JP2014173394A - 天井構造および天井材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天井構造1は、天井裏空間に設けられた軽量鉄骨下地10と、この軽量鉄骨下地10に取り付けられる板状の天井材20と、を備える。この天井構造1では、天井材20の室内側の表面には、シート21が張り付けられる。本発明によれば、シート21を天井材20の表面に張り付けたので、このシート21により天井材20に亀裂が入りにくくなるから、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのを防止できる。
【選択図】図2
Description
以上のようなブレースでは、天井下地の変形や破壊を防止できるが、このようなビスの頭抜けによって天井材が外れるのを防止するのは困難であった。
シートとしては、ガラスクロス、樹脂、金属などが挙げられる。また、シートを天井材に接着する方法としては、接着剤、両面テープ、接着スプレー、ビス止めなどの方法を用いることができる。
この発明によれば、シートを天井材の表面に張り付けたので、このシートにより天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのを防止できる。したがって、天井材が床面まで落ちるのを防止できる。
この発明によれば、天井材が野縁から外れても、天井材に張り付けられたシートがワイヤに連結されているので、この天井材は、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持される。したがって、天井材が床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
また、天井材および野縁が一体となって野縁受けから外れたり、天井材、野縁、および野縁受けが一体となって吊りボルトから外れたりしても、天井材に張り付けられたシートがワイヤに連結されているので、一体となった天井材および野縁、あるいは、一体となった天井材、野縁、および野縁受けは、ワイヤによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
さらに、天井材をビスで野縁に固定したので、天井材がより強固に野縁に固定されることとなり、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのをより確実に防止できる。
さらに、天井材をビスで補強部材に固定したので、天井材が補強部材を介してより強固に野縁に固定されることとなり、天井材や天井下地に水平力や鉛直力が作用したり、天井材や天井下地が劣化したりしても、天井材が野縁から外れるのをより確実に防止できる。
また、例えば工場にて、天井材の表面に予めシートを張り付けておくことにより、現場での施工手間を軽減して、施工コストを削減できる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る天井構造1の下から見上げた斜視図である。
野縁13は、クリップ121で野縁受け12に固定されている。
野縁13は、上側が開放された断面略コの字形状の鋼材である。すなわち、この野縁13は、平板状で所定方向に延びる底部131と、この底部131の幅方向両端に立設された一対の壁部132と、を備える。
天井材20の室内側の表面にはシート21が張り付けられており、この天井材20は、シート21の下方から天井材20を貫通して野縁13の底部131にビス22を打ち込むことで、野縁13に固定されている。
ステップS1では、軽量鉄骨下地10を構築する。すなわち、天井裏の躯体から吊りボルト11を吊下げて、これら吊りボルト11に野縁受け12を取り付ける。そして、これら野縁受け12に野縁13を取り付ける。
(1)シート21を天井材20の表面に張り付けたので、このシート21により天井材に亀裂が入りにくくなるから、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのを防止できる。したがって、天井材20が床面まで落ちるのを防止できる。
さらに、天井材20をビス22で野縁13に固定したので、天井材20がより強固に野縁13に固定されることとなり、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのをより確実に防止できる。
また、天井材20にシート21を張り付けたので、ビス22を深くまで打ち込んでも、シート21が天井材20の表面を保護するから、天井材20の強度が低下するのを防止できる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る天井構造1Aの部分拡大断面図である。
本実施形態では、野縁13に補強部材14が取り付けられており、落下防止ワイヤ30Aがこの補強部材14に接続されている点が、第1実施形態と異なる。
この補強部材14の壁部142は、野縁13の壁部132に取り付けられている。この補強部材14を野縁13に取り付ける方法としては、溶接、ビス止め、クリップ、両面テープ、接着剤などで固定する方法が挙げられる。なお、補強部材14を必ずしも野縁13に固定する必要はない。
シート21Aは、ビス22およびビス22Aを中心とする所定範囲に亘って張り付けられている。
(4)シート21Aの上から天井材20を貫通して野縁13および補強部材14にビス22、22Aを打ち込んだので、このシート21Aによりビス22、22Aの周囲の天井材20に亀裂が入りにくくなるから、ビス22、22Aの頭抜けを防止できる。また、ビス22、22Aの頭抜けによる天井材20の剛性劣化を防止できる。
さらに、天井材20をビス22、22Aで野縁13および補強部材14に固定したので、天井材20が補強部材14を介してより強固に野縁13に固定されることとなり、天井材20や軽量鉄骨下地10に水平力や鉛直力が作用したり天井材20や軽量鉄骨下地10が劣化したりしても、天井材20が野縁13から外れるのをより確実に防止できる。
図4は、本発明の第3実施形態に係る天井構造1Bの断面図である。
本実施形態では、補強部材15の形状が第2実施形態と異なる。
すなわち、補強部材15は、断面略ハット形状でありの鋼材であり、野縁13を覆うように配置されている。具体的には、補強部材15は、平板状で所定方向に延びる天井部151と、この天井部151の幅方向両端から下方に延びる壁部152と、この壁部152の下端から外側に向かって略水平に延びる鍔部153と、を備える。
この補強部材15の壁部152は、野縁13の壁部132に取り付けられている。この補強部材15を野縁13に取り付ける方法としては、溶接、ビス止め、クリップ、両面テープ、接着剤などで固定する方法が挙げられる。なお、補強部材15を必ずしも野縁13に固定する必要はなく、補強部材15を野縁13に被せるだけでもよい。
シート21Bは、ビス22およびビス22Bを中心とする所定範囲に亘って張り付けられている。
また、落下防止ワイヤ30Bは、補強部材15の天井部151に連結されている。
図5は、本発明の第4実施形態に係る天井構造1Cの断面図である。
本実施形態では、落下防止ワイヤ30Cが野縁13ではなくシート21Cに連結されている点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、落下防止ワイヤ30Cは、吊りボルト11あるいは構造体から延びて、天井材20を貫通して、シート21Cまで延びている。
(7)天井材20が野縁13から外れてしまっても、この天井材20に張り付けられたシート21Cが落下防止ワイヤ30Cに連結されているので、この天井材20は、落下防止ワイヤ30Cによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持される。したがって、天井材20が床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
また、天井材20および野縁13が一体となって野縁受け12から外れたり、天井材20、野縁13、および野縁受け12が一体となって吊りボルト11から外れたりしても、天井材20に張り付けられたシート21Cが落下防止ワイヤ30Cに連結されているので、一体となった天井材20および野縁13、あるいは、一体となった天井材20、野縁13、および野縁受け12は、落下防止ワイヤ30Cによって所定高さまで落ちた状態で吊下げ支持されるので、床面まで落ちるのをより確実に防止できる。
また、シート21、21A、21Bをビス22、22A、22Bを中心とする所定範囲に亘って張り付けたが、限らず、シート21、21A、21Bをビス22、22A、22Bを打ち込む箇所のみに張り付けてもよい。
10…軽量鉄骨下地(天井下地)
11…吊りボルト(吊り部材)
12…野縁受け
13…野縁
14、15…補強部材
16…Tバー
20…天井材
21、21A、21B、21C…シート
22、22A、22B…ビス
30、30A、30B、30C…落下防止ワイヤ
111…ハンガー
121…クリップ
131…野縁の底部
132…野縁の壁部
141…補強部材の底部
142…補強部材の壁部
151…補強部材の天井部
152…補強部材の壁部
153…補強部材の鍔部
Claims (6)
- 天井裏空間に設けられた天井下地と、当該天井下地に取り付けられる板状の天井材と、を備える天井構造であって、
当該天井材の表面には、シートが張り付けられることを特徴とする天井構造。 - 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記シートに連結されるワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。 - 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
前記シートの上から前記天井材を貫通して前記野縁にビスが打ち込まれていることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。 - 前記吊り部材あるいは前記躯体から延びて前記野縁のビスが打ち込まれた部分の近傍に連結されるワイヤをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の天井構造。
- 前記天井下地は、天井裏の躯体から吊下げ支持された複数の吊り部材と、当該吊り部材に支持されて略水平かつ互いに略平行に延びる複数の野縁受けと、当該野縁受けに支持されて前記野縁受けに略直交しかつ略水平で互いに略平行に延びる野縁と、を備え、
前記野縁には、補強部材が取り付けられ、
前記シートの上から前記天井材を貫通して前記補強部材にビスが打ち込まれていることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。 - 天井裏空間に設けられた天井下地に取り付けられる板状の天井材であって、
当該天井材の少なくとも一方の表面には、全面に亘ってシートが張り付けられることを特徴とする天井材。
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| JP6198296B2 (ja) | 2017-09-20 |
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