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JP2014169508A - ゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

ゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤ Download PDF

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JP2014169508A JP2013040334A JP2013040334A JP2014169508A JP 2014169508 A JP2014169508 A JP 2014169508A JP 2013040334 A JP2013040334 A JP 2013040334A JP 2013040334 A JP2013040334 A JP 2013040334A JP 2014169508 A JP2014169508 A JP 2014169508A
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Abstract

【課題】トリートのカールを抑制することができるゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】M本のコアフィラメント1からなるコアと、コアの周囲に撚り合わされたN本のシースフィラメン2と、からなるゴム物品補強用金属コードである。コアフィラメント1の径をd1、シースフィラメント2の径をd2としたとき、d1>d2であり、コアフィラメント1の平均型付け率をH1、シースフィラメント2の平均型付け率をH2としたとき、H1<H2であり、かつ、シースフィラメント2が合金からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤ(以下、単にそれぞれ「金属コード」および「タイヤ」とも称する)に関し、詳しくは、トリートにカールを生じさせることのないゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤに関する。
近年、タイヤにおいて、環境性能の重要性が増しており、スチールコードを補強部材として用いるゴム物品やタイヤにおいては軽量化のニーズが高まっている。このような状況の中、タイヤの軽量化や耐久性の向上に関して、多くの提案がなされている。例えば、タイヤの補強材であるベルトは、通常、ゴム−スチールコード複合体(以下、トリート)からなるが、タイヤを軽量化するために、M(M=2〜5)+N(N=1〜3)構造でかつ、フィラメント本数がM≧Nのスチールコードが提案されている。
通常、トリートは、複数本のスチールコードが並行に引き揃え、この上下にゴムシートを配置し、その後、このゴムシートを圧着してスチールコードをゴム中に埋設することにより製造される。しかしながら、M+N構造のスチールコードが埋設されてなるトリートは、才断工程にて裁断されるとカールしてしまい、タイヤの生産性が悪化してしまうという問題を有している。トリートがカールしてしまうという問題の対策として、例えば、特許文献1では、1+N構造のスチールコードにおいて、コアフィラメントとシースフィラメントの径比、コアフィラメントの引張強さtとシースフィラメントの引張強さTの比を所定の範囲とする技術が提案されている。
特開平9−31874号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、1+N構造のスチールコードを用いたトリートにおいては有効であるが、コアフィラメントが2本以上のM+N構造のスチールコードを用いたトリートのカールの発生を抑制するものではない。このように、トリートのカール防止に関しては、これまで十分に検討がされていないというのが現状である。
そこで、本発明の目的は、トリートにカールを生じさせることのないゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解消するために鋭意検討した結果、M+N構造の金属コードにおいては、コアフィラメントおよびシースフィラメントの線径および型付け率がトリートのカールに大きく寄与していることを見出した。かかる知見を基に、本発明者はさらに鋭意検討した結果、コアフィラメントおよびシースフィラメントの線径および型付け率がトリートのカールを生じさせやすい範囲であっても、コアフィラメントおよびシースフィラメントの材質を所定のものとすることで、上記課題を解消することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のゴム物品補強用金属コードは、M本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN本のシースフィラメンと、からなるゴム物品補強用金属コードにおいて、
前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、
前記コアフィラメントの平均型付け率をH1、前記シースフィラメントの平均型付け率をH2としたとき、H1<H2であり、かつ、
前記シースフィラメントが合金からなることを特徴とするものである。
本発明の金属コードにおいては、前記コアフィラメントはスチールフィラメントであり、前記シースフィラメントは、Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Si合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、およびNi−Al合金からなる群から選ばれる1種の双晶型の制振合金からなる合金フィラメントであることが好ましい。さらに、本発明においては、2本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN(2≦N≦4)本のシースフィラメンと、からなることが好ましい。さらにまた、本発明においては、前記シースフィラメントの本数は3本であることが好ましい。
また、本発明の空気入りラジアルタイヤは、左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、上記本発明のゴム物品補強用金属コードがコーティングゴム中に埋設されてなるものであることを特徴とするものである。
本発明によれば、トリートにカールを生じさせることのないゴム物品補強用金属コードおよびそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供することができる。
本発明の一好適な実施の形態に係る金属コードの断面図である。 フィラメントの振幅を示す説明図である。 トリートの部分断面図であり。 金属コードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。 本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一好適な実施の形態に係る金属コードの断面図である。本発明の金属コード10は、M本、好適には2本のコアフィラメント1を撚り合せることなく並列して配置されたコアと、コアの周囲に撚り合わされたN本、好適には2〜4本、特に好適には3本のシースフィラメント3と、からなる。本発明の金属コード10は、コアフィラメント1の径d1とシースフィラメント2の径d2とが、d1>d2の関係を満足し、コアフィラメント1の平均型付け率H1、シースフィラメント2の平均型付け率H2とが、H1<H2の関係を満足し、かつ、シースフィラメント2は合金からなる。
一般に、M+N構造の金属コードは、生産性の観点からバンチャータイプの撚線機で製造されているが、バンチャータイプの撚線機を用いて製造される金属コードにおいては、金属フィラメントに捻じりが加わえられている。M+N構造の金属コ−ドの場合、コアフィラメント1とシースフィラメント2には逆向きのト−ション(捻じれ)が発生する。
後述するが、M+N構造の金属コードにおいては、d1=d2の場合と比較して、d2をd1より小さくした場合、すなわち、d1>d2とすることで、トリートを薄ゲージ化することができ、タイヤの軽量化を図ることができる。しかしながら、d2をd1よりも小さくすると、d1=d2の場合と比較して、金属コードは塑性域が広がる結果、シースフィラメント2のトーションが大きくなってしまう。
また、本発明の金属コードは、コアフィラメント1の平均型付け率をH1、シースフィラメント2の平均型付け率をH2としたとき、H1<H2の関係を満たす際に最も効果を発揮する。本発明の金属コードにおいてH1<H2としたのは、H1<H2の場合に、トリートのカールの発生が顕著だからである。ここで、コアフィラメント1およびシースフィラメント2の平均型付け率H(%)とは、フィラメントの振幅Aの平均をAave.としたとき、下記式、
平均型付け率H(%)=Aave./(2×d1+d2)×100
にて定義される。振幅Aの平均であるAave.は、金属コードを解した後、フィラメントにおける振幅を測定し、その最大値A1と最小値A2の平均を意味する。なお、図2はフィラメントの振幅を示す説明図である。以下、H1およびH2とトリートカールの関係を図3を用いて説明する。
図3は、トリートの部分断面図である。図3に示すように、コアフィラメント1の平均型付け率H1(%)が小さい場合、コアフィラメント1はトリートの略中心に位置し、ほとんど移動しないため、コアフィラメント1はスチールコードの上下に配置された被覆ゴム3a、3bと接触することはなく、シースフィラメント2のみが被覆ゴム3a、3bと接触している状態となる。このような状態においては、シースフィラメント2は被覆ゴム3a、3bにより、トーションによる回転が抑制されるが、コアフィラメント1は被覆ゴム3a、3bとの接触がないため、トリートの才断時にコアフィラメント1のトーションに起因する回転が生じ、これにより、トリートにカールが発生する。このように、M+N構造の金属コードのうち、d1>d2であり、かつ、H1<H2の条件を満足する金属コードを用いたトリートは、特にカールしやすい。
そこで、本発明の金属コードは、このような金属コードにおいて、シースフィラメントとして合金からなるフィラメントを用いている。合金からなるフィラメントは、スチールフィラメントよりも塑性変形しやすいため、d1>d2、およびH1<H2の関係を満足する金属コードを用いたトリートであっても、カールを防止することができる。特に、d1/d2の値が1.2〜2.0、H1/H2の値が0〜0.70である場合に有効である。また、合金製のフィラメントは、スチールフィラメントよりも制振性、静音性に優れているため、本発明の金属コードを用いたトリートをタイヤのベルトに適用することによって、走行中の振動ノイズを低減させることができる。
本発明の金属コードにおいては、コアフィラメントはスチールフィラメントであることが好ましい。コアフィラメントとしてスチールコードを用いることで、本発明の金属コードをタイヤの補強材に用いた場合でも、タイヤ強度を十分に確保することができる。より好適には、引張り強さが2700N/mm以上のスチールフィラメントである。高い抗張力を有するスチールフィラメントとしては、少なくとも0.72質量%、特には少なくとも0.82質量%の炭素を含有するものを、特に好適に用いることができる。
また、本発明の金属コードにおいては、シースフィラメントは合金からなるが、その合金としては、Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Si合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、およびNi−Al合金からなる群から選ばれる1種の双晶型の制振合金であることが好ましい。特に、ゴム中に存在する硫黄(S)との架橋反応により強固な接着性が得られるCu系の合金がより好ましく、Cu−Al−Mn合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Si合金が好適である。
本発明の金属コードを用いたトリートを乗用車用タイヤのベルト層に用いる場合は、コアフィラメント1の径d1は0.16〜0.32mmであり、かつ、シースフィラメント2の径d2は0.12〜0.29mmであることが好ましい。各フィラメントの径が上記範囲を超えると、本発明の金属コードをベルトの補強材として用いたとしても、十分な軽量効果が得られない場合がある。一方、各フィラメントの径が上記範囲未満であると、ベルト強度不足の懸念がある。
本発明の金属コードにおいては、シースフィラメントの撚り方向、撚りピッチ等の条件については、特に制約されるものではなく、常法に従い適宜構成することが可能である。また、トリートのカールの抑制や静音性の抑制の観点からいえば、金属コードを構成するすべてのフィラメントを合金からなるフィラメントにすることも考えられるが、合金はスチール対比、強力発揮率が低いため、タイヤ強度を十分に確保することができない。さらに、コアフィラメントを合金からなるフィラメントとし、シースフィラメントをスチールフィラメントとすると、コアフィラメントとシースフィラメントの塑性域の差がさらに広がり、トーション差が大きくなってしまう。
なお、先述したとおり、M+N構造の金属コードにおいて、d1<d2とすることで、d1=d2の場合と比較して、タイヤの軽量化効果も得ることができる。以下、かかる点について説明する。図4(a)〜(c)は、金属コードの短径の比較図であり、(a)はd1=d2の場合、(b)および(c)はd1>d2の場合を表す。図示するように、M+N構造(図示例においては2+3構造)の金属コード10の短径はシースフィラメント2の径に支配されている。したがって、シースフィラメント2の径d2をコアフィラメント1の径d1よりも小さくすることにより、金属コードの短径を小さくすることができる。したがって、本発明の金属コードを、例えば、タイヤを構成するベルトの第1ベルト層および第2ベルト層の補強材に適用すれば、第1ベルト層の金属コードと第2ベルト層の金属コードとの距離を保ちつつ、ベルト層の厚みを薄くすることができる。これにより、BESに対する耐性である、いわゆる耐BES性を低下させることなく、ベルトの軽量化が可能となる。同時に、金属の使用量を減らすことができるため、さらにタイヤの軽量化を図ることができる。なお、本発明のスチールコードにおいては、トリートカールの低減とコード性状安定性の効果を得つつ、軽量性とベルト強度を確保するため、d1/d2の値は、1.2〜2.0とすることが好ましい。
次に、本発明の空気入りラジアルタイヤについて説明する。
図5に、本発明の空気入りラジアルタイヤの一好適例の片側断面図を示す。図示するタイヤは、カーカスのクラウン領域に配設されて接地部を形成するトレッド部11と、トレッド部11の両側部に連続してタイヤ半径方向内方へ延びる一対のサイドウォール部12と、各サイドウォール部12の内周側に連続するビード部13とを備えている。また、一方のビード部13から他方のビード部13にわたってトロイド状に延びる一枚のカーカス層からなるカーカス14が配設されており、カーカス14のクラウン領域のタイヤ径方向外側は、少なくとも2層、図示する例では2層の第1ベルト層15aと第2ベルト層15bとからなるベルトにより補強されている。ここで、カーカス14のカーカス層は複数枚としてもよく、タイヤ周方向に対してほぼ直交する方向、例えば、70〜90°の角度で延びる有機繊維コードを好適に用いることができる。
本発明のタイヤにおいては、第1ベルト層15a、第2ベルト層15bがともに、上記本発明の金属コードを用いたトリートからなる。本発明の金属コード10を用いたトリートは、カールが生じないため、タイヤ製造時の作業性に優れている。また、シースフィラメントとして合金を用いているため、振動ノイズを低減させることができる。また、本発明の金属コードを用いることにより、第1ベルト層15aの金属コードと第2ベルト層15bの金属コードの距離を保ちつつ、ベルト層の厚みを薄くすることができる。これにより、耐BES性を低下させることなく、ベルトの軽量化が可能となる。また、金属の使用量を減らすことができるため、さらにタイヤの軽量化を図ることができる。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、ベルトの構造が上記要件を満足するものであれば、それ以外の具体的なタイヤ構造については、特に制限されるものではない。また、本発明の空気入りラジアルタイヤは、乗用車用タイヤに好適に用いることができる。なお、タイヤに充填する気体としては、通常のあるいは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
以下、本発明を、実施例を用いてより詳細に説明する。
<実施例1〜4、従来例および比較例1、2>
下記表1に示す構造の金属コードを、バンチャー撚線機で製造した。この際、金属コード全体としてのトーションが0となるようにした。得られた金属コードの多数本を、同表に示す打込み数となるように複数本並行に引き揃えて、上下から未加硫ゴムを被覆してトリートを作製した。なお、トリートの厚みは1.20mmとした。得られたトリートにつき、下記手順に従い、トリートカール性つき評価した。なお、シースフィラメントのトーションは、JIS G 3510のスチールタイヤコード試験方法に準拠して求めた。
また、得られたトリートをベルト層に適用して、タイヤサイズ195/65R15のタイヤを作製した。作製したタイヤは、3枚のベルト層を有し、第1ベルト層と第2ベルト層に上記トリートを適用した。金属コードの打込み角度はタイヤ周方向に対して±26°とした。また、最外層ベルト層として、タイヤ周方向に実質的に平行に配置された、有機繊維コードのゴム引き層からなる周方向ベルトを配置した。
<トリートカール性>
得られた各トリートを才断し、トリートに浮き上がりが生じるかについて観察した。結果は、従来例を基準として、同程度であれば○、劣る場合を×とした。得られた結果を表1に併記する。
<車外騒音>
得られた各タイヤを、JATMA規格に定める標準リムに装着後、JATMA YEAR BOOKにおける最大負荷能力に対応する内圧を充填し、乗用車に装着した。その後、自動車規格JASO Z101−83にて定められた車外騒音試験法に準拠して試験を行った。速度は60km/hとした。全体の騒音を測定し、従来例のタイヤからの低減量を表1に併記する。また、評価として、従来例のタイヤよりも優れている場合を○、同等以下の場合を×とした。
<総合評価>
トリートカール性および車外騒音の評価において、×がないものを○、×があるものを×とした。
Figure 2014169508
表1より本発明のゴム物品補強用金属コードは、トリートのカールが生じず、また、これをベルト層に適用した場合、騒音も低減できていることがわかる。
1 コアフィラメント、 2 シースフィラメント、 3a、3b 被覆ゴム、 10 金属コード、 11 トレッド部、 12 サイドウォール部、 13 ビード部、 14 カーカス、 15a 第1ベルト層、 15b 第2ベルト層

Claims (5)

  1. M本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN本のシースフィラメンと、からなるゴム物品補強用金属コードにおいて、
    前記コアフィラメントの径をd1、前記シースフィラメントの径をd2としたとき、d1>d2であり、
    前記コアフィラメントの平均型付け率をH1、前記シースフィラメントの平均型付け率をH2としたとき、H1<H2であり、かつ、
    前記シースフィラメントが合金からなることを特徴とするゴム物品補強用金属コード。
  2. 前記コアフィラメントがスチールフィラメントであり、前記シースフィラメントが、Cu−Al−Mn合金、Mg−Zr合金、Mn−Cu合金、Mn−Cu−Ni−Fe合金、Cu−Al−Ni合金、Ti−Ni合金、Al−Zn合金、Cu−Zn−Al合金、Mg合金、Cu−Si合金、Fe−Cr−Ni−Mn−Si−Co合金、およびNi−Al合金からなる群から選ばれる1種の双晶型の制振合金からなる合金フィラメントである請求項1記載のゴム物品補強用金属コード。
  3. 2本のコアフィラメントからなるコアと、該コアの周囲に撚り合わされたN(2≦N≦4)本のシースフィラメンと、からなる請求項1または2記載のゴム物品補強用金属コード。
  4. 前記シースフィラメントの本数が3本である請求項1〜3のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用金属コード。
  5. 左右一対のビードコア間にわたりトロイド状をなして跨る少なくとも1枚のカーカス層からなるカーカスと、該カーカスのクラウン領域のタイヤ径方向外側に配設されて接地部を形成するトレッド部と、該トレッド部と前記カーカスのクラウン領域との間に配置されて補強部を形成する、少なくとも2枚のベルト層からなるベルトとを備える空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルトの1層目の第1ベルト層と2層目の第2ベルト層とがともに、請求項1〜4のうちいずれか一項記載のゴム物品補強用金属コードがコーティングゴム中に埋設されてなるものであることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
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