JP2014170688A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】均斉度の高い間接照明を可能とする照明器具を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、本体部と支持部と配光制御部とフードとを備えた照明器具が提供される。本体部は、筒状の枠体とフランジ部とを含む。フランジ部は、枠体の一端に設けられ、枠体の中心軸に対して垂直な方向において枠体の外側に突出し、取り付け時に取付対象の取付面と対向する対向面を有する。支持部は、枠体に挿通された状態で枠体に支持され、中心軸に対して光軸を傾斜させた状態で光源を支持し、光源から照射される照射光を枠体の一端側から出射させる。配光制御部は、照射光の配光を、中心軸に対して平行な方向よりも中心軸及び光軸に対して垂直な方向に長くする。フードは、枠体の一端から枠体の外側に向かって対向面よりも突出し、中心軸に対して垂直で中心軸から光源の中心に向かう方向への照射光の広がりを抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態によれば、本体部と支持部と配光制御部とフードとを備えた照明器具が提供される。本体部は、筒状の枠体とフランジ部とを含む。フランジ部は、枠体の一端に設けられ、枠体の中心軸に対して垂直な方向において枠体の外側に突出し、取り付け時に取付対象の取付面と対向する対向面を有する。支持部は、枠体に挿通された状態で枠体に支持され、中心軸に対して光軸を傾斜させた状態で光源を支持し、光源から照射される照射光を枠体の一端側から出射させる。配光制御部は、照射光の配光を、中心軸に対して平行な方向よりも中心軸及び光軸に対して垂直な方向に長くする。フードは、枠体の一端から枠体の外側に向かって対向面よりも突出し、中心軸に対して垂直で中心軸から光源の中心に向かう方向への照射光の広がりを抑制する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、照明器具に関する。
天井面や壁面などに光を反射させる間接照明がある。天井面に光を反射させる間接照明には、例えば、コーブ照明がある。壁面に光を反射させる間接照明には、例えば、コーニス照明がある。コーブ照明やコーニス照明では、例えば、天井面や壁面などにおいて高い均斉度を得ることができる。例えば、天井面や壁面などにおける照度のムラを抑え、天井面や壁面などを実質的に均一に明るくすることができる。
しかしながら、コーブ照明やコーニス照明では、照明器具を設置する建築側にも専用の建築要素が必要となる。一般的なダウンライトなどを用いて天井面や壁面などを照らすことも考えられる。しかしながら、この場合には、照度のムラ(例えばスカラップ(scallops))が、天井面や壁面などに生じてしまう。このため、照明器具では、建築要素に依存することなく、均斉度の高い間接照明を可能とすることが望まれる。
本発明の実施形態は、均斉度の高い間接照明を可能とする照明器具を提供する。
本発明の実施形態によれば、本体部と、支持部と、配光制御部と、フードと、を備えた照明器具が提供される。前記本体部は、筒状の枠体と、フランジ部と、を含む。前記フランジ部は、前記枠体の一端に設けられ、前記枠体の中心軸に対して垂直な方向において前記枠体の外側に突出し、取り付け時に取付対象の取付面と対向する対向面を有する。前記支持部は、前記枠体に挿通された状態で前記枠体に支持され、前記中心軸に対して光軸を傾斜させた状態で光源を支持し、前記光源から照射される照射光を前記枠体の前記一端側から出射させ、かつ前記照射光の照射される方向に対して反対の方向に前記中心軸から離間した位置に前記光源の中心を配置する。前記配光制御部は、前記照射光の配光を、前記中心軸に対して平行な方向よりも前記中心軸及び前記光軸に対して垂直な方向に長くする。前記フードは、前記本体部に設けられ、前記枠体の前記一端から前記枠体の外側に向かって前記対向面よりも突出し、前記中心軸に対して垂直で前記中心軸から前記光源の前記中心に向かう方向への前記照射光の広がりを抑制する。
均斉度の高い間接照明を可能とする照明器具が提供される。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)及び図1(b)は、実施形態に係る照明器具を表す模式図である。
図2は、実施形態に係る照明器具を表す模式的断面図である。
図1(a)は、照明器具10の模式的平面図であり、図1(b)は、照明器具10の模式的正面図である。図2は、図1(a)のA1−A2線断面を模式的に表す。
図1(a)、図1(b)及び図2に表したように、照明器具10は、本体部12と、支持部14と、レンズ16(配光制御部)と、フード18と、を備える。
図2は、実施形態に係る照明器具を表す模式的断面図である。
図1(a)は、照明器具10の模式的平面図であり、図1(b)は、照明器具10の模式的正面図である。図2は、図1(a)のA1−A2線断面を模式的に表す。
図1(a)、図1(b)及び図2に表したように、照明器具10は、本体部12と、支持部14と、レンズ16(配光制御部)と、フード18と、を備える。
本体部12は、枠体20と、フランジ部22と、天板24と、を含む。枠体20は、筒状である。この例において、枠体20は、円筒状である。枠体20は、円筒状に限ることなく、例えば、角筒状などでもよい。枠体20には、複数の開口20pが設けられている。各開口20pは、例えば、点灯時に発生した熱を逃がすための通気口として機能する。
ここで、枠体20の延びる方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。Z軸方向は、還元すれば、枠体20の中心軸CAに対して平行な方向である。
フランジ部22は、枠体20の一端20aに設けられる。フランジ部22は、枠体20の中心軸CAに対して垂直な方向において枠体20の外側に突出する。すなわち、フランジ部22は、X−Y平面に対して平行な方向において枠体20の外側に突出する。フランジ部22は、照明器具10の取り付け時に取付対象の取付面と対向する対向面22aを有する。
フランジ部22は、例えば、環状である。この例では、フランジ部22が、円環状である。フランジ部22の形状は、円環状に限ることなく、例えば、四角環状などでもよい。フランジ部22の形状は、枠体20の形状に合わせて設定すればよい。また、フランジ部22は、完全な環状に限ることなく、例えば、一部分において途切れた形状でもよい。
本体部12は、例えば、支持部14、レンズ16及びフード18などの支持に用いられるとともに、照明器具10の取付対象への取り付けに用いられる。照明器具10は、例えば、フランジ部22側を下方に向けた状態で、室内の天井に取り付けられ、壁面を照らす間接照明に用いられる。照明器具10は、例えば、軒下に取り付けて外壁を照らす間接照明に用いてもよいし、室内の内壁に取り付けて天井面を照らす間接照明に用いてもよい。すなわち、取付対象とは、例えば、天井板や内壁板などであり、取付面とは、例えば、天井面や内壁面などである。以下では、取付対象を天井板とし、内壁面を照らす場合を例に、説明を行う。この例において、照明器具10は、いわゆるダウンライトである。
枠体20の外側面には、照明器具10を天井板に取り付けるための一対の取付金具26が設けられている。各取付金具26は、例えば、枠体20の中心軸CAを挟んで互いに対向する位置に設けられる。取付金具26の形状は、図示の形状に限ることなく、例えば、板ばね状でもよいし、トーションバネ状でもよい。また、取付金具26の数は、2つに限ることなく、例えば、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
図3は、実施形態に係る照明器具を表す模式的斜視図である。
図3は、照明器具10を天井に設置した状態を模式的に表す。
照明器具10を天井に設置にする場合には、埋込穴を天井板CB(取付対象)に予め設ける。このとき、埋込穴の直径は、枠体20の外径よりも大きく、フランジ部22の外径よりも小さくする。照明器具10は、フランジ部22を室内側に向けた状態で、室内側から枠体20を埋込穴に挿通し、フランジ部22の対向面22aを天井面CS(取付面)に対向させる。例えば、フランジ部22の対向面22aを天井面CSに当接させる。そして、例えば、各取付金具26を埋込穴の縁に係合させる。これにより、照明器具10が、天井板CBに取り付けられる。フランジ部22の対向面22aと反対側の面は、天井に露呈される。フランジ部22は、例えば、埋込穴などを覆い隠す化粧枠としても機能する。
図3は、照明器具10を天井に設置した状態を模式的に表す。
照明器具10を天井に設置にする場合には、埋込穴を天井板CB(取付対象)に予め設ける。このとき、埋込穴の直径は、枠体20の外径よりも大きく、フランジ部22の外径よりも小さくする。照明器具10は、フランジ部22を室内側に向けた状態で、室内側から枠体20を埋込穴に挿通し、フランジ部22の対向面22aを天井面CS(取付面)に対向させる。例えば、フランジ部22の対向面22aを天井面CSに当接させる。そして、例えば、各取付金具26を埋込穴の縁に係合させる。これにより、照明器具10が、天井板CBに取り付けられる。フランジ部22の対向面22aと反対側の面は、天井に露呈される。フランジ部22は、例えば、埋込穴などを覆い隠す化粧枠としても機能する。
この例では、フランジ部22が、枠体20に対して別体である。フランジ部22は、例えば、一対のV字バネ28を介して枠体20に保持される。フランジ部22には、各V字バネ28を取り付けるための一対のバネ取付部30が設けられている。バネ取付部30の一端には、V字バネ28のコイル部分28aに挿通されて、コイル部分28aと係合する環状部30aが設けられている。V字バネ28は、例えば、コイル部分28aと環状部30aとの係合により、バネ取付部30を介してフランジ部22に保持される。
一方、枠体20の内側面には、各V字バネ28と係合する一対の係合部32が設けられている。フランジ部22を枠体20に取り付ける場合には、例えば、各V字バネ28を押し縮めた状態で、各V字バネ28を各係合部32に係合させる。この後、各V字バネ28の押し縮めた状態を解除し、各V字バネ28を開かせる。これにより、例えば、各V字バネ28の角度に沿ってフランジ部22が枠体20側に引き付けられ、フランジ部22が枠体20に保持される。なお、フランジ部22は、例えば、枠体20と一体に形成されていてもよい。フランジ部22を枠体20と一体に形成する場合には、例えば、フランジ部22を複数の箇所で分断してもよい。換言すれば、中心軸CAを中心とする軸周りに円弧状の複数のフランジ部22を並べて設けてもよい。
天板24は、枠体20の他端20bに設けられる。天板24は、例えば、枠体20の他端20bを塞ぐ。この例において、天板24は、円板状である。天板24の形状は、円板状に限ることなく、例えば、枠体20の形状に応じて適宜設定すればよい。天板24は、例えば、ネジ止めなどによって、枠体20に取り付けられる。天板24は、例えば、枠体20と一体に形成されていてもよい。
本体部12の枠体20、フランジ部22及び天板24には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。
支持部14は、枠体20に挿通された状態で枠体20に支持される。すなわち、支持部14は、枠体20の内部に設けられる。枠体20の内部とは、より詳しくは、筒状の枠体20に囲まれた空間である。支持部14は、例えば、ネジ止めなどにより、天板24に取り付けられ、天板24を介して枠体20に支持される。
支持部14は、枠体20の中心軸CAに対して光軸OAを傾斜させた状態で光源40を支持する。また、支持部14は、光源40から照射される照射光が枠体20の一端20a側から出射されるように、光源40を支持する。すなわち、支持部14は、斜め下方に向けて照射光が照射されるように、光源40を支持する。
この例において、支持部14は、X軸方向を軸とする軸周りに光源40を傾斜させる。中心軸CAに対してX軸方向を軸とする軸周りに光軸OAを傾斜させる。従って、照射光は、Y軸方向の一方の向きに向かう成分を持つ。ここで、Y軸方向のうちの照射光の向かう側の向きを前方とし、これと反対の方向を後方とする。照明器具10では、例えば、前方に壁面が来るように、照明器具10を天井に設置する。これにより、照明器具10では、天井に設置された状態で、壁面に向けて照射光を照射することができる。
支持部14は、中心軸CAに対して傾斜した支持面14aを有する。光源40は、支持面14aの上に設けられる。これにより、上述のように、斜め下方に向けて照射光が照射される。
また、支持部14は、照射光の照射される方向に対して反対の方向に中心軸CAから離間した位置に光源40の中心40cを配置する。照射光の照射される方向とは、矢線D1で示す方向である。照射光の照射される方向とは、例えば、光軸OAに対して平行な照射光の進行方向である。すなわち、照射光の照射される方向とは、例えば、斜め下方に向かう方向である。反対の方向とは、矢線D2で示す方向である。
支持部14は、例えば、枠体20内において、光源40をなるべく後方に配置する。これにより、例えば、斜め下方に照射される照射光が、枠体20に遮られることを抑制することができる。例えば、埋込穴の位置が決まっている場合に、光源40をより壁面から離すことができる。例えば、壁面に対してより均一な光量の光を照射することができる。
光源40には、例えば、COB(Chip On Board)タイプの発光モジュールが用いられる。COBタイプの発光モジュールは、例えば、基板と、基板上に並べて設けられた複数のLED(Light Emitting Diode)チップと、各LEDチップの上に設けられる蛍光体層と、を含む。基板には、例えば、セラミックスなどが用いられる。LEDチップには、例えば、青色光を照射するLEDが用いられる。蛍光体層には、例えば、黄色蛍光体が用いられる。これにより、例えば、実質的に白色の光を照射することができる。光源40は、例えば、SMD(Surface Mount Device)タイプの発光モジュールでもよい。また、光源40には、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、または、その他の電界発光型の発光素子などを用いてもよい。
支持部14には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。支持部14と光源40との間には、放熱板42が設けられている。放熱板42には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。放熱板42は、支持部14及び光源40と熱的に結合する。すなわち、光源40は、放熱板42を介して支持部14と熱的に結合する。これにより、例えば、光源40の点灯にともなって生じる熱を支持部14及び放熱板42に逃がすことができる。例えば、光源40の放熱性を高めることができる。なお、放熱板42は、支持部14及び光源40に直接接触してもよいし、例えば、放熱グリスや放熱シートなどを介して接触してもよい。このように、本願明細書において、「熱的に結合」には、直接接する場合の他に、放熱グリスや放熱シートなどを介して接する場合も含む。
レンズ16は、光源40の上に設けられる。レンズ16は、例えば、支持面14aの上に設けられ、光源40を覆う。レンズ16は、光透過性である。レンズ16は、例えば、透明である。レンズ16は、例えば、光源40から照射される光の配光を制御する。
枠体20の内部には、反射板44がさらに設けられている。反射板44は、例えば、上方に向かう照射光の一部を反射させ、下方に向かわせる。これにより、例えば、光の出射効率を高めることができる。反射板44には、例えば、鉄、アルミニウム、または、ステンレスなどの金属材料が用いられる。
フード18は、本体部12に設けられる。フード18は、枠体20の一端20aから枠体20の外側に向かって対向面22aよりも突出する。フード18は、中心軸CAに対して垂直で中心軸CAから光源40の中心40cに向かう方向(矢線D3で示す方向)への照射光の広がりを抑制する。すなわち、フード18は、照射光の後方への広がりを抑制する。これにより、例えば、後方にいる人の眼に光源40からの直接光が入射することを抑制することができる。すなわち、グレア(眩輝)を抑制できる。
また、この例では、支持部14が、枠体20の内部に光源40を配置する。すなわち、この例では、照明器具10を天井に取り付けた状態において、光源40が、天井面CSよりも突出しない。これにより、例えば、グレアをより適切に抑制することができる。対向面22aと光源40との間のZ軸方向の距離DTは、例えば、20mm以下である。これにより、例えば、グレアを適切に抑えつつ、照射光が枠体20に遮られてしまうことを抑えることができる。
この例において、フード18は、筒状である。フード18の一端には、照射光を透過させる開口18pが設けられる。フード18の外径は、例えば、フランジ部22の内径と実質的に同じである。フード18の他端には、係合部18aが設けられている。係合部18aは、X−Y平面に対して平行な方向において、筒状の本体部分の外側に突出する。係合部18aの外径は、フランジ部22の内径よりも大きい。これにより、フード18は、係合部18aをフランジ部22に係合させた状態でフランジ部22に支持される。フード18は、例えば、ネジ止めなどによってフランジ部22に取り付けてもよい。また、フード18は、例えば、枠体20に支持させてもよい。
フード18のZ軸方向の長さは、後方から前方に向かって減少する。すなわち、フード18のZ軸方向の長さは、矢線D3と反対の方向に向かって減少する。この例では、フード18のZ軸方向の長さが、後方から前方に向かって連続的に減少する。例えば、開口18pが中心軸CAに対して傾斜している。開口18pの傾斜の方向は、光源40の傾斜の方向と同じである。これにより、照射光の後方への広がりを抑制しつつ、斜め下方(矢線D1の方向)に向かう照射光が、フード18に遮られることを抑制することができる。なお、フード18の形状は、筒状でなくてもよい。フード18は、矢線D3の方向への照射光の広がりを抑制しつつ、矢線D1の方向に向かう照射光の妨げとならない任意の形状でよい。また、この例では、フード18が、本体部12に対して別体である。フード18は、例えば、枠体20またはフランジ部22と一体でもよい。
照明器具10は、カバー50をさらに含む。カバー50は、光透過性と光拡散性とを有する。カバー50は、照射光を拡散させる。これにより、例えば、照射光に色の異なる部分が生じることを抑えることができる。例えば、照射光の色割れを抑えることができる。例えば、照射光の色ムラを抑えることができる。カバー50には、例えば、フロスト処理を施した光学ガラスや光学プラスチックなどが用いられる。
カバー50は、例えば、フード18に設けられる。カバー50は、例えば、フード18の開口18pを塞ぐ。これにより、例えば、照射光を適切にカバー50に入射させることができる。例えば、照射光の色ムラなどを適切に抑えることができる。
なお、カバー50は、必ずしも光拡散性を有していなくてもよい。カバー50は、光透過性を少なくとも有していればよい。カバー50は、例えば、透明でもよい。カバー50は、フード18に対して一体に形成してもよいし、フード18に対して着脱可能としてもよい。また、カバー50は、例えば、枠体20やフランジ部22に取り付けてもよい。カバー50の取り付け位置は、例えば、照射光の光路上の任意の位置でよい。
図4(a)〜図4(c)は、実施形態に係る照明器具の一部を表す模式図である。
図4(a)は、レンズ16の模式的平面図である。図4(b)及び図4(c)は、レンズ16の模式的断面図である。図4(b)は、図4(a)のB1−B2線断面を模式的に表す。図4(c)は、図4(a)のC1−C2線断面を模式的に表す。図4(c)は、図2の断面と実質的に同じである。
図4(a)は、レンズ16の模式的平面図である。図4(b)及び図4(c)は、レンズ16の模式的断面図である。図4(b)は、図4(a)のB1−B2線断面を模式的に表す。図4(c)は、図4(a)のC1−C2線断面を模式的に表す。図4(c)は、図2の断面と実質的に同じである。
図4(a)〜図4(c)に表したように、レンズ16は、ベース部16aと、ベース部16aの上に設けられたレンズ本体16bと、を含む。ベース部16aは、例えば、板状である。ベース部16aは、支持部14の支持面14aと対向する被支持面16fを有する。被支持面16fは、例えば、支持面14aに当接する。被支持面16fの外形形状は、例えば、長方形状である。
ここで、被支持面16fの長手方向に沿う方向をα軸方向とする。被支持面16fの長手方向に対して垂直な方向をβ軸方向とする。α軸方向及びβ軸方向に対して垂直な方向をγ軸方向とする。γ軸方向は、例えば、被支持面16fに対して垂直な方向である。γ軸方向は、例えば、光軸OAに対して平行である。
レンズ本体16bは、例えば、2つの半球を連結させた形状である。レンズ本体16bを被支持面16fに対して平行な平面に投影した形状(被支持面16fに対して直交する方向に見た形状)は、例えば、8の字状である。レンズ本体16bのα軸方向の長さは、レンズ本体16bのβ軸方向の長さよりも長い。これにより、レンズ本体16bは、光源40から照射される照射光の配光を、β軸方向よりもα軸方向に長くする。レンズ本体16bの形状(レンズ16の形状)は、これに限ることなく、照射光の配光をβ軸方向よりもα軸方向に長くできる任意の形状でよい。
光源40から照射される照射光のγ軸方向(光軸方向)に見た配光特性は、例えば、実質的に円形である。レンズ本体16bは、例えば、この照射光の配光特性をα軸方向に細長い配光特性に変換する。
前述のように、図4(c)は、図2の断面と実質的に同じである。すなわち、レンズ16は、ベース部16aの長手方向をX軸方向に延在させて配置される。すなわち、α軸方向は、X軸方向と実質的に同じである。これにより、レンズ16は、照射光の配光を、中心軸CAに対して平行な方向よりも中心軸CA及び光軸OAに対して垂直な方向に長くする。レンズ16は、照射光の配光を、Z軸方向よりもX軸方向に長くする。すなわち、レンズ16は、照射光の配光を、上下方向よりも左右方向に長くする。
図5(a)及び図5(b)は、照明器具の特性の一例を表す模式図である。
図5(a)は、参考例の照明器具10refを天井に設置し、壁面WSを照らした状態を表す模式的斜視図である。
図5(b)は、本実施形態に係る照明器具10を天井に設置し、壁面WSを照らした状態を表す模式的斜視図である。
照明器具10refでは、例えば、照射光の光軸方向に見た配光特性が、実質的に円形である。
図5(a)は、参考例の照明器具10refを天井に設置し、壁面WSを照らした状態を表す模式的斜視図である。
図5(b)は、本実施形態に係る照明器具10を天井に設置し、壁面WSを照らした状態を表す模式的斜視図である。
照明器具10refでは、例えば、照射光の光軸方向に見た配光特性が、実質的に円形である。
図5(a)に表したように、複数の照明器具10refを壁面WSに対して平行に並べて壁面WSを照明する。この場合には、照度の高い領域Rihと、照度の低い領域Rilと、が生じてしまう。照度の低い領域Rilは、例えば、各照明器具10refのそれぞれの間の壁面WSと天井面CSとの境目付近に生じる。このように、照明器具10refを用いて壁面WSを照明する場合には、照度のムラが生じてしまう。こうした照度のムラは、例えば、スカラップ(貝殻状の模様の意)と呼ばれる。このため、照明器具10refでは、高い均斉度を得ることが難しい。
これに対して、本実施形態に係る照明器具10では、左右方向に広がりを持った配光の照射光を照射することができる。これにより、本実施形態に係る照明器具10では、図5(b)に表したように、壁面WSを実質的に均一に明るくすることができる。例えば、壁面WSと天井面CSとの境目付近から床面に向かう方向、及び、壁面WSの左右方向にかけて、照度のムラの少ない間接照明を行うことができる。
例えば、各照明器具10の間隔(ピッチ)を1.2m(1m以上1.5m以下)とする。照明器具10の壁面WSからの距離を60cm(30cm以上1m以下)とする。これにより、壁面WSを実質的に均一に明るくすることができる。
このように、本実施形態に係る照明器具10では、建築要素に依存することなく、天井や壁面などに取り付けるだけで、均斉度の高い間接照明が可能となる。
また、人間の目においては、壁面や天井面などで反射して届く間接光の照度の値が高いほど、空間の明るさ感が高く感じられる。このため、照明器具10を用いて壁面WSなどを明るくする。これにより、例えば、空間内の人間に実質的に同じ明るさ感を与えつつ、直接光などで室内全体を明るくする場合よりも、照明にかかる全体の消費電力を抑えることができる。このように、照明器具10では、例えば、省エネ効果を高めることもできる。
図6は、実施形態に係る別の照明器具を表す模式的断面図である。
図6に表したように、照明器具110では、支持部14が、枠体20の一端20aから枠体の外側に向かって対向面22aよりも突出した位置に、光源40の中心40cを配置する。すなわち、照明器具110では、光源40の中心40cを天井面CSよりも突出させる。これにより、例えば、照射光が、枠体20やフード18などに遮られてしまうことを、適切に抑えることができる。例えば、壁面WSと天井面CSとの境目付近まで、照射光を照射し易くすることができる。
図6に表したように、照明器具110では、支持部14が、枠体20の一端20aから枠体の外側に向かって対向面22aよりも突出した位置に、光源40の中心40cを配置する。すなわち、照明器具110では、光源40の中心40cを天井面CSよりも突出させる。これにより、例えば、照射光が、枠体20やフード18などに遮られてしまうことを、適切に抑えることができる。例えば、壁面WSと天井面CSとの境目付近まで、照射光を照射し易くすることができる。
照明器具110では、例えば、光源40の全体を対向面22aよりも突出させる。これにより、照射光が、枠体20やフード18などに遮られてしまうことを、より適切に抑えることができる。例えば、壁面WSと天井面CSとの境目付近まで、照射光をより照射し易くすることができる。
また、照明器具110では、光源40の下方の端部40t(本体部12と反対側を向く端部)の対向面22aからの突出量を、フード18の下方の端部18tの対向面22aからの突出量以下にする。すなわち、光源40の端部40tが、フード18の端部18tよりも突出しないようにする。これにより、例えば、光源40の中心40cを対向面22aよりも突出させた場合にも、後方の人に与えるグレアを抑制することができる。
上記実施形態では、レンズ16を配光制御部として示している。配光制御部は、レンズ16に限ることなく、例えば、プリズムや反射板などでもよい。配光制御部は、照射光の配光を、中心軸CAに対して平行な方向よりも中心軸CA及び光軸OAに対して垂直な方向に長くできる任意の部材でよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、10ref、110…照明器具、12…本体部、14、支持部、16…レンズ(配光制御部)、18…フード、20…枠体、20a…一端、20b…他端、22…フランジ部、22a…対向面、24…天板、26…取付金具、28…V字バネ、30…バネ取付部、32…係合部、40…光源、40c…中心、42…放熱板、44…反射板、50…カバー
Claims (3)
- 筒状の枠体と、
前記枠体の一端に設けられ、前記枠体の中心軸に対して垂直な方向において前記枠体の外側に突出し、取り付け時に取付対象の取付面と対向する対向面を有するフランジ部と、
を含む本体部と、
前記枠体に挿通された状態で前記枠体に支持され、前記中心軸に対して光軸を傾斜させた状態で光源を支持し、前記光源から照射される照射光を前記枠体の前記一端側から出射させ、かつ前記照射光の照射される方向に対して反対の方向に前記中心軸から離間した位置に前記光源の中心を配置する支持部と、
前記照射光の配光を、前記中心軸に対して平行な方向よりも前記中心軸及び前記光軸に対して垂直な方向に長くする配光制御部と、
前記本体部に設けられ、前記枠体の前記一端から前記枠体の外側に向かって前記対向面よりも突出し、前記中心軸に対して垂直で前記中心軸から前記光源の前記中心に向かう方向への前記照射光の広がりを抑制するフードと、
を備えた照明器具。 - 前記支持部は、前記枠体の内部に前記光源を配置する請求項1記載の照明器具。
- 前記支持部は、前記枠体の前記一端から前記枠体の外側に向かって前記対向面よりも突出した位置に前記光源の中心を配置する請求項1記載の照明器具。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2013042357A JP2014170688A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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|---|---|
| JP2014170688A true JP2014170688A (ja) | 2014-09-18 |
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ID=51692926
Family Applications (1)
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| JP2013042357A Pending JP2014170688A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 照明器具 |
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| JP (1) | JP2014170688A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018092896A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | 株式会社アイ・ライティング・システム | 照明器具 |
| JP2019086723A (ja) * | 2017-11-09 | 2019-06-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光学部材及び照明器具 |
| JP2020017402A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | 鹿島建設株式会社 | 間接照明システム及びled照明装置 |
-
2013
- 2013-03-04 JP JP2013042357A patent/JP2014170688A/ja active Pending
Cited By (6)
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| JP6993139B2 (ja) | 2016-12-02 | 2022-02-04 | 株式会社アイ・ライティング・システム | 照明器具 |
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