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JP2014173394A - 天井構造および天井材 - Google Patents

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Abstract

【課題】天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が床面まで落ちるのを防止できる天井構造を提供すること。
【解決手段】天井構造1は、天井裏空間に設けられた軽量鉄骨下地10と、この軽量鉄骨下地10に取り付けられる板状の天井材20と、を備える。この天井構造1では、天井材20の室内側の表面には、シート21が張り付けられる。本発明によれば、シート21を天井材20の表面に張り付けたので、このシート21により天井材20に亀裂が入りにくくなるから、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、天井構造およびこの天井構造に用いられる天井材に関する。
従来より、地震時の建物の挙動により、天井下地や天井材に大きな慣性力が作用し、これら天井下地や天井材が破損したり落下したりする場合があるため、例えば、天井裏空間にブレースを設けて耐震補強することが提案されている。(特許文献1参照)。
このブレースは、例えば、水平面に対して傾斜して直線状に延びる軽量鉄骨の部材であり、このブレースの上端は、天井裏の吊りボルトに係止され、下端は、天井下地である野縁受けあるいは野縁に係止される。
特開2009−35960号公報
しかしながら、地震や風による揺れにより、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用し、天井材を野縁に固定するビスの周囲に亀裂が入って、天井材が破壊される場合があった。あるいは、湿気や、プールの水に含まれる塩素などの浸食性ガスや、その他の有害物質により、天井材や天井下地が劣化して、天井材の自重により天井材を野縁に固定するビスの周囲に亀裂が入って、天井材が破壊される場合があった。これらの場合、ビスが野縁に固定されたままで、野縁から外れて、床面まで落ちてしまう(ビスの頭抜け)。
以上のようなブレースでは、天井下地の変形や破壊を防止できるが、このようなビスの頭抜けによって天井材が外れるのを防止するのは困難であった。
本発明は、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が床面まで落ちるのを防止できる天井構造および天井材を提供することを目的とする。
請求項1に記載の天井構造(例えば、後述の天井構造1、1A、1B、1C)は、天井裏空間に設けられた天井下地(例えば、後述の軽量鉄骨下地10)と、当該天井下地に取り付けられる板状の天井材(例えば、後述の天井材20)と、を備える天井構造であって、当該天井材の表面には、シート(例えば、後述のシート21、21A、21B、21C)が張り付けられることを特徴とする。
天井材としては、石膏ボード、珪酸カルシウム板、セメント系ボード、岩綿吸音板、金属板などが挙げられる。
シートとしては、ガラスクロス、樹脂、金属などが挙げられる。また、シートを天井材に接着する方法としては、接着剤、両面テープ、接着スプレー、ビス止めなどの方法を用いることができる。
天井材の表面とは、天井材の天井裏側の表面および室内側の表面を含む。
この発明によれば、シートを天井材の表面に張り付けたので、このシートにより天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのを防止できる。したがって、天井材が床面まで落ちるのを防止できる。
請求項2に記載の天井構造(例えば、後述の天井構造1C)は、前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材(例えば、後述の吊りボルト11)と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受け(例えば、後述の野縁受け12)と、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁(例えば、後述の野縁13)と、を備え、前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記シートに連結されるワイヤ(例えば、後述の落下防止ワイヤ30C)をさらに備えることを特徴とする。
ワイヤの材質としては、金属、樹脂、合成繊維などが上げられる。
この発明によれば、天井材が野縁から外れても、天井材に張り付けられたシートがワイヤに連結されているので、この天井材は、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持される。したがって、天井材が床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
また、天井材および野縁が一体となって野縁受けから外れたり、天井材、野縁、および野縁受けが一体となって吊りボルトから外れたりしても、天井材に張り付けられたシートがワイヤに連結されているので、一体となった天井材および野縁、あるいは、一体となった天井材、野縁、および野縁受けは、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
請求項3に記載の天井構造(例えば、後述の天井構造1)は、前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、前記シート(例えば、後述のシート21)の上から前記天井材を貫通して前記野縁にビス(例えば、後述のビス22)が打ち込まれていることを特徴とする。
この発明によれば、シートの上から天井材を貫通して野縁にビスを打ち込んだので、このシートによりビスの周囲の天井材に亀裂が入りにくくなるから、ビスの頭抜けを防止できる。また、ビスの頭抜けによる天井材の剛性劣化を防止できる。
さらに、天井材をビスで野縁に固定したので、天井材がより強固に野縁に固定されることとなり、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのをより確実に防止できる。
また、天井材の表面は、塗装やクロスで最終的に仕上げを行うため、平滑性が要求される。そのため、天井材を野縁に固定するためのビスは、天井材に深くまで打ち込むことが多いが、この場合、天井材の表面が傷ついて、天井材の強度が低下する場合がある。しかし、本発明では、天井材にシートを張り付けたので、ビスを深くまで打ち込んでも、シートが天井材の表面を保護するから、天井材の強度が低下するのを防止できる。
請求項4に記載の天井構造は、前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記野縁のビスが打ち込まれた部分の近傍に連結されるワイヤ(例えば、後述の落下防止ワイヤ30)をさらに備えることを特徴とする。
この発明によれば、天井材および野縁が一体となって野縁受けから外れたり、天井材、野縁、および野縁受けが一体となって吊りボルトから外れたりしても、野縁がワイヤに連結されているので、一体となった天井材および野縁、あるいは、一体となった天井材、野縁、および野縁受けは、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
請求項5に記載の天井構造(例えば、後述の天井構造1A、1B)は、前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、前記野縁には、補強部材(例えば、後述の補強部材14)が取り付けられ、前記シート(例えば、後述のシート21A、21B)の上から前記天井材を貫通して前記補強部材にビス(例えば、後述のビス22、22A、22B)が打ち込まれていることを特徴とする。
この発明によれば、シートの上から天井材を貫通して補強部材にビスを打ち込んだので、このシートによりビスの周囲の天井材に亀裂が入りにくくなるから、ビスの頭抜けを防止できる。また、ビスの頭抜けによる天井材の剛性劣化を防止できる。
さらに、天井材をビスで補強部材に固定したので、天井材が補強部材を介してより強固に野縁に固定されることとなり、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのをより確実に防止できる。
ここで、前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記補強部材のビスが打ち込まれた部分の近傍に連結されるワイヤ(例えば、後述の落下防止ワイヤ30A、30B)をさらに備えることが好ましい。
この発明によれば、天井材および野縁が一体となって野縁受けから外れたり、天井材、野縁、および野縁受けが一体となって吊りボルトから外れたりしても、野縁に取り付けられた補強部材がワイヤに連結されているので、一体となった天井材および野縁、あるいは、一体となった天井材、野縁、および野縁受けは、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
請求項6に記載の天井材は、天井裏空間に設けられた天井下地に取り付けられる板状の天井材であって、当該天井材の少なくとも一方の表面には、全面に亘ってシートが張り付けられることを特徴とする。
この発明によれば、シートを天井材の表面に張り付けたので、このシートにより天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのを防止できる。したがって、天井材が床面まで落ちるのを防止できる。
また、例えば工場にて、天井材の表面に予めシートを張り付けておくことにより、現場での施工手間を軽減して、施工コストを削減できる。
本発明によれば、シートを天井材の表面に張り付けたので、このシートにより天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのを防止できる。したがって、天井材が床面まで落ちるのを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る天井構造の斜視図である。 前記実施形態に係る天井構造の部分拡大断面図および見上げ図である。 本発明の第2実施形態に係る天井構造の部分拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る天井構造の部分拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に係る天井構造の部分拡大断面図である。 本発明の変形例に係る天井構造の部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る天井構造1の下から見上げた斜視図である。
天井構造1は、天井裏空間に設けられた天井下地としての軽量鉄骨下地10と、この軽量鉄骨下地10に取り付けられる板状の天井材20と、この天井材20の落下を防止する落下防止ワイヤ30と、を備える(図2参照)。
軽量鉄骨下地10は、天井裏の躯体や鉄骨などの構造体から吊下げ支持された複数の吊り部材としての吊りボルト11と、これら吊りボルト11に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受け12と、これら野縁受け12に支持されて野縁受け12に略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁13と、を備える。
吊りボルト11の下端側には、ハンガー111が取り付けられ、野縁受け12は、このハンガー111に嵌め込まれている。
野縁13は、クリップ121で野縁受け12に固定されている。
図2は、天井構造1の部分拡大断面図および見上げ図である。
野縁13は、上側が開放された断面略コの字形状の鋼材である。すなわち、この野縁13は、平板状で所定方向に延びる底部131と、この底部131の幅方向両端に立設された一対の壁部132と、を備える。
天井材20は、軽量鉄骨下地10の野縁13の底部131の下面に取り付けられる。したがって、この天井材20の下面は室内に面しており、上面は、天井裏に面している。
天井材20の室内側の表面にはシート21が張り付けられており、この天井材20は、シート21の下方から天井材20を貫通して野縁13の底部131にビス22を打ち込むことで、野縁13に固定されている。
このシート21は、矩形状であり、ビス22を中心とする所定範囲に亘って張り付けられている。
落下防止ワイヤ30は、吊りボルト11あるいは構造体から延びて、野縁13のビス22が打ち込まれた部分の近傍、ここでは野縁13の壁部132に連結されている。
上述の天井構造1の施工方法は、以下のようになる。
ステップS1では、軽量鉄骨下地10を構築する。すなわち、天井裏の躯体から吊りボルト11を吊下げて、これら吊りボルト11に野縁受け12を取り付ける。そして、これら野縁受け12に野縁13を取り付ける。
ステップS2では、軽量鉄骨下地10の野縁13に天井材20をビス22で固定する。このとき、天井材20を取り付ける直前に、天井材20のビス22を打ち込む箇所毎にシート21を張り付けて、その後、天井材20を野縁13に当てて、この張り付けたシート21の上からビス22を打ち込むことで、天井材20を野縁13に取り付ける。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)シート21を天井材20の表面に張り付けたので、このシート21により天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのを防止できる。したがって、天井材20が床面まで落ちるのを防止できる。
(2)シート21の上から天井材20を貫通して野縁13にビス22を打ち込んだので、シート21によりビス22の周囲の天井材20に亀裂が入りにくくなるから、ビス22の頭抜けを防止できる。また、ビス22の頭抜けによる天井材20の剛性劣化を防止できる。
さらに、天井材20をビス22で野縁13に固定したので、天井材20がより強固に野縁13に固定されることとなり、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのをより確実に防止できる。
また、天井材20にシート21を張り付けたので、ビス22を深くまで打ち込んでも、シート21が天井材20の表面を保護するから、天井材20の強度が低下するのを防止できる。
(3)天井材20および野縁13が一体となって野縁受け12から外れたり、天井材20、野縁13、および野縁受け12が一体となって吊りボルト11から外れたりしても、野縁13が落下防止ワイヤ30に連結されているので、一体となった天井材20および野縁13、あるいは、一体となった天井材20、野縁13、および野縁受け12は、落下防止ワイヤ30によって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
〔第2実施形態〕
図3は、本発明の第2実施形態に係る天井構造1Aの部分拡大断面図である。
本実施形態では、野縁13に補強部材14が取り付けられており、落下防止ワイヤ30Aがこの補強部材14に接続されている点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、補強部材14は、断面略L字形状の鋼材であり、野縁13に隣接して配置されている。この補強部材14は、平板状で所定方向に延びる底部141と、この底部141の幅方向一端縁に立設された壁部142と、を備える。
補強部材14の長さは、例えば3cm〜10cm程度であるが、これに限らず、適宜決められてよい。ただし、野縁13の長さほどは必要ない。
この補強部材14の壁部142は、野縁13の壁部132に取り付けられている。この補強部材14を野縁13に取り付ける方法としては、溶接、ビス止め、クリップ、両面テープ、接着剤などで固定する方法が挙げられる。なお、補強部材14を必ずしも野縁13に固定する必要はない。
天井材20は、シート21Aの上から天井材20を貫通して、野縁13の底部131にビス22を打ち込むとともに、補強部材14の底部141にビス22Aを打ち込むことで、野縁13および補強部材14に固定されている。
シート21Aは、ビス22およびビス22Aを中心とする所定範囲に亘って張り付けられている。
落下防止ワイヤ30Aは、野縁13の壁部132ではなく、補強部材14の壁部142に連結されている。
本実施形態によれば、上述の(1)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(4)シート21Aの上から天井材20を貫通して野縁13および補強部材14にビス22、22Aを打ち込んだので、このシート21Aによりビス22、22Aの周囲の天井材20に亀裂が入りにくくなるから、ビス22、22Aの頭抜けを防止できる。また、ビス22、22Aの頭抜けによる天井材20の剛性劣化を防止できる。
さらに、天井材20をビス22、22Aで野縁13および補強部材14に固定したので、天井材20が補強部材14を介してより強固に野縁13に固定されることとなり、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのをより確実に防止できる。
(5)天井材20および野縁13が一体となって野縁受け12から外れたり、天井材20、野縁13、および野縁受け12が一体となって吊りボルト11から外れたりしても、野縁13に取り付けられた補強部材14が落下防止ワイヤ30Aに連結されているので、一体となった天井材20および野縁13、あるいは、一体となった天井材20、野縁13、および野縁受け12は、落下防止ワイヤ30Aによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
(6)改修工事において、本発明を既存の天井構造1Aに適用する場合、落下防止ワイヤ30Aを予め補強部材14に取り付けておき、既存の野縁13に対して、この補強部材14を取り付けることで、改修工事の施工手間を低減できる。
〔第3実施形態〕
図4は、本発明の第3実施形態に係る天井構造1Bの断面図である。
本実施形態では、補強部材15の形状が第2実施形態と異なる。
すなわち、補強部材15は、断面略ハット形状でありの鋼材であり、野縁13を覆うように配置されている。具体的には、補強部材15は、平板状で所定方向に延びる天井部151と、この天井部151の幅方向両端から下方に延びる壁部152と、この壁部152の下端から外側に向かって略水平に延びる鍔部153と、を備える。
補強部材15の長さは、補強部材14と同様に、例えば3cm〜10cm程度であるが、これに限らず、適宜決められてよい。ただし、野縁13の長さほどは必要ない。
この補強部材15の壁部152は、野縁13の壁部132に取り付けられている。この補強部材15を野縁13に取り付ける方法としては、溶接、ビス止め、クリップ、両面テープ、接着剤などで固定する方法が挙げられる。なお、補強部材15を必ずしも野縁13に固定する必要はなく、補強部材15を野縁13に被せるだけでもよい。
天井材20は、シート21Bの上から天井材20を貫通して、野縁13の底部131にビス22を打ち込むとともに、補強部材15の鍔部153にビス22Bを打ち込むことで、野縁13および補強部材15に固定されている。
シート21Bは、ビス22およびビス22Bを中心とする所定範囲に亘って張り付けられている。
また、落下防止ワイヤ30Bは、補強部材15の天井部151に連結されている。
本実施形態によれば、上述の(1)、(4)〜(6)と同様の効果がある。ただし、(4)の効果において、補強部材15は、補強部材14に比べて、より強固に野縁13に取り付けられるので、天井材20が野縁13から外れるのをより確実に防止できる。
〔第4実施形態〕
図5は、本発明の第4実施形態に係る天井構造1Cの断面図である。
本実施形態では、落下防止ワイヤ30Cが野縁13ではなくシート21Cに連結されている点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、落下防止ワイヤ30Cは、吊りボルト11あるいは構造体から延びて、天井材20を貫通して、シート21Cまで延びている。
本実施形態によれば、上述の(1)の効果に加えて、以下のような効果がある。
(7)天井材20が野縁13から外れてしまっても、この天井材20に張り付けられたシート21Cが落下防止ワイヤ30Cに連結されているので、この天井材20は、落下防止ワイヤ30Cによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持される。したがって、天井材20が床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
また、天井材20および野縁13が一体となって野縁受け12から外れたり、天井材20、野縁13、および野縁受け12が一体となって吊りボルト11から外れたりしても、天井材20に張り付けられたシート21Cが落下防止ワイヤ30Cに連結されているので、一体となった天井材20および野縁13、あるいは、一体となった天井材20、野縁13、および野縁受け12は、落下防止ワイヤ30Cによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の第1〜3実施形態では、ビス22、22A、22Bを打ち込む箇所毎にシート21、21A、21Bを張り付けたが、これに限らず、帯状のシートを用意し、ビスを打ち込む複数箇所をまとめてシートを張り付けてもよい。
また、上述の各実施形態では、落下防止ワイヤ30、30A、30B、30Cを設けたが、これに限らず、ビスの頭抜けのみを防止する目的であれば、落下防止ワイヤを設けなくてもよい。
また、上述の各実施形態では、天井材20を軽量鉄骨下地10に取り付ける直前に、シート21〜21Cを天井材に張り付けたが、これに限らず、下ごしらえの際にシートを天井材に張り付けてもよい。あるいは、予め工場などで天井材の一方の面に全面に亘ってシートを張り付けたり、予め工場にて、片面が本発明のシートとなった天井材を製造したりしてもよい。このように予め工場で加工することにより、現場での施工手間を軽減して、施工コストを削減できる。
また、上述の第1〜3実施形態では、シート21を矩形状とし、ビス22をシート21の中心に打ち込んだが、これに限らない。すなわち、シート21を円形状などの他の形状としてもよいし、また、ビス22は、必ずしもシート21の正確な中心でなくてもよい。
また、シート21、21A、21Bをビス22、22A、22Bを中心とする所定範囲に亘って張り付けたが、限らず、シート21、21A、21Bをビス22、22A、22Bを打ち込む箇所のみに張り付けてもよい。
また、上述の各実施形態では、天井材20を1層としたが、これに限らず、天井材を複数積層して設けてもよい。この場合、どの層にシートを張り付けるかは、天井材の重量などを考慮して決定する。例えば、各層全てにシートを張り付けてもよい。
また、天井構造1、1A、1Bの改修工事では、既存の天井材20に後からシート21、21A、21Bを張り付けて、さらにビス22、22A、22Bを打ち直してもよい。これにより、ビス22、22A、22Bの頭抜けを防止できるうえに、工期を短縮でき、低コストとなる。
また、上述の天井構造1Cは、図6に示すように、野縁や野縁受けがないシステム天井にも適用できる。このシステム天井は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の図示しない吊りボルトと、これら吊りボルトに支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる図示しない複数のTバー受けチャンネルと、これらTバー受けチャンネルに支持されて略水平かつ格子状に延びる複数のTバー16と、これらTバーに支持される板状の天井材20と、を備える。
1、1A、1B、1C…天井構造
10…軽量鉄骨下地(天井下地)
11…吊りボルト(吊り部材)
12…野縁受け
13…野縁
14、15…補強部材
16…Tバー
20…天井材
21、21A、21B、21C…シート
22、22A、22B…ビス
30、30A、30B、30C…落下防止ワイヤ
111…ハンガー
121…クリップ
131…野縁の底部
132…野縁の壁部
141…補強部材の底部
142…補強部材の壁部
151…補強部材の天井部
152…補強部材の壁部
153…補強部材の鍔部

Claims (6)

  1. 天井裏空間に設けられた天井下地と、当該天井下地に取り付けられる板状の天井材と、を備える天井構造であって、
    当該天井材の表面には、シートが張り付けられることを特徴とする天井構造。
  2. 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
    前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記シートに連結されるワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。
  3. 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
    前記シートの上から前記天井材を貫通して前記野縁にビスが打ち込まれていることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。
  4. 前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記野縁のビスが打ち込まれた部分の近傍に連結されるワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の天井構造。
  5. 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
    前記野縁には、補強部材が取り付けられ、
    前記シートの上から前記天井材を貫通して前記補強部材にビスが打ち込まれていることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。
  6. 天井裏空間に設けられた天井下地に取り付けられる板状の天井材であって、
    当該天井材の少なくとも一方の表面には、全面に亘ってシートが張り付けられることを特徴とする天井材。
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