に存在する非接触キー3a又は3bによって受信されると、非接触キー3a又は3bが起動信号に応じて起動して、固有の識別情報を含む応答信号を室外リーダ4又は室内リーダ5へと発信する。そして、室外リーダ4又は室内リーダ5は、非接触キー3a又は3bから応答信号を受信したとき(ステップS5:YES)、応答信号の識別情報を制御ユニット8へと通知し、制御ユニット8の制御部12は、認証部15による識別情報の認証処理(ステップS6)に移行する。この認証処理については後述する。
また、室外リーダ4又は室内リーダ5が応答信号を受信していないときには(ステップS5:NO)、制御部12が、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動開始から所定の作動時間を経過したか否かを確認し、経過していない場合には(ステップS7:NO)、室外リーダ4又は室内リーダ5が起動信号の発信及び応答信号の受信待ちを繰り返す(ステップS5)。
一方、室外リーダ4又は室内リーダ5の作動が所定の作動時間を経過した場合には(ステップS7:YES)、リーダ制御部14が室外リーダ4又は室内リーダ5に停止を指示する制御信号を供給する。このとき、室外リーダ4又は室内リーダ5は、停止指示の制御信号に応じて停止状態となり(ステップS8)、その後、室外人感センサ6及び室内人感センサ7による扉近傍の人の検知(ステップS2)に戻る。
上記の識別情報の認証処理(ステップS6)では、認証部15が、非接触キー3a又は3bの識別情報を、記憶部13に記憶された認証情報と比較して、識別情報が正当と認証できるか否かを判定する。そして、識別情報を正当と認証した場合には(ステップS6:YES)、制御部12において、電気錠制御部16が電気錠装置2を解錠するように制御すると共に、リーダ制御部14が室外リーダ4又は室内リーダ5を停止するように制御する。(ステップS9)。
一方、識別情報が不当である場合には(ステップS6:NO)、ステップS7に移行して、制御部12が、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動開始から所定の作動時間を経過したか否かを確認する。そして、所定の作動時間を経過していない場合には(ステップS7:NO)、室外リーダ4又は室内リーダ5が起動信号の発信及び応答信号の受信待ちを行う(ステップS5)。一方、所定の作動時間を経過した場合には(ステップS7:YES)、リーダ制御部14が室外リーダ4又は室内リーダ5を停止するように制御し(ステップS8)、その後、室外人感センサ6及び室内人感センサ7による扉近傍の人の検知(ステップS2)に戻る。
また、電気錠制御部16は、電気錠装置2が解錠から所定の解錠期間を経過したか否かを監視していて(ステップS10)、所定の解錠期間を経過した場合(ステップS10:YES)、電気錠装置2を施錠するように制御する(ステップS11)。
更に、電気錠装置2の施錠後、室外人感センサ6及び室内人感センサ7による扉近傍の人の検知(ステップS2)に戻る。
本実施形態では上述のように、室外人感センサ6又は室内人感センサ7が扉近傍の人を検知するまで、室外リーダ4及び室内リーダ5を停止状態にしている。これにより、室外リーダ4及び室内リーダ5による起動信号の発信に要する消費電力を減少すると共に、扉近傍に置き忘れられた非接触キー3a及び3bの応答信号の発信に要する消費電力をなくして電池の消耗を減少することができ、従って、室外リーダ4及び室内リーダ5、並びに非接触キー3a及び3bの何れにおいても、消費電力を最小限にすることができる。また、室外人感センサ6又は室内人感センサ7による扉近傍の人の検知に応じて、制御ユニット8が室外リーダ4又は室内リーダ5を作動状態に切り換えている。これにより、停止状態の室外リーダ4又は室内リーダ5は、非接触キー3a又は3bを保持した利用者が室外人感センサ6又は室内人感センサ7へと接近するだけで作動して非接触キー3a又は3bから識別情報を読み取り可能となるため、利用者に操作を強いることなく確実に電気錠を解錠することができる。
また、本実施形態によれば、室外人感センサ6及び室内人感センサ7が、それぞれ対応する室外リーダ4及び室内リーダ5に近接して設けられる。これにより、非接触キー3a又は3bを保持した利用者が室外リーダ4又は室内リーダ5へと接近するだけで、室外人感センサ6又は室内人感センサ7が利用者を検知して、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動する。従って、利用者は、室外人感センサ6や室内人感センサ7を意識することなく、室外リーダ4や室内リーダ5に非接触キー3a又は3bの識別情報を読み取らせることができる。
更に、本実施形態によれば、室外人感センサ6及び室内人感センサ7の検知範囲は、それぞれ対応する室外リーダ4及び室内リーダ5の通信範囲を包含するように設定される。これにより、利用者が室外リーダ4又は室内リーダ5の通信範囲内にいるにも拘らず室外人感センサ6又は室内人感センサ7に検知されないといった不具合を回避することができ、確実に電気錠を解錠することができる。
また更に、本実施形態によれば、非接触キー3a又は3bの識別情報を正当と認証した場合に、室外リーダ4及び室内リーダ5を停止状態にしている。これにより、室外リーダ4及び室内リーダ5の消費電力をより減少すると共に、利用者が携帯する非接触キー3a及び3bの認証後の消費電力をなくすことができ、電池の消耗をより減少することができる。
更にまた、本実施形態によれば、室外リーダ4又は室内リーダ5の作動開始から所定の作動時間を経過するまでに、制御ユニット8が制御部12の認証部15により非接触キー3a又は3bの正当な識別情報を認証できなかった場合には、室外リーダ4又は室内リーダ5を停止状態にしている。これにより、室外人感センサ6又は室内人感センサ7が利用者以外の人を検知して室外リーダ4又は室内リーダ5を作動させた場合でも、室外リーダ4又は室内リーダ5が作動し続けることがなく、消費電力をより減少することができる。
本実施形態では、室外リーダ4及び室内リーダ5の停止状態を、起動信号を発信しない状態として説明したが、他の異なる実施形態では、室外リーダ4及び室内リーダ5の電源をオフにした状態を停止状態とするように構成してもよい。
また、本実施形態では、室外人感センサ6及び室内人感センサ7を赤外線センサで構成することを説明したが、所定の検知範囲における人の有無を検知する人検知装置としての構成はこれに限定されない。例えば、他の異なる実施形態では、室外人感センサ6及び室内人感センサ7を、超音波や可視光、又は赤外線と超音波の組み合わせを用いた人検知装置や、その他の動き検出センサ等の人検知装置で構成してもよい。
本実施形態では、制御ユニット8の制御部12において、リーダ制御部14が室外人感センサ6及び室内人感センサ7から検知信号を受けて、室外リーダ4及び室内リーダ5の作動を制御する構成を説明したが、他の異なる実施形態では、室外リーダ4及び室内リーダ5が室外人感センサ6及び室内人感センサ7から直接、検知信号を受けて作動又は停止を切り換えるように構成してもよい。
本発明の電気錠システムは、複数の扉のそれぞれに認証機能を有する制御ユニットを設けて、非接触キーを各扉に共通に使用して施解錠できるように構成することもできる。また、本発明の電気錠システムは、ホテルやオフィスビル等の商業施設又は公共施設の出入口や、集合住宅又は一般住宅のエントランスや玄関等だけでなく、病院、リクリエーション施設、店舗、ショッピングセンター、学校等、様々な建物や、自動車等の乗物に適用することが可能である。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気錠システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 電気錠システム
2 電気錠装置
3a、3b 非接触キー(非接触媒体)
4 室外リーダ(室外読取装置)
5 室内リーダ(室内読取装置)
6 室外人感センサ(室外人検知装置)
7 室内人感センサ(室内人検知装置)
8 制御ユニット
12 制御部

Claims (6)

  1. 非接触媒体の固有の識別情報を認証したときに、扉に設けられた電気錠を解錠する電気錠システムであって、
    前記扉近傍の人を検知する人検知装置と、
    前記人検知装置が前記扉近傍の人を検知してから作動して、前記非接触媒体を起動させるために起動信号を発信すると共に、前記非接触媒体から前記識別情報を読み取り可能となる読取装置と、
    を備えたことを特徴とする電気錠システム。
  2. 前記読取装置は、室外側又は室内側の扉又は扉周囲の壁に設けられ、
    前記人検知装置は、前記読取装置に近接して設けられることを特徴とする請求項1に記載の電気錠システム。
  3. 前記人検知装置の検知範囲は、前記読取装置の通信範囲を包含するように設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気錠システム。
  4. 前記非接触媒体の識別情報を認証すると共に、前記人検知装置による検知結果に応じて前記読取装置の作動及び停止を制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電気錠システム。
  5. 前記制御部は、前記非接触媒体の識別情報を正当と認証した場合に、前記読取装置を停止するように制御することを特徴とする請求項4に記載の電気錠システム。
  6. 前記制御部は、前記読取装置の作動開始から所定の作動時間を経過するまでに、前記非接触媒体の正当な識別情報を認証できなかった場合に、前記読取装置を停止するように制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の電気錠システム。
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